JP2008108681A - 除電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化を抑制しつつ対向電極部分の補強が可能な除電装置を提供する。
【解決手段】1対の正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32を囲むように切り欠き部16Aが形成された絶縁基板16をカバー13に設けて、この絶縁基板16上に対向電極としての導体パターン17を形成するようにした。このような構成であれば、対向電極としての導体パターン17と放電針31,32との距離はr1以上とし、絶縁基板16と放電針31,32との距離はr1より短くすることができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、除電装置に関し、特に、対向電極部分の構造に関する。
下記特許文献1には、放電針でのコロナ放電によって生成したイオンを外部に放出するためのイオン放出口が開口形成され、上記放電針の前方に配置された導電性のカバーを、接地して当該カバーを対向電極として使用する除電装置が開示されている。
特開2005−142131公報
ところで、放電針でコロナ放電を安定して発生させるためには、放電針から所定の距離だけ離れた位置に対向電極を配置する必要がある。特許文献1の除電装置では、カバーが対向電極しての役割も果たすため、そこに開口形成されたイオン放出口を、上記所定の距離に応じた大きさにする必要があり、それに応じてイオン放出口とカバーの側端面との間隔が小さくなり、その分だけカバーの強度が低下する。一方、これを回避するためにイオン放出口とカバーの側端面との間隔を大きすれば、その分だけカバー、ひいては帯電装置全体の大型化を招く結果となる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、装置の大型化を抑制しつつ対向電極部分の補強が可能な除電装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る除電装置は、電圧が印加されることでコロナ放電を発生してイオンを生成する放電針と、前記放電針から発生したイオンを外部に放出するためのイオン放出口が開口形成された絶縁部材と、前記絶縁部材上において前記イオン放出口よりも外側であって前記放電針の針先から所定距離離された位置に形成された対向電極とを備え、前記絶縁部材は、絶縁基板であって、前記対向電極が前記絶縁基板上に形成されグランドラインに直接または間接的に接続される導体パターンで構成されている。
第2の発明は、第1の発明の除電装置において、前記イオン放出口は、前記放電針の針先近傍を囲む位置に配され、前記導体パターンは、当該イオン放出口の周囲を覆う形状に形成されている。
第3の発明は、第1または第2の発明の除電装置において、前記放電針は一列状に配列された複数の放電針であって、前記絶縁基板は、所定数単位ごとの前記放電針に対応して複数設けられ、かつ、互いの導体パターン同士が信号線を介して電気的に接続されている。
第4の発明は、第3の発明の除電装置において、前記複数の絶縁基板の導体パターン同士を接続する信号線のいずれかがグランドラインに接続される。
第5の発明は、第4の発明の除電装置において、前記複数の放電針は、正極性の電圧が印加されて正イオンを生成する正極性放電針と、負極性の電圧が印加されて負イオンを生成する負極性放電針と、をそれぞれ複数備えてなり、前記導体パターンは、前記正極性放電針と前記負極性放電針とで別々に対応して設けられ、前記信号線は、前記正極性放電針に対応する導体パターン同士を接続する第1信号線と、前記負極性放電針に対応する導体パターン同士を接続する第2信号線とを備えて構成され、前記第1信号線を介してグランドラインに流れる電流に応じた測定信号を出力する第1電流測定部と、前記第2信号線を介してグランドラインに流れる電流に応じた測定信号を出力する第2電流測定部と、前記第1電流測定部からの前記測定信号に基づき前記正極性放電針における放電異常の有無を検出し、前記第2電流測定部からの前記測定信号に基づき前記負極性放電針における放電異常の有無を検出する放電異常検出部とを備える。
第6の発明は、請求項5に記載の除電装置において、前記正極性放電針に対応する複数の導体パターンは、それぞれに対応して設けられた各スイッチ素子を介して前記第1信号線に接続され、前記負極性放電針に対応する複数の導体パターンは、それぞれに対応して設けられた各スイッチ素子を介して前記第2信号線に接続されている。
第7の発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の除電装置において、前記イオン放出口は、互いに近接する1対の前記正極性放電針及び前記負極性放電針ごとに対応して設けられ、前記イオン放出口の中心側へ向けて空気を供給する空気供給部が設けられている。
<第1の発明>
本発明によれば、対向電極が、絶縁部材上においてイオン放出口の周囲に形成されている。対向電極部分は、安定したコロナ放電を実現するために放電針との距離(所定距離)をある程度確保する必要があるが、絶縁部材は、対向電極よりも放電針に近接配置できる。従って、イオン放出口をある程度小さくすることで装置全体の大型化を抑制しつつ絶縁部材によって対向電極部分の補強をすることができる。しかも、絶縁基板上に導体パターンを形成することで、絶縁部材によってを補強された対向電極を容易に製造できる。
<第2の発明>
本発明によれば、コロナ放電の安定化を図ることができる。
<第3の発明>
本発明によれば、各絶縁基板同士が信号線(例えば熱収縮自在な信号線や、ワイヤのように撓み変形可能な信号線)によって接続されているから、本体ケースと絶縁基板との熱膨張差による影響を抑制できる。更に、たとえば複数の放電針及び複数の絶縁基板を、樹脂製の本体ケースに配置する構成とすれば、本体ケースと絶縁基板とは樹脂製であるから、熱膨張差はほとんどなく、放電針と対向電極との位置ずれを抑制できる。
<第4の発明>
本発明によれば、各絶縁基板ごとにグランド接地する必要がなくなる。
<第5の発明>
例えば正極性放電針と負極性放電針とで共通の導体パターンを対向電極として使用する構成では、例えば正イオンの生成量と負イオンの生成量とが共に減少や増加するとき、互いの電荷が相殺しあいイオンの生成量変化が導体パターンに流れる電流に反映され難く、放電異常の有無を検知することができないおそれがある。そこで、本構成では、正極性放電針と負極性放電針とで別々の導体パターンを対向電極とし、各極性に対応する導体パターンごとに流れる電流に基づき放電異常の有無を個別に検知する。これにより、正極性の放電異常と負極性の放電異常とをそれぞれ正確に検知することができる。
<第6の発明>
各スイッチ素子を開閉動作させることで所定数単位ごとの導体パターンを信号線に接続し、この信号線に流れる電流に基づき所定数単位ごとの放電針に対する放電異常の有無を検出できる。
<第7の発明>
本発明によれば、1対の前記正極性放電針及び前記負極性放電針に対応して設けられたイオン放出口の中心側に向けて空気供給部からの空気流が供給される。従って、各放電針で生成した正イオンと負イオンとを上記空気流に巻き込みつつ混ぜるようにしてイオン放出口から放出させることができ、これにより、除電対象物を均一に除電することが可能となる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1〜図9を参照しつつ説明する。
1.除電装置の構成
本実施形態の除電装置10は、正の高電圧が印加される放電針30と負の高電圧が印加される放電針30とを備えた、いわゆる直流電圧印加タイプのものである。具体的には、図1,2に示すように、除電装置10は、図示しない除電対象物(例えば製造ラインで搬送される回路チップなど)の上方に配される棒状、より具体的には角筒状の本体ケース11を備え、当該本体ケース11内にその長手方向(各図でx方向)に沿って一列状に複数本(本実施形態では、12本)の放電針30が配列されている。各放電針30に高電圧を印加することでコロナ放電を発生させ、これにより生成された正負のイオンが、各放電針30の近傍に形成された各イオン放出口15を介して上記除電対象物に吹き付けられて除電が行われる。
本実施形態では、後述するように正極性の高電圧が印加されて正イオンを生成させる正イオン用放電針31と、負極性の高電圧が印加されて負イオンを生成させる負イオン用放電針32とが交互に位置するようにして全12本の放電針30が配列されている。互いに隣り合う1対の正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32は、共通のホルダ40によって保持され、このホルダ40が本体ケース11から各図y方向に沿って個別に着脱できるようになっている(図1参照)。
(1)本体ケース
本体ケース11は、一側面側及び長手方向の両端部が開放した長箱形のベース部12と、そのベース部12と対向する一側面側及び長手方向の両端部が開放した長箱形のカバー13と、ベース部12及びカバー13を組み付けた状態でそれらの両端部を塞ぐように固着される1対のキャップ14とから構成されている。ベース部12、カバー13及びキャップ14は、いずれも樹脂製であって、特にカバー13は、例えば導電性樹脂(例えばポリカーボネート)で形成されている。
a.カバー
カバー13のうち開放した側とは反対側の側壁13Aには、その長手方向xに沿って複数個(本実施形態では、6個)のイオン放出口15が所定間隔を隔てて開口形成されている。各イオン放出口15は、本体ケース11の長手方向xに沿って長く延びた長孔とされている。従って、この側壁13Aが「第1側壁」の一例であり、除電装置10の使用時には、この側壁13Aの表面が除電対象物側に向けられる除電面とされる。また、図3に示すように、側壁13Aの裏面側には、各イオン放出口15に対応して複数枚(本実施形態では6枚)の絶縁部材としての絶縁基板16が配されている。具体的には、各絶縁基板16は、全体として長手方向xに長く延びた長方形をなし、各イオン放出口15の一部分(略3分の2)に沿ったC字形の切り欠き部16Aが形成されている。
そして、各絶縁基板16には、上記側壁13A裏面と対向する面側に、導体パターン17が形成されている。この導体パターン17については後で詳説する。各絶縁基板16には、その長手方向xの両端側に貫通孔が形成されており、この貫通孔を通してネジ18がカバー13のネジ孔13Eに螺合されることで、各絶縁基板16がカバー13の裏側に固定されている。また、互いに隣り合う絶縁基板16同士は、熱収縮自在の信号ケーブル19(例えば架橋ポリエチレン)を介して互いに導体パターン17同士が電気的に接続されている。そして、例えば長手方向xの一方端に位置する絶縁基板16の導体パターンが図示しないグランド線に電気的に接続され、これにより全ての絶縁基板16上の導体パターンがグランドレベルに接地されることになり、各導体パターン17が「対向電極」としての役割を果たす。
また、カバー13において、上記側壁13Aを挟む1対の側壁13B、13Cのうち一方の側壁13Bは、断面L字形とされ、上記側壁13Aより一段下がった段差部13Dが形成されており、この側壁13Aと段差部13Dとを繋ぐ側壁部分に、図4に示すように、ホルダ40の着脱を行うための複数(本実施形態では6個)のホルダ取り外し口20が開口形成されている。より具体的には、ホルダ取り外し口20は、全体として横長の矩形状をなし、両端よりやや内側のそれぞれの位置に側壁13A側に突出した部分(以下、「突出部分20A」という)を有する。ホルダ40の着脱時には、当該ホルダ40から突出した1対の正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32の針先が、各突出部分20Aを通過することになる。
b.ベース部
図5は、カバー13及び後述する放電針ユニット41を取り外した状態を示す除電装置の斜視図である。図2に示すように、ベース部12の底部には、長手方向xに伸びる空洞部21が設けられており、ここに一方のキャップ14に開口形成された供給口22を介して外部から空気流が送られる。そして、この空洞部21と上方空間とを仕切る仕切り壁23の上に次述する放電針ユニット41が設けられる。なお、仕切り壁23には、ホルダ装着部材42を固定するためのリベット55が通される挿通孔23Aと、空気流供給部53に連通する連通孔23Bが貫通形成されている。
(2)放電針ユニット
図6は、ホルダ40がホルダ装着部材42に装着された状態を示す放電ユニット41の斜視図であり、図7,8は、ホルダ40がホルダ装着部材42から取り外された状態を示す放電ユニット41の斜視図である。
a.ホルダ
各ホルダ40は、上述したように1対の正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32を保持する。各ホルダ40は、先端部に放電針31,32をそれぞれ保持する突出部43,43の基端側が連結部44によって連結されると共に、各突出部43,43の先端側から折り返すようにアーム部45,45が延設され、各アーム部45,45の各先端に摘み部46,46がそれぞれ設けられている。これらの1対の摘み部46,46の間に、隙間を介して連結部44が介在し、これらの連結部44及び摘み部46は、図1に示すように、ホルダ40を本体ケース11に装着した状態で外部に露出して除電装置10の外面の一部を構成する。各アーム部45のうち撓み部46寄りの位置には、外側に突出した係止爪部47が一体的に形成されている。
両摘み部46,46には、人の指先が挿入可能な窪み部46Aが形成されており、ここに例えば親指と人差し指とを挿入して挟み込むと、両アーム部45,45が内側に撓み変形して上記両係止爪部47,47の距離が狭まるようになっている。なお、ホルダ40は、例えば放電針31,32を保持した状態で金型内に樹脂を流し込んで一体的に樹脂成形されたものであり、放電針31,32は、その針先が上方(長手方向x及び装着方向yに直交する方向)に突出するとともに、基端部が下方に突出した状態で埋設されている。
b.ホルダ装着部材
ホルダ装着部材42は、本体ケース11内において上記区画壁23上に固定される。ホルダ装着部材42は、上記区画壁23に装着される装着部50の両端側からそれぞれホルダ係止部51,51が延設され、両係止部51,51には、互いの対向側に、上記ホルダ40の各アーム部45が挿入される挿入溝51A,51Aが形成されている。そして、各挿入溝51A内には、上記アーム部51の係止爪部47と係合する係合孔52(「被係合部」の一例)が貫通形成されている。
また、両係止部51,51の間には、空気流供給部53が装着部50を貫通した状態で設けられている。より具体的には、空気流供給部53は、円筒形をなし、本実施形態では、各放電針30ごとに1本ずつ設けられ、長手方向xに沿って配列されている。この空気流供給部53の下側には、Oリング54が環着され、装着部50を例えばリベット55,55にて区画壁23に固定することで、Oリング54により密閉性が保たれた状態で、空気流供給部53が空洞部21に連通する(図2参照)。そして、空洞部21内に供給された空気流は、空気流供給部53を介して各放電針30の近傍を通過しつつ、当該放電針30にて生成されたイオンをイオン放出口15から外部に放出させる役割を果たす。
また、本体ケース11内には、上記装着部50を挟んで長手方向xに伸びる1対の電源線L1、L2が設けられている。このうち一方の電源線L1は、正極性の高電圧を正イオン用放電針31に印加する電源線であり、この電源線L1が、正イオン用放電針31の基端部と接触する接触端子としての板バネ56と電気的に接続されている。他方の電源線L2は、負極性の高電圧を負イオン用放電針32に印加する電源線であり、この電源線L2が、負イオン用放電針32の基端部と接触する接触端子としての板バネ57と電気的に接続されている。
(3)導体パターン
ホルダ40を本体ケース11に装着するには、図1に示すように、両摘み部46,46を指で挟み込みつつホルダ40を着脱方向yに沿ってホルダ取り外し口20を介して挿入する。このとき、両アーム部45,45が両係止部51,51の挿入溝51Aに沿ってそれぞれ本体ケース11の奥側まで案内される。その後、指を離すことで、両アーム部45,45が復元変形し、各係止爪部47が各係合孔52に係合し、これにより、ホルダ40が本体ケース内に位置決め固定される。このとき、正イオン用放電針31は板バネ56を弾性変形させつつ当該板バネ56と接触し、負イオン用放電針32は板バネ57を弾性変形させつつ当該板バネ57と接触する。これにより、放電針31,32と、板バネ56,57との電気的接続を確実なものとすることができる。
図9は、ホルダ40を本体ケース11に装着した状態における、放電針31,32、絶縁基板16及び導体パターン17の位置関係を説明するための模式図である。対向電極は、放電針30でのコロナ放電を安定に発生させる役割を果たすが、このためには、放電針30の針先から少なくとも所定距離r1だけ離れた位置に対向電極を設ける必要がある。その一方で、除電装置10の小型化を要請が強く、対向電極の大きさにも制約がある。そうすると、例えば対向電極を板金で構成した場合、放電針30の針先との距離を確保しつつ小型化を図った場合には、板金の一部が極めて細くなり強度に欠ける結果となる。
これに対して、本実施形態では、図9に示すように、1対の正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32を囲むように切り欠き部16Aが形成された絶縁基板16(回路基板として使用されるもの)をカバー13に設けて、この絶縁基板16上に対向電極としての導体パターン17を形成するようにした。このような構成であれば、対向電極としての導体パターン17と放電針31,32との距離はr1以上とし、絶縁基板16と放電針31,32との距離はr1より短くすることができる。つまり、細くせざるを得ない導体パターン17を、それよりも太くできる絶縁基板16上に形成し、この絶縁基板16によって導体パターン17を補強することができる。
また、例えばメンテナンスのために、特定のホルダ40を取り外すためには、両摘み部46,46を指で挟み込む。これにより、両アーム部45,45が内側に撓み変形し、各係止爪部47と各係合孔52との係合状態を解除できる。従って、ホルダ40を着脱方向yに沿って本体ケース11から取り外すことができる。
2.本実施形態の効果
(1)本実施形態では、正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32を1対ずつ各ホルダ40に保持させ、このホルダ40が放電針40の並び方向(長手方向x)に直交する方向(装着方向y)に沿って着脱できる。従って、特定の放電針30だけを個別に取り外してメンテナンス作業を行うことができる。また、対向電極としての導体パターン17を本体ケース11側においてイオン放出口15の近傍に設けて、ホルダ40をイオン放出口15側とは別に、側壁13B側に設けたホルダ取り外し口20を介して着脱する構成である。従って、イオン放出口20はホルダ40を通すほどの大きさにする必要は必ずしもない。
(2)また、各ホルダ40は、1対の正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32を、針先から基端部まで略等間隔になるように互いに平行姿勢で保持する。従って、針先から基端部まで両放電針31,32間のリーク電流をなるべく抑制することができる。しかも、正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32は、ホルダ40から突出した各突出部43,43先端側にて保持されている。従って、両放電針31,32間の沿面距離(一方の放電針31からホルダ40を伝わって他方の放電針32に流れる電流の経路の距離)をなるべく長く稼ぐようにして、リーク電流の更なる抑制が図られている。
(3)更に、ホルダ40の着脱に際し、作業者が把持する摘み部46,46は、放電針31,32を保持する側とは反対側に設けられ、しかも、装着時においても本体ケース11から露出している。従って、放電針31,32に触れることを抑制しつつ、比較的簡単にホルダ40の着脱ができる。
(4)1対の正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32を囲むように切り欠き部16Aが形成された絶縁基板16をカバー13に設けて、この絶縁基板16上に導体パターン17を形成するようにした。これにより、細くせざるを得ない導体パターン17を、それよりも太くできる絶縁基板16上に形成し、この絶縁基板16によって導体パターン17を補強することができる。
(5)本体ケース11と絶縁基板16とは樹脂製であり、熱膨張差がそれほどない。しかも、対向電極自体は本体ケース11や絶縁基板16とは熱膨張率が異なる導電性部材であるものの、対向電極を複数の導体パターン17に分割し、導体パターン17同士を熱収縮自在の信号ケーブル19で繋ぐようにした。従って、放電針30と導体パターン17との温度変化に対する位置ずれを抑制できる。
<実施形態2>
図10,11は実施形態2を示す。前記実施形態1では、1対の正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32に対応して1つの導体パターン17を設けた構成としたが、本実施形態では、上記導体パターン17を2つに分離して正イオン用導体パターン17Aと負イオン用導体パターン17Bとにした点と異なる。その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
1.除電装置の電気的構成
図10には、除電装置10の電気的構成図が示されている。
(1)電圧印加回路
商用の交流高電圧電源103には、トランス105の一次側が接続されるとともに、トランス107の一次側が接続されている。トランス105の二次側には、第1コンデンサ108及び第2コンデンサ109を備えたコッククロフト型の倍電圧整流回路110(「負極性電圧印加回路」の一例)が接続されており、第2コンデンサ109の負極側に出力端子114を介して複数の負イオン用放電針32(図10で白抜きの放電針)が接続されている。
トランス107の二次側には、第1コンデンサ111及び第2コンデンサ112を備えたコッククロフト型の倍電圧整流回路113(「正極性電圧印加回路」の一例)が接続されており、第2コンデンサ112の正極側に出力端子115を介して複数の正イオン用放電針31(図10で斜線で網掛けされた放電針)が接続されている。なお、各倍電圧整流回路110,113の他方の出力端子(図示せず)はグランドラインGNDに接続されている。
また、倍電圧整流回路110の出力端子114とグランドラインとの間には、抵抗130と可変電圧源131を備えるNチャネル型のパワーMOSFET(以下、「FET132」という)との直列回路が設けられると共に、上記FET132に並列接続した抵抗133からなる放電回路134が設けられている。これは、可変電圧源131によりFET132のゲート電圧を変化させてその抵抗値を変えることにより、放電回路134に流れる第2コンデンサ109の充電電流を調整するようになっている。尚、FET132は非飽和領域で動作させるようになっている。
倍電圧整流回路113の出力端子115とグランドラインとの間には、抵抗120と可変電圧源121を備えるNチャネル型のパワーMOSFET(以下、「FET122」という)との直列回路が設けられると共に、上記FET122に並列接続した抵抗123からなる放電回路124が設けられている。これは、可変電圧源121によりFET122のゲート電圧を変化させてその抵抗値を変えることにより、放電回路124に流れる第2コンデンサ112の充電電流を調整するようになっている。尚、FET122は非飽和領域で動作させるようになっている。
(2)対向電極側の構成
図10に示すように、正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32の各1本ずつに対応して1つずつ導体パターン(正イオン用導体パターン17Aまたは負イオン用導体パターン17B)がそれぞれ設けられている。そして、負イオン用放電針32に対応する複数の負イオン用導体パターン17B(図10で白抜きの対向電極)は、それぞれスイッチ素子141を介して負極側共通信号線19Bに接続されている。そして、この負極側共通信号線19B(「第2信号線」の一例)が電流測定用抵抗141(「第2電流測定部」の一例)を介してグランドラインGNDに接続されている。
また、正イオン用放電針31に対応する複数の正イオン用導体パターン17A(図10で斜線網掛けの対向電極)は、それぞれスイッチ素子145を介して正極側共通信号線19A(「第1信号線」の一例)に接続されている。そして、この正極側共通信号線19Aが電流測定用抵抗146(「第1電流測定部」の一例)を介してグランドラインGNDに接続されている。
より具体的には、図11に示すように、本実施形態の導体パターン17A,17Bは、上記実施形態1の導体パターン17を長手方向の略中央位置に分離しパターンに形成されている。また、例えば、絶縁基板16の表面には上記導体パターン17A,17Bとともに、それぞれに対応したスイッチ素子141,145が実装されている。本実施形態では、各絶縁基板16は複数層からなり、内部層に上記正極側共通信号線19A及び負極側共通信号線19Bがパターン形成されている。また、後述する制御回路40から各スイッチ素子141,145にぞれぞれ個別に与えられる制御信号の制御線(図11で符号150,151)も内部層にパターン形成されている。
正イオン用導体パターン17Aは、スイッチ素子145を介して例えばスルーホールによって上記正極側共通信号線19Aに電気的に接続されている。一方、負イオン用導体パターン17Bは、スイッチ素子141を介して例えばスルーホールによって上記負極側共通信号線19Bに電気的に接続されている。また、各スイッチ素子141,145の制御端子が例えばスルーホールを介して上記制御線150,151にそれぞれ電気的に接続されている。
2.制御回路の動作
制御回路40は、各スイッチ素子141,145それぞれに制御信号を与えて個別にオンオフさせることができる。従って、電流測定用抵抗141には、スイッチ素子141がオンされて上記負極側共通信号線19Bに連なる負イオン用導体パターン17Bに流れる負イオン電流(負極側共通信号線19Bに連なる負イオン用導体パターン17Bが複数の場合にはそれらの合成イオン電流)に応じた電圧V1(「測定信号」の一例)が発生する。電流測定用抵抗145には、スイッチ素子145がオンされて上記正極側共通信号線19Aに連なる正イオン用導体パターン17Aに流れる正イオン電流(正極側共通信号線19Aに連なる正イオン用導体パターン17Aが複数の場合にはそれらの合成イオン電流)に応じた電圧V2(「測定信号」の一例)が発生する。制御回路40には、所定のサンプリングタイミングに上記電圧V1,V2が順次読み込まれる。つまり、制御回路40は、正イオン用放電針31で発生している正イオン量と、負イオン用放電針32で発生している負イオン量とを個別に認識することができる。しかも、スイッチ素子141,145を制御することで、所定数単位(例えば負イオン用放電針32を1本ずつ、または2本ずつなど)の放電針31,32に発生しているイオン生成量を認識することができる。
そして、制御回路40は、所定のサンプリングタイミングで正イオンの放電量(イオン生成量)と、負イオンの放電量(イオン生成量)とを随時比較し、これらに差が生じた場合には、その差を相殺するように、上記可変電圧源121,131の電圧を調整する。具体的には、例えば正イオンの放電量が負イオンの放電量よりも多いときには、制御回路40は可変電圧源121の電圧を引き上げるように制御して、FET122のゲート電圧を上昇させることによりその抵抗値を下げる。すると、第2コンデンサ112への充電電流が放電回路124に流れることにより、第2コンデンサ112の充電電圧が低下して、正イオンの放電量が負イオンの放電量に近づく。
また、例えば放電針30に周囲空気中の埃等が付着したり、長期使用により放電針30の先端が磨耗したりすることによって、放電針30から生成される放電量が所定レベルよりも下回り、除電効果に影響を及ぼすことがあり得る。そこで、本実施形態では、制御回路40は、各サンプリング電圧V1,V2と所定の閾値と比較し、当該サンプリング電圧V1(またはV2)が上記所定の閾値を下回るほどに正イオンまたは負イオンのうち少なくともいずれか一方の放電量が低下したときには、放電異常が発生したと判断し、例えば外部に異常信号を出力する。また、除電装置に備えられた表示灯を点灯させる構成であってもよい。更に、放電針30で生成した正負イオンを帯電体に吹き付けるためのファン(図示せず)の駆動を停止させる構成であってもよい。なお、以上の放電異常の有無検出は、上記スイッチ素子141,145のオンオフパターンの組み合わせによって1つずつの放電針30、複数単位ごとの同極性放電針ごと、更に全同極性放電針ごとで行うことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、1つのホルダ40に1対の放電針30を保持させる構成であったが、1つのホルダに、1本、或いは、3本以上の放電針30を保持させる構成であっても勿論よい。また、各ホルダ40が放電針30を同数本保持する構成でなくて、互いに異なる本数ずつ保持する構成であってもよい。
(2)上記実施形態では、放電針30を、ホルダ40の装着方向yに直交する方向に沿った姿勢でホルダ40に保持させていたが、放電針30を当該装着方向yに沿わせた姿勢(例えば放電針30の針先を本体ケース11への挿入方向に向けた姿勢)でホルダ40に保持させる構成であってもよい。このような構成であれば、ホルダ40の装着過程で放電針30の針先が本体ケース11に干渉することを抑制できる。
(3)上記実施形態では、除電装置10の小型化を図るために、絶縁基板16及び導体パターン17が、放電針30の針先を部分的に覆う構成であったが、小型化にそれほど影響がなければ、絶縁基板16及び導体パターン17を、放電針30の針先全周を覆う形状とすることが望ましい。
(4)イオン放出口15を、各負イオン用放電針32本ずつに対応して1個ずつ設けた構成であってもよい。
(5)上記実施形態では、絶縁基板16及び導体パターン17を、1対の放電針30ごとに1組ずつ設ける構成であったが、これに限らず、負イオン用放電針32個ずつ、或いは、3個以上ずつに対応して1組ずつ設ける構成であってもよい。
(6)上記実施形態では、絶縁基板16同士を電気的に接続する信号線として熱収縮自在の信号ケーブル19を使用したが、ワイヤなど撓み変形可能な材料からなる信号線であってもよい。
(7)上記実施形態2では、スイッチ素子141,145を設けて各放電針ごとに放電異常の有無検出を行うことが可能な構成としたが、これに限らず、これらのスイッチ素子141,145を設けず、同極性放電針同士でまとめて放電異常の有無検出を行う構成であってもよい。
(8)上記実施形態では、空気供給部53を正負1対の放電針30の間に設けて、イオン放出口20の中央位置へ向けて空気流を供給し、この空気流によって、各放電針30で個別に生成された正イオンと負イオンとを巻き込みつつ混ぜ合わせて除電対象物上に吹き付けるようにした。これに対して、例えば空気供給部を各放電針30,30の外側に設けつつ供給方向をイオン放出口の中央側に向けた構成であってもよい。
本発明の実施形態1に係る除電装置を示す斜視図 図1のX−X破断面における本体ケースの断面図 カバーを裏側から見た斜視図 カバーのホルダ取り外し口を示した平面図 カバー及び放電針ユニットを取り外した状態を示す除電装置の斜視図 ホルダがホルダ装着部材に装着された状態を示す放電ユニットの斜視図 ホルダがホルダ装着部材から取り外された状態を示す放電ユニットの上側斜視図 ホルダがホルダ装着部材から取り外された状態を示す放電ユニットの下側斜視図 ホルダ装着時における、放電針、絶縁基板及び導体パターンの位置関係を説明するための模式図 除電装置の電気的構成図 絶縁基板に形成された導体パターン及び信号線パターンを説明するための模式図
符号の説明
10…除電装置
11…本体ケース
13A…側壁(第1側壁)
15…イオン放出口
16…絶縁基板(絶縁部材)
17,17A,17B…導体パターン(対向電極)
19…信号線
19A…正極側共通信号線(第1信号線)
19B…負極側共通信号線(第2信号線)
20…ホルダ取り外し口
30…放電針
40…ホルダ
47…係止爪部
52…係合孔(被係止部)
56,57…板バネ(接触端子)
141…電流測定用抵抗(第2電流測定部)
146…電流測定用抵抗(第1電流測定部)
141,145…スイッチ素子
160…制御回路(放電異常検出部)

Claims (7)

  1. 電圧が印加されることでコロナ放電を発生してイオンを生成する放電針と、
    前記放電針から発生したイオンを外部に放出するためのイオン放出口が開口形成された絶縁部材と、
    前記絶縁部材上において前記イオン放出口よりも外側であって前記放電針の針先から所定距離離された位置に形成された対向電極とを備え、
    前記絶縁部材は、絶縁基板であって、前記対向電極が前記絶縁基板上に形成されグランドラインに直接または間接的に接続される導体パターンで構成されている除電装置。
  2. 前記イオン放出口は、前記放電針の針先近傍を囲む位置に配され、前記導体パターンは、当該イオン放出口の周囲を覆う形状に形成されている請求項1に記載の除電装置。
  3. 前記放電針は一列状に配列された複数の放電針であって、
    前記絶縁基板は、所定数単位ごとの前記放電針に対応して複数設けられ、かつ、互いの導体パターン同士が信号線を介して電気的に接続されている請求項1または請求項2に記載の除電装置。
  4. 前記複数の絶縁基板の導体パターン同士を接続する信号線のいずれかがグランドラインに接続される請求項3に記載の除電装置。
  5. 前記複数の放電針は、正極性の電圧が印加されて正イオンを生成する正極性放電針と、負極性の電圧が印加されて負イオンを生成する負極性放電針と、をそれぞれ複数備えてなり、
    前記導体パターンは、前記正極性放電針と前記負極性放電針とで別々に対応して設けられ、
    前記信号線は、前記正極性放電針に対応する導体パターン同士を接続する第1信号線と、前記負極性放電針に対応する導体パターン同士を接続する第2信号線とを備えて構成され、
    前記第1信号線を介してグランドラインに流れる電流に応じた測定信号を出力する第1電流測定部と、
    前記第2信号線を介してグランドラインに流れる電流に応じた測定信号を出力する第2電流測定部と、
    前記第1電流測定部からの前記測定信号に基づき前記正極性放電針における放電異常の有無を検出し、前記第2電流測定部からの前記測定信号に基づき前記負極性放電針における放電異常の有無を検出する放電異常検出部とを備える請求項4に記載の除電装置。
  6. 前記正極性放電針に対応する複数の導体パターンは、それぞれに対応して設けられた各スイッチ素子を介して前記第1信号線に接続され、
    前記負極性放電針に対応する複数の導体パターンは、それぞれに対応して設けられた各スイッチ素子を介して前記第2信号線に接続されている請求項5に記載の除電装置。
  7. 前記イオン放出口は、互いに近接する1対の前記正極性放電針及び前記負極性放電針ごとに対応して設けられ、
    前記イオン放出口の中心側へ向けて空気を供給する空気供給部が設けられている請求項1から請求項6のいずれかに記載の除電装置。
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