JP2008107712A - 光モジュールおよびその製造方法並びに光ファイバの回転角調整方法 - Google Patents

光モジュールおよびその製造方法並びに光ファイバの回転角調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】短時間に光源および偏波面保存光ファイバの間で相対回転角を調整することができる光ファイバの回転角調整方法および光モジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】無荷重状態で最大消光比を確立する回転角位置に偏波面保存光ファイバ13が位置決めされる。偏波面保存光ファイバ13に付加する荷重の変化に応じて偏波面保存光ファイバ13の最大消光比および最小消光比が特定される。最大消光比の確立時、光源18および偏波面保存光ファイバ13の相対回転角ごとに消光比を特定する第1特性曲線35が特定される。最小消光比の確立時、相対回転角ごとに消光比を特定する第2特性曲線36が特定される。光源18および偏波面保存光ファイバ13の間で第1特性曲線35および第2特性曲線36の交点Aに対応する相対回転角が確立される。その結果、多数の荷重値で消光比が計測される必要はない。相対回転角は短時間で調整される。
【選択図】図8

Description

本発明は、LD(レーザダイオード)モジュールといった光モジュールに関し、特に、光源に対する偏波面保存光ファイバの回転角の調整方法に関する。
光モジュールの一例には例えばLDを備えるLDモジュールが挙げられる。LDには例えば偏波面保存光ファイバが接続される。偏波面保存光ファイバにはLDから所定の偏波角度で光が入射する。偏波面保存光ファイバでは光の偏波面は保存される。こうした偏波面の保存の特性は消光比として把握される。偏波面保存光ファイバでは所定の消光比が確保されなければならない。消光比の変動幅は、LDから入射する光の偏波角度および偏波面保存光ファイバの相対角度のずれに比例して増大する。所望の消光比の確保にあたってLDおよび偏波面保存光ファイバの間で相対回転角は調整されなければならない。しかも、こういった消光比は偏波面保存光ファイバ内で生じる応力に基づき変化する。例えば温度変化で生じる偏波面保存光ファイバの伸縮や屈曲に基づき消光比は変化する。加えて、消光比の変動幅は所定の範囲に収まらなければならない。こういった消光比の変動幅はLDと偏波面保存光ファイバとの相対回転角に基づき決定される。LDモジュールの組み立てにあたってLDおよび偏波面保存光ファイバの間で光軸回りに相対回転角は精密に調整される。
LDおよび偏波面保存光ファイバの相対回転角の調整にあたって消光比が測定される。前述されるように、偏波面保存光ファイバ内で生じる応力に基づき消光比は変化することから、消光比の測定にあたって偏波面保存光ファイバには荷重が加えられる。荷重の大きさに応じて偏波面保存光ファイバ内で応力は変化する。応力の変化に応じて消光比は変化する。応力の変化に基づく消光比の変化の把握にあたって多数の荷重値で消光比は測定される。しかも、消光比はLDおよび偏波面保存光ファイバの相対回転角に応じて変化することから、消光比の測定は複数の相対回転角で実施されなければならない。消光比の測定にあたって例えば光源および偏波面保存光ファイバの間で光軸回りで20度の範囲にわたって例えば0.1度間隔で相対回転角はずらされる。0.1度ごとに消光比が測定されなければならない。その結果、偏波面保存光ファイバの相対回転角の調整にあたって多大な時間や労力が費やされてしまう。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、短時間に光源および偏波面保存光ファイバの間で相対回転角を調整することができる光ファイバの回転角調整方法および光モジュールの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、筐体と、筐体に収容される光源と、筐体に連結されて、光源に対して光軸回りで所定の回転角位置に固定される偏波面保存光ファイバとを備え、前記回転角位置は、無荷重状態の偏波面保存光ファイバで最大消光比を確立する回転角位置に光軸回りで偏波面保存光ファイバが位置決めされる際に、荷重の付加に応じて最大消光比を確立する偏波面保存光ファイバで光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角ごとに消光比を特定する第1特性曲線と、無荷重状態の偏波面保存光ファイバで最大消光比を確立する回転角位置に光軸回りで偏波面保存光ファイバが位置決めされる際に、荷重の付加に応じて最小消光比を確立する偏波面保存光ファイバで光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角ごとに消光比を特定する第2特性曲線との交点に対応することを特徴とする光モジュールが提供される。
こうした光モジュールでは、無荷重状態で最大消光比の回転角位置に偏波面保存光ファイバが位置決めされる際に、荷重の付加に応じて最大消光比を確立する偏波面保存光ファイバで光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角ごとに消光比を特定する第1特性曲線が特定される。同様に、無荷重状態で最大消光比の回転角位置に偏波面保存光ファイバが位置決めされる際に、荷重の付加に応じて最小消光比を確立する偏波面保存光ファイバで光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角ごとに消光比を特定する第2特性曲線が特定される。こうして第1および第2特性曲線の交点に対応する回転角位置が特定される。その結果、多数の荷重値で消光比が計測される必要はない。相対回転角は極めて短時間で調整されることができる。光モジュールの製造時間は大幅に短縮される。
第2発明によれば、筐体に収容される光源に対して光軸回りで無荷重状態の偏波面保存光ファイバを相対回転させて最大消光比を確立する回転角位置に偏波面保存光ファイバを位置決めする工程と、偏波面保存光ファイバに付加する荷重の変化に応じて偏波面保存光ファイバの最大消光比および最小消光比を検出する工程と、偏波面保存光ファイバに最大消光比を確立する荷重を付加しつつ光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角を変化させて相対回転角ごとに消光比を特定する第1特性曲線を特定する工程と、偏波面保存光ファイバに最小消光比を確立する荷重を付加しつつ光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角を変化させて相対回転角ごとに消光比を特定する第2特性曲線を特定する工程と、光源および偏波面保存光ファイバの間で第1および第2特性曲線の交点に対応する相対回転角を確立する工程と、筐体に偏波面保存光ファイバを固定する工程とを備えることを特徴とする光モジュールの製造方法が提供される。
こうした光モジュールの製造方法によれば、まず、無荷重状態で最大消光比を確立する回転角位置に偏波面保存光ファイバが位置決めされる。このとき、偏波面保存光ファイバに付加する荷重の変化に応じて偏波面保存光ファイバの最大消光比および最小消光比が特定される。こうして、前述と同様に、第1特性曲線および第2特性曲線が特定される。その後、光源および偏波面保存光ファイバの間で第1および第2特性曲線の交点に対応する相対回転角が確立される。その結果、多数の荷重値で消光比が計測される必要はない。相対回転角は極めて短時間で調整されることができる。光モジュールの製造時間は大幅に短縮される。
第3発明によれば、光源に対して光ファイバを相対回転させて、光源および光ファイバの相対角度に応じた第1消光比を測定する工程と、測定された第1消光比に基づき、光源および光ファイバの相対角度のうちで最大の第1消光比を確立する最大相対角度を特定する工程と、光源および光ファイバの間で最大相対角度を確立する工程と、光ファイバに荷重を加え、荷重に応じた第2消光比を測定する工程と、測定された第2消光比に基づき、最大の第2消光比を確立する第1荷重、および、最小の第2消光比を確立する第2荷重を特定する工程と、光ファイバに第1荷重を付加しつつ光源および光ファイバの間で相対角度を変化させ、相対角度に応じた第3消光比を測定するとともに、光ファイバに第2荷重を付加しつつ光源および光ファイバの間で相対角度を変化させ、相対角度に応じた第4消光比を測定する工程と、第3消光比および第4消光比が一致する相対回転角度を判別する工程と、光源および光ファイバの間で判別した相対回転角度を確立しつつ光源に対して光ファイバを固定する工程とを備えることを特徴とする光モジュールの製造方法が提供される。
こうした光モジュールの製造方法によれば、まず、光源および光ファイバの間で最大の第1消光比を確立する最大相対回転角が確立される。このとき、最大の第2消光比を確立する第1荷重、および、最小の第2消光比を確立する第2荷重が特定される。その後、光ファイバに第1荷重が付加されつつ光源および光ファイバの間で相対角度に応じた第3消光比が測定される。光ファイバに第2荷重が付加されつつ光源および光ファイバの間で相対角度に応じた第4消光比が測定される。第3消光比および第4消光比が一致する相対回転角度が判別される。その結果、多数の荷重値で消光比が計測される必要はない。相対回転角は極めて短時間で調整されることができる。光モジュールの製造時間は大幅に短縮される。
第4発明によれば、光源に対して光軸回りで無荷重状態の偏波面保存光ファイバを相対回転させて最大消光比を確立する回転角位置に偏波面保存光ファイバを位置決めする工程と、偏波面保存光ファイバに付加する荷重の変化に応じて偏波面保存光ファイバの最大消光比および最小消光比を検出する工程と、偏波面保存光ファイバに最大消光比を確立する荷重を付加しつつ光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角を変化させて相対回転角ごとに消光比を特定する第1特性曲線を特定する工程と、偏波面保存光ファイバに最小消光比を確立する荷重を付加しつつ光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角を変化させて相対回転角ごとに消光比を特定する第2特性曲線を特定する工程と、光源および偏波面保存光ファイバの間で第1および第2特性曲線の交点に対応する相対回転角を確立する工程とを備えることを特徴とする光ファイバの回転角調整方法が提供される。こうした回転角調整方法は前述の光モジュールの製造方法の実現に大いに貢献することができる。
第5発明によれば、第1光ユニットおよび第2光ユニットの間で相対角度を変化させ、相対角度ごとに第1消光比を測定する工程と、測定された第1消光比に基づき、第1光ユニットおよび第2光ユニットの相対角度のうちで最大の第1消光比を確立する最大相対角度に第1光ユニットと第2光ユニットとを位置合わせする工程と、第1光ユニットに加える荷重を変化させて荷重ごとに第2消光比を測定する工程と、測定された第2消光比に基づき最大の第2消光比を確立する第1荷重、および、測定された第2消光比に基づき最小の第2消光比を確立する第2荷重を第1光ユニットに加えつつ、第1光ユニットおよび第2光ユニットの間で相対角度を変化させ、相対角度に応じた消光比を測定する工程と、第1光ユニットに第1荷重を加えたときの第3消光比、および、第1光ユニットに第2荷重を加えたときの第4消光比が一致する相対角度に、第1光ユニットと第2光ユニットとを位置合わせする工程とを備えることを特徴とする回転角調整方法が提供される。こうした回転角調整方法は光モジュールの製造方法の実現に大いに貢献することができる。
第6発明によれば、光源に対して光軸回りで相対回転自在に偏波面保存光ファイバを保持する保持部材と、偏波面保存光ファイバに荷重を加えるとともに当該荷重を測定する荷重測定器と、偏波面保存光ファイバに連結されて、偏波面保存光ファイバの消光比を測定する消光比測定器と、荷重測定器および消光比測定器に接続され、無荷重状態の偏波面保存光ファイバで最大消光比を確立する回転角位置に光軸回りで偏波面保存光ファイバが位置決めされる際に、荷重の付加に応じて最大消光比を確立する偏波面保存光ファイバで光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角ごとに消光比を特定する第1特性曲線、および、無荷重状態の偏波面保存光ファイバで最大消光比を確立する回転角位置に光軸回りで偏波面保存光ファイバが位置決めされる際に、荷重の付加に応じて最小消光比を確立する偏波面保存光ファイバで光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角ごとに消光比を特定する第2特性曲線の交点に対応する相対回転角を特定する制御回路とを備えることを特徴とする光モジュール向け回転角調整装置が提供される。こうした光モジュール向け回転角調整装置は前述の光モジュールの製造方法や光ファイバの回転角調整方法の実施に大いに貢献することができる。
第7発明によれば、光源に対して光軸回りで偏波面保存光ファイバを相対回転させる制御信号を出力する工程と、光軸および偏波面保存光ファイバの間で、制御信号の出力に応じて無荷重状態の光ファイバの最大消光比を確立する相対回転角を特定する工程と、当該相対回転角に基づき光軸回りで偏波面保存光ファイバを位置決めする位置決め信号を出力する工程と、位置決め信号の出力後、偏波面保存光ファイバに加えられる荷重の変化に応じて偏波面保存光ファイバの最大消光比を検出する工程と、位置決め信号の出力後、偏波面保存光ファイバに加えられる荷重の変化に応じて偏波面保存光ファイバの最小消光比を検出する工程と、最大消光比を確立する荷重に基づき、光源および偏波面保存光ファイバの間で変化する相対回転角および消光比の関係を示す第1特性曲線を特定する工程と、最小消光比を確立する荷重に基づき、光源および偏波面保存光ファイバの間で変化する相対回転角および消光比の関係を示す第2特性曲線を特定する工程と、第1および第2特性曲線の交点に対応する相対回転角を特定する工程とをプロセッサに実行させることを特徴とするソフトウェアプログラムが提供される。こうしたソフトウェアプログラムは前述の光モジュールの製造方法や光ファイバの回転角調整方法の実施に大いに貢献することができる。
以上のように本発明によれば、短時間に光源および偏波面保存光ファイバの間で相対回転角を調整することができる光ファイバの回転角調整方法および光モジュールの製造方法が提供される。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る光モジュールの一具体例すなわちLD(レーザダイオード)モジュール11の構造を概略的に示す。LDモジュール11は例えばDWDM(高密度波長分割多重)通信システムに組み込まれる。LDモジュール11は、モジュール本体12と、モジュール本体12に連結される光ファイバ13とを備える。モジュール本体12は筐体14を備える。筐体14には複数の電極ピン15が取り付けられる。筐体14は例えばねじでプリント基板(図示されず)に固定される。電極ピン15は例えばプリント基板上の導電パッドに接続される。
筐体14には、光ファイバ13の一端のフェルール16が連結される。連結にあたって例えばレーザ溶接が実施される。光ファイバ13の他端にはコネクタ17が連結される。DMDW通信システムの確立にあたって光ファイバ13はコネクタ17を介して例えば中継装置(図示されず)に連結される。図2に示されるように、筐体14内には光源すなわちLD18や非球面レンズ19といった光学部品が収容される。LD18から出力される光は非球面レンズ19を介して光ファイバ13の一端に結合する。後述されるように、光ファイバ13はLD18に対して光軸回りで所定の回転角位置に固定される。モジュール本体12および光ファイバ13は本発明の第1および第2光ユニットのいずれかに相当する。
光ファイバ13には例えばPANDA光ファイバといった偏波面保存光ファイバが用いられる。図3に示されるように、光ファイバ13は、コア21と、コア21を覆うクラッド22とから構成される。クラッド22内にはコア21の両側に配置される1対の応力付与部23が形成される。応力付与部23の働きでコア21には応力が付与される。その結果、光ファイバ13内では光の偏波面が保持される。クラッド21は例えば樹脂製の被覆層24に覆われる。
次に、以上のようなLDモジュール11の製造方法を簡単に説明する。まず、モジュール本体12が製造される。その後、光ファイバ13はモジュール本体12に対してLD18の光軸回りに相対回転自在に取り付けられる。このとき、LD18、非球面レンズ19および光ファイバ13の光軸が合わせ込まれる。続いて、LD18および光ファイバ13の間で相対回転角が調整される。その後、筐体14に対して光ファイバ13は固定される。光ファイバ13の固定にあたって例えばレーザ溶接が用いられる。こうしてLDモジュール11は製造される。
相対回転角の調整にあたって、図4に示されるように、LDモジュール11は回転角調整装置25に装着される。モジュール本体12は回転角調整装置11に固定される。フェルール16およびコネクタ17の間で光ファイバ13は1対の固定部材26、26に保持される。固定部材26、26同士の間隔は例えば200mm程度に設定される。光ファイバ13はフェルール16で保持部材27に保持される。保持部材27は例えばモータの働きで前述の光軸回りでモジュール本体12に対して光ファイバ13を回転させることができる。例えば0.1度間隔で光ファイバ13は回転する。光ファイバ13はコネクタ17で消光比測定器28に連結される。固定部材26、26の間で光ファイバ13は真っ直ぐに延びる。
固定部材26、26の間にはステージ29が配置される。ステージ29は、光ファイバ13の延びる方向に直交する方向(図4の矢印方向)に前後移動することができる。前後移動の実現にあたってステージ29は駆動機構(図示されず)を備える。ステージ29上には荷重測定器すなわちプッシュプルゲージ31が固定される。固定部材26、26に光ファイバ13が保持されると、プッシュプルゲージ31の一端は固定部材26、26の間で光ファイバ13に向き合わせられる。図5は、ステージ29が前進した状態を示す。図5に示されるように、ステージ29の前進移動に基づきプッシュプルゲージ31は光ファイバ13に荷重を付加する。このとき、プッシュプルゲージ31は、光ファイバ13に付加する荷重を測定する。
回転角調整装置25は制御回路すなわちプロセッサ32を備える。プロセッサ32から供給される制御信号に基づき保持部材27、消光比測定器28、ステージ29およびプッシュプルゲージ31は作動する。プロセッサ32には、消光比測定器28で測定される消光比やプッシュプルゲージ31で測定される荷重が出力される。その一方で、プロセッサ32から供給される位置決め信号に基づき保持部材27はLD18と光ファイバ13との間で所定の相対回転角を確立する。プロセッサ32の処理動作は、例えばメモリ33に格納される制御プログラムに基づき実行される。ただし、制御プラグラムは、コンパクトディスク(CD)やフレキシブルディスク(FD)といった外部記憶装置からメモリ33に読み込まれてもよい。
図6は、制御プログラムによりプロセッサ32で実行される処理手順を示すフローチャートである。制御プログラムが実行されると、図6のステップS1で、LD18および光ファイバ13の間で最大消光比を特定する相対回転角が確立される。光ファイバ13に荷重が加えられない無荷重状態でプロセッサ32は保持部材26に制御信号を出力する。制御信号に基づき保持部材27はモジュール本体12に対して光軸回りに光ファイバ13を相対回転させる。相対回転角は例えば0.1度間隔でずらされる。相対回転角が0.1度ずらされるごとに消光比測定器28は消光比を測定する。消光比は例えばメモリ33に格納される。プロセッサ32は、消光比測定器28で測定される消光比に基づきLD18および光ファイバ13の間で最大消光比を確立する相対回転角を検出する。この最大消光比を特定する相対回転角はメモリ33に基準角すなわちゼロ度として格納される。プロセッサ32は保持部材27に対して、光軸回りで光ファイバ13を基準角に位置決めする位置決め信号を出力する。こうしてLD18および光ファイバ13の間で最大消光比を特定する相対回転角が確立される。
続いて、最大消光比を特定する相対回転角が維持されつつ、ステージ29の前進移動に基づきプッシュプルゲージ31は光ファイバ13を撓ませる。こうしてプッシュプルゲージ31は光ファイバ13に荷重を付加する。ステージ29が前進するにつれて、光ファイバ13に加わる荷重は増大する。荷重の増大に応じて光ファイバ13内で応力は変化する。このとき、消光比測定器27は消光比を測定する。ステージ29の前後移動に基づき光ファイバ13に加えられる荷重は変化する。その結果、プロセッサ32は、図6のステップS2で、荷重ごとに消光比を特定していく。荷重と消光比との関係はメモリ33に格納される。こうして図7に示されるように、プロセッサ32は、荷重と消光比との関係を示す特性曲線34を特定する。続いて、図6のステップS3で、特性曲線34に基づきプロセッサ32は、最大消光比を確立する荷重S1と最小消光比を確立する荷重S2とを特定する。
続いて、図6のステップS5で、プロセッサ32はステージ29を前進させる。ステージ29の前進移動に基づきプッシュプルゲージ31は光ファイバ13に前述の荷重S1を付加する。荷重S1は維持される。プロセッサ32から供給される制御信号に基づき保持部材27はモジュール本体12に対して光軸回りに光ファイバ13を相対回転させる。相対回転角は基準角から例えば0.5度間隔でずらされる。相対回転角が0.5度ずらされるごとに消光比が測定される。相対回転角と消光比との関係はメモリ33に格納される。その結果、プロセッサ32は、図6のステップS5で、図8に示されるように、相対回転角ごとに消光比を特定する第1特性曲線35を導き出す。第1特性曲線35は、荷重S1が付加された状態でLD18および光ファイバ13の間で変化する相対回転角と消光比との関係を示す。
続いて、図6のステップS6で、プロセッサ32は例えばステージ29を後退させる。ステージ29の後進移動に基づきプッシュプルゲージ31は光ファイバ13に前述の荷重S2を付加する。荷重S2は維持される。プロセッサ32から供給される制御信号に基づき保持部材27はモジュール本体12に対して光軸回りに光ファイバ13を相対回転させる。相対回転角は例えば0.5度間隔でずらされる。相対回転角が0.5度ずらされるごとに消光比が測定される。相対回転角と消光比との関係はメモリ33に格納される。その結果、プロセッサ32は、図6のステップS7で、図8に示されるように、相対回転角ごとに消光比を特定する第2特性曲線36を導き出す。第2特性曲線36は、荷重S2が付加された状態でLD18および光ファイバ13の間で変化する相対回転角と消光比との関係を示す。
続いて、プロセッサ32は、図6のステップS8で、第1特性曲線35および第2特性曲線36の交点Aを特定する。交点Aに対応する相対回転角αが特定される。プロセッサ32は、保持部材27に相対回転角αを確立する位置決め信号を出力する。LD18と光ファイバ13との相対回転に基づきLD18および光ファイバ13の間で相対回転角αが確立される。その後、筐体14および光ファイバ13は例えばレーザ溶接で固定される。こうして光ファイバ13はLD18に対して光軸回りで所定の回転角位置に固定される。
こうした製造方法によれば、LD18および光ファイバ13の間で相対回転角αが確立されると、荷重の変化にも拘わらず消光比の変動は抑制されることができる。図9は、前述の調整方向に基づきLD18と光ファイバ13との相対回転角の調整後の荷重と消光比との関係と、調整前の荷重と消光比との関係とを示すグラフである。図9に示されるように、相対回転角の調整後のLDモジュール11では、光ファイバ13に加えられる荷重の変化に拘わらず所定の消光比を上回る消光比が確保されることができる。所定の消光比は、例えば例えば28[dB]といった所定の規格値を上回る数値で特定される。しかも、相対回転角の調整後のLDモジュール11では、所定の範囲の消光比変動幅が確保される。その一方で、相対回転角の調整前のLDモジュールでは所定の荷重で既定値の消光比を下回る消光比が測定されてしまう。しかも、消光比変動幅は著しく増大してしまう。
以上のような製造方法によれば、最大消光比を特定する相対回転角で荷重ごとに消光比を特定する特性曲線34が導き出される。このとき、最大消光比を確立する荷重S1に対して第1特性曲線35が特定される。同様に、最小消光比を確立する荷重S2に対して第2特性曲線36が特定される。その結果、第1特性曲線35と第2特性曲線36との交点Aに対応する相対回転角αが特定される。したがって、本発明に係る相対回転角調整方法によれば、多数の荷重値で消光比が計測される必要はない。相対回転角の調整にあたって必要とされる時間は飛躍的に短縮されることができる。LDモジュール11の製造時間は大幅に短縮される。
本発明者は本発明の回転角調整方法の効果を検証した。検証にあたって具体例1〜10が用意された。図10は、具体例1〜10の相対回転角と消光比との関係を示すグラフである。具体例1〜10には前述のLDモジュール11が用いられた。具体例1〜10は回転角調整装置25に装着された。具体例1〜10で光ファイバ13に付加する所定の荷重値がそれぞれ個別に設定された。まず、消光比の測定にあたって0.5度間隔でLD18と光ファイバ13との相対回転角がずらされた。相対回転角ごとに消光比が測定された。同時に、0.5度間隔の相対回転角で具体例1〜10のうちで最大消光比を特定する具体例と、具体例1〜10のうちで最小消光比を特定する具体例との差分すなわちΔ消光比が算出された。
ここで、具体例1の荷重はゼロに設定された。具体例2の荷重は9.8[mN]に設定された。具体例3の荷重は24.5[mN]に設定された。具体例4の荷重は39.2[mN]に設定された。具体例5の荷重は53.9[mN]に設定された。具体例6の荷重は68.6[mN]に設定された。具体例7の荷重は83.3[mN]に設定された。具体例8の荷重は98.0[mN]に設定された。具体例9の荷重は107.8[mN]に設定された。具体例10の荷重は127.4[mN]に設定された。具体例1〜10では、LD18と光ファイバ13との相対回転角は基準角から−5.0度〜+4.5度の範囲で設定された。
その結果、図10に示されるように、交点Aに対応する相対回転角αでは極めて小さいΔ消光比が確保されることが確認された。言い替えれば、LD18および光ファイバ13の間で相対回転角αが確立されると、荷重の有無および荷重の大きさに拘わらず、消光比の変動幅は極めて小さいことが確認された。すなわち、LD18および光ファイバ13の間で相対回転角αが確立される場合に、光ファイバ13では荷重の影響は最大限に抑制されることが確認された。したがって、第1特性曲線35および第2特性曲線36の交点Aで適切な相対回転角αが特定されることが確認された。
本発明者は本発明の回転角調整方法の効果をさらに検証した。検証にあたって具体例11〜17が用意された。図11は、具体例11〜17の荷重と消光比との関係を示すグラフである。具体例11〜17には前述のLDモジュール11が用いられた。具体例11では相対回転角αが実現された。具体例12〜17では、具体例11を基準に相対回転角αからそれぞれ相対回転角がずらされた。具体例11〜17は回転角調整装置25に装着された。具体例11〜17では光ファイバ13に多数の荷重値で荷重が付加された。荷重ごとに消光比が測定された。
ここで、具体例11の相対回転角は相対回転角αに設定された。具体例12の相対回転角は相対回転角αから0.2度ずれに設定された。具体例13の相対回転角は相対回転角αから0.4度ずれに設定された。具体例14の相対回転角は相対回転角αから0.6度ずれに設定された。具体例15の相対回転角は相対回転角αから0.8度ずれに設定された。具体例16の相対回転角は相対回転角αから1.0度ずれに設定された。具体例17の相対回転角は相対回転角αから2.0度ずれに設定された。具体例11〜17では、光ファイバ13に付加される荷重は0[mN]〜250[mN]の範囲で設定された。
その結果、図11に示されるように、具体例12から具体例17に向かうにつれて、すなわち、相対回転角αからのずれが増大するにつれて、消光比の変動幅が増大することが確認された。具体例11すなわち相対回転角αで最も消光比の変動が小さいことが確認された。しかも、相対回転角αでは荷重の変化に拘わらず既定値以上の消光比が確保されることが確認された。前述と同様に、第1特性曲線35および第2特性曲線36の交点Aで適切な相対回転角αが特定されることが確認された。
なお、本発明に係る光モジュールはLDモジュール11に限定されない。本発明は、前述のLDモジュール11の他に、消光比の調整を必要とする他の種類の製品や部品にも適用されることができる。
本発明の一実施形態に係る光モジュールの一具体例すなわちレーザダイオード(LD)モジュールの構造を概略的に示す平面図である。 モジュール本体の構造を概略的に示す断面図である。 光ファイバの構造を概略的に示す断面図である。 光モジュールが回転角調整装置に装着された様子を概略的に示す平面図である。 光ファイバに荷重が加えられた様子を概略的に示す平面図である。 ソフトウェアプログラムの処理手順を概略的に示すフローチャートである。 荷重と消光比との関係を特定する特性曲線を示すグラフである。 相対回転角と消光比との関係を特定する特性曲線を示すグラフである。 荷重と消光比との関係を特定する特性曲線を示すグラフである。 相対回転角と消光比との関係を特定する特性曲線を示すグラフである。 荷重と消光比との関係を特定する特性曲線を示すグラフである。
符号の説明
11 光モジュール(レーザダイオードモジュール)、13 偏波面保存光ファイバ(光ファイバ)、14 筐体、18 光源(レーザダイオード)、25 回転角調整装置、27 保持部材、28 消光比測定器、31 荷重測定器(プッシュプルゲージ)、32 制御回路(プロセッサ)、35 第1特性曲線、36 第2特性曲線、A 交点、α 相対回転角。

Claims (7)

  1. 筐体と、筐体に収容される光源と、筐体に連結されて、光源に対して光軸回りで所定の回転角位置に固定される偏波面保存光ファイバとを備え、前記回転角位置は、無荷重状態の偏波面保存光ファイバで最大消光比を確立する回転角位置に光軸回りで偏波面保存光ファイバが位置決めされる際に、荷重の付加に応じて最大消光比を確立する偏波面保存光ファイバで光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角ごとに消光比を特定する第1特性曲線と、無荷重状態の偏波面保存光ファイバで最大消光比を確立する回転角位置に光軸回りで偏波面保存光ファイバが位置決めされる際に、荷重の付加に応じて最小消光比を確立する偏波面保存光ファイバで光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角ごとに消光比を特定する第2特性曲線との交点に対応することを特徴とする光モジュール。
  2. 筐体に収容される光源に対して光軸回りで無荷重状態の偏波面保存光ファイバを相対回転させて最大消光比を確立する回転角位置に偏波面保存光ファイバを位置決めする工程と、偏波面保存光ファイバに付加する荷重の変化に応じて偏波面保存光ファイバの最大消光比および最小消光比を検出する工程と、偏波面保存光ファイバに最大消光比を確立する荷重を付加しつつ光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角を変化させて相対回転角ごとに消光比を特定する第1特性曲線を特定する工程と、偏波面保存光ファイバに最小消光比を確立する荷重を付加しつつ光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角を変化させて相対回転角ごとに消光比を特定する第2特性曲線を特定する工程と、光源および偏波面保存光ファイバの間で第1および第2特性曲線の交点に対応する相対回転角を確立する工程と、筐体に偏波面保存光ファイバを固定する工程とを備えることを特徴とする光モジュールの製造方法。
  3. 光源に対して光ファイバを相対回転させて、光源および光ファイバの相対角度に応じた第1消光比を測定する工程と、測定された第1消光比に基づき、光源および光ファイバの相対角度のうちで最大の第1消光比を確立する最大相対角度を特定する工程と、光源および光ファイバの間で最大相対角度を確立する工程と、光ファイバに荷重を加え、荷重に応じた第2消光比を測定する工程と、測定された第2消光比に基づき、最大の第2消光比を確立する第1荷重、および、最小の第2消光比を確立する第2荷重を特定する工程と、光ファイバに第1荷重を付加しつつ光源および光ファイバの間で相対角度を変化させ、相対角度に応じた第3消光比を測定するとともに、光ファイバに第2荷重を付加しつつ光源および光ファイバの間で相対角度を変化させ、相対角度に応じた第4消光比を測定する工程と、第3消光比および第4消光比が一致する相対回転角度を判別する工程と、光源および光ファイバの間で判別した相対回転角度を確立しつつ光源に対して光ファイバを固定する工程とを備えることを特徴とする光モジュールの製造方法。
  4. 光源に対して光軸回りで無荷重状態の偏波面保存光ファイバを相対回転させて最大消光比を確立する回転角位置に偏波面保存光ファイバを位置決めする工程と、偏波面保存光ファイバに付加する荷重の変化に応じて偏波面保存光ファイバの最大消光比および最小消光比を検出する工程と、偏波面保存光ファイバに最大消光比を確立する荷重を付加しつつ光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角を変化させて相対回転角ごとに消光比を特定する第1特性曲線を特定する工程と、偏波面保存光ファイバに最小消光比を確立する荷重を付加しつつ光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角を変化させて相対回転角ごとに消光比を特定する第2特性曲線を特定する工程と、光源および偏波面保存光ファイバの間で第1および第2特性曲線の交点に対応する相対回転角を確立する工程とを備えることを特徴とする光ファイバの回転角調整方法。
  5. 第1光ユニットおよび第2光ユニットの間で相対角度を変化させ、相対角度ごとに第1消光比を測定する工程と、測定された第1消光比に基づき、第1光ユニットおよび第2光ユニットの相対角度のうちで最大の第1消光比を確立する最大相対角度に第1光ユニットと第2光ユニットとを位置合わせする工程と、第1光ユニットに加える荷重を変化させて荷重ごとに第2消光比を測定する工程と、測定された第2消光比に基づき最大の第2消光比を確立する第1荷重、および、測定された第2消光比に基づき最小の第2消光比を確立する第2荷重を第1光ユニットに加えつつ、第1光ユニットおよび第2光ユニットの間で相対角度を変化させ、相対角度に応じた消光比を測定する工程と、第1光ユニットに第1荷重を加えたときの第3消光比、および、第1光ユニットに第2荷重を加えたときの第4消光比が一致する相対角度に、第1光ユニットと第2光ユニットとを位置合わせする工程とを備えることを特徴とする回転角調整方法。
  6. 光源に対して光軸回りで相対回転自在に偏波面保存光ファイバを保持する保持部材と、偏波面保存光ファイバに荷重を加えるとともに当該荷重を測定する荷重測定器と、偏波面保存光ファイバに連結されて、偏波面保存光ファイバの消光比を測定する消光比測定器と、荷重測定器および消光比測定器に接続され、無荷重状態の偏波面保存光ファイバで最大消光比を確立する回転角位置に光軸回りで偏波面保存光ファイバが位置決めされる際に、荷重の付加に応じて最大消光比を確立する偏波面保存光ファイバで光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角ごとに消光比を特定する第1特性曲線、および、無荷重状態の偏波面保存光ファイバで最大消光比を確立する回転角位置に光軸回りで偏波面保存光ファイバが位置決めされる際に、荷重の付加に応じて最小消光比を確立する偏波面保存光ファイバで光源および偏波面保存光ファイバの相対回転角ごとに消光比を特定する第2特性曲線の交点に対応する相対回転角を特定する制御回路とを備えることを特徴とする光モジュール向け回転角調整装置。
  7. 光源に対して光軸回りで偏波面保存光ファイバを相対回転させる制御信号を出力する工程と、光軸および偏波面保存光ファイバの間で、制御信号の出力に応じて無荷重状態の光ファイバの最大消光比を確立する相対回転角を特定する工程と、当該相対回転角に基づき光軸回りで偏波面保存光ファイバを位置決めする位置決め信号を出力する工程と、位置決め信号の出力後、偏波面保存光ファイバに加えられる荷重の変化に応じて偏波面保存光ファイバの最大消光比を検出する工程と、位置決め信号の出力後、偏波面保存光ファイバに加えられる荷重の変化に応じて偏波面保存光ファイバの最小消光比を検出する工程と、最大消光比を確立する荷重に基づき、光源および偏波面保存光ファイバの間で変化する相対回転角および消光比の関係を示す第1特性曲線を特定する工程と、最小消光比を確立する荷重に基づき、光源および偏波面保存光ファイバの間で変化する相対回転角および消光比の関係を示す第2特性曲線を特定する工程と、第1および第2特性曲線の交点に対応する相対回転角を特定する工程とをプロセッサに実行させることを特徴とするソフトウェアプログラム。
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