JP2008107487A - 波長変換素子の製造方法、及び波長変換素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】均一な周期構造の分極反転結晶を形成でき、高い波長変換効率の波長変換素子を製造するための波長変換素子の製造方法等を提供すること。
【解決手段】第1面S1、及び第1面S1とは反対側の第2面S2を有する光学結晶であるLN基板21の第1面S1に絶縁層であるレジスト層22を形成する絶縁層形成工程と、レジスト層22をパターニングする絶縁層パターニング工程と、LN基板21の第1面S1側に第1電極層23、LN基板21の第2面S2側に第2電極層24をそれぞれ設置する電極設置工程と、レジスト層22が形成された第1面S1及び第1電極層23の間と、第2面S2及び第2電極層24の間とにそれぞれ粒状体である導電性粒子27を充填させる粒状体充填工程と、第1電極層23及び第2電極層24の間に電圧を印加する電圧印加工程と、を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、波長変換素子の製造方法、及び波長変換素子、特に、周期的な分極反転構造を持つ波長変換素子の製造方法の技術に関する。
従来、レーザ光を供給するレーザ光源において、第二高調波発生(Second−Harmonic Generation:SHG)素子等の波長変換素子が用いられている。波長変換素子を用いることで、例えば、容易に入手可能な汎用のレーザを用いて、所望の波長のレーザ光を供給することが可能となる。高い効率での波長変換を可能とするために、従来、擬似位相整合(Quasi Phase Matching:QPM)を用いる波長変換デバイスが開発されている。QPM波長変換デバイスには、例えば、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)の分極反転結晶(Periodically Poled Lithium Niobate:PPLN)を用いることができる。従来、QPM波長変換デバイスの製造方法として、例えば、イオン交換を用いる手法、電子ビームを走査させる手法、電圧の印加を用いる手法が提案されている。イオン交換の場合、表層近くの浅い部分のみの分極反転となることから、厚みを持った光学結晶全体を分極反転させることは困難である。電子ビームを用いる場合、分極反転パターンに沿って電子ビームを走査させることが極めて困難であるため、量産には不向きである。そのため、近年では光学結晶へ電圧を印加する手法が多く用いられている。例えば、自発分極構造の光学結晶上に絶縁層の微細なパターンを形成し、金属膜或いは電解液を介して電圧を印加することにより分極反転構造を得る手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−29086号公報
高い波長変換効率を実現するには、分極反転結晶の周期構造は均一であることが望ましい。金属膜を介して電圧を印加する場合、金属膜の厚みに応じて抵抗値が変化するため、均一な電圧印加が困難である。特許文献1の技術では、電解液、例えば塩化リチウム水溶液を用いることで均一な電圧印加を可能としている。この場合、電解液は、直接絶縁層に接することとなる。絶縁層に電解液を接触させると、絶縁層への電解液の浸入や、電解液による絶縁層の膨潤が引き起こされることにより絶縁層の絶縁性が低下してしまう。絶縁層の絶縁性が低下すると、自発分極状態を保持させるべき部分にまで電界が及ぶこととなるため、均一な周期構造の分極反転結晶を得ることが極めて困難となる。均一な周期構造の分極反転結晶を形成できない場合、高い波長変換効率を実現することは困難であるという問題を生じる。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、均一な周期構造の分極反転結晶を形成でき、高い波長変換効率の波長変換素子を製造するための波長変換素子の製造方法、及びその製造方法により製造される波長変換素子を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、第1面、及び第1面とは反対側の第2面を有する光学結晶の第1面に絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、絶縁層をパターニングする絶縁層パターニング工程と、光学結晶の第1面側に第1電極層、光学結晶の第2面側に第2電極層をそれぞれ設置する電極設置工程と、絶縁層が形成された第1面及び第1電極層の間と、第2面及び第2電極層の間とにそれぞれ粒状体を充填させる粒状体充填工程と、第1電極層及び第2電極層の間に電圧を印加する電圧印加工程と、を含むことを特徴とする波長変換素子の製造方法を提供することができる。
電圧印加工程において、光学結晶には、粒状体を介して電圧が印加される。粒状体は、導電性部材を用いて形成できる。粒状体を用いることにより、絶縁層内へ導電性物質が浸入する事態を確実に回避し、絶縁層の絶縁性を十分に保持できる。絶縁層の絶縁性を十分に保持可能とすることで、均一な周期構造の分極反転結晶を得ることができる。これにより、均一な周期構造の分極反転結晶を形成でき、高い波長変換効率の波長変換素子を製造することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、粒状体は、絶縁層パターニング工程においてパターニングされた絶縁層の間隔より小さい粒径をなすことが望ましい。これにより、絶縁層同士の間において隙間無く確実に粒状体を充填させることを可能とし、均一な電圧印加を可能にできる。
また、本発明の好ましい態様としては、粒状体は、金属部材を備えることが望ましい。導電性部材である金属部材を用いることにより、光学結晶へ電圧を印加することができる。また、抵抗値を低くできるため、印加する電圧を低減できる。
また、本発明の好ましい態様としては、粒状体は、基材を備え、金属部材は、基材の周囲に形成されることが望ましい。粒状体に加えられた応力に応じて基材を変形可能とすることで、光学結晶へ加わる圧力を緩和可能とし、かつ光学結晶表面における傷を抑制できる。
また、本発明の好ましい態様としては、粒状体は、樹脂部材を備えることが望ましい。粒状体は、樹脂部材を基材とする構成、樹脂部材に導電性部材を分散させる構成等とすることができる。樹脂部材を用いることにより、粒状体に加えられた応力に応じて粒状体を変形可能にできる。これにより、光学結晶へ加わる圧力を緩和可能とし、かつ光学結晶表面における傷を抑制できる。
また、本発明の好ましい態様としては、電圧印加工程において、光学結晶を加圧するとともに電圧を印加することが望ましい。光学結晶は、圧力が加えられることで電荷を生じさせる圧電体としても作用し得る。電圧印加工程における加圧により、光学結晶への加圧によって発生する電圧を分極反転に利用することが可能となる。これにより、印加する電圧を低減できる。また、さらに確実に粒状体を充填させることで、より均一な電圧印加を可能にできる。固体である粒状体を用いることにより、液体である電解液を用いる場合と比較して光学結晶に対する加圧を容易に行うことができる。
また、本発明の好ましい態様としては、電圧印加工程において、光学結晶を加温するとともに電圧を印加することが望ましい。加温により、光学結晶が分極反転を起こす電圧の閾値を低下させることが可能となる。これにより、印加する電圧を低減できる。電解液を用いる場合には電解液の蒸発に対する対策を講じる必要があるのに対して、粒状体を用いることにより、蒸発に対する考慮が不要となる。さらに、粒状体を充填させることで良好な熱伝導性が得られ、光学結晶を均一に加温することができる。
さらに、本発明によれば、上記の波長変換素子の製造方法を用いて製造されることを特徴とする波長変換素子を提供することができる。上記の波長変換素子の製造方法を用いることにより、均一な周期構造の分極反転結晶を持ち、高い波長変換効率の波長変換素子を得られる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る波長変換素子の製造方法により製造されたSHG素子10の構成を示す。SHG素子10は、例えばPPLNである。SHG素子10は、周期的に並列された分極反転構造11を備える。分極反転構造11は、コヒーレント長lCごとに非線形光学定数dの符号を反転させて構成されている。SHG素子10は、SHG素子10へ入射するレーザ光L1を、2分の1の波長のレーザ光L2に変換して出射させる。
図2及び図3は、本実施例に係る波長変換素子の製造方法によりSHG素子10を製造する手順を説明するものである。SHG素子10の製造には、光学結晶であるニオブ酸リチウム(LN)基板21を用いる。LN基板21は、第1面S1、及び第1面S1とは反対側の第2面S2を有する平行平板である。図2に示す工程aでは、LN基板21の第1面S1にレジスト層22を形成する。レジスト層22は、導体間の絶縁を目的とする絶縁層であって、絶縁体により構成される。工程aは、光学結晶に絶縁層を形成する絶縁層形成工程である。レジスト層22は、例えば、絶縁体である有機フォトレジスト等の樹脂を10μm程度成膜することで形成できる。樹脂の成膜は、スピンコートにより行うことができる。
次に、工程bに示す絶縁層パターニング工程において、レジスト層22をパターニングする。レジスト層22のパターニングには、例えば、フォトリソグラフィ技術を用いることができる。フォトリソグラフィ技術を用いることにより、周期的な縞状のパターンを有するレジスト層22を得られる。
工程cに示す電極設置工程では、第1電極層23及び第2電極層24が設置される。第1電極層23は、LN基板21の第1面S1側に設置される。第1電極層23は、LN基板21の外縁に沿って配置されたOリング25によって、第1面S1に固定されている。これにより、第1電極層23、第1面S1、レジスト層22、Oリング25によって囲まれた空間が形成される。第2電極層24は、LN基板21の第2面S2側に設置される。第2電極層24は、LN基板21の外縁に沿って配置されたOリング26によって、第2面S2に固定されている。これにより、第2電極層24、第2面S2、Oリング26によって囲まれた空間が形成される。
図3に示す工程dでは、第1電極層23、第1面S1、レジスト層22、Oリング25によって囲まれた空間内、及び第2電極層24、第2面S2、Oリング26によって囲まれた空間内に導電性粒子27が充填される。導電性粒子27は、導電性部材を用いて形成された粒状体である。工程dは、レジスト層22が形成された第1面S1及び第1電極層23の間と、第2面S2及び第2電極層24の間とにそれぞれ導電性粒子27を充填させる粒状体充填工程である。
図4は、導電性粒子27が充填された状態を説明するものである。図5は、導電性粒子27の構成を示す。導電性粒子27は、導電性部材である金属部材31により構成された金属粒子である。絶縁層パターニング工程においてパターニングされたレジスト層22の間隔wが例えば1μmである場合、導電性粒子27の粒径dは、数十nmとすることができる。これにより、レジスト層22同士の間において隙間無く確実に導電性粒子27を充填させることができる。
図3に戻って、工程eに示す電圧印加工程では、電源28により第1電極層23及び第2電極層24の間に電圧を印加する。電圧の印加は、高電圧パルスを印加することにより行う。第1面S1及び第1電極層23の間、第2面S2及び第2電極層24の間にそれぞれ導電性粒子27を充填させることで、LN基板21へは、導電性粒子27を介して電圧が印加される。導電性粒子27を隙間無く確実に充填させることで、均一な電圧印加を可能にできる。さらに、導電性部材である金属部材31を備える導電性粒子27を確実に充填させることで、抵抗値を低くし、印加する電圧を低減できる。
工程eにおける電圧の印加により、第1面S1のうちレジスト層22が取り除かれた位置から分極反転領域が徐々に成長していく。分極反転領域とは、LN基板21の自発分極から分極状態が反転した領域である。そして、LN基板21の自発分極のままの非反転領域と分極反転領域とが略同じ幅となったとき、電圧の印加を停止させる。このようにして、工程fに示すように、周期的な分極反転構造11を持つPPLN基板30を得る。さらに、PPLN基板30の所望の大きさへのダイシング、研磨、光学膜の形成等を経てSHG素子10が完成する。
粒状体である導電性粒子27を用いることにより、レジスト層22内へ導電性物質が浸入する事態を確実に回避し、レジスト層22の絶縁性を十分に保持できる。レジスト層22の絶縁性を十分に保持可能とすることで、均一な周期構造の分極反転結晶を得ることができる。これにより、均一な周期構造の分極反転結晶を形成でき、高い波長変換効率の波長変換素子を製造できるという効果を奏する。光学結晶であるLN基板21は、非線形光学定数が大きいためQPM波長変換デバイスに適している。光学結晶としては、LN基板21以外の他の光学結晶、例えば、タンタル酸リチウム(LiTaO3:LT)基板等を用いても良い。
なお、レジスト層22の間隔w及び導電性粒子27の粒径dは適宜設定することができる。レジスト層22の間隔wは、所望の分極反転領域の幅に応じて適宜決定できる。ここで、分極反転領域は、LN基板21の厚み方向へ進行した後、厚み方向に垂直な横方向へ広がる。よって、レジスト層22の間隔wは、所望の分極反転領域の幅より小さくすることが望ましい。導電性粒子27の粒径dは、レジスト層22の間隔wに応じて決定可能であって、少なくとも、レジスト層22の間隔wより小さければ良い。導電性粒子27の粒径dを小さくするほど、第1面S1において電界が集中する位置を分散でき、均一な周期構造の分極反転結晶を形成できる。
図6及び図7は、導電性粒子の変形例を示す。図6に示す導電性粒子32は、基材33を備える。基材33は、樹脂部材により構成されている。基材33の周囲には、金属部材34がコーティングされている。かかる構成の導電性粒子32を用いても、LN基板21へ電圧を印加することができる。樹脂部材からなる基材33を用いることで、導電性粒子32に加えられた応力に応じて基材33を変形させることができる。これにより、LN基板21へ加わる圧力を緩和可能とし、かつLN基板21表面における傷を抑制できる。
図7に示す導電性粒子35は、導電性樹脂部材36により構成されている。導電性樹脂部材36としては、樹脂部材に導電性を持つ金属分子等を分散させたものを用いることができる。かかる構成の導電性粒子35を用いても、LN基板21へ電圧を印加することができる。導電性樹脂部材36を用いる構成とすることで、導電性粒子35に加えられた応力に応じて導電性粒子35を変形可能にできる。これにより、LN基板21へ加わる圧力を緩和可能とし、かつLN基板21表面における傷を抑制できる。なお、導電性粒子は導電性を持つ構成であれば良く、本実施例で説明するものに限られない。印加する電圧を低減可能とするために、導電性粒子の抵抗値は低いことが望ましい。
図3の工程eに示す電圧印加工程において、LN基板21を加圧するとともに電圧を印加することとしても良い。例えば、シリンダー等により第1電極層23及び第2電極層24を加圧することで、LN基板21を加圧することができる。本発明では固体である導電性粒子を充填させることにより、液体である電解液を用いる場合と比較してLN基板21に対する加圧を容易に行うことができる。
LN基板21等の光学結晶は、圧力が加えられることで電荷を生じさせる圧電体としても作用し得る。電圧印加工程における加圧により、LN基板21への加圧によって発生する電圧を分極反転に利用することが可能となる。第1面S1のうちレジスト層22が形成された部分ではレジスト層22へ圧力が吸収されるのに対して、第1面S1のうちレジスト層22が無い部分へは、十分な圧力がかけられる。このようにして、レジスト層22でマスキングされた部分以外の部分において電圧を発生させることができる。これにより、印加する電圧を低減できる。また、さらに確実に導電性粒子を充填させることで、より均一な電圧印加を可能にできる。
また、電圧印加工程において、LN基板21を加温するとともに電圧を印加することとしても良い。加熱のための装置、例えば乾燥器等を用いて工程eに示す構成を加熱することにより、LN基板21を加温することができる。加温により、LN基板21が分極反転を起こす電圧の閾値を低下させることが可能となる。これにより、印加する電圧を低減できる。電解液を用いる場合には電解液の蒸発に対する対策を講じる必要があるのに対して、粒状体である導電性粒子を用いることにより、蒸発に対する考慮が不要となる。さらに、導電性粒子を充填させることで良好な熱伝導性が得られ、LN基板21を均一に加温することができる。
なお、電圧印加工程において、加圧及び加温のいずれも行うこととしても良い。本実施例により製造されたSHG素子10は、例えば、レーザ光を用いて画像を表示するプロジェクタのレーザ光源、レーザ加工、レーザ光を用いる光通信技術等に適用することができる。
以上のように、本発明に係る波長変換素子の製造方法は、周期的な分極反転構造を持つ波長変換素子を製造する場合に適している。
実施例に係る波長変換素子の製造方法により製造されたSHG素子の図。 SHG素子を製造する手順を説明する図。 SHG素子を製造する手順を説明する図。 導電性粒子が充填された状態を説明する図。 導電性粒子の構成を示す図。 導電性粒子の変形例を示す図。 導電性粒子の変形例を示す図。
符号の説明
10 SHG素子、11 分極反転構造、21 LN基板、S1 第1面、S2 第2面、22 レジスト層、23 第1電極層、24 第2電極層、25、26 Oリング、27 導電性粒子、28 電源、30 PPLN基板、31 金属部材、32 導電性粒子、33 基材、34 金属部材、35 導電性粒子、36 導電性樹脂部材

Claims (8)

  1. 第1面、及び前記第1面とは反対側の第2面を有する光学結晶の前記第1面に絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、
    前記絶縁層をパターニングする絶縁層パターニング工程と、
    前記光学結晶の前記第1面側に第1電極層、前記光学結晶の前記第2面側に第2電極層をそれぞれ設置する電極設置工程と、
    前記絶縁層が形成された前記第1面及び前記第1電極層の間と、前記第2面及び前記第2電極層の間とにそれぞれ粒状体を充填させる粒状体充填工程と、
    前記第1電極層及び前記第2電極層の間に電圧を印加する電圧印加工程と、を含むことを特徴とする波長変換素子の製造方法。
  2. 前記粒状体は、前記絶縁層パターニング工程においてパターニングされた前記絶縁層の間隔より小さい粒径をなすことを特徴とする請求項1に記載の波長変換素子の製造方法。
  3. 前記粒状体は、金属部材を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の波長変換素子の製造方法。
  4. 前記粒状体は、基材を備え、
    前記金属部材は、前記基材の周囲に形成されることを特徴とする請求項3に記載の波長変換素子の製造方法。
  5. 前記粒状体は、樹脂部材を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の波長変換素子の製造方法。
  6. 前記電圧印加工程において、前記光学結晶を加圧するとともに電圧を印加することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の波長変換素子の製造方法。
  7. 前記電圧印加工程において、前記光学結晶を加温するとともに電圧を印加することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の波長変換素子の製造方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の波長変換素子の製造方法を用いて製造されることを特徴とする波長変換素子。
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