JP2008107221A - 沸騰水型原子炉 - Google Patents
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Abstract
【課題】ジェットポンプの効率をさらに向上できる沸騰水型原子炉を提供する。
【解決手段】BWRは、RPVと炉心シュラウドの間に形成されるダウンカマ4内に、複数のジェットポンプ1を配置する。隣り合うジェットポンプ1a,1bの間に流路面積低減部材20を配置している。流路面積低減部材20はジェットポンプ1a,1bの各スロート17に取り付けられる。ダウンカマ4内でRPVの周方向における流路断面積は、流路面積低減部材20の配置によって、流路面積低減部材20の上端部から流路面積低減部材20の中央部に向かって徐々に減少し、ベルマウス16の上端より下方では流路面積低減部材20の下端部に向かって徐々に増大する。ノズル15から噴出された駆動水の流速とベルマウス16内に吸い込まれる被駆動水の流速の差が小さくなって、界面剪断力の低下をもたらし、ジェットポンプ1の効率が向上する。
【選択図】図1
【解決手段】BWRは、RPVと炉心シュラウドの間に形成されるダウンカマ4内に、複数のジェットポンプ1を配置する。隣り合うジェットポンプ1a,1bの間に流路面積低減部材20を配置している。流路面積低減部材20はジェットポンプ1a,1bの各スロート17に取り付けられる。ダウンカマ4内でRPVの周方向における流路断面積は、流路面積低減部材20の配置によって、流路面積低減部材20の上端部から流路面積低減部材20の中央部に向かって徐々に減少し、ベルマウス16の上端より下方では流路面積低減部材20の下端部に向かって徐々に増大する。ノズル15から噴出された駆動水の流速とベルマウス16内に吸い込まれる被駆動水の流速の差が小さくなって、界面剪断力の低下をもたらし、ジェットポンプ1の効率が向上する。
【選択図】図1
Description
本発明は、沸騰水型原子炉に係り、特に、内部にダウンカマが形成されている原子炉圧力容器を有する沸騰水型原子炉に関する。
沸騰水型原子炉は、炉心流量を少ない駆動水流量で確保するため、原子炉圧力容器内に形成されたダウンカマにジェットポンプを設置している。ジェットポンプの原理を、非特許文献1を参考にして説明する。ジェットポンプの駆動水は、再循環ポンプを駆動することによって原子炉圧力容器内のダウンカマから再循環系配管に導かれ、ライザ管を通ってジェットポンプのノズルに達する。この駆動水はそのノズルから噴出される。駆動水の噴出により、ベルマウス周囲の、ダウンカマ内の被駆動水がベルマウス内に吸い込まれる。このようにして、ジェットポンプは駆動水の流量よりも多い量の冷却水を吐出することができる。ジェットポンプは、ノズル、ベルマウス、スロート及びディフューザを有する。
一般に、ジェットポンプ1の性能は、駆動水の流量と被駆動水の流量の比であるM比と圧力比であるN比で示すことができる。
N=(Pd−Ps)/(Pn−Pd)
ここで、Pnはノズル部の圧力を、Psは吸い込み部の圧力を、Pdはディフューザ部の圧力を示している。ジェットポンプ効率ηはM比とN比の積η=M×Nで表される。
ジェットポンプのM比、及びジェットポンプ効率を向上させると、より少ない駆動水流量で所定の炉心流量を確保できるので、再循環ポンプの消費電力を削減できる。また、炉心に供給する冷却水流量(炉心流量)を増加させることにより、原子炉の出力向上が可能になる。M比をより大きくし、効率をより向上させたジェットポンプを用いると、再循環ポンプの容量を増大させることなく、炉心流量を増加させることができ原子炉出力の増大幅を拡大できる。
N=(Pd−Ps)/(Pn−Pd)
ここで、Pnはノズル部の圧力を、Psは吸い込み部の圧力を、Pdはディフューザ部の圧力を示している。ジェットポンプ効率ηはM比とN比の積η=M×Nで表される。
ジェットポンプのM比、及びジェットポンプ効率を向上させると、より少ない駆動水流量で所定の炉心流量を確保できるので、再循環ポンプの消費電力を削減できる。また、炉心に供給する冷却水流量(炉心流量)を増加させることにより、原子炉の出力向上が可能になる。M比をより大きくし、効率をより向上させたジェットポンプを用いると、再循環ポンプの容量を増大させることなく、炉心流量を増加させることができ原子炉出力の増大幅を拡大できる。
高性能化のジェットポンプは、例えば、特許文献1及び特許文献2に記載されている。特許文献1及び特許文献2に記載されたジェットポンプは、ノズル形状を改良している。特許文献3は、原子炉圧力容器内にインターナルポンプを設置し、インターナルポンプの上流でダウンカマ内にインターナルポンプごとに仕切り板を設置している。これらの仕切り板によって、原子炉圧力容器内に配置され、炉心とダウンカマを画定する炉心シュラウドを、支持している。さらに、それらの仕切り板は、インターナルポンプ上流の冷却水の流れを整流する作用を有する。
ジェットポンプでは再循環ポンプによって駆動水に与えられたエネルギーの60%近くがジェットポンプで損失している。特に、駆動水と被駆動水がジェットポンプのスロートで混合するときの損失が大きい。本件出願におけるノズルの改良は、駆動水と被駆動水をスムーズに混合させて混合損失を低減させることを狙っている。
混合損失の原因は、駆動流と被駆動流の混合界面の速度差に起因する界面剪断力によるところが大きい。この剪断力の一部は熱エネルギーに変換されて損失となる。BWRで用いられるジェットポンプでは、駆動水がノズルから60m/s以上の速度で噴出される。被駆動水はダウンカマ内を2m/s程度の速度で流れている。このように駆動水と被駆動水の速度差が大きいため、駆動水とこれと接触する被駆動水の間に大きな剪断力を生じる。また、ベルマウス近傍の質量流速も小さいため、スロート直径の約5倍の断面積の領域から被駆動水をベルマウス内へ吸込む必要がある。すなわち、ノズル先端から離れた位置の被駆動水をベルマウスの吸込口まで水平方向に移動させるエネルギーも必要であり、ジェットポンプの損失の一部となっている。したがって、発明者らは、被駆動水の流速を大きくして駆動水との速度差を小さくすると混合損失が低減することに着目した。
以上のことから、発明者らは、ダウンカマ内に存在する被駆動水を、その流速を増大させてベルマウス内に導くことができれば、再循環ポンプにより駆動水に与えられたエネルギーの損失を低減できることを見出した。本発明は、この発想を適用してなされたものである。
前述の特許文献1および特許文献2は、ノズル部を改良することによりジェットポンプの高性能化を図っており、ダウンカマ内に存在する被駆動水の流速に着目した改良を行ってはいない。特許文献3の、ダウンカマ内に設置された仕切り板は、被駆動水の流速を増大させる機能を有していない。
本発明の目的は、ジェットポンプの効率をさらに向上できる沸騰水型原子炉を提供することにある。
上記した目的を達成する本発明の特徴は、原子炉圧力容器と炉心シュラウドの間に形成された環状流路の流路断面積をジェットポンプのベルマウスの上端の位置で減少させる流路面積低減部材を、環状流路内に配置することにある。このような流路面積低減部材の環状流路内への配置によって、ジェットポンプのノズルから噴出された駆動水の流速とベルマウスに吸い込まれる被駆動水の流速の差を低減することができ、駆動水とこれと接触する被駆動水の間に生じる界面剪断力が低下する。このため、駆動水と被駆動水の混合損失が低減され、ジェットポンプの効率をさらに向上させることができる。
好ましくは、流路面積低減部材の横断面積を、ベルマウスの上端から上方に向かって減少させることが望ましい。これにより、環状流路の流路断面積が流路面積低減部材の上端からベルマウスに向かって減少するので、ベルマウスに到達するまでに被駆動水の水平方向への移動のために消費される駆動水の運動エネルギーが減少する。ジェットポンプの効率がさらに向上する。
好ましくは、流路面積低減部材の横断面積を、ベルマウスの上端から下方に向かって減少させることが望ましい。これにより、流路面積低減部材の下端に向かう被駆動水の流速が遅くなって摩擦損失が低減されるため、再循環ポンプの負荷を抑えることができる。
本発明によれば、駆動水と被駆動水の混合損失が低減され、ジェットポンプの効率をさらに向上させることができる。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。
本発明の好適な一実施例である沸騰水型原子炉(以下、BWRという)を、図1〜図5を用いて説明する。
BWR23は、図2に示すように、原子炉圧力容器(以下、RPVという)3を備えており、ジェットポンプ1、炉心シュラウド2、気水分離器6及び蒸気乾燥器7をRPV3内に設置している。炉心シュラウド2は、RPV3に内蔵され、複数の燃料集合体(図示せず)が装荷される炉心5を取り囲んでいる。気水分離器6及び蒸気乾燥器7は炉心5の上方に配置される。環状の冷却水流路であるダウンカマ(環状流路)4が、RPV3と炉心シュラウド2の間に形成される。複数のジェットポンプ1はダウンカマ4内に配置されている。
ジェットポンプ1の詳細な構成を、図4に基づいて説明する。ジェットポンプ1は、ノズル15、ベルマウス16、スロート17及びディフューザ18を有する。ベルマウス16がスロート17の上端に設置され、ディフューザ18がスロート17の下端に接続される。ベルマウス16は、上端が開放され、下方に向かうに従って流路断面積が減少する。スロート17は、ベルマウス16よりも下方で内径が最も小さくなっている。ディフューザ18は下方に向かうに従って流路断面積が増大する。ノズル15は、ベルマウス16との間に、被駆動水の吸い込み流路を形成するようにベルマウス16の上方に配置される。このようなジェットポンプ1が対となってダウンカマ4内で炉心シュラウド2を取り囲むように配置される。
再循環系は、再循環系配管11及び再循環ポンプ12を含んでいる。再循環ポンプ12は再循環系配管11に設置される。再循環ポンプ12よりも上流側に位置する再循環系配管11の一端は、RPV3に接続され、ダウンカマ4に連絡される。再循環ポンプ12よりも下流側に位置する再循環系配管11の他端は、RPV3内に達し、ダウンカマ4内に配置されるライザ管13(図4参照)に接続される。ライザ管13は、対となるジェットポンプ1の相互間に配置される。一対のベント管14がライザ管13の上端部に180°反対方向を向くように接続される。それぞれのベント管14は対となって配置されたジェットポンプ1の各ノズル15に接続される。
ダウンカマ4内の冷却水(炉水)は、再循環ポンプ12の駆動によって、再循環系配管11内に取り込まれる。この冷却水は、再循環ポンプ12で昇圧され、ライザ管13及びベント管14を介してノズル15に到達し、ノズル15から噴出される。ノズル15から噴出される冷却水が駆動水である。ダウンカマ4内でノズル15の周囲に存在する冷却水(被駆動水)が、ノズル15からベルマウス16内に向かって噴出される駆動水によって吸引され、前述の吸い込み流路を通ってベルマウス16内に達する。すなわち、駆動水の噴出によって、スロート17内の静圧が低下し、被駆動水がベルマウス16内に吸い込まれる。ベルマウス16は、吸い込まれた被駆動水をスムーズにスロート17へ導く役割を担っている。既設のBWRでは、噴出された駆動水の約2倍の被駆動水を吸い込むことができる。ノズル15から噴出された駆動水と吸い込まれた被駆動水は、スロート17内で運動エネルギーの交換を行いながら混合され、ディフューザ18に送り込まれる。ディフューザ18は、内部に形成される流路の断面積が、冷却水の流れが剥離を起こさない程度に緩やかに拡大されているため、冷却水が有する運動エネルギーを静圧に変換し、冷却水の静圧を増大させる。被駆動水は、ベルマウス16の入口での圧力よりも高められてディフューザ18の出口から排出される。このように、ジェットポンプ1から吐出された冷却水は、炉心5に供給される。ジェットポンプ1は、少ない駆動水流量で多い流量の冷却水を炉心5に供給する。このため、再循環系配管11の内径を小さくすることができる。
冷却水は、炉心5内に装荷された各燃料集合体内を上昇する。その際、冷却水は、燃料集合体内の核燃料物質の核分裂で発生する熱によって加熱され、蒸気と水の二相流になる。蒸気は、最初に気水分離器6、その後に蒸気乾燥器7に導入され、それぞれで水が除去される。蒸気乾燥器7から排出された蒸気は、RPV3に接続される主蒸気管8に吐出される。この蒸気は、主蒸気管8を通ってタービン(図示せず)に導かれ、タービンを駆動する。タービンから排出された蒸気は、復水器(図示せず)で凝縮されて水になる。この水は、給水として、給水管9を介し、RPV3に戻される。
本実施例のBWR23は、RPV3内でダウンカマ4内に、流路面積低減部材20を配置している(図1及び図3参照)。流路面積低減部材20は、隣り合うライザ管13、すなわち、ライザ管13aとライザ管13bの間で、隣り合うジェットポンプ1aとジェットポンプ1bの間に配置される(図1参照)。流路面積低減部材20はダウンカマ4内でRPV3の周方向において複数箇所に配置されている。ジェットポンプ1aはライザ管13aによって駆動水が供給される。ジェットポンプ1bはライザ管13bによって駆動水が供給される。流路面積低減部材20は上記のように隣り合うジェットポンプ1間にそれぞれ配置される。流路面積低減部材20は、流路面積低減部材20a,20bを有し(図1及び図5参照)、これらの部材が一体化されて構成される。流路面積低減部材20は支持部材21a,21bによってジェットポンプ1a,1bのそれぞれのスロート17の外面に取り付けられる。支持部材21aが流路面積低減部材20aに取り付けられ、支持部材21bが流路面積低減部材20bに取り付けられる。流路面積低減部材20は、支持部材21a,21bを用いて、ジェットポンプ1a,1bのそれぞれのノズル15またはベルマウス16に取り付けることも可能である。流路面積低減部材20の、RPV3の周方向における縦断面形状は、RPV3の軸方向において、横断面積が上端部及び下端部で最も小さく、中央部で最も大きくなる形状を有する。流路面積低減部材20の、ジェットポンプ1a,1bのそれぞれに対向する両方の面、すなわち、流路面積低減部材20aのジェットポンプ1aに対向している面及び流路面積低減部材20bのジェットポンプ1bに対向している面は、上端部から中央部に向かって曲面26aになっており、下端部から中央部に向かっても曲面26bになっている。流路面積低減部材20は、RPV3の軸方向においてベルマウス16の上端よりも上方の上半分では上端に向かって横断面積が減少し、ベルマウス16の上端よりも下方の下半分では下端に向かって横断面積が減少する。曲面26aはベルマウス16の上端よりも上方に位置し、曲面26bはベルマウス16の上端よりも下方に位置する。流路面積低減部材20aのジェットポンプ1aに対向している面に、凸部25aが形成される。流路面積低減部材20bのジェットポンプ1bに対向している面にも、凸部25bが形成される。流路面積低減部材20の、最も横断面積が大きい部分が、ベルマウス16の上端の高さに位置するように配置される。流路面積低減部材20の最も横断面積が大きい部分の外面とベルマウス16の外面との間には、冷却水をジェットポンプ1の外側でダウンカマ4の下部に流す流路24が形成される。図示されていないが、流路面積低減部材20の、炉心シュラウド2と対向する表面は、炉心シュラウド2の外面の曲率と同じ曲率を有する曲面になっている。流路面積低減部材20の、RPV3と対向する表面は、RPV3の内面の曲率と同じ曲率を有する曲面になっている。
ダウンカマ4内でRPV3の周方向における流路断面積は、流路面積低減部材20の配置によって、下方に向かって狭められ、RPV3の軸方向においてはベルマウス16の位置で最も狭くなっている。その流路断面積は、流路面積低減部材20の上端部から流路面積低減部材20の中央部に向かって徐々に減少し、ベルマウス16より下方では流路面積低減部材20の下端部に向かって徐々に増大する。
BWR23の運転時、例えば100%出力の定格運転時では、ダウンカマ4内の冷却水が再循環ポンプ12の駆動によって昇圧され、前述したように、駆動水となってノズル15からベルマウス16内に噴出される。流路面積低減部材20より上方でダウンカマ4内に存在する冷却水(被駆動水)は、駆動水の噴出によって、ベルマウス16内に吸い込まれる。流路面積低減部材20の上端よりベルマウス16に向かってダウンカマ4内での冷却水の流路断面積が、前述のように減少するため、その減少に伴って被駆動水の流速が増大する。この被駆動水の流速は、ベルマウス16付近で最大になる。駆動水の流速と被駆動水の流速の差は、ベルマウス16に近づくに従って小さくなる。その流速の差がちいさくなるため、ベルマウス16内では、駆動水とこれと接触する被駆動水の間に生じる界面剪断力が低下する。したがって、スロート17等の内部での駆動水と被駆動水の混合損失が低減され、ジェットポンプ1の効率が向上する。本実施例では、ベルマウス16の半径方向においてベルマウス16から離れた位置に存在する被駆動水は、流路面積低減部材20の表面に沿って下降するに従って、その半径方向でベルマウス16に近づく。このように、本実施例は、一部の被駆動水の水平方向への移動が、駆動水の運動エネルギーの消費によってではなく、流路面積低減部材20の表面形状によって行われる。このため、被駆動水の水平方向への移動のために消費される駆動水の運動エネルギーが少なくなり、駆動水と被駆動水の混合に有効に使用されるその運動エネルギーが増大するので、ジェットポンプ1の効率がさらに向上する。
既設のBWRで用いられている従来のジェットポンプの効率は、100%出力の定格運転でM比が2程度で約40%である。ノズルから噴出された駆動水の運動エネルギーの約60%が、損失となって失われ、被駆動水のベルマウス16内への吸引に使用されていない。この原因は、ベルマウス、スロート及びディフューザでの流路断面積の変化に伴う損失、それらの内面との摩擦、そして駆動水と被駆動水の混合に伴う前述の混合損失等がある。流路面積低減部材20をベルマウス16付近に前述のように配置する本実施例は、ベルマウス16付近での被駆動水の流速を増大させることができ、混合損失、及び被駆動水を水平方向へ移動させる運動エネルギーの消費を低減できる。従って、本実施例は、ジェットポンプ1の効率を向上させることができる。
本実施例は、ベルマウス16よりも下方において、ダウンカマ4内でRPV3の周方向における流路断面積が流路面積低減部材20の下端部に向かって徐々に増大している。このような構造は、流路断面積の急激な変化による損失が低減される。また、ベルマウス16の下方でその流路断面積を増加しているので、流路24を通ってジェットポンプ1の外側を流れる被駆動水の流速は、流路面積低減部材20の下端に向かうに伴って徐々に遅くなる。この流速の低下は、摩擦損失を低減し、再循環ポンプ12の負荷を抑制する。ジェットポンプ1の外側を流れる被駆動水は、再循環配管11に供給される。この摩擦損失の低減は、再循環ポンプ12から吐出される駆動水の流量を増大させる。これも、ジェットポンプ1の効率のさらなる向上に貢献する。
既設のBWRでは、原子炉出力を炉心5に供給する炉心流量で制御している。この炉心流量の制御は、再循環ポンプ12の回転数を調節してノズル15から噴出される駆動水の流量を変化させることによって行われる。したがって、本実施例は、M比及びジェットポンプ1の効率が向上することによって、既設のBWRの再循環ポンプ12を用いた場合において、ジェットポンプ1から吐出される冷却水の流量を増大でき原子炉出力の増大幅を拡大できる。既設のBWRにおいて、再循環ポンプ12及びジェットポンプ1を交換せずにダウンカマ4内に流路面積低減部材20を配置することによって、ジェットポンプ1の効率を上記したように向上させることができる。したがって、本実施例は、出力向上時には核特性により炉心流量制御幅が縮小する現象が生じるが、ジェットポンプ1の効率向上により炉心流量が増大し、併せて炉心流量の制御幅を拡大させることができる。このため、出力向上時におけるBWRの運転特性を向上させることができる。また、ダウンカマ4内に流路面積低減部材20を配置することによって得られるジェットポンプ1の効率向上を再循環ポンプ12の容量低下に反映させる場合は、発電コストを低減できる。
流路面積低減部材20を隣り合うジェットポンプ1の相互間に配置する替りに、炉心シュラウド2とジェットポンプ1の間及びRPV3とジェットポンプ1の間の少なくとも一方に、流路面積低減部材20aを配置してもよい。このとき、流路面積低減部材20aは凸部25aがジェットポンプ1を向くように配置される。このような流路面積低減部材20aの配置により、ダウンカマ4の流路断面積がRPV3の半径方向において減少する。流路面積低減部材20aをそのように配置してその流路断面積をRPV3の半径方向において減少させることによって、駆動水とこれと接触する被駆動水の間に生じる界面剪断力が低下し、駆動水と被駆動水の混合損失が低減される。また、被駆動水の水平方向への移動のために消費される駆動水の運動エネルギーが少なくなる。したがって、ジェットポンプ1の効率が向上する。特に、流路面積低減部材20aを炉心シュラウド2とジェットポンプ1の間及びRPV3とジェットポンプ1の間の両方に配置した場合には、混合損失の低減効果、及びその運動エネルギーの消費量の低減効果が大きくなり、ジェットポンプ1の効率がより向上する。
流路面積低減部材20をジェットポンプ1間に配置する前述の実施例のように、上記流路面積低減部材20を隣り合うジェットポンプ1の相互間に、さらに、流路面積低減部材20aを炉心シュラウド2とジェットポンプ1の間及びRPV3とジェットポンプ1の間の少なくとも一方に、それぞれ配置してもよい。このような構成により、ダウンカマ4の流路断面積は、RPV3の周方向及び半径方向において減少される。このような構成は、ダウンカマ4の流路断面積をRPV3の周方向及び半径方向において減少させるため、界面剪断力、及び被駆動水の水平方向への移動に伴う運動エネルギーの消費量がより低下し、ジェットポンプ1の効率がより向上する。
本発明の他の実施例であるBWRを、図6を用いて説明する。本実施例のBWR23Aは、実施例1のBWR23において流路面積低減部材20を流路面積低減部材20Aに替えた構成を有する。BWR23Aの他の構成はBWR23と同じである。流路面積低減部材20Aも、隣り合うライザ管13aとライザ管13bの間で、隣り合うジェットポンプ1aとジェットポンプ1bの間に配置される。流路面積低減部材20Aは、RPV3の軸方向においてベルマウス16の上端よりも上方の上半分では上端に向かって横断面積が減少し、ベルマウス16の上端よりも下方の下半分では下端に向かって横断面積が一様である。このため、流路面積低減部材20Aの、ジェットポンプ1a,1bにそれぞれ対向する面は、上半分では曲面26aであり、下半分は平面27である。曲面26aはベルマウス16の上端よりも上方に位置し、平面27はベルマウス16の上端よりも下方に位置する。流路面積低減部材20Aの配置により、ダウンカマ4内でRPV3の周方向における流路断面積は、下方に向かって狭められ、RPV3の軸方向においてはベルマウス16の上端の位置で最も狭くなっている。
本実施例も、流路面積低減部材20Aの上端よりベルマウス16に向かってダウンカマ4内での冷却水の流路断面積が上記のように減少するため、被駆動水の流速が増大する。したがって、実施例1と同様に、駆動水とこれと接触する被駆動水の間に生じる界面剪断力が低下し、ジェットポンプ1の効率が向上する。また、被駆動水の水平方向への移動のために消費される駆動水の運動エネルギーが少なくなり、ジェットポンプ1の効率がさらに向上する。しかしながら、本実施例は、流路面積低減部材20Aの下半分の横断面積が一様であるため、流路面積低減部材20Aとジェットポンプ1の間ではジェットポンプ1の外側を流れる被駆動水の流速の低下が生じない。BWR23Aは、その分だけ、BWR23よりもジェットポンプの効率が低くなる。
本発明の他の実施例であるBWRを、図7を用いて説明する。本実施例のBWR23Bは、実施例1のBWR23において流路面積低減部材20を流路面積低減部材20Bに替えた構成を有する。BWR23Bの他の構成はBWR23と同じである。流路面積低減部材20Bも、隣り合うライザ管13aとライザ管13bの間で、隣り合うジェットポンプ1aとジェットポンプ1bの間に配置される。流路面積低減部材20Bは、RPV3の軸方向においてベルマウス16の上端よりも上方の上半分では上端部に向かって横断面積が一様であり、ベルマウス16の上端よりも下方の下半分では下端部に向かって横断面積が減少する。このため、流路面積低減部材20Bの、ジェットポンプ1a,1bにそれぞれ対向する面は、上半分では平面27aであり、下半分は曲面26aである。平面27aはベルマウス16の上端よりも上方に位置し、曲面26aはベルマウス16の上端よりも下方に位置する。流路面積低減部材20Bの配置により、ダウンカマ4内でRPV3の周方向における流路断面積は、RPV3の軸方向において、ベルマウス16の上端よりも上方で狭くなっており、ベルマウス16の上端よりも下方に向かうにしたがって増大する。
本実施例も、流路面積低減部材20Bの上端よりベルマウス16に向かってダウンカマ4内での冷却水の流路断面積が上記のように狭くなっているため、被駆動水の流速が増大する。したがって、実施例1と同様に、駆動水とこれと接触する被駆動水の間に生じる界面剪断力が低下し、ジェットポンプ1の効率が向上する。また、ベルマウス16の下方でその流路断面積が増加しているので、ジェットポンプ1の外側を流れる被駆動水の流速は、流路面積低減部材20Bの下端に向かうに伴って徐々に遅くなり、摩擦損失が低減され、再循環ポンプ12の動力を低減できる。しかしながら、流路面積低減部材20Bの上端で流路断面積が急激に減少するため、圧力損失が大きくなる。この分だけ、本実施例は、実施例1よりも再循環ポンプの動力を消費することになる。
本発明の他の実施例であるBWRを、図8及び図9を用いて説明する。本実施例のBWR23Cは、実施例1のBWR23において流路面積低減部材20を流路面積低減部材20Cに替えた構成を有する。BWR23Cの他の構成はBWR23と同じである。流路面積低減部材20Cも、隣り合うライザ管13aとライザ管13bの間で、隣り合うジェットポンプ1aとジェットポンプ1bの間に配置される。流路面積低減部材20Cは、流路面積低減部材20と同様に、RPV3の軸方向において、流路面積低減部材20Bの、ジェットポンプ1a,1bにそれぞれ対向する面に曲面26a,26bを有する。流路面積低減部材20Cは、ベルマウス16の上端よりも上方の上半分では上端部に向かって横断面積が減少し、ベルマウス16の上端よりも下方の下半分でも下端部に向かって横断面積が減少する。流路面積低減部材20Cは、RPV3の軸方向でベルマウス16の上端と同じ位置に円弧31を形成している。この円弧31は、凸部25a,25bにそれぞれ形成される。これらの円弧31は、ジェットポンプ1a,1bの各ベルマウス16の上端と同心円に配置される。このため、ジェットポンプ1aと流路面積低減部材20Cの間、及びジェットポンプ1bと流路面積低減部材20Cの間に、円弧状流路28がそれぞれ形成される。
本実施例は、流路面積低減部材20Cの、ジェットポンプ1a,1bの対向する各面に円弧31をそれぞれ形成している。このため、流路面積低減部材20Cは、流路面積低減部材20の、RPV3の周方向における凸部25a,25bの先端よりもRPV3の周方向に突出した突出部29をそれぞれ形成している(図9参照)。図9に図示された各破線は、流路面積低減部材20の、RPV3の周方向における凸部25a,25bの先端を表している。各突出部29は、炉心シュラウド2の外面及びRPV3の内面付近にそれぞれ形成される。
本実施例は、実施例1で生じる効果を得ることができる。さらに、本実施例は、円弧31を形成するように設けられた突出部29によって、ベルマウス16の上流で被駆動水の流速を増大させる領域が実施例1よりも広くなる。この領域では、被駆動水の水平方向への移動のために消費される駆動水の運動エネルギーも少なくなる。このため、本実施例は、実施例1よりもジェットポンプ1の効率をさらに向上させることができる。
流路面積低減部材20Cの、ジェットポンプ1a,1bの対向する各面に円弧31をそれぞれ形成する構成は、実施例2に用いられる流路面積低減部材20B、実施例3に用いられる流路面積低減部材20C及び後述の実施例5の流路面積低減部材20Dにも適用することができる。
RPV3の半径方向における幅を流路面積低減部材20Cよりも狭くした流路面積低減部材20Dは、図10に示すように、支持部材21a,21baを用いずに炉心シュラウド2の外面に直接取り付けてもよい。流路面積低減部材20Dは、炉心シュラウド2との間及びRPV3との間にそれぞれ間隙を形成するように配置し、支持部材21a,21baでジェットポンプ1a,1bに取り付けることも可能である(図11参照)。流路面積低減部材20Dを炉心シュラウド2の外面に接触させ、この流路面積低減部材20Dを支持部材21a,21baでジェットポンプ1a,1bに取り付けてもよい(図12参照)。
本発明の他の実施例であるBWRを、図13を用いて説明する。本実施例のBWR23Dは、実施例1のBWR23において流路面積低減部材20を流路面積低減部材20Dに替えた構成を有する。BWR23Dの他の構成はBWR23と同じである。流路面積低減部材20Dは、流路面積低減部材20の内部を中空にした構成であり、内部に中空部30を形成している。流路面積低減部材20Dも、隣り合うライザ管13aとライザ管13bの間で、隣り合うジェットポンプ1aとジェットポンプ1bの間に配置される。
本実施例も、実施例1で生じる効果を得ることができる。流路面積低減部材20Dは、中空部30を有するので、流路面積低減部材20よりも重量が小さくなっている。このため、流路面積低減部材20Dの設置作業は、流路面積低減部材20のそれよりも容易に行える。なお、実施例2〜4において、各流路面積低減部材にそれぞれ中空部30を形成することも可能である。
1,1a,1b…ジェットポンプ、2…炉心シュラウド、3…原子炉圧力容器、4…ダウンカマ、5…炉心、11…再循環配管、12…再循環ポンプ、13,13a,13b…ライザ管、15…ノズル、16…ベルマウス、17…スロート、18…ディフューザ、20,20a,20b…流路面積低減部材、21a,21b…支持部材、23,23A,23B,23C,23D…BWR、24…流路、25a,25b…凸部、26a,26b…曲面、27…平面、28…円弧状流路、29…突出部、30…中空部、31…円弧。
Claims (8)
- 炉心を内蔵する原子炉圧力容器と、前記原子炉圧力容器内に設置されて前記炉心を取囲み、前記原子炉圧力容器との間に環状流路を形成する炉心シュラウドと、前記環状流路内で前記原子炉圧力容器の周方向に複数配置され、駆動水を噴出するノズル、被駆動水の吸い込み口であるベルマウス、前記ベルマウスの下端に結合されたスロート及び前記スロートの下端に結合されたディフーザを有するジェットポンプと、前記環状流路内に配置されて前記ベルマウスの上端から上方及び下方に向かってそれぞれ所定長さ伸びており、前記ベルマウスの上端の位置で前記環状流路の流路断面積を減少させる流路面積低減部材とを備えたことを特徴とする沸騰水型原子炉。
- 前記流路面積低減部材は、前記ジェットポンプの相互間、前記炉心シュラウドと前記ジェットポンプの間、及び前記ジェットポンプと前記原子炉圧力容器の間の少なくとも一つに配置さている請求項1に記載の沸騰水型原子炉。
- 前記流路面積低減部材の横断面積は、前記ベルマウスの上端から上方に向かって減少している請求項1または請求項2に記載の沸騰水型原子炉。
- 前記流路面積低減部材の横断面積は、前記ベルマウスの上端から下方に向かって減少している請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の沸騰水型原子炉。
- 前記流路面積低減部材は、前記ジェットポンプに対向する面が前記ベルマウスと同心円状に円弧を描くように形成されている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の沸騰水型原子炉。
- 前記流路面積低減部材が前記ジェットポンプに取り付けられている請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の沸騰水型原子炉。
- 前記流路面積低減部材が前記炉心シュラウドに取り付けられている請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の沸騰水型原子炉。
- 前記流路面積低減部材が内部が中空になっている請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の沸騰水型原子炉。
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- 2006-10-26 JP JP2006290872A patent/JP2008107221A/ja active Pending
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JP2008122143A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 自然循環型沸騰水型原子炉 |
JP4504343B2 (ja) * | 2006-11-09 | 2010-07-14 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 自然循環型沸騰水型原子炉 |
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