JP2008105769A - エレベータのかご操作盤、操作ボタン及び運行状況報知方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数の増加やかご操作盤自体の大型化を招くことなく、乗りかご内の乗客に対して有用な情報を効率よく報知できるようにする。
【解決手段】ある階床の乗り場で移動方向を指定した乗り場呼びが行われ、その乗り場呼びが登録されると、乗り場呼びがあった階床に対応した操作ボタン10の照光面13aの面内において、乗り場呼びの方向に対応した一部を部分的に照光させる。また、隣接するエレベータの乗りかごがある階床に位置するときに、その階床に対応した操作ボタン10の照光面13aの面内において、隣接するエレベータが設置されている方向に対応する一部を部分的に照光させる。
【選択図】図7
【解決手段】ある階床の乗り場で移動方向を指定した乗り場呼びが行われ、その乗り場呼びが登録されると、乗り場呼びがあった階床に対応した操作ボタン10の照光面13aの面内において、乗り場呼びの方向に対応した一部を部分的に照光させる。また、隣接するエレベータの乗りかごがある階床に位置するときに、その階床に対応した操作ボタン10の照光面13aの面内において、隣接するエレベータが設置されている方向に対応する一部を部分的に照光させる。
【選択図】図7
Description
本発明は、エレベータの乗りかご内に設置されるかご操作盤、このかご操作盤に設けられる操作ボタン、及びかご操作盤を用いてエレベータの運行状況を乗客に報知する運行状況報知方法に関する。
エレベータの乗りかご内には、乗りかご内の乗客が各種操作を行うためのかご操作盤が設置されている。そして、このかご操作盤には、乗客がかご呼びを行う際に操作する操作ボタンが各階床に対応して複数設けられている。かご操作盤に設けられるかご呼びのための操作ボタンは、内部にスイッチ機構や発光素子を内蔵し、ボタン表面が発光素子の発光により照光される照光面とされている構造のものが一般的である(例えば、特許文献1等を参照。)。
このような構造の操作ボタンは、乗りかご内の乗客によってボタン表面が押圧操作されることにより、内部のスイッチがオンする。そして、操作ボタンは、内部のスイッチがオンすると、エレベータの運行を管理する制御装置にスイッチオン信号を伝達する。これにより、当該操作ボタンに対応する階床が行き先として制御装置に登録(かご呼び登録)される。また、このかご呼び登録に応じて、制御装置から操作ボタンに対して発光指令が伝達され、当該操作ボタン内部の発光素子が発光して、ボタン表面の照光面が照光される。これにより、乗りかご内の乗客は、当該操作ボタンに対応した階床が行き先として登録されたことを視覚的に把握できるようになっている。つまり、乗りかご内に設置されたかご操作盤は、かご呼び登録された階床に対応する操作ボタンの照光面を照光させることで、かご呼び登録された階床を乗りかご内の乗客に報知する機能も有している。
特開平2−188383号公報
ところで、エレベータの運行状況に関して乗りかご内の乗客に報知することが望まれる情報としては、上述したかご呼び登録の状況以外にも、例えば、乗り場呼び登録の状況や、隣接するエレベータがある場合にはその隣接エレベータの運行状況など、様々な情報が考えられる。このような情報は、乗客が視覚的に把握できるように報知することが効果的であるが、そのための専用の報知装置をかご操作盤とは別に乗りかご内に別途設置するようにすると、大幅なコストアップに繋がる。そこで、かご操作盤に以上のような各種の情報を報知する機能を持たせることが望まれるが、例えば、乗り場呼び登録の状況を報知するための表示灯や、隣接エレベータのかご位置を報知するための表示灯などをかご操作盤に単純に付加した構成とすると、部品点数の増加やかご操作盤自体の大型化を招くことになり、コストアップが避けられない。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、部品点数の増加やかご操作盤自体の大型化を招くことなく、乗りかご内の乗客に有用な情報を効率よく報知することができるかご操作盤、操作ボタン、運行状況報知方法を提供することを目的としている。
本発明に係るかご操作盤は、エレベータの乗りかご内に設置され、乗りかご内の乗客がかご呼びを行う際に操作する、各階床に対応した複数の操作ボタンを有するものであり、複数の操作ボタンのそれぞれが、当該操作ボタンに対応した階床がかご呼び登録されたときに照光される照光面と、当該操作ボタンに対応した階床での乗り場呼びが登録されたときに、照光面の面内で乗り場呼びの方向に対応する一部を部分的に照光させる乗り場呼び登録表示手段とを備える。
ここで、かご呼びとは、乗りかごを所望の階床へと移動させるために、乗客がその階床を行き先として指定する乗りかご内部での操作をいい、かご呼び登録とは、かご呼びによって指定された階床が、エレベータの運行を管理する制御装置により乗りかごの行き先として登録されることをいう。
また、乗り場呼びとは、ある階床の乗り場から乗客が乗りかごに搭乗するために、その階床の乗り場に乗りかごを停止させる乗り場での操作をいい、乗り場呼び登録とは、乗り場呼びのあった階床が、制御装置によって乗りかごを停止させる階床として登録されることをいう。また、乗り場呼びの方向とは、乗り場呼びの際に乗客が指定する移動方向(上階或いは下階)をいう。
本発明に係るかご操作盤では、乗りかご内の乗客により所望の階床に対応した操作ボタンが操作(かご呼び)されると、その階床が乗りかごの行き先として登録(かご呼び登録)される。そして、乗客が操作した操作ボタンの照光面が照光されることで、かご呼び登録が完了したことが乗りかご内の乗客に報知される。また、ある階床の乗り場で移動方向を指定した乗り場呼びが行われ、その階床が乗りかごを停止させる階床として登録(乗り場呼び登録)されると、その階床に対応した操作ボタンの照光面の面内において、乗り場呼びの方向に対応した一部、すなわち、乗り場呼びで上階への移動が指定されていれば照光面の上側の一部、乗り場呼びで下階への移動が指定されていれば照光面の下側の一部が部分的に照光され、これにより、乗り場呼び登録の状況が乗りかご内の乗客に報知される。
また、本発明に係る他のかご操作盤は、エレベータの乗りかご内に設置され、乗りかご内の乗客がかご呼びを行う際に操作する、各階床に対応した複数の操作ボタンを有するものであり、複数の操作ボタンのそれぞれが、当該操作ボタンに対応した階床がかご呼び登録されたときに照光される照光面と、隣接するエレベータの乗りかごが当該操作ボタンに対応した階床に位置するときに、照光面の面内で隣接するエレベータが設置されている方向に対応する一部を部分的に照光させる隣接かご位置表示手段とを備える。
このかご操作盤では、乗りかご内の乗客により所望の階床に対応した操作ボタンが操作(かご呼び)されると、その階床が乗りかごの行き先として登録(かご呼び登録)される。そして、乗客が操作した操作ボタンの照光面が照光されることで、かご呼び登録が完了したことが乗りかご内の乗客に報知される。また、隣接するエレベータの乗りかごがある階床に位置するときに、その階床に対応した操作ボタンの照光面の面内において、隣接するエレベータが設置されている方向に対応する一部、すなわち、隣接するエレベータが右隣りのエレベータであれば照光面の右側の一部、隣接するエレベータが左隣りのエレベータであれば照光面の左側の一部が部分的に照光され、これにより、隣接するエレベータのかご位置が乗りかご内の乗客に報知される。
また、本発明に係る操作ボタンは、上述した本発明に係るかご操作盤に設けられるものであり、当該操作ボタンに対応した階床がかご呼び登録されたときに照光される照光面と、当該操作ボタンに対応した階床での乗り場呼びが登録されたときに、照光面の面内で乗り場呼びの方向に対応する一部を部分的に照光させる乗り場呼び登録表示手段とを備える。
また、本発明に係る他の操作ボタンは、上述した本発明に係る他のかご操作盤に設けられるものであり、当該操作ボタンに対応した階床がかご呼び登録されたときに照光される照光面と、隣接するエレベータの乗りかごが当該操作ボタンに対応した階床に位置するときに、照光面の面内で隣接するエレベータが設置されている方向に対応する一部を部分的に照光させる隣接かご位置表示手段とを備える。
また、本発明に係る運行状況報知方法は、上述した本発明に係るかご操作盤を用いて乗りかご内の乗客に対してエレベータの運行状況を報知する方法であり、かご呼び登録された階床を、当該かご呼び登録された階床に対応する操作ボタンの照光面を照光させることで報知するとともに、乗り場呼び登録された階床を、当該乗り場呼び登録された階床に対応する操作ボタンの照光面の面内で乗り場呼びの方向に対応する一部を部分的に照光させることで報知する。
また、本発明に係る他の運行状況報知方法は、上述した本発明に係る他のかご操作盤を用いて乗りかご内の乗客に対してエレベータの運行状況を報知する方法であり、かご呼び登録された階床を、当該かご呼び登録された階床に対応する操作ボタンの照光面を照光させることで報知するとともに、隣接するエレベータの乗りかごの位置を、当該隣接するエレベータの乗りかごが位置する階床に対応する操作ボタンの照光面の面内で隣接するエレベータが設置されている方向に対応する一部を部分的に照光させることで報知する。
本発明によれば、かご操作盤に設けられている複数の操作ボタンを有効利用して、かご呼び登録の状況だけでなく、乗り場呼び登録の状況、或いは、隣接するエレベータのかご位置の情報も報知するようにしているので、部品点数の増加やかご操作盤自体の大型化を招くことなく、乗りかご内の乗客に有用な情報を効率よく報知することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
エレベータの乗りかご内部の様子を図1に模式的に示す。エレベータの乗りかご内には、図1に示すように、例えば、かご扉1側方のリターンパネル2などに、かご操作盤3が設置されている。かご操作盤3は、乗りかご内の乗客が各種の操作を行うためのものであり、かご扉1の開閉を指示する扉開閉ボタン4や、かご呼びを行う際に操作する操作ボタン10などが設けられている。乗りかご内の乗客がかご呼びを行う際に操作する操作ボタン10は、エレベータが設置された建物の階床数に対応して複数個、各階床を行き先として指定するためのボタンとして、かご操作盤3に設けられている。これら扉開閉ボタン4や複数の操作ボタン10は、乗客により操作されるボタン表面が凸状に成形されており、かご操作盤3全体を覆う金属製のフェースプレートの裏面側に配置されて、フェースプレートに設けられた開口部からボタン表面を外部に露出させている。
かご操作盤3に設けられた各階床ごとの操作ボタン10は、詳細を後述するが、内部にボタンスイッチや複数の発光素子が実装された回路基板を内蔵しており、それぞれエレベータの運行を管理するエレベータ制御装置5に接続されている。そして、乗りかご内の乗客が所望の階床に対応する操作ボタン10を押圧操作(かご呼び)すると、ボタンスイッチがオンしてスイッチオン信号がエレベータ制御装置5に伝達され、エレベータ制御装置5によりその階床が行き先として登録(かご呼び登録)される。また、エレベータ制御装置5でかご呼び登録がなされると、これに応じてエレベータ制御装置5から操作ボタン10に対して発光指令が伝達され、当該操作ボタン10内部の発光素子が発光して、ボタン表面の照光面が照光される。これにより、乗りかご内の乗客は、当該操作ボタン10に対応した階床が行き先として登録されたことを視覚的に把握できるようになっている。
また、特に本発明を適用したかご操作盤3では、各階床ごとの複数の操作ボタン10が、かご呼び登録の状況だけでなく、乗り場呼び登録の状況、さらには隣接エレベータのかご位置の情報を乗りかご内の乗客に報知する機能も有している。
具体的に説明すると、エレベータ制御装置5には、各階床の乗り場に設置されている乗り場操作盤6a、6b、・・・6nが接続されており、ある階床の乗り場から乗りかごに搭乗しようとする乗客が、例えば乗り場操作盤に設けられている上ボタン或いは下ボタンの押圧操作により移動方向を指定した乗り場呼びを行うと、その操作信号がエレベータ制御装置5に伝達される。そして、エレベータ制御装置5によりその階床が乗りかごを停止させる階床として登録(乗り場呼び登録)される。エレベータ制御装置5で乗り場呼び登録がなされると、これに応じてエレベータ制御装置5から乗り場呼び登録された階床に対応する操作ボタン10に対して、乗り場呼びの方向を指定した発光指令が伝達される。乗り場呼び登録された階床に対応する操作ボタン10は、この乗り場呼びの方向を指定した発光指令を受けて、回路基板に実装されている複数の発光素子のうちの一部のみを発光させることで、ボタン表面の照光面の面内において乗り場呼びの方向に対応する一部(乗り場呼び方向が上階であれば照光面の上側の一部、下階であれば照光面の下側の一部)を部分的に照光させる。これにより、乗りかご内の乗客は、当該操作ボタン10に対応した階床が乗りかごの停止階として登録されたことを視覚的に把握することができる。
また、エレベータ制御装置5には、制御対象となるエレベータの乗りかごの位置を示すかご位置信号のほかに、当該エレベータの右隣りに設置されたエレベータや左隣りに設置されたエレベータなど、隣接するエレベータの乗りかごの位置を示すかご位置信号も常時入力されている。そして、エレベータ制御装置5は、これらのかご位置信号をもとに隣接するエレベータの乗りかごの位置を把握し、隣接するエレベータの乗りかごが位置する階床に対応する操作ボタン10に対して、隣接するエレベータが設置されている方向を指定した発光指令を伝達する。隣接するエレベータの乗りかごが位置する階床に対応する操作ボタン10は、このエレベータの設置方向を指定した発光指令を受けて、回路基板に実装されている複数の発光素子のうちの一部のみを発光させることで、ボタン表面の照光面の面内において隣接するエレベータが設置されている方向に対応する一部(隣接するエレベータが右隣りのエレベータであれば照光面の右側の一部、左隣りのエレベータであれば照光面の左側の一部)を部分的に照光させる。これにより、乗りかご内の乗客は、隣接するエレベータの運行状況を視覚的に把握することができる。
本発明を適用したかご操作盤3で用いられる操作ボタン10の具体例を図2乃至図4に示す。図2は操作ボタン10の斜視図、図3は操作ボタン10の分解斜視図、図4は操作ボタン10の断面図である。
この図2乃至図4に示す操作ボタン10は、外装ケース11と、外装ケース11の内部に収容される回路基板12と、表面が照光面13aとされたボタン部材13と、ボタン部材13を外装ケース11の内部で回路基板12と対向するように支持するボタン支持部材14と、カバー部材15とを備えている。
外装ケース11は、有底の箱状に成形されており、その内部が回路基板12やボタン部材13、ボタン支持部材14を収容する収容部とされている。回路基板12は、裏面側が外装ケース11の底面に向くように外装ケース11内部に収容され、ねじ部材16によって外装ケース11内部に固定支持される。
回路基板12は、表面側が部品実装面とされており、その四隅に4つのボタンスイッチ17がそれぞれ実装されている。ボタンスイッチ17は、利用者がボタン部材13を押圧操作することでオンするスイッチである。
また、回路基板12の部品実装面には、発光素子である複数のLED(light emitting diode;発光ダイオード)が実装されている。これら複数のLEDのうち、回路基板12の図3における上側の位置(かご操作盤3に取り付けられて乗りかご内に設置されたときに上側となる位置)に実装されたLEDは、当該操作ボタン10に対応する階床で上階を指定した乗り場呼びが登録されたときに発光して、ボタン部材13の照光面13a上側を部分的に照光するものである(以下、特にこのLEDを他と区別する場合は「上側照光用LED18a」と表記する。)。また、複数のLEDのうち、回路基板12の図3における下側の位置(かご操作盤3に取り付けられて乗りかご内に設置されたときに下側となる位置)に実装されたLEDは、当該操作ボタン10に対応する階床で下階を指定した乗り場呼びが登録されたときに発光して、ボタン部材13の照光面13a下側を部分的に照光するものである(以下、特にこのLEDを他と区別する場合は「下側照光用LED18b」と表記する。)。また、複数のLEDのうち、回路基板12の図3における右側の位置(かご操作盤3に取り付けられて乗りかご内に設置されたときに右側となる位置)に実装されたLEDは、右隣りに設置されているエレベータの乗りかごが当該操作ボタン10に対応する階床に位置するときに発光して、ボタン部材13の照光面13a右側を部分的に照光するものである(以下、特にこのLEDを他と区別する場合は「右側照光用LED18c」と表記する。)。また、複数のLEDのうち、回路基板12の図3における左側の位置(かご操作盤3に取り付けられて乗りかご内に設置されたときに左側となる位置)に実装されたLEDは、左隣りに設置されているエレベータの乗りかごが当該操作ボタン10に対応する階床に位置するときに発光して、ボタン部材13の照光面13a左側を部分的に照光するものである(以下、特にこのLEDを他と区別する場合は「左側照光用LED18d」と表記する。)。なお、その他のLEDは、当該操作ボタン10に対応する階床がかご呼びによって行き先として登録されたときに発光して、ボタン部材13の照光面13a全面を照光するものである(以下、特にこれらのLEDを他と区別する場合は「全面照光用LED18e」と表記する。)。
ここで、これら回路基板12の部品実装面に実装された複数のLEDのうちで、ボタン部材13の照光面13a全面を照光する全面照光用LED18eには、例えばチップ型LED素子(表面実装型LED素子)が用いられる。一方、ボタン部材13の照光面13aを部分的に照光する上側照光用LED18a、下側照光用LED18b、右側照光用LED18c、左側照光用LED18dには、発光部をボタン部材13の照光面13aに近づけて部分的な照光を効果的に行えるようにするために、例えば砲弾型LED素子が用いられる。すなわち、上側照光用LED18aや下側照光用LED18b、右側照光用LED18c、左側照光用LED18dは、全面照光用LED18eと比べて、ボタン部材13の照光面13aとの間の距離が小とされており、これにより、照光面13aの部分的な照光を効果的に行えるようにしている。
なお、部分的な照光を効果的に行えるようにするという観点からは、上側照光用LED18a、下側照光用LED18b、右側照光用LED18c、左側照光用LED18dのそれぞれを仕切り壁などで囲い、ボタン部材13の照光面13aとの間の空間が、全面照光用LED18eから仕切られた構造とすることも有効である。具体的には、例えば図5に示すように、外装ケース11内部の4箇所に仕切り壁19を一体成形し、回路基板12を外装ケース11内に収容したときに、回路基板12上の上側照光用LED18a、下側照光用LED18b、右側照光用LED18c、左側照光用LED18dが、それぞれ仕切り壁19により囲われるようにする。このような構造とすることで、上側照光用LED18aからの光や、下側照光用LED18bからの光、右側照光用LED18cからの光、左側照光用LED18dからの光は、それぞれ仕切り壁9の外部に発散することなくボタン部材13の照光面13aの一部のみに導かれ、この部分を効果的に照光することができる。なお、このような構造とする場合は、外装ケース11は底面側を開口した形状に成形し、回路基板12を底面側から外装ケース11に取り付けて、回路基板12で外装ケース11の底面を塞ぐようにする。
また、ボタン部材13の照光面13aを部分的に照光する上側照光用LED18a、下側照光用LED18b、右側照光用LED18c、左側照光用LED18dには、ボタン部材13の照光面13a全面を照光する全面照光用LED18eとは発光形態が異なるものを用いることが望ましい。具体的には、例えば、全面照光用LED18eに一般的な常時発光型のLEDを用いる場合、上側照光用LED18a、下側照光用LED18b、右側照光用LED18c、左側照光用LED18dとしては、それぞれ自己点滅型のLEDを用い、通電時に点滅しながら発光させるようにする。これにより、上側照光用LED18a、下側照光用LED18b、右側照光用LED18c、左側照光用LED18dの何れかと、全面照光用LED18eとが同時に発光する状況においても、ボタン部材13の照光面13aにおける部分的な照光を乗りかご内の乗客に確実に認識させることができる。勿論、以上の例とは逆に、全面照光用LED18eに自己点滅型のLEDを用い、上側照光用LED18a、下側照光用LED18b、右側照光用LED18c、左側照光用LED18dに常時発光型のLEDを用いるようにしてもよい。また、通電状態の制御によって、上側照光用LED18a、下側照光用LED18b、右側照光用LED18c、左側照光用LED18dの発光時にその照度を変化させる、或いは全面照光用LED18eの発光時にその照度を変化させるようにしてもよい。
また、例えば、全面照光用LED18eに白色光を発光するLEDを用い、上側照光用LED18aには緑色の光を発光するLED、下側照光用LED18bには赤色の光を発光するLED、右側照光用LED18cには青色の光を発光するLED、左側照光用LED18dには黄色の光を発光するLEDを用いるといったように、発光色の異なるLEDを用いることも有効である。さらに、上側照光用LED18a、下側照光用LED18b、右側照光用LED18c、左側照光用LED18dに例えば3色発光LEDなどを用いて発光時にその発光色を変化させる、或いは全面照光用LED18eに例えば3色発光LEDなどを用いて発光時にその発光色を変化させるようにしてもよい。
図6は、回路基板12に実装された各LEDの点灯回路の概要を等価的に示す回路図である。図6に示すように、上側照光用LED18aの点灯回路は、エレベータ制御装置5の乗り場呼び登録状況出力端子に接続されている。そして、当該操作ボタン10に対応する階床で移動方向として上階を指定した乗り場呼びがあり、その乗り場呼びの操作信号に応じてエレベータ制御装置5で乗り場呼び登録がなされると、エレベータ制御装置5からの出力によりトランジスタ20aがオンし、上側照光用LED18aが電源に接続されて発光する。
また、下側照光用LED18bの点灯回路は、エレベータ制御装置5の乗り場呼び登録状況出力端子に接続されている。そして、当該操作ボタン10に対応する階床で移動方向として下階を指定した乗り場呼びがあり、その乗り場呼びの操作信号に応じてエレベータ制御装置5で乗り場呼び登録がなされると、エレベータ制御装置5からの出力によりトランジスタ20bがオンし、下側照光用LED18bが電源に接続されて発光する。
また、右側照光用LED18cの点灯回路は、エレベータ制御装置5の右隣りかご位置出力端子に接続されている。そして、右隣りのエレベータの乗りかごが当該操作ボタン10に対応する階床に位置するときに、エレベータ制御装置5からの出力によりトランジスタ20cがオンし、右側照光用LED18cが電源に接続されて発光する。
また、左側照光用LED18dの点灯回路は、エレベータ制御装置5の左隣りかご位置出力端子に接続されている。そして、左隣りのエレベータの乗りかごが当該操作ボタン10に対応する階床に位置するときに、エレベータ制御装置5からの出力によりトランジスタ20dがオンし、左側照光用LED18dが電源に接続されて発光する。
また、全面照光用LED18eの点灯回路は、エレベータ制御装置5のかご呼び登録状況出力端子に接続されている。そして、エレベータ制御装置5で当該操作ボタン10に対応する階床を行き先とするかご呼び登録がなされると、エレベータ制御装置5からの出力によりトランジスタ20eがオンし、全面照光用LED18eのそれぞれが電源に接続されて発光する。なお、エレベータ制御装置5でのかご呼び登録は、乗りかご内の乗客が操作ボタン10を操作することに応じて行われる。すなわち、乗りかご内の乗客が操作ボタン10のボタン部材13を押圧操作すると、回路基板12に実装されたボタンスイッチ17がオンして、フォトトランジスタ21がオンする。これにより、エレベータ制御装置5にボタンスイッチ17がオンされたことを示すスイッチオン信号が入力される。そして、エレベータ制御装置5は、操作ボタン10からのスイッチオン信号が入力されると、当該操作ボタン10に対応した階床を乗りかごの行き先として登録する。
ボタン部材13は、例えば透明のアクリル樹脂などがボタン形状に成形されてなるものであり、その表面が、回路基板12に設けられたLED18a〜18eの発光により照光される照光面13aとされている。ボタン部材13の照光面13aには、例えば、当該操作ボタン10に対応する階床番号などが印刷されている。また、ボタン部材13の裏面側には、全面照光用LED18eからの光を拡散して照光面13a全面に照光させるための拡散印刷22が施されている。このボタン部材13は、ボタン支持部材14に支持された状態で外装ケース11の内部に収容され、拡散印刷22が施された裏面側が回路基板12の部品実装面と対向するように配設される。
ボタン支持部材14は、外装ケース11の内周形状に対応した枠形状に成形されており、その中央部に、ボタン部材13に対応した大きさの開口部14aが設けられている。また、ボタン支持部材14の裏面側(回路基板12と対向する側)には、回路基板12上に実装されたボタンスイッチ17に対応する四隅のコーナー部に位置して、操作子14bがそれぞれ突出形成されている。ボタン支持部材14は、開口部14aの端縁にてボタン部材13の外周部を支持した状態で、外装ケース11の内部に遊挿される。これにより、ボタン部材13が、外装ケース11の内部において回路基板12と対向配置される。また、このとき、ボタン支持部材14の裏面側に設けた四隅の操作子14bが、回路基板12上に実装されたボタンスイッチ17上に当接した状態とされる。そして、乗りかご内の乗客によりボタン部材13が押圧操作されると、その押圧力を受けてボタン支持部材14が外装ケース11の内部で回路基板12に近接する方向に移動し、ボタン支持部材14の裏面側に設けた操作子14bにより回路基板12上に実装されたボタンスイッチ17が押下されて、ボタンスイッチ17がオンされる。
カバー部材15は、外装ケース11の外周形状に対応した板状に成形されており、その中央部には、ボタン部材13の照光面13aを外部に露出させるための開口部15aが設けられている。このカバー部材15は、開口部15aの端縁をボタン部材13の外周部に当接させ、ボタン部材13の照光面13aを開口部15aから外部に露出させた状態で外装ケース11に取り付けられ、外装ケース11内部を遮蔽する。
次に、以上のように構成される操作ボタン10を用いたかご操作盤3の作用について、具体例を挙げながら説明する。なお、ここでは、エレベータでサービスする階床が1階から10階まであり、かご操作盤3には1階から10階までの各階床に対応した10個の操作ボタン10が設けられているものとする。また、ここで説明するエレベータの左右それぞれに、他のエレベータが隣接して設置されているものとする。
まず、乗りかごに乗客が搭乗しておらず、かご呼び登録がない状態では、各階床に対応した10個の操作ボタン10の何れにおいても、内部の全面照光用LED18eは不点灯の状態とされている。その後、乗りかごに乗客が搭乗し、例えば9階に対応した操作ボタン10を押圧操作すると、そのかご呼びがエレベータ制御装置5に登録される。そして、エレベータ制御装置5からの発光指令に従って、9階に対応する操作ボタン10内部の全面照光用LED18eが発光する。これにより、図7に示すように、9階に対応する操作ボタン10の照光面13aの全面が照光される。
また、例えば、右隣りに隣接して設置されているエレベータの乗りかごが7階に停止している場合には、エレベータ制御装置5からの発光指令に従って、7階に対応する操作ボタン10内部の右側照光用LED18cが発光する。これにより、図7に示すように、7階に対応する操作ボタン10の照光面13aの右側のみが部分的に照光される。その後、右隣りに設置されているエレベータの乗りかごが上昇すると、乗りかごが到達した上層側の各階床に対応する操作ボタン10内部の右側照光用LED18cが順次発光し、各操作ボタン10の照光面13a右側が順次照光される。また、右隣りに設置されているエレベータの乗りかごが下降すると、乗りかごが到達した下層側の各階床に対応する操作ボタン10内部の右側照光用LED18cが順次発光し、各操作ボタン10の照光面13a右側が順次照光される。
また、例えば、左隣りに隣接して設置されているエレベータの乗りかごが4階に停止している場合には、エレベータ制御装置5からの発光指令に従って、4階に対応する操作ボタン10内部の左側照光用LED18dが発光する。これにより、図7に示すように、4階に対応する操作ボタン10の照光面13aの左側のみが部分的に照光される。その後、左隣りに設置されているエレベータの乗りかごが上昇すると、乗りかごが到達した上層側の各階床に対応する操作ボタン10内部の左側照光用LED18dが順次発光し、各操作ボタン10の照光面13a左側が順次照光される。また、左隣りに設置されているエレベータの乗りかごが下降すると、乗りかごが到達した下層側の各階床に対応する操作ボタン10内部の左側照光用LED18dが順次発光し、各操作ボタン10の照光面13a左側が順次照光される。
また、例えば、2階の乗り場で移動方向として上階を指定した乗り場呼びがあり、その乗り場呼びがエレベータ制御装置5に登録された場合には、エレベータ制御装置5からの発光指令に従って、2階に対応する操作ボタン10内部の上側照光用LED18aが発光する。これにより、図7に示すように、2階に対応する操作ボタン10の照光面13aの上側のみが部分的に照光される。また、例えば、10階の乗り場で移動方向として下階を指定した乗り場呼びがあり、その乗り場呼びがエレベータ制御装置5に登録された場合には、エレベータ制御装置5からの発光指令に従って、10階に対応する操作ボタン10内部の下側照光用LED18bが発光する。これにより、図7に示すように、10階に対応する操作ボタン10の照光面13aの下側のみが部分的に照光される。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本発明を適用したかご操作盤3では、乗りかご内の乗客がかご呼びを行う際に操作する操作ボタン10を有効利用して、かご呼び登録の状況だけでなく、乗り場呼び登録の状況や隣接するエレベータのかご位置の情報も、乗りかご内の乗客に対して報知できるようにしている。したがって、このかご操作盤3によれば、乗り場呼び登録の状況を報知するための表示灯や、隣接エレベータのかご位置を報知するための表示灯などをかご操作盤に単純に付加した場合に懸念される、部品点数の増加やかご操作盤自体の大型化といった問題を招くことなく、乗りかご内の乗客に対して有用な情報を効率よく報知することができる。
なお、以上説明したかご操作盤3は、本発明の一実施形態を例示したものであり、本発明の技術的範囲は、以上の実施形態の説明で開示した内容に限定されるものではなく、これらの開示から容易に導き得る様々な代替技術も含まれることは勿論である。例えば、上述したかご操作盤3では、乗りかご内の乗客がかご呼びを行う際に操作する操作ボタン10として、乗客がボタン部材13を押圧操作することでボタンスイッチ17がオンする押ボタン式の操作ボタン10を用いているが、乗りかご内の乗客がボタン部材の表面に触れることによる静電容量の変化を検出してスイッチがオンするタッチ式の操作ボタンを用いた場合にも、本発明は有効に適用可能である。タッチ式の操作ボタンとしては、図8に示すように、照光面となるボタン部材23表面の中央部に例えばステンレス製の触板24が配置され、かご呼び登録が行われたときは触板24の外側が照光される構造のものが一般的であるが、例えば、この触板24の上下左右の4箇所に貫通孔24a〜24dを設け、各貫通孔24a〜24dの直下に部分的な照光を行うためのLEDを配置する構成とすれば、上述した押ボタン式の操作ボタン10と同様に、乗り場呼び登録の状況や隣接するエレベータのかご位置の情報を報知するために利用することができる。
また、上述した例では、操作ボタン10が内蔵する複数の発光素子としてLEDを用いているが、LED以外にも、例えば冷陰極管、有機EL、蛍光灯など、照光面13aを照光するための光を発光できる発光素子であれば、何れのものを用いるようにしてもよい。
3 かご操作盤
5 エレベータ制御装置
10 操作ボタン
12 回路基板
13 ボタン部材
17 ボタンスイッチ
18a 上側照光用LED
18b 下側照光用LED
18c 右側照光用LED
18d 左側照光用LED
19 仕切り壁
5 エレベータ制御装置
10 操作ボタン
12 回路基板
13 ボタン部材
17 ボタンスイッチ
18a 上側照光用LED
18b 下側照光用LED
18c 右側照光用LED
18d 左側照光用LED
19 仕切り壁
Claims (14)
- エレベータの乗りかご内に設置され、乗りかご内の乗客がかご呼びを行う際に操作する、各階床に対応した複数の操作ボタンを有するかご操作盤において、
前記複数の操作ボタンのそれぞれが、
当該操作ボタンに対応した階床がかご呼び登録されたときに照光される照光面と、
当該操作ボタンに対応した階床での乗り場呼びが登録されたときに、前記照光面の面内で前記乗り場呼びの方向に対応する一部を部分的に照光させる乗り場呼び登録表示手段とを備えることを特徴とするかご操作盤。 - 前記複数の操作ボタンのそれぞれが、
前記照光面を照光する複数の発光素子を備え、
前記乗り場呼び登録表示手段は、前記複数の発光素子のうちの一部の発光素子のみを発光させることで前記照光面の一部を部分的に照光させることを特徴とする請求項1に記載のかご操作盤。 - 前記乗り場呼び登録表示手段が発光させる発光素子は、発光形態が他の発光素子とは異なるものであることを特徴とする請求項2に記載のかご操作盤。
- 前記乗り場呼び登録表示手段が発光させる発光素子は、他の発光素子と比べて、前記照光面との間の距離が小とされていることを特徴とする請求項2に記載のかご操作盤。
- 前記乗り場呼び登録表示手段が発光させる発光素子は、前記照光面との間の空間が、仕切り部材によって他の発光素子から仕切られていることを特徴とする請求項2に記載のかご操作盤。
- エレベータの乗りかご内に設置され、乗りかご内の乗客がかご呼びを行う際に操作する、各階床に対応した複数の操作ボタンを有するかご操作盤において、
前記複数の操作ボタンのそれぞれが、
当該操作ボタンに対応した階床がかご呼び登録されたときに照光される照光面と、
隣接するエレベータの乗りかごが当該操作ボタンに対応した階床に位置するときに、前記照光面の面内で前記隣接するエレベータが設置されている方向に対応する一部を部分的に照光させる隣接かご位置表示手段とを備えることを特徴とするかご操作盤。 - 前記複数の操作ボタンのそれぞれが、
前記照光面を照光する複数の発光素子を備え、
前記隣接かご位置表示手段は、前記複数の発光素子のうちの一部の発光素子のみを発光させることで前記照光面の一部を部分的に照光させることを特徴とする請求項6に記載のかご操作盤。 - 前記隣接かご位置表示手段が発光させる発光素子は、発光形態が他の発光素子とは異なるものであることを特徴とする請求項7に記載のかご操作盤。
- 前記隣接かご位置表示手段が発光させる発光素子は、他の発光素子と比べて、前記照光面との間の距離が小とされていることを特徴とする請求項7に記載のかご操作盤。
- 前記隣接かご位置表示手段が発光させる発光素子は、前記照光面との間の空間が、仕切り部材によって他の発光素子から仕切られていることを特徴とする請求項7に記載のかご操作盤。
- エレベータの乗りかご内に設置されたかご操作盤に設けられ、乗りかご内の乗客がかご呼びを行う際に操作する操作ボタンであって、
当該操作ボタンに対応した階床がかご呼び登録されたときに照光される照光面と、
当該操作ボタンに対応した階床での乗り場呼びが登録されたときに、前記照光面の面内で前記乗り場呼びの方向に対応する一部を部分的に照光させる乗り場呼び登録表示手段とを備えることを特徴とする操作ボタン。 - エレベータの乗りかご内に設置されたかご操作盤に設けられ、乗りかご内の乗客がかご呼びを行う際に操作する操作ボタンであって、
当該操作ボタンに対応した階床がかご呼び登録されたときに照光される照光面と、
隣接するエレベータの乗りかごが当該操作ボタンに対応した階床に位置するときに、前記照光面の面内で前記隣接するエレベータが設置されている方向に対応する一部を部分的に照光させる隣接かご位置表示手段とを備えることを特徴とする操作ボタン。 - エレベータの乗りかご内に設置され、乗りかご内の乗客がかご呼びを行う際に操作する、各階床に対応した複数の操作ボタンを有するかご操作盤を用いて、乗りかご内の乗客に対してエレベータの運行状況を報知する方法であって、
かご呼び登録された階床を、当該かご呼び登録された階床に対応する前記操作ボタンの照光面を照光させることで報知するとともに、
乗り場呼び登録された階床を、当該乗り場呼び登録された階床に対応する前記操作ボタンの照光面の面内で前記乗り場呼びの方向に対応する一部を部分的に照光させることで報知することを特徴とする運行状況報知方法。 - エレベータの乗りかご内に設置され、乗りかご内の乗客がかご呼びを行う際に操作する、各階床に対応した複数の操作ボタンを有する操作盤を用いて、乗りかご内の乗客に対してエレベータの運行状況を報知する方法であって、
かご呼び登録された階床を、当該かご呼び登録された階床に対応する前記操作ボタンの照光面を照光させることで報知するとともに、
隣接するエレベータの乗りかごの位置を、当該隣接するエレベータの乗りかごが位置する階床に対応する前記操作ボタンの照光面の面内で前記隣接するエレベータが設置されている方向に対応する一部を部分的に照光させることで報知することを特徴とする運行状況報知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006287978A JP2008105769A (ja) | 2006-10-23 | 2006-10-23 | エレベータのかご操作盤、操作ボタン及び運行状況報知方法 |
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JP2006287978A JP2008105769A (ja) | 2006-10-23 | 2006-10-23 | エレベータのかご操作盤、操作ボタン及び運行状況報知方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008105769A true JP2008105769A (ja) | 2008-05-08 |
Family
ID=39439453
Family Applications (1)
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JP2006287978A Pending JP2008105769A (ja) | 2006-10-23 | 2006-10-23 | エレベータのかご操作盤、操作ボタン及び運行状況報知方法 |
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Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-10-23 JP JP2006287978A patent/JP2008105769A/ja active Pending
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