JP2008105608A - 車両用音声対応制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両内の乗員の会話に合わせてより体感的に訴えるサービスを提供可能な車両用音声対応制御装置を提供すること。
【解決手段】車室内で発声された音声を認識する音声認識手段(20、12)と、複数の音声キーワードが記憶された音声キーワード記憶手段(11)と、音声認識手段により認識された音声と音声キーワード記憶手段に記憶された音声キーワードとを照合する照合手段(12)と、照合手段の照合結果に基づき音声認識手段により認識された音声が指示入力であるか否かを判定し、音声認識手段により認識された音声が指示入力でないと判定した場合に、照合手段の照合結果に基づき車載アクチュエータを作動させる制御手段(13)と、を備える車両用音声対応制御装置(1)。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗員間の会話に合わせて車載アクチュエータ等を制御する車両用音声対応制御装置に関する。
従来、ユーザーの会話を分析した結果に基づいて、適切なコンテンツを選択して提供するコンテンツ提供システムについての発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムにおけるコンテンツとしては、映画や音楽、ラジオのトーク番組等が例示されている。
特開2002−366166号公報
しかしながら、上記従来のシステムは、ソフトウエアとしてのコンテンツを提供するに留まるものである。従って、特に車両内という環境においてはユーザーの会話に合わせたより体感的に訴えるサービスを行なうことができる筈であるが、これを実現することができない。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、車両内の乗員の会話に合わせてより体感的に訴えるサービスを提供可能な車両用音声対応制御装置を提供することを、主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、車室内で発声された音声を認識する音声認識手段と、複数の音声キーワードが記憶された音声キーワード記憶手段と、音声認識手段により認識された音声と音声キーワード記憶手段に記憶された音声キーワードとを照合する照合手段と、照合手段の照合結果に基づき音声認識手段により認識された音声が指示入力であるか否かを判定し、認識された音声が指示入力でないと判定した場合に、照合手段の照合結果に基づき車載アクチュエータを作動させる制御手段と、を備える車両用音声対応制御装置である。
この本発明の第1の態様によれば、車室内で発声された音声と音声キーワードとの照合結果に基づいて車載アクチュエータを作動させるから、音楽再生等のコンテンツ再生のみにより同様の制御を行なうものに比して、より体感的に訴えるサービスを提供することができる。
本発明の第1の態様において、車載アクチュエータは、例えば、シートを駆動するシート駆動用アクチュエータを含む。この場合、シート駆動用アクチュエータは、シートを車両幅方向、及び/又は鉛直軸回りの回転方向に駆動可能なアクチュエータであることが好ましい。
また、本発明の第1の態様において、コンテンツを再生するコンテンツ再生手段を備え、制御手段は、照合手段の照合結果に基づき音声認識手段により認識された音声が指示入力であるか否かを判定し、認識された音声が指示入力でないと判定した場合に、照合手段の照合結果に基づく車載アクチュエータの制御、及び照合手段の照合結果に基づくコンテンツ再生をコンテンツ再生手段に指示する手段であることが好ましい。
また、本発明の第1の態様において、制御手段は、例えば、照合手段の照合結果に基づき音声認識手段により認識された音声が乗員同士の関係において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むか否かを判定し、認識された音声が乗員同士の関係において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むと判定された場合に、照合手段の照合結果に基づき車載アクチュエータを作動させる手段である。
また、本発明の第1の態様において、車両状態を検出する車両状態検出手段を備え、制御手段は、車両状態検出手段により検出された車両状態により決定される車載アクチュエータの作動可能範囲に従って、車載アクチュエータを作動させる手段であることが好ましい。この場合、好ましくは、時間帯を検出する時間帯検出手段を備え、車載アクチュエータは、リクライニング角度を変更するリクライニング角度変更用アクチュエータ、及びサンルーフを開閉するサンルーフ開閉用アクチュエータを含み、制御手段は、車両状態検出手段により車両が所定の停車状態であることが検出され、時間帯検出手段により検出された時間帯が夜間であることが検出され、且つ照合手段の照合結果に基づき音声認識手段により認識された音声が乗員同士の関係において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むか否かを判定した結果、認識された音声が乗員同士の良好な対人関係に関する会話であると判定した場合に、リクライニング角度を大きくするようにリクライニング角度変更用アクチュエータに指示すると共に、サンルーフを開放するようにサンルーフ開閉用アクチュエータに指示する手段である。
本発明の第2の態様は、車室内で発声された音声を認識する音声認識手段と、複数の音声キーワードが記憶された音声キーワード記憶手段と、音声認識手段により認識された音声と音声キーワード記憶手段に記憶された音声キーワードとを照合する照合手段と、複数のコンテンツから選択したコンテンツを再生するコンテンツ再生手段と、照合手段の照合結果に基づき音声認識手段により認識された音声が乗員同士の関係において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むか否かを判定し、認識された音声が乗員同士の関係において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むと判定した場合に、照合手段の照合結果に基づき車載アクチュエータを作動させる制御手段と、を備える車両用音声対応制御装置である。
本発明の第3の態様は、車室内で出力されている音声を認識する出力音声認識手段と、予め設定されたカテゴリーから前記出力音声認識手段により認識された音声に対応するカテゴリーを選択するカテゴリー選択手段と、カテゴリー選択手段により選択されたカテゴリーに基づく車載アクチュエータの制御を行なう制御手段と、を備える車両用音声対応制御装置である。
本発明によれば、車両内の乗員の会話に合わせてより体感的に訴えるサービスを提供可能な車両用音声対応制御装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
以下、本発明の一実施例に係る車両用音声対応制御装置1について説明する。図1は、車両用音声対応制御装置1の全体構成の一例を示す図である。車両用音声対応制御装置1は、車載ナビゲーション装置の制御コンピューターであるナビゲーションコンピューター10を中心として構成される。ナビゲーションコンピューター10には、車室内に配設されたマイク20と、タッチパネルとして構成され、ユーザーによる入力操作が可能なディスプレイパネル22と、スピーカー24と、DVDチェンジャーやカーオーディオ、カーラジオ、TVアンテナ等を含むコンテンツ再生装置26と、が例えば専用の通信回線を介して接続されている。また、ナビゲーションコンピューター10は、イグニッションスイッチ40、メインボデーECU(Electronic Control Unit)50、及びウインドウECU60と共に多重通信線30に接続されており、接続された各ECU等の出力情報を相互に参照可能となっている。なお、多重通信線30を介した機器間の通信は、CAN(Controller Area Network)やBEAN、AVC−LAN、FlexRay等の適切な通信プロトコルを用いて行なわれる。
ナビゲーションコンピューター10は、例えば、CPUを中心としてROMやRAM等がバスを介して相互に接続されたコンピューターユニットであり、その他、ハードディスクやDVD(Digital Versatile Disk)等のメモリ11やI/Oポート、タイマー、カウンター等を備える。なお、ROMには、CPUが実行するプログラムやデータが格納されている。また、ナビゲーションコンピューター10は、ROMに記憶されたプログラムをCPUがRAM上に展開(ロード)して実行することにより機能する主要な機能ブロックとして、音声パターンマッチング処理部12と、マスター制御部13と、ナビゲーション制御部14と、コンテンツ制御部15と、アクチュエータ制御部16と、を備える。
メモリ11には、複数の音声キーワード、及び経路案内等に用いられる地図情報が格納されている。複数の音声キーワードとは、車室内で発声された音声をカテゴリーに分類した上で車載装置に対する音声入力である場合には指示入力を特定するためのものである。音声入力がなされる対象装置としては、ナビゲーション装置、コンテンツ再生装置、エアコン装置等が挙げられる。また、本実施例では、乗員同士の会話に対しても感情雰囲気に基づく分類を行ない、特徴的な制御を行っている。詳しくは、後述する。
音声パターンマッチング処理部12は、マイク20が集音した車室内の音声を、テキストデータに変換する。当該変換は、例えば、特徴抽出、音素解析、単語解析及び構文解析等の処理により行われる。そして、変換したテキストデータとメモリ11に記憶された音声キーワードとを比較して、照合結果をマスター制御部13に出力する。
マスター制御部13は、音声パターンマッチング処理部12の照合結果に基づいて、マイク20が集音した車室内の音声が指示入力であった場合には、ナビゲーション制御部14やコンテンツ制御部15等に対して特定された指示入力に基づく指示信号を送信する。また、指示入力でなかった場合(乗員同士の会話であった場合)には、どのような感情雰囲気を示す会話であったかに基づいて、車載アクチュエータ及びコンテンツ再生装置26の制御を行う(以下、「会話に基づく車両制御」と称する)。会話に基づく車両制御の内容については後述する。
ナビゲーション処理部14は、ナビゲーション装置本来の機能を実現する処理ブロックである。すなわち、GPS(Global Positioning System)等により特定された自車両の現在位置から、ユーザーによりディスプレイパネル22や専用入力スイッチ(図示せず)等を用いて入力された目的地に至る推奨経路を、メモリ11に格納された地図情報を参照して生成し、ディスプレイパネル22やスピーカーユニット24を用いて推奨経路に基づく経路案内を行う。また、ユーザーによる音声入力も可能となっており、マスター制御部13から送信される指示入力に従って、目的地の入力や経路案内モードの選択を可能にしている。
コンテンツ制御部15は、ユーザーによりディスプレイパネル22や専用入力スイッチ(図示せず)等を用いて入力されたコンテンツ再生指示に従って、コンテンツ再生装置26を制御する。また、ユーザーによる音声入力も可能となっており、マスター制御部13から送信される指示入力に従って、再生されるコンテンツの選択や音量調節、TV・ラジオのチャンネル調節等を可能にしている。
アクチュエータ制御部16は、マスター制御部13により会話に基づく車両制御がなされる際に、メインボデーECU50及びウインドウECU60に対する指示信号を生成して多重通信線30に出力する。
メインボデーECU50には、シート駆動用アクチュエータ52が接続されている。シート駆動用アクチュエータ52は、各席シートに配設され、シートを前後、左右、及び鉛直軸回りに回転駆動することが可能な構成となっている。また、リクライニング角度を変更するリクライニング角度変更用アクチュエータ52Aを含む。シートを前後、左右、及び鉛直軸回りに回転駆動する具体的構造について特段の制限は存在しないが、例えば、(1)図2に示す如く、車両の床部を基準に回転駆動される第1の板部80上に左右方向のレール80A、80Bを設け、その上に、レール80A、80Bと噛合する噛合部81C、81Dと、シート底部と噛合する前後方向のレール81A、81Bをと、を有する第2の板部81を備える構造とし、図3に示す如く、第1の板部80を回転駆動する回転駆動用アクチュエータ52B、第1の板部80及び第2の板部81を各レールに沿って左右方向に相対運動させる左右駆動用アクチュエータ52C、第2の板部81及びシートを各レールに沿って前後方向に相対運動させる前後駆動用アクチュエータ52Dを夫々配設するものとすればよい。また、(2)車両の床部とシート底部とをボールベアリングを介して連結するとともに磁力発生装置等の非接触駆動手段を用いてシートを前後左右回転方向に駆動するものとしてもよい。
ウインドウECU60には、電動スライドサンルーフ装置を開閉するサンルーフ開閉用アクチュエータ62が接続されている。
このような構成を用いて、マスター制御部13は、会話に基づく車両制御を実行する。図4は、マスター制御部13を中心として実行される特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。本フローは、例えば、マイク20が車室内の音声を集音した度に実行される。
まず、音声パターンマッチング処理部12が、マイク20が集音した車室内の音声をテキストデータに変換し、変換したテキストデータと音声キーワードとの照合結果をマスター制御部13に出力する(S100)。
マスター制御部13は、音声パターンマッチング処理部12の照合結果に基づいてマイク20が集音した車室内の音声が指示入力であるか否かを判定する(S110)。車室内の音声が指示入力であると判定された場合は、ナビゲーション制御部14やコンテンツ制御部15等に対して特定された指示入力に基づく指示信号を送信し(S120)、本フローの1ルーチンを終了する。指示入力を示す具体的な音声キーワードとしては、「目的地」、「大きく」、「小さく」、「はい」、「いいえ」等が考えられる。
車室内の音声が指示入力でないと判定された場合は、会話に基づく車両制御を行う(S130〜200)。まずは、音声パターンマッチング処理部12の照合結果に基づいて、マイク20が集音した車室内の音声が乗員同士の関係において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むか否かを判定する(S130)。良好な雰囲気を示す具体的な音声キーワードとしては、「楽しい」、「幸せ」等が考えられる。
良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むと判定された場合は、イグニッションスイッチ40からの信号を参照し、イグニッションオフの状態であるか否かを判定する(S140)。なお、本判定は車両が停止した状態であることの確認を得るためのものであるから、ACCオンの状態であるか否か、エンジンが停止しているか否か、シフト位置がパーキングであるか否か、等の判定により置換可能である。
イグニッションオフの状態でないと判定された場合は、助手席を運転席に近づけるようにメインボデーECU50に指示し(S150)、本フローの1ルーチンを終了する。メインボデーECU50は、助手席に配設された左右駆動用アクチュエータ52Cに指示して、一定程度、助手席を運転席に近づける。これにより、車室内の良好な雰囲気が維持、高揚されることとなる。また、こうした効果は、音楽等のコンテンツ再生のみにより同様の制御を行なうものに比して、より体感的、ないし直感的に訴えるものであると考えられる。
イグニッションオフ、すなわち停車中の状態であると判定された場合は、タイマー等を参照して現在の時間帯が夜間であるか否かを判定する(S160)。「夜間」の定義については後述する。現在の時間帯が夜間でないと判定された場合は、助手席及び運転席を互いに近づけるようにメインボデーECU50に指示し(S170)、本フローの1ルーチンを終了する。メインボデーECU50は、運転席及び助手席に配設された左右駆動用アクチュエータ52Cに指示して、一定程度、助手席及び運転席を互いに近づける。これにより、車室内の良好な雰囲気がより維持、高揚されることとなる。
現在の時間帯が夜間であると判定された場合は、リクライニング角度を大きくする(シートを倒す)ようにメインボデーECU50に指示すると共に、サンルーフを開放するようにウインドウECU60に指示する(S180;サンルーフ開放制御)。メインボデーECU50は、シートを倒すように運転席及び助手席に配設されたリクライニング角度変更用アクチュエータ52Aに指示する。また、ウインドウECU60は、サンルーフを全開状態とするようにサンルーフ開閉用アクチュエータ62に指示する。これにより、運転席及び助手席に着座した乗員は、よい雰囲気を保ったまま星空を眺めることが可能となる。そして、こうした意外性のあるサービスを提供することにより、車室内の良好な雰囲気が更に維持、高揚されることとなる。なお、S160における「夜間」とは、サンルーフ開放制御の結果、星空が見える時間帯であり、基準となる時間帯が季節変動するように予め設定されていることが好ましい。また、S160の判定において天候(車載インターネット設備やワイパーの作動状況から把握可能である)についても判定を行い、好天候のときに限定してサンルーフ開放制御を行ってもよい。
このように、本実施例の車両用音声対応制御装置1は、車載アクチュエータを用いた種々の制御を行なうため、乗員の会話の雰囲気に応じた体感的に訴えるサービスを提供することができる。
一方、S130において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含まないと判定された場合は、険悪な雰囲気を示す音声キーワードを含むか否かを判定する(S190)。険悪な雰囲気を示す具体的な音声キーワードとしては、「むかつく」、「うるさい」等が考えられる。
険悪な雰囲気を示す音声キーワードを含むと判定された場合は、雰囲気を和らげるようなコンテンツを再生するようにコンテンツ制御部15に指示し、本フローの1ルーチンを終了する。ここで、雰囲気を和らげるようなコンテンツとは、例えばクラシック音楽や落語、漫才等の再生である。これにより、車室内の険悪な雰囲気が緩和されることとなる。
なお、S190において険悪な雰囲気を示す音声キーワードを含まないと判定された場合は、何も処理を行なわずに本フローの1ルーチンを終了する。
以上説明した本実施例の車両用音声対応制御装置1によれば、乗員の会話の雰囲気に応じた体感的に訴えるサービスを提供することができる。制御の内容によっては、意外性のあるサービスを提供することもできる。更に、コンテンツ再生との組み合わせにより、車室内雰囲気の更なる向上、改善効果を奏することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、制御対象となる車載アクチュエータは、実施例のものに限られず、エアコン装置の各部に配設されたアクチュエータや、照明装置等を制御対象としてもよい。
また、コンテンツ再生装置26が再生しているコンテンツに応じて車載アクチュエータを制御するという応用も可能である。例えば、音楽再生を例にとれば、予め再生する音楽をカテゴリーに分類し、雰囲気のいい音楽が再生されている場合にシートを近づけるような制御が可能である。これにより、コンテンツ再生による車室内雰囲気改善効果を向上させることができる。
本発明は、自動車製造業や自動車部品製造業等に利用可能である。
車両用音声対応制御装置1の全体構成の一例を示す図である。 シート駆動用アクチュエータ52の機能を説明するための図である。 シート駆動用アクチュエータ52の機能を説明するための図である。 マスター制御部13を中心として実行される特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 車両用音声対応制御装置
10 ナビゲーションコンピューター
11 メモリ
12 音声パターンマッチング処理部
13 マスター制御部
14 ナビゲーション制御部
15 コンテンツ制御部
16 アクチュエータ制御部
20 マイク
22 ディスプレイパネル
24 スピーカーユニット
26 コンテンツ再生装置
30 多重通信線
40 イグニッションスイッチ
50 メインボデーECU
52 シート駆動用アクチュエータ
52A リクライニング角度変更用アクチュエータ
52B 回転駆動用アクチュエータ
52C 左右駆動用アクチュエータ
52D 前後駆動用アクチュエータ
60 ウインドウECU
62 サンルーフ駆動用アクチュエータ

Claims (9)

  1. 車室内で発声された音声を認識する音声認識手段と、
    複数の音声キーワードが記憶された音声キーワード記憶手段と、
    前記音声認識手段により認識された音声と前記音声キーワード記憶手段に記憶された音声キーワードとを照合する照合手段と、
    該照合手段の照合結果に基づき前記音声認識手段により認識された音声が指示入力であるか否かを判定し、該認識された音声が指示入力でないと判定した場合に、前記照合手段の照合結果に基づき車載アクチュエータを作動させる制御手段と、
    を備える車両用音声対応制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用音声対応制御装置であって、
    前記車載アクチュエータは、シートを駆動するシート駆動用アクチュエータを含む、
    車両用音声対応制御装置。
  3. 請求項2に記載の車両用音声対応制御装置であって、
    前記シート駆動用アクチュエータは、シートを車両幅方向、及び/又は鉛直軸回りの回転方向に駆動可能なアクチュエータである、車両用音声対応制御装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用音声対応制御装置であって、
    コンテンツを再生するコンテンツ再生手段を備え、
    前記制御手段は、前記音声認識手段により認識された音声が指示入力であるか否かを判定し、該認識された音声が指示入力でないと判定した場合に、前記照合手段の照合結果に基づく前記車載アクチュエータの制御、及び前記照合手段の照合結果に基づくコンテンツ再生を前記コンテンツ再生手段に指示する手段である、車両用音声対応制御装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の車両用音声対応制御装置であって、
    前記制御手段は、前記照合手段の照合結果に基づき前記音声認識手段により認識された音声が乗員同士の関係において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むか否かを判定し、該認識された音声が乗員同士の関係において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むと判定した場合に、前記照合手段の照合結果に基づき車載アクチュエータを作動させる手段である、車両用音声対応制御装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の車両用音声対応制御装置であって、
    車両状態を検出する車両状態検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記車両状態検出手段により検出された車両状態により決定される前記車載アクチュエータの作動可能範囲に従って、前記車載アクチュエータを作動させる手段である、
    車両用音声対応制御装置。
  7. 請求項6に記載の車両用音声対応制御装置であって、
    時間帯を検出する時間帯検出手段を備え、
    前記車載アクチュエータは、リクライニング角度を変更するリクライニング角度変更用アクチュエータ、及びサンルーフを開閉するサンルーフ開閉用アクチュエータを含み、
    前記制御手段は、
    前記車両状態検出手段により車両が所定の停車状態であることが検出され、前記時間帯検出手段により検出された時間帯が夜間であることが検出され、且つ前記照合手段の照合結果に基づき前記音声認識手段により認識された音声が乗員同士の関係において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むか否かを判定した結果、該認識された音声が乗員同士の関係において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むと判定した場合に、
    前記リクライニング角度を大きくするように前記リクライニング角度変更用アクチュエータに指示すると共に、前記サンルーフを開放するように前記サンルーフ開閉用アクチュエータに指示する手段である、
    車両用音声対応制御装置。
  8. 車室内で発声された音声を認識する音声認識手段と、
    複数の音声キーワードが記憶された音声キーワード記憶手段と、
    前記音声認識手段により認識された音声と前記音声キーワード記憶手段に記憶された音声キーワードとを照合する照合手段と、
    複数のコンテンツから選択したコンテンツを再生するコンテンツ再生手段と、
    前記照合手段の照合結果に基づき前記音声認識手段により認識された音声が乗員同士の関係において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むか否かを判定し、該認識された音声が乗員同士の関係において良好な雰囲気を示す音声キーワードを含むと判定した場合に、前記照合手段の照合結果に基づき車載アクチュエータを作動させる制御手段と、
    を備える車両用音声対応制御装置。
  9. 車室内で出力されている音声を認識する出力音声認識手段と、
    予め設定されたカテゴリーから前記出力音声認識手段により認識された音声に対応するカテゴリーを選択するカテゴリー選択手段と、
    該カテゴリー選択手段により選択されたカテゴリーに基づく車載アクチュエータの制御を行なう制御手段と、
    を備える車両用音声対応制御装置。
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