JP2008105357A - 混練機 - Google Patents
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Abstract
【課題】比較的低コストで、混練済材料の排出性を高めることができるとともに、槽壁に付着した混練済材料を容易に除去することのできる混練機を提供すること。
【解決手段】被混練材料Mが投入される混合槽3と、この混合槽3に投入された被混練材料Mを混練する一対のロータ4,4′とを備える混練機1において、混合槽3は、上下全面が開放された混合槽本体3aに対し、この混合槽本体3aの下側の開口部の全面を塞ぐ混合槽底部3bが開閉可能な構造とされ、混合槽底部3bを開閉作動させる槽底部開閉作動手段11と、混合槽本体3aに対し混合槽底部3bが閉じられた状態を保持する固定手段15,16,20とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】被混練材料Mが投入される混合槽3と、この混合槽3に投入された被混練材料Mを混練する一対のロータ4,4′とを備える混練機1において、混合槽3は、上下全面が開放された混合槽本体3aに対し、この混合槽本体3aの下側の開口部の全面を塞ぐ混合槽底部3bが開閉可能な構造とされ、混合槽底部3bを開閉作動させる槽底部開閉作動手段11と、混合槽本体3aに対し混合槽底部3bが閉じられた状態を保持する固定手段15,16,20とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、ゴムやプラスチック等を各種の添加剤と共に混練する混練機に関し、特に、混練済材料の排出性を高め得る混練機に関するものである。
従来、混合槽に投入された被混練材料を一対のロータにより混練する混練機において、混合槽内の混練済材料を槽外へ排出させる手段としては、傾転装置により混合槽を傾転させて槽内の混練済材料を落下させる方式の槽傾転式排出機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、混合槽底部の中央に排出口を設けるとともに、この排出口に対しドロップドアを開閉自在に設け、このドロップドアを開放することにより、槽内の混練済材料を混合槽底部中央の排出口から排出させる方式のドロップドア式排出機構も知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、混合槽底部の中央に排出口を設けるとともに、この排出口に対しドロップドアを開閉自在に設け、このドロップドアを開放することにより、槽内の混練済材料を混合槽底部中央の排出口から排出させる方式のドロップドア式排出機構も知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、前記の槽傾転式排出機構では、混練済材料を含む混合槽全体を傾転させる必要があるために、傾転装置としてトルク容量の大きなものを採用せざるを得ず、コスト高を招くという問題点がある。
また、前記のドロップドア式排出機構では、混合槽底部中央に設けられている排出口の開口面積が構造上小さいために、混練済材料の排出に相当の時間を要するという問題点がある。
また、一般に従来の混練機に具備される混合槽では、特に混合槽底部槽壁へのアクセスが困難であるために、混合槽底部槽壁に付着した混練済材料を容易に除去することができないという問題点もある。
また、前記のドロップドア式排出機構では、混合槽底部中央に設けられている排出口の開口面積が構造上小さいために、混練済材料の排出に相当の時間を要するという問題点がある。
また、一般に従来の混練機に具備される混合槽では、特に混合槽底部槽壁へのアクセスが困難であるために、混合槽底部槽壁に付着した混練済材料を容易に除去することができないという問題点もある。
本発明は、上記従来の混練機が有する問題点に鑑み、比較的低コストで、混練済材料の排出性を高めることができるとともに、槽壁に付着した混練済材料を容易に除去することのできる混練機を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明による混練機は、被混練材料が投入される混合槽と、この混合槽に投入された被混練材料を混練する一対のロータとを備える混練機において、混合槽は、上下全面が開放された混合槽本体に対し、この混合槽本体の下側の開口部の全面を塞ぐ混合槽底部が開閉可能な構造とされ、混合槽底部を開閉作動させる槽底部開閉作動手段と、混合槽本体に対し混合槽底部が閉じられた状態を保持する固定手段とを備えてなることを特徴とする。
この場合において、固定手段は、混合槽本体に対して混合槽底部が閉じられた際に重なり合うように混合槽本体及び混合槽底部にそれぞれ突設される第1被クランプ部材及び第2被クランプ部材と、これら被クランプ部材をクランプするクランプ装置とを備えてなるものとすることができる。
また、クランプ装置は、混合槽本体に対して混合槽底部が閉じられた際に重なり合う第1被クランプ部材及び第2被クランプ部材を挟持可能なクランプジョーと、このクランプジョーをそれら被クランプ部材に対し進退させるクランプジョー駆動手段とを備えてなり、第1被クランプ部材の被クランプ面は、クランプジョーの進退方向に沿う平面とされ、第2被クランプ部材の被クランプ面は、クランプジョーの押進方向に進むにつれて下方に傾斜する傾斜面とすることができる。
本発明の混練機においては、混合槽内の混練済材料を槽外へ排出するにあたり、混合槽本体と混合槽底部との閉合状態を保持している固定手段の固定解除が行われ、その後、槽底部開閉作動手段により混合槽底部が開作動されると、混練済材料が混合槽本体の下側の開口部から排出される。
この混合槽本体下側の開口部はその開口面積が従来のドロップドア式排出機構における混合槽底部中央の排出口の開口面積よりも十分に広く、また混練済材料の自重落下も作用するため、混練済材料を迅速に排出することができる。
また、混合槽本体に対し混合槽底部全体が開放されるので、混合槽本体の槽壁及び混合槽底部の槽壁に対するアクセスが容易となり、それら槽壁に付着している混練済材料を容易に除去することができる。
このため、無駄になる混練済材料を減らすことができて生産性の向上を図ることができるとともに、先のバッチ生産時に残留した混練済材料が次バッチの混練工程に混入するといった所謂コンタミを防止することができて品質の向上を図ることができる。
さらに、槽底部開閉作動手段は、混合槽底部のみを開閉作動させ得るものであればよく、比較的動力が小さな装置でも対応可能で、従来の槽傾転式排出機構における傾転装置よりも低コストで済むという利点がある。
なお、次バッチの混練工程を実施するにあたっては、槽底部開閉作動手段により混合槽底部が閉作動されて混合槽本体と混合槽底部とが閉合状態にされ、この閉合状態が固定手段により保持される。
そして、本発明の混練機によれば、比較的低コストで、混練済材料の排出性を高めることができるとともに、槽壁に付着した混練済材料を容易に除去することができる。
この混合槽本体下側の開口部はその開口面積が従来のドロップドア式排出機構における混合槽底部中央の排出口の開口面積よりも十分に広く、また混練済材料の自重落下も作用するため、混練済材料を迅速に排出することができる。
また、混合槽本体に対し混合槽底部全体が開放されるので、混合槽本体の槽壁及び混合槽底部の槽壁に対するアクセスが容易となり、それら槽壁に付着している混練済材料を容易に除去することができる。
このため、無駄になる混練済材料を減らすことができて生産性の向上を図ることができるとともに、先のバッチ生産時に残留した混練済材料が次バッチの混練工程に混入するといった所謂コンタミを防止することができて品質の向上を図ることができる。
さらに、槽底部開閉作動手段は、混合槽底部のみを開閉作動させ得るものであればよく、比較的動力が小さな装置でも対応可能で、従来の槽傾転式排出機構における傾転装置よりも低コストで済むという利点がある。
なお、次バッチの混練工程を実施するにあたっては、槽底部開閉作動手段により混合槽底部が閉作動されて混合槽本体と混合槽底部とが閉合状態にされ、この閉合状態が固定手段により保持される。
そして、本発明の混練機によれば、比較的低コストで、混練済材料の排出性を高めることができるとともに、槽壁に付着した混練済材料を容易に除去することができる。
また、固定手段として、混合槽本体に対して混合槽底部が閉じられた際に重なり合うように混合槽本体及び混合槽底部にそれぞれ突設される第1被クランプ部材及び第2被クランプ部材と、これら被クランプ部材をクランプするクランプ装置とを備えてなるものとすることにより、クランプ装置のクランプ・アンクランプ作動にて混合槽本体と混合槽底部との閉合状態の保持・保持解除を容易に行うことができる。
また、クランプ装置は、混合槽本体に対して混合槽底部が閉じられた際に重なり合う第1被クランプ部材及び第2被クランプ部材を挟持可能なクランプジョーと、このクランプジョーをそれら被クランプ部材に対し進退させるクランプジョー駆動手段とを備えてなり、第1被クランプ部材の被クランプ面は、クランプジョーの進退方向に沿う平面とされ、第2被クランプ部材の被クランプ面は、クランプジョーの押進方向に進むにつれて下方に傾斜する傾斜面とされることにより、クランプジョーは第1被クランプ部材の被クランプ面に案内されてその進退作動がスムーズに行われるとともに、クランプジョーが押進された際にそのクランプジョーと第2被クランプ部材の被クランプ面との間にくさび作用が働き、このくさび作用により第1被クランプ部材及び第2被クランプ部材が強固にクランプされ、混合槽本体と混合槽底部との閉合状態を強力に保持することができる。
以下、本発明の混練機の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の一実施例に係る混練機の要部構造説明図が示されている。また、図2には図1のA矢視図が、図3には同図のB矢視図が、図4には同図のP部を拡大した一部断面図が、それぞれ示されている。
本実施例の混練機1は、図1に示されるように、ベースフレーム2上に配置され、被混練材料Mが投入される混合槽3と、この混合槽3内に並列配置されその混合槽3に投入された被混練材料Mを混練する一対のロータ4,4′とを備えている。
混合槽3は、図1において左右方向に対向配置される一対の側壁5,5′とこれら側壁5,5′の両端部を繋ぐように後述するロータ軸8の軸線方向に対向配置される一対の端壁6,6′(図2参照)とを有して上下全面が開放された混合槽本体3aと、一対のロータ4,4′の回転軌跡に対して所定のクリアランスを存するような断面形状とされ、混合槽本体3aの下側の開口部の全面を塞ぐ混合槽底部3bとを備え、混合槽本体3aの一側(図1において右側)の下辺縁部に外向きに設けられたフランジと混合槽底部3bの一側の上辺縁部に外向きに設けられたフランジとがヒンジブラケット7によって接続されることにより、混合槽本体3aに対し混合槽底部3bが開閉可能な構造とされている。
各ロータ4,4′は、混合槽本体3aの互いに対向するそれぞれの端壁6,6′を貫通して回転可能に支持されるロータ軸8と、混合槽本体3a内に配され、被混練材料Mの混練に実質的に貢献する2枚のロータ翼9とより構成されている。
各ロータ4,4′における2枚のロータ翼9は、ロータ軸8の周方向に互いに180°位相をずらせた状態でロータ軸8に一体的に設けられている(図2参照)。
そして、両ロータ4,4′は、図示されない回転駆動装置により、それぞれ内向き(図1において、左側のロータ4は右回り(矢印R1方向)、右側のロータ4′は左回り(矢印R2方向))に回転駆動されるようになっている。
なお、各ロータ4,4′のロータ翼9等の構成は、本実施例に記載のものに限定されず、従来公知のものを適用することができる。
各ロータ4,4′における2枚のロータ翼9は、ロータ軸8の周方向に互いに180°位相をずらせた状態でロータ軸8に一体的に設けられている(図2参照)。
そして、両ロータ4,4′は、図示されない回転駆動装置により、それぞれ内向き(図1において、左側のロータ4は右回り(矢印R1方向)、右側のロータ4′は左回り(矢印R2方向))に回転駆動されるようになっている。
なお、各ロータ4,4′のロータ翼9等の構成は、本実施例に記載のものに限定されず、従来公知のものを適用することができる。
ベースフレーム2の一側部にはシリンダ取付フレーム10が連設され、このシリンダ取付フレーム10には、槽底部開閉作動手段としての槽底部開閉用油圧シリンダ11がトラニオン形式で揺動可能に支持されている。
また、この槽底部開閉用油圧シリンダ11のピストンロッド先端部と、混合槽底部3bの槽壁外面に設けられたブラケットとはピン12を介して連結されている。
こうして、槽底部開閉用油圧シリンダ11の伸長作動又は収縮作動により、混合槽本体3aに対し混合槽底部3bが閉作動又は開作動されるようになっている。
なお、本実施例の混練機1における材料排出に関わる装置としては、混合槽底部3bのみを開閉作動させ得るものであればよいため、槽底部開閉用油圧シリンダ11を主体とした比較的小動力の油圧装置でも対応可能で、従来の槽傾転式排出機構における傾転装置よりも低コストで済むという利点がある。
また、この槽底部開閉用油圧シリンダ11のピストンロッド先端部と、混合槽底部3bの槽壁外面に設けられたブラケットとはピン12を介して連結されている。
こうして、槽底部開閉用油圧シリンダ11の伸長作動又は収縮作動により、混合槽本体3aに対し混合槽底部3bが閉作動又は開作動されるようになっている。
なお、本実施例の混練機1における材料排出に関わる装置としては、混合槽底部3bのみを開閉作動させ得るものであればよいため、槽底部開閉用油圧シリンダ11を主体とした比較的小動力の油圧装置でも対応可能で、従来の槽傾転式排出機構における傾転装置よりも低コストで済むという利点がある。
混合槽本体3aの他側の下辺縁部には、図4に示されるように外向きに第1被クランプ部材15が突設される一方、混合槽底部3bの他側の上辺縁部には混合槽本体3aに対して混合槽底部3bが閉じられた際に第1被クランプ部材15と重なり合うように第2被クランプ部材16が突設されている。
そして、本実施例の混練機1においては、それら第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16をクランプするクランプ装置20が設けられている。
そして、本実施例の混練機1においては、それら第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16をクランプするクランプ装置20が設けられている。
このクランプ装置20は、混合槽本体3aに対して混合槽底部3bが閉じられた際に重なり合う第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16に合致してそれら被クランプ部材15,16を挟持し得る受入口が形成されてなるクランプジョー21と、それら被クランプ部材15,16に対しクランプジョー21を進退させるクランプジョー駆動手段としてのクランプジョー駆動用油圧シリンダ22とを備えて構成されている。
クランプジョー駆動用油圧シリンダ22は、その伸縮方向を図4において左右の水平方向に一致させた状態で、シリンダ取付ブラケット23を介して混合槽本体3aの他側の側壁5に支持され、そのピストンロッド先端部にクランプジョー21が螺着されている。
そして、混合槽本体3aに対して混合槽底部3bが閉じられた状態においてクランプジョー駆動用油圧シリンダ22を伸長作動させると、重なり合った状態にある第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16に向けてクランプジョー21が押進され、クランプジョー21によりそれら被クランプ部材15,16がクランプされて混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態が保持されるようになっている。
この閉合状態が保持された状態においてクランプジョー駆動用油圧シリンダ22を収縮作動させると、重なり合った状態にある第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16からクランプジョー21が退避され、それら被クランプ部材15,16がアンクランプされて混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態の保持が解除されるようになっている。
なお、第1被クランプ部材15、第2被クランプ部材16及びクランプ装置20を含む構成が、本発明における「固定手段」に相当する。
クランプジョー駆動用油圧シリンダ22は、その伸縮方向を図4において左右の水平方向に一致させた状態で、シリンダ取付ブラケット23を介して混合槽本体3aの他側の側壁5に支持され、そのピストンロッド先端部にクランプジョー21が螺着されている。
そして、混合槽本体3aに対して混合槽底部3bが閉じられた状態においてクランプジョー駆動用油圧シリンダ22を伸長作動させると、重なり合った状態にある第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16に向けてクランプジョー21が押進され、クランプジョー21によりそれら被クランプ部材15,16がクランプされて混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態が保持されるようになっている。
この閉合状態が保持された状態においてクランプジョー駆動用油圧シリンダ22を収縮作動させると、重なり合った状態にある第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16からクランプジョー21が退避され、それら被クランプ部材15,16がアンクランプされて混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態の保持が解除されるようになっている。
なお、第1被クランプ部材15、第2被クランプ部材16及びクランプ装置20を含む構成が、本発明における「固定手段」に相当する。
ここで、第1被クランプ部材15の被クランプ面15aはクランプジョー21の進退方向(図4中記号S矢印方向)に沿う水平面とされ、この第1被クランプ部材15の被クランプ面15aと係合するクランプジョー21の受入口上側面21aも同様の水平面とされている。
このため、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22の伸縮作動によるクランプジョー21の進退作動の際に、クランプジョー21が第1被クランプ部材15の被クランプ面15aに案内され、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22のピストンロッドに不要な曲げ力を作用させることなくその進退作動がスムーズに行われるという効果を奏する。
一方、第2被クランプ部材16の被クランプ面16aはクランプジョー21の押進方向(図4において右方向)に進むにつれて下方に傾斜する傾斜面とされ、この第2被クランプ部材16の被クランプ面16aと係合するクランプジョー21の受入口下側面21bも同様の傾斜面とされている。
このため、重なり合った状態にある第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16に対しクランプジョー21が押進されると、第2被クランプ部材16の被クランプ面16aとクランプジョー21の受入口下側面21bとの間にくさび作用が働き、このくさび作用により第1被クランプ部材15と第2被クランプ部材16とが強固にクランプされ、混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態が強力に保持されるという効果を奏する。
このため、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22の伸縮作動によるクランプジョー21の進退作動の際に、クランプジョー21が第1被クランプ部材15の被クランプ面15aに案内され、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22のピストンロッドに不要な曲げ力を作用させることなくその進退作動がスムーズに行われるという効果を奏する。
一方、第2被クランプ部材16の被クランプ面16aはクランプジョー21の押進方向(図4において右方向)に進むにつれて下方に傾斜する傾斜面とされ、この第2被クランプ部材16の被クランプ面16aと係合するクランプジョー21の受入口下側面21bも同様の傾斜面とされている。
このため、重なり合った状態にある第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16に対しクランプジョー21が押進されると、第2被クランプ部材16の被クランプ面16aとクランプジョー21の受入口下側面21bとの間にくさび作用が働き、このくさび作用により第1被クランプ部材15と第2被クランプ部材16とが強固にクランプされ、混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態が強力に保持されるという効果を奏する。
ところで、本実施例においては、第1被クランプ部材15の被クランプ面15aの水平方向の長さと第2被クランプ部材16の被クランプ面16aの水平方向の長さ、クランプジョー21の受入口上側面21aの水平方向の長さと受入口下側面21bの水平方向の長さを、それぞれ同じに形成したが、混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態が保持される限りにおいて、図6(a)に示す第1変形実施例のように、クランプジョー21の受入口下側面21bの水平方向の長さを、受入口上側面21aの水平方向の長さより短く形成したり、図6(b)に示す第2変形実施例のように、第2被クランプ部材16の被クランプ面16aの水平方向の長さを、第1被クランプ部材15の被クランプ面15aの水平方向の長さより短く形成することができる。
第1変形実施例及び第2変形実施例のように構成することにより、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22の収縮作動によるクランプジョー21の退避作動の際に、クランプジョー21の受入口上側面21aが第1被クランプ部材15の被クランプ面15aに案内された状態(位置した状態)で、クランプジョー21の受入口下側面21bが第2被クランプ部材16の被クランプ面16aから外れ、第2被クランプ部材16に対するクランプ装置20のクランプを解除することができる。
これによって、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22のストロークを短くすることができ、小形の安価な油圧シリンダを使用できる。また、クランプジョー21の受入口上側面21aが第1被クランプ部材15の被クランプ面15aに常に案内された状態(位置した状態)にできるため、シリンダロッドの傾きや歪み等によって寸法精度が低下しても、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22の伸長作動によるクランプジョー21の押進作動の際に、クランプジョー21が第1被クランプ部材15に当たって損傷する等の事故を防止することができる。
第1変形実施例及び第2変形実施例のように構成することにより、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22の収縮作動によるクランプジョー21の退避作動の際に、クランプジョー21の受入口上側面21aが第1被クランプ部材15の被クランプ面15aに案内された状態(位置した状態)で、クランプジョー21の受入口下側面21bが第2被クランプ部材16の被クランプ面16aから外れ、第2被クランプ部材16に対するクランプ装置20のクランプを解除することができる。
これによって、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22のストロークを短くすることができ、小形の安価な油圧シリンダを使用できる。また、クランプジョー21の受入口上側面21aが第1被クランプ部材15の被クランプ面15aに常に案内された状態(位置した状態)にできるため、シリンダロッドの傾きや歪み等によって寸法精度が低下しても、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22の伸長作動によるクランプジョー21の押進作動の際に、クランプジョー21が第1被クランプ部材15に当たって損傷する等の事故を防止することができる。
混合槽本体3aに対し混合槽底部3bが閉じられた際に合致する槽壁合わせ面25は、図4に示されるように、混合槽3の外側から内側に進むにつれて上方に傾くような傾斜が付されている。
こうして、クランプ装置20のクランプ作動により混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態が保持された際に、槽壁合わせ面25の面当たりが良くなって、メタルシールとしての機能が十全に発揮されるようになっている。
なお、かかるメタルシールに代えて、槽壁合わせ面25にOリング等のシール部品を組み込むといったシール手段を採用してもよい。
こうして、クランプ装置20のクランプ作動により混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態が保持された際に、槽壁合わせ面25の面当たりが良くなって、メタルシールとしての機能が十全に発揮されるようになっている。
なお、かかるメタルシールに代えて、槽壁合わせ面25にOリング等のシール部品を組み込むといったシール手段を採用してもよい。
ところで、混練時において一対のロータ4,4′はそれぞれ内向き(図1において、左側のロータ4は右回り(矢印R1方向)、右側のロータ4′は左回り(矢印R1方向))に回転駆動されるから、槽壁合わせ面25の近傍では混練中の被混練材料Mがその槽壁合わせ面25の下側から上側に向けて流動されることになる(図4中記号Q矢印参照)。
槽壁合わせ面25は、前述したように、混合槽3の外側から内側に進むにつれて上方に傾くような傾斜が付されている、言い換えれば、混合槽3の外側から内側に進むにつれて混練中の被混練材料Mの流動方向Q側に傾くような傾斜が付されている。
したがって、混練中の被混練材料Mが槽壁合わせ面25から漏れ出すといった不具合を確実に防止することができる。
槽壁合わせ面25は、前述したように、混合槽3の外側から内側に進むにつれて上方に傾くような傾斜が付されている、言い換えれば、混合槽3の外側から内側に進むにつれて混練中の被混練材料Mの流動方向Q側に傾くような傾斜が付されている。
したがって、混練中の被混練材料Mが槽壁合わせ面25から漏れ出すといった不具合を確実に防止することができる。
さらに、本実施例においては、混合槽本体3aに対し混合槽底部3bを閉合した状態で、混合槽底部3bを混合槽本体3a側、具体的には、端壁6,6′に支持されるようにする係止ピン装置30を設けるようにしている(図3参照)。
この係止ピン装置30は、混合槽底部3bのフランジ部及び端壁6,6′にピン穴32を形成し、このピン穴32に、係止ピン駆動手段としての係止ピン駆動用油圧シリンダ33を伸縮作動させる(ここで、係止ピン駆動用油圧シリンダ33の伸縮作動を、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22の伸縮作動と同期させるようにすることもできる。)ことによって係止ピン31を進退作動させ、混合槽底部3bの支持状態(混合槽本体3aと混合槽底部3bとが閉合状態を保持するとき)と、非支持状態(混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態の保持を解除するとき)とを切り換えることができるようにしたものである。
この場合、係止ピン31及びピン穴32の形状は、ストレート形状又はテーパ形状とすることができる。
このように、混合槽底部3bを混合槽本体3a側に支持されるようにする係止ピン装置30を設けることにより、混合槽底部3bが補強され、ロータ4,4′を回転駆動して、混合槽3内に投入された被混練材料Mを混練する際に、混合槽底部3bの撓みや変形を防ぎ、ロータ翼9と混合槽底部3bの内面とのチップクリアランスが変動することによる被混練材料Mの混練不良を防止することができる。
なお、係止ピン装置30は、必須のものではなく、省略することもできる。
この係止ピン装置30は、混合槽底部3bのフランジ部及び端壁6,6′にピン穴32を形成し、このピン穴32に、係止ピン駆動手段としての係止ピン駆動用油圧シリンダ33を伸縮作動させる(ここで、係止ピン駆動用油圧シリンダ33の伸縮作動を、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22の伸縮作動と同期させるようにすることもできる。)ことによって係止ピン31を進退作動させ、混合槽底部3bの支持状態(混合槽本体3aと混合槽底部3bとが閉合状態を保持するとき)と、非支持状態(混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態の保持を解除するとき)とを切り換えることができるようにしたものである。
この場合、係止ピン31及びピン穴32の形状は、ストレート形状又はテーパ形状とすることができる。
このように、混合槽底部3bを混合槽本体3a側に支持されるようにする係止ピン装置30を設けることにより、混合槽底部3bが補強され、ロータ4,4′を回転駆動して、混合槽3内に投入された被混練材料Mを混練する際に、混合槽底部3bの撓みや変形を防ぎ、ロータ翼9と混合槽底部3bの内面とのチップクリアランスが変動することによる被混練材料Mの混練不良を防止することができる。
なお、係止ピン装置30は、必須のものではなく、省略することもできる。
以上に述べたように構成される混練機1において、混練工程を行うにあたっては、まず図1に示されるように槽底部開閉用油圧シリンダ11の伸長作動にて混合槽底部3bを閉作動させ、混合槽本体3aに対し混合槽底部3bを閉合状態とする。
次いで、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22を伸長作動させ、重なり合った状態にある第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16に向けてクランプジョー21を押進させる。
この際、クランプジョー21は第1被クランプ部材15の被クランプ面15a(図4参照)に案内されてその押進作動がスムーズに行われる。
また、第2被クランプ部材16の被クランプ面16aとクランプジョー21の受入口下側面21b(図4参照)との間にくさび作用が働き、このくさび作用により第1被クランプ部材15と第2被クランプ部材16とが強固にクランプされる。
こうして、クランプ装置20により第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16がクランプされ、混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態が保持される。
その後、混合槽本体3aの上側の開口部を通して被混練材料Mを混合槽3内に投入し、図示されない回転駆動装置にて一対のロータ4,4′を回転駆動して、混合槽3内に投入された被混練材料Mを混練する。
次いで、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22を伸長作動させ、重なり合った状態にある第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16に向けてクランプジョー21を押進させる。
この際、クランプジョー21は第1被クランプ部材15の被クランプ面15a(図4参照)に案内されてその押進作動がスムーズに行われる。
また、第2被クランプ部材16の被クランプ面16aとクランプジョー21の受入口下側面21b(図4参照)との間にくさび作用が働き、このくさび作用により第1被クランプ部材15と第2被クランプ部材16とが強固にクランプされる。
こうして、クランプ装置20により第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16がクランプされ、混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態が保持される。
その後、混合槽本体3aの上側の開口部を通して被混練材料Mを混合槽3内に投入し、図示されない回転駆動装置にて一対のロータ4,4′を回転駆動して、混合槽3内に投入された被混練材料Mを混練する。
かかる混練工程の実施により得られた混練済材料M′は、次のようにして槽内から排出される。
まず、図1に示される状態において、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22を収縮作動させることにより、重なり合った状態にある第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16からクランプジョー21を退避させる(図5参照)。
この際、クランプジョー21は第1被クランプ部材15の被クランプ面15a(図4参照)に案内されてその退避作動がスムーズに行われる。
こうして、第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16に対するクランプ装置20のクランプが解除され、混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態の保持が解除される。
次いで、図5に示されるように、槽底部開閉用油圧シリンダ11の収縮作動にて混合槽底部3bを開作動させ、混合槽本体3aに対し混合槽底部3b全体を開放する。
すると、混練済材料M′は混合槽本体3aの下側の開口部から排出される。
まず、図1に示される状態において、クランプジョー駆動用油圧シリンダ22を収縮作動させることにより、重なり合った状態にある第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16からクランプジョー21を退避させる(図5参照)。
この際、クランプジョー21は第1被クランプ部材15の被クランプ面15a(図4参照)に案内されてその退避作動がスムーズに行われる。
こうして、第1被クランプ部材15及び第2被クランプ部材16に対するクランプ装置20のクランプが解除され、混合槽本体3aと混合槽底部3bとの閉合状態の保持が解除される。
次いで、図5に示されるように、槽底部開閉用油圧シリンダ11の収縮作動にて混合槽底部3bを開作動させ、混合槽本体3aに対し混合槽底部3b全体を開放する。
すると、混練済材料M′は混合槽本体3aの下側の開口部から排出される。
本実施例の混練機1によれば、混合槽本体3aの下側の開口部はその開口面積が従来のドロップドア式排出機構における混合槽底部中央の排出口の開口面積よりも十分に広く、また混練済材料M′の自重落下も作用するため、混練済材料M′を迅速に排出することができる。
また、混合槽本体3aに対し混合槽底部3b全体が開放されるので、混合槽本体3aの槽壁及び混合槽底部3bの槽壁に対するアクセスが容易となり、それら槽壁に付着している混練済材料M′を容易に除去することができる。
このため、無駄になる混練済材料M′を減らすことができて生産性の向上を図ることができるとともに、先のバッチ生産時に残留した混練済材料M′が次バッチの混練工程に混入するといった所謂コンタミを防止することができて品質の向上を図ることができる。
また、混合槽本体3aに対し混合槽底部3b全体が開放されるので、混合槽本体3aの槽壁及び混合槽底部3bの槽壁に対するアクセスが容易となり、それら槽壁に付着している混練済材料M′を容易に除去することができる。
このため、無駄になる混練済材料M′を減らすことができて生産性の向上を図ることができるとともに、先のバッチ生産時に残留した混練済材料M′が次バッチの混練工程に混入するといった所謂コンタミを防止することができて品質の向上を図ることができる。
なお、本実施例においては、被混練材料Mに対し加圧力を付与することなく、混合槽3の上部を開放状態として槽内の被混練材料Mを混練する所謂オープン型混練機に本発明が適用された例を示したが、これに限定されるものではなく、本発明の趣旨に沿えば、例えば、混合槽が密閉状態となるように加圧蓋を配設し、この加圧蓋により被混練材料に対し加圧力を付与しながら槽内の被混練材料を混練する所謂密閉式混練機に対しても本発明を適用することができ、本発明はこれを排除しないものである。
また、本実施例においては、槽底部開閉作動手段に槽底部開閉用油圧シリンダ11を、クランプジョー駆動手段にクランプジョー駆動用油圧シリンダ22を、係止ピン駆動手段に係止ピン駆動用油圧シリンダ33を、それぞれ用いるようにしたが、これらに代えて、空圧シリンダ等の他の駆動手段を用いることもできる。
また、本実施例においては、槽底部開閉作動手段に槽底部開閉用油圧シリンダ11を、クランプジョー駆動手段にクランプジョー駆動用油圧シリンダ22を、係止ピン駆動手段に係止ピン駆動用油圧シリンダ33を、それぞれ用いるようにしたが、これらに代えて、空圧シリンダ等の他の駆動手段を用いることもできる。
本発明の混練機は、混合槽本体に枢着される混合槽底部を開放することにより、混練済材料の排出性の向上を図るという特性を有していることから、高粘度材料の混練の用途に好適に用いることができる。
1 混練機
3 混合槽
3a 混合槽本体
3b 混合槽底部
4 ロータ
4′ ロータ
11 槽底部開閉用油圧シリンダ(槽底部開閉作動手段)
15 第1被クランプ部材
15a 被クランプ面(第1被クランプ部材)
16 第2被クランプ部材
16a 被クランプ面(第2被クランプ部材)
20 クランプ装置
21 クランプジョー
22 クランプジョー駆動用油圧シリンダ(クランプジョー駆動手段)
30 係止ピン装置
31 係止ピン
32 ピン穴
33 係止ピン駆動用油圧シリンダ(係止ピン駆動手段)
M 被混練材料
M′ 混練済材料
3 混合槽
3a 混合槽本体
3b 混合槽底部
4 ロータ
4′ ロータ
11 槽底部開閉用油圧シリンダ(槽底部開閉作動手段)
15 第1被クランプ部材
15a 被クランプ面(第1被クランプ部材)
16 第2被クランプ部材
16a 被クランプ面(第2被クランプ部材)
20 クランプ装置
21 クランプジョー
22 クランプジョー駆動用油圧シリンダ(クランプジョー駆動手段)
30 係止ピン装置
31 係止ピン
32 ピン穴
33 係止ピン駆動用油圧シリンダ(係止ピン駆動手段)
M 被混練材料
M′ 混練済材料
Claims (3)
- 被混練材料が投入される混合槽と、この混合槽に投入された被混練材料を混練する一対のロータとを備える混練機において、混合槽は、上下全面が開放された混合槽本体に対し、この混合槽本体の下側の開口部の全面を塞ぐ混合槽底部が開閉可能な構造とされ、混合槽底部を開閉作動させる槽底部開閉作動手段と、混合槽本体に対し混合槽底部が閉じられた状態を保持する固定手段とを備えてなることを特徴とする混練機。
- 固定手段は、混合槽本体に対して混合槽底部が閉じられた際に重なり合うように混合槽本体及び混合槽底部にそれぞれ突設される第1被クランプ部材及び第2被クランプ部材と、これら被クランプ部材をクランプするクランプ装置とを備えてなることを特徴とする請求項1記載の混練機。
- クランプ装置は、混合槽本体に対して混合槽底部が閉じられた際に重なり合う第1被クランプ部材及び第2被クランプ部材を挟持可能なクランプジョーと、このクランプジョーをそれら被クランプ部材に対し進退させるクランプジョー駆動手段とを備えてなり、第1被クランプ部材の被クランプ面は、クランプジョーの進退方向に沿う平面とされ、第2被クランプ部材の被クランプ面は、クランプジョーの押進方向に進むにつれて下方に傾斜する傾斜面とされてなることを特徴とする請求項2記載の混練機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006292827A JP2008105357A (ja) | 2006-10-27 | 2006-10-27 | 混練機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006292827A JP2008105357A (ja) | 2006-10-27 | 2006-10-27 | 混練機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008105357A true JP2008105357A (ja) | 2008-05-08 |
Family
ID=39439116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006292827A Withdrawn JP2008105357A (ja) | 2006-10-27 | 2006-10-27 | 混練機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008105357A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102989359A (zh) * | 2012-10-29 | 2013-03-27 | 张家港市亿利机械有限公司 | 一种高速混合机的放料装置 |
KR20230138666A (ko) * | 2022-03-24 | 2023-10-05 | 황구연 | 하부 개폐형 혼합기 |
-
2006
- 2006-10-27 JP JP2006292827A patent/JP2008105357A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20230138666A (ko) * | 2022-03-24 | 2023-10-05 | 황구연 | 하부 개폐형 혼합기 |
KR102670879B1 (ko) | 2022-03-24 | 2024-05-29 | 황구연 | 하부 개폐형 혼합기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100105 |