JP2008104629A - 超音波診断装置 - Google Patents

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勲 内海
Toru Hirano
亨 平野
Hiroyuki Shibanuma
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Abstract

【課題】波形精度の高い送信信号を生成することを可能とする。
【解決手段】鉄心に巻かれた2次側巻線と、複数の1次側コイル回路1とを具備し、2次側巻線に誘起される信号を超音波放射のために超音波振動子に供給する。1次側コイル回路1はそれぞれ、中間タップを有する互いに同一の構成をなし、1次側巻線における中間タップを挟む部位NAおよび部位NBの導通を、ベースに与えられる別々の駆動信号のそれぞれに応じて個別にオン/オフするトランジスタQNA,QNBと、1次側巻線にNZA,NZB接続され、ベースに与えられる駆動信号に応じて同時にオン/オフされるトランジスタQZA,QZBと備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、超音波振動子から放射される超音波を利用して被検体の診断を行う超音波診断装置に関する。
超音波診断装置は、超音波プローブに設けられた振動子から超音波を放射させるための送信信号を生成する送信部を備える。
このような超音波診断装置における送信部としては、トランスを使用する回路が特許文献1により知られている。また特許文献1では、送信パルス用電源として異なる電圧の2電源を持ち、それぞれの電圧のトランスへの印加タイミングを制御することにより、2値レベルのパルスを発生する方法も述べられている。
特許文献1の技術を応用することで、1次側巻線を複数備えることにより、これらの1次側巻線のそれぞれで発生した磁束を2次側で加算することにより、多値レベルの送信パルスを発生させることが考えられる。この方式を以下においては磁束加算方式と称する。
以下に、この磁束加算方式による任意波形発生の概略を3電源加算時の場合について説明する。
図8は磁束加算方式を利用した送信部の概略構成を示す図、図9は図8に示す送信部に含まれる電気回路の等価回路を示す図である。
コアCは4本のポール(pole)Pa,Pb,Pc,Pdを持った形状をなす。これらのポールPa〜Pdのうち、ポールPaは2次側ポールとなり、ポールPb〜Pdは1次側ポールとなる。すなわちコアCは、3本の1次側ポールPb〜Pdと1本の2次側ポールPaとを備えている。
各々の1次側ポールPb〜Pdにはそれぞれ、センタタップ付きの励磁用巻線N0,N1,N2と短絡用巻線NZ0,NZ1,NZ2が巻かれている。送信用電源TXV0,TXV1,TXV2は、励磁用巻線N0,N1,N2のセンタタップにそれぞれ接続されている。スイッチSW1,SW2,SW3を閉じることにより、励磁用巻線N0,N1,N2に正極性のパルスを発生し、スイッチSW4,SW5,SW6を閉じることにより、励磁用巻線N0,N1,N2に負極性のパルスを発生させるようになっている。すなわち、加減算で考えると、スイッチSW1,SW2,SW3を閉じることは加算に相当し、スイッチSW4,SW5,SW6を閉じることは減算に相当する。
短絡用巻線NZ0,NZ1,NZ2をSW7,SW8,SW9で短絡させることにより、その1次側ポールPb〜Pdの励磁用巻線NZ0,NZ1,NZ2のセンタタップに入力されている電源を使用しない状態を実現できる。この状態は、加減算で考えるとゼロに相当する。
図9に示すように、励磁用巻線N0,N1,N2は、巻線N0A,N1A,N2Aと巻線N0B,N1B,N2Bとがセンタタップを挟んで並んでいると捉えることができる。短絡用巻線NZ0,NZ1,NZ2は、巻線NZ0A,NZ1A,NZ2Aと巻線NZ0B,NZ1B,NZ2Bとがセンタタップを挟んで並んでいると捉えることができる。
このように3つの1次側ポールにはそれぞれ、互いに同等な構成の1次側コイル回路が備えられる。
図10は送信用電源TXV0,TXV1,TXV2の電圧の比率を1:3:9とした場合に生成できる電圧値の一覧を表している。なお、トランスの昇圧比は1としている。すなわち、図9における巻線N0A,N0B,NZ0A,NZ0B,N1A,N1B,NZ1A,NZ1B,N2A,N2B,NZ2A,NZ2B,NTの巻線数は同一としている。
図10においては、正極性パルスを発生させる場合(スイッチSW1,SW2,SW3を閉じた状態)を「1」、負極性パルスを発生させる場合(スイッチSW4,SW5,SW6を閉じた状態)を「−1」、スイッチSW7,SW8,SW9を閉じた状態を「0」と表現している。
例えば、送信電圧レベル「6」を発生させる場合は、スイッチSW3,SW5,SW7を閉じることを示している。この状態では、スイッチSW3を閉じることが+9(1×9)に相当し、スイッチSW5を閉じることが−3(−1×3)に相当し、スイッチSW7を閉じることが0(0×1)に相当することから、+9−3+0という演算によりレベル「6」が得られる。
このように3種類の電圧の加減算により±13レベルの波形を発生させる事が可能となる。例えば、送信用電源TXV0の電圧を2Vと設定した場合、送信用電源TXV1の電圧は6V、送信用電源TXV2の電圧は18Vとなり±26Vの電圧を±13レベル量子化にて発生させることができる。
また、1次側と2次側の巻線比を変えることにより任意の昇圧が可能である。
さて、以上のような送信部の実用的な回路は、例えば図11に示すような構成とすることが考えられる。
励磁用巻線N0,N1,N2と短絡用巻線NZ0,NZ1,NZ2とが巻数および構造が異なっていると、1次側ポールにて任意の電圧を発生する時とゼロ電圧を発生する時とで、1次側と2次側間の結合係数等が変化してしまう。このため、励磁用巻線N0,N1,N2と短絡用巻線NZ0,NZ1,NZ2とは同一構造、同一巻線とする必要がある。
また、数MHzから10数MHzの送信信号を発生可能とするためには、高速スイッチングが可能なMOS FETをスイッチSW1〜SW9として使用するのが妥当である。そこで図11に示すように、スイッチSW1〜SW3に代えてトランジスタ(MOS FET)QN0A,QN1A,QN2Aを、またスイッチSW4〜SW6に代えてトランジスタ(MOS FET)QN0B,QN1B,QN2Bを備える。スイッチSW7〜SW9については、トランジスタ(MOS FET)QZ0A,QZ0B、トランジスタ(MOS FET)QZ1A,QZ1B、トランジスタ(MOS FET)QZ2A,QZ2Bをそれぞれ備える。
米国特許第6050945号明細書
近年、超音波診断の分野では,微小気泡を主成分とする超音波造影剤が開発され、特に循環器系の診断に効果を発揮している。超音波がこの種の造影剤で反射されると、基本周波数の整数倍に相当する高周波成分(ハーモニック成分)が生じることが知られている。そこで、このハーモニック成分だけを抽出して画像化すれば,造影剤のみを高コントラストで観測することができる。この影像法は、ハーモニックイメージングと呼ばれている。
このハーモニックイメージングにおいて、送信波形として矩形波を用いた場合、矩形波には基本波成分のほか、その整数倍の成分を持つ高調波成分も多く含まれているため、反射波から抽出した成分には造影剤による非線形のハーモニック成分の他に、送信波形にもともと含まれている高周波成分も混在することになり造影剤の抽出能が低下してしまう。
前述した構成の送信部を利用した場合、高周波成分の小さな波形を生成することが可能であるので、ハーモニックイメージングに適する。しかしながら、図11に示した回路構成であると、トランジスタのゲート・ドレイン間容量Cgdにより、ゲート信号が出力に漏れて出力信号に加算されるために、送信波形に含まれる高周波成分を十分に抑圧しきれない恐れがあった。
図12は図11に示した回路構成における1つのトランジスタに関わる原理図である。
トランジスタQ1は、トランジスタQN0A,QN1A,QN2A,QN0B,QN1B,QN2B,QZ0A,QZ0B,QZ1A,QZ1B,QZ2A,QZ2Bのいずれかに相当する。トランジスタQ1のゲートには、トランジスタQ1をON/OFF制御するために信号源V1により発生されるゲート信号が、抵抗R2を介して入力される。なお抵抗R2は、信号源V1の出力抵抗を模擬したものである。トランジスタQ1のドレインは、送信用電源TXV0,TXV1,TXV2のいずれかに相当する送信用電源TXVに負荷抵抗R1を介して接続されている。トランジスタQ1のソースは接地されている。
図13は図12に示した回路に関するシミュレーション結果を表す図である。図13(a)は、トランジスタQ1への入力信号の図12中のPo1点における波形を示す。図13(b)は、トランジスタQ1の出力信号に含まれるノイズ成分の図12中のPo2点における波形を示す。図13(c)は、トランジスタQ1の出力信号を高速フーリエ変換(FFT)解析した結果を示す図である。なお、このシミュレーションは、抵抗R1を50Ω、抵抗R2を0Ω、送信用電源TXVの内部の電源V2の電圧を0V、送信用電源TXVの内部のコンデンサC1の容量を200pFと設定している。
トランジスタQ1のゲートに図13(a)に示すような5VのON/OFF信号を入力すると、トランジスタQ1のドレインからの出力信号には図13(b)に示すような+900mVpeak〜−600mVpeakの漏れ電圧波形が発生する。この漏れ電圧波形の発生は、トランジスタQ1のゲート・ドレイン間容量Cgdに起因する。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、波形精度の高い送信信号を生成することを可能とすることにある。
以上の目的を達成するために本発明は、超音波振動子から放射される超音波を利用して被検体の診断を行う超音波診断装置において、鉄心と、前記鉄心に巻かれた2次側巻線と、複数の1次側コイル回路とを具備し、前記2次側巻線に誘起される信号を超音波放射のために前記超音波振動子に供給する送信信号として出力する送信回路を備え、さらに前記複数の1次側コイル回路はそれぞれ、中間タップを有する互いに同一の構成をなし、それぞれ前記鉄心に巻かれた第1および第2の1次側巻線と、前記第1の1次側巻線における前記中間タップを挟む二つの部位の導通を、ベースに与えられる第1および第2の駆動信号のそれぞれに応じて個別にオン/オフする第1および第2のトランジスタと、前記第1および第2のトランジスタと同様に前記第2の1次側巻線に接続され、ベースに与えられる第3の駆動信号に応じて同時にオン/オフされる第3および第4のトランジスタとを具備し、さらに前記複数の1次側コイル回路はそれぞれ、前記第1の駆動信号の波形を反転させた波形を持つとともに前記第1の駆動信号の信号レベルと前記第1のトランジスタのゲート・ドレイン間容量とに応じて定まる信号レベルを持った第1の反転信号を第1のトランジスタのドレインに印加する第1の印加手段と、前記第2の駆動信号の波形を反転させた波形を持つとともに前記第2の駆動信号の信号レベルと前記第2のトランジスタのゲート・ドレイン間容量とに応じて定まる信号レベルを持った第2の反転信号を第2のトランジスタのドレインに印加する第2の印加手段と、前記第3の駆動信号の波形を反転させた波形を持つとともに前記第3の駆動信号の信号レベルと前記第3のトランジスタのゲート・ドレイン間容量とに応じて定まる信号レベルを持った第3の反転信号を第3のトランジスタのドレインに印加する第3の印加手段と、前記第3の駆動信号の波形を反転させた波形を持つとともに前記第3の駆動信号の信号レベルと前記第4のトランジスタのゲート・ドレイン間容量とに応じて定まる信号レベルを持った第4の反転信号を第4のトランジスタのドレインに印加する第4の印加手段とのうちの少なくとも1つを備える。
本発明によれば、波形精度の高い送信信号を生成することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。
この超音波診断装置は、振動子T、巻線NT、3つの1次側コイル回路1、送信回路2、受信回路3、ビームフォーマ4、ディジタルスキャンコンバータ(DSC)5、モニタ6および制御部7を含む。
振動子Tは、超音波プローブに内蔵されて、巻線NTを介して与えられる送信信号に応じた超音波の送波と、到来した超音波を受波しての受信信号の発生とを行う。
本実施形態の超音波診断装置は3電源の磁束加算方式を採用しており、巻線NTは図8に示されるようなコアCのポールPaに巻き付けられている。そして3つの1次側コイル回路1は、図8に示されるようなコアCのポールPb,Pc,Pdにそれぞれ対応する。
送信回路2は、3つの1次側コイル回路1に対して、3つずつの駆動パルス(励振パルス)をそれぞれ出力する。送信回路2は、所要の超音波の波形が達成されるように制御部7からの指示に基づいて各駆動パルスの波形を変化させる。
受信回路3は、振動子Tで発生された受信信号に対して、例えば増幅などの周知の受信処理を行う。
なお、振動子Tは、超音波プローブ内に複数が配列して設けられる。そして巻線NT、3つの1次側コイル回路1、送信回路2および受信回路3も、各振動子Tに対応付けて複数セットが設けられる。
ビームフォーマ4は、複数の受信回路のそれぞれから出力される複数の受信信号を整相加算することによって、所要の受信ビームに関するエコー信号を得る。またビームフォーマ4は、ハーモニックイメージング法を適用するべきときには、上記のエコー信号からハーモニック成分を抽出する処理を行う。DSC5は、ビームフォーマ4で得られたエコー信号をモニタ6での表示に適するデータに変換する。モニタ6は、DSC5で変換されたデータに基づいて超音波画像を表示する。
(第1の実施形態)
図2は図1中の1次側コイル回路1の第1の実施形態における具体的な構成を示す図である。
図2に示すように1次側コイル回路1は、巻線NA,NB,NZA,NZB,トランジスタQNA,QNB,QZA,QZB、抵抗RA,RB、ドライバDNA,DNB,DZ、インバータINA,INB,IZおよびコンデンサCNA,CNB,CZA,CZBを含む。
巻線NA,NB,NZA,NZBは、ポールPbに対応する1次側コイル回路1においては図11に示す巻線N0A,N0B,NZ0A,NZ0Bにそれぞれ該当し、ポールPcに対応する1次側コイル回路1においては図11に示す巻線N1A,N1B,NZ1A,NZ1Bにそれぞれ該当し、ポールPdに対応する1次側コイル回路1においては図11に示す巻線N2A,N2B,NZ2A,NZ2Bにそれぞれ該当する。
トランジスタQNA,QNB,QZA,QZBは、ポールPbに対応する1次側コイル回路1においては図11に示すトランジスタQN0A,QN0B,QZ0A,QZ0Bにそれぞれ該当し、ポールPcに対応する1次側コイル回路1においては図11に示すトランジスタQN1A,QN1B,QZ1A,QZ1Bにそれぞれ該当し、ポールPdに対応する1次側コイル回路1においては図11に示すトランジスタQN2A,QN2B,QZ2A,QZ2Bにそれぞれ該当する。
抵抗RA,RBは、ポールPbに対応する1次側コイル回路1においては図11に示す抵抗R0A,R0Bにそれぞれ該当し、ポールPcに対応する1次側コイル回路1においては図11に示す抵抗R1A,R1Bにそれぞれ該当し、ポールPdに対応する1次側コイル回路1においては図11に示す抵抗R2A,R2Bにそれぞれ該当する。
ドライバDNA,DNB,DZには、1つの1次側コイル回路1に送信回路2から与えられる3つの駆動パルスPNA,PNB,PZがそれぞれ入力される。これらの駆動パルスPNA,PNB,PZは、送信用電源TXVの加算する状態、減算する状態および加算も減算もしない状態のそれぞれにおいてハイレベルとされる。ドライバDNA,DNB,DZは、駆動パルスPNA,PNB,PZをトランジスタQN2A,QN2B,QZ2A,QZ2Bを駆動するのに適した波形に整えて出力する。ドライバDNAの出力信号はトランジスタQNAのベースに、ドライバDNBの出力信号はトランジスタQNBのベースに、そしてドライバDZの出力信号はトランジスタQZAのベースおよびトランジスタQZBのベースにそれぞれ印加される。なお、送信用電源TXVは、ポールPbに対応する1次側コイル回路1においては図11に示す送信用電源TXV0に該当し、ポールPcに対応する1次側コイル回路1においては図11に示す送信用電源TXV1に該当し、ポールPdに対応する1次側コイル回路1においては図11に示す送信用電源TXV2に該当する。
インバータINA,INB,IZには、駆動パルスPNA,PNB,PZがそれぞれ入力される。インバータINA,INB,IZは、ドライバDNA,DNB,DZのそれぞれが出力する信号の波形を反転させた反転信号をそれぞれ出力する。インバータINAが出力する反転信号は、コンデンサCNAを介してトランジスタQNAのドレインに印加される。インバータINBが出力する反転信号は、コンデンサCNBを介してトランジスタQNBのドレインに印加される。インバータIZが出力する反転信号は、コンデンサCZAを介してトランジスタQZAのドレインに印加されるとともに、コンデンサCZBを介してトランジスタQZBのドレインに印加される。
コンデンサCNA,CNB,CZA,CZBは、それぞれが接続されているインバータとそれぞれが接続されているトランジスタのゲートとを結合する。コンデンサCNA,CNB,CZA,CZBは例えば、それぞれが接続されているトランジスタのゲート・ドレイン間容量とほぼ同じ容量を持つ。
次に以上のように構成された超音波診断装置の動作について説明する。
この超音波診断装置においては、特許文献1に開示された手法によって3種類の送信用電圧TXV0,TXV1,TXV2の加減算により±13レベルの波形を発生させることができる。このときにトランジスタQN0A,QN1A,QN2A,QN0B,QN1B,QN2B,QZ0A,QZ0B,QZ1A,QZ1B,QZ2A,QZ2Bは、適宜にON/OFFされることになるが、この際に各トランジスタのゲート・ドレイン間容量の影響によってドレインに漏れ電圧が生じる。
しかしながら、この漏れ電圧は、以下のようにしてキャンセルされる。
図3は図2に示した回路構成における1つのトランジスタに関わる等価回路図である。
図3におけるトランジスタQ1は、図2におけるトランジスタQNA,QNB,QZA,QZBのいずれかに相当する。図3における信号発生部D1は、図2におけるドライバDNA,DNB,DZのいずれかに相当する。図3における信号発生部I1は、図2におけるインバータINA,INB,IZのいずれかに相当する。図3における電源部P1は、図2における送信用電源TXVまたは巻線NZA,NZBに相当する。図3におけるコンデンサC2は、図2におけるコンデンサCNA,CNB,CZA,CZBのいずれかに相当する。抵抗R1は、等価負荷抵抗である。
信号発生部D1の信号源V1により発生されるパルス信号が、信号源V1の出力抵抗を模擬した抵抗R2を介してトランジスタQ1のベースに駆動パルスとして印加される。一方、信号発生部I1の信号源E1により発生される信号が、信号源E1の等価内部抵抗R3とコンデンサC2とを介してトランジスタQ1のベースに印加される。信号発生部I1から出力される信号は、信号発生部D1から出力されるパルス信号の波形を反転させた反転信号である。この反転信号の電圧が、コンデンサC2を介してトランジスタQ1のドレインに供給されることによって、トランジスタQ1のドレインに補正電圧が印加される。コンデンサC2の容量はトランジスタQ1のゲート・ドレイン間容量とほぼ同じであるから、補正電圧は漏れ電圧と極性が逆で、絶対値がほぼ同じとなる。このようにして、信号発生部I1およびコンデンサC2によって、補正電圧が発生される。そしてこのように発生された補正電圧がトランジスタQ1のドレインに生じる信号に加算されることにより、トランジスタQ1のON/OFFによりトランジスタQ1のドレインに生じる信号から、この信号に含まれた漏れ電圧を減算することになり、この漏れ電圧がキャンセルされる。
図4は図3に示した回路に関するシミュレーション結果を表す図である。図4(a)は、トランジスタQ1への入力信号の図3中のPo11点における波形を示す。図4(b)は、トランジスタQ1の出力信号に含まれるノイズ成分の図4中のPo12点における波形を示す。図4(c)は、トランジスタQ1の出力信号を高速フーリエ変換(FFT)解析した結果を示す図である。なお、このシミュレーションは、抵抗R1を50Ω、抵抗R2を0Ω、抵抗R3を51Ω、電源部P1の内部の電源V2の電圧を0V、電源部P1の内部のコンデンサC1の容量を200pF、コンデンサC2の容量を180pFと設定している。
トランジスタQ1のゲートに図4(a)に示すような5VのON/OFF信号を入力した場合、トランジスタQ1のドレインからの出力信号に生じる漏れ電圧波形は図4(b)に示すような+10mVpeak〜−20mVpeak程度に低減される。図4(c)に示すFFT結果は、図13(c)に示すFFT結果に対する相対比較で約20dBの改善が見られる。
このように第1の実施形態によれば、トランジスタQNA,QNB,QZA,QZBのそれぞれにおいて生じる漏れ電圧に起因するノイズが低減され、波形精度の高い送信信号を生成することが可能である。
(第2の実施形態)
図5は図1中の1次側コイル回路1の第2の実施形態における具体的な構成を示す図である。なお、図5において図2と同一部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5に示すように1次側コイル回路1は、巻線NA,NB,NZA,NZB,トランジスタQNA,QNB,QZA,QZB、抵抗RA,RB、ドライバDNA,DNB,DZ、インバータINA,INB,IZ、トランジスタQCNA,QCNB,QCZA,QCZBおよび抵抗RNA,RNB,RZA,RZBを含む。すなわち1次側コイル回路1は第2の実施形態においては、第1の実施形態におけるコンデンサCNA,CNB,CZA,CZBに代えてトランジスタQCNA,QCNB,QCZA,QCZBおよび抵抗RNA,RNB,RZA,RZBを含む。
トランジスタQCNA,QCNB,QCZA,QCZBは、トランジスタQNA,QNB,QZA,QZBのそれぞれと対をなす。トランジスタQCNA,QCNB,QCZA,QCZBはそれぞれ、対をなすトランジスタと同タイプのMOS FETである。トランジスタQCNA,QCNB,QCZA,QCZBのゲート・ドレイン間容量はそれぞれ、対をなすトランジスタのゲート・ドレイン間容量とできるだけ近い値であることが好ましい。ここでは例えば、トランジスタQCNA,QCNB,QCZA,QCZBとして、対をなすトランジスタと同一品種の素子を使用することとする。これにより、トランジスタQCNA,QCNB,QCZA,QCZBのゲート・ドレイン間容量と対をなすトランジスタのゲート・ドレイン間容量にほぼ一致させることができる。トランジスタQCNA,QCNB,QCZA,QCZBのそれぞれのドレインは、対をなすトランジスタのドレインに接続されている。トランジスタQCNAのゲートにはインバータINAが出力する反転信号が、トランジスタQCNBのゲートにはインバータINBが出力する反転信号が、トランジスタQCZAのゲートおよびトランジスタQCZBのゲートにはインバータIZが出力する反転信号がそれぞれ印加される。トランジスタQCNA,QCNB,QCZA,QCZBのソースは、抵抗RNA,RNB,RZA,RZBをそれぞれ介して接地されている。
次に以上のように構成された超音波診断装置の動作について説明する。
この超音波診断装置においては、特許文献1に開示された手法によって3種類の送信用電圧TXV0,TXV1,TXV2の加減算により±13レベルの波形を発生させることができる。このときにトランジスタQN0A,QN1A,QN2A,QN0B,QN1B,QN2B,QZ0A,QZ0B,QZ1A,QZ1B,QZ2A,QZ2Bは、適宜にON/OFFされることになるが、この際に各トランジスタのゲート・ドレイン間容量の影響によって各トランジスタのドレインに漏れ電圧が生じる。
しかしながら、この漏れ電圧は、以下のようにしてキャンセルされる。
図6は図5に示した回路構成における1つのトランジスタに関わる等価回路図である。
図6におけるトランジスタQ1は、図5におけるトランジスタQNA,QNB,QZA,QZBのいずれかに相当する。図6における信号発生部D1は、図5におけるドライバDNA,DNB,DZのいずれかに相当する。図6における信号発生部I1は、図5におけるインバータINA,INB,IZのいずれかに相当する。図6における電源部P1は、図5における送信用電源TXVまたは巻線NZA,NZBに相当する。図6におけるトランジスタQ2は、図5におけるトランジスタQCNA,QCNB,QCZA,QCZBのいずれかに相当する。図6における抵抗R4は、図5における抵抗RNA,RNB,RZA,RZBのいずれかに相当する。抵抗R1は、等価負荷抵抗である。
信号発生部D1の信号源V1により発生されるパルス信号が、信号源V1の出力抵抗を模擬した抵抗R2を介してトランジスタQ1のベースに駆動パルスとして印加される。一方、信号発生部I1の信号源E1により発生される信号が、信号源E1の等価内部抵抗R3とトランジスタQ2とを介してトランジスタQ1のベースに印加される。信号発生部I1から出力される信号は、信号発生部D1から出力されるパルス信号の波形を反転させた反転信号である。この反転信号の電圧が、トランジスタQ2のゲート・ドレイン間を介してトランジスタQ1のドレインに供給されることによって、トランジスタQ1のドレインに補正電圧が印加される。トランジスタQ1とトランジスタQ2とは、ゲート・ドレイン間容量がほぼ等しいので、補正電圧は漏れ電圧と極性が逆で、絶対値がほぼ同じとなる。このようにして、信号発生部I1、トランジスタQ2および抵抗R4によって、補正電圧が発生される。そしてこのように発生された補正電圧がトランジスタQ1のドレインに生じる信号に加算されることにより、トランジスタQ1のON/OFFによりトランジスタQ1のドレインに生じる信号から、この信号に含まれた漏れ電圧を減算することになり、この漏れ電圧がキャンセルされる。
なお、抵抗R4は、トランジスタQ1がONしているときにおけるトランジスタQ1の抵抗値Ronおよび負荷インピーダンスに対して十分に大きな抵抗値に設定しておくことにより、トランジスタQ2がON状態になったときにトランジスタQ1の出力信号に影響することが防止される。また抵抗R4は、トランジスタQ2のソース電位を安定化する機能も持つ。トランジスタQ2はON/OFFさせなくても良いので、トランジスタQ2のソースは、抵抗R4を介して任意の電位点に接続しても良い。
図7は図6に示した回路に関するシミュレーション結果を表す図である。図7(a)は、トランジスタQ1への入力信号の図6中のPo11点における波形を示す。図7(b)は、トランジスタQ1の出力信号に含まれるノイズ成分の図6中のPo21点における波形を示す。図7(c)は、トランジスタQ1の出力信号を高速フーリエ変換(FFT)解析した結果を示す図である。なお、このシミュレーションは、抵抗R1を50Ω、抵抗R2を0Ω、抵抗R3を51Ω、抵抗R4を100kΩ、電源部P1の内部の電源V2の電圧を0V、電源部P1の内部のコンデンサC1の容量を200pFと設定している。
トランジスタQ1のゲートに図7(a)に示すような5VのON/OFF信号を入力した場合、トランジスタQ1のドレインからの出力信号に生じる漏れ電圧波形は図7(b)に示すような±5mVpeak程度に低減される。図7(c)に示すFFT結果は、図13(c)に示すFFT結果に対する相対比較で約40dBの改善が見られる。
このように第2の実施形態によれば、トランジスタQNA,QNB,QZA,QZBのそれぞれにおいて生じる漏れ電圧に起因するノイズが低減され、波形精度の高い送信信号を生成することが可能である。そして第2の実施形態によれば、補正電圧の生成のために第1の実施形態におけるコンデンサCNA,CNB,CZA,CZBに代えてトランジスタQCNA,QCNB,QCZA,QCZBを使用していることによって、トランジスタQNA,QNB,QZA,QZBのゲート・ドレイン間容量をより正確に模擬して、第1の実施形態よりも適正な補正電圧を生成することができる。そしてこの結果、第1の実施形態よりも上記したように波形精度を向上することが可能である。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
トランジスタQN0A,QN0B,QZ0A,QZ0B,QN1A,QN1B,QZ1A,QZ1B,QN2A,QN2B,QZ2A,QZ2Bの少なくとも1つにおける漏れ電圧を上記各実施形態の方法によってキャンセルすれば、従来に比べて波形精度を向上することが可能である。
1次側コイル回路の数は、2つまたは4つ以上であっても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図。 図1中の1次側コイル回路1の第1の実施形態における具体的な構成を示す図。 図2に示した回路構成における1つのトランジスタに関わる等価回路図。 図3に示した回路に関するシミュレーション結果を表す図。 図1中の1次側コイル回路1の第2の実施形態における具体的な構成を示す図。 図5に示した回路構成における1つのトランジスタに関わる等価回路図。 図6に示した回路に関するシミュレーション結果を表す図。 磁束加算方式を利用した送信部の概略構成を示す図。 図8に示す送信部に含まれる電気回路の等価回路を示す図。 送信用電源TXV0,TXV1,TXV2の電圧の比率を1:3:9とした場合に生成できる電圧値の一覧を表わす図。 磁束加算方式を利用した送信部の実用的な回路構成を示す図。 図11に示した回路構成における1つのトランジスタに関わる原理図。 図12に示した回路に関するシミュレーション結果を表す図。
符号の説明
1…1次側コイル回路、2…送信回路、3…受信回路、4…ビームフォーマ、5…ディジタルスキャンコンバータ(DSC)、6…モニタ、7…制御部、CNA,CNB,CZA,CZB…コンデンサ、DNA,DNB,DZ…ドライバ、INA,INB,IZ…インバータ、NT,NA,NB,NZA,NZB…巻線、QNA,QNB,QZA,QZB…トランジスタ、QCNA,QCNB,QCZA,QCZB…トランジスタ、RA,RB…抵抗、T…振動子、TXV…送信用電源。

Claims (10)

  1. 超音波振動子から放射される超音波を利用して被検体の診断を行う超音波診断装置において、
    鉄心と、前記鉄心に巻かれた2次側巻線と、複数の1次側コイル回路とを具備し、前記2次側巻線に誘起される信号を超音波放射のために前記超音波振動子に供給する送信信号として出力する送信回路を備え、
    さらに前記複数の1次側コイル回路はそれぞれ、
    中間タップを有する互いに同一の構成をなし、それぞれ前記鉄心に巻かれた第1および第2の1次側巻線と、
    前記第1の1次側巻線における前記中間タップを挟む二つの部位の導通を、ベースに与えられる第1および第2の駆動信号のそれぞれに応じて個別にオン/オフする第1および第2のトランジスタと、
    前記第1および第2のトランジスタと同様に前記第2の1次側巻線に接続され、ベースに与えられる第3の駆動信号に応じて同時にオン/オフされる第3および第4のトランジスタとを具備し、
    さらに前記複数の1次側コイル回路はそれぞれ、
    前記第1の駆動信号の波形を反転させた波形を持つとともに前記第1の駆動信号の信号レベルと前記第1のトランジスタのゲート・ドレイン間容量とに応じて定まる信号レベルを持った第1の反転信号を第1のトランジスタのドレインに印加する第1の印加手段と、
    前記第2の駆動信号の波形を反転させた波形を持つとともに前記第2の駆動信号の信号レベルと前記第2のトランジスタのゲート・ドレイン間容量とに応じて定まる信号レベルを持った第2の反転信号を第2のトランジスタのドレインに印加する第2の印加手段と、
    前記第3の駆動信号の波形を反転させた波形を持つとともに前記第3の駆動信号の信号レベルと前記第3のトランジスタのゲート・ドレイン間容量とに応じて定まる信号レベルを持った第3の反転信号を第3のトランジスタのドレインに印加する第3の印加手段と、
    前記第3の駆動信号の波形を反転させた波形を持つとともに前記第3の駆動信号の信号レベルと前記第4のトランジスタのゲート・ドレイン間容量とに応じて定まる信号レベルを持った第4の反転信号を第4のトランジスタのドレインに印加する第4の印加手段とのうちの少なくとも1つを備えることを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記第1の印加手段はさらに、
    前記第1の駆動信号の波形を反転させた波形を持つ反転信号を生成する生成手段と、
    前記反転信号を前記第1のトランジスタのドレインに加算するために前記第1のトランジスタのゲート・ドレイン間容量に応じて定まる容量で前記生成手段と前記第1のトランジスタのドレインとを結合する結合手段とを具備することを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記第2の印加手段はさらに、
    前記第2の駆動信号の波形を反転させた波形を持つ反転信号を生成する生成手段と、
    前記反転信号を前記第2のトランジスタのドレインに加算するために前記第2のトランジスタのゲート・ドレイン間容量に応じて定まる容量で前記生成手段と前記第2のトランジスタのドレインとを結合する結合手段とを具備することを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  4. 前記第3の印加手段はさらに、
    前記第3の駆動信号の波形を反転させた波形を持つ反転信号を生成する生成手段と、
    前記反転信号を前記第3のトランジスタのドレインに加算するために前記第3のトランジスタのゲート・ドレイン間容量に応じて定まる容量で前記生成手段と前記第3のトランジスタのドレインとを結合する結合手段とを具備することを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  5. 前記第4の印加手段はさらに、
    前記第3の駆動信号の波形を反転させた波形を持つ反転信号を生成する生成手段と、
    前記反転信号を前記第4のトランジスタのドレインに加算するために前記第4のトランジスタのゲート・ドレイン間容量に応じて定まる容量で前記生成手段と前記第4のトランジスタのドレインとを結合する結合手段とを具備することを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  6. 前記結合手段は、コンデンサを含むことを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の超音波診断装置。
  7. 前記コンデンサは、前記前記第1乃至第4のトランジスタのうちの結合対象となるトランジスタのゲート・ドレイン間容量とほぼ同じ容量を持つことを特徴とする請求項6に記載の超音波診断装置。
  8. 前記結合手段は、第5のトランジスタを含み、前記第5のトランジスタのゲートに前記反転信号がゲートに入力させ、前記第5のトランジスタのドレインを前記第1乃至第4のトランジスタのうちの結合対象となるトランジスタのドレインに接続して構成されることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の超音波診断装置。
  9. 前記第5のトランジスタは、前記第1乃至第4のトランジスタのうちの結合対象となるトランジスタのゲート・ドレイン間容量とほぼ同じゲート・ドレイン間容量を持つことを特徴とする請求項7に記載の超音波診断装置。
  10. 前記結合手段は、前記第5のトランジスタのソースに接続された抵抗器をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の超音波診断装置。
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