JP2008102591A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自車の走行の障害とならない停止物を対象とする不必要な車両制御が行われるのを防止する。
【解決手段】 レーダー装置で検知した先行車との車間距離が所定値以下になると自動制動を行ったり運転者に警報を発したりして衝突の発生を防止するものにおいて、先行車のような移動物を検知するための、レーザーレーダー装置やパルスレーダー装置のようなレーダー装置の反射波の受信レベルの閾値(実線で示す移動物用検知閾値)に対し、停止物を検知するための反射波の受信レベルの閾値(破線で示す停止物用検知閾値)を所定の領域で高く設定する。これにより、自車の障害とならないゲートや路上落下物を検知して障害物であると誤認するのを防止し、ゲートや路上落下物に対して必要のない自動制動や警報が行われるのを防止することができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、車両に取り付けられて所定の検知エリアに向けて電磁波を送信する送信手段と、送信手段が送信した電磁波が物体に反射された反射波を受信する受信手段と、受信手段により受信された反射波に基づいて物体を検知する物体検知手段と、物体検知手段の検知結果に基づいて車両の制御を行う車両制御手段とを備えた車両制御装置に関する。
ターゲットを検知する検知エリアを複数の小検知エリアに分割し、各小検知エリアからの反射波の受信レベルを距離毎に設定された加算メモリに加算して記憶し、その加算値が閾値を超えた場合にターゲットの距離を検知することで、降雨時や降雪時に雨粒や雪粒からの反射波をターゲットとして誤検知するのを防止するものが、下記特許文献1により公知である。
特開2000−9841号公報
ところで、レーダー装置で検知した先行車との車間距離が閾値以下に縮まった場合や、停止物との衝突が避けられない場合に、先行車や停止物との衝突を回避すべく自車を自動的に制動したり、自車の運転者に自発的な制動を促す警報を発したりする衝突被害軽減装置や衝突防止装置では、レーダー装置で検知した路上の跨ぎ越せる落下物や潜り抜けられるゲートのような停止物を障害物と誤認してしまい、その停止物に対して必要の無い自動制動や警報が行われる可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、自車の走行の障害とならない停止物を対象とする不必要な車両制御が行われるのを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車両に取り付けられて所定の検知エリアに向けて電磁波を送信する送信手段と、送信手段が送信した電磁波が物体に反射された反射波を受信する受信手段と、受信手段により受信された反射波に基づいて検知エリアに存在する物体を検知する物体検知手段と、物体検知手段の検知結果に基づいて物体の位置を算出する物体位置算出手段と、物体位置算出手段により算出された物体の前回位置および今回位置に基づいて物体の移動速度を算出する物体移動速度算出手段と、物体位置算出手段および物体移動速度算出手段の出力に基づいて車両の制御を行う車両制御手段とを備えた車両制御装置において、物体移動速度算出手段の出力に基づいて物体検知手段にて検知する物体を移動物および停止物の何れかに判別する物体種別判別手段と、停止物用検知閾値を設定する検知閾値設定手段とを備え、車両制御手段は、停止物と判定された物体からの反射波の受信レベルが前記停止物用検知閾値以下の場合には、該停止物を制御対象から除外するか、あるいは該停止物に対する車両の制御内容を変更することを特徴とする車載制御装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、検知閾値設定手段は、前記停止物用検知閾値とは異なる移動物用検知閾値を設定し、車両制御手段は、移動物と判定された物体からの反射波の受信レベルが前記移動物用検知閾値以下の場合には、該移動物を制御対象から除外するか、あるいは該移動物に対する車両の制御内容を変更することを特徴とする車載制御装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、車両制御手段は、車両進行方向に存在する物体に対する減速制御を行うとともに、停止物と判定された物体からの反射波の受信レベルが前記停止物用検知閾値以下の場合には停止物に対する減速制御を抑制することを特徴とする車両制御装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項2または請求項3の構成に加えて、検知閾値設定手段は、前記停止物用検知閾値を所定の距離範囲において前記移動物用検知閾値よりも大きな値に設定することを特徴とする車両制御装置が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項4の構成に加えて、前記所定の距離範囲は、車両の前方略5mから30mの範囲であることを特徴とする車両制御装置が提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、検知閾値設定手段は、前記停止物用検知閾値を複数の距離範囲においてそれぞれ異なる値に設定することを特徴とする車両制御装置が提案される。
また請求項7に記載された発明によれば、請求項6の構成に加えて、前記複数の距離範囲のうち第1の距離範囲は略5mから20mの範囲であり、また第2の距離範囲は略20mから30mの範囲であり、検知閾値設定手段は、第2の距離範囲における前記停止物用検知閾値を第1の距離範囲における前記停止物用検知閾値よりも小さい値とすることを特徴とする車両制御装置が提案される。
請求項1の構成によれば、物体種別判別手段が物体検知手段にて検知する物体を移動物および停止物の何れかに判別し、停止物と判定された物体からの反射波の受信レベルが検知閾値設定手段が設定する停止物用検知閾値以下の場合には、車両制御手段がその停止物を制御対象から除外し、あるいはその停止物に対する車両の制御内容を変更するで、自車が衝突する虞がない停止物に対する過剰な車両制御が行われるのを防止することができる。
また請求項2の構成によれば、移動物と判定された物体からの反射波の受信レベルが、検知閾値設定手段が設定した前記停止物用検知閾値とは異なる移動物用検知閾値以下の場合には、車両制御手段がその移動物を制御対象から除外するか、あるいはその移動物に対する車両の制御内容を変更するので、移動物に対する的確な車両制御が可能になる。
また請求項3の構成によれば、車両制御手段が車両進行方向に存在する物体に対する減速制御を行う際に、停止物と判定された物体からの反射波の受信レベルが停止物用検知閾値以下の場合には停止物に対する減速制御を抑制するので、自車が衝突する虞のない停止物に対して過剰な減速制御が行われるのを防止することができる。
また請求項4の構成によれば、検知閾値設定手段が停止物用検知閾値を所定の距離範囲において移動物用検知閾値よりも大きな値に設定するので、自車が衝突する虞のない停止物を障害物として認識するのを防止することができる。
また請求項5の構成によれば、検知閾値を大きな値に設定する所定の距離範囲を車両の前方略5mから30mの範囲としたので、跨ぎ越せる路上落下物のような停止物や、潜り抜けられるゲートのような停止物を障害物として認識するのを確実に防止することができる。
また請求項6の構成によれば、検知閾値設定手段が停止物用検知閾値を複数の距離範囲においてそれぞれ異なる値に設定するので、検知エリアの下端にかかる路上落下物や検知エリアの上端にかかるゲートに対応する適切な検知閾値を設定することができる。
また請求項7の構成によれば、略20mから30mの第2の距離範囲における停止物用検知閾値を、略5mから20mの第1の距離範囲における停止物用検知閾値よりも小さい値としたので、第1の距離範囲に存在する路上落下物および第2の距離範囲に存在するゲートの両方に対してそれぞれ適切な検知閾値を設定することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図12は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1は車両制御装置の電子制御ユニットのブロック図、図2は先行車がゲートに接近するときの作用説明図、図3は先行車がゲートを通過するときの作用説明図、図4は先行車がゲートを通過して自車がゲートに接近するときの作用説明図、図5は自車がゲートを通過する直前の作用説明図、図6は時間の経過に伴う先行車およびゲートの検知状態を示す図、図7は移動物用の検知閾値および停止物用の検知閾値のエリア毎の値を示す図、図8はメインフローチャートを示す図、図9は移動物引継ぎサブフローチャートを示す図、図10は停止物引継ぎサブフローチャートを示す図、図11は前回新規ターゲット引継ぎサブフローチャートを示す図、図12は前回ターゲット外挿引継ぎサブフローチャートを示す図である。
図1に示すように、本実施の形態の車両制御装置は、電磁波を送信する送信手段Raと、その電磁波が物体に反射された反射波を受信する受信手段Rbとを備えたレーダー装置Rで検知した先行車に対して自車が追従走行する際に、自車と先行車との車間距離が所定値以下になって衝突の可能性が高まる場合や停止物との衝突が避けられない場合に、自動制動により自車を制動する衝突防止システムSと、運転者に自発的な制動を促す警報ユニットWとを作動させるようになっている。本実施の形態のレーダー装置Rは、レーザーレーダー装置やパルスレーダー装置で構成される。レーダー装置R、衝突防止システムSおよび警報ユニットWに接続された電子制御ユニットUは、物体検知手段M1と、物体位置算出手段M2と、物体移動速度算出手段M3と、車両制御手段M4と、物体種別判別手段M5と、検知閾値設定手段M6とを備える。
物体検知手段M1は、レーダー装置Rの受信手段Rbが受信した反射波に基づいて、自車前方の所定の検知エリアに存在する物体を検知する。物体位置算出手段M2は、物体検知手段M1で検知した物体の位置を算出し、物体移動速度算出手段M3は、前回検知時の物体の位置および今回検知時の物体の位置の距離差を検知時間差で除算して物体の移動速度を算出する。
その際に物体種別判別手段M5が車速検出手段Vで検出した自車の車速と、物体移動速度算出手段M3で算出した物体の移動速度(自車との相対速度)とに基づいて物体の種別、つまり移動物であるか停止物であるかを判別し、かつ検知閾値設定手段M6が移動物用の検知閾値および停止物用の検知閾値を別個に設定することで、車両制御手段M4は検知した移動物および停止物に自車が衝突しないように衝突防止システムSや警報ユニットWの作動を制御する。
次に、図2〜図5に基づいて自車が先行車に追従して高さの低いゲートを通過する場合の作用を説明する。
衝突防止システムSを搭載した自車は、レーダー装置Rにより先行車等の物体に対して所定距離以内に接近したことを検知すると、自動制動を行ったり運転者に対して警報を発したりして衝突事故の発生を防止する。このとき、ゲートバーは自車が衝突する可能性がないにも関わらず、衝突する可能性があると誤認することがあるため、その誤認を防止して過剰な制御(自動制動や警報)が行われないようにする。
先ず図2(Time−1)において、自車の前方を走行する先行車がゲートに接近したとき、自車のレーダー装置Rは先行車およびゲートを検知する。通常、レーダー装置Rの上下方向の検知範囲はゲートや歩道橋を検知しないように設定されているが、車体後部に重量物を搭載したためにレーダー装置Rが上向きになると、高さの低いゲートを検知する場合がある。
即ち、従来例では先行車(移動物)およびゲート(停止物)の両方に対してレーダー装置Rの検知閾値が同じに設定されていたため、先行車およびゲートからの反射波の受信レベルが共に閾値以上となり、先行車およびゲートの両方が障害物として検知されていた。また本実施の形態でも、ゲートまでの距離が遠いために停止物に対する検知閾値が移動物に対する検知閾値と同じに設定されているため、やはりゲートは障害物として検知される。しかしながら、ゲートの位置が衝突防止システムSの作動エリア外であるため、自動制動や警報が実行されることはない。
図3(Time−2)に示すように、先行車がゲートを通過する位置に達したとき、従来例では先行車およびゲートが共に検知され、本実施の形態でも未だゲートの距離が遠いために先行車およびゲートが共に検知される。この場合も、ゲートの位置が衝突防止システムSの作動エリア外であるため、自動制動や警報が実行されることはない。
図4(Time−3)に示すように、先行車がゲートを通過し終わったとき、従来例では先行車およびゲートが共に検知されるのに対し、本実施の形態では、停止物に対する検知閾値が所定の距離範囲で高く設定されているので、ゲートは障害物として検知されない。よって、ゲートの位置が衝突防止システムSの作動エリア内であっても、自動制動や警報が実行されることはない。
図5(Time−4)に示すように、自車がゲートに接近して該ゲートがレーダー装置Rの検知範囲から外れても、レーダー装置Rは先行車を検知し続ける。
図2(Time−1)〜図5(Time−4)の期間、レーダー装置Rで検知された先行車と自車との車間距離が所定値以下になると、先行車との衝突を回避するための自動制動や警報が通常どおり実行される。しかしなら、本実施の形態によれば、図4の状態(Time−3)で停止物に対する検知閾値が所定の距離範囲で高く設定されているので、図6(B)に示すようにゲートは障害物として検知されなくなり、ゲートを障害物と誤認して該ゲートを対象とした不必要な自動制動や警報が実行されるの防止することができる。一方、従来例では図4の状態(Time−3)で停止物に対する検知閾値が従来どおり低く設定されているので、図6(A)に示すようにゲートを障害物と誤認して該ゲートを対象として不必要な自動制動や警報が実行されることになる。
図7は移動物用の検知閾値(実線参照)と停止物用の検知閾値(破線参照)とを示すものである。何れの閾値も自車から前方に測った距離の関数であって、0mから5mまでの至近距離(領域C)では移動物用の検知閾値および停止物用の検知閾値は−10dBから−20dBへと減少する。この至近距離で検知閾値を高めに設定するのは、雪粒や雨粒からの反射波を先行車やゲートのようなターゲットからの反射波として誤検知するのを防止するためである。
自車から前方に測った距離が5mより遠方の領域では、移動物用の検知閾値は一定値の−20dBに固定される。それに対して停止物用の検知閾値は5mから20mまでの領域Aで−10dBに増加し、更に15mから30mの領域Bでも−10dBに増加し、30m以遠の領域で移動物用の検知閾値と同じ−20dBに固定される。5mから20mまでの領域Aで停止物用の検知閾値を−10dBに増加させるのは、路上落下物が検知ビームの下端で検知されてしまうのを防止するためである。また15mから30mまでの領域Bで停止物用の検知閾値を−10dBに増加させるのは、低いゲートが検知ビームの上端で検知されてしまうのを防止するためである。
次に、上記作用を図8〜図12のフローチャートに基づいて更に詳細に説明する。
図8のメインフローのステップS1でターゲットからの反射波を検知し、そのターゲットの位置(距離および方向)を今回ターゲットメモリに記憶し、ステップS2で全ての今回ターゲットの引継ぎフラグを「0」(引継ぎ未終了)にリセットする。続くステップS3で移動物引継ぎサブフローを実行し、ステップS4で停止物引継ぎサブフローを実行し、ステップS5で前回新規ターゲット引継ぎサブフローを実行し、ステップS6で前回ターゲット外挿引継ぎサブフローを実行する。そしてステップS7で今回ターゲットの引継ぎフラグが「1」(引継ぎ終了)のターゲットを電子制御ユニットUに出力して自動制動や警報を実行し、ステップS8で今回ターゲットモメリのデータを前回ターゲットメモリに移動させる。
尚、ターゲットの引継ぎは、自車位置に対する前回ターゲットの相対位置を基準とし、それに前回ターゲットの相対速度を考慮して今回ターゲットの相対位置を推定し、その推定位置を中心とする所定の範囲内に今回ターゲットが存在すれば、今回ターゲットが前回ターゲットと同一物であるとして引継がれる。
図9は図8のフローチャートのステップS3(移動物引継ぎサブフロー)の内容を示すもので、先ずステップS11で前回ターゲットメモリから前回移動物ターゲットを呼び出し、ステップS12で前回ターゲットを引継ぐ引継ぎフラグが「0」(引継ぎ未終了)の今回ターゲットがあれば、ステップS13で引継いだ今回ターゲット位置と前回ターゲット位置との差分から、自車に対するターゲットの相対速度を算出し、ステップS14で今回ターゲットの引継ぎフラグを「1」(引継ぎ終了)にセットする。そしてステップS15で全ての前回移動物のターゲットを呼び出すまで、前記ステップS11〜ステップS14を繰り返す。前記ステップS12の答がNOの場合も、前記ステップS15に移行する。
図10は図8のフローチャートのステップS4(停止物引継ぎサブフロー)の内容を示すもので、先ずステップS21で前回ターゲットメモリから前回停止物ターゲットを呼び出し、ステップS22で前回ターゲットを引継ぐ引継ぎフラグが「0」の今回ターゲットがあり、ステップS23で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルであれば、ステップS24で引継いだ今回ターゲット位置と前回ターゲット位置との差分から、自車に対するターゲットの相対速度を算出し、ステップS25で今回ターゲットの引継ぎフラグを「1」にセットする。また前記ステップS23で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルでなければ、ステップS26で今回ターゲットを削除する。そしてステップS27で全ての前回停止物のターゲットを呼び出すまで、前記ステップS21〜ステップS26を繰り返す。前記ステップS23の答がNOの場合も、前記ステップS27に移行する。
図11は図8のフローチャートのステップS5(前回新規ターゲット引継ぎサブフロー)の内容を示すもので、先ずステップS31で前回ターゲットメモリから前回新規ターゲットを呼び出し、ステップS32で前回ターゲットを引継ぐ引継ぎフラグが「0」の今回ターゲットがあるか否かを判断する。この場合の引継ぎは、前回ターゲットが新規ターゲットであって未だ相対速度を算出できないため、前回のターゲットの相対位置から推定される今回ターゲットの推定位置の範囲は、前述した引継ぎの場合に比べて広い範囲に設定される。
前記ステップS32で前回ターゲットを引継ぐ引継ぎフラグが「0」の今回ターゲットがあれば、ステップS33で引継いだ今回ターゲット位置と前回ターゲット位置との差分から、自車に対するターゲットの相対速度を算出する。続くステップS34で自車速に相対速度を加算した値が−10km/hから+10km/hの範囲にあれば、つまり今回ターゲットが停止物であれば、ステップS35で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルであるか否かを判断する。前記ステップS34で自車速に相対速度を加算した値が−10km/hから+10km/hの範囲になければ、つまりターゲットが移動物ターゲットであれば、ステップS36で今回ターゲットの引継ぎフラグを「1」にセットする。
前記ステップS35で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルであれば、ステップS38で今回ターゲットの引継ぎフラグを「1」にセットし、逆に前記ステップS35で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルでなければ、ステップS37で今回ターゲットを削除する。そしてステップS39で全ての前回新規ターゲットを呼び出すまで、前記ステップS31〜ステップS38を繰り返す。
図12は図8のフローチャートのステップS6(前回ターゲット外挿引継ぎサブフロー)の内容を示すもので、先ずステップS41で前回ターゲットを前回ターゲットメモリから呼び出し、ステップS42で前回ターゲットを引継ぐ引継ぎフラグが「0」の今回ターゲットがあるか否かを判断する。前記ステップS42の答がNOで前回ターゲットが今回ターゲットに引継いだターゲットでなければ、ステップS43で外挿カウンタを1インクリメントする。続くステップS44で外挿カウンタのカウント値が5以下であれば、ステップS45で前回データから今回データを予測し、つまりターゲットの前回位置から今回位置を予測し、ステップS46でそのターゲットが衝突防止システムSの制御対象になるように出力フラグを「1」にセットする。続くステップS47で予測した今回データを今回ターゲットデータに記憶するとともに、外挿カウンタのカウント値も記憶する。
前記ステップS44で外挿カウンタのカウント値が6以上となると、前記ステップS46で出力フラグが「1」にセットされることはなく、外挿データに基づく車両制御は行われない。その理由は、外挿データは引継ぎの度に信頼性が低下するので、カウント値が6以上の外挿データに基づく精度の低い車両制御が行われるのを禁止するためである。
前記ステップS42の答がYESで前回ターゲットが今回ターゲットに引継いだターゲットである場合には、ステップS48で引継いだ今回ターゲット位置と前回ターゲット位置との差分から、自車に対するターゲットの相対速度を算出する。続くステップS49で自車速に相対速度を加算した値が−10km/hから+10km/hの範囲にあれば、つまり今回ターゲットが停止物であれば、ステップS50で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルであるか否かを判断する。前記ステップS49で自車速に相対速度を加算した値が−10km/hから+10km/hの範囲になければ、つまりターゲットが移動物ターゲットであれば、ステップS51で今回ターゲットの引継ぎフラグを「1」にセットする。
前記ステップS50で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルであれば、ステップS52で今回ターゲットの引継ぎフラグを「1」にセットし、逆に前記ステップS50で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルでなければ、ステップS53で今回ターゲットを削除する。そしてステップS54で全ての前回ターゲットを呼び出すまで、前記ステップS41〜ステップS53を繰り返す。
以上のように、図10〜図12のフローチャートのステップS23、35、50で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルでなければ、つまりゲートや路上落下物のような停止物の反射レベルが、停止物の反射レベル閾値以下であれば、図10〜図12のフローチャートのステップS26、37、53で前記停止物のターゲットデータを削除するので、跨ぎ越せる路上落下物のような停止物や、潜り抜けられるゲートのような停止物に対する過剰な自動制動や警報が実行されるのを防止することができる。
図13〜図17は本発明の第2の実施の形態を示すもので、図13はメインフローチャートを示す図、図14はレーダーターゲット検知サブフローチャートを示す図、図15は停止物引継ぎサブフローチャートを示す図、図16は前回新規ターゲット引継ぎサブフローチャートを示す図、図17は前回ターゲット外挿引継ぎサブフローチャートを示す図である。
第1の実施の形態では、停止物の反射波の受信レベルが停止物用検知閾値以下の場合には、そのターゲットを削除して検知しなかったことにしているが、第2の実施の形態では外挿カウンタを「1」にセットしてターゲットの削除は行わない。通常、前回データから今回データを予測して外挿データとするが、停止物の反射波の受信レベルが停止物用検知閾値以下となり、外挿カウンタを「1」にセットした場合は、前回データからの今回データの予測は行わず、検知されたデータをそのまま利用する。
また電子制御ユニットUの処理で、外挿データも車両制御の対象とするが、1/2アシスト制御とすることで、実データに比べて精度が低い外挿データに応じた車両制御を実行することができる。1/2アシスト制御とは、車両制御の強さをフルアシスト制御よりも弱めることを意味しており、例えば、自動制動を行う場合には、その制動力の減速度をフルアシスト時よりも低く設定したり、フルアシスト時に自動制動および警報を併用する場合には、自動制動を行わずに警報のみを行うことに相当する。
図13のメインフローのステップS61で車輪速やヨーレート等の車両データを入手し、ステップS62でレーダー装置Rに車両情報を送信し、ステップS63で後述するレーダーターゲット検知サブフローを実行する。続くステップS64でレーダー検知ターゲットを電子制御ユニットUに送信し、ステップS65で車両情報とレーダー検知ターゲットとから衝突予測を行い、ステップS66で衝突の可能性があるターゲットが存在し、かつステップS67で外挿カウンタのカウント値が1以上のターゲットが存在すれば、ステップS68で1/2アシスト制御を実行し、存在しなければ、ステップS69でフルアシスト制御を実行する。
図14は図13のフローチャートのステップS63(レーダーターゲット検知サブフロー)の内容を示すもので、それは基本的に前記図8のフローチャートと同じであるが、そのステップS4′、S5′、S6′、S7′における外挿データの処理だけが異なっている。ステップS7′では、電子制御ユニットUが外挿データに対しても制御を行うことを考慮して、今回ターゲットメモリの出力フラグが「1」のターゲットを電子制御ユニットUに出力すると同時に、外挿カウンタのカウント値も併せて出力する点だけが異なっている。
尚、第2の実施の形態の図15以降のフローチャートにおいて、第1の実施の形態のフローチャートのステップ番号に対応するステップ番号に「′」(ダッシュ)を付すとともに、その内容の相違部分にアンダーラインを付してあり、以下その相違部分を中心に説明する。
図15は図14のフローチャートのステップS4′(停止物引継ぎサブフロー)の内容を示すもので、それは基本的に第1の実施の形態の前記図10のフローチャートと同じであるが、そのステップS26′だけが図10のフローチャートのステップS26と異なっている。即ち、図10のフローチャートのステップS23で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルでなければ、ステップS26で今回ターゲットを削除しているが、図15のフローチャートではステップS23で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルでなければ、ステップS26′で今回ターゲットを削除せずに外挿カウンタを「1」にセットする。また図15のフローチャートのステップS25では、外挿データとするしないに関わらずに、停止物ターゲットの引継ぎを行ったので、引継ぎフラグを「1」とする。
図16は図14のフローチャートのステップS5′(前回新規ターゲット引継ぎサブフロー)の内容を示すもので、それは基本的に第1の実施の形態の前記図11のフローチャートと同じであるが、そのステップS37′だけが図11のフローチャートのステップS37と異なっている。即ち、図11のフローチャートのステップS34で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルでなければ、ステップS37で今回ターゲットを削除しているが、図16のフローチャートではステップS34で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルでなければ、ステップS37′で今回ターゲットを削除せずに外挿カウンタを「1」にセットする。また図16のフローチャートのステップS38では、外挿データとするしないに関わらずに、停止物ターゲットの引継ぎを行ったので、引継ぎフラグを「1」とする。
図17は図14のフローチャートのステップS6′(前回ターゲット外挿引継ぎサブフロー)の内容を示すもので、それは基本的に第1の実施の形態の前記図12のフローチャートと同じであるが、そのステップS41′、S42′、S49A、S50A、S50Bが図12のフローチャートと異なっている。
即ち、図17のフローチャートのステップS41′で前回ターゲットメモリから前回外挿ターゲットを呼び出し、ステップS42′で前回外挿ターゲットが今回ターゲットに引継いだターゲットがあるか否かを判断する。前記ステップS42′の答がYESで前回外挿ターゲットが今回ターゲットに引継いだターゲットである場合には、ステップS48で引継いだ今回ターゲット位置と前回ターゲット位置との差分から、自車に対するターゲットの相対速度を算出する。続くステップS49で自車速に相対速度を加算した値が−10km/hから+10km/hの範囲にあれば、つまり今回ターゲットが停止物であれば、ステップS50で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルであるか否かを判断する。前記ステップS49で自車速に相対速度を加算した値が−10km/hから+10km/hの範囲になければ、つまりターゲットが移動物ターゲットであれば、ステップS49Aで外挿カウンタを「0」にリセットする。
前記ステップS50で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルであれば、ステップS50Aで外挿カウンタを「0」にリセットし、前記ステップS50で停止物の反射レベル閾値<今回ターゲットの反射レベルでなければ、ステップS50Bで外挿カウンタを「1」にセットする。そしてステップS52で外挿データとするしないに関わらずに、停止物ターゲットの引継ぎを行ったので、引継ぎフラグを「1」とする。
以上のように、第2の実施の形態では、停止物の反射波の受信レベルが停止物用検知閾値以下の場合には、ターゲットを削除せずに外挿カウンタを「1」にセットし、前回データからの今回データを予測することなく検知されたデータをそのまま利用する。そして外挿データも車両制御の対象とするが、その際に1/2アシスト制御とすることで、実データに比べて精度が低い外挿データに応じた車両制御を実行することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、移動物用の検知閾値の設定は、図7の例に限定されるものではない。図18(A)に示すものは、路上落下物の検知防止のために、5mから20mまでの領域Aだけで検知閾値を−10dBに増加させたものである。図18(B)に示すものは、低いゲートの検知防止のために、15mから30mまでの領域Bだけで検知閾値を−10dBに増加させたものである。図18(C)に示すものは、5mから20mまでの領域Aで検知閾値を−10dBに増加させ、15mから30mまでの領域Bで検知閾値を−15dBに増加させたものであり、このようにすれば検知エリアの下端にかかる路上落下物や検知エリアの上端にかかるゲートに対応する適切な検知閾値を設定することができる。
車両制御装置の電子制御ユニットのブロック図 先行車がゲートに接近するときの作用説明図 先行車がゲートを通過するときの作用説明図 先行車がゲートを通過して自車がゲートに接近するときの作用説明図 自車がゲートを通過する直前の作用説明図 時間の経過に伴う先行車およびゲートの検知状態を示す図 移動物用の検知閾値および停止物用の検知閾値のエリア毎の値を示す図 メインフローチャートを示す図 移動物引継ぎサブフローチャートを示す図 停止物引継ぎサブフローチャートを示す図 前回新規ターゲット引継ぎサブフローチャートを示す図 前回ターゲット外挿引継ぎサブフローチャートを示す図 第2の実施の形態に係るメインフローチャートを示す図 レーダーターゲット検知サブフローチャートを示す図 停止物引継ぎサブフローチャートを示す図 前回新規ターゲット引継ぎサブフローチャートを示す図 前回ターゲット外挿引継ぎサブフローチャートを示す図 検知閾値の他の設定例を示す図
符号の説明
M1 物体検知手段
M2 物体位置算出手段
M3 物体移動速度算出手段
M4 車両制御手段
M5 物体種別判定手段
M6 検知閾値設定手段
Ra 送信手段
Rb 受信手段

Claims (7)

  1. 車両に取り付けられて所定の検知エリアに向けて電磁波を送信する送信手段(Ra)と、
    送信手段(Ra)が送信した電磁波が物体に反射された反射波を受信する受信手段(Rb)と、
    受信手段(Rb)により受信された反射波に基づいて検知エリアに存在する物体を検知する物体検知手段(M1)と、
    物体検知手段(M1)の検知結果に基づいて物体の位置を算出する物体位置算出手段(M2)と、
    物体位置算出手段(M2)により算出された物体の前回位置および今回位置に基づいて物体の移動速度を算出する物体移動速度算出手段(M3)と、
    物体位置算出手段(M2)および物体移動速度算出手段(M3)の出力に基づいて車両の制御を行う車両制御手段(M4)とを備えた車両制御装置において、
    物体移動速度算出手段(M3)の出力に基づいて物体検知手段(M1)にて検知する物体を移動物および停止物の何れかに判別する物体種別判別手段(M5)と、
    停止物用検知閾値を設定する検知閾値設定手段(M6)とを備え、
    車両制御手段(M4)は、停止物と判定された物体からの反射波の受信レベルが前記停止物用検知閾値以下の場合には、該停止物を制御対象から除外するか、あるいは該停止物に対する車両の制御内容を変更することを特徴とする車載制御装置。
  2. 検知閾値設定手段(M6)は、前記停止物用検知閾値とは異なる移動物用検知閾値を設定し、車両制御手段(M4)は、移動物と判定された物体からの反射波の受信レベルが前記移動物用検知閾値以下の場合には、該移動物を制御対象から除外するか、あるいは該移動物に対する車両の制御内容を変更することを特徴とする、請求項1に記載の車載制御装置。
  3. 車両制御手段(M4)は、車両進行方向に存在する物体に対する減速制御を行うとともに、停止物と判定された物体からの反射波の受信レベルが前記停止物用検知閾値以下の場合には停止物に対する減速制御を抑制することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 検知閾値設定手段(M6)は、前記停止物用検知閾値を所定の距離範囲において前記移動物用検知閾値よりも大きな値に設定することを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の車両制御装置。
  5. 前記所定の距離範囲は、車両の前方略5mから30mの範囲であることを特徴とする、請求項4に記載の車両制御装置。
  6. 検知閾値設定手段(M6)は、前記停止物用検知閾値を複数の距離範囲においてそれぞれ異なる値に設定することを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両制御装置。
  7. 前記複数の距離範囲のうち第1の距離範囲は略5mから20mの範囲であり、また第2の距離範囲は略20mから30mの範囲であり、検知閾値設定手段(M6)は、第2の距離範囲における前記停止物用検知閾値を第1の距離範囲における前記停止物用検知閾値よりも小さい値とすることを特徴とする、請求項6に記載の車両制御装置。
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