JP2008102529A - 画像表示デバイス及びプロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】G光を供給する第1色光用光源部10と、R光又はB光を供給する第2色光用光源部20と、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な複数の可動ミラー素子31を有するティルトミラーデバイス30とを有し、第1色光用光源部10は、可動ミラー素子31が第1の反射位置のときにG光が所定方向L1へ反射され、可動ミラー素子31が第2の反射位置のときにG光が方向L2へ反射されるように設けられ、第2色光用光源部20は、可動ミラー素子31が第2の反射位置のときにR光又はB光が所定方向L1へ反射され、可動ミラー素子31が第1の反射位置のときにR光又はB光が方向L3へ反射されるように設けられている。
【選択図】図1
Description
すなわち、光源は、これら可動ミラー素子が第1の有効角度の状態の変調光学系を介して、投写レンズの入射瞳と共役関係にある第1の光射出領域と、可動ミラー素子が第2の有効角度の状態の変調光学系を介して投写レンズの入射瞳と共役関係にある第2の光射出領域とを持つことができる。光源に、投写レンズの入射瞳と共役関係にあり射出される照明光束が無駄にならない2つの光射出領域を設定できるので、固体発光素子を配置できる面積が2倍になり、さらに明るい画像を表示できる。
個々の固体発光素子に着目すると、個々の固体発光素子の発光面、すなわち、発光部は小さく、さらに、出力される照明光束の強度分布は個々の固体発光素子で個体差がある。したがって、単に、光射出領域に固体発光素子を並べ、それらから出力された照明光束を液晶やミラーデバイスなどの空間光変調装置の変調領域を照明しても、むら無く、均等に照射することが難しい。このため、本発明においては、固体発光素子の空間光変調装置側、すなわち出射側にマイクロレンズアレイを配置して光射出領域を形成すると共に、固体発光素子のそれぞれの発光部と変調領域とが、マイクロレンズアレイを含む照明レンズ光学系を介して共役関係にあるようにしている。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る画像表示デバイス1の概略構成を示す図である。第1色光用光源部10は、第1の波長領域の第1色光であるG光を供給する。また、第1色光用光源部10は、複数のG光用発光素子11から構成される。
発光素子としては、LDやLED等を用いることができる。また、第1色光用光源部10として有機EL素子等を用いても良い。
より具体的には、G光用発光素子11が点燈している期間内にある画素をON(点燈)にすべき場合には、その画素に対応する可動ミラー素子31が第1の反射位置に位置するように、駆動制御部40はティルトミラーデバイス30を駆動する。同様に、G光用発光素子11が点燈している期間内にある画素をOFF(消灯)にすべき場合には、その画素に対応する可動ミラー素子31が第2の反射位置に位置するように、駆動制御部40はティルトミラーデバイス30を駆動する。
より具体的には、R光用発光素子21またはB光用発光素子22が点燈している期間内にある画素をON(点燈)にすべき場合には、その画素に対応する可動ミラー素子31が第2の反射位置に位置するように、駆動制御部40はティルトミラーデバイス30を駆動する。同様に、R光用発光素子21またはB光用発光素子22が点燈している期間内にある画素をOFF(消灯)にすべき場合には、対応する可動ミラー素子31が第1の反射位置に位置するように、駆動制御部40はティルトミラーデバイス30を駆動する。
このことによって、R画像またはB画像に対応する画像信号がある画素のONを表す場合には、その画素に対応する可動ミラー素子31によってR光用発光素子21またはB光用発光素子22からの色光がL1の方向に導かれる。同様に、R画像またはB画像に対応する画像信号がある画素のOFFを表す場合には、その画素に対応する可動ミラー素子31によってG光用発光素子11からの色光がL1とは異なるL3の方向に導かれる。
この構成により、所定方向L1の一定の視野(方向L3へ向かう光は遮光される)から観察した場合、画像信号に応じてR光又はB光を所定方向L1へ向かう光(ON)と、方向L3へ向かう光(OFF)とに変調できる。
ティルトミラーデバイス30におけるそれぞれの可動ミラー素子31は、1フレーム期間内でR光、B光およびG光のそれぞれをパルス幅変調(PWM:pulse width modulation)の方法に従って変調することによって、そのフレームにおけるすべての画素の色および輝度を表現する。
そして、OFF光の所定方向L2とL3とは、所定方向L1に関して対称な方向となる。
図5(a)は、点燈期間とそのタイミングを示す図である。図5(a)のチャートは、「フレーム信号」、「R点燈信号」、「G点燈信号」、「B点燈信号」、および「駆動極性反転信号」を示している。チャートの横軸は時間軸である。
まず、「フレーム信号」のHigh状態は、画像信号の1フレーム期間を表す。
また、「R点燈信号」がHighの期間は、R光用発光素子21が点燈する期間(点灯期間RT)を意味し、これは、R光に対応する画像のサブフレームの期間にほぼ一致している。「G点燈信号」がHighの期間は、G光用発光素子20が点燈する期間(点灯期間GT)を意味し、これはG光に対応する画像のサブフレームの期間にほぼ一致している。「B点燈信号」のHighの期間は、B光用発光素子22が点燈する期間(点灯期間BT)を意味し、これはB光に対応する画像のサブフレームの期間にほぼ一致している。最後に、「駆動極性反転信号」は、(スクリーン上の)画素をONすべき場合に、可動ミラー素子31を第1の反射位置に位置させるか、それとも第2の反射位置に位置させるか、を示す信号である。この図5(a)では、「駆動極性反転信号」がHighの期間は、画素をONにすべき場合に可動ミラー素子31を第2の位置に位置させ、Lowの期間は、画素をONにすべき場合に可動ミラー素子31を第1の位置に位置させることを指示する。
図5(a)の例では、1フレーム期間において、まず、G光用発光素子20が所定の点燈期間GTの間点燈し、点燈期間GTが終わった後にR光用発光素子21が所定の点燈期間RTの間点燈する。そして点燈期間RTが終わった後にB光用発光素子22が所定の点燈期間BTの間点燈する。駆動極性反転信号は、点灯時間GTに対応する期間はLow状態である。つまり、この期間にある画素をONにすべき場合には、対応する可動ミラー素子31を第1の位置に位置させる。
一方、駆動極性反転信号は、点灯時間RTおよびBTに対応する期間はHigt状態である。つまり、この期間にある画素をONにすべき場合には、対応する可動ミラー素子31を第2の位置に位置させる。
光源駆動部の機能も兼用する駆動制御部40は、R光用発光素子21とG光用発光素子11とB光用発光素子22とを順次切り換えて点燈させる。また、観察者は肉眼でR光、G光、B光を時間的に積分した状態で認識できるので、フルカラー像を得ることができる。さらに、表示される画像の1フレーム内において各色発光素子の点燈期間GT、RT、およびBTのそれぞれを独立に異ならせる。これにより、各光源の光束量が異なっても適切な画像表示ができる。なお、図5(a)の例では、点燈時間GTが最も長く、次に点燈時間BTが長く、点燈時間RTが最も短い。
また、駆動制御部40は、G光を所定方向L1へ導くためにG光用発光素子11が点燈しているときに可動ミラー素子31を第1の反射位置に駆動する。さらに、駆動制御部40は、R光又はB光を所定方向L1へ導くためにR光用発光素子21又はB光用発光素子22が点燈しているときに可動ミラー素子31を第2の反射位置に駆動する。
さて、階調表現期間GKとは、空間光変調装置(ティルトミラーデバイス30)が、画像信号によって表されるG色光の強度(階調)を実現するために必要な時間期間である。また、階調表現期間GKは、G色光に対応する画像のサブフレームの期間にほぼ一致している。この階調表現期間GK内で、入射光は画像信号に応じてパルス幅変調の方法に従って変調される。より具体的には、画像信号がG色光の強度をnビット(nは正の整数)で表す場合には、階調表現期間GKは、長さの比が20:21:…:、:2(n-1)であるn個の単位期間に分割されており、n個の単位期間のそれぞれの間、可動ミラー素子31は、ON状態およびOFF状態のどちらかの状態を維持する。そして、所定の上記強度(階調)を実現するためには、その強度に比例する時間の長さだけ入射光が方向L1に向かうように、n個の単位期間うちの必要な単位期間だけ可動ミラー素子31をON状態にすればよい。例えば、画像信号が表す強度値が最大値((2n)−1)であれば、n個の単位期間の全ての間、つまり、階調表現期間GKのほぼ全期間で、ミラーをON状態にすればよい。
一方、画像信号が表す強度値が最小値(0)であれば、n個の単位期間の全ての間、つまり、階調表現期間GKのほぼ全期間で、ミラーをOFF状態にすればよい。なお、階調表現期間RKおよび階調表現期間BKも階調表現期間GKと同様であるため説明を省略する。ただし、階調表現期間RKおよび階調表現期間BKにおいてON状態にある可動ミラー素子31の位置と、階調表現期間GKにおいてON状態にある可動ミラー素子31の位置とは、互いに異なる。
図5(b)に示すように、この階調表現期間RK、GK、BKの長さは、異なる長さであっても良い。階調表現期間RK、GK、BKの長さが異なる場合には、n個に分割された単位期間のそれぞれも、R,G、Bの各色光に応じて異なる。
階調表現期間RKは、図5(a)の点灯期間RTとほぼ一致している。また、階調表現期間GTは、図5(a)の点灯期間GTとほぼ一致している。そして、階調表現期間BTは、図5(a)の点灯期間BTとほぼ一致している。
また、ティルトミラーデバイス30は、あるサブフレームの開始タイミングに同期して、そのサブフレームの画像におけるすべての画素に対応する可動ミラー素子31の変調を同時に開始するため、すべての可動ミラー素子31が、図5(b)に示すタイミングチャートに従って駆動されている。
また、R光用発光素子21とG光用発光素子11とB光用発光素子22との数量がそれぞれ異なる場合においても、G光の点燈期間又は階調表現期間を他の色の光よりも多くなるように制御すればよい。
上述のように、第1色光用光源部10と第2色光用光源部20とは、それぞれ複数の各色用発光素子11、21、22を有する。また、これら各色用発光素子11、21、22は、それぞれ発光チップ部12、24、25と、前記発光チップ部12、24、25からの光源光をティルトミラーデバイス30の略全領域へ導くためのレンズ部材LSとを有する。また、複数のR光用発光素子21と複数のB光用発光素子22とは同一基板23上に配置されている。これにより、光束量の大きい発光素子は独自に効率良く照明できる。
図7(a)、(b)を用いて、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタについて説明する。上記第1実施形態と同じ部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
上述した画像表示デバイス1により変調された光のうち、所定方向L1(図2(a)、(b)参照)へ進行する光のみが投写レンズ50に入射する。これに対して、方向L2又はL3(図2(a)、(b)参照)へ進行する光は投写レンズ50に入射せずに廃棄される。投写レンズ50は、画像信号に応じて画像表示デバイス1に表示された画像をスクリーン60上に投写する。スクリーン60を観察する人間は、投写される画像をフルカラーとして認識する。
図8は、本発明の第3実施形態に係る画像表示デバイスを備えるプロジェクタ100の概略構成を示す図である。光源部110は、第1の波長領域の第1色光であるG光を供給するG光用発光素子110Gと、前記第1の波長領域と異なる第2の波長領域の第2色光であるR光を供給するR光用発光素子110Rと、B光を供給するB光用発光素子110Bとから構成される。これらの発光素子としては、LDやLED、有機EL素子等を用いることができる。
この結果、ティルトミラーデバイス140により入射光を画像信号に応じて変調して反射させることができる。
本実施形態では、光源部110が投写レンズ150の片側に一つ設けられている点が上記第1実施形態及び第2実施形態と異なる。本実施形態における点燈期間とそのタイミングは、図5(a)、(b)を用いて説明した点燈タイミングと同様にすることができる。ただし、本実施形態では、図5(a)における駆動極性反転信号はない。光源駆動部の機能も兼用する駆動制御部130は、R光用発光素子110RとG光用発光素子110GとB光用発光素子110Bとを順次切り換えて点燈させる。そして、表示される画像の1フレーム内において各色発光素子の点燈期間を異ならせる。これにより、各色光の光束量を任意に設定できる。この結果、空間変調素子を用いた小型で高輝度な画像表示デバイスを提供できる。また、各光源部の光束量がそれぞれ異なってもより明るい画像表示ができる。
また、駆動制御部130は、G光用発光素子110Gを駆動するときのG光用光源駆動クロック信号の周波数と、R光用発光素子110R又はB光用発光素子110Bを駆動するときの第2色光用光源駆動クロック信号の周波数とを異ならせることができる。これにより、各色光において適切な光源駆動を与える。
さらに好ましくは、G光用光源駆動クロック信号と、前記第2色光用光源駆動クロック信号とは、さらに両信号に共通の周波数の単位クロック信号を有することが望ましい。これにより、駆動回路を簡略化できる。
図9は、本発明の第4実施形態に係る画像表示デバイスを備えるプロジェクタ200の概略構成を示す図である。空間変調素子として透過型液晶ライトバルブ210を用いる点が上記第3実施形態と異なる。その他の上記第1実施形態と同じ部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図10は、本発明の第5実施形態に係る画像表示デバイスを備えるプロジェクタ300の概略構成を示す図である。空間変調素子として反射型液晶ライトバルブ330を用いる点が上記第4実施形態と異なる。その他の上記第4実施形態と同じ部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図11は、本発明の第6実施形態に係る画像表示デバイス400の概略構成を示す図である。上記各実施形態と同じ部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本実施形態は直視型の画像表示デバイスである。光源部110からの各色光はバックライト光として導光板410に入射する。導光板410を経由したバックライト光は、空間変調素子としての透過型液晶ライトバルブ420へ入射する。透過型液晶ライトバルブ420は、画像信号に応じて入射光を透過又は非透過させることで変調して射出する。これにより、方向Aから観察するとフルカラー像を得ることができる。
本実施の形態では、発光ダイオードなどの固体発光素子を光源として有するプロジェクタを説明する。固体発光素子を用いた光源は、光源自体の寿命が長く、玉切れなどによるメンテナンスが不用である。さらに、固体発光素子のオンオフの応答速度が速いので、色毎にオンオフするタイミングを調整することによってカラーバランスが調整できる。また、白色光源と異なり、カラーフィルタが不要であり、光の利用効率が高く、また、騒音などの問題も生じない。したがって、固体発光素子を光源として採用することにより、高品質な明るいカラー画像を投写できるコンパクトなプロジェクタを提供できる。
一方、フィールドレンズ540およびライトバルブ530を含む変調光学系G1は、光射出領域512aおよび512b(本実施の形態ではマイクロレンズアレイ515aおよび515b)のそれぞれから射出された照明光束571を投写レンズ550の入射瞳552に導く。
図14では、光射出領域512aおよび512bは、入射瞳552の共役像552iの範囲内にある。もっとも望ましい配置は、入射瞳552の共役像552i、すなわち、図14に一点破線で示すサークル内を、マイクロレンズ516を含めてLED素子511で満たすことである。
このマイクロレンズ516は非点収差を発生させるものなので、結像位置は縦方向と横方向では一致しない。
Claims (46)
- 第1の波長領域の第1色光を供給する第1色光用光源部と、前記第1の波長領域と異なる第2の波長領域の第2色光を供給する第2色光用光源部と、
第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な複数の可動ミラー素子を有するティルトミラーデバイスとを有し、
前記第1色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第1色光が所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第1色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられ、
前記第2色光用光源部は、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第2色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されるように設けられていることを特徴とする画像表示デバイス。 - 前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部とを順次切り換えて点燈させる光源駆動部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像表示デバイス。
- 前記可動ミラー素子は所定軸の周りに回動可能であり、
前記可動ミラー素子を、画像信号に応じて、前記第1の反射位置と、前記第1の反射位置とは前記所定軸を中心に略対称な前記第2の反射位置とに駆動するティルトミラーデバイス駆動部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像表示デバイス。 - 前記ティルトミラーデバイス駆動部は、前記第1色光を前記所定方向へ導くために前記第1色光用光源部が点燈しているときに前記可動ミラー素子を前記第1の反射位置に駆動し、前記第2色光を前記所定方向へ導くために前記第2色光用光源部が点燈しているときに前記可動ミラー素子を前記第2の反射位置に駆動することを特徴とする請求項3に記載の画像表示デバイス。
- 前記光源駆動部は、表示される画像の1フレーム内において、前記第1色光用光源部の点燈期間と、前記第2色光用光源部の点燈期間とを異ならせることを特徴とする請求項2に記載の画像表示デバイス。
- 前記光源駆動部は、表示される画像の1フレーム内において、前記第1色光用光源部の点燈期間を、前記第2色光用光源部の点燈期間よりも長くすることを特徴とする請求項2に記載の画像表示デバイス。
- 前記光源駆動部は、前記第1色光の階調表現期間の単位期間の長さと前記第2色光の階調表現期間の単位期間の長さとは異ならせることを特徴とする請求項5に記載の画像表示デバイス。
- 前記光源駆動部は、前記第1色光用光源部を駆動するときの第1色光用光源駆動クロック信号の周波数と、前記第2色光用光源部を駆動するときの第2色光用光源駆動クロック信号の周波数とを異ならせることを特徴とする請求項5に記載の画像表示デバイス。
- 前記第1色光用光源駆動クロック信号と、前記第2色光用光源駆動クロック信号とは、さらに両信号に共通の周波数の単位クロック信号を有することを特徴とする請求項8に記載の画像表示デバイス。
- 前記第2色光用光源部は、複数の赤色用発光素子と複数の青色用発光素子とからなり、
前記赤色用発光素子と前記青色用発光素子とは同一基板上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示デバイス。 - 前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部とは、それぞれ複数の発光素子を有し、
前記各発光素子は、発光チップ部と、前記発光チップ部からの光を前記ティルトミラーデバイスの略全領域へ導くためのレンズ部材とを有していることを特徴とする請求項1に記載の画像表示デバイス。 - 前記各発光素子は、前記発光チップ部からの光を所定方向へ導くためのテーパ状ロッド部材をさらに有することを特徴とする請求項11に記載の画像表示デバイス。
- 前記発光チップ部と前記レンズ部材とは一体的に形成されていることを特徴とする請求項11又は12に記載の画像表示デバイス。
- 第1の波長領域の第1色光を供給する第1色光用光源部と、少なくとも前記第1の波長領域と異なる第2の波長領域の第2色光を供給する第2色光用光源部とを有し、
前記第1色光用光源部と前記第2色光用光源部とからの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、
表示される画像の1フレーム内において、前記第1色光用光源部の点燈期間と、前記第2色光用光源部の点燈期間とを異ならせる光源駆動部とを有することを特徴とする画像表示デバイス。 - 前記光源駆動部は、表示される画像の1フレーム内において、前記第1色光用光源部の点燈期間を、前記第2色光用光源部の点燈期間よりも長くすることを特徴とする請求項14に記載の画像表示デバイス。
- 前記光源駆動部は、表示される画像の1フレーム内において、前記第1色光用光源部の階調表現期間を、前記第2色光用光源部の階調表現期間よりも長くすることを特徴とする請求項14に記載の画像表示デバイス。
- 前記第1色光は緑色光であり、前記第2色光は赤色光及び青色光の少なくともいずれか一方の光であることを特徴とする請求項14又は15に記載の画像表示デバイス。
- 前記光源駆動部は、前記第1色光の階調表現期間の単位期間の長さと前記第2色光の階調表現期間の単位期間の長さとを異ならせることを特徴とする請求項17に記載の画像表示デバイス。
- 前記光源駆動部は、前記第1色光用光源部を駆動するときの第1色光用光源駆動クロック信号の周波数と、前記第2色光用光源部を駆動するときの第2色光用光源駆動クロック信号の周波数とを異ならせることを特徴とする請求項16に記載の画像表示デバイス。
- 前記第1色光用光源駆動クロック信号と、前記第2色光用光源駆動クロック信号とは、さらに両信号に共通の周波数の単位クロック信号を有することを特徴とする請求項19に記載の画像表示デバイス。
- 前記空間光変調装置は、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な複数の可動ミラー素子を有するティルトミラーデバイスであり、
前記ティルトミラーデバイスは、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置のときに前記第1色光及び前記第2色光が所定方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置のときに前記第1色光及び前記第2色光が前記所定方向とは異なる方向へ反射されることを特徴とする請求項14に記載の画像表示デバイス。 - 前記空間光変調装置は、反射型又は透過型液晶ライトバルブであることを特徴とする請求項14に記載の画像表示デバイス。
- 請求項1乃至22の何れか一項に記載の画像表示デバイスと、
前記空間光変調装置からの変調光を投写する投写レンズとを有することを特徴とするプロジェクタ。 - 複数の固体発光素子が並べられた光射出領域を備えた光源と、
この光源からの照明光束をスイッチングし画像を形成する変調領域を備えた反射型の空間光変調装置と、
この空間光変調装置からの表示光束を投写する投写レンズと、
前記空間光変調装置の近傍に、前記照明光束及び表示光束が透過するように配置された正の屈折力のフィールドレンズとを有し、
前記投写レンズの入射瞳と前記光源の光射出領域とが、前記フィールドレンズ及び空間光変調装置を含む変調光学系を介して共役関係にあるプロジェクタ。 - 前記空間光変調装置の前記変調領域には、可動ミラー素子がマトリクス状に配置されており、
前記投写レンズの入射瞳と前記光源の光射出領域とは、前記空間光変調装置の可動ミラー素子がオンの状態の前記変調光学系を介して共役関係にある請求項24に記載のプロジェクタ。 - 前記空間光変調装置の前記変調領域には、第1の有効角度及び第2の有効角度を備えた可動ミラー素子がマトリクス状に配置されており、
さらに、前記光源は、前記可動ミラー素子が前記第1の有効角度の状態の前記変調光学系を介して前記投写レンズの入射瞳と共役関係にある第1の光射出領域と、前記可動ミラー素子が前記第2の有効角度の状態の前記変調光学系を介して前記投写レンズの入射瞳と共役関係にある第2の光射出領域とを備えている請求項24に記載のプロジェクタ。 - 前記第1及び第2の光射出領域には、異なる色の前記固体発光素子が配置されている請求項26に記載のプロジェクタ。
- 前記第1の光射出領域には赤色と青色の前記固体発光素子が配置され、前記第2の光射出領域には緑色の前記固体発光素子が配置されている請求項27に記載のプロジェクタ。
- 前記変調光学系による前記入射瞳の像の範囲にほぼ合致する前記光射出領域の範囲に前記固体発光素子が配置されている請求項24に記載のプロジェクタ。
- 前記複数の固体発光素子がほぼ円形の範囲内に配置されている請求項29に記載のプロジェクタ。
- 前記変調光学系による前記入射瞳の前記光射出領域の範囲に対する倍率は約1である請求項24に記載のプロジェクタ。
- 前記変調光学系による前記入射瞳の前記光射出領域の範囲に対する倍率が1以下である請求項24に記載のプロジェクタ。
- 前記光源は、前記固体発光素子の前記空間光変調装置側に配置され、前記光射出領域を形成するマイクロレンズアレイを備えており、
前記固体発光素子の各々の発光部と前記変調領域とが、前記マイクロレンズアレイ及び前記フィールドレンズを含む照明レンズ光学系を介して共役関係にある請求項24に記載のプロジェクタ。 - 前記光源は、前記固体発光素子の前記空間光変調装置側に配置され、前記光射出領域を形成するマイクロレンズアレイを備えており、
前記マイクロレンズアレイを構成する複数のマイクロレンズと、それとペアとなる前記固体発光素子との光軸が、各々の前記ペアでずらして配置されている請求項24に記載のプロジェクタ。 - 前記発光部及び前記変調領域はほぼ方形であって、前記発光部及び変調領域は、各々の方形の一辺がほぼ平行になるように配置されている請求項24に記載のプロジェクタ。
- 前記発光部及び前記変調領域は長方形で、それぞれの長方形の長手方向の一辺が、ほぼ平行に配置されている請求項35に記載のプロジェクタ。
- 前記発光部のアスペクト比と、前記空間光変調装置の前記変調領域とのアスペクト比がほぼ等しい請求項36に記載のプロジェクタ。
- 前記光源は、前記固体発光素子の前記空間光変調装置側に配置され、前記光射出領域を形成するマイクロレンズアレイを備えており、
前記マイクロレンズアレイを構成する個々のマイクロレンズは、前記発光部が前記空間光変調装置上に照射される形状と、前記変調領域の形状とがほぼ一致するように、縦横の曲率または倍率が異なっている請求項24に記載のプロジェクタ。 - 前記光源は、前記マイクロレンズの縦の形状に起因する第1の結像位置と、前記マイクロレンズの横の形状に起因する第2の結像位置とを備えており、前記第1及び第2の結像位置の間に、前記空間光変調装置が配置されている請求項38に記載のプロジェクタ。
- 複数の固体発光素子と、その出射側に配置されたマイクロレンズアレイとを備えた光源と、
この光源からの照明光束をスイッチングし画像を形成する変調領域を備えた反射型の空間光変調装置と、
この空間光変調装置からの表示光束をスクリーンに投写する投写レンズとを有し、
前記固体発光素子のそれぞれの発光部と前記変調領域とが、前記マイクロレンズアレイを含む照明レンズ光学系を介して共役関係にあるプロジェクタ。 - 複数の固体発光素子と、その出射側に配置されたマイクロレンズアレイとを備えた光源と、
この光源からの照明光束をスイッチングし画像を形成する変調領域を備えた反射型の空間光変調装置と、
この空間光変調装置からの表示光束をスクリーンに投写する投写レンズとを有し、
前記マイクロレンズアレイを構成する複数のマイクロレンズと、それとペアとなる前記固体発光素子との光軸が、各々の前記ペアでずらして配置されているプロジェクタ。 - 複数の固体発光素子と、その出射側に配置されたマイクロレンズアレイとを備えた光源と、
この光源からの照明光束をスイッチングし画像を形成する変調領域を備えた反射型の空間光変調装置と、
この空間光変調装置からの表示光束をスクリーンに投写する投写レンズとを有し、
前記発光部及び前記変調領域はほぼ方形であって、前記発光部及び変調領域は、各々の方形の一辺がほぼ平行になるように配置されているプロジェクタ。 - 前記発光部及び前記変調領域は長方形で、それぞれの長方形の長手方向の一辺が、ほぼ平行に配置されている請求項42に記載のプロジェクタ。
- 前記発光部のアスペクト比と、前記空間光変調装置の前記変調領域とのアスペクト比がほぼ等しい請求項43に記載のプロジェクタ。
- 複数の固体発光素子と、その出射側に配置されたマイクロレンズアレイとを備えた光源と、
この光源からの照明光束をスイッチングし画像を形成する変調領域を備えた反射型の空間光変調装置と、
この空間光変調装置からの表示光束をスクリーンに投写する投写レンズとを有し、
前記マイクロレンズアレイを構成する個々のマイクロレンズは、前記発光部が前記空間光変調装置上に照射される形状と、前記変調領域の形状とがほぼ一致するように、縦横の曲率または倍率が異なっているプロジェクタ。 - 前記光源は、前記マイクロレンズの縦の形状に起因する第1の結像位置と、前記マイクロレンズの横の形状に起因する第2の結像位置とを備えており、前記第1及び第2の結像位置の間に、前記空間光変調装置が配置されている請求項45に記載のプロジェクタ。
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