JP2004264512A - 照明装置、プロジェクタ及び光学装置 - Google Patents

照明装置、プロジェクタ及び光学装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光効率が良く、カラーバランスも良好な照明装置及びプロジェクタ等を提供すること。
【解決手段】照明装置10を有し、超高圧水銀ランプ101は、R光、G光、及びB光を含む光を供給し、LED102からの所定の波長領域の光はR光に対応し、ダイクロイックプリズム103は、超高圧水銀ランプ101からのR光と、LED102からのR光とを混合して射出し、さらに、照明装置10から供給される光をR光と、G光と、B光とに分離するダイクロイックミラー106R、106Gと、R光、G光、B光をそれぞれ画像信号に応じて変調する空間光変調装置110R、110G、110Bと、空間光変調装置110R、110G、110Bでそれぞれ変調されたR光と、G光と、B光とを合成するクロスダイクロイックプリズム112と、クロスダイクロイックプリズム112にて合成された光を投写する投写レンズ114とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明装置、プロジェクタ及び光学装置に関し、特に、プロジェクタに好適な照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタは、コンピュータ等からの画像供給装置から供給される画像信号に応じて光(投写光)を投写し、画像を表示する装置である。プロジェクタの光源部には、古くはハロゲンランプ、近年は超高圧水銀ランプが主として用いられる。超高圧水銀ランプは、高輝度の光を供給することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、超高圧水銀ランプに代表されるメタルハライドランプは、白色光を得るために必要な光のうち赤色光(以下、「R光」という。)の強度が、緑色光(以下、「G光」という。)及び青色光(以下、「B光」という。)の強度に比較して小さい。このため、従来のプロジェクタにおいては、R光の強度に合わせて、G光及びB光の強度を低減させて、白色光を得ることが行われている。
【0004】
プロジェクタは、高輝度化及び低消費電力の傾向にあることから、光効率のさらなる向上を求められる。これに対して、上述のように、従来はR光の強度に合わせてG光、B光の強度を意図的に低減させることから、G光、B光については有効に利用されないという問題がある。また、更なるプロジェクタの高輝度化のため、例えば超高圧水銀ランプの高出力化をさらに図ると、強度を低減されるG光、B光が増加し、光効率の低下が顕著になる。なお、R光成分の強度が小さい超高圧水銀ランプを例に説明したが、例えば、白色光を得るために必要なG光又はB光の強度が小さいような他の種類の光源の場合でも、上記と同様の問題を生ずる。本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、高い光利用効率で、カラーバランスが良好な照明装置、プロジェクタ及び光学装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明では、光を供給する光源部と、所定の波長領域の光を供給する発光素子と、前記光源部からの光と、前記固体発光素子からの前記所定の波長領域の光とを混合して射出する光混合部とを有することを特徴とする照明装置を提供できる。これにより、光源部から供給される光に対して、固体発光素子からの所定の波長領域の光を混合することにより、光源部において強度の小さい波長領域の光を加算できる。従って、光源部の出力を低減することなく、高い光利用効率で、カラーバランスも良好な照明装置を得られる。
【0006】
また、本発明の好ましい態様としては、前記光混合部は、前記光源部からの光のうちの前記所定の波長領域の光と前記固体発光素子からの前記所定の波長領域の光とを合わせた光の強度と、前記光源部からの光のうちの前記所定の波長領域以外の光の強度と、を略一致させて射出することが望ましい。これにより、光源部の発光特性をそのまま使用し、光源部において強度の小さい波長領域の光を加算できる。従って、高い光利用効率で、カラーバランスも良好な照明装置を得られる。
【0007】
また、本発明の好ましい態様としては、前記所定の波長領域の光は、赤色光であることが望ましい。例えば、光源部として超高圧水銀ランプを使用した場合、赤色光を加算することにより、超高圧水銀ランプにて強度の小さい赤色光を増加できる。これにより、高い光利用効率で、カラーバランスも良好な照明装置を得られる。
【0008】
また、本発明の好ましい態様では、前記光混合部は、前記固体発光素子からの前記所定の波長領域の光を反射又は透過し、前記光源部からの光を透過又は反射させるダイクロイック膜を有することが望ましい。これにより、ダイクロイック膜で固体発光素子からの光を反射又は透過させることで、光源部から供給される光に所定の波長領域の光を加算し、高い光利用効率を達成できる。
【0009】
また、本発明では、上述の照明装置を有し、前記光源部は、第1色光、第2色光、及び第3色光を含む光を供給し、前記固体発光素子からの前記所定の波長領域の光は前記第1色光に対応し、前記光混合部は、前記光源部からの前記第1色光と、前記固体発光素子からの前記所定の波長領域の光とを混合して射出し、さらに、前記照明装置から供給される光を前記第1色光と、前記第2色光と、前記第3色光とに分離する色分離光学系と、前記第1色光を画像信号に応じて変調する第1色光用空間光変調装置と、前記第2色光を画像信号に応じて変調する第2色光用空間光変調装置と、前記第3色光を画像信号に応じて変調する第3色光用空間光変調装置と、前記第1色光用空間光変調装置、前記第2色光用空間光変調装置、及び前記第3色光用空間光変調装置でそれぞれ変調された前記第1色光と、前記第2色光と、前記第3色光とを合成する色合成光学系と、前記色合成光学系にて合成された光を投写する投写レンズと、を有することを特徴とするプロジェクタを提供できる。これにより、高い光利用効率で、カラーバランスも良好なプロジェクタを得られる。
【0010】
また、本発明では、上述の照明装置を有し、前記光源部は、第1色光、第2色光、及び第3色光を含む光を供給し、前記固体発光素子からの前記所定の波長領域の光は前記第1色光に対応し、さらに、前記光源部から供給される光を前記第1色光と、前記第2色光と、前記第3色光とに分離するカラーホイールと、前記カラーホイールからの前記第1色光、前記第2色光、及び前記第3色光と、前記固体発光素子からの前記第1色光に対応する前記所定の波長領域の光と、を画像信号に応じて変調して射出する空間光変調装置と、前記空間光変調装置にて変調された光を投写する投写レンズとを有し、前記空間光変調装置は前記光混合部の機能を兼用し、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な可動ミラー素子からなるティルトミラーデバイスであって、前記光源部からの前記第1色光と、前記第2色光と、前記第3色光とは、前記可動ミラー素子が第1の反射位置にあるときは前記投写レンズの方向へ反射され、前記第2の反射位置にあるときは前記投写レンズ以外の方向へ反射され、前記固体発光素子からの前記第1色光である前記所定の波長領域の光は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置にあるときは前記投写レンズ以外の方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置にあるときは前記投写レンズの方向へ反射されることを特徴とするプロジェクタを提供できる。これにより、高い光利用効率で、カラーバランスも良好なプロジェクタを得られる。
【0011】
また、本発明の好ましい態様では、前記カラーホイールは、前記第1色光を透過する第1色光透過部と、前記第2色光を透過する第2色光透過部と、前記第3色光を透過する第3色光透過部と、光を遮光する遮光部とを有し、前記光源部からの光が前記遮光部により遮光されているときに、前記固体発光素子からの前記第1色光である前記所定の波長領域の光が前記空間光変調装置に供給されることが望ましい。これにより、色分離を正確に行うことができる。また、前記遮光部により遮光されているときに、前記固体発光素子からの前記第1色光である前記所定の波長領域の光が前記空間光変調装置に供給されることで、高い光利用効率を達成できる。
【0012】
また、本発明では、上述の照明装置と、前記照明装置からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、前記空間光変調装置にて変調された光を所定面に結像させる結像レンズとを有することを特徴とする光学装置を提供できる。これにより、高い光利用効率で、カラーバランスも良好な光学装置を得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す。照明装置10は、光を供給する光源部である超高圧水銀ランプ101と、所定の波長領域の光を供給する固体発光素子である発光ダイオード(以下、「LED」という。)102と、超高圧水銀ランプ101からの光と、LED102からの所定の波長領域の光とを混合して射出する光混合部であるダイクロイックプリズム103とを有する。ここで、LED102の所定の波長領域の光は、R光である。ダイクロイックプリズム103は、LED102からの所定の波長領域の光であるR光を反射し、超高圧水銀ランプ101からの光を透過させるダイクロイック膜103aを有する。
【0014】
超高圧水銀ランプ101は、第1色光であるR光、第2色光であるG光、及び第3色光であるB光を含む光を供給する。また、上述のように、LED102からの所定の波長領域の光は第1色光であるR光に対応する。光混合部であるダイクロイックプリズム103は、超高圧水銀ランプ101からのR光と、LED102からの所定の波長領域の光であるR光とを混合して射出する。
【0015】
インテグレータ104は、ダイクロイックプリズム103からの光の照度分布を均一化する。照度分布を均一化された光は、偏光変換素子105にて特定の振動方向を有する偏光光、例えばs偏光光に変換される。s偏光光に変換された光は、色分離光学系を構成するR光透過ダイクロイックミラー106Rに入射する。以下、R光について説明する。R光透過ダイクロイックミラー106Rは、R光を透過し、G光、B光を反射する。R光透過ダイクロイックミラー106Rを透過したR光は、反射ミラー107に入射する。反射ミラー107は、R光の光路を90度折り曲げる。光路を折り曲げられたR光は、第1色光であるR光を画像信号に応じて変調する第1色光用空間光変調装置110Rに入射する。第1色光用空間光変調装置110Rは、R光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。なお、ダイクロイックミラーを透過しても、光の偏光方向は変化しないため、第1色光用空間光変調装置110Rに入射するR光は、s偏光光のままの状態である。
【0016】
第1色光用空間光変調装置110Rは、λ/2位相差板123R、ガラス板124R、第1偏光板121R、液晶パネル120R、及び第2偏光板122Rを有する。λ/2位相差板123R及び第1偏光板121Rは、偏光方向を変換させない透光性のガラス板124Rに接する状態で配置される。これにより、第1偏光板121R及びλ/2位相差板123Rが、発熱により歪んでしまうという問題を回避できる。なお、図1において、第2偏光板122Rは独立して設けられているが、液晶パネル120Rの射出面や、クロスダイクロイックプリズム112の入射面に接する状態で配置しても良い。
【0017】
第1色光用空間光変調装置110Rに入射したs偏光光は、λ/2位相差板123Rによりp偏光光に変換される。p偏光光に変換されたR光は、ガラス板124R及び第1偏光板121Rをそのまま透過し、液晶パネル120Rに入射する。液晶パネル120Rに入射したp偏光光は、画像信号に応じた変調により、R光がs偏光光に変換される。液晶パネル120Rの変調により、s偏光光に変換されたR光が、第2偏光板123Rから射出される。このようにして、第1色光用空間光変調装置110Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム112に入射する。
【0018】
次に、G光について説明する。R光透過ダイクロイックミラー106Rで反射された、G光とB光とは光路を90度折り曲げられる。光路を折り曲げられたG光とB光とは、B光透過ダイクロイックミラー106Gに入射する。B光透過ダイクロイックミラー106Gは、G光を反射し、B光を透過する。B光透過ダイクロイックミラー106Gで反射されたG光は、第2色光であるG光を画像信号に応じて変調する第2色光用空間光変調装置110Gに入射する。第2色光用空間光変調装置110GはG光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。第2色光用空間光変調装置110Gは、液晶パネル120G、第1偏光板121G及び第2偏光板122Gを有する。
【0019】
第2色光用空間光変調装置110Gに入射するG光は、s偏光光に変換されている。第2色光用空間光変調装置110Gに入射したs偏光光は、第1偏光板121Gをそのまま透過し、液晶パネル120Gに入射する。液晶パネル120Gに入射したs偏光光は、画像信号に応じた変調により、G光がp偏光光に変換される。液晶パネル120Gの変調により、p偏光光に変換されたG光が、第2偏光板122Gから射出される。このようにして、第2色光用空間光変調装置110Gで変調されたG光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム112に入射する。
【0020】
次に、B光について説明する。B光透過ダイクロイックミラー106Gを透過したB光は、2枚のリレーレンズ108と、2枚の反射ミラー107とを経由して、第3色光であるB光を画像信号に応じて変調する第3色光用空間光変調装置110Bに入射する。第3色光用空間光変調装置110Bは、B光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。
【0021】
なお、B光にリレーレンズ108を経由させるのは、B光の光路の長さがR光及びG光の光路の長さよりも長いためである。リレーレンズ108を用いることにより、B光透過ダイクロイックミラー106Gを透過したB光を、そのまま第3色光用空間光変調装置110Bに導くことができる。第3色光用空間光変調装置110Bは、λ/2位相差板123B、ガラス板124B、第1偏光板121B、液晶パネル120B、及び第2偏光板122Bを有する。なお、第3色光用空間光変調装置110Bの構成は、上述した第1色光用空間光変調装置110Rの構成と同様なので、詳細な説明は省略する。
【0022】
第3色光用空間光変調装置110Bに入射するB光は、s偏光光に変換されている。第3色光用空間光変調装置110Bに入射したs偏光光は、λ/2位相差板123Bによりp偏光光に変換される。p偏光光に変換されたB光は、ガラス板124B及び第1偏光板121Bをそのまま透過し、液晶パネル120Bに入射する。液晶パネル120Bに入射したp偏光光は、画像信号に応じた変調により、B光がs偏光光に変換される。液晶パネル120Bの変調により、s偏光光に変換されたB光が、第2偏光板122Bから射出される。第3色光用空間光変調装置110Bで変調されたB光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム112に入射する。このように、色分離光学系を構成するR光透過ダイクロイックミラー106RとB光透過ダイクロイックミラー106Gとは、照明装置10から供給される光を第1色光であるR光と、第2色光であるG光と、第3色光であるB光とに分離する。
【0023】
色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム112は、2つのダイクロイック膜112a、112bをX字型に直交して配置して構成されている。ダイクロイック膜112aは、B光を反射し、G光を透過する。ダイクロイック膜112bは、R光を反射し、G光を透過する。このように、クロスダイクロイックプリズム112は、第1色光用空間光変調装置110R、第2色光用空間光変調装置110G、及び第3空間光変調装置110Bでそれぞれ変調されたR光、G光及びB光を合成する。投写レンズ114は、クロスダイクロイックプリズム112で合成された光をスクリーン116に投写する。
【0024】
なお、上述のように、第1色光用空間光変調装置110R及び第3色光用空間光変調装置110Bからクロスダイクロイックプリズム112に入射される光は、s偏光光となるように設定される。また、第2色光用空間光変調装置110Gからクロスダイクロイックプリズム112に入射される光は、p偏光光となるように設定される。このようにクロスダイクロイックプリズム112に入射される光の偏光方向に差異をつけるのは、クロスダイクロイックプリズム112において各色光用空間光変調装置から射出される光を有効に合成するためである。ダイクロイック膜112a、112bは、通常、s偏光光の反射特性に優れる。このため、ダイクロイック膜112a、112bで反射されるべきR光及びB光をs偏光光とし、ダイクロイック膜112a、112bを透過すべきG光をp偏光光としている。
【0025】
次に、光混合部であるダイクロイックプリズム103による光の混合について詳細に説明する。上述のように、ダイクロイックプリズム103は、LED102からのR光を反射し、超高圧水銀ランプ101からの光、即ちR光、G光、B光を透過させるダイクロイック膜103aを有する。なお、この構成に限られず、ダイクロイック膜103aは、LED102からのR光を透過し、超高圧水銀ランプ101からの光を反射させても良い。この場合、超高圧水銀ランプ101と、LED102との位置が入れ替わる構成とする。
【0026】
上述のように、超高圧水銀ランプ101は、第1色光であるR光、第2色光であるG光、及び第3色光であるB光を含む光を供給する。ここで、超高圧水銀ランプ101の発光特性により、白色光を得るために必要な光のうちR光の強度が、G光及びB光の強度に比較して小さい。超高圧水銀ランプ101を発光させている状態で、さらにLED102を点灯する。すると、LED102からのR光は、ダイクロイック膜103aで反射されて、インテグレータ104の方向へ射出する。ダイクロイック膜103aの反射・透過の波長特性は任意に設計できる。このため、例えば、ダイクロイック膜103aは、略610nm以上の波長領域の光を反射させ、略610nm以下の波長領域の光を透過させる構成とする。また、超高圧水銀ランプ101からの光のうち、R光の成分は600nm以上の波長領域の光とする。さらに、LED102からのR光の波長領域は、例えば630nm〜700nmであるとする。
【0027】
まず、超高圧水銀ランプ101からの光のうちのR光は、ダイクロイック膜103aにより、600〜610nmの波長領域のR光成分が透過されて、インテグレータ104の方向へ射出される。また、超高圧水銀ランプ101からのR光のうちの610nm以上の波長領域のR光成分は、ダイクロイック膜103aで反射されて廃棄される。また、LED102からのR光(630nm〜700nm)は、ダイクロイック膜103aで反射されて、インテグレ−タ104の方向へ射出される。これにより、ダイクロイックロックプリズム103からは、超高圧水銀ランプ101からのR光(600nm〜610nm)と、LED102からのR光(630nm〜700nm)とは混合されて射出される。このとき、ダイクロイックプリズム103は、超高圧水銀ランプ101からの光のうちの所定の波長領域の光であるR光と固体発光素子であるLED102からのR光とを合わせた光の強度と、超高圧水銀ランプ101からの光のうちの所定の波長領域以外の光であるG光及びB光の強度とを略一致させて射出することが望ましい。これにより、超高圧水銀ランプ101の発光特性をそのまま使用して、高い光利用効率で、色分離光学系へ光を供給できる。
【0028】
ダイクロイック膜103aの透過又は反射の波長特性を適宜所定の特性に設定すれば、LED102からのR光のみをインテグレータ104側へ射出させることも任意にできる。また、ダイクロイック膜103aは、R光よりも長波長側の赤外光成分も反射するため、コールドミラーのように熱伝播の影響を低減できるという効果も奏する。なお、本実施形態では、R光を混合する場合を例にして説明したが、光源の発光特性により、G光又はB光を混合する構成とすることもできる。さらに、ダイクロイックプリズム103の代わりに、ダイクロイック膜103aを有する平行平板を用いても良い。
【0029】
また、本実施形態において、空間光変調装置として透過型の液晶表示装置を用いる構成について説明したが、従来用いられる空間光変調装置について適宜変更可能である。例えば、公知のカラーホイールと、ティルトミラーデバイスとを有するプロジェクタに、本発明に係る照明装置10を組み合わせても良い。ティルトミラーデバイスの例の一つは、テキサス・インスツルメンツ社のディジタルマイクロミラーデバイス(DMD)である。
【0030】
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す。第1実施形態と同一の部分には同様の符号を付し、重複する説明は省略する。光源部である超高圧水銀ランプ201は、第1色光であるR光、第2色光であるG光、及び第3色光であるB光を含む光を供給する。超高圧水銀ランプ201からの光は、照明レンズ203を透過して、カラーホイール204は、超高圧水銀ランプ201から供給される光をR光と、G光と、B光とに分離する。カラーホイール204の構成を図3(a)に示す。
【0031】
カラーホイール204は、R光透過ダイクロイック膜204Rと、G光透過ダイクロイック膜204Gと、B光透過ダイクロイック膜204Bと、遮光部204aとから構成される。そして、照明レンズ203及びリレーレンズ205の光軸AX1と平行な軸AX2(図2)を中心して回転する。R光透過ダイクロイック膜204Rは、R光を透過し、G光とB光とを反射又は吸収する。G光透過ダイクロイック膜204Gは、G光を透過し、R光とB光とを反射又は吸収する。B光透過ダイクロイック膜204Bは、B光を透過し、G光とR光とを反射又は吸収する。遮光部204aは、R光、G光、B光のいずれの光も透過しない。なお、光利用効率を高めるため、いわゆるカラーリキャプチャ方式を採用しても良い。
【0032】
カラーホイール204で分離されたR光、G光及びB光は、リレーレンズ205を透過後、反射ミラー206で空間光変調装置210の方向へ反射される。空間光変調装置210は、ティルトミラーデバイスを用いることができる。ティルトミラーデバイスの例の一つは、ディジタルマイクロミラーデバイス(DMD)である。空間光変調装置210は、カラーホイール204からのR光、G光、及びB光と、後述する固体発光素子であるLED202からのR光とを画像信号に応じて変調して射出する。
【0033】
LED202は、投写レンズ114の超高圧水銀ランプ201が設けられている空間とは反対側の空間に設けられている。LED202は、所定の波長領域の光であるR光を供給する。空間光変調装置210は光混合部の機能を兼用し、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な可動ミラー素子からなるティルトミラーデバイスである。超高圧水銀ランプ201からのR光と、G光と、B光とは、可動ミラー素子が第1の反射位置にあるときは投写レンズ114の方向(ON)へ反射され、第2の反射位置にあるときは投写レンズ114以外の方向(OFF)へ反射される。また、LED202からR光は、可動ミラー素子が第1の反射位置にあるときは投写レンズ114以外の方向(OFF)へ反射され、可動ミラー素子が第2の反射位置にあるときは投写レンズ114の方向(ON)へ反射される。空間光変調装置210から投写レンズ114方向に進行するONの光は、フィールドレンズ209、投写レンズ114を透過後、スクリーン116にて投写像を形成する。
【0034】
色光を混合する構成について説明する。超高圧水銀ランプ201からの光は、図3(a)で示す構成のカラーホイール204のうち各色光透過ダイクロイック膜204R、204G、204Bに入射した場合には、時系列にR光とG光とB光とに分離されて射出される。空間光変調装置210は、R光、G光、B光を順次画像信号に応じて変調する。超高圧水銀ランプ201からの光が、空間光変調装置210に照射されている期間は、LED202を省電力のために消灯させておく。
【0035】
超高圧水銀ランプ201からの光が、カラーホイール204の遮光部204aにて遮光されているときは、LED202を点灯する。LED202からのR光は、空間光変調装置210にて変調されて、投写レンズ114の方向に反射される。観察者は、スクリーン116にて超高圧水銀ランプ201及びLED202からの光を積分して認識することとなる。このように、空間光変調装置210は、光混合部としての機能も兼用する。これにより、R光に関しては、観察者は、超高圧水銀ランプ201及びLED202からのR光を積分した量をスクリーン116上で認識する。このとき、LED202のR光の強度は超高圧水銀ランプ101の強度の小さいR光に加算されて、G光及びB光の強度と略等しくなることが望ましい。これにより、超高圧水銀ランプ201の発光特性をそのまま使用して、高い光利用効率で、色分離光学系へ光を供給できる。
【0036】
可動ミラー素子の反射平面部は、光源部201からの光を投写レンズ114方向へ反射させる場合と、LED202からのR光を投写レンズ114方向へ反射させる場合とでは、向きが逆である。そこで、可動ミラー素子の駆動極性は、超高圧水銀ランプ201からの光を変調するときと、LED202からのR光を変調するときとで反転させる。これにより、R光を加算し、明るく、カラーバランスの良好な像を投写することができる。
【0037】
図3(a)に示すカラーホイール204では、各色光透過ダイクロイック膜204R、204G、204B及び遮光部204aをそれぞれ略同面積としている。しかしこれに限られず、図3(b)に示すよう遮光部204cを設けても良い。遮光部204cは、R光透過ダイクロイック膜204RとB光透過ダイクロイック膜204Bとの境界部分、及びB光透過ダイクロイック膜204BとG光透過ダイクロイック膜204Gとの境界部分に設けられている。カラーホイール204が中心軸AX2を中心として高速回転している状態で、各色光透過ダイクロイック膜の境界部分に光が入射する場合、隣接するダイクロイック膜同士の2つの色光が混合し、射出されることがある。遮光部204cを設けることで、色光の混合を低減できる。さらに、LED202は、駆動電流制御により点灯及び消灯を高速に切り換えられる。従って、遮光部204cを、超高圧水銀ランプ201からのスポット光が通過するタイミングに合わせて、LED202を点灯させることが可能である。このとき、LED202を点灯すると同時に、空間光変調装置210の可動ミラー素子の駆動極性を反転する。これにより、色光の混合を防ぐとともに超高圧水銀ランプ201からのスポット光が遮光部204cで遮光されている期間にLED202からのR光を加算して、光源光の有効利用かつカラーバランスの向上を可能とする。
【0038】
このように、LED202からのR光を超高圧水銀ランプ201からの光に積分した状態で加算することにより、超高圧水銀ランプ201にて出力の小さいR光の総量を増加させることができる。このため、超高圧水銀ランプ201の発光特性をそのまま使用して、高い光利用効率で、カラーバランスも良好なプロジェクタ200を得られる。なお、LED202は、図2に示すように複数個有しても、又は第1実施形態のプロジェクタ100のように単独であっても良い。このことは、上記第1実施形態に係るプロジェクタ100のLED102についても同様である。
【0039】
(第3実施形態)
図4は、本発明の第3実施形態に係るプリンタ400の概略構成を示す図である。上記第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。プリンタ400の照明装置401は、上記各実施形態に係るプロジェクタが備える照明装置と同様の構成を有する。照明装置401から供給される光は、空間光変調装置410に入射する。空間光変調装置410としてはDMDを用いることができる。空間光変調装置410により反射された光は、結像レンズ402により印画紙片P上に結像する。なお、結像レンズ402と印画紙片Pとの間には光路を折り曲げるための反射ミラー403が設けられている。
【0040】
空間光変調装置410であるDMDは、例えば16μm四方の可動ミラー素子を1μm間隔で2次元的に基板状に配列した素子であり、各可動ミラー素子をそれぞれ回転制御することにより、各可動ミラー素子に対応する領域のオン/オフを制御するものである。本実施形態の場合、照明装置401内のカラーフィルタ(不図示)を透過した光を結像レンズ402方向に反射するように空間光変調装置410の可動ミラー素子を制御することにより、当該可動ミラー素子に対応する印画紙片1上の微小領域が露光される。
【0041】
一方、カラーフィルタ(不図示)を透過した光を結像レンズ402方向以外の方向に反射するように空間光変調装置410の可動ミラー素子を制御することにより、当該可動ミラー素子に対応する印画紙片1上の微小領域は露光されない。このような制御を個々の可動ミラー素子について行うことにより、印画紙片1上の所定領域404にドットによる画像が露光される(潜像が形成される)。
【0042】
空間光変調装置410は、印画紙片Pの搬送方向に直交する方向の複数の走査線を同時に露光可能なように、可動ミラー素子が2次元的に配列されており、例えば192走査線分のミラーアレイとして構成されている。また、照明装置401が有する不図示のカラーフィルタは、例えば120度ごとにR、G、Bの各色フィルタに分割された円盤状であり、一定速度で回転される。従って、空間光変調装置410には、一定時間ごとにR、G、Bの光が順に入射する。印画紙片Pは、矢印A方向に連続的に搬送されている。そして、空間光変調装置410は、時系列的に照明されるR光、G光、B光を印画紙片P上にカラー画像を形成するように反射し、露光させる。これにより、印画紙片P上にフルカラー像を得ることができる。なお、印画紙に露光するタイプのプリンタの動作の詳細に関しては、例えば特開2001−133895号公報に記載されている。
【0043】
照明装置401は、上記実施形態に係るプロジェクタが有する照明装置と同様に、高い光利用効率で、カラーバランスも良好なプリンタ400を得られる。本実施形態において、空間光変調装置410としてDMDを用いる構成について説明したが、液晶ライトバルブ等、従来用いられる空間光変調装置について、適宜変更可能である。
【0044】
なお、本発明に係る光学装置の例として印画紙に露光するプリンタを用いて説明したが、プリンタに限られるものではない。明るく、均一な照度分布の照明光を必要とする光学装置であれば容易に本発明を適用することができる。例えば、本発明は、半導体露光装置などにも効果的に適用できる。また、上記各実施形態において、光源部に超高圧水銀ランプ、発光素子にLEDを用いることとしているが、これに限られない。光源部には超高圧水銀ランプ以外の光源を用い、発光素子によって、R光以外の色光を加算する構成としても良い。また、固体発光素子には半導体レーザ素子、エレクトロルミネッセント(EL)素子等を用いることができる。また、固体発光素子以外の発光素子を用いてもよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
【図2】第2実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
【図3】カラーホイールの構成を示す図。
【図4】第3実施形態に係るプリンタの概略構成を示す図。
【符号の説明】
10,401 照明装置、100,200 プロジェクタ、101,201 超高圧水銀ランプ、102,202 LED、103 ダイクロイックプリズム、103a ダイクロイック膜、104 インテグレータ、105 偏光変換素子、106R,106G ダイクロイックミラー、107,206,403 反射ミラー、108,205 リレーレンズ、110R,110G,110B,210,410 空間光変調装置、112 クロスダイクロイックプリズム、114投写レンズ、120R,120G,120B 液晶パネル、121R,121G,121B 第1偏光板、122R,122G,122B 第2偏光板、123R,123B λ/2位相差板、124R,124B ガラス板、203 照明レンズ、204 カラーホイール、204a,204c 遮光部、209 フィールドレンズ、400 プリンタ、402 結像レンズ

Claims (8)

  1. 光を供給する光源部と、
    所定の波長領域の光を供給する固体発光素子と、
    前記光源部からの光と、前記固体発光素子からの前記所定の波長領域の光とを混合して射出する光混合部とを有することを特徴とする照明装置。
  2. 前記光混合部は、前記光源部からの光のうちの前記所定の波長領域の光と前記固体発光素子からの前記所定の波長領域の光とを合わせた光の強度と、前記光源部からの光のうちの前記所定の波長領域以外の光の強度と、を略一致させて射出することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記所定の波長領域の光は、赤色光であることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記光混合部は、前記固体発光素子からの前記所定の波長領域の光を反射又は透過し、前記光源部からの光を透過又は反射させるダイクロイック膜を有すること特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置を有し、
    前記光源部は、第1色光、第2色光、及び第3色光を含む光を供給し、
    前記固体発光素子からの前記所定の波長領域の光は前記第1色光に対応し、
    前記光混合部は、前記光源部からの前記第1色光と、前記固体発光素子からの前記所定の波長領域の光とを混合して射出し、
    さらに、
    前記照明装置から供給される光を前記第1色光と、前記第2色光と、前記第3色光とに分離する色分離光学系と、
    前記第1色光を画像信号に応じて変調する第1色光用空間光変調装置と、
    前記第2色光を画像信号に応じて変調する第2色光用空間光変調装置と、
    前記第3色光を画像信号に応じて変調する第3色光用空間光変調装置と、
    前記第1色光用空間光変調装置、前記第2色光用空間光変調装置、及び前記第3色光用空間光変調装置でそれぞれ変調された前記第1色光と、前記第2色光と、前記第3色光とを合成する色合成光学系と、
    前記色合成光学系にて合成された光を投写する投写レンズと、
    を有することを特徴とするプロジェクタ。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置を有し、
    前記光源部は、第1色光、第2色光、及び第3色光を含む光を供給し、
    前記固体発光素子からの前記所定の波長領域の光は前記第1色光に対応し、
    さらに、
    前記光源部から供給される光を前記第1色光と、前記第2色光と、前記第3色光とに分離するカラーホイールと、
    前記カラーホイールからの前記第1色光、前記第2色光、及び前記第3色光と、前記固体発光素子からの前記第1色光に対応する前記所定の波長領域の光と、を画像信号に応じて変調して射出する空間光変調装置と、
    前記空間光変調装置にて変調された光を投写する投写レンズとを有し、
    前記空間光変調装置は前記光混合部の機能を兼用し、第1の反射位置と第2の反射位置とを択一的に選択可能な可動ミラー素子からなるティルトミラーデバイスであって、
    前記光源部からの前記第1色光と、前記第2色光と、前記第3色光とは、前記可動ミラー素子が第1の反射位置にあるときは前記投写レンズの方向へ反射され、前記第2の反射位置にあるときは前記投写レンズ以外の方向へ反射され、
    前記固体発光素子からの前記第1色光である前記所定の波長領域の光は、前記可動ミラー素子が前記第1の反射位置にあるときは前記投写レンズ以外の方向へ反射され、前記可動ミラー素子が前記第2の反射位置にあるときは前記投写レンズの方向へ反射されることを特徴とするプロジェクタ。
  7. 前記カラーホイールは、前記第1色光を透過する第1色光透過部と、前記第2色光を透過する第2色光透過部と、前記第3色光を透過する第3色光透過部と、光を遮光する遮光部とを有し、
    前記光源部からの光が前記遮光部により遮光されているときに、前記固体発光素子からの前記第1色光である前記所定の波長領域の光が前記空間光変調装置に供給されることを特徴とする請求項5に記載のプロジェクタ。
  8. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置と、
    前記照明装置からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、
    前記空間光変調装置にて変調された光を所定面に結像させる結像レンズとを有することを特徴とする光学装置。
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