JP2008099933A - 遊技機 - Google Patents

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Takaaki Ichihara
高明 市原
Yoji Kawakami
洋二 川上
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Abstract

【課題】 基板ボックスが不正に開封された場合には、目視では確認できない痕跡が残るパチンコ機などを提供することを目的とする。
【解決手段】 ROMが実装された回路基板90と、ボックス本体51およびカバー体52により回路基板90を収納する基板ボックス50と、を備えたパチンコ機1において、カバー体52に形成され、第1の孔54aを有する第1の封止部53と、ボックス本体51に形成され、第1の孔54aに連なる第2の孔57aを有する第2の封止部56と、磁気共鳴物質の粉末を表面に有する筒状形状で、第2の孔57aに配置されるカシメ部材110と、ボックス本体51とカバー体52とを締結するワンウェイネジ120と、を備えた。
【選択図】図9

Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシン、アレンジボール機、雀球機などの遊技機に関し、特に、回路基板を収容する基板ボックスを備えた遊技機に関する。
遊技機では、基板ボックスの中に回路基板が収容されており、この回路基板上に、遊技に関するプログラムが記憶されたROMが実装されている。このような遊技機においては、回路基板に実装されているROMが、大当たりの回数や入賞時に払い出される玉の数が特定の遊技者が遊技をした場合にのみ正規の回数や玉数よりも多くなるように偽造されたROMに取り替えられるという不正行為などが問題とされている。このような問題に対処するため、従来は、基板ボックスが、切除痕などの痕跡を残さなければ開封できないように封止されていた(特許文献1参照)。
特開2001−300091
しかしながら、最近は、開封の痕跡が目視では分からないように基板ボックスが開封され、ROMが取り替えられるという不正が増加している。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、基板ボックスが不正に開封された場合には、目視では確認できない痕跡が残る遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決して上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様に係るものは、遊技に関するプログラムが記憶されたROMと、ROMが実装された回路基板と、ボックス本体とカバー体を有し、該ボックス本体および該カバー体により回路基板を収納する基板ボックスと、を備えた遊技機において、カバー体の端部に形成され、第1の孔を有する第1の封止部と、ボックス本体の端部に形成され、第1の封止部が有する第1の孔に連なる第2の孔を有する第2の封止部と、磁気共鳴物質の粉末を表面に有する筒状形状で、第2の封止部が有する第2の孔に配置されるカシメ部材と、第1の封止部が有する第1の孔から第2の封止部が有する第2の孔に向けて挿入されて、カシメ部材を変形させることにより、第1の封止部と第2の封止部とをかしめて、ボックス本体とカバー体とを締結する締結具と、を備えたことを特徴とする。
第1の態様によれば、何らかの方法によってカシメ部材が取り外され、目視では痕跡が分からないように基板ボックスが開封されたとしても、取り外されたカシメ部材は再利用できない。したがって、開封した基板ボックスを再封止するためには、新たなカシメ部材を使用せざるを得ないが、この不正者により取り付けられた新たなカシメ部材には、磁気共鳴物質の粉末が含まれていない。このようにして、第1の態様によれば、カシメ部材に、磁気共鳴物質が存在しないという目視では確認できない痕跡が残ることになる。
なお、第1の態様において、「第1の孔」は第1の封止部を貫通する孔であり、また、「第2の孔」は第2の封止部を貫通する孔である。
本発明のうち第2の態様に係るものは、遊技に関するプログラムが記憶されたROMと、ROMが実装された回路基板と、ボックス本体とカバー体を有し、該ボックス本体および該カバー体により回路基板を収納する基板ボックスと、を備えた遊技機において、カバー体の端部に形成され、第1の孔を有する第1の封止部と、ボックス本体の端部に形成され、第1の封止部が有する第1の孔に連なる第2の孔を有する第2の封止部と、磁気共鳴物質の粉末を表面に有する筒状形状で、第1の封止部が有する第1の孔に配置されるカシメ部材と、第2の封止部が有する第2の孔から第1の封止部が有する第1の孔に向けて挿入されて、カシメ部材を変形させることにより、第1の封止部と第2の封止部とをかしめて、ボックス本体とカバー体とを締結する締結具と、を備えたことを特徴とする。
第2の態様によれば、何らかの方法によってカシメ部材が取り外され、目視では痕跡が分からないように基板ボックスが開封されたとしても、取り外されたカシメ部材は再利用できない。したがって、開封した基板ボックスを再封止するためには、新たなカシメ部材を使用せざるを得ないが、この不正者により取り付けられた新たなカシメ部材には、磁気共鳴物質の粉末が含まれていない。このようにして、第2の態様によれば、カシメ部材に、磁気共鳴物質が存在しないという目視では確認できない痕跡が残ることになる。
なお、第2の態様において、「第1の孔」は第1の封止部を貫通する孔であり、また、「第2の孔」は第2の封止部を貫通する孔である。
本発明のうち第3の態様に係るものは、遊技に関するプログラムが記憶されたROMと、ROMが実装された回路基板と、ボックス本体とカバー体を有し、該ボックス本体および該カバー体により回路基板を収納する基板ボックスと、を備えた遊技機において、カバー体の端部に形成され、第1の孔を有する第1の封止部と、ボックス本体の端部に形成され、第1の封止部が有する第1の孔に連なる第2の穴を有する第2の封止部と、磁気共鳴物質の粉末を表面に有する筒状形状で、第2の封止部が有する第2の穴に配置されるカシメ部材と、第1の封止部が有する第1の孔から第2の封止部が有する第2の穴に向けて挿入されて、カシメ部材を変形させることにより、第1の封止部と前記第2の封止部とをかしめて、ボックス本体とカバー体とを締結する締結具と、を備えたことを特徴とする。
第3の態様によれば、何らかの方法によってカシメ部材が取り外され、目視では痕跡が分からないように基板ボックスが開封されたとしても、取り外されたカシメ部材は再利用できない。したがって、開封した基板ボックスを再封止するためには、新たなカシメ部材を使用せざるを得ないが、この不正者により取り付けられた新たなカシメ部材には、磁気共鳴物質の粉末が含まれていない。このようにして、第3の態様によれば、カシメ部材に、磁気共鳴物質が存在しないという目視では確認できない痕跡が残ることになる。
なお、第3の態様において、「第1の孔」は第1の封止部を貫通する孔であり、また、「第2の穴」は第2の封止部を貫通しない穴である。
本発明のうち第4の態様に係るものは、遊技に関するプログラムが記憶されたROMと、ROMが実装された回路基板と、ボックス本体とカバー体を有し、該ボックス本体および該カバー体により回路基板を収納する基板ボックスと、を備えた遊技機において、カバー体の端部に形成され、第1の穴を有する第1の封止部と、ボックス本体の端部に形成され、第1の封止部が有する第1の穴に連なる第2の孔を有する第2の封止部と、磁気共鳴物質の粉末を表面に有する筒状形状で、第1の封止部が有する第1の穴に配置されるカシメ部材と、第2の封止部が有する第2の孔から第1の封止部が有する第1の穴に向けて挿入されて、カシメ部材を変形させることにより、第1の封止部と第2の封止部とをかしめて、ボックス本体とカバー体とを締結する締結具と、を備えたことを特徴とする。
第4の態様によれば、何らかの方法によってカシメ部材が取り外され、目視では痕跡が分からないように基板ボックスが開封されたとしても、取り外されたカシメ部材は再利用できない。したがって、開封した基板ボックスを再封止するためには、新たなカシメ部材を使用せざるを得ないが、この不正者により取り付けられた新たなカシメ部材には、磁気共鳴物質の粉末が含まれていない。このようにして、第4の態様によれば、カシメ部材に、磁気共鳴物質が存在しないという目視では確認できない痕跡が残ることになる。
なお、第4の態様において、「第1の穴」は第1の封止部を貫通しない穴であり、また、「第2の孔」は第2の封止部を貫通する孔である。
本発明によれば、基板ボックスが不正に開封された場合には、磁気共鳴物質が存在しないという目視では確認できない痕跡がカシメ部材に残るので、磁気共鳴物質の磁気共鳴現象を利用して、不正な開封を検知できる。
以下、本発明の実施の形態に係るパチンコ機について説明する。パチンコ機は、本発明に係る遊技機の一例である。
まず、図1、図2を参照しつつ、本実施の形態におけるパチンコ機の概略構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態におけるパチンコ機の正面図であり、図2は、本発明の一実施形態におけるパチンコ機の前面枠および本体枠を開放した状態を示す斜視図である。
図1、図2に示すように、パチンコ機1は、外枠2、本体枠3、および前面枠5などの枠体と、遊技盤4とを備えている。
外枠2は、上下左右の枠材を矩形に組み合わせて構成されており、その前側下部に、本体枠3の下面を受けるための下受板6を具備している。外枠2の左側端は、ヒンジ機構7を介して、本体枠3の左側端に装着されており、本体枠3は、外枠2の手前側へ開閉可能とされている。
本体枠3は、前枠体8、遊技盤装着枠9、および機構装着枠10を合成樹脂材によって一体成形することで構成されている。前枠体8は、本体枠3の前面側に位置して形成されており、外枠2に嵌め込まれる。前枠体8の後部には、遊技盤装着枠9が形成されており、この遊技盤装着枠9には、遊技盤4が前方から嵌め込まれる。
遊技盤4は、ヒンジ機構を介して、本体枠3より前面側へ開閉可能とされており、この開閉動作に伴って、遊技盤4が、本体枠3に対して着脱可能とされている(図示略)。遊技盤4の盤面(前面)には、環状に成形された案内レール11が配設されており、この案内レール11は、外レールと内レールとから構成されている。そして、遊技盤4の盤面には、案内レール11の内側に、ほぼ円形状の遊技領域12が区画して形成されている。なお、遊技領域12内の構成については、後述する。
図2に示すように、前枠体8の下盤部8aにおける左寄りの位置には、低音用スピーカ14が設けられており、この低音用スピーカ14は、装着板13を介して、前枠体8に装着されている。また、前枠体8の下盤部8aにおける中央から右寄りの位置には、発射レール15が設けられており、この発射レール15は、遊技盤4の発射通路に向けて遊技球を誘導する。そして、前枠体8には、発射レール15や低音用スピーカ14よりも下方の位置に、下前面部材16が装着されている。この下前面部材16のほぼ中央位置には、下皿17が形成されており、さらにその右寄り位置には、発射ハンドル18が設けられている。
図2に示すように、本体枠3(前枠体8)の裏面側には、ヒンジ機構7とは反対側(右寄り)の位置に、施錠装置19が装着されている。この施錠装置19は、外枠2に対して本体枠3全体を施錠したり、あるいは、本体枠3に対して前面枠5を施錠したりする機能を備えている。施錠装置19は、2種類の枠施錠ラッチ21および扉施錠ラッチ23を有しており、このうち一方の枠施錠ラッチ21は、外枠2の閉止具20に対応して設けられている。たとえば、図2に示されている状態から本体枠3を外枠2に対して押し込むと、上下で2つの枠施錠ラッチ21がそれぞれ対応する閉止具20に係合し、これにより本体枠3が外枠2に施錠した状態で固定される。
他方の扉施錠ラッチ23は、前面枠5の後面に設けられた閉止具22に対応して設けられており、たとえば、図2に示されている状態から前面枠5を本体枠3に対して押し込むと、上下で3つの扉施錠ラッチ23がそれぞれ対応する閉止具22に係合し、これにより前面枠5が本体枠3に施錠した状態で固定される。
施錠装置19は、シリンダー錠24を有しており、本体枠3および前面枠5が閉止された状態で、たとえば、ホールの管理者や従業員などがシリンダー錠24の鍵穴に所定の鍵を挿入して一方向に回すと、枠施錠ラッチ21と外枠2の閉止具20との係合が解除されて本体枠3が解錠される。また、これとは逆方向に鍵を回すと、扉施錠ラッチ23と前面枠5の閉止具22との係合が解除されて前面枠5が解錠されるようになっている。なお、シリンダー錠24の前端部は、パチンコ機1の前方から鍵を挿入して解錠操作が行えるように、前枠体8および下前面部材16を貫通して、下前面部材16の前面に露出するようにして配置されている。
前面枠5は、ガラス枠やガラス扉とも称され、この前面枠5は、その左側端が、ヒンジ機構25を介して、本体枠3の左側端に装着されており、本体枠3の前面側に開閉可能とされている。前面枠5は、その前側に、サイド装飾装置27や上皿28や音響電飾装置29が装着されており、その裏側に、扉本体フレーム26が装着されている。
扉本体フレーム26は、プレス加工された金属製フレームであり、前枠体8の上端から下前面部材16の上縁に亘る部分を覆う大きさに形成されている。前面枠5を閉止すると、遊技盤4を含む前枠体8の前面側が前面枠5によって覆われることとなるが、扉本体フレーム26の中央には、ほぼ円形の開口窓30が形成されており、この開口窓30を通じて、遊技盤4の遊技領域12を前方から視認することができる。また、扉本体フレーム26の後側には、開口窓30よりも大きい矩形枠状をなす窓枠31が設けられており、この窓枠31には、透明なガラス板32が前後に2重をなして装着されている。
図1に示すように、前面枠5には、開口窓30の周囲において、左右両側部にサイド装飾装置27が配設されているほか、その下部に、上皿28が配設されており、その上部に、音響電飾装置29が配設されている。これらサイド装飾装置27や音響電飾装置29や上皿28などは、全体として前面枠5の外形を構成するべく一体をなし、相互に外観上の一体感を想起させるデザインが施されている。
サイド装飾装置27は、ランプ基板を内蔵したサイド装飾体33を主体として構成されており、サイド装飾体33は、開口窓30の左右で一対をなしている。サイド装飾体33には、横方向に長いスリット状の開口孔が上下方向に複数配列されており、個々の開口孔には、ランプ基板に配置された光源(たとえばLED)に対応するレンズ34が組み込まれている。
また、音響電飾装置29は、透明カバー体35、スピーカ36、スピーカカバー37、リフレクタ体(図示略)などを備えており、これらの構成部材が相互に組み付けられた状態でユニット化されている。
つぎに、図3を参照しつつ、遊技領域12内の構成について説明する。図3は、本発明の一実施形態における遊技盤の分解斜視図である。
上述したように、遊技盤4の前面(盤面)には、遊技領域12が形成されている。この遊技領域12内で、遊技球が流下する。パチンコ機1における遊技は、遊技領域12内で遊技球が各種入賞口(図示されていない)に入賞することで、利益付与抽選(大当り抽選)が行われたり、あるいは賞球の払い出しが行われたりしながら進行されるが、この遊技を演出するために、遊技盤4には、演出装置が設けられている。
図3に示すように、演出装置は、遊技板4aを挟んで前後に分割された2つのユニット(フロントユニット40、リアユニット42)から構成される。フロントユニット40は、遊技板4aに対してその前面側から取り付けられ、遊技板4aの前面側に位置している。また、リアユニット42は、遊技板4aに対してその背面側から取り付けられ、遊技板4aの背面側に位置している。フロントユニット40は、その外表面に施された造形・装飾から一定の視覚的な効果・インパクトを遊技者に対して与える役割を果たす。また、このようなフロントユニット40の造形・装飾は、遊技板4aの前面に貼付された化粧シート(セル板)のデザインと相まって、パチンコ機1の機種やゲームコンセプトを遊技者に明確に認識させる効果を奏する。
遊技板4aには、その合板材を厚み方向に刳り抜いた貫通孔44が形成されている。この貫通孔44は、遊技領域12の中央からやや上よりの範囲にかけて大きく開口している。
フロントユニット40は、その前後方向でみると、遊技板4aに対向する後半分の部位(挿入合体部)が貫通孔44内にすっぽり填り込む形状に成形されており、その後半分の部位を貫通孔44内に嵌め込んだ状態で、遊技板4aに取り付けられるものとされている。フロントユニット40の後半分の部位は、その前後方向でみた厚みが遊技板4aの厚みとほぼ同じに設定されている。このため、フロントユニット40が遊技板4aに取り付けられると、その後半分の部位の表面は、遊技板4aの背面と同一平面上に揃えられる(いわゆる面一の状態)。
さらに、フロントユニット40には、後半分の部位から後方に向けて突出するボス40aが形成されている(挿入合体部)。ボス40aは、フロントユニット40の上部位置に1本、下部位置に2本(図3には1本のみ示されている)の合計3本が形成されており、いずれも貫通孔44を通じて遊技板4aの前面側から挿入され、遊技板4aの背面からさらに後方に突出する。
一方、フロントユニット40は、遊技板4aに取り付けられた状態で、その前半分の部位が遊技板4aの前面側に突出する。この前半分の部位は、その厚みが、たとえば案内レール11やパネル飾りなど(参照符号略)とほぼ同じに設定されている。このため、フロントユニット40は遊技板4aに取り付けられると、その前半分の部位が、遊技領域12内で盤面から手前に突出し、遊技球の流下を誘導・案内する存在となる。
リアユニット42は、遊技板4aの背面に対向する前面がほとんどフラットな形状に成形されており、このフラットな前面を取付面42aとして、遊技板4aに取り付けられる。リアユニット42が遊技板4aに取り付けられると、上記の取付面42aは、遊技板4aの背面に密着する(ただし製造誤差や歪みによる隙間は許容される。)。
また、取付面42aは、上記の貫通孔44には嵌め込まれないものの、その一部は貫通孔44に対向する位置関係にある。すなわち、リアユニット42が遊技板4aに取り付けられると、その取付面42aは、部分的に貫通孔44の内側に張り出し、貫通孔44を通じて遊技板4aの前面側に露出される。ただし、この露出する部分は、フロントユニット40に覆い隠されるため、遊技者からは直接的に視認されない。
リアユニット42には、フロントユニット40のボス40aに対応して3箇所にボス孔42bが形成されており、フロントユニット40およびリアユニット42が遊技板4aに対して前後から取り付けられると、3本のボス40aは、貫通孔44を通じてリアユニット42にまで達し、それぞれ対応するボス孔42bに差し込まれる。またこの状態で、フロントユニット40およびリアユニット42は、相互に位置決めされる。
遊技盤4には、さらに、リアユニット42の背後から表示ユニットが取り付けられるものとなっている(図示略)。表示ユニットは、たとえば液晶表示器と表示制御基板とを一体化したユニットとして構成されており、その画面上で演出的な画像を表示する役割を担う。遊技盤4の完成状態で、表示ユニットの画面は、上記の貫通孔44を通じて前面側から視認することができる。
つぎに、図4を参照しつつ、パチンコ機1の背面について説明する。図4は、本発明の一実施形態におけるパチンコ機1の背面図である。
図4に示すように、パチンコ機1には、その背面に、遊技全体を制御する主回路基板が収容された主制御基板ボックス50と、主回路基板からの信号に基づいて音声ないしランプを駆動制御する副制御基板が収容された副制御基板ボックス60と、払出装置制御用の払出制御基板が収容された払出制御基板ボックス70と、表示ユニットを構成する表示制御基板が収容された表示制御基板ボックス(図示略)と、電源基板が収容された電源基板ボックス(図示略)とが備えられている。
図4に示すように、副制御基板ボックス60は、主制御基板ボックス50の前方に配置されている。また、表示制御基板ボックスは、裏カバー80によって覆われる領域に配置されている(図示略)。また、電源基板ボックスは、払出制御基板ボックス70の前方に配置されている(図示略)。なお、主制御基板ボックス50、副制御基板ボックス60、払出制御基板ボックス70、表示制御基板ボックス、および電源基板ボックスは、本発明における「基板ボックス」の一例として示したものである。
以下では、主制御基板ボックス50を例に挙げて、基板ボックスの構成について説明する。主制御基板ボックス50(以下、「基板ボックス50」と略す。)には、回路基板90が収納されており、この回路基板90には、CPUやRAMやROMなどの電子部品100が実装されている。ROMには、遊技に関するプログラムが記憶されており、このプログラムがCPUによって実行されることにより、パチンコ機1における遊技が制御される。
つぎに、図5〜図7を参照しつつ、基板ボックス50の構成を詳細に説明する。図5は、本発明の一実施形態における基板ボックスの斜視図、図6は、本発明の一実施形態における基板ボックスの分解斜視図、図7は、本発明の一実施形態における基板ボックスの平面図である。
図5〜図7に示すように、基板ボックス50は、ボックス本体51と、このボックス本体51に組み合わされるカバー体52とを具備している。ボックス本体51には、回路基板90が、ビスなどによって固定される。回路基板90は、ボックス本体51とカバー体52とが組み合わされた際に、カバー体52によって覆われ、基板ボックス50内に収納される。
基板ボックス50には、カバー体52およびボックス本体51を貫通する4つの孔が設けられている。これら4つの孔は、カバー体52に設けられた4つの孔54a、54b、54c、54dとボックス本体51に設けられた4つの孔57a、57b、57c、57dとがそれぞれ連なって、基板ボックス50の端部に4つの孔を形成することにより構成される。
これら4つの孔のうち、第1の孔54aと第2の孔57aとが連なって形成される孔に、カシメ部材110と、締結具の一例であるワンウェイネジ120とが挿入されて、カバー体52とボックス本体51とが締結されることにより、基板ボックス50は封止される。4つの孔のうちの残りの3つの孔は、封止された基板ボックス50を開封して再封止する際に、使用される。すなわち、第1の孔54aと第2の孔57aとが連なって形成される孔を用いて基板ボックス50が封止された後(1回目の封止)、この封止された基板ボックス50が開封されて再封止される場合には、第1の孔54bと第2の孔57bとが連なって形成される孔を用いて基板ボックス50が封止される(2回目の封止)。その後、基板ボックス50が再び開封されて再封止される場合には、第1の孔54cと第2の孔57cとが連なって形成される孔を用いて基板ボックス50が封止される(3回目の封止)。そして、基板ボックス50が再び開封されて再封止される場合には、第1の孔54dと第2の孔57dとが連なって形成される孔を用いて基板ボックス50が封止される(4回目の封止)。
本実施形態では、カバー体52において4つの孔54a、54b、54c、54dが設けられている部位を第1の封止部53と称し、ボックス本体51において4つの孔57a、57b、57c、57dが設けられている部位を第2の封止部56と称する。
4つの孔54a、54b、54c、54dが設けられている第1の封止部53は、カバー体52の端部における部位である。個々の第1の孔54a、54b、54c、54dは、第1の封止部53を貫通している。また、個々の第1の孔54a、54b、54c、54dは、その断面が角形状とされており、その内壁に係止溝55が形成されている。
4つの孔57a、57b、57c、57dが設けられている第2の封止部56は、ボックス本体51の端部における部位である。個々の第2の孔57a、57b、57c、57dは、第2の封止部56を貫通している。また、4つの第2の孔57a、57b、57c、57dは、ボックス本体51とカバー体52とが組み合わされた際に、カバー体52の端部に形成された第1の封止部53が有する4つの第2の孔54a、54b、54c、54dにそれぞれ連なる。また、第2の封止部56が有する第2の孔57a、57b、57c、57dは、その断面が円形状である。
本実施の形態においては、以上説明した第1の封止部53が有する第1の孔54a、54b、54c、54dと第2の封止部56が有する第2の孔57a、57b、57c、57dとに、カシメ部材110、111、112、113とワンウェイネジ120、121、122、123とがそれぞれ挿入され、第1の封止部53と第2の封止部56とがかしめられて、ボックス本体51とカバー体52とが締結される。
つぎに、図8、図9を参照しつつ、第1の孔54aと第2の孔57aとを例に挙げて、第1の封止部53と第2の封止部56とがかしめられる構造を説明する。なお、第1の孔54b、54c、54dと第2の孔57b、57c、57dを用いて第1の封止部53と第2の封止部56とがかしめられる場合も、第1の孔54aと第2の孔57aを用いて第1の封止部53と第2の封止部56とがかしめられる場合と同様であるので、説明は省略する。図8は、図5におけるA−Aのかしめ前の断面図であり、図9は、図5におけるA−Aのかしめ後の断面図である。
図8、図9に示されているように、ボックス本体51とカバー体52とが組み合わされると、カバー体52に形成された第1の封止部53が有する第1の孔54aと、ボックス本体51に形成された第2の封止部56が有する第2の孔57aとが連なり、第1の孔54aと第2の孔57aとによって1つの孔が形成される。この状態で、カシメ部材110が、第1の封止部53が有する第1の孔54aから第2の封止部56が有する第2の孔57aに向けて挿入される。後述するように、カシメ部材110は、筒部110aとフランジ部110bとを有しているところ、このフランジ部110bの形状は、断面が角形状である第1の孔54aに対応して、角形状とされている。これにより、カシメ部材110は、第1の孔54aに挿入された後、まわり止めされる。
ワンウェイネジ120は、第1の封止部53が有する第1の孔54aから第2の封止部56が有する第2の孔57aに向けて挿入され、カシメ部材110を変形させる。これにより、第1の封止部53と第2の封止部56とがかしめられ、ボックス本体51とカバー体52とが締結される。
カシメ部材110は、筒部110aとフランジ部110bとを具備する筒状の部材である。図8に示すように、カシメ部材110の筒部110aには、スリット110c(たとえば4分割)が形成されている。また、カシメ部材110の筒部110aは、その内壁が先細のテーパ状とされており、先端にいくほど内径が小さくなる。このため、カシメ部材110の筒部110aは、これにワンウェイネジ120がねじ込まれると、スリット110cから切り割れて、径方向に拡開するものとなっている。
上述したように、フランジ部110bの形状は、断面が角形状である第1の孔54aに対応して、角形状とされており、これにより、カシメ部材110は、第1の孔54aに挿入された後、まわり止めされる。
このカシメ部材110は、そのフランジ部110bが、第1の封止部53が有する第1の孔54aの最も奥に形成された底面58に突き当たるまで、第1の孔54aに押し込まれる。このとき、図9に示すように、カシメ部材110の筒部110aは、底面58を超えて、ボックス本体51に形成された第2の封止部56が有する第2の孔57aの内部まで挿入される。
カシメ部材110は、磁気共鳴物質の粉末を含有する合成樹脂成形品から構成され、少なくとも表面に磁気共鳴物質を有している。ここで、磁気共鳴物質とは、物質ごとに固有の周波数を持ち、この固有の周波数を有する電磁波が照射された場合にのみ、磁気共鳴現象(照射された固有の周波数を有する電磁波を吸収・放出する現象)を示す物質である。物質ごとに固有の周波数を有しているので、ある磁気共鳴物質は、該磁気共鳴物質が持つ固有の周波数を有する電磁波を照射された場合には、該照射された電磁波を吸収・放出する磁気共鳴現象を示すが、該固有の周波数以外の周波数を有する電磁波を照射されても、該照射された電磁波を吸収・放出する磁気共鳴現象が示さない。
ボックス本体51に形成された第2の封止部56が有する第2の孔57aは、断面が円形状をなしており、その内径がワンウェイネジ120の挿入方向において奥に行くほど大きくなる、段付き穴形状(本実施形態では3段)に形成されている。カシメ部材110にワンウェイネジ120が挿入されて、筒部110aがスリット110cから切り割れ拡開されると、筒部110aの外面が第2の孔57aの段付き部分の内壁に当接する。これにより、切り割れて拡開している筒部110aが、第2の孔57aの段付き部分の内壁に引っ掛かり、カシメ部材110は、これを第2の封止部56が有する第2の孔57aから第1の封止部53側に向けて取り外すことができなくなる。カシメ部材110を変形させた後は、フランジ部110bが第1の封止部53が有する第1の孔54aの最も奥に形成された底面58に引っ掛かり、また、切り割れて拡開している筒部110aが第2の孔57aの段付き部分の内壁に引っ掛かる。ワンウェイネジ120は、ねじ込み方向の反対方向に回転させることが困難であるため、これを第1の孔54aから取り外すことは困難である。このため、ワンウェイネジ120は、カシメ部材110の筒部110aに挿入されたままとなる。したがって、カシメ部材110の筒部110aは、スリット110cから切り割れて拡開した状態で維持される。これにより、カバー体52に形成された第1の封止部53とボックス本体51に形成された第2の封止部56とがかしめられ、ボックス本体51とカバー体52とを分離させることができなくなる。これによりボックス本体51とカバー体52とが締結され、基板ボックス50が封止される。
上述のようにして、基板ボックス50が封止された後、さらに、カバー体52に形成された第1の封止部53が有する第1の孔54aに、キャップ140が挿入される。このキャップ140によって、カバー体52に形成された第1の封止部53が有する第1の孔54aが封鎖され、この第1の孔54aからワンウェイネジ120を取り出せなくなる。
つぎに、キャップ140について詳細に説明する。図8、図9に示すように、キャップ140は、本体部分140aと、この本体部分140aにおける一組の対辺に形成された一対の係止爪140bとを具備している。キャップ140の本体部分140aは、第1の封止部53が有する第1の孔54aの形状に対応して、断面が角型の形状をしており、その一辺の長さが、第1の孔54aの内径Hよりも僅かに小さい。
一対の係止爪140bは、先端にいくに従って拡開されている。また、一対の係止爪140bにおける一方の先端と他方の先端との間隔Dは、第1の封止部53が有する第1の孔54aの内径Hよりも僅かに大きく設定されている(D>H)。このため、この一対の係止爪140bは、カバー体52に形成された第1の封止部53が有する第1の孔54aに本体部分140aが挿入されると、第1の孔54aの内壁によって、互いに近接する方向(幅Dを狭める方向)に僅かに弾性変形する。
一対の係止爪140bは、第1の封止部53が有する第1の孔54aに形成された係止溝55に達すると、弾性変形前の状態、すなわち、第1の孔54aに挿入される前の状態に戻り、係止溝55に係合される。これにより、キャップ140は、第1の封止部53が有する第1の孔54aに係止され、第1の孔54aから取り外すことができなくなる。第1の封止部53が有する第1の孔54aは、キャップ140の本体部分140aによって封鎖されるため、ワンウェイネジ120は、キャップ140が破壊されない限り、第1の封止部53が有する第1の孔54aから取り外すことができない。
次に、基板ボックス50を開封する方法について説明する(図5参照)。基板ボックス50は、正規のROMが、偽造されたプログラムを記憶するROMに取り替えられていないかの検査に際して、開封される。基板ボックス50を開放する際には、まず、第1の封止部53に形成されている三角形状の突起59がニッパーなどの工具で切除される。この三角形状の突起59が切除されると、カバー体52に開口が形成される。つぎに、この開口にニッパーなどの工具が挿入され、図5に示す切断線CL1、CL2に沿ってカバー体52が切断される。これにより、ボックス本体51とカバー体52とが分離可能とされる。なお、カシメ部材110、ワンウェイネジ120、およびキャップ140は、第1の封止部53および第2の封止部56に取り付けられた状態で維持される。
上記のようにして基板ボックス50が開封されると、カシメ部材110とワンウェイネジ120とを取り付けられたカバー体52の部位が、回路基板90を覆うカバー体52の部位から分離されるので、この分離された部位を用いて、回路基板90を覆うカバー体52の部位とボックス本体51とをかしめて、基板ボックス50を再封止することはできない。そこで、開封された基板ボックス50を再封止する場合には、第1の封止部53が有する第1の孔54bにワンウェイネジ121を挿入し、このワンウェイネジ121を、カシメ部材111が配置された第2の封止部56が有する第2の孔57bにまでねじ込み、ボックス本体51とカバー体52とを締結する。そして、ワンウェイネジ121が挿入された第1の孔54bにキャップ141を挿入し、この第1の孔54bを封鎖する。
上述したように、本実施の形態に係るパチンコ機1においては、回路基板90に実装されているROMが、偽造されたプログラムを記憶するROMに取り替えられないように、基板ボックス50が、これを開封できないようにかしめられている。このようにしてかしめられた基板ボックス50を開封すると、基板ボックス50に痕跡が残るため、基板ボックス50の開封を目視で検知することができる。
しかしながら、上記のようにして、基板ボックス50を開封できないようにかしめた場合は、次のような問題があった。すなわち、検査に際して、かしめた部分を破壊して基板ボックス50を一度開封してしまうと、かしめた部分が破壊されてしまっているので、基板ボックス50を再びかしめて封止し、使用することができなくなってしまうという問題である。
そこで、本実施の形態では、基板ボックス50を封止する第1の封止部53と第2の封止部56とにそれぞれ4つの孔を設け、基板ボックス50は、これを開封しても、3回までは再封止することができるようにした。
ところで、上述したような基板ボックス50を開封する検査は、実際上、ほとんど行われない。したがって、実際上は、基板ボックス50に痕跡があれば、この痕跡が検査による開封に基づくものか不正な開封に基づくものか検討するまでもなく、直ちに、不正な開封に基づくものであると判断することができる。
よって、実際上は、基板ボックス50に痕跡があれば、基板ボックス50の不正な開封を検知できるのであるが、最近は、ROMが交換されても、基板ボックス50に痕跡が残らないような不正が行われている。
そこで、実施の形態に係るパチンコ機1では、カシメ部材110、111、112、113に、磁気共鳴物質の粉末を含有させることとした。このカシメ部材110、111、112、113は、一度使用すると、径方向に拡開してしまい再利用することができないので、基板ボックス50を不正に開封した後の再封止に利用することができない。すなわち、たとえば、カシメ部材110を用いて封止された基板ボックス50が開封された場合、この開封された基板ボックス50の再封止に、当該カシメ部材110を再び利用することはできない。したがって、基板ボックス50を再封止するためには、新たなカシメ部材を用いなければならないが、不正者により配置された新たなカシメ部材は、磁気共鳴物質の粉末を含有していない。したがって、新たなカシメ部材からは、プローブタイプなどの電磁波照射検出器から電磁波を照射しても、磁気共鳴現象を検出することができない。このように、本実施の形態に係るパチンコ機1によれば、交換せざるを得ないカシメ部材110、111、112、113が磁気共鳴物質の粉末を含有することとなるため、開封の痕跡が目視では分からないように基板ボックス50が開封された場合であっても、目視では確認できない痕跡がカシメ部材に残る。よって、本実施の形態に係るパチンコ機1によれば、磁気共鳴現象を利用して、基板ボックス50の不正な開封を検知することができる。
また、磁気共鳴物質の粉末を合成樹脂材料に混練させて成形してカシメ部材とすれば、カシメ部材において、磁気共鳴物質の粉末が均一に存在することとなり、カシメ部材110の表面に磁気共鳴物質の粉末を容易に存在させることができる。
上述したカシメ部材110、111、112、113の表面に存する磁気共鳴物質の種類は、特に限定されるものではなく、無線周波数を有する電磁波を照射した場合に、たとえば、磁気共鳴(NMR)、電子四重極共鳴(NQR)、電子スピン共鳴(ESR)、強磁性共鳴(FR)、フェリ磁性共鳴(FER)、反フェリ磁性共鳴(AFER)、磁区壁共鳴(DWR)、スピン波共鳴(SWR)を示す物質などを用いることができる。
なお、カシメ部材110、111、112、113の表面に存する磁気共鳴物質としては、特に、零磁場(0.5mT以下の磁場)または非常に弱い磁場において特定の周波数を有する電磁波を照射した場合に磁気共鳴現象を示す物質、たとえば、(1)零磁場(0.5mT以下の磁場)において核磁気共鳴現象を示す強磁性体、零磁場(0.5mT以下の磁場)において核磁気共鳴現象を示す反強磁性体、零磁場(0.5mT以下の磁場)において核磁気共鳴現象を示すフェリ磁性体、(2)零磁場(0.5mT以下の磁場)において核四極子共鳴現象を示す物質、(3)非常に弱い磁場において電子スピン共鳴現象を示す物質、(4)零磁場(0.5mT以下の磁場)において電気/磁気双極子またはスタークーゼーマンサブレベル間のトンネル遷移に起因する共鳴現象を示す物質を用いることが好ましい。
このように、上述した零磁場(0.5mT以下の磁場)または非常に弱い磁場において特定の周波数を有する電磁波を照射した場合に磁気共鳴現象を示す物質によれば、磁気共鳴現象を検知するに際して磁気共鳴物質に外部磁界をかける必要がないため、検知装置に外部磁界を発生させる磁石やコイルなどを設ける必要がなく、検知装置を小型化することができる。これにより、非常に多くの部品が入り組んで配置されたパチンコ機においても、カシメ部材110、111、112、113に電磁波を的確に照射でき、また、カシメ部材110、111、112、113からの磁気共鳴現象を的確に検出できる。
零磁場(0.5mT以下の磁場)または非常に弱い磁場において特定の周波数を有する電磁波を照射した場合に磁気共鳴現象を示す物質としては、上述したように、(1)零磁場(0.5mT以下の磁場)において核磁気共鳴現象を示す強磁性体、零磁場(0.5mT以下の磁場)において核磁気共鳴現象を示す反強磁性体、零磁場(0.5mT以下の磁場)において核磁気共鳴現象を示すフェリ磁性体、(2)零磁場(0.5mT以下の磁場)において核四極子共鳴現象を示す物質、(3)非常に弱い磁場において電子スピン共鳴現象を示す物質、(4)零磁場(0.5mT以下の磁場)において電気/磁気双極子またはスタークーゼーマンサブレベル間のトンネル遷移に起因する共鳴現象を示す物質が、一例として挙げられる。これらの物質について具体的な物質名を挙げると以下のようになる。
(1) 零磁場(0.5mT以下の磁場)において核磁気共鳴現象を示す強磁性体、零磁場(0.5mT以下の磁場)において核磁気共鳴現象を示す反強磁性体、零磁場(0.5mT以下の磁場)において核磁気共鳴現象を示すフェリ磁性体としては、たとえば、磁気的に配向した金属、合金、配位化合物または有機化合物に含まれる55Mn、57Fe、59Coなどがある。
(2) 零磁場(0.5mT以下の磁場)において核四極子共鳴現象を示す物質としては、11B、35C1、75As、79Br、81Br、127Iなどがある。
(3) 非常に弱い磁場において電子スピン共鳴現象を示す物質としては、イオンラジカル塩、リチウムフタロシアニンまたはガンマ線照射融解石英などがある。
(4) 零磁場(0.5mT以下の磁場)において電気/磁気双極子またはスタークーゼーマンサブレベル間のトンネル遷移に起因する共鳴現象を示す物質としては、混合原子価またはヤーン−テラー結晶を持つラージクラスの配位化合物などがある。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下、本発明の変形例について説明する。
(1) 本実施形態では、カシメ部材110、111、112、113を、第2の封止部56が有する第2の孔57a、57b、57c、57dにそれぞれ配置したが、これらカシメ部材110、111、112、113は、接着剤を用いて、第2の封止部56が有する第2の孔57a、57b、57c、57dにそれぞれ固着して配置してもよい(図10参照)。このようにすれば、特に、カシメ部材111、112、113は、第2の封止部が有する第2の孔57b、57c、57dに固着されるので、第2の封止部が有する第2の孔57b、57c、57dから取り外せなくなる。これにより、カシメ部材110が取り外された第2の孔57aにカシメ部材111、112、113を配置することができず、カシメ部材110と同種のカシメ部材111、112、113が第2の封止部が有する第2の孔57aに配置されることにより、基板ボックス50が開封されたことを検知できなくなるということもなくなる。
(2) 本実施の形態では、カシメ部材110、111、112、113を構成する合成樹脂成形品に磁気共鳴物質の粉末を含有させることにより、カシメ部材110、111、112、113の表面に磁気共鳴物質の粉末を存在させたが、これに限らず、カシメ部材110、111、112、113と第2の封止部56が有する第2の孔57a、57b、57c、57dとをそれぞれ接着剤130で固着し、この接着剤130に、磁気共鳴物質の粉末を含有させてもよい(図10参照)。このようにしても、カシメ部材110、111、112、113の表面に、磁気共鳴物質の粉末を存在させることができる。そして、基板ボックス50が何らかの理由により開封されれば、磁気共鳴物質の粉末を含有する接着剤130も同時に剥れてしまうので、その磁気共鳴物質の粉末が、再封止された基板ボックス50に存在するということもない。また、剥がれた接着剤130は、すでに硬化しているため、これを用いて、カシメ部材110、111、112、113と第2の封止部56を有する第2の孔57a、57b、57c、57dとを再度固着することはできない。このため、カシメ部材110、111、112、113と第2の封止部を有する第2の孔57a、57b、57c、57dとを再度固着するためには、新たな接着剤130を使用せざるを得ないが、この新しい接着剤には、磁気共鳴物質の粉末が混在していない。これにより、カシメ部材110、111、112、113が磁気共鳴物質の粉末を含んでいるかを検出することによって、基板ボックス50の開封を検知することが可能となる。このようにしても、本実施形態と同様、基板ボックス50が開封された場合に、カシメ部材110、111、112、113に磁気共鳴物質が存在しないという目視では確認できない痕跡が残ることとなる。
(3) カシメ部材110、111、112、113の表面に存在する磁気共鳴物質を、遊技機の機種や製造番号や工場からの出荷の時期などの別に従って、固有の周波数を異にする物質としてもよい。すなわち、遊技機の機種や製造番号や工場からの出荷の時期が異なれば、カシメ部材110、111、112、113の表面に存在する磁気共鳴物質の種類が異なることとしてもよい。
このようにすれば、すでに廃棄されている遊技機から採取された磁気共鳴物質の粉末を表面に有するカシメ部材110、111、112、113を基板ボックス50に用いた場合でも、遊技機の機種や製造番号や工場からの出荷の時期などの別に従って、磁気共鳴物質の固有の周波数を異にしているので、店舗で使用している遊技機に用いられているカシメ部材110、111、112、113の固有の周波数とすでに廃棄されている遊技機に用いられているカシメ部材110、111、112、113とでは固有の周波数を異にさせることができ、そのすでに廃棄されている遊技機に用いられているカシメ部材110、111、112、113を用いて基板ボックス50を再封止しても、このカシメ部材110、111、112、113からは、正規のカシメ部材110、111、112、113の表面に存在する磁気共鳴物質が示す磁気共鳴現象が得られず、不正な開封を的確に検知することができる。
(4) 本実施の形態では、基板ボックス50を封止するに際して、カシメ部材110、111、112、113が、第2の孔57a、57b、57c、57dにそれぞれ配置されたが、これに限らず、カシメ部材110、111、112、113は、第1の孔54a、54b、54c、54dにそれぞれ配置されてもよい。この場合、ワンウェイネジ120、121、122、123は、第2の孔57a、57b、57c、57dから第1の孔54a、54b、54c、54dに向けてそれぞれ挿入されて、カシメ部材110、111、112、113を変形させることにより、第1の封止部53と第2の封止部56とをかしめて、ボックス本体51とカバー体52とを締結する。また、キャップ140、141、142、143は、第2の孔57a、57b、57c、57dに取り外し不能にそれぞれ挿入されて、第2の孔57a、57b、57c、57dからワンウェイネジ120、121、122、123を取り出せないように第2の孔57a、57b、57c、57dを封鎖する。
(5) 本実施の形態では、基板ボックス50を封止するに際して、カシメ部材110、111、112、113を配置する第2の封止部56における部位を、第2の封止部56を貫通する孔である第2の孔57a、57b、57c、57dとしたが、これに限らず、カシメ部材110、111、112、113を配置する第2の封止部56における部位は、第2の封止部56を貫通しない穴である第2の穴としてもよい。
(6) 本実施の形態では、第1の封止部53が第1の封止部53を貫通する第1の孔54a、54b、54c、54dを有し、第2の封止部56が第2の封止部56を貫通する第1の孔57a、57b、57c、57dを有し、カシメ部材110、111、112、113が第2の封止部56が有する第2の孔57a、57b、57c、57dにそれぞれ配置されたが、これに限らず、第1の封止部53が第1の封止部53を貫通しない4つの第1の穴を有し、第2の封止部56が第2の封止部56を貫通する第2の孔を有し、カシメ部材110、111、112、113が第1の封止部53が有する第1の穴にそれぞれ配置されることとしてもよい。この場合、ワンウェイネジ120、121、122、123は、第2の孔57a、57b、57c、57dから4つの第1の穴に向けてそれぞれ挿入されて、カシメ部材110、111、112、113を変形させることにより、第1の封止部53と第2の封止部56とをかしめて、ボックス本体51とカバー体52とを締結する。また、キャップ140、141、142、143は、第2の孔57a、57b、57c、57dに取り外し不能にそれぞれ挿入されて、第2の孔57a、57b、57c、57dからワンウェイネジ120、121、122、123を取り出せないように第2の孔57a、57b、57c、57dを封鎖する。
(7) 本実施の形態では、回路基板90をボックス本体51に固定したが、これに限らず、回路基板90は、カバー体52に固定してもよい。
(8) 本実施の形態では、締結具の一例としてワンウェイネジ120、121、122、123を用いたが、これに限らず、シャービスなどの、ねじ込み方向の反対方向に回転させることが困難な他の部材も、締結具として用いることができる。
(9) 本実施形態では、パチンコ機を例に挙げて説明をしたが、これに限らず、スロットマシン、アレンジボール機、雀球機などの遊技機に適用してもよい。
本発明の一実施形態におけるパチンコ機の正面図である。 本発明の一実施形態におけるパチンコ機の前面枠および本体枠を開放した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における遊技盤の分解斜視図である。 本発明の一実施形態におけるパチンコ機の背面図である。 本発明の一実施形態における基板ボックスの斜視図である。 本発明の一実施形態における基板ボックスの分解斜視図である。 本発明の一実施形態における基板ボックスの平面図である。 図5におけるA−Aのかしめ前の断面図である。 図5におけるA−Aのかしめ後の断面図である。 図5におけるA−Aのかしめ後の断面図(接着剤を用いた場合)である。
符号の説明
1 パチンコ機
2 外枠
3 本体枠
4 遊技盤
4a 遊技板
5 前面枠
6 下受板
7 ヒンジ機構
8 前枠体
8a 下盤部
9 遊技盤装着枠
10 機構装着枠
11 案内レール
12 遊技領域
13 装着板
14 低音用スピーカ
15 発射レール
16 下前面部材
17 下皿
18 発射ハンドル
19 施錠装置
20 閉止具
21 枠施錠ラッチ
22 閉止具
23 扉施錠ラッチ
24 シリンダー錠
25 ヒンジ機構
26 扉本体フレーム
27 サイド装飾装置
28 上皿
29 音響電飾装置
30 開口窓
31 窓枠
32 ガラス板
33 サイド装飾体
34 レンズ
35 透明カバー体
36 スピーカ
37 スピーカカバー
40 フロントユニット
40a ボス
42 リアユニット
42b ボス孔
44 貫通孔
50 主制御基板ボックス(基板ボックス)
51 ボックス本体
52 カバー体
53 第1の封止部
54a 第1の孔
54b 第1の孔
54c 第1の孔
54d 第1の孔
55 係止溝
56 第2の封止部
57a 第2の孔
57b 第2の孔
57c 第2の孔
57d 第2の孔
58 底面
59 三角形状の突起
60 副制御基板ボックス
70 払出制御基板ボックス
80 裏カバー
90 回路基板
100 電子部品
110 カシメ部材
110a 筒部
110b フランジ部
110c スリット
111 カシメ部材
112 カシメ部材
113 カシメ部材
120 ワンウェイネジ
121 ワンウェイネジ
122 ワンウェイネジ
123 ワンウェイネジ
130 接着剤
140 キャップ
140a 本体部分
140b 一対の係止爪
141 キャップ
142 キャップ
143 キャップ
H 第1の孔の内径
D 一対の係止爪における一方の先端と他方の先端との間隔
CL1 切断線
CL2 切断線

Claims (4)

  1. 遊技に関するプログラムが記憶されたROMと、前記ROMが実装された回路基板と、ボックス本体とカバー体を有し、該ボックス本体および該カバー体により前記回路基板を収納する基板ボックスと、を備えた遊技機において、
    前記カバー体に形成され、第1の孔を有する第1の封止部と、
    前記ボックス本体に形成され、前記第1の孔に連なる第2の孔を有する第2の封止部と、
    磁気共鳴物質の粉末を表面に有する筒状形状で、前記第2の孔に配置されるカシメ部材と、
    前記第1の孔から前記第2の孔に向けて挿入されて、前記カシメ部材を変形させることにより、前記第1の封止部と前記第2の封止部とをかしめて、前記ボックス本体と前記カバー体とを締結する締結具と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技に関するプログラムが記憶されたROMと、前記ROMが実装された回路基板と、ボックス本体とカバー体を有し、該ボックス本体および該カバー体により前記回路基板を収納する基板ボックスと、を備えた遊技機において、
    前記カバー体に形成され、第1の孔を有する第1の封止部と、
    前記ボックス本体に形成され、前記第1の孔に連なる第2の孔を有する第2の封止部と、
    磁気共鳴物質の粉末を表面に有する筒状形状で、前記第1の孔に配置されるカシメ部材と、
    前記第2の孔から前記第1の孔に向けて挿入されて、前記カシメ部材を変形させることにより、前記第1の封止部と前記第2の封止部とをかしめて、前記ボックス本体と前記カバー体とを締結する締結具と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  3. 遊技に関するプログラムが記憶されたROMと、前記ROMが実装された回路基板と、ボックス本体とカバー体を有し、該ボックス本体および該カバー体により前記回路基板を収納する基板ボックスと、を備えた遊技機において、
    前記カバー体に形成され、第1の孔を有する第1の封止部と、
    前記ボックス本体に形成され、前記第1の孔に連なる第2の穴を有する第2の封止部と、
    磁気共鳴物質の粉末を表面に有する筒状形状で、前記第2の穴に配置されるカシメ部材と、
    前記第1の孔から前記第2の穴に向けて挿入されて、前記カシメ部材を変形させることにより、前記第1の封止部と前記第2の封止部とをかしめて、前記ボックス本体と前記カバー体とを締結する締結具と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 遊技に関するプログラムが記憶されたROMと、前記ROMが実装された回路基板と、ボックス本体とカバー体を有し、該ボックス本体および該カバー体により前記回路基板を収納する基板ボックスと、を備えた遊技機において、
    前記カバー体に形成され、第1の穴を有する第1の封止部と、
    前記ボックス本体に形成され、前記第1の穴に連なる第2の孔を有する第2の封止部と、
    磁気共鳴物質の粉末を表面に有する筒状形状で、前記第1の穴に配置されるカシメ部材と、
    前記第2の孔から前記第1の穴に向けて挿入されて、前記カシメ部材を変形させることにより、前記第1の封止部と前記第2の封止部とをかしめて、前記ボックス本体と前記カバー体とを締結する締結具と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
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