JP2008099800A - 天板補助台及びx線診断装置 - Google Patents

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武男 江田
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Abstract

【課題】 IVRなどを実施している天板位置において、心臓マッサージ等を、被検体に
無駄な負担をかけず、安定した状態で施すことができ、簡単に何度も繰り返し使用するこ
とが出来る天板補助台及びX線診断装置を提供する。
【解決手段】 天板を保持する天板保持部と、前記天板保持部を支持する支持部と、
前記支持部を保持する基台と、前期天板保持部を高さ自在に調節する調節部と、前記調節
部によって調節された高さに固定かつ解除自在な固定部と、を備えたことを特徴とする天
板補助台。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば血管の撮影・診断・治療などのために使用されるX線診断装置に係り
、特に、心臓マッサージ等を施す場合に設置される心臓マッサージ補助台に関する。
近年、X線診断装置にてX線を透視する状態で、カテーテル操作によって血管拡張術、
抗がん剤注入、腫瘍組織の栄養血管の塞栓などを行う手技を、インターベンショナルラジ
オロジー(以下、IVRと略称する。)と称し、その手技が普及している。
このような手技を行うX線診断装置では、被検者を寝台の天板に寝かせた状態で被検者
の体内へカテーテルなどを挿入し、このカテーテルなどを通して血管に造影剤を注入して
血管のX線撮影を行ったり、カテーテルを通してバルーンを膨らませて閉塞している血管
を拡張させる処理を講じたりする。
これらの処理を行う場合、術中に造影剤の注入に伴うショック症状を呈したり、動脈に攣
縮を起こしたりすることがある。また、被検者が心筋梗塞を持っているようなときは、術
中に心停止を起こす場合も予想される。このような場合には、緊急的に心肺蘇生術を施す
必要がある。従来のX線診断装置の寝台100は、図5(a)に示すようなIVRポジシ
ョンで心臓マッサージを行うと、片持ち状態に支持されている天板101の先端側は、図
5(b)に示すように撓むこととなり、遂にはその荷重に耐え切れずに折損したり、天板
101を支持している天板支持部102を破損させたりする恐れがあるため、天板を一度
後退させて、天板101上の被検体Pが天板支持部102の略中心位置で支持されるよう
にして、術者などによって心肺蘇生術を施すようにしていた。
このような問題点を解消するための方法として、天板と床面との間にバルーンを膨出させ
る方法がある。すなわち、バルーンは、略矩形状に形成された袋体からなり、袋体の開口
部に、開口部を塞いで気密を保つようにガス発生器が取り付けられている。そして、緊急
時にボタン等を押すことによってバルーンが膨らみ、天板を支えることが出来る(例えば
、特許文献1参照。)。
特開2002‐177263号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたX線診断装置では、ガスを爆発させてバルーン
を膨らますため、瞬時に膨らますための大きな音によって被検体にストレスを与えたり、
一度使用した後に、いつでも使用できるようにすぐにガスの補充やバルーンの収納をした
りする必要があり、余計な手間がかかることが考えられる。
そこで、本発明は、IVRなどを実施している天板位置において、心臓マッサージ等を
、被検体に無駄な負担をかけず、安定した状態で施すことができ、簡単に何度も繰り返し
使用することが出来る天板補助台及びX線診断装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の天板補助台及びこれを用いたX線診断装置では、
本発明によれば、IVRなどを実施している天板位置において、心臓マッサージ等を、
被検体に無駄な負担をかけず、安定した状態で施すことができ、簡単に何度も繰り返し使
用することができる。
以下に、本発明による心臓マッサージ補助台の実施例を図1乃至図4を参照して説明する
図1乃至図4を参照して、実施例1を説明する。
図1はX線診断装置の全体を示す図である。このX線診断装置は、被検体Pを載置する寝
台1と、X線撮影を行う撮影装置2とを有している。そして、寝台1には、被検体Pを載
置する天板3と、この天板3をその長手方向に沿って移動自在に支持する天板支持部4と
から構成されている。なお、天板3は、X線の吸収が少なく、かつ強度の強い、例えば炭
素繊維強化樹脂を材料として形成されている。また、天板支持部4は、昇降可能に構成さ
れていると共に、天板3を移動させるための駆動モータなどを備えている。
一方、撮影装置2は、例えば略C字型に湾曲して形成された、アーム5を有し、アーム5
の一方の端にはX線を照射するX線管6が設けられ、アーム5の他方の端にはX線を検出す
るX線検出器7が設けられており、これらは互いに対向するように支持されている。アー
ム5は、保持装置8によって湾曲面に沿って回動自在に保持されており、この保持装置8
は、撮影装置本体に回転可能に支持されている。なお、撮影装置2は、床上に固定される
か、あるいは床上をレール9等に沿って寝台1方向へ接近または退避可能に据付けられて
いる。あるいは、撮影装置2は、天井に沿って走行可能に天井部に設けられている場合も
ある。また、寝台1には天板3やアーム5などをオペレータが操作するための操作パネル
10が設けられている。
図2は、本発明のX線診断装置の、特に寝台1を示した側面図である。図2において図
1と同一部分には同一符号を付して示してある。天板3がIVRポジションにあり、被検
体Pが天板3状に横たわっている状態を示し、さらに心臓マッサージ補助台20が設置さ
れている状態を示す。
心臓マッサージ補助台20は、天板保持部21が天板3とほぼ平行であり、床面に対し
て上下に移動するように天板保持部21を支える支柱22と、天板保持部21を床面に対
して上下に移動するための支柱22内部のガスシリンダのロックを解除するレバー23を
備えている。さらに、心臓マッサージ補助台20を固定する基台24を備え、基台24に
は心臓マッサージ補助台20を移動するためのキャスター25を備え、キャスター25に
はキャスター25が動かないように固定するためのストッパー26を備えている。
なお、図3のように、心臓マッサージ補助台20の基台24の四辺は、天板3の体幅方
向よりも短くすることが好ましい。使用中に、天板3よりも心臓マッサージ補助台20が
内側に入り込むことで、術者は足元には気を取られることなく処置をすることが出来る。
つまり、基台に引っかかってつまずいたり、足元に常に注意をしたりする心配がなくなる
なお、キャスター25は基台24の下部四隅にそれぞれ備えるのが安定するため好まし
いが、キャスター25の数はそれ以下でもそれ以上でも構わない。また、キャスター25
を固定するストッパー26は、全てのキャスター25に設けてもよいし、全てのキャスタ
ー25でなくても構わない。また、基台24内にキャスター25が格納されるように配置
しても良い。また、床面に固定されている時のみ、キャスターが格納されるようにしても
よい。
次に、このようなX線寝台装置を用いて実施するIVRの動作について説明する。
IVRは、被検体Pを寝台1の天板3に寝かせた状態で、被検体Pの体内へカテーテル
等を挿入し、このカテーテルを通して血管に造影剤を注入して血管のX線撮影を行ったり
、カテーテルを通してバルーンを膨らませて閉塞している血管を拡張させる処置を講じた
りする。そのため、術者などの医療スタッフによる手技がしやすいように、かつ、撮影装
置2によって被検体を自由な角度で撮影できるようにするため、図2に示すように、被検
体Pは天板3の先端付近に頭部を置くように寝かされると共に、その天板3を撮影装置2
側へせり出すように移動させられる。
これらの処置の術中に、被検体Pが造影剤の注入に伴うショック症状を呈したり、動脈
攣縮を起こしたりすることがある。また、被検体Pが心筋梗塞をもっているようなときは
、術中に心停止を起こす場合があり、このような場合には、緊急的に心肺蘇生術を施す必
要がある。
緊急に心肺蘇生術を施す必要が生じた場合に、通常はX線診断装置周辺のIVR等の処
置の妨げにならない位置に移動可能に置いてある心臓マッサージ補助台20は、術者ある
いは医療スタッフ等によって、せり出された天板3の下に移動する。天板3の体幅方向の
内側に収まるように移動した後、キャスター25がそれ以上動かないように、ストッパー
26を操作(床面方向に引き下げる等)して、所望の位置に固定する。
その後、心臓マッサージ補助台20の上下操作用のレバー23を操作(レバー23を上に
引き上げる等)することによって、内部のガスシリンダのロックのための突起を押し下げ
、天板保持部21を支持するガスシリンダが伸縮可能となり、高さを天板3の位置まで調
節する。所望の高さとなったら、レバー23によるロック突起の押圧を止めることにより
、その高さで昇降がロックされる。
そして、天板3に心臓マッサージ補助台20の天板保持部21が略接している状態で、被
検体Pに術者あるいは医療スタッフが心臓マッサージ等のIVRを施す。IVRによる処
置が終了した後に、心臓マッサージ補助台20の上下操作用レバー23を操作(レバー2
3を上に引き上げる等)することにより、天板保持部21を天板3に接しないような位置
まで下げ、さらに、キャスター25のストッパー26をはずし、X線診断装置のなるべく
近いところで診断の邪魔にならないようなところへ移動し、いつでも使えるようにしてお
く。
以上説明したように、本発明においては、被検体Pに天板をIVRポジションから元の
状態に移動することなく、心臓マッサージなどを短時間のうちに緊急事態で対処すること
が出来る。また、心臓マッサージ補助台を天板の高さにあわせて設置することが出来るた
め、天板を下げる等、被検体の負担になるような移動を伴わずに施すことが出来る。また
、IVRポジションで心臓マッサージなどを施しても、天板の撓み量が制限されて、天板
や天板支持部が破壊される恐れはなく、安心して心臓マッサージなどを施すことが出来る
さらに、処置が終了したときには、診断の邪魔にならない場所へ移動させて保管すれば、
余計な片づけや組み立て等が必要なく、いつでも使える状態にすることが出来る。また、
ガスなどを補充する必要がないので、あらかじめ準備をせずに何度も繰り返し使用するこ
とが出来る。
また、使用に当たって電源等を使用しないので、コード等が一切なく、術者は足もとに気
を使うことなく安全に心臓マッサージを行うことが出来る。さらに、心臓マッサージ補助
台自体も天板よりも内側に収まるように作られているので、同じように足もとに注意を払
う必要がなく、安心して心臓マッサージ等を施すことが出来る。
さらに、キャスターを使用して簡単に移動させることが出来、キャスターをストッパーで
任意の場所に固定することが出来るので、心臓マッサージを施している間は設置した場所
から動かないので、安全に心臓マッサージを行うことが出来る。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されることなく、種々の形態での実施が可能
である。例えば、心臓マッサージ補助台を使用しなくても問題なく心臓マッサージ等が施
せる天板のせり出し位置の床面に、分かりやすくマークをしておくことによって、心臓マ
ッサージ補助台を使用したほうがいいか、使用する必要がないかを瞬時に見極めることが
できるようにしても良い。
心臓マッサージ補助台を使用するX線診断装置の説明図。 本発明のにおける心臓マッサージ補助台及びX線装置の寝台周りの説明をする側面図。 本発明のにおける心臓マッサージ補助台の設置状態を示す説明図。 従来の心臓マッサージ等の処置状態を示す側面図。
符号の説明
1 寝台
3 天板
21 天板保持部
22 支柱
23 レバー
24 基台
25 キャスター
26 ストッパー

Claims (6)

  1. 天板を保持する天板保持部と、
    前記天板保持部を支持する支持部と、
    前記支持部を保持する基台と、
    前期天板保持部を高さ自在に調節する調節部と、
    前記調節部によって調節された高さに固定かつ解除自在な固定部と、を備えたことを特徴
    とする天板補助台。
  2. 前記支持部の床面と接する部分には、移動自在な移動手段が設けられ、前記移動手段は前
    記床面に固定かつ解除自在であることを特徴とする請求項1記載の天板補助台。
  3. 前記移動手段は、前記床面に固定されている時は、前記支持部内に格納することを特徴
    とする請求項1記載の天板補助台。
  4. X線を被検体に照射し、X線検出器によって検出し、検出したデータに基づいて画像を
    生成するX線診断装置において、
    天板を保持する天板保持部と、
    前記天板保持部を支持する支持部と、
    前記支持部を保持する基台と、
    前記天板保持部を高さ自在に調節する調節部と、
    前記調節部によって調節された高さに固定かつ解除自在な固定部と、を備えたことを特徴
    とするX線診断装置。
  5. 前記支持部の床面と接する部分には、移動自在な移動手段が設けられ、前記移動手段は
    前記床面に固定かつ解除自在であることを特徴とする請求項4記載のX線診断装置。
  6. 前記移動手段は、前記床面に固定されている時は、前記支持部内に格納することを特徴
    とする請求項5記載のX線診断装置。
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