JP2008099430A - 自動車用モータファン - Google Patents

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幸治 津村
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Abstract

【課題】 モータに導入される外気と、モータから排出される外気とが混合することなく、モータ内部を効率的且つ積極的に冷却できる自動車用モータファンの提供。
【解決手段】 略皿状のボス部5aと、このボス部5aから外側へ突出する複数のブレード5bとから構成されるファン本体5と、ファン本体5を回転駆動し、且つ、後部に入口3aを有する一方、前部に出口3bを有するモータ3と、モータ3を固定支持するファンシュラウド2と、モータ3の後部との間に入口3aと連通した流入空間R1を形成する導入部6と、モータ3の前部とボス部5aとの間に出口3bと連通した排出空間R1を形成するカバー部材4を備え、流入空間R1と外部を連通する流入口7と、排出空間R2と外部を連通する排出口8をモータ3の周囲に交互に配置し、外気を各入口7から導入してモータ3内部を冷却させた後、各出口8から排出させるようにした。
【選択図】 図9

Description

本発明は、自動車用モータファンに関する。
従来、自動車用モータファンのモータに入口及び出口を設け、外気を入口から導入してモータ内部を冷却させた後、出口から排出させるようにした自動車用モータファンの技術が公知になっている(特許文献1〜3参照)。
特開平9−74718号公報 特開2003−166498号公報 実開昭59−35624号公報
しかしながら、従来の発明にあっては、モータに導入される外気と、モータから排出される外気とが混合する虞がある上、外気をモータに積極的に導入することができないという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、モータに導入される外気と、モータから排出される外気とが混合することなく、外気をモータ内部に効率的且つ積極的に導入して冷却できる自動車用モータファンを提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、略皿状のボス部と、このボス部から外側へ突出する複数のブレードとから構成されるファン本体と、前記ファン本体を回転駆動し、且つ、後部に入口を有する一方、前部に出口を有するモータと、前記モータを固定支持するファンシュラウドと、前記モータの後部との間に前記入口と連通した流入空間を形成する導入部と、前記モータの前部とボス部との間に前記出口と連通した排出空間を形成するカバー部材を備え、前記流入空間と外部を連通する流入口と、前記排出空間と外部を連通する排出口をモータの周囲に交互に配置し、外気を前記各入口から導入してモータ内部を冷却させた後、前記各出口から排出させるようにしたことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、略皿状のボス部と、このボス部から外側へ突出する複数のブレードとから構成されるファン本体と、前記ファン本体を回転駆動し、且つ、後部に入口を有する一方、前部に出口を有するモータと、前記モータを固定支持するファンシュラウドと、前記モータの後部との間に前記入口と連通した流入空間を形成する導入部と、前記モータの前部とボス部との間に前記出口と連通した排出空間を形成するカバー部材を備え、前記流入空間と外部を連通する流入口と、前記排出空間と外部を連通する排出口をモータの周囲に交互に配置し、外気を前記各入口から導入してモータ内部を冷却させた後、前記各出口から排出させるようにしたため、モータに導入される外気と、モータから排出される外気とが混合することなく、外気を積極的且つ効率的にモータ内部に導入して冷却できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
なお、車両前後方向及び車幅方向を前後方向及び左右方向と称して説明する。
図1は本発明の実施例1の自動車用モータファンの分解斜視図、図2は同後面図、図3は同斜視図、図4は本実施例1の導風部の前方斜視拡大図、図5は本実施例1のカバー部材の斜視図である。
図6〜8は本実施例1の自動車用モータファンの組み付けを説明する図、図9は図2のS9−S9線における断面図(モータ内部は一部省略)であり、作用を説明する図、図10は図2のS10−S10線における断面図(モータ内部は一部省略)であり、作用を説明する図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1〜3に示すように、本実施例1の自動車用モータファン1は、ファンシュラウド2と、モータ3と、カバー部材4と、ファン本体5が備えられている。
ファンシュラウド2は、前方へ開口した略矩形の箱状を成して樹脂製で一体的に形成される他、その後面には複数のファン開口部2aを有して後方へ円筒状に突出したシュラウドリング部2bが設けられている。
また、シュラウドリング部2bの中心位置には、略皿状の導入部6が配置される他、これらシュラウドリング部2bと導入部6とは、複数のファンステー部2cで結合されている。
図4に示すように、導入部6の前面側の中心位置には、前方へ有底円筒状に突出した環状突起部6aが設けられると共に、この環状突起部6aを中心とする同心円上の3箇所には挿通孔6bがそれぞれ設けられている。
また、各ファンステー部2cの中途部同士は、環状の補強リング部2dで結合されて補強されている。
モータ3は、金属製で略円柱状に形成される他、その内部には図外の構造部品が収容され、その後面にはモータ3内部と連通した複数の小孔で構成される入口3a(図9参照)が設けられる一方、その前面にはモータ3内部と連通した複数の小孔で構成される出口3b(図7、図9参照)が設けられている。
また、モータ3の中心にはファン本体5を回転駆動するための回転軸3c(図7、9参照)が設けられている。
なお、各出入口3a,3bの形状、形成数、配置などについては適宜設定できる。
さらに、図1にはモータ3の外周には、導入部6の各挿通孔6bと合致する位置に挿通孔3dをそれぞれ備えて外側へ突出する固定部3e(1箇所は図示を省略)が設けられている。
図5に示すように、カバー部材4は、略円筒状を成して樹脂製で一体的に形成される他、その外周には導入部6の各挿通孔6b及びモータ3の各挿通孔3dと合致する位置に挿通孔4aをそれぞれ備えて外側へ突出する固定部4bと、前方側へ突出する3つの側壁4cが交互に設けられている。
ファン本体5は、略皿状のボス部5aと、このボス部5aの外周から外側へ突出する複数のブレード5bとから構成され、樹脂製で一体的に形成されている。
また、本実施例1のファン本体5は、各ブレード5bの先端部同士が環状のリング部5cで結合される所謂リングファンが採用されている。
さらに、ボス部5aの中心には、モータ3の回転軸3cが固定される固定孔5dが設けられている。
なお、ファン本体5はリングファンに限らず、リング部5cを省略したタイプを採用しても良い。
このように構成された自動車用モータファン1を組み付けるには、先ず、図6(a)に示すように、ファンシュラウド2の導入部6の前面側にモータ3の後部を配置して各挿通孔6b,3dにボルトB1を後方から挿入した状態とする。
次に、図7に示すように、モータ3の前方側からその外周にカバー部材4を装着して各ボルトB1を挿通孔4bに挿通させた状態とし、各ボルトB1に図外のナットを締結して固定することにより、これらファンシュラウド2、モータ3、カバー部材4の三者を固定する。
最後に、図6(b)、図8に示すように、モータ3の回転軸3cをファン本体5のボス部5aの固定孔5dに固定して組み付けを終了する。
この際、図9に示すように、導入部6とモータ3の後部との間に各入口3aと連通した流入空間R1が形成される一方、カバー部材4の側壁4cとボス部5aとが最中状に重ねられた状態で配置されることにより、モータ3の後部とボス部5aとの間に各出口3bと連通し、流入空間R1とは区分けされた排出空間R2が形成されている。
さらに、モータ3の回転軸3cを中心とする同心円上の3箇所に対応する部位においては、導入部6の一部6c(図2、図3、図4、図6(a)参照)の内側に流入空間R1と外部を連通する流入口7がそれぞれ形成されている。
一方、図10に示すように、前述したモータ3の回転軸3cを中心とする同心円上の3箇所と隣接する部位においては、カバー部材4の下方に排出空間R2と連続して外部と連通した排出口8がそれぞれ形成されている。
なお、カバー部材4とボス部5aとの間に形成される僅かな隙間W1は、ボス部5a(ファン本体5)の回転を許容するのに必要な隙間である。
次に、作用を説明する。
このように構成された自動車用モータファン1は、ファンシュラウド2の開口側に図外の熱交換器が対向配置された状態で車両に搭載され、モータ3の駆動によりボス部5a(ファン本体5)を回転駆動して熱交換器に外気を当てることによりファンとして機能する。
この際、図9に示すように、外気X1(二点鎖線で図示)が各流入口7から流入空間R1に流入した後、モータ3の入口3aからモータ3内部に流入し、これにより、図示を省略するモータ3内部の部品を冷却できる。
また、図10に示すように、モータ3内部を冷却した外気X2(二点鎖線で図示)は、出口3bから排出空間R2へ排出された後、各排出口8から外部へ排出される。
即ち、本実施例1では、外気X1を流入空間R1へ導入するための3つの流入口7と、排出空間R2の外気X2を外部へ排出するための3つの排出口8がモータ3の周囲に交互に配置されることとなり、これによってモータ3に導入される外気X1と、モータ3から排出される外気X2とが混合することなく、モータ3を効率的に冷却することができる。
また、導入部6によって外気をモータ3の入口3aへ積極的に導くことができる他、モータ3を飛び石や雨水等の異物混入を防止できる。
さらに、モータ3の外周にカバー部材4を設けたため、排出空間R2の容量を容易に確保できる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の自動車用モータファン1にあっては、略皿状のボス部5aと、このボス部5aから外側へ突出する複数のブレード5bとから構成されるファン本体5と、ファン本体5を回転駆動し、且つ、後部に入口3aを有する一方、前部に出口3bを有するモータ3と、モータ3を固定支持するファンシュラウド2と、モータ3の後部との間に入口3aと連通した流入空間R1を形成する導入部6と、モータ3の前部とボス部5aとの間に出口3bと連通した排出空間R1を形成するカバー部材4を備え、流入空間R1と外部を連通する流入口7と、排出空間R2と外部を連通する排出口8をモータ3の周囲に交互に配置し、外気を各入口7から導入してモータ3内部を冷却させた後、各出口8から排出させるようにしたため、モータ3に導入される外気X1と、モータ3から排出される外気X2とが混合することなく、積極的に導入してモータ3内部を効率的に冷却できる。
また、導入部6とファンシュラウド2を一体的に形成したため、別部材を用いることなく導入部6を設けることができる上、ファンシュラウド2の剛性を向上させることができる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、流入口7と排出口8の配置数は適宜設定でき、例えば、最小構成として流入口7、排出口8、流入口7の合計3箇所の組み合わせ、または、排出口8、流入口7、排出口8の合計3箇所の組み合わせで構成しても良い
また、本実施例1では各ブレード5bの先端部同士がリング部で結合される所謂リングファンを採用したが、リング部を省略したタイプのファン本体を採用しても良い。
本発明の実施例1の自動車用モータファンの分解斜視図である。 本発明の実施例1の自動車用モータファンの後面図である。 本発明の実施例1の自動車用モータファンの斜視図である。 本実施例1の導風部の前方斜視拡大図である。 本実施例1のカバー部材の斜視図である。 自動車用モータファンの組み付けを説明する図である。 自動車用モータファンの組み付けを説明する図である。 自動車用モータファンの組み付けを説明する図である。 図2のS9−S9線における断面図(モータ内部は一部省略)であり、作用を説明する図である。 図2のS10−S10線における断面図(モータ内部は一部省略)であり、作用を説明する図である。
符号の説明
B1 締結部材
R1 流入空間
R2 排出空間
1 自動車用モータファン
2 ファンシュラウド
2a ファン開口部
2b シュラウドリング部
2c ファンステー部
2d 補強リング部
3 モータ
3a 入口
3b 出口
3c 回転軸
3d 挿通孔
3e 固定部
4 カバー部材
4a 挿通孔
4b 固定部
4c 側壁
5 ファン本体
5a ボス部
5b ブレード
5c リング部
5d 固定孔
6 導入部
6a 環状突起部
6b 挿通孔
6c 導入部の一部
7 流入口
8 排出口

Claims (2)

  1. 略皿状のボス部と、このボス部から外側へ突出する複数のブレードとから構成されるファン本体と、
    前記ファン本体を回転駆動し、且つ、後部に入口を有する一方、前部に出口を有するモータと、
    前記モータを固定支持するファンシュラウドと、
    前記モータの後部との間に前記入口と連通した流入空間を形成する導入部と、
    前記モータの前部とボス部との間に前記出口と連通した排出空間を形成するカバー部材を備え、
    前記流入空間と外部を連通する流入口と、前記排出空間と外部を連通する排出口をモータの周囲に交互に配置し、
    外気を前記各入口から導入してモータ内部を冷却させた後、前記各出口から排出させるようにしたことを特徴とする自動車用モータファン。
  2. 請求項1記載の自動車用モータファンにおいて、
    前記導入部と前記ファンシュラウドを一体的に形成したことを特徴とする自動車用モータファン。
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