JP2008099092A - 送信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】送信対象となる信号を送信する送信機1において、送信対象となる信号のピーク電力のレベルを抑圧することを効果的に行う。
【解決手段】キャリア数特定手段15が送信対象となる信号に含まれるキャリアの数を特定し、窓関数設定手段35がキャリア数特定手段により特定されたキャリアの数に応じた窓関数を設定し、係数生成手段31〜34、36が送信対象となる信号と窓関数設定手段により設定された窓関数に基づいてピークレベル抑圧のための係数を生成し、抑圧手段25、26が係数生成手段により生成された係数を用いて送信対象となる信号についてピークレベルを抑圧する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、送信対象となるCDMA(Code Division Multiple Access)方式やOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式の信号を送信する送信機に関し、特に、送信対象となる信号のピーク電力のレベルを抑圧することを効果的に行う送信機に関する。
例えば、CDMA方式などを採用して無線通信を行う移動体通信システムの送信機では、送信対象となる信号(送信信号)をデジタル変調部により処理することが行われている。
図7には、送信機3の構成例を示してあるとともに、複数であるN個のキャリアに対応したN個の符号多重信号生成部B1〜BNを示してある。
ここで、本例の送信機3の構成や動作は、概略的には、後述する実施例に係る図1に示される送信機1の構成や動作と比べて、キャリア数設定部15が備えられていない点に関して異なっている。
本例の送信機3に備えられた窓関数生成部81について説明する。本例では、窓関数を直接生成する方法ではなく、窓関数について予めテーブルとして値を持つ方法を用いる窓関数生成部81について説明する。
図8には、窓関数生成部81の構成例を示してある。
本例の窓関数生成部81では、閾値電力Thr(t)のレベルと瞬時電力Pint(t)のレベルとの比較結果を比較部33からの入力として、比較結果の値と対応する窓関数の値を予め作成しておき、それを1つの窓関数テーブル91として有している。窓関数テーブル91は、比較結果を入力アドレスとするメモリ等で構成することが可能である。
なお、各キャリア合成後の中間周波数信号に対して、ピーク電力の周辺に窓関数を乗算してピーク電力を抑圧するものとして、例えば特許文献1が知られている(特許文献1参照。)。
特開2005−20505号公報
しかしながら、図7や図8に示されるような送信機3では、送信対象となる信号のピーク電力のレベルを抑圧することについて更なる改良が望まれていた。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、送信対象となる信号のピーク電力のレベルを抑圧することを効果的に行うことができる送信機を提供することを目的とする。
具体的には、例えば、本発明では、送信対象となる信号を送信するに際して、送信対象となる信号のキャリア数に応じて最適な窓関数を設定することで、送信対象となる信号のピーク電力のレベルを抑圧することを効果的に行い、信号品質特性を改善することを目的とする。ここで、信号品質特性としては、例えば、3GPPでは、ACLR(Adjacent Channel Leakage Power Ratio)、EVM(Error Vector Magnitude)、PCDE(Peak Code Domain Error)等がある。
上記目的を達成するため、本発明に係る送信機では、次のような構成により、送信対象となる信号を送信する。
すなわち、キャリア数特定手段が、前記送信対象となる信号に含まれるキャリアの数を特定する。窓関数設定手段が、前記キャリア数特定手段により特定されたキャリアの数に応じた窓関数を設定する。係数生成手段が、前記送信対象となる信号と前記窓関数設定手段により設定された窓関数に基づいて、ピークレベル抑圧のための係数を生成する。抑圧手段が、前記係数生成手段により生成された係数を用いて、前記送信対象となる信号についてピークレベルを抑圧する。
従って、送信対象となる信号に含まれるキャリアの数に応じた窓関数を用いてピークレベル抑圧のための係数が生成されるため、送信対象となるキャリアの数に応じて、送信対象となる信号のピーク電力のレベルを抑圧することを効果的に行うことができ、信号品質特性(例えば、ACLR、EVM、PCDE等)を改善することができる。
ここで、例えば、送信対象となる信号が最大で複数であるN個のキャリア1〜Nの信号を合成して構成される場合には、送信対象となる信号に含まれるキャリアの数としては1〜Nのいずれかの値を取り得る。なお、送信対象となる信号に含まれるキャリアの数が0である場合には、送信対象となる信号が無い(つまり、無信号である)こととなる。また、Nとしては、種々な数が用いられてもよい。
また、送信対象となる信号に含まれるキャリアの数は、例えば、通信状況などに応じて変化し得るが、固定的に設定される場合があってもよい。
また、送信対象となる信号に含まれるキャリアの数を特定する態様としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、送信対象となる信号に含まれるキャリアの数がユーザ若しくは外部の装置などにより設定されて、その設定内容に基づいて特定するような態様が用いられてもよく、或いは、常に若しくは定期的なタイミングなどに各時点におけるキャリアの数を検出して特定するような態様が用いられてもよい。
また、例えば、送信対象となる信号に含まれ得る複数のキャリアのそれぞれについて、送信対象として含まれるか否かを特定するような態様を用いることも可能であり、この場合には、各キャリア毎に送信対象となるか否かを特定することができるとともに、送信対象となるキャリアの数(総数)を特定することができる。
また、送信対象となる信号に含まれるキャリアの数に応じた窓関数を設定する態様としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、取り得るキャリア数のそれぞれに対して適した窓関数の値の情報を予めメモリに記憶しておいて、キャリア数に対応した窓関数の値を当該メモリから読み出して設定するような態様が用いられてもよく、或いは、取り得るキャリア数のそれぞれに対して適した窓関数の値を生成(算出など)するための数式などの情報を予めメモリに記憶しておいて、キャリア数に対応した数式などを当該メモリから読み出して、読み出した数式などを用いて生成した窓関数の値を設定するような態様が用いられてもよい。
また、送信対象となる信号に対するピークレベル抑圧のための係数や、その係数を用いて送信対象となる信号についてピークレベルを抑圧する態様としては、種々な態様が用いられてもよい。一例として、ピークレベル抑圧のための係数を用いて送信対象となる信号に対する所定の演算を行うことでピークレベルを抑圧することとし、このようなピークレベルの抑圧を実現するための係数を所定の演算により生成するような態様を用いることができる。
なお、信号のレベルとしては、例えば、電力のレベル或いは電圧のレベルなど、種々なものが用いられてもよい。
以上説明したように、本発明に係る送信機によると、送信対象となる信号に含まれるキャリアの数に応じた窓関数を用いてピークレベル抑圧のための係数を生成するようにしたため、送信対象となるキャリアの数に応じて、送信対象となる信号のピーク電力のレベルを抑圧することを効果的に行うことができる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
本実施例では、CDMA方式を採用する無線通信システムの基地局装置などに設けられる送信装置に本発明を適用した場合を示す。このような送信装置では、一般に、増幅器により大電力の信号増幅を行う。
なお、CDMA方式以外にも、OFDM方式などに本発明が適用されてもよい。
本発明の第1実施例を説明する。
図1には、本例の送信機1の構成例を示してあるとともに、複数であるN個のキャリア1〜Nに対応したN個の符号多重信号生成部B1〜BNを示してある。
本例の送信機1には、N個のキャリア1〜Nに対応して、N個の符号多重信号生成部B1〜BNが接続されている。また、各符号多重信号生成部B1〜BNには、それぞれのキャリア1〜N毎に、複数である(n+1)個の送信データが入力される。
本例の送信機1には、デジタル変調部11と、ピーク電力抑圧部12と、周波数変換部13と、キャリア数設定部15が備えられている。
デジタル変調部11には、N個のキャリア1〜Nに対応してN個の波形整形フィルタC1〜CNとN個のデジタル直交変調部E1〜ENが備えられており、I相の成分(I成分)及びQ相の成分(Q成分)に対応して2個の加算器21、22が備えられている。
ピーク電力抑圧部12には、I成分及びQ成分に対応して2個の遅延部23、24と2個の乗算器25、26が備えられており、また、ピーク電力抑圧係数演算部14が備えられている。
ピーク電力抑圧係数演算部14には、瞬時電力演算部31と、閾値生成部32と、比較部33と、抑圧率生成部34と、窓関数生成部35と、抑圧係数演算部36が備えられている。
周波数変換部13には、I成分及びQ成分に対応して2個のD/A(Digital to Analog)コンバータ27、28が備えられており、また、アナログ直交変調部29が備えられている。
ここで、各符号多重信号生成部B1〜BNは、入力されるそれぞれの送信データD(0)〜D(n)に符号多重信号系列を乗算して拡散変調を行い、各キャリア1〜N毎に(n+1)個の拡散変調信号を合成し、当該合成結果のI成分DI及びQ成分DQを送信機1の各波形整形フィルタC1〜CNへ出力する。なお、符号多重信号系列としては、例えば、拡散符号が用いられる。
本例の送信機1により行われる動作の一例を示す。なお、tはサンプリングの時刻を表す。
各波形整形フィルタC1〜CNは、I成分及びQ成分のそれぞれについて、各符号多重信号生成部B1〜BNにより拡散変調及び合成された各キャリア1〜Nの信号を入力し、当該入力信号の占有帯域が予め設定された値に収まるようにスペクトル整形を行い、当該スペクトル整形結果のI成分及びQ成分を各デジタル直交変調部E1〜ENへ出力する。
各デジタル直交変調部E1〜ENは、各波形整形フィルタC1〜CNから入力される各キャリア1〜N毎の信号をデジタル直交変調し、当該デジタル直交変調結果のI成分を一方の加算器21へ出力し、当該デジタル直交変調結果のQ成分を他方の加算器22へ出力する。
ここで、本例では、波形整形フィルタC1〜CNやデジタル直交変調部E1〜ENは、後述するキャリア数設定部15により制御される。これについては後述する。
一方の加算器21は、I成分について、N個のデジタル直交変調部E1〜ENから入力されるデジタル直交変調結果を加算(合成)し、当該加算結果の信号AI(t)を一方の遅延部23及び瞬時電力演算部31へ出力する。
他方の加算器22は、Q成分について、N個のデジタル直交変調部E1〜ENから入力されるデジタル直交変調結果を加算(合成)し、当該加算結果の信号AQ(t)を他方の遅延部24及び瞬時電力演算部31へ出力する。
瞬時電力演算部31は、2個の加算器21、22から入力される加算結果信号のI成分AI(t)及びQ成分AQ(t)に基づいて、当該加算結果信号の瞬時電力Pint(t)を算出し、当該算出結果を閾値生成部32と比較部33と抑圧率生成部34へ出力する。ここで、一例として、瞬時電力Pint(t)は、(式1)のように表される。
Figure 2008099092
閾値生成部32は、瞬時電力演算部31から入力される瞬時電力Pint(t)に基づいて、ピーク抑圧を行うための閾値電力Thr(t)を設定し、当該設定結果を比較部33及び抑圧率生成部34へ出力する。
ここで、閾値電力Thr(t)としては、種々な値が設定されてもよく、例えば、瞬時電力Pint(t)より所定値だけ大きい値や、或いは、所定の期間における瞬時電力Pint(t)の平均値を算出する機能を備えて、当該平均値より所定値だけ大きい値を用いることができる。
比較部33は、閾値生成部32から入力される閾値電力Thr(t)のレベルと、瞬時電力演算部31から入力される瞬時電力Pint(t)のレベルとを比較し、当該比較結果を抑圧率生成部34及び窓関数生成部35へ出力する。ここで、本例では、瞬時電力Pint(t)が閾値電力Thr(t)を超える部分を上記した加算結果信号のピーク電力部分として検出する。
抑圧率生成部34は、瞬時電力演算部31からの入力及び比較部33からの入力に基づいて、瞬時電力Pint(t)が閾値電力Thr(t)を超えて比較部33によりピーク電力が検出された場合には、閾値電力Thr(t)と瞬時電力Pint(t)との比を取って、所定のピークファクタGain(t)を算出し、当該算出結果を抑圧係数演算部36へ出力する。
また、抑圧率生成部34は、瞬時電力演算部31からの入力及び比較部33からの入力に基づいて、瞬時電力Pint(t)が閾値電力Thr(t)以下であり比較部33によりピーク電力が非検出であった(つまり、検出されなかった)場合には、1の値をピークファクタGain(t)として設定し、当該設定結果を抑圧係数演算部36へ出力する。
ここで、本例では、ピークファクタGain(t)は(式2)のように表される。なお、本例では、瞬時電力Pint(t)や閾値電力Thr(t)が電力のディメンジョンで表されているため、電圧領域でピークレベルの抑圧を行うために、平方根(sqrt)の演算を行っている。
Figure 2008099092
窓関数生成部35は、比較部33からの入力に基づいて、瞬時電力Pint(t)が閾値電力Thr(t)を超えて比較部33によりピーク電力が検出された場合には、所定の窓関数Weight(s)を生成して、当該生成結果を抑圧係数演算部36へ出力する。また、窓関数生成部35は、他の場合(つまり、ピーク電力が非検出であった場合)には、例えば、1の値を抑圧係数演算部36へ出力する。
ここで、本例では、窓関数生成部35は、後述するキャリア数設定部15により制御される。これについては後述する。
窓関数としてHanning窓が用いられる場合には、窓関数Weight(s)の一例は(式3)のように表される。
なお、Mは整数でサンプル数を表す。また、サンプル数Mは、例えば送信スペクトルの規格帯域幅に応じて最適化して設定される。
また、sはピーク電力の発生した時刻Tに対して、時刻(T−M/2)から時刻(T+M/2)の区間に対応して、(−M/2)から(+M/2)の区間で値を取る(−M/2≦s≦+M/2)。これにより、ピーク電力が存在する1つの時刻Tを中心として、M個のピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)が生成される。
Figure 2008099092
抑圧係数演算部36は、例えばピーク電力が存在する時刻Tを中心とした時刻(T−M/2)から時刻(T+M/2)の区間において、抑圧率生成部34から入力されるピークファクタGain(t)に対して窓関数生成部35から入力される窓関数Weight(s)により重みを与え、当該重みを与えた結果をピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)として2個の乗算器25、26へ出力する。
一例として、ピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)は、(式4)のように表される。なお、Tは、ピーク電力の発生した時刻を表している。
Figure 2008099092
このように、ピーク電力抑圧係数演算部14では、上記した加算結果信号の瞬時電力Pint(t)に対して、必要なピーク電力レベル抑圧を実現するためのピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)を設定する。
なお、本例では、Hanning窓を用いたが、他の任意の窓関数が用いられてもよい。
窓関数を掛ける目的は、ピーク電力レベルの抑圧を行う際に発生する歪みの発生周波数帯域をキャリア近傍に留めることである。窓関数については、従来から種々な検討が試されており、一般に知られているため、本明細書では、詳しい説明は割愛する。
各遅延部23、24は、ピーク電力抑圧係数演算部14によりピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)が算出される処理に要する時間に対応して、各加算器21、22から入力される加算結果信号AI(t)、AQ(t)の遅延を調整し、当該遅延調整した信号を各乗算器25、26へ出力する。
各乗算器25、26は、各遅延部23、24から入力される加算結果信号AI(t)、AQ(t)と抑圧係数演算部36から入力されるピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)とを乗算して、これによりピーク電力及びその周辺の信号レベルを抑圧し、当該乗算結果A’I(t)、A’Q(t)を各D/Aコンバータ27、28へ出力する。ここで、当該乗算結果A’I(t)、A’Q(t)は、(式5)のように表される。
Figure 2008099092
各D/Aコンバータ27、28は、各乗算器25、26から入力されるデジタル信号をアナログ信号へ変換し、当該D/A変換結果をアナログ直交変調部29へ出力する。
アナログ直交変調部29は、2個のD/Aコンバータ27、28から入力されるI成分及びQ成分から成るアナログ信号をアナログ直交変調して、これにより当該信号を無線周波数帯の信号へ変換して出力する。
アナログ直交変調部29から出力された信号は、その後に必要に応じて増幅などの処理が為されて、アンテナ(図示せず)により無線送信される。
キャリア数設定部15は、予め設定されるキャリアのオン/オフ情報(On/Off情報)に基づいて、又は、キャリアの検出を行ってその検出結果に基づいて、キャリアの送信状態を判別し、そして、送信機で処理すべきキャリアの情報をメモリなどに記憶して有する。
ここで、キャリアのオン/オフ情報としては、例えば、複数のキャリア1〜Nのそれぞれについて、送信する状態(オンの状態)であるか或いは送信しない状態(オフの状態)であるかを特定する情報が用いられる。
また、キャリアの検出では、例えば、複数のキャリア1〜Nについて、送信するキャリア(オンの状態のキャリア)を検出する又はそれ以外のキャリア(オフの状態のキャリア)を検出することで、送信する状態(オンの状態)のキャリアと送信しない状態(オフの状態)のキャリアとを識別する。
キャリア数設定部15は、上記のようにして特定した送信キャリアの設定情報を各波形整形フィルタC1〜CN及び各デジタル直交変調部E1〜ENへ出力する。ここで、送信キャリアの設定情報では、例えば、各キャリア1〜Nについて、オンの状態であるか或いはオフの状態であるかが特定される。
各波形整形フィルタC1〜CN及び各デジタル直交変調部E1〜ENでは、キャリア数設定部15から入力される送信キャリアの設定情報に基づいて、動作のオン/オフを制御する。本例では、送信する状態(オンの状態)が設定されたキャリアに対応するブロック(各波形整形フィルタC1〜CN及び各デジタル直交変調部E1〜EN)ではその動作をオンとして動作を実行し、送信しない状態(オフの状態)が設定されたキャリアに対応するブロック(各波形整形フィルタC1〜CN及び各デジタル直交変調部E1〜EN)ではその動作をオフとして動作を停止する。
また、キャリア数設定部15は、上記のようにして特定した送信キャリアの設定情報を窓関数生成部35へ出力する。
窓関数生成部35では、キャリア数設定部15から入力される送信キャリアの設定情報に基づいて、送信キャリアの設定情報に応じた窓関数Weight(s)を生成して抑圧係数演算部36へ出力する。本例では、窓関数生成部35は、送信キャリアの設定情報に基づいて特定される送信キャリアの数(オンの状態であるキャリアの数)に応じた窓関数Weight(s)を生成し、これにより、送信キャリアの数に応じて窓関数Weight(s)を切り替える。
ここで、本例の窓関数生成部35について詳しく説明する。
なお、本例では、窓関数について予めテーブルとして値を持つ方法を用いる窓関数生成部35について説明するが、他の構成例として、窓関数を直接生成する方法を用いる構成などが用いられてもよい。
図2には、窓関数生成部35の第1の構成例である窓関数生成部35aの構成例を示してあるとともに、比較部33と抑圧係数演算部36とキャリア数設定部15を示してある。
本例の窓関数生成部35aは、キャリアの総数Nと同数であるN個の窓関数テーブルF1〜FNと、セレクタ41を備えている。
複数の窓関数テーブルF1〜FNは、キャリア数毎に、比較部33からの比較結果の値とそれに対応する窓関数の値との対応をメモリに記憶している。つまり、各窓関数テーブルF1〜FNは、各キャリア数(本例では、1〜N)に対応して、比較部33からの入力値と窓関数の出力値との対応を記憶している。ここで、各窓関数テーブルF1〜FNに記憶される情報は、例えば、予め作成されて設定される。
なお、本例では、窓関数生成部35aは、ピーク電力が非検出であった場合には、例えば、1の値を抑圧係数演算部36へ出力するため、この場合に対応する出力値についても窓関数テーブルF1〜FNに記憶している。
セレクタ41は、キャリア数設定部15から送信キャリアの設定情報を入力し、入力した送信キャリアの設定情報により特定される送信キャリアの数に対応した窓関数テーブル(窓関数テーブルF1〜FNのいずれか)を選択し、選択した窓関数テーブルの出力端を抑圧係数演算部36の入力端に接続する。これにより、セレクタ41により選択された窓関数テーブルに基づいて、比較部33からの入力値に対応する出力値が抑圧係数演算部36へ出力される。
このように、本例では、送信キャリア数分の窓関数テーブルF1〜FNを有することにより、送信キャリア数に適した窓関数を使用して、送信キャリア数に適したピーク電力抑圧効果を得ることができる。
図3には、窓関数生成部35の第2の構成例である窓関数生成部35bの構成例を示してあるとともに、比較部33と抑圧係数演算部36とキャリア数設定部15を示してある。
また、本例の構成では、制御部53を備えている。
本例の窓関数生成部35bは、2個の窓関数テーブル51a、51bと、セレクタ52を備えている。
2個の窓関数テーブル51a、51bは、それぞれ、比較部33からの入力値と窓関数の出力値との対応を記憶するメモリを有しており、その記憶内容が制御部53により書き換えられる。
なお、本例では、窓関数生成部35bは、ピーク電力が非検出であった場合には、例えば、1の値を抑圧係数演算部36へ出力するため、この場合に対応する出力値についても窓関数テーブル51a、51bに記憶される。
制御部53は、キャリア数設定部15から送信キャリアの設定情報を入力し、入力した送信キャリアの設定情報により特定される送信キャリアの数に対応した窓関数の値の情報を一方の窓関数テーブル(A面)51a又は他方の窓関数テーブル(B面)51bのいずれかに設定する。
セレクタ52は、制御部53により窓関数の値の情報が設定された窓関数テーブル(2個の窓関数テーブル51a、51bのいずれか)を選択し、選択した窓関数テーブルの出力端を抑圧係数演算部36の入力端に接続する。これにより、セレクタ52により選択された窓関数テーブルに基づいて、比較部33からの入力値に対応する出力値が抑圧係数演算部36へ出力される。
ここで、セレクタ52を制御する構成としては、種々な構成が用いられてもよい。一構成例として、初期的にセレクタ52が選択する窓関数テーブルと初期的に制御部53が窓関数の値の情報を設定する窓関数テーブルを合わせるように設定しておいて、初期以降は、セレクタ52と制御部53が、それぞれ、キャリア数設定部15から入力される送信キャリアの設定情報により特定される送信キャリアの数が変化する毎に現在とは逆側の窓関数テーブルを選択していくような構成を用いることができる。他の構成例として、制御部53が窓関数の値の情報を設定した窓関数テーブル(2個の窓関数テーブル51a、51bのいずれか)を特定する情報をキャリア数設定部15へ出力し、その情報をキャリア数設定部15がセレクタ52へ出力し、その情報に基づいてセレクタ52が窓関数テーブルの選択を行うような構成を用いることができる。
また、制御部53は、キャリア数設定部15から入力される送信キャリアの設定情報を常時或いは定期的に監視しており、送信キャリアの数が変化した場合には、現在においてセレクタ52により選択されている窓関数テーブルとは逆の面の窓関数テーブルに送信キャリアの数に対応した窓関数の値の情報を設定する。そして、この制御部53による設定が完了したとき(或いは、それ以降)に、セレクタ52により現在とは逆の面の窓関数テーブルを選択する。
このような制御を行うことで、送信キャリアの数が変化した場合においても、現在使用していない窓関数テーブルに窓関数の値の情報を設定し、これを現在使用中の窓関数テーブルと切り替えることにより、送信キャリア数に適した窓関数を使用して、送信キャリア数に適したピーク電力抑圧効果を得ることができる。
ここで、本例では、2面構成の窓関数テーブル51a、51bを示したが、3面以上の構成を用いることも可能であり、或いは、1面の構成を用いることも可能である。
例えば、1面のみの窓関数テーブルを備えた構成では、送信キャリアの数が変化したときに、制御部53により窓関数テーブルの再設定を行う。なお、この構成では、窓関数テーブルの再設定中におけるピーク電力抑圧動作は厳密には正常には動作しないが、再設定後には正常なピーク電力抑圧動作が実現される。
以上のように、本例の送信機1では、例えば複数又は単数のキャリア周波数を用いて送信を行うに際して、送信対象となるデジタル変調結果AI(t)、AQ(t)の瞬時電力Pint(t)と閾値電力Thr(t)との比率の平方根値をピークファクタGain(t)として算出し、当該ピークファクタGain(t)に対して窓関数Weight(s)により重みを持たせてピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)を算出し、当該ピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)により前記したデジタル変調結果AI(t)、AQ(t)のピーク電力の電圧レベル及び当該ピーク電力の周辺の電圧レベルをレベル制御する。
従って、本例の送信機1では、ピーク電力の低減と帯域外漏洩電力の制限との両立が可能となり、効果的にピーク電力を低減することができる。
また、本例の送信機1では、送信対象となる信号を送信するに際して、送信対象となる信号のキャリア数に応じて最適な窓関数を設定する。
従って、本例の送信機1では、送信対象となる信号のピーク電力のレベルを抑圧することを効果的に行うことができ、信号品質特性(例えば、3GPPでは、ACLR、EVM、PCDE等)を改善することができる。
また、本例の送信機1では、各キャリア1〜Nの信号が送信対象となるか否かに応じて、各波形整形フィルタC1〜CN及び各デジタル直交変調部E1〜ENのオン/オフを制御する。
従って、本例の送信機1では、送信対象となるキャリアに対応した処理ブロックのみをオンにして、効率化を図ることができる。
なお、本例のようなピーク電力抑圧の処理は非線形処理であるため、線形変調方式を用いたシステムに影響を与え得る。このため、ピーク電力を低減させて増幅器の電力効率を上昇させることと、通信品質とはトレードオフの関係にある。こうしたことから、本例のようなピーク電力抑圧の処理に用いられる具体的な数値としては、例えば、本発明を採用するシステムオペレータなどに依存して種々に決定されればよい。
本例の送信機1の構成例を示す。
送信対象となる信号を送信する送信機1において、
送信対象となる信号のピーク電力を抑圧するために、送信対象信号レベル閾値と送信対象となる信号のピーク電力のレベルとの比に応じたピーク電力抑圧率(本例では、ピークファクタGain(t))を生成するピーク電力の抑圧率生成部34と、
所定の窓関数Weight(t)を出力する窓関数生成部35と、
ピーク電力の抑圧率生成部34により生成されるピーク電力抑圧率を所定の窓関数により重み付けした結果をピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)として生成するピーク電力の抑圧係数演算部36と、
ピーク電力の抑圧係数演算部36により生成されるピーク電力抑圧係数により送信対象となる信号のピーク電力のレベルを抑圧する乗算器25、26と、
送信するキャリア数の情報を窓関数生成部35に設定するキャリア数設定部15を備え、
ピーク電力の抑圧率生成部34は、送信対象となる信号のレベル(本例では、瞬時電力)を検出する瞬時電力演算部31からの入力に基づいて、送信対象信号レベル閾値と瞬時電力演算部31により検出される送信対象となる信号のレベルとの比に応じたピーク電力抑圧率を設定し、
ピーク電力の抑圧係数演算部36は、ピーク電力の抑圧率生成部34により設定されるピーク電力抑圧率を、キャリア数に応じて複数の窓関数の中から最適なものが選択された窓関数により重み付けした結果をピーク電力抑圧係数として生成し、
乗算器25、26は、送信対象となる信号とピーク電力の抑圧係数演算部36により生成されるピーク電力抑圧係数とを乗算して、送信対象となる信号のレベルを抑圧する。
なお、本例の送信機1では、キャリア数設定部15が送信対象となる信号に含まれるキャリアの数を特定する機能によりキャリア数特定手段が構成されており、窓関数生成部35がキャリア数設定部15から入力される送信キャリアの設定情報に基づいてキャリアの数に応じた窓関数を設定する機能により窓関数設定手段が構成されており、瞬時電力演算部31や閾値生成部32や比較部33や抑圧率生成部34や抑圧係数演算部36が送信対象となる信号や窓関数生成部35により設定された窓関数に基づいてピークレベル抑圧のための係数(本例では、ピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t))を生成する機能により係数生成手段が構成されており、乗算器25、26が前記係数を用いて送信対象となる信号についてピークレベルを抑圧する機能により抑圧手段が構成されている。
本発明の第2実施例を説明する。
図4には、本例の送信機2の構成例を示してあるとともに、複数であるN個のキャリア1〜Nに対応したN個の符号多重信号生成部B1〜BNを示してある。
本例の送信機2の構成や動作は、図1に示される送信機1の構成や動作と比べて、ピーク電力抑圧部16の遅延部23、24の後段に乗算器61、62と減算器63、64が備えられている点や、ピーク電力抑圧係数演算部17において抑圧率生成部34と抑圧係数演算部36との間に減算器37が備えられている点が異なっている。
なお、図4では、図1に示されるのと同様な構成部については同一の符号を付してあり、本例では、図1を参照した第1実施例とは異なる点について詳しく説明する。
ピーク電力抑圧係数演算部17の抑圧率生成部34は、所定のピークファクタGain(t)を減算器37へ出力する。なお、ピークファクタGain(t)は、例えば、(式2)のように表される。
減算器37は、抑圧率生成部34から入力されるピークファクタGain(t)を1から減算し、つまり、{1−Gain(t)}を演算し、その結果を抑圧係数演算部36へ出力する。
抑圧係数演算部36は、減算器37から入力される値{1−Gain(t)}に対して、窓関数生成部35から入力される窓関数Weight(t)により重みを与え、当該重みを与えた結果をピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)として2個の乗算器61、62へ出力する。
一例として、ピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)は、(式6)のように表される。なお、Tは、ピークの発生した時刻を表している。
Figure 2008099092
各乗算器61、62は、各遅延部23、24から入力される加算結果信号AI(t)、AQ(t)と抑圧係数演算部36から入力されるピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)とを乗算して、ピーク電力抑圧レベルを計算し、当該計算結果を各減算器63、64へ出力する。
各減算器63、64は、各遅延部23、24から入力される加算結果信号(本線の信号)AI(t)、AQ(t)から、各乗算器61、62から入力されるピーク電力抑圧レベルを減算し、当該減算結果の信号A’’I(t)、A’’Q(t)を各D/Aコンバータ27、28へ出力する。
ここで、この信号A’’I(t)、A’’Q(t)は、(式7)のように表される。
Figure 2008099092
本例の送信機2の構成例を示す。
送信対象となる信号を送信する送信機2において、
送信対象となる信号のピーク電力を抑圧するために、送信対象信号レベル閾値と送信対象となる信号のピーク電力のレベルとの比に応じたピーク電力抑圧率(本例では、ピークファクタGain(t))を生成するピーク電力の抑圧率生成部34と、
所定の窓関数Weight(t)を出力する窓関数生成部35と、
ピーク電力の抑圧率生成部34により生成されるピーク電力抑圧率から得られる値を所定の窓関数により重み付けした結果をピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t)として生成するピーク電力の抑圧係数演算部36と、
ピーク電力の抑圧係数演算部36により生成されるピーク電力抑圧係数により送信対象となる信号のピーク電力のレベルを抑圧する乗算器61、62及び減算器63、64と、
送信するキャリア数の情報を窓関数生成部35に設定するキャリア数設定部15を備え、
ピーク電力の抑圧率生成部34は、送信対象となる信号のレベル(本例では、瞬時電力)を検出する瞬時電力演算部31からの入力に基づいて、送信対象信号レベル閾値と瞬時電力演算部31により検出される送信対象となる信号のレベルとの比に応じたピーク電力抑圧率を求め、減算器37により当該ピーク電力抑圧率を1から減算した値を生成し、
ピーク電力の抑圧係数演算部36は、ピーク電力の抑圧率生成部34及び減算器37により設定される値(1−ピーク電力抑圧率)を、キャリア数に応じて複数の窓関数の中から最適なものが選択された窓関数により重み付けした結果をピーク電力抑圧係数として生成し、
乗算器61、62及び減算器63、64は、送信対象となる信号とピーク電力の抑圧係数演算部36により生成されるピーク電力抑圧係数とを乗算して得られる値を抑圧レベルとし、送信対象となる信号のレベルから抑圧レベルを減算することで、送信対象となる信号のレベルを抑圧する。
なお、本例の送信機2では、乗算器61、62や減算器63、64がピークレベル抑圧のための係数(本例では、ピーク電力抑圧係数Exp_Gain(t))を用いて送信対象となる信号についてピークレベルを抑圧する機能により抑圧手段が構成されている。
本発明の第3実施例として、図1や図4に示されるような本例の送信機により得られる効果の具体例について説明する。
マルチキャリア送信機におけるピーク電力抑圧処理の問題点として、キャリア数によってピーク電力の発生確率が異なるといった現象があり、送信キャリアの数によってピーク電力抑圧のためのパラメータの最適値が異なる。このようなパラメータの一つとして窓関数の値がある。
そこで、本例の送信機では、送信対象となるキャリアの数に応じて、ピーク電力の抑圧処理に使用する窓関数を切り替えている。
図5には、1キャリア送信時における周波数特性の一例を示してある。
図6には、4キャリア送信時における周波数特性の一例を示してある。
図5や図6では、グラフの横軸は周波数を示しており、縦軸は信号のレベルを示している。また、Hanning窓を使用した場合の特性と、Kaiser窓を使用した場合の特性を示してある。
総送信電力を等しく設定した場合、4キャリア送信では1キャリア送信時と比較してCNR(Carrier to Noise Ratio)が12dB悪く、ピーク電力の発生確率が高い。このため、同じピーク電力検出閾値を使用する場合、4キャリア送信では1キャリア送信時と比較してACLR特性が悪くなる。
窓掛けを用いたピーク電力抑圧では、ACLRとPCDEとの間にはトレードオフの関係があるため、例えば、1キャリア送信時には、EVMやPCDEの特性が良いKaiser窓を使用し、4キャリア送信時にはACLRの特性が良いHanning窓を使用することで、信号品質劣化が少ない送信信号を出力することが可能となる。
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々なシステムや装置として提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の第1実施例に係る送信機の構成例を示す図である。 窓関数生成部の第1の構成例を示す図である。 窓関数生成部の第2の構成例を示す図である。 本発明の第2実施例に係る送信機の構成例を示す図である。 1キャリア送信時の周波数特性の一例を示す図である。 4キャリア送信時の周波数特性の一例を示す図である。 送信機の構成例を示す図である。 窓関数生成部の構成例を示す図である。
符号の説明
1、2、3・・送信機、 11、71・・デジタル変調部、 12、16、72・・ピーク電力抑圧部、 13・・周波数変換部、 14、17、73・・ピーク電力抑圧係数演算部、 15・・キャリア数設定部、 21、22・・加算器、 23、24・・遅延部、 25、26、61、62・・乗算器、 27、28・・D/Aコンバータ(D/A変換器)、 29・・アナログ直交変調部、 31・・瞬時電力演算部、 32・・閾値生成部、 33・・比較部、 34・・抑圧率生成部、 35、35a、35b、81・・窓関数生成部、 36・・抑圧係数演算部、 37、63、64・・減算器、 41、52・・セレクタ、 51a、51b、91・・窓関数テーブル、 53・・制御部、
B1〜BN・・符号多重信号生成部、 C1〜CN、G1〜GN・・波形整形フィルタ、 E1〜EN、H1〜HN・・デジタル直交変調部、 F1〜FN・・窓関数テーブル、

Claims (1)

  1. 送信対象となる信号を送信する送信機において、
    前記送信対象となる信号に含まれるキャリアの数を特定するキャリア数特定手段と、
    前記キャリア数特定手段により特定されたキャリアの数に応じた窓関数を設定する窓関数設定手段と、
    前記送信対象となる信号と前記窓関数設定手段により設定された窓関数に基づいてピークレベル抑圧のための係数を生成する係数生成手段と、
    前記係数生成手段により生成された係数を用いて前記送信対象となる信号についてピークレベルを抑圧する抑圧手段と、
    を備えたことを特徴とする送信機。
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