JP2008099032A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体集積回路装置内に備えたモニタ用被測定素子が局所ばらつきを有する場合であっても、動作速度の高速化や低消費電力化を実現可能な半導体集積回路装置を提供する。
【解決手段】モニタ回路105A内のモニタ用被測定素子選択部103Aによって、MOSFET群102Aからモニタ用MOSFET101Aを選択する。ここで、前記MOSFET群102Aの各々のMOSFETのサブスレッショルド領域若しくは飽和領域の任意のゲート電圧値におけるドレイン電流の値を測定パラメータとして測定し、そのドレイン電流の値が中央値であるMOSFETをモニタ用MOSFET101Aとして選択する。その後、前記モニタ回路105Aで選択したモニタ用MOSFET101Aのドレイン電流値104Aに基づき、動作パラメータ調整回と107によって、基板の基板電圧108を調整して、その基板電圧108を集積回路本体106Aに供給する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に、動作速度の高速化及び低消費電力化に関するものである。
近年、多機能かつ低消費電力な機器の市場が拡大しており、その内部に搭載される半導体集積回路装置には動作速度の高速化及び低消費電力化が求められている。
従来、低消費電力化を実現する半導体集積回路装置として、例えば特許文献1に記載される技術がある。前記特許文献1記載の半導体集積回路装置は、モニタ用MOSFET(モニタ用被測定素子)のドレイン電流と、集積回路本体内の複数のMOSFETのドレイン電流とが一定になるように、半導体基板の基板電圧を調整する基板電圧調整回路を備えた半導体集積回路装置である。前記半導体集積回路装置では、MOSFETのサブスレッショルド領域若しくは飽和領域のゲート電圧値のドレイン電流に、温度依存性やプロセスばらつき依存性が発生することを防止するために、MOSFETの基板電圧を制御している。
図11に、前記特許文献1に開示された基板電圧調整技術を適用した半導体集積回路装置の全体構造のブロック図を示す。
同図において、半導体集積回路装置10は、半導体基板上に複数のMOSFETを有する集積回路本体16と、モニタ用MOSFET11のドレイン電流をモニタするドレイン電流モニタ回路15と、前記モニタ用MOSFET11のドレイン電流が一定になるように、半導体基板の基板電圧Vbを調整する基板電圧調整回路14とを備える。
前記ドレイン電流モニタ回路15は、さらに定電流源12を有し、前記モニタ用MOSFET11は、前記集積回路本体16内の複数のMOSFETと同一基板上に形成されている。ここで、前記モニタ用MOSFET11のゲート電圧は、前記集積回路本体16の電源電圧VDD以下の任意の電圧17に設定されている。
前記基板電圧調整回路14は、前記モニタ用MOSFET11のドレイン端子と、前記集積回路本体16内の複数のMOSFETのドレイン端子とを接地電位VSSに接続した状態で、前記モニタ用MOSFET11のソース電位と、予め設定した所定の基準電位とを比較する比較回路13とを備え、前記比較回路13の比較結果を前記モニタ用MOSFET11の基板電圧Vbにフィードバックして、前記基板電圧Vbを調整している。
また、動作速度の高速化及び低消費電力化を両立する半導体集積回路装置として、例えば特許文献2に記載されるように、半導体集積回路装置の特性ばらつきを抑制して回路の性能を向上させる技術がある。
図12に、前記特許文献2に開示された半導体集積回路装置の全体構成のブロック図を示す。
同図は、インバータ回路を直列接続したチェインをモニタ用被測定素子(図示せず)としてモニタ回路(図示せず)によってモニタして、前記モニタ用被測定素子の測定パラメータに基づいて、動作周波数や電源電圧や基板電圧を制御する半導体集積回路装置20である。
前記半導体集積回路装置20において、モニタ用被測定素子の測定パラメータは、命令発生回路21に供給される。その後、前記命令発生回路21からの命令信号CS1、CS2、CS3に基づいて、クロック周波数制御回路22、電源電圧制御回路23、基板電圧制御回路24の各々がクロック信号、電源電圧、基板電圧を制御して、そのクロック信号、電源電圧、基板電圧をレジスタ回路REG01、REG02と論理回路LOGとを備えた集積回路本体25に供給する。当該半導体集積回路装置20によって、動作速度を低下させることなく消費電力を低減させる、又は消費電力を増加させることなく動作速度を向上させることを実現している。
特開2004−165649号公報 特開2001−345693号公報
しかしながら、前記特許文献1及び前記特許文献2記載の半導体集積回路装置では、モニタ用被測定素子自体が、製造時に局所的にランダムにばらつく製造ばらつき(以下、局所ばらつきと言う)を持つ場合には、その局所ばらつきの影響が基板電圧等の動作パラメータの調整に影響を与えてしまうという問題がある。
離散的不純物分布のランダム性に起因するゆらぎや、ゲートポリシリコンのライン端ラフネスに起因する特性ゆらぎにより、局所ばらつきは微細プロセスで増大している。そのため、前記特許文献1及び前記特許文献2記載において、モニタ用被測定素子がMOSFETであるときには、モニタ用MOSFETのドレイン電流の測定パラメータが、局所ばらつき分布において最大値、最小値、中心値の何れであるかが不明であり、前記モニタ用MOSFETのドレイン電流が局所ばらつき分布の最大値の特性を持つ際に基板電圧制御を行った場合には、集積回路本体が動作しない可能性が生じる。
また、モニタ用被測定素子がインバータ回路を直列接続した遅延回路であるときには、局所ばらつき分布において遅延時間が最小となる遅延回路をモニタ用被測定素子としてモニタする場合にも、集積回路本体が動作しない可能性が生じる。
本発明は、前記の課題に着目してなされてものであり、その目的は、半導体集積回路装置内に備えた複数の被測定素子が局所ばらつきを有する場合であっても、動作速度の高速化及び低消費電力化を実現可能な半導体集積回路装置を提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明では、集積回路本体と、動作パラメータ調整回路と、モニタ回路とを備えた半導体集積回路装置において、前記モニタ回路の内部に、複数の被測定素子を設けて、それら各々の被測定素子の測定パラメータを求め、その測定パラメータの値が所定の順位である被測定素子を用いて動作パラメータを調整する構成を採用する。
具体的に、請求項1記載の発明の半導体集積回路装置は、半導体基板上に複数のMOSFETを有する集積回路本体と、前記複数のMOSFETと同一基板上に配置された複数の被測定素子と、前記複数の被測定素子のうち、測定パラメータの値が所定の順位である被測定素子をモニタ用被測定素子として選択するモニタ回路と、前記モニタ用被測定素子の測定パラメータに基づいて、前記集積回路本体に供給する動作パラメータを調整する動作パラメータ調整回路とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明の半導体集積回路装置は、半導体基板上に複数のMOSFETを有する集積回路本体と、前記複数のMOSFETと同一基板上に配置された複数の被測定素子と、前記複数の被測定素子のうち、測定パラメータの値が最大値、最小値及び中央値の何れか1つの値である被測定素子をモニタ用被測定素子として選択するモニタ回路と、前記モニタ用被測定素子の測定パラメータに基づいて、前記集積回路本体に供給する動作周波数、電源電圧及び基板電圧の少なくとも1つの動作パラメータを調整する動作パラメータ調整回路とを備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記請求項1又は2記載の半導体集積回路装置において、前記複数の被測定素子の各々は、MOSFETであると共に、前記測定パラメータは、当該MOSFETのサブスレッショルド領域若しくは飽和領域のゲート電圧値におけるドレイン電流であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記請求項3記載の半導体集積回路装置において、前記集積回路本体の回路ブロックがメモリであるとき、前記モニタ回路は、前記ドレイン電流の値が最小値であるMOSFETをモニタ用被測定素子として選択することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記請求項4記載の半導体集積回路装置において、前記メモリは、SRAM、DRAM、ROM、FLASH Memory、RRAM、PRAM、FeRAM又はMRAMであることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記請求項3記載の半導体集積回路装置において、前記集積回路本体の回路ブロックがロジックであるとき、前記モニタ回路は、前記ドレイン電流の値が中央値であるMOSFETをモニタ用被測定素子として選択することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記請求項1又は2記載の半導体集積回路装置において、前記複数の被測定素子の各々は、複数のインバータ回路を直列接続したチェインであると共に、前記測定パラメータは、当該チェインにおける遅延時間であることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記請求項7記載の半導体集積回路装置において、前記モニタ回路は、前記複数のチェインの各々の出力をAND回路で接続した回路であることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記請求項7記載の半導体集積回路装置において、前記モニタ回路は、前記複数のチェインの各々の出力をOR回路で接続した回路であることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、前記請求項8記載の半導体集積回路装置において、前記動作パラメータ調整回路は、前記集積回路本体に供給する動作周波数を調整する動作周波数制御回路、前記集積回路本体に供給する電源電圧を調整する電源電圧制御回路及び前記集積回路本体に供給する基板電圧を調整する基板電圧制御回路の少なくとも1つを備えると共に、前記モニタ用被測定素子の測定パラメータに基づいて、前記動作周波数制御回路、前記電源電圧制御回路及び前記基板電圧制御回路を制御する命令発生回路を備えることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、前記請求項10記載の半導体集積回路装置において、前記命令発生回路は、オペレーティングシステムからの命令、アプリケーションソフトウエアからの命令、外部からの信号入力、メモリからの信号及び前記集積回路本体の処理負荷量の少なくとも1つに基づいて命令信号を発生して、前記前記動作周波数制御回路、前記電源電圧制御回路及び前記基板電圧制御回路を制御することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、前記請求項1〜11の何れか一項に記載の半導体集積回路装置において、複数のモニタ回路と複数の動作パラメータ調整回路とを同一基板上に備えることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、前記請求項12記載の半導体集積回路装置において、前記集積回路本体は、複数個の回路ブロックによって構成され、前記複数個の回路ブロックの各々に対応した複数のモニタ回路と複数の動作パラメータ調整回路とを備え、前記複数のモニタ回路の少なくとも1つは、他のモニタ回路とは異なる順位の測定パラメータの値の被測定素子をモニタ用被測定素子としてを選択することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、前記請求項1又は2記載の半導体集積回路装置において、前記モニタ回路及び前記動作パラメータ調整回路の少なくとも1つは、前記集積回路本体に近接して形成されていることを特徴とする。
請求項15記載の発明は、前記請求項1又は2記載の半導体集積回路装置において、当該半導体集積回路装置は、さらにパッドを備え、前記モニタ回路及び前記動作パラメータ調整回路の少なくとも1つは、前記パッドの周辺に形成されている、又は、一部若しくは全部が前記パッドの下部に形成されていることを特徴とする。
請求項16記載の発明は、前記請求項1又は2記載の半導体集積回路装置において、前記モニタ回路及び前記動作パラメータ調整回路の少なくとも1つは、基板の中央に形成されていることを特徴とする。
請求項17記載の発明の半導体集積回路装置は、半導体基板上に複数のMOSFETを有する集積回路本体と、前記複数のMOSFETと同一基板上に配置された複数の被測定素子と、前記複数の被測定素子のうち、測定パラメータの値が所定の順位である被測定素子をモニタ用被測定素子として選択するモニタ回路と、前記モニタ用被測定素子の測定パラメータに基づいて、前記集積回路本体に供給する動作パラメータを調整する動作パラメータ調整回路と、パッドとを備え、前記モニタ用被測定素子及び前記集積回路本体の一部若しくは全部が前記パッドの下部に形成されていることを特徴とする。
以上により、請求項1及び請求項3〜17記載の発明では、複数の被測定素子を設けて各々の被測定素子の測定パラメータを測定し、その測定パラメータが所定の順位のものをモニタ用被測定素子として選択して動作パラメータを調整するので、前記複数の被測定素子の各々が局所ばらつきを有する場合であっても、局所ばらつきによる測定パラメータの変動による影響を低減して動作パラメータを調整することが可能となる。
また、請求項2記載の発明では、複数の被測定素子のうち、測定パラメータの値が最大値、最小値及び中央値の何れか1つの値である被測定素子をモニタ用被測定素子として選択するので、動作周波数、電源電圧や基板電圧等の動作パラメータを適切に調整することが可能となる。
以上説明したように、請求項1〜17記載の発明の半導体集積回路装置によれば、複数の被測定素子の中からモニタ用被測定素子を選択するので、局所ばらつきの影響を低減して動作パラメータの調整を行うことが可能となり、当該半導体集積回路装置の動作速度の高速化及び低消費電力化を図ることができる。
以下、本発明の半導体集積回路装置を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成を示したブロック図である。
同図において、半導体集積回路装置100Aは、半導体基板(図示せず)上に複数のMOSFETを有する集積回路本体106Aと、モニタ回路105Aと、動作パラメータ調整回路107とを備えている。
前記モニタ回路105Aは、前記集積回路本体106A内の複数のMOSFETと同一基板上に複数のMOSFET(複数の被測定素子)から成るMOSFET群102Aを備えると共に、前記MOSFET群102Aからモニタ用MOSFET(モニタ用被選択素子)101Aを選択するモニタ用被測定素子選択部103Aを備えている。前記モニタ回路105A内のモニタ用被測定素子選択部103Aは、前記MOSFET群102Aのうち、測定パラメータの値が所定の順位であるMOSFETをモニタ用MOSFET101Aとして選択する。
前記動作パラメータ調整回路107は、前記モニタ用MOSFET101Aの測定パラメータ104Aに基づいて、前記集積回路本体106Aに供給する動作パラメータ108を調整する。
本実施形態において、まず、モニタ回路105A内のモニタ用被測定素子選択部103Aによって、MOSFET群102Aからモニタ用MOSFET101Aを選択する。ここで、前記MOSFET群102Aの各々のMOSFETのサブスレッショルド領域若しくは飽和領域の任意のゲート電圧値におけるドレイン電流の値を測定パラメータとして測定し、そのドレイン電流の値が中央値であるMOSFETをモニタ用MOSFET101Aとして選択する。
その後、前記モニタ回路105Aで選択したモニタ用MOSFET101Aのドレイン電流値(測定パラメータ)104Aに基づき、動作パラメータ調整回と107によって、基板の基板電圧(動作パラメータ)108を調整して、その基板電圧108を集積回路本体106Aに供給する。
以上説明したように、本実施形態では、複数のMOSFET102Aを設けて、各々のMOSFETのドレイン電流の値を測定し、そのうち、中央値の順位のMOSFETをモニタ用MOSFET101Aとして選択して、そのドレイン電流の値104Aに基づいて基板電圧108を調整するので、前記複数のMOSFET102Aの各々が局所ばらつきを有する場合であっても、その影響を低減して基板電圧を調整することが可能となる。
尚、本実施形態において、測定パラメータ104Aとしてドレイン電流の値を測定したが、被測定素子における遅延時間等であってもよいのは勿論である。
また、モニタ用MOSFET101Aとして測定パラメータが中央値の値であるMOSFETを選択したが、最小値等の所定の順位のものを選択してもよく、動作パラメータ調整回路107において調整する動作パラメータ108は、動作周波数や電源電圧等であってもよい。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成を示したブロック図である。
同図に示すように、半導体集積回路装置100Bは、半導体基板(図示せず)上に複数のMOSFETを有する集積回路本体106Bと、半導体基板の基板電圧200を調整する基板電圧調整回路(動作パラメータ調整回路)204と、ドレイン電流モニタ回路(モニタ回路)205とを備える。
前記ドレイン電流モニタ回路205は、定電流源202と、複数のMOSFET(複数の被測定素子)から成るMOSFET群209と、スイッチアレイ208と、モニタ用被測定素子選択部103Bとを有し、前記MOSFET群209のゲート電圧は、集積回路本体106Bの電源電圧VDD以下の任意の電圧206に設定される。前記MOSFET群209は、前記集積回路本体106B内の複数のMOSFETと同一基板上に形成されている。
ここで、前記モニタ用被測定素子選択部103B内のMOSFET選択制御回路213から出されるスイッチアレイ選択信号211によって、前記スイッチアレイ208を切り替えることで、MOSFET群209から2つのMOSFETを選択する。その選択された2つのMOSFETは、前記モニタ用被測定素子選択部103B内の大小比較回路212においてドレイン電流値(測定パラメータ)の大小比較が行われる。その比較結果210に応じて、再度、スイッチアレイ選択信号211によってスイッチアレイ208を切り替え、大小比較回路212において、前記MOSFET群209の2つのMOSFET同士の大小比較を順次繰り返し行わせる。この大小比較を繰り返し行うことによって、MOSFET群209からドレイン電流が最大値、最小値又は中央値の値であるMOSFETをモニタ用MOSFET(モニタ用被測定素子)201として選択して、そのモニタ用MOSFETのドレイン電流値(測定パラメータ)250を、後段の基板電圧調整回路204に出力する。
前記基板電圧調整回路204は、前記モニタ用MOSFET201のドレイン端子と集積回路本体106B内の複数のMOSFETのドレイン端子とを接地電位VSSに接続した状態で、前記モニタ用MOSFET201のソース電位と予め設定した所定の基準電位VDDとを比較する比較回路203を有し、前記比較回路203の比較結果を前記モニタ用MOSFET201の基板電圧200にフィードバックして、前記基板電圧200を調整する。
ここで、集積回路本体106Bが、複数のメモリセルがアレイ状に搭載されるSRAM等のメモリマクロのときには、その集積回路本体106Bの動作速度は、その内部で駆動するMOSFETのドレイン電流が最も小さい値によって決まる。
図3は、SRAMの要部構成を示したブロック図である。同図では、SRAMセルを1個のみ図示している。
同図において、集積回路本体106B内のSRAMセル350は、2個のインバータからなるフリップフロップFFと、ワード線WLで駆動される2個のトランスファゲートTG0、TG1と、データ線D、DBとを備える。
前記SRAMセル350の読み出し速度は、前記データ線D、DBを駆動するMOSFETのドレイン電流の大きさによって決まる。前記ドレイン電流の値が小さいほど、読み出し速度は遅くなり、集積回路本体(メモリマクロ)106B全体の動作速度は、読み出し速度が最も遅いSRAMセル(メモリセル)の動作速度によって決まるので、メモリマクロ全体の動作速度は、各々のSRAMセルのデータ線D、DBを駆動するMOSFETのドレイン電流が最も小さい値によって決まる。従って、図2のMOSFET群209のうち、ドレイン電流が最小値の値であるMOSFETをモニタ用MOSFET201として選択することにより、集積回路本体106Dの動作安定性を図ることができる。
尚、上記ではメモリマクロがSRAM(Static RAM)の場合について説明したが、DRAM(Dynamic RAM)、ROM、FLASH Memory、RRAM(Resistive RAM)、PRAM(Phase−change RAM)、FeRAM(Ferroelectric RAM)やMRAM(Magnetic RAM)であっても同様である。
また、集積回路本体106Bがロジックパスのとき、その集積回路本体106Bの動作速度は、ロジックパスを構成する複数のMOSFETの平均的な値によって決まる。
ロジックパスの段数がN段である場合には、局所ばらつきによる遅延時間のばらつきは、Nの平方根の逆数に比例して圧縮されるので、MOSFET群209のうち、ドレイン電流が中央値であるMOSFETをモニタ用MOSFET201として選択する。
以上説明したように、本実施形態では、複数のMOSFET209を設けて、ドレイン電流が最小値の値であるMOSFETや、遅延時間が中央値の値であるMOSFETをモニタ用MOSFET201として選択し、そのモニタ用MOSFET201のドレイン電流に応じて集積回路本体106Bに供給される基板電圧200を制御するので、半導体集積回路装置100Bの低消費電力化を図ることが可能となる。
尚、本実施形態において、集積回路本体106Bに近接した位置に、ドレイン電流モニタ回路205と基板電圧調整回路204とを配置することにより、集積回路本体106Bの特性により近い測定パラメータを測定して、その測定パラメータによって動作パラメータを調整することが可能となる。
(第3の実施形態)
図4は、本発明の第3の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成を示したブロック図である。
本実施形態の半導体集積回路装置100Cが図2に示した第2の実施形態の半導体集積回路装置100Bと異なる点は、集積回路本体106Cの内部にSRAM110、ROM111、ロジック回路112の3つの回路ブロックを備えていると共に、2つの基板電圧調整回路204A、204Bと、2つのドレイン電流モニタ回路205A、205Bとを備えている点のみである。その他の構成は、第2の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
前記ロジック回路112の動作速度は、ロジックパスを構成する複数のMOSFETの平均的な値で決まるので、ロジック回路112の基板電圧200Aを調整する際には、ドレイン電流が中央値の値のモニタ用MOSFET201Aを選択する。
また、前記ROM111及び前記SRAM110の動作速度は、駆動するMOSFETのドレイン電流値が最も小さい値で決まるので、ROM111及びSRAM110の基板電圧200Bを調整する際には、ドレイン電流が最小値の値のモニタ用MOSFET201Bを選択する。
上記のように、本実施形態では、集積回路本体106C内の回路ブロックに対応した各々異なる順位のモニタ用MOSFET201A、201Bを選択して、基板電圧200A、200Bを調整することで半導体集積回路装置100Cの動作速度の向上や低消費電力化を図ることが可能となる。
尚、本実施形態においては、集積回路本体106Cに供給される基板電圧200A、200Bを調整したが、動作周波数や電源電圧等の動作パラメータであってもよいのは勿論である。
(第4の実施形態)
図5は、本発明の第4の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成を示したブロック図である。
本実施形態の半導体集積回路装置100Dが図1に示した第1の実施形態の半導体集積回路装置100Aと異なる点は、被測定素子として、複数のインバータ回路を直列接続したチェインを用いると共に、測定パラメータとして、チェインの遅延時間を用いている点のみである。その他の構成については、第1の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
同図において、複数のMOSFETを有する集積回路本体106Dと同一基板上には、複数のチェイン(複数の被測定素子)から成るチェイン群102Bが設けられている。前記チェイン群102Bの各々のチェインは、複数のインバータ回路が直列接続されている。
本実施形態では、モニタ用被測定素子選択部103Cによって、チェイン群102Bからモニタ用チェイン(モニタ用被測定素子)101Bを選択する。この選択の際には、各々のチェインの遅延時間を測定パラメータとして測定する。その後、前記モニタ用チェイン101Bの遅延時間(測定パラメータ)104Bを動作パラメータ調整回路107に入力する。ここで、モニタ用チェイン101Bの測定パラメータとして遅延時間を104Bを用いることにより、集積回路本体106Dのパス遅延時間との高い相関をとることができ、その値に対応して、動作パラメータ調整回路107において、動作周波数や基板電圧や電源電圧といった動作パラメータ108を調整し、集積回路本体106Dの動作速度の高速化や低消費電力化を図ることが可能となる。
(第5の実施形態)
図6は、本発明の第5の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成を示したブロック図である。
本実施形態の半導体集積回路装置100Eが図5に示した第4の実施形態の半導体集積回路装置100Dと異なる点は、モニタ用被測定素子選択部として多入力AND回路103Dを用いている点のみである。その他の構成は、第4の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
モニタ用チェイン101Bは、複数のインバータ回路を直列接続したチェインで構成されるので、そのチェインの段数に応じて局所ばらつきによる遅延時間のばらつきが圧縮される。集積回路本体106Fがロジック回路であるとき、そのロジックパスの段数がN段の場合には、局所ばらつきによる遅延時間のばらつきはNの平方根の逆数に比例して圧縮される。
本実施形態では、多入力AND回路103Dを用いることにより、局所ばらつきによる遅延時間のばらつきを圧縮したチェインの最大遅延時間をモニタして、動作パラメータ調整回路107に供給することが可能となる。
上記のように、本実施形態では、集積回路本体106Eのロジックパスの最大遅延時間により近い測定パラメータをモニタして、動作パラメータ調整回路107において動作周波数や基板電圧や電源電圧といった動作パラメータ108を調整し、その調整した動作パラメータ108を集積回路本体106Eに与えることによって、半導体集積回路装置100Eの動作安定性の向上を図ることが可能となる。
(第6の実施形態)
図7は、本発明の第6の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成を示したブロック図である。
本実施形態の半導体集積回路装置100Fが図6に示した第5の実施形態の半導体集積回路装置100Eと異なる点は、多入力AND回路103Dの代わりに、多入力OR回路103Eをモニタ用被測定素子選択部として用いている点のみである。その他の構成は、第5の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
本実施形態では、多入力OR回路103Eを用いることにより、複数のチェイン102Bのうち、最小遅延時間のチェインをモニタ用チェイン101Bとして選択することができる。従って、集積回路本体106Fにホールドエラーが厳しくなる短いパスがあるときに、そのホールドエラーを回避して半導体集積回路装置100Fの動作安定性の向上を図ることが可能となる。
また、ホールドエラーが厳しくなる短いパスのみ、集積回路本体106F内の他の回路ブロックと別の基板電圧又は別の電源電圧を供給することで、動作安定性をより高めることができる。
(第7の実施形態)
図8は、本発明の第7の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成を示したブロック図である。
本実施形態の半導体集積回路装置100Gが図6に示した第5の実施形態の半導体集積回路装置100Eと異なる点は、多入力AND回路103Dの後段に命令発生回路300と、クロック周波数制御回路302と、電源電圧制御回路303と、基板電圧制御回路304とを設け、前記3つの回路302、303、304によって、集積回路本体106Gに供給されるクロック信号、電源電圧及び基板電圧を調整している点のみである。その他の構成は、第5の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
本実施形態では、命令発生回路300に、モニタ用被測定素子101Bの測定パラメータである最大遅延時間104Bを供給する。前記命令発生回路300では、その最大遅延時間104Bに基づいて、命令信号301A、301B、301Cを発生させる。前記命令信号301A、301B、301Cによって、クロック周波数制御回路302、電源電圧制御回路303、基板電圧制御回路304の各々では、動作周波数、電源電圧及び基板電圧を制御して、その動作周波数、電源電圧及び基板電圧を集積回路本体106Gに供給する。
ここで、集積回路本体106Gが複数のメモリセルがアレイ状に搭載されるSRAM、DRAM、ROMなどのメモリマクロであるとき、その動作速度は、各々のメモリセルを駆動するMOSFETのパス遅延時間が最も小さい値で決まる。本実施形態では、チェイン群102Bのうち、遅延時間が最大のチェインをモニタ用チェイン101Bとして選択し、ワーストケースによる動作周波数や基板電圧や電源電圧といった動作パラメータ108を命令発生回路300に与えて、クロック周波数制御回路302、電源電圧制御回路303、基板電圧制御回路304の各々で調整した動作周波数、電源電圧及び基板電圧を
レジスタ回路REG01、REG02や論理回路LOGに供給する。
上記のように本実施形態では、遅延時間が最大値のチェインをモニタ用チェイン101Bとして選択して、集積回路本体106Gに供給される動作周波数、電源電圧及び基板電圧のワーストケースを想定して、動作パラメータを調整するので、半導体集積回路装置100Gの動作安定性の向上を図ることができる。
尚、命令発生回路300が発生する命令信号301A、301B、301Cは、オペレーティングシステムからの命令、アプリケーションソフトウエアからの命令、半導体集積回路装置101G外部からの信号入力、メモリからの信号入力、集積回路本体106Cの処理負荷量などに応じて生成される。
(第8の実施形態)
図9は、本発明の第9の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成を示したブロック図である。
本実施形態の半導体集積回路装置100Hが図1に示した第1の実施形態の半導体集積回路装置100Aと異なる点は、モニタ回路105Aがパッド900の下部に配置されていると共に、集積回路本体106Aがパッド901の下部に配置されている点のみである。その他の構成については、第1の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
本実施形態において、モニタ用被測定素子101Aを有するモニタ回路105Aの一部又は全部がパッド900の下部に配置されている。また、集積回路本体106Aの一部又は全部についても、パッド901の下部に配置されている。ここで、パッド900、901にかかる応力のためにその下部に配置されているモニタ回路105Aや集積回路本体106Aの回路特性が変動するが、共にパッド900、901の下部に配置されているので、共に同様の応力を受ける。
上記のように、本実施形態では、集積回路本体106Aとモニタ用被測定素子101Aとの動作条件を同一にするので、前記集積回路本体106Aと前記モニタ用被測定素子101Aとが同一の動作条件下で動作パラメータ108が調整されるので、より高い精度で動作パラメータ108を調整して、半導体集積回路装置100Hの動作速度の向上と低消費電力化を図ることが可能となる。
また、モニタ回路105Aの一部又は全部や、集積回路本体106Aの一部又は全部をパッド900、901の下部に配置するので、半導体集積回路装置100Hのチップ面積を削減することができる。
尚、動作パラメータ調整回路107の一部又は全部をパッド900、901の下部に配置することによって、さらなるチップ面積の削減が可能となる。
また、複数の被測定素子102Aからモニタ用被測定素子101Aを選択するのみならず、1つの被測定素子をモニタ用被測定素子として配置した場合であっても、チップ面積の削減が可能である。
(第9の実施形態)
図10は、本発明の第9の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成を示したブロック図である。
本実施形態の半導体集積回路装置100Iが図1に示した第1の実施形態の半導体集積回路装置100Aと異なる点は、モニタ回路105A、動作パラメータ調整回路107、及び集積回路本体106Aが電源電圧線1002の下部に配置されている点のみである。その他の構成については、第1の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
本実施形態において、集積回路本体は、SRAM1010、ロジック回路1011、DRAM1012及びROM1013によって構成されている。
同図において、対向する電源電圧パッド1000、1001を結ぶ電源電圧線1002の中央付近では、電源電圧降下量の値が最大値の値となり、その中央付近の位置にモニタ回路105Aと動作パラメータ調整回路107とを配置することで、測定パラメータ104Aの値が劣化するモニタ用被測定素子101Aを選択することができる。このような被測定素子をモニタ用被測定素子101Aとして選択することにより、測定パラメータ104Aが劣化した場合であっても、モニタ用被測定素子101Aのドレイン電流値や遅延時間といった測定パラメータ104Aの値に対応して動作パラメータ調整回路107を調整し、動作周波数や基板電圧や電源電圧といった動作パラメータ108をSRAM1010に与え、半導体集積回路装置100Iの動作速度の向上と低消費電力化を図ることが可能となる。
尚、本実施形態では、SRAM1010にのみ動作パラメータ108を供給しているが、ロジック回路1011やDRAM1012やROM1013等にも動作パラメータ108を供給してもよい。
上記のように、本発明では、複数の被測定素子を設けて各々の被測定素子の測定パラメータを測定し、その測定パラメータが所定の順位のものをモニタ用被測定素子として選択して動作パラメータを調整するので、前記複数の被測定素子の各々が局所ばらつきを有する場合であっても、局所ばらつきによる測定パラメータの変動による影響を低減して動作パラメータを調整することが可能となる。
以上説明したように、本発明は、製造時に被測定素子自体が局所的にランダムにばらつく製造ばらつきの影響を低減して動作パラメータの調整を行うので、特に、動作速度の向上や消費電力の低減を実現する半導体集積回路装置等として有用である。
本発明の第1の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成のブロック図である。 本発明の第2の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成のブロック図である。 SRAMの要部構成のブロック図である。 本発明の第3の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成のブロック図である。 本発明の第4の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成のブロック図である。 本発明の第5の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成のブロック図である。 本発明の第6の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成のブロック図である。 本発明の第7の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成のブロック図である。 本発明の第8の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成のブロック図である。 本発明の第9の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成のブロック図である。 従来の半導体集積回路装置の全体構成のブロック図である。 従来の他の半導体集積回路装置の全体構成のブロック図である。
符号の説明
100A、100B、100C、
100D、100E、100F、
100G、100H、100I 半導体集積回路装置
101A モニタ用MOSFET(モニタ用被測定素子)
101B モニタ用チェイン(モニタ用被測定素子)
102A MOSFET群(複数の被測定素子)
102B チェイン群(複数の被測定素子)
103A、103B、103C モニタ用被測定素子選択部
103D 多入力AND回路(モニタ用被測定素子選択部)
103E 多入力OR回路(モニタ用被測定素子選択部)
104A、104B 測定パラメータ
105A、105B、105C モニタ回路
106A、106B、
106C、106D、
106E、106F、106G 集積回路本体
107 動作パラメータ調整回路
108 動作パラメータ
110、1010 SRAM(回路ブロック)
111、1013 ROM(回路ブロック)
112、1011 ロジック回路(回路ブロック)
200、200A、200B 基板電圧(動作パラメータ)
201、201A、201B モニタ用MOSFET(モニタ用被測定素子)
204、204A、204B 基板電圧調整回路(動作パラメータ調整回路)
205、205A、205B ドレイン電流モニタ回路(モニタ回路)
209 MOSFET群(複数の被測定素子)
250、250A、250B ドレイン電流値(測定パラメータ)
300 命令発生回路
301A、301B、301C 命令信号
302 クロック周波数制御回路(動作周波数制御回路)
303 電源電圧制御回路
304 基板電圧制御回路
350 SRAMセル
900、901 パッド
1000、1001 電源電圧パッド
1002 電源電圧線
1012 DRAM

Claims (17)

  1. 半導体基板上に複数のMOSFETを有する集積回路本体と、
    前記複数のMOSFETと同一基板上に配置された複数の被測定素子と、
    前記複数の被測定素子のうち、測定パラメータの値が所定の順位である被測定素子をモニタ用被測定素子として選択するモニタ回路と、
    前記モニタ用被測定素子の測定パラメータに基づいて、前記集積回路本体に供給する動作パラメータを調整する動作パラメータ調整回路とを備えた
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 半導体基板上に複数のMOSFETを有する集積回路本体と、
    前記複数のMOSFETと同一基板上に配置された複数の被測定素子と、
    前記複数の被測定素子のうち、測定パラメータの値が最大値、最小値及び中央値の何れか1つの値である被測定素子をモニタ用被測定素子として選択するモニタ回路と、
    前記モニタ用被測定素子の測定パラメータに基づいて、前記集積回路本体に供給する動作周波数、電源電圧及び基板電圧の少なくとも1つの動作パラメータを調整する動作パラメータ調整回路とを備えた
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 前記請求項1又は2記載の半導体集積回路装置において、
    前記複数の被測定素子の各々は、MOSFETであると共に、
    前記測定パラメータは、当該MOSFETのサブスレッショルド領域若しくは飽和領域のゲート電圧値におけるドレイン電流である
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 前記請求項3記載の半導体集積回路装置において、
    前記集積回路本体の回路ブロックがメモリであるとき、前記モニタ回路は、前記ドレイン電流の値が最小値であるMOSFETをモニタ用被測定素子として選択する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 前記請求項4記載の半導体集積回路装置において、
    前記メモリは、
    SRAM、DRAM、ROM、FLASH Memory、RRAM、PRAM、FeRAM又はMRAMである
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 前記請求項3記載の半導体集積回路装置において、
    前記集積回路本体の回路ブロックがロジックであるとき、前記モニタ回路は、前記ドレイン電流の値が中央値であるMOSFETをモニタ用被測定素子として選択する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 前記請求項1又は2記載の半導体集積回路装置において、
    前記複数の被測定素子の各々は、複数のインバータ回路を直列接続したチェインであると共に、
    前記測定パラメータは、当該チェインにおける遅延時間である
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 前記請求項7記載の半導体集積回路装置において、
    前記モニタ回路は、
    前記複数のチェインの各々の出力をAND回路で接続した回路である
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 前記請求項7記載の半導体集積回路装置において、
    前記モニタ回路は、
    前記複数のチェインの各々の出力をOR回路で接続した回路である
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 前記請求項8記載の半導体集積回路装置において、
    前記動作パラメータ調整回路は、
    前記集積回路本体に供給する動作周波数を調整する動作周波数制御回路、前記集積回路本体に供給する電源電圧を調整する電源電圧制御回路及び前記集積回路本体に供給する基板電圧を調整する基板電圧制御回路の少なくとも1つを備えると共に、
    前記モニタ用被測定素子の測定パラメータに基づいて、前記動作周波数制御回路、前記電源電圧制御回路及び前記基板電圧制御回路を制御する命令発生回路を備える
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. 前記請求項10記載の半導体集積回路装置において、
    前記命令発生回路は、
    オペレーティングシステムからの命令、アプリケーションソフトウエアからの命令、外部からの信号入力、メモリからの信号及び前記集積回路本体の処理負荷量の少なくとも1つに基づいて命令信号を発生して、前記前記動作周波数制御回路、前記電源電圧制御回路及び前記基板電圧制御回路を制御する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  12. 前記請求項1〜11の何れか一項に記載の半導体集積回路装置において、
    複数のモニタ回路と複数の動作パラメータ調整回路とを同一基板上に備える
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  13. 前記請求項12記載の半導体集積回路装置において、
    前記集積回路本体は、複数個の回路ブロックによって構成され、
    前記複数個の回路ブロックの各々に対応した複数のモニタ回路と複数の動作パラメータ調整回路とを備え、
    前記複数のモニタ回路の少なくとも1つは、他のモニタ回路とは異なる順位の測定パラメータの値の被測定素子をモニタ用被測定素子としてを選択する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  14. 前記請求項1又は2記載の半導体集積回路装置において、
    前記モニタ回路及び前記動作パラメータ調整回路の少なくとも1つは、前記集積回路本体に近接して形成されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  15. 前記請求項1又は2記載の半導体集積回路装置において、
    当該半導体集積回路装置は、さらにパッドを備え、
    前記モニタ回路及び前記動作パラメータ調整回路の少なくとも1つは、前記パッドの周辺に形成されている、又は、一部若しくは全部が前記パッドの下部に形成されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  16. 前記請求項1又は2記載の半導体集積回路装置において、
    前記モニタ回路及び前記動作パラメータ調整回路の少なくとも1つは、基板の中央に形成されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  17. 半導体基板上に複数のMOSFETを有する集積回路本体と、
    前記複数のMOSFETと同一基板上に配置された複数の被測定素子と、
    前記複数の被測定素子のうち、測定パラメータの値が所定の順位である被測定素子をモニタ用被測定素子として選択するモニタ回路と、
    前記モニタ用被測定素子の測定パラメータに基づいて、前記集積回路本体に供給する動作パラメータを調整する動作パラメータ調整回路と、
    パッドとを備え、
    前記モニタ用被測定素子及び前記集積回路本体の一部若しくは全部が前記パッドの下部に形成されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
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