JP2008098575A - チャックステージおよびそれを用いたパターン修正装置 - Google Patents

チャックステージおよびそれを用いたパターン修正装置 Download PDF

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時生 上田
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Abstract

【課題】短時間で基板を吸着することが可能な低価格のチャックステージを提供する。
【解決手段】このパターン修正装置のチャックステージ11では、定盤12の表面に複数の支持板13を設け、各支持板13の中央部に被修正ガラス基板10を吸着するための真空吸着用孔14を開口する。したがって、各孔14は基板10と支持板13の隙間の空気のみを排出すればよいので、基板10を迅速に吸着できる。
【選択図】図2

Description

この発明はチャックステージおよびそれを用いたパターン修正装置に関し、特に、基板上に形成された微細パターンの欠陥部を修正するパターン修正装置において基板を保持するチャックステージと、それを用いたパターン修正装置に関する。
液晶表示装置(LCD)のカラーフィルタの製造工程においては、カラーフィルタに色抜け欠陥、黒欠陥、突起欠陥などの種々の欠陥が発生する。このような欠陥が発生したカラーフィルタをすべて廃棄したのでは、歩留まりが低下してしまうので、欠陥を修正するパターン修正装置が使用されている(たとえば特許文献1参照)。
このようなパターン修正装置には、被修正ガラス基板を水平に保持するためのチャックステージが設けられている。チャックステージを構成する定盤の表面には複数の真空吸着用孔が開口されており、各孔を介して基板の下面を真空吸着することにより基板を固定している。
特開2006−7295号公報
しかし、従来のチャックステージでは、基板と定盤の間の空気をすべて排出する必要があったので、基板を定盤の表面に密着させるのに長時間必要であるという問題があった。基板が定盤に密着しないと基板の高さが徐々に変化するので、観察光学系やレーザ装置の焦点を欠陥部に正確に合わすことができず、修正時間が長くなってしまう。この対策として、真空吸着孔の数を増やして孔間の距離を短くすることも考えられるが、定盤の加工費用が増大し、装置の高価格化を招く。
それゆえに、この発明の主たる目的は、短時間で基板を吸着することが可能な低価格のチャックステージと、それを用いたパターン修正装置を提供することである。
この発明に係るチャックステージは、基板上に形成された微細パターンの欠陥部を修正するパターン修正装置において基板を保持するチャックステージであって、水平に設けられる定盤と、定盤の表面に互いに離間して設けられ、基板を支持する複数の支持板とを備え、各支持板の表面には基板を吸着するための孔が開口されていることを特徴とする。
好ましくは、各支持板は定盤と一体的に形成されている。
また好ましくは、各支持板は定盤と別に形成されている。
また、この発明に係るパターン修正装置は、上記チャックステージと、欠陥部を修正する修正ヘッド部と、チャックステージに対して修正ヘッド部を相対移動させる位置決め装置とを備えたことを特徴とする。
この発明に係るチャックステージでは、定盤の表面に複数の支持板が互いに離間して設けられ、基板を吸着するための孔が各支持板の表面に開口されている。したがって、各孔は支持板と基板の隙間の空気のみを排出すればよいので、基板を短時間で吸着することができる。また、孔の数を増やす必要がないので、装置の高価格化を招くこともない。
図1は、この発明の一実施の形態によるパターン修正装置の全体構成を示す斜視図である。図1において、このパターン修正装置では、レーザ装置1、観察光学系2、インク塗布ユニット3、インク硬化用光源4およびテープ研磨ユニット5を含む修正ヘッド部6がZ軸テーブル7に固定されていて、Z軸テーブル7はZ軸方向(上下方向)に移動可能に設けられている。X軸テーブル8は、Z軸テーブル7を搭載してX軸方向(横方向)に移動可能に設けられている。Y軸テーブル9は、X軸テーブル9を搭載してY軸方向(奥行方向)に移動可能に設けられている。
Y軸テーブル8の下方には、被修正ガラス基板10を吸着して保持するチャックステージ11が設けられている。レーザ装置1は、被修正ガラス基板10上のカラーフィルタの黒欠陥や突起欠陥にレーザビームを照射し、その熱エネルギーでインクや異物を昇華または飛散させて除去する。観察光学系2は、欠陥部分を拡大して撮像し、撮像した画像をテレビモニタ(図示せず)に表示する。インク塗布ユニット3は、被修正ガラス基板10上のカラーフィルタの色抜け欠陥にインクを塗布する。インク硬化用光源4は、塗布したインクに光を照射して硬化させる。テープ研磨ユニット5は、被修正ガラス基板10上のカラーフィルタの黒欠陥や突起欠陥をテープで研磨して除去する。
レーザ装置1、観察光学系2、インク塗布ユニット3、インク硬化用光源4およびテープ研磨ユニット5を含む修正ヘッド部6はZ軸テーブル7に搭載されているので、被修正ガラス基板10上の任意の高さの位置に修正ヘッド部6を移動させることが可能となっている。また、Z軸テーブル7はX軸テーブル8およびY軸テーブル9に搭載されているので、被修正ガラス基板10に対してX軸方向およびY軸方向に任意の位置に修正ヘッド部6を移動させることが可能となっている。その他に、各機構を制御するための制御用コンピュータ(図示せず)と、装置全体を制御するためのホストコンピュータ(図示せず)とが設けられている。
次に、このパターン修正装置の動作について説明する。欠陥の位置情報(X,Y座標)は、別の検査装置から修正装置の制御部に送られ、制御部はその情報に基づいてテーブル8,9を含む位置決め機構に指令信号を与える。位置決め機構は、指令信号に基づいて、観察光学系2を欠陥の観察が可能な位置に移動させる。観察光学系2によって撮像された欠陥部の画像は、操作部に設けた表示画面に表示される。オペレータは、表示された画像によって欠陥の種別を判定し、適切な修正方法を選択して実行する。
色抜け欠陥の場合は、インク塗布ユニット3によって欠陥部にインクを塗布し、インク硬化用光源4の光を照射してインクを硬化させる。黒欠陥の場合は、レーザ装置1から欠陥部にレーザビームを照射し、欠陥部をレーザビームの熱エネルギーで昇華または飛散させ、黒欠陥を色抜け欠陥に変換した後、インク塗布によって修正する。突起欠陥の場合は、テープ研磨ユニット5のテープで突起部を研磨する。
なお、位置決め装置は、図1ではXYZテーブル7〜9を示したが、3次元空間内で修正ヘッド部6と被修正ガラス基板10上の欠陥部とを相対的に位置決めできれば、これに限らず、たとえばパラレルリンク機構など、他の形式でもよい。ガラス基板10をX軸およびY軸方向に移動可能に設け、修正ヘッド部6をZ軸方向に移動可能に設けてもよい。ガラス基板10をY軸方向に移動可能に設け、修正ヘッド部6をX軸およびZ軸方向に移動可能に設けてもよい。
また、制御部に画像処理装置および各種の修正手順を実行するためのプログラムおよびデータを記録するメモリを備え、欠陥部の画像から画像処理装置によって欠陥の位置、種類を判定し、メモリに記録した修正プログラムの内から適切な修正方法を選定して修正を実行すれば、各種欠陥の修正をオペレータを介することなく自動的に行なうことができる。
図2(a)はチャックステージ11の構成を示す平面図であり、図2(b)はその断面図である。図2(a)(b)において、チャックステージ11は、水平に配置された定盤12と、定盤12の表面に複数行複数列(図では3行6列)に配列された複数の支持板13とを含む。各支持板13の表面が被修正ガラス基板10の下面を受ける。支持板13は、たとえば、1辺が100mmで厚さが1〜2mm程度の四角形の薄板状に形成されている。各支持板13は、他の支持板13と離間して島状に設けられている。支持板13は、定盤12と一定的に形成されていてもよいし、定盤12と別に形成されて定盤12の表面に貼り付けられていてもよい。
各支持板13の表面の中央部には、真空吸着用孔14が開口されている。各真空吸着用孔14は、支持板13および定盤12を貫通して定盤12の下に設けられた真空室15に連通している。真空室15は、真空ポンプ(図示せず)に接続されている。したがって、各真空吸着用孔14は基板10の下面のうちの支持板13の表面と接触する部分のみを吸着すればよいので、支持板13が設けられていない従来よりも基板10を迅速に吸着することができる。
また、定盤12には、複数(図では4つ)のリフタピン用孔16が形成されている。4つのリフタピン用孔16は、支持板13の間の領域に2行2列に配置されている。各リフタピン用孔16には、リフタピン17が挿入されており、リフタピン17は定盤12の下方に水平に配置されたテーブル18の表面に垂直に立設されている。図3(a)〜(f)に示すように、テーブル18の下には昇降装置19が設けられている。昇降装置19は、被修正ガラス基板10の搬入および搬出時にテーブル18およびリフタピン17を介して基板10を上下方向に移動させる。なお、図3(a)〜(f)では図面の簡単化のため、支持板13、真空吸着用孔14などは省略されている。
次に、図3(a)〜(f)を用いて被修正ガラス基板10の搬入方法について説明する。まず図3(a)に示すように、昇降装置19によってテーブル18を上昇させ、各リフタピン17の先端を定盤12の表面上に突出させる。次いで図3(b)に示すように、ロボットハンド20によって被修正ガラス基板10を搬入し、定盤12および複数のリフタピン17上の所定位置に位置決めする。
次に図3(c)に示すように、ロボットハンド20を下降させて複数のリフタピン17上に被修正ガラス基板8を載置する。次いで図3(d)に示すように、ロボットハンド20をさらに下降させ、ロボットハンド20を被修正対象ガラス基板8と定盤12との間に停止させる。次いで図3(e)に示すように、ロボットハンド20を後退させ、ロボットハンド20を被修正ガラス基板10と定盤12との間から抜き取る。最後に図3(f)に示すように、昇降装置19によってテーブル18を下降させ、被修正ガラス基板10を定盤12上に載置する。
図4(a)(b)は、この実施の形態の比較例を示す図であって、図2(a)(b)と対比される図である。図4(a)(b)において、このチャックステージ30では、支持板13は設けられておらず、被修正ガラス基板10は定盤12上に直接載置される。したがって、被修正ガラス基板10を吸着して固定する際には、基板10全体と定盤12の隙間の空気を排出する必要があるので、基板10と支持板13の隙間の空気のみを排出すれば足りる実施の形態に比べ、基板10の吸着に必要な時間が長くなる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の一実施の形態によるパターン修正装置の全体構成を示す斜視図である。 図1に示したチャックステージの構成を示す図である。 図1に示したパターン修正装置に被修正ガラス基板を搬入する方法を示す図である。 実施の形態の比較例を示す図である。
符号の説明
1 レーザ装置、2 観察光学系、3 インク塗布ユニット、4 インク硬化用光源、5 テープ研磨ユニット、6 修正ヘッド部、7 Z軸テーブル、8 X軸テーブル、9 Y軸テーブル、10 被修正ガラス基板、11,30 チャックステージ、12 定盤、13 支持板、14 真空吸着用孔、15 真空室、16 リフタピン用孔、17 リフタピン、18 テーブル、19 昇降装置、20 ロボットハンド。

Claims (4)

  1. 基板上に形成された微細パターンの欠陥部を修正するパターン修正装置において前記基板を保持するチャックステージであって、
    水平に設けられる定盤と、
    前記定盤の表面に互いに離間して設けられ、前記基板を支持する複数の支持板とを備え、
    各支持板の表面には前記基板を吸着するための孔が開口されていることを特徴とする、チャックステージ。
  2. 各支持板は前記定盤と一体的に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のチャックステージ。
  3. 各支持板は前記定盤と別に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のチャックステージ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のチャックステージと、
    前記欠陥部を修正する修正ヘッド部と、
    前記チャックステージに対して前記修正ヘッド部を相対移動させる位置決め装置とを備えたことを特徴とする、パターン修正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017174855A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 株式会社Screenホールディングス 基板保持装置および基板処理装置

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