JP2008098460A - インダクタ部品及びこれを実装したプリント基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】コモンモードチョークコイルなどのインダクタ部品の高周波特性を改善する。
【解決手段】 一対のインダクタ導体141,142と、これらインダクタ導体141,142の両側に配置された基板101,102とを備える。実装面側の基板101aの表面には、インダクタ導体141,142と対向する領域に凹部101aが形成されている。これにより、本発明によるインダクタ部品100をプリント基板40に実装すると、インダクタ導体141,142と対向する位置に配線パターン42が配置されている場合であっても、凹部101aにより形成される空間Sによって容量成分が低減する。このため、カットオフ周波数などの高周波特性が向上する。
【選択図】図3
【解決手段】 一対のインダクタ導体141,142と、これらインダクタ導体141,142の両側に配置された基板101,102とを備える。実装面側の基板101aの表面には、インダクタ導体141,142と対向する領域に凹部101aが形成されている。これにより、本発明によるインダクタ部品100をプリント基板40に実装すると、インダクタ導体141,142と対向する位置に配線パターン42が配置されている場合であっても、凹部101aにより形成される空間Sによって容量成分が低減する。このため、カットオフ周波数などの高周波特性が向上する。
【選択図】図3
Description
本発明はインダクタ部品及びこれを実装したプリント基板に関し、特に、高周波特性が改善されたインダクタ部品及びこれを実装したプリント基板に関する。
近年、高速な信号伝送インターフェースとして、USB2.0規格やIEEE1394規格が広く普及し、パーソナルコンピュータやデジタルカメラなど数多くのデジタル機器に用いられている。USB2.0規格やIEEE1394規格などのインターフェースは、古くから一般的であったシングルエンド伝送方式とは異なり、一対の信号線を用いて差動信号を伝送する差動信号方式が採用されている。
差動伝送方式は、シングルエンド伝送方式と比べて信号線から発生する放射電磁界が少ないだけでなく、外来ノイズの影響を受けにくいという優れた特徴を有している。このため、信号の小振幅化が容易であり、小振幅化による立ち上がり時間及び立ち下がり時間の短縮によって、シングルエンド伝送方式よりも高速な信号伝送を行うことが可能となる。
図7は、一般的な差動伝送回路の回路図である。
図7に示す差動伝送回路は、一対の信号線11,12と、信号線11,12に差動信号を供給する出力バッファ13と、信号線11,12からの差動信号を受ける入力バッファ14とを備えている。かかる構成により、出力バッファ13に与えられる入力信号INは、一対の信号線11,12を経由して入力バッファ14へ伝えられ、出力信号OUTとして再生される。このような差動伝送回路は、上述の通り、信号線11,12から発生する放射電磁界が少ないという特徴を有しているが、信号線11,12に共通のノイズ(コモンモードノイズ)が重畳した場合には比較的大きな放射電磁界を発生させてしまう。コモンモードノイズによって発生する放射電磁界を低減するためには、図7に示すように、信号線11,12にコモンモードチョークコイル20を挿入することが有効である。
コモンモードチョークコイル20は、信号線11,12を伝わる差動成分(信号)に対するインピーダンスが低く、同相成分(コモンモードノイズ)に対するインピーダンスが高いという特性を有している。このため、信号線11,12にコモンモードチョークコイル20を挿入することにより、差動信号を実質的に減衰させることなく、一対の信号線11,12を伝わるコモンモードノイズを遮断することができる。コモンモードチョークコイル20としては、例えば特許文献1に記載された素子が知られている。
コモンモードチョークコイルは、差動信号を全く減衰させないのが理想的であるが、実際には周波数が高くなるにつれて、差動信号もある程度減衰させてしまう。差動信号が3dB減衰する周波数は「カットオフ周波数」と呼ばれ、コモンモードチョークコイルの高周波特性を表す重要なパラメータとして評価される。近年では、非常に高いデータ転送レートが要求されており、これにより差動信号の周波数も年々高められている。このため、コモンモードチョークコイルのカットオフ周波数を高めることは、信号品質を高める上で非常に重要となる。
しかしながら、従来のコモンモードチョークコイルでは、カットオフ周波数を高めることは困難であった。以下にその理由を説明する。
図8は、一般的なコモンモードチョークコイルをプリント基板に実装した状態を示す略断面図である。
図8に示すように、一般的なコモンモードチョークコイル30は、平板状の磁性体基板31,32によって一対のインダクタ導体33,34が挟み込まれた構造を有している。このため、はんだ50を用いてコモンモードチョークコイル30をプリント基板40に実装すると、実装面側の磁性体基板31とプリント基板40が接触した状態となる。
ここで、インダクタ導体33,34を絶縁する絶縁材料35や、プリント基板本体41及びその表面に形成されたソルダーレジスト42の比誘電率は3〜6程度であり、比較的低誘電率である。しかしながら、磁性体基板31,32の比誘電率は10〜20程度と比較的高いことから、インダクタ導体33,34と対向する位置に配線パターン43が形成されていると、インダクタ導体33,34と配線パターン43との間の容量成分が無視できなくなってくる。これがコモンモードチョークコイルのカットオフ周波数を低下させる一つの要因となっていた。
特開平8−203737号公報
このような容量成分を低減する方法としては、磁性体基板31の厚さを大きくする方法が考えられる。しかしながら、この方法では、コモンモードチョークコイル全体が大型化し、低背化の要求に反してしまう。また、容量成分を低減する別の方法として、インダクタ導体33,34と対向する位置に配線パターン43を配置しないという方法も考えられる。しかしながら、この方法では、プリント基板の集積度が低下するばかりでなく、配線パターンの設計自由度が低下してしまう。
尚、配線パターン43との間の容量成分に起因する高周波特性の劣化は、コモンモードチョークコイルのみならず、他のインダクタ部品においても生じる問題である。
本発明は、このような問題を解決すべくなされたものであって、高周波特性が改善されたインダクタ部品及びこれを実装したプリント基板を提供することを目的とする。
本発明によるインダクタ部品は、互いに対向する第1及び第2の面を有する第1の基板と、前記第1の基板の前記第1の面上に形成されたインダクタ導体とを備え、前記第1の基板の前記第2の面のうち、前記インダクタ導体と対向する領域の少なくとも一部に凹部が形成されていることを特徴とする。また、本発明によるプリント基板は、上記のインダクタ部品が実装されたプリント基板であって、前記凹部を介して前記インダクタ導体と対向する位置に配線パターンが配置されていることを特徴とする。
このように、本発明によるインダクタ部品は、プリント基板に実装した場合、インダクタ導体と対向する位置に空間が形成される。このため、インダクタ導体と対向する位置に配線パターンが配置されている場合であっても、この空間によって容量成分が低減することから、カットオフ周波数などの高周波特性を向上させることが可能となる。
本発明において、前記第1の基板の前記第2の面に形成された凸部には、外部電極が設けられていることが好ましい。基板の凸部は、実装時においてプリント基板と接する領域であることから、ここに外部電極を設けることによって配線パターンとの電気的接続をとることが可能となる。
本発明において、少なくとも第1の基板が磁性材料によって構成されていることが好ましい。これによれば、インダクタ部品として本来求められる磁気特性が高められる。また、前記インダクタ導体はスパイラル状であることが好ましい。スパイラル状のインダクタ導体は、プリント基板と平行に形成されるため容量成分が発生しやすいからである。
本発明によるインダクタ部品は、前記インダクタ導体からみて前記第1の基板と反対側に設けられた第2の基板をさらに備え、前記第1の基板と前記第2の基板が実質的に同一形状を有していることが好ましい。実装面とは反対側に位置する基板は高周波特性に影響を与えないが、これら2つの基板を同一形状とすることにより、実装時においてインダクタ部品の表裏を区別する必要がなくなる。
また、本発明によるインダクタ部品は、前記インダクタ導体を複数備え、これによりコモンモードチョークコイルとして機能することが好ましい。これによれば、カットオフ周波数の高いコモンモードチョークコイルを提供することが可能となる。
このように、本発明によれば、基板に凹部が形成されていることから、プリント基板に実装した場合の容量成分を低減することが可能となる。これにより、カットオフ周波数などの高周波特性に優れたインダクタ部品及びこれを実装したプリント基板を提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態によるインダクタ部品100の外形を示す略斜視図であり、(a)は斜め上方から見た図、(b)は斜め下方から見た図である。
図1(a),(b)に示すように、本実施形態によるインダクタ部品100は、磁性材料によって構成される一対の基板101,102と、これら基板101,102に挟まれた樹脂積層部110とを備えて構成されている。基板101,102の材料については特に限定されないが、透磁率の高い材料、例えばフェライトなどの磁性材料を用いることが好ましい。これは、基板101,102の材料として磁性材料を用いることにより、インダクタ部品として本来求められる磁気特性が高められるからである。後述するように、樹脂積層部110は複数の樹脂層からなり、樹脂層間には一対のインダクタ導体が埋め込まれている。
一対の基板101,102のうち、実装時において上方に位置する基板102については平板状であるが、実装時において下方(実装面側)に位置する基板101については、表面に凹部101aが形成されており、四隅に凸部101bが形成されている。また、インダクタ部品100には4つの外部電極121〜124が設けられており、これら4つの外部電極121〜124はそれぞれ対応する凸部101bに亘って形成されている。
図2は、本実施形態によるインダクタ部品100の構造を示す略分解斜視図である。
図2に示すように、本実施形態によるインダクタ部品100を構成する樹脂積層部110は、5つの絶縁層111〜115によって構成されており、所定の絶縁層には導体パターンが形成されている。絶縁層111〜115の材料については特に限定されないが、ポリイミドなどを用いることが好ましい。
絶縁層に形成された導体パターンは、各絶縁層111〜114の表面に形成された内部電極131〜134と、絶縁層112,113の表面にそれぞれ形成されたスパイラル状のインダクタ導体141,142と、絶縁層111,114の表面にそれぞれ形成された接続導体151,152とを含んでいる。図2に示すように、インダクタ導体141,142は、いずれも基板101,102の主面に対して平行な平面状コイルである。
インダクタ導体141,142は、絶縁層113を介して向かい合うように配置されており、このため、両者は互いに磁気結合している。これらの導体パターンは、絶縁層上に、スパッタリング法、蒸着法、メッキ法などのいわゆる薄膜プロセスによって形成することができる。また、内部電極131〜134は、それぞれ図1に示した外部電極121〜124に接続される導体パターンである(図2では、外部電極121〜124の図示を省略してある)。
図2に示すように、インダクタ導体141の一端は内部電極131に接続されており、他端は接続導体151を介して内部電極133に接続されている。また、インダクタ導体142の一端は内部電極132に接続されており、他端は接続導体152を介して内部電極134に接続されている。そして、図2に示す矢印Aからみた場合、インダクタ導体141,142は、いずれも一端から他端に向かっていずれも左回り(反時計回り)に巻回されている。したがって、外部電極121,122を一対の入力端子とすれば、インダクタ導体141,142は、互いに同方向に磁気結合することになる。ここで、「互いに同方向に磁気結合」とは、同相成分に対しては互いに磁束を強め合い、差動成分に対しては互いに磁束を打ち消し合うように磁気結合していることを言う。これにより、本実施形態によるインダクタ部品100は、コモンモードチョークコイルとして機能することになる。
一方、実装面側に位置する基板101に着目すると、インダクタ導体141,142が形成される側の面(第1の面)101cについては実質的に平坦面である一方、既に説明したとおり、面101cと対向する側の面(第2の面)については、凹部101a及び凸部101bが形成されている。凹部101aは、インダクタ導体141,142と対向する領域の少なくとも一部に設けられており、インダクタ導体141,142と対向する領域の全部分に凹部101aが形成されていることが好ましい。後述するように、凹部101aは、容量成分の低減を目的として設けられていることから、「インダクタ導体と対向する領域の少なくとも一部」とは、実質的に容量成分の低減に寄与しないような僅かな領域にのみ凹部(又は穴)が設けられているようなケースを含む意ではない。
凹部101aの深さd0、すなわち、凹部101aに相当する部分における基板101の厚さTaと、凸部101bに相当する部分における基板101の厚さTbとの差(Tb−Ta)については、基板101の機械的強度を確保可能な限度において、できるだけ大きいことが好ましい。これは、凹部101aの深さd0が大きくなるほど、後述する容量の低減効果が顕著となるからである。
図3は、本実施形態によるインダクタ部品100をプリント基板に実装した状態を示す略断面図である。
図3に示すように、本実施形態によるインダクタ部品100は、実装面側に位置する基板101に凹部101aが設けられていることから、はんだ50を用いてプリント基板40に実装すると、実装面側の基板101とプリント基板40との間に空間Sが形成される。これにより、インダクタ導体141,142と対向する位置に配線パターン43が形成されている場合であっても、これらの間の容量成分が非常に小さくなる。つまり、従来のインダクタ部品であれば、空間Sに相当する領域に比誘電率の高い磁性材料が存在していたのであるが、本実施形態によるインダクタ部品100では、この領域に空間Sが存在することから、容量成分が大幅に小さくなる。
このように、本実施形態によるインダクタ部品100では、一方の基板101の主面のうち、インダクタ導体141,142が形成されている面と対向する面に凹部101aが形成されていることから、インダクタ導体141,142と配線パターン43との間に空間Sを介在させることが可能となる。これにより、容量成分が減少することから、カットオフ周波数を高めることが可能となり、高速データ転送の要求に応えることが可能となる。
尚、本実施形態によるインダクタ部品100は、基板101が凹凸形状を有していることから、この部分の加工が必要となる。基板101に凹凸形状を形成する方法としては、平板状の基板101を作製した後、個別に凹部101aを形成しても構わないが、1つのウェハからインダクタ部品100を多数個取りする場合には、図4に示すように、ウェハ190にマトリクス状の溝190aを形成し、その後、各部品を取り出すことが好ましい。尚、図4において破線で示した領域は、一つのインダクタ部品100に対応する領域である。図4に示した方法によれば、個別のチップに対する加工が不要であることから、高い作業効率を確保することが可能となる。
さらには、基板101(又はウェハ)を作製するための型枠に反転した凹凸形状を形成しておき、これにより基板101の成型と同時に凹凸形状を形成しても構わない。
次に、本発明の好ましい第2の実施形態について説明する。
図5は、本発明の好ましい第2の実施形態によるインダクタ部品200の外形を示す略斜視図であり、(a)は斜め上方から見た図、(b)は斜め下方から見た図である。
図5(a),(b)に示すように、本実施形態によるインダクタ部品200は、基板102が基板101と同一形状を有している、つまり、インダクタ導体と対向する位置に凹部102aが形成されている点において、第1の実施形態によるインダクタ部品100と異なる。その他の点については、第1の実施形態によるインダクタ部品100と同一であることから、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態によるインダクタ部品200は、プリント基板に実装する際、表裏を区別する必要がない。つまり、基板101をプリント基板側に向けて実装しても、基板102をプリント基板側に向けて実装しても、第1の実施形態によるインダクタ部品100と同じ効果を得ることが可能となる。これにより、実装時の作業効率を高めることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、インダクタ部品の一例としてコモンモードチョークコイルを挙げて説明したが、本発明の適用対象がこれに限定されるものではなく、他のインダクタ部品に本発明を適用することも可能である。
また、上記実施形態では、インダクタ導体がスパイラル状であるが、プリント基板に実装した場合にプリント基板と平行な部分を有する形状であれば、インダクタ導体が他の形状(例えばヘリカル状)であっても構わない。
さらに、上記実施形態では、インダクタ導体の両側に基板が設けられているが、少なくとも実装面側に基板が設けられていれば足り、反対側の基板を省略しても構わない。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこの実施例に何ら限定されるものではない。
図1に示したインダクタ部品100と同じ形状を有する実施例サンプルを作製した。サイズは、幅W=1.25mm、奥行きD=1.0mm、高さH=0.6に設定した(幅W、奥行きD、高さHの定義については図1参照)。また、凹部の深さd0=0.1mmとし、凹部の幅方向における距離d1=0.6mm、凹部の奥行き方向における距離d2=0.6mmに設定した(深さd0、距離d1、距離d2の定義については図2参照)。基板の材料としてはフェライトを用いた。
一方、基板に凹部が設けられていない他は、実施例サンプルと同じ構造・サイズを有する比較例サンプルを作製した。
そして、これら実施例サンプル及び比較例サンプルについて、差動信号に対する通過特性を測定した。測定の結果を図6に示す。
図6に示すように、比較例サンプル(破線で表示)ではカットオフ周波数が5.4GHzであったのに対し、実施例サンプル(実線で表示)ではカットオフ周波数が5.9GHzであった。これにより、基板に深さ0.1mmの凹部を形成することによってカットオフ周波数が約10%向上したことが確認された。
11,12 信号線
13 出力バッファ
14 入力バッファ
20,30 コモンモードチョークコイル
31,32 磁性体基板
33,34 インダクタ導体
35 絶縁材料
40 プリント基板
41 プリント基板本体
42 ソルダーレジスト
43 配線パターン
100,200 インダクタ部品
101,102 基板
101a 凹部
101b 凸部
101c 面
102a 凹部
110 樹脂積層部
111〜114 絶縁層
121〜124 外部電極
131〜134 内部電極
141,142 インダクタ導体
151,152 接続導体
190 ウェハ
190a 溝
13 出力バッファ
14 入力バッファ
20,30 コモンモードチョークコイル
31,32 磁性体基板
33,34 インダクタ導体
35 絶縁材料
40 プリント基板
41 プリント基板本体
42 ソルダーレジスト
43 配線パターン
100,200 インダクタ部品
101,102 基板
101a 凹部
101b 凸部
101c 面
102a 凹部
110 樹脂積層部
111〜114 絶縁層
121〜124 外部電極
131〜134 内部電極
141,142 インダクタ導体
151,152 接続導体
190 ウェハ
190a 溝
Claims (7)
- 互いに対向する第1及び第2の面を有する第1の基板と、前記第1の基板の前記第1の面上に形成されたインダクタ導体とを備え、前記第1の基板の前記第2の面のうち、前記インダクタ導体と対向する領域の少なくとも一部に凹部が形成されていることを特徴とするインダクタ部品。
- 前記第1の基板の前記第2の面に形成された凸部には、外部電極が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のインダクタ部品。
- 前記第1の基板が磁性材料によって構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインダクタ部品。
- 前記インダクタ導体からみて前記第1の基板と反対側に設けられた第2の基板をさらに備え、前記第1の基板と前記第2の基板が実質的に同一形状を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のインダクタ部品。
- 前記インダクタ導体がスパイラル状であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のインダクタ部品。
- 前記インダクタ導体を複数備え、これによりコモンモードチョークコイルとして機能することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のインダクタ部品。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のインダクタ部品が実装されたプリント基板であって、前記凹部を介して前記インダクタ導体と対向する位置に配線パターンが配置されていることを特徴とするプリント基板。
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