JP2008097803A - ハードディスク装置 - Google Patents

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圭司 中澤
Masaki Misawa
正樹 三澤
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Abstract

【課題】 正確な記録再生の障害となる微小変形を生じる原因になるような凹部のない、平坦なディスク搭載面を備えているハードディスク装置を提供すること。
【解決手段】 回転駆動されて情報の記録再生を行う磁気ディスク2と、外周部に磁気ディスク2のディスク搭載面15を備えているロータハブ12と、磁気ディスク2をディスク搭載面15に押圧して固定するクランプ30とを備え、クランプ30による押圧力が作用するディスク搭載面15の縁部近傍に、周方向長さが10μm以上となる孔が存在しないようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハードディスク装置に関する。
近年、ハードディスク装置(以下「HDD」という)を用いた情報記録再生装置は、携帯音楽再生装置や携帯電話等に広く普及し始めている。このような情報記録再生装置は、さらなる小型化が求められており、従って、上記情報記録再生装置に搭載されるHDDについても同様に小型化及び薄型化が求められている。
このような背景から、HDDで使用する情報記録媒体(以下「磁気ディスク」という)は、その記録密度を増すことによって記録情報量が大容量化しており、これに伴って磁気ディスク自体も小型(小径)で薄いものが開発されている。
上述した磁気ディスクは、HDDを駆動するスピンドルモータのロータハブに設けられているディスク搭載面上に載置され、その上面がディスククランパーによる押圧を受けて固定されている。この磁気ディスクは、情報の記録再生時にスピンドルモータのロータハブと一体に高速で回転するものであるから、磁気ディスクの大容量化に伴い、情報の記録再生を正確に行うためには、磁気ディスクの回転速度や回転精度に対する要求は厳しいものとなる。
上述したスピンドルモータのロータハブには、下記の利点を考慮して、従来よりフェライト系ステンレス鋼が用いられている。
1)切削性が良好なため、寸法精度の確保が容易である。
2)磁気ディスクの素材(ガラス)と線膨張係数が略同じである。
3)ある程度の耐食性を有している。
さらに、上述した磁気ディスクの大容量化に伴い、情報の記録再生を正確に行うためには、ディスク搭載面に載置した磁気ディスクの変形を極力抑えることが求められる。このため、磁気ディスクと接するロータハブのディスク搭載面については、その平面度をディスク平面度と同等のレベルに近づけることが必要となる。
このような問題を解決する従来技術としては、ロータハブのディスク搭載面を、スパイラル形状の切削痕を残しつつ仕上げることが提案されている。この場合、切削痕により表面粗さは増すものの、切削痕の山の部分のみで磁気ディスクを支えるため、磁気ディスクの歪みは減少するとされる。なお、ロータハブの材質としては、フェライト系の快削性ステンレス鋼の他、マルテンサイト系及びオーステナイト系のステンレス鋼、アルミニウム及びその合金、黄銅、銅合金、各種鋼材、及び切削可能で適切な硬度を備えた材質を用いることができると記載されている。(たとえば、特許文献1参照)
また、フェライト系ステンレス鋼はある程度の良好な切削性を有しているが、ディスク搭載面の平面度を1μm以下に管理することは困難である。すなわち、機械加工面の平面度(加工精度)は、加工機械(旋盤等)のスピンドルへ作用する負荷に応じて発生する振動や切削工具の振動の影響を受けるため、平面度を向上させるためには切削性のよい材料の選択が必要になる。従って、フェライト系ステンレス鋼の切削性は、ディスク搭載面に1μm以下の平面度を確保するには不十分である。
このような平面度の問題を解決して磁気ディスクの変形を小さくするため、ディスク載置面にスペーサを介在させることが開示されている。(たとえば、特許文献2参照)
特開2006−155864号公報 特開2005−228443号公報
上述した磁気ディスクの大容量化や薄肉化に伴い、フェライト系ステンレス鋼(商品名SF20T:下村特殊精工株式会社製)を用いた従来のロータハブにおいては、被切削性を改善するために添加されている各種添加物の影響を無視できない状況になってきた。切削性を改善する添加物としては、硫黄(S)、テルル(Te)、セレン(Se)、鉛(Pb)、マンガン(Mn)等が知られている。
具体的に説明すると、本発明者等は、ロータハブのディスク搭載面から添加物の成分粒子が欠落することにより、ディスク搭載面に微小な粒子欠落孔の凹部が形成されることを発見した。このような成分粒子の欠落は、切削性を改善する添加物の中で、特にテルルの影響が大きいと考えられる。
図7はロータハブ12′の断面を400倍に拡大して撮影した写真であり、この断面中には縦長の成分粒子Pが多数存在している。
このような成分粒子Pは、ディスク搭載面15′を形成する切削加工を受けることにより、切削加工面及びその近傍に存在しディスク搭載面15′に露出したものが脱落することがある。このため、ディスク搭載面15′から成分粒子Pが脱落したあとには、粒子欠落孔の凹部(空間)が形成されることとなる。
図8は、平面視がリング状となるディスク搭載面15′の外周側縁部近傍を撮影した拡大写真であり、周方向長さDLが10μmを超える比較的大きな粒子欠落孔Dによる凹部が存在する。このような凹部がディスク搭載面に存在すると、ディスククランパーによる押圧を受けて固定された薄い磁気ディスクが凹部で撓み、微小変形をする原因になるとの知見を得た。
また、ディスク搭載面15´上の切削痕の山のうち、少なくとも最外周に位置する山とその内側に続いて隣り合う山に孔(径方向長さDB)が掛かった場合には孔の周方向長さDLが10μmに見たずに小さくとも磁気ディスクの微小変形に大きく影響を及ぼすとの知見を得た。
すなわち、高密度化された磁気ディスクにおいては、添加物の粒子欠落による微小な孔の凹部がディスク搭載面に存在すると、この粒子欠落孔に起因する微小変形が情報を正確に記録再生するための障害になるとの知見を得た。
なお、ディスク搭載面15′の幅はたとえば0.25mm程度とかなり狭く、リング形状となる磁気ディスクの内周側縁部のみを支持するようになっている。
図9は、図8に示した粒子欠落孔Dを有するディスク搭載面15′上で微小変形した磁気ディスクの変形状態を示している。この図によれば、ディスク搭載面15′に支持されている磁気ディスクの内周側縁部が凹み、外周側が凸に変形していることが分かる。図示の例では、粒子欠落孔Dが存在する位置付近で最も大きな凹み(−1.83343μm)を生じるとともに、略同一半径上の外周部で最も凸(+1.23012μm)となる変形を生じており、凹凸を合計した最大の変形量が3μm以上となる比較的大きな微小変形になっている。
このような背景から、高密度化された磁気ディスクを使用する場合であっても、情報の正確な記録再生に支承のない平坦なディスク搭載面、すなわち、正確な記録再生の障害となる比較的大きな微小変形を生じる原因になるような凹部のない、平坦なディスク搭載面を備えているハードディスク装置の開発が望まれる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、正確な記録再生の障害となる微小変形を生じる原因になるような凹部のない、平坦なディスク搭載面を備えているハードディスク装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係るハードディスク装置は、回転駆動されて情報の記録再生を行う情報記録媒体と、外周部に前記情報記録媒体の搭載面を備えているロータハブと、前記情報記録媒体を前記搭載面に押圧して固定するクランプとを備え、前記クランプによる押圧力が作用する前記搭載面の縁部又は縁部近傍に、周方向長さが10μm以上となる孔が存在しないことを特徴とするものである。
このようなハードディスク装置によれば、クランプによる押圧力が作用する搭載面の縁部又は縁部近傍に、周方向長さが10μm以上となる孔が存在していないので、正確な記録再生の障害となる微小変形を生じることはない。
また、本発明に係るハードディスク装置は、この搭載面上の切削痕の山のうち、最外周に位置する山とその内側に続く山に掛かる孔が存在しないことを特徴とするものである。
本発明に係るハードディスク装置は、回転駆動されて情報の記録再生を行う情報記録媒体と、外周部に前記情報記録媒体の搭載面を備えているロータハブと、前記情報記録媒体を前記搭載面に押圧して固定するクランプとを備え、前記クランプによる押圧力が作用する前記搭載面の材料はテルル(Te)を含まないステンレス鋼であることを特徴とするものである。
そして、本発明に係るハードディスク装置において、搭載面の材料はオーステナイト系ステンレス鋼であることが好ましい、これは成分粒子の欠落を生じる原因となる添加物が非常に少なく、他の系のステンレス鋼に比べて良好な切削性が得られるからである。これにより正確な記録再生の障害となる微小変形を生じない平坦なディスク搭載面の形成が容易になる。
このようなハードディスク装置によれば、クランプによる押圧力が作用する搭載面の材料がテルル(Te)を含まないステンレス鋼であるから、快削性を改善する添加物を有していてもテルルを含有しないため、切削加工面に露出した成分粒子の欠落により凹部が形成されることはない。
上述した本発明によれば、クランプによる押圧力が作用するディスク搭載面の縁部又は縁部近傍に、磁気ディスクの変形の原因となる比較的大きな孔の凹部が存在しないため、正確な記録再生の障害となる微小変形が板状の情報記憶媒体に生じることはなく、従って、高密度化された薄い板状の情報記憶媒体を用いる場合であっても、正確な情報の記録再生が可能となる。このため、ハードディスク装置を用いた情報記録再生装置の小型化及び薄型化を促進するとともに、情報を正確に記録再生できるという顕著な効果を奏する。
以下、本発明に係るハードディスク装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係るハードディスク装置(HDD)1は、たとえば図1に示すように、回転駆動されて情報の記録再生を行う磁気ディスク2と、外周部に磁気ディスク2の搭載面となるディスク搭載面15を備えているロータハブ12と、磁気ディスク2をディスク搭載面15に押圧して固定するクランプ30とを備えている。そして、クランプ30による押圧力が作用するディスク搭載面15の縁部又は縁部近傍には、磁気ディスク2に正確な記録再生の障害となる変形が生じるのを防止するため、周方向長さが10μm以上となる孔の凹部が存在しないようにしてある。また、このディスク搭載面15上の切削痕の山のうち、最外周に位置する山とその内側に続く山に掛かる孔が存在しないようにしてある。このHDD1は、モータにより回転駆動される情報記録媒体の磁気ディスク2に対して、図示しない磁気ヘッドを用いて情報の書き込み(記録)及び読み出し(再生)を行う装置である。
図2は、バックヨークがないインナーロータ構造としたHDD1の構成例を示す要部断面図である。
磁気ディスク2を回転駆動させるモータ10は、円環状に配列された電磁石20を備えるステータ11と、ステータ11の内側に配置された電磁石20に対向配置される永久磁石14を備えたロータハブ12と、ステータ11に対してロータハブ12を回転可能に支持する流体動圧軸受13とを具備して構成される。ステータ11に備えられた電磁石20と、ロータハブ12に備えられた永久磁石との間に働く磁力により、ステータ11に対してロータハブ12が回転駆動される。
永久磁石14は円環状に形成され、その断面が矩形となるように形成されている。カップ状に形成されたロータハブ12には、ロータハブ12の側壁外周から突出する鍔状に形成されたディスク搭載面15と、永久磁石14を保持する磁石保持部16と、ロータハブ12の中心軸線上に形成され、後述するシャフト32と嵌合する嵌合孔17と、リング板状の磁気ディスク2を嵌合させる嵌合部(固定部)18とが形成されている。
ロータハブ12の嵌合部18には、磁気ディスク2が嵌合されることにより、ロータハブ12と磁気ディスク2とが一体的に構成されている。また、ロータハブ12の嵌合孔17には、クランプ30を備えたシャフト32の一端が嵌合されることにより、ロータハブ12とシャフト32とが一体的に構成されている。そのため、シャフト32とロータハブ12と磁気ディスク2とが、一体となって回転するように構成されている。
クランプ30は、中心部がシャフト32の上端部にボルト31を介して固定された略円板状の弾性部材である。このクランプ30は、シャフト32の所定位置に固定された状態で、磁気ディスク2を下向きに押圧する形状に成形されている。
ステータ11には、電磁石20の略中心軸上にボス部19が形成されている。ボス部19に後述する流体動圧軸受13のハウジング33を嵌合させることにより、ロータ12に備えられた永久磁石14を電磁石20に対向配置させている。
電磁石20と磁気ディスク2との間には、電磁石20及び永久磁石14により形成される磁界を遮断するシールド板21が配置されている。シールド板21は、略中央にロータハブ12が通される孔が形成された円板から形成されている。
また、ステータ11には、後述する電磁石20のコイル23を収納するステータ開口部22が形成されている。このようにステータ開口部22にコイル23を収納することにより、電磁石20の配置位置をよりステータ11側(図中下方)に接近させることができ、HDD1の薄型化を図ることができる。
流体動圧軸受13は、図2に示すように、シャフト32と、シャフト32を収容するハウジング33とから構成されている。シャフト32は、略円柱状の軸体34と、軸体34の軸線方向の途中位置において、その外周面に全周にわたって半径方向に延びる鍔状のスラスト軸受板35とを備えている。ハウジング33はシャフト32の各外面に対して微小間隙をあけて配される内面を備えている。ハウジング33の内面とシャフト32の外面との間隙には、オイルFが充填されている。
軸体34とスラスト軸受板34とは一体的に構成され、シャフト32を形成している。軸体34の下端(図2中の下方端)側の外周には、ヘリングボーン溝と呼ばれるラジアル動圧溝が複数形成されている。スラスト軸受板35の厚さ方向の両端面には、ヘリングボーン溝と呼ばれるスラスト動圧発生溝が複数形成されている。
ハウジング33は、一端を閉塞され、他端を解放された略円筒状のハウジング本体36と、軸体34の一端を突出させた状態で、ハウジング33の解放端を閉鎖するアッパープレート37と、から構成されている。ハウジング本体35には、ラジアル動圧発生溝が形成された軸体34の下端側を収容するラジアル部収容穴38と、スラスト軸受板35を収容するスラスト部収容穴39と、が形成されている。
アッパープレート36はリング板状に形成され、リング板の略中央には軸体34を通す貫通孔40が形成されている。貫通孔40は、内周面がスラスト部収容穴39から外側に向かって漸次その径が大きくなるテーパ面となるように形成されている。これにより、貫通孔40内に通された軸体34の外周面と貫通孔40の内周面との間に、外側に向かって間隔の広がる円環状のキャピラリーシールが形成される。キャピラリーシールは、その形状とオイルの表面張力とにより、ハウジング33とシャフト32との間に充填されたオイルFが外部に漏れないように保持することができる。
このように、モータ10に回転駆動されて情報の記録再生を行う磁気ディスク2と、磁気ディスク2の搭載面となるディスク搭載面15を備えているロータハブ12と、磁気ディスク2をディスク搭載面15に押圧して固定するクランプ30とを備えているHDD1において、クランプ30による押圧力が作用する比較的幅の狭いディスク搭載面15の縁部近傍には、磁気ディスク2に正確な記録再生の障害となる変形が生じるのを防止するため、周方向長さが10μm以上となる孔の凹部が存在しないようにする。
また、このディスク搭載面15上の切削痕の山のうち、最外周に位置する山とその内側に続く山に掛かる孔が存在しないようにする。
この場合の周方向長さは、平面視がリング状となるディスク搭載面15の円周方向長さのことである。また、縁部近傍とは、平面視がリング状となるディスク搭載面15の内周側縁部及び外周側縁部の両方を包含する。
より具体的に説明すると、磁気ディスク2に正確な記録再生の障害となるような微小変形が生じるのを防止するため、ディスク搭載面15を形成するロータハブ12の素材を、従来のフェライト系ステンレス鋼からオーステナイト系ステンレス鋼に変更する。
これは、オーステナイト系ステンレス鋼の成分を規定するJIS規格には、フェライト系ステンレス鋼の切削性を改善する添加物であるテルル(Te)、セレン(Se)が実質的に含まれていないためであり、正確な記録再生の障害となる大きな微小変形を生じない平坦なディスク搭載面15の形成が容易になる。特に、ロータハブ12のディスク搭載面15を切削加工する際に、成分粒子の欠落により凹部を形成する主因と考えられるテルルが含まれていない素材の選択が望ましい。
切削加工面に発生する大きな孔の凹部は、快削性を改善する添加物がテルルの存在により材料の圧延工程で展伸されず、丸みを帯びて大きく分布し、切削加工面に露出した部分が脱落することにより生じることが分かった。従って、快削性を改善する添加物を有していてもテルルを含有しないステンレス鋼であれば、マルテンサイト系であってもフェライト系であっても同様の効果が得られる。
このような素材の変更は、少なくともディスク搭載面15を形成する部分になされていればよく、従って、ロータハブ12を分割構造として部分的な素材変更をしてもよいし、あるいは、ロータハブ12を一体構造として全体的な素材変更をしてもよい。なお、オーステナイト系ステンレス鋼は非磁性材料であるから、ロータハブ12の全体にこの材料を使用すれば、磁石保持部16がバックヨークとして機能することはない。
このような素材変更により、オーステナイト系ステンレス鋼(SUS303)で製作したディスク搭載面15には、たとえば図3に示す拡大写真から明らかなように、クランプによる押圧力が作用する縁部又は縁部近傍に、周方向長さが10μm以上となる比較的大きな孔は存在しない。また、このディスク搭載面15上の切削痕の山のうち、最外周に位置する山とその内側に続く山に掛かる孔が存在しない。このため、ディスク搭載面15上の磁気ディスク2がクランプ30の押圧を受けても、正確な記録再生の障害となる比較的大きな微小変形を生じることはない。
図4は、オーステナイト系ステンレス鋼で製作したディスク搭載面15上の所定位置において、クランプ30の押圧を受けて固定支持された磁気ディスク2が微小変形した変形状態を示している。なお、図4と図9とでは、変形量のスケールが異なっている。
この図によれば、ディスク搭載面15に支持された磁気ディスク2の全面にわたって凹凸が生じているものの、その変形量はかなり小さなものとなる。具体的には、最も大きな凹み(−0.35643μm)と最も大きな凸(+0.23500μm)による凹凸を合計した最大の変形量は0.6μm以下となり、変形量が3μm程度であった図9の従来例と比較して、約1/5まで減少していることがわかる。
このように、クランプ30による押圧力が作用するディスク搭載面15の縁部近傍に、周方向長さが10μm以上となる比較的大きな粒子欠落の孔が存在しないと、平坦面のディスク搭載面15に固定支持された磁気ディスク2に正確な記録再生の障害となる比較的大きな微小変形を生じることはない。従って、高密度化された薄い磁気ディスク2を用いるHDD1においても正確な情報の記録再生が可能となり、HDD1を用いた情報記録再生装置の小型化及び薄型化を促進し、かつ、情報の記録再生についても正確に行うことができる。
ところで、上述した本発明のディスク搭載面15は、図2に示したHDD1(バックヨークなしのインナーロータ構造)に限定されることはなく、たとえば図5に示すバックヨーク有りのインナーロータ構造や図6に示すバックヨーク有りのアウターロータ構造のように、他の構成を有するHDDのディスク搭載面にも同様に適用可能である。
以下、バックヨーク有りのインナーロータ構造及びバックヨーク有りのアウターロータ構造について、図面を参照して簡単に説明する。なお、上述した実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5に示すHDD1Aは、バックヨーク有りのインナーロータ構造である。この場合、磁気ディスク2を回転駆動させるモータ10Aは、電磁石20を備えるステータ11と、ステータ11の内側に配置された電磁石20に対向配置された永久磁石14を備えたロータハブ12Aと、ステータ11に対してロータハブ12Aを回転可能に支持する流体軸受13Aとを具備し、永久磁石14の内周面側には磁性材料よりなるバックヨーク25が設けられている。
また、クランプ30は、ロータハブ12Aの中心部に対し、ボルト31により直接固定されている。なお、図中の符号33Aは、流体動圧軸受13Aのハウジングである。
このように構成されたHDD1Aについても、磁気ディスク2の搭載面となるディスク搭載面15がロータハブ12Aに形成されている。そして、クランプ30による押圧力が作用するディスク搭載面15の縁部又は縁部近傍には、磁気ディスク2に正確な記録再生の障害となる変形が生じるのを防止するため、周方向長さが10μm以上となる孔の凹部が存在しないようになっている。また、このディスク搭載面15上の切削痕の山のうち、最外周に位置する山とその内側に続く山に掛かる孔が存在しないようになっている。
具体的には、ディスク搭載面15を形成するロータハブ12Aの素材としてオーステナイト系ステンレス鋼を採用しており、成分粒子の欠落による凹部の形成を防止している。従って、平坦面のディスク搭載面15に固定支持された磁気ディスク2は、クランプ30の押圧を受けても、正確な記録再生の障害となる比較的大きな微小変形を生じることはない。
図6に示すHDD1Bは、バックヨーク有りのアウターロータ構造である。この場合、スペーサ3を介在させて上下2段に重ねた磁気ディスク2A,2Bが搭載された構成例を示しているが、これに限定されることはない。
磁気ディスク2A,2Bを回転駆動させるモータ10Bは、電磁石20を備えるステータ11と、電磁石20の外周側に対向配置された永久磁石14を備えているロータハブ12Bと、ステータ11に対してロータハブ12Bを回転可能に支持する流体軸受13とを具備し、永久磁石14の外周面側には磁性材料よりなるバックヨーク25Aが設けられている。
このように構成されたHDD1Bについても、下方にある磁気ディスク2Bの搭載面となるディスク搭載面15がロータハブ12Bに形成されている。そして、クランプ30による押圧力が上方の磁気ディスク面2A及びスペーサ3を介して作用するディスク2Bのディスク搭載面15には、その縁部又は縁部近傍に、磁気ディスク2Bに正確な記録再生の障害となる変形が生じるのを防止するため、周方向長さが10μm以上となる孔の凹部が存在しないようになっている。また、このディスク搭載面15上の切削痕の山のうち、最外周に位置する山とその内側に続く山に掛かる孔が存在しないようになっている。
具体的には、ディスク搭載面15を形成するロータハブ12Bの素材としてオーステナイト系ステンレス鋼を採用しており、成分粒子の欠落による凹部の形成を防止している。従って、平坦面のディスク搭載面15に固定支持された磁気ディスク2Bは、クランプ30の押圧を受けても、正確な記録再生の障害となる比較的大きな微小変形を生じることはない。
上述した本発明のハードディスク装置によれば、クランプ30による押圧力が作用するディスク搭載面15の縁部又は縁部近傍に、周方向長さが10μm以上となる比較的大きな孔の凹部が存在せず、また、このディスク搭載面15上の切削痕の山のうち、最外周に位置する山とその内側に続く山に掛かる孔が存在しないため、磁気ディスク2に正確な記録再生の障害となる微小変形が生じることはない。従って、高密度化された薄い板状の磁気ディスク2を用いる場合であっても、正確な情報の記録再生が可能となり、ハードディスク装置を用いた情報記録再生装置の小型化及び薄型化を促進するとともに、情報の正確な記録再生が可能になる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
本発明に係るハードディスク装置の一実施形態を示す図で、(a)はディスク搭載面の周辺を示す要部拡大断面図、(b)はディスク搭載面を示す平面図である。 本発明に係るハードディスク装置の構成例として、バックヨークがないインナーロータ構造を示す要部の断面図である。 本発明に係るディスク搭載面について、機械加工後の表面状態を上方から撮影した拡大写真である。 図3のディスク搭載面上における磁気ディスクの微小変形を示す図である。 本発明に係るハードディスク装置の他の構成例として、バックヨーク有りのインナーロータ構造を示す要部の断面図である。 本発明に係るハードディスク装置の他の構成例として、バックヨーク有りのアウターロータ構造を示す要部の断面図である。 従来のディスク搭載面について、断面を400倍に拡大して撮影した写真である。 従来のディスク搭載面について、機械加工後の表面状態を撮影した拡大写真である。 図8のディスク搭載面上における磁気ディスクの微小変形を示す図である。
符号の説明
1,1A,1B ハードディスク装置(HDD)
2,2A,2B 磁気ディスク(情報記録媒体)
10,10A,10B モータ
11 ステータ
12,12A,12B ロータハブ
13,13A 流体軸受
14 永久磁石
15 ディスク搭載面
20 電磁石
25,25A バックヨーク
30 クランプ

Claims (5)

  1. 回転駆動されて情報の記録再生を行う情報記録媒体と、外周部に前記情報記録媒体の搭載面を備えているロータハブと、を備え、
    前記搭載面の縁部又は縁部近傍に、周方向長さが10μm以上となる孔が存在しないことを特徴とするハードディスク装置。
  2. 前記縁部は前記搭載面の最外周部であることを特徴とする請求項1に記載のハードディスク装置。
  3. 回転駆動されて情報の記録再生を行う情報記録媒体と、外周部に前記情報記録媒体の搭載面を備えているロータハブと、を備え、
    前記搭載面上の切削痕の山のうち、最外周に位置する山とその内側に続く山に掛かる孔が存在しないことを特徴とするハードディスク装置。
  4. 回転駆動されて情報の記録再生を行う情報記録媒体と、外周部に前記情報記録媒体の搭載面を備えているロータハブと、前記情報記録媒体を前記搭載面に押圧して固定するクランプとを備え、
    前記クランプによる押圧力が作用する前記搭載面の材料はテルル(Te)を含まないステンレス鋼であることを特徴とするハードディスク装置。
  5. 前記搭載面の材料がオーステナイト系ステンレス鋼であることを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載のハードディスク装置。
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