JP2008097674A - 記憶媒体装着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】滑動部及び支持台を一体として移動させるギヤ列の減速比を小さくでき、動作スピードが速くなる記憶媒体装着装置を提供する。
【解決手段】iVDR10が装着されるスライダー6と、スライダー6が滑動可能に支持されるスライドシャーシ4と、ベースシャーシに設けられてある、iVDR10に接続されるコネクタ8を有するコネクタ基板72とを備え、モータ12に駆動されるギヤ機構14と、ギヤ機構14と直結してスライドシャーシ4を移動させること又はスライドシャーシ4の停止を維持させることが可能な複動機構50とを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、記憶媒体を自動的に脱着することが可能な記憶媒体装着装置に関する。
近年、大容量の記憶媒体としてブルーレイディスク及びHD−DVD等の光記憶媒体と共に、磁気記憶媒体であるリムーバブルハードディスクが注目されている。リムーバブルハードディスクの規格には、例えばiVDR(Information Versatile Disk for Removable usage)、iVDR mini及びiVDR micro等がある。これらのリムーバブルハードディスクは、矩形板状をなす合成樹脂製の筐体内に2.5インチ、1.8インチ又は1.0インチ等の小型のハードディスクを収納したものであり、筐体の一の面には機器と接続を行うための接続端子が設けられ、この接続端子を介してパーソナルコンピュータ又はビデオレコーダ等の電気機器との間でデータの授受を行うようにしてある。
リムーバブルハードディスクを利用してデータの記憶を行う電気機器には、リムーバブルハードディスクを装着するための装着装置が備えられており、記憶媒体の装着装置に関して種々の発明が提案されている。
例えば、特許文献1においては、装置本体から突出するエジェクト釦を備え、エジェクト釦を押し込んで記憶媒体を取り出すようにしてある装着装置において、記憶媒体が装着された状態ではエジェクト釦が突出せず、記憶媒体が装着されていない状態でのみエジェクト釦が突出する構成とすることによって、誤操作を防止できる装着装置が提案されている。
特許文献1に記載の装着装置は、記憶媒体の装着及び離脱をユーザの押圧力により行うものであるが、近年の装着装置では、記憶媒体の装着及び離脱を自動的に行う機構、所謂オートローディング機構を搭載していることが好ましい。
特開2004−165071号公報
ところで、この種のオートローディング機構を搭載した記憶媒体装着装置では、モータによりカムを含むギヤ列で、記憶媒体を搭載したトレイをスライド駆動する駆動レバーに動力を伝達するため、カムと駆動レバーとのレバー比によりローディングのスピードが変動又は減少し、ギヤのみによるトルクの伝達よりロスが発生し易いという問題がある。
したがって、駆動レバーに動力を伝達する場合、モータのウォームからカムまでの減速比としては、大きな減速比が必要となり、パワーが必要である。
この種のオートローディング機構で減速比を小さくするには、モータのサイズを大きくすることによってパワーアップとなるようなものを選定すべきであるが、記憶媒体装着装置のサイズが決まっているため、大きいモータを選定することはできない。
したがって、減速比が大きくなる分トレイ動作のスピードが遅くなり、レスポンスが遅いという解決すべき課題がある。
このようにカムを含むギヤ列を有するオートローディング機構を搭載した記憶媒体装着装置では、記憶媒体の脱着の動作応答を良くするためには、トレイをスライド駆動させるためのギヤ列の減速比を極力小さくする必要がある。
なお、特許文献1には斯かる課題を解決するための手段が開示されていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、アクチュエータに駆動されるギヤに直結した複動機構を備えることにより、滑動部及び支持台(トレイに相当)を一体として移動させるギヤの減速比を小さくでき、動作スピードが速くなる記憶媒体装着装置を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、ギヤの回動により駆動部が移動しても、支持台が移動しないようにしてある複動機構を備えることにより、コネクタの脱着力の有無に応じて支持台を効果的に移動させることができる記憶媒体装着装置を提供することにある。
さらに本発明の他の目的とするところは、駆動部が移動しても支持台を停止したままにする停止維持部を長孔とする構成を備えることにより、駆動部の移動範囲(複動範囲)を長孔の長さで制限することができる記憶媒体装着装置を提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、駆動部の掛止を解除する解除部が掛止部の段部に当接するまで掛止してある構成を備えることにより、支持台の移動に対応して駆動部の掛止を維持すること又は解除することができる記憶媒体装着装置を提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、記憶媒体のコネクタの脱着力の有無に応じて複動機構が働く構成を備えることにより、コネクタの脱着力が作用している間は、駆動部を係止部及び掛止部で支持台に確実に係合させて支持台を効果的に移動させることができる記憶媒体装着装置を提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、記憶媒体のコネクタの脱着力の有無に応じて複動機構が働く構成を備えることにより、コネクタの脱着力がない間は、駆動部を係止部だけで支持台に係合させて支持台を効果的に移動させることができる記憶媒体装着装置を提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、コネクタの脱着力がなくなった状態に対応して、支持台の移動時の負荷に打ち勝つ付勢力を有する弾性部を備える構成とすることにより、弾性部の付勢力で支持台を駆動部と一体で移動させることができる記憶媒体装着装置を提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、駆動部を延出部の略中央部に設ける構成を備えることにより、支持台の動きが滑らかな記憶媒体装着装置を提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、一体的滑動部及び支持台を排出中に支持台のロックレバーが滑動部のロックを解除した後、アクチュエータを逆作動させる構成を備えることにより、ロックレバーを元のロック可能位置に戻すことができる記憶媒体装着装置を提供することにある。
本発明の記憶媒体装着装置は、記憶媒体が装着される滑動部及び該滑動部を滑動可能に支持する支持台を備える記憶媒体装着装置において、アクチュエータに駆動されるギヤと、該ギヤと直結して前記支持台を移動させる又は前記支持台の停止を維持させる複動機構と、を備えることを特徴とする。
このような構成の本発明の記憶媒体装着装置では、ギヤの回動が直接に複動機構の例えば駆動部を駆動し直線運動に変換して、支持台が正逆方向に移動する。
また、ギヤが回動し、複動機構の例えば駆動部が一方向に移動しても(複動しても)支持台は停止を維持する。
本発明の記憶媒体装着装置は、前記複動機構は、前記ギヤと直結して直線運動する駆動部と、該駆動部を前記支持台に係止する係止部と、該係止部と係合可能であり、前記駆動部の直線運動を吸収して前記支持台の停止を維持させる停止維持部と、前記駆動部を掛止する掛止爪が形成されてある掛止部と、を有しており、該掛止部は、前記支持台に回動可能に軸支されるとともに、前記記憶媒体の装着方向に付勢されてあることを特徴とする。
このような構成の本発明の記憶媒体装着装置では、係止部が支持台に駆動部を係止し、掛止部が駆動部を掛止し又は掛止を解除して、駆動部がギヤと直結して直線運動をし、支持台が移動する。
さらに、掛止部が駆動部の掛止を解除して、停止維持部が駆動部の直線運動を吸収して、支持台の停止を維持し、駆動部がギヤと直結して移動する。
したがって、本発明の記憶媒体装着装置では、記憶媒体をコネクタから離脱する際の力を必要とするところでは、複動機構により駆動部が移動しない(複動しない)ようにし、力を必要としないところでは、駆動部の掛止を解除して、駆動部が移動するように又は複動機構により駆動部が移動(複動)するようにする。
本発明の記憶媒体装着装置は、前記停止維持部は、前記駆動部に設けられており、前記支持台の移動方向に長い長孔であることを特徴とする。
このような構成の本発明の記憶媒体装着装置では、係止部が停止維持部と係合し、停止維持部の長孔の長さの範囲で支持台の停止と連動して駆動部の直線運動範囲を制限する。
本発明の記憶媒体装着装置は、前記滑動部及び前記支持台を一体的移動可能に支持するとともに、前記掛止部の掛止を解除する解除部が突設されたシャーシを有し、前記掛止部は、前記解除部に当接する段部を有し、前記支持台が移動する間、前記掛止爪が前記駆動部を掛止しており、前記段部が前記解除部に当接することにより前記掛止部が回動して前記駆動部の掛止を解除するようにしてあることを特徴とする。
このような構成の本発明の記憶媒体装着装置では、滑動部と一体とした支持台が移動する間の移動域で、掛止部が駆動部を掛止しており、掛止部の段部が解除部に当接して、掛止部が回動し駆動部の掛止を解除する。
本発明の記憶媒体装着装置は、前記シャーシは前記記憶媒体に接続されるコネクタを有しており、前記支持台を前記記憶媒体の取出方向に移動させて前記コネクタが外れるまで、前記掛止部が前記駆動部を掛止してあることを特徴とする。
このような構成の本発明の記憶媒体装着装置では、支持台がシャーシに対して滑動部と一体となって滑動し、支持台が記憶媒体の取出方向に移動してコネクタが外れるまで、掛止部が駆動部を掛止する。
本発明の記憶媒体装着装置は、前記複動機構は、前記支持台を前記記憶媒体の取出方向に移動させて前記コネクタが外れた後、前記支持台の移動に連動して前記掛止部を回動させて前記駆動部の掛止を解除するようにしてあることを特徴とする。
このような構成の本発明の記憶媒体装着装置では、支持台が記憶媒体の取出方向に移動してコネクタが外れた後、支持台の移動に連動して掛止部が回動し、駆動部の掛止を解除する。
本発明の記憶媒体装着装置は、前記複動機構は、前記駆動部を前記記憶媒体の装着方向に付勢してある弾性部を有しており、該弾性部は、前記記憶媒体のコネクタが外れている前記支持台の移動による負荷に打ち勝つ付勢力を有することを特徴とする。
このような構成の本発明の記憶媒体装着装置では、記憶媒体のコネクタが外れて脱着力がなくなった状態に対応して、弾性部が支持台の移動時の負荷に打ち勝ち、支持台が駆動部と一体で移動する。
本発明の記憶媒体装着装置は、前記支持台は、前記滑動部の該支持台に対する滑動域に設けられた底部と、該底部から延出して前記複動機構が配設された延出部とを有し、前記駆動部が前記延出部の略中央部に設けられていることを特徴とする。
このような構成の本発明の記憶媒体装着装置では、駆動部の駆動力が延出部の略中央で作用し、例えば延出部を両側部で摺動可能に軸支する案内軸に対して略均等に力が作用する。
本発明の記憶媒体装着装置は、前記シャーシは、イジェクトスイッチと、前記ギヤと係合可能で、前記イジェクトスイッチを作動させる作動レバーと、該作動レバーと連動して移動するイジェクトレバーと、該イジェクトレバーに突設されたピンと、を有し、前記支持台は、前記滑動部の滑動にロックをして該滑動部の滑動を禁止する禁止位置になるように付勢されたロックレバーを有し、前記支持台の移動と連動した前記作動レバーの移動により、前記イジェクトレバーが移動して、前記ピンが前記ロックレバーと係合して前記ロックを解除するようにしており、前記アクチュエータの一方向への作動が前記ギヤにより伝達されて前記作動レバーが移動して、前記イジェクトスイッチを作動させることにより、前記アクチュエータが逆方向に作動し、前記作動レバーの逆移動と連動して前記イジェクトレバーが逆移動して前記ピンと前記ロックレバーとの係合を解き、付勢力により前記ロックレバーが前記禁止位置に復帰するようにしてあることを特徴とする。
このような構成の本発明の記憶媒体装着装置では、アクチュエータの一方向への作動をギヤが伝達して作動レバーが移動し、イジェクトスイッチが作動して、アクチュエータが逆方向に作動し、作動レバーの逆移動と連動してイジェクトレバーが逆移動し、ピンとロックレバーとの係合を解き、付勢力によりロックレバーが禁止位置に復帰し、元の位置に戻る。
本発明の記憶媒体装着装置は、ギヤに直結して駆動部を駆動するので、滑動部及び支持台を一体として滑動動作させるためのギヤの減速比を小さくすることができ、一体とした滑動部及び支持台の動作スピードが速くなるという効果を有する。
さらに、本発明の記憶媒体装着装置は、複動機構を備えているので、例えばイジェクトモード、スタンバイモードなどの各モードの検出スイッチのオン及びオフ位置又は取り付け精度に左右されることがなく、一体とした滑動部及び支持台の動作の信頼性が高いという効果を有する。
本発明の記憶媒体装着装置は、記憶媒体をコネクタから離脱する際の力を必要とするところでは、複動機構により駆動部が複動しないようにでき、さらに、力を必要としないところでは、駆動部の掛止を解除して、駆動部を移動させるようにできる。
したがって、本発明の記憶媒体装着装置は、駆動部の駆動力が効果的に係止部を介して支持台に伝達され、移動させることができるという効果を有する。
さらに、本発明の記憶媒体装着装置は、駆動部の掛止を解除して、複動機構により駆動部が複動するようにできるので、ギヤの回転中に支持台を移動させずに、ギヤの回転を例えばギヤで駆動されるスイッチ検出レバーを駆動することができるという効果を有する。
本発明の記憶媒体装着装置は、停止維持部が長孔であるので、長孔の長さの範囲で駆動部の直線運動範囲、したがって、駆動部の移動範囲(複動範囲)及び移動時間(複動時間)を決定することができるという効果を有する。
本発明の記憶媒体装着装置は、支持台が移動する間の移動域で、掛止部が駆動部の掛止を維持し、解除部が当接する段部を有する掛止部の構造に基づいて、駆動部の掛止を解除することができるという効果を有する。
本発明の記憶媒体装着装置は、コネクタの脱着力に応じて駆動部を複動させないようにできるので、コネクタの脱着力が作用している間は、駆動部を係止部及び掛止部で支持台に確実に係合させることができ、支持台を効果的に取出方向に移動させることができるという効果を有する。
本発明の記憶媒体装着装置は、コネクタの脱着力に応じて駆動部を複動させるようにできるので、コネクタの脱着力が作用しない間は、駆動部を係止部だけで支持台に係合させることができ、支持台を効果的に移動させることができるという効果を有する。
本発明の記憶媒体装着装置は、コネクタの脱着力がなくなった状態に対応して、支持台の移動時の負荷に打ち勝つ付勢力を有する弾性部としているので、弾性部の付勢力で支持台が駆動部と一体で移動することができるという効果を有する。
本発明の記憶媒体装着装置は、駆動力が延出部の略中央部に作用するので、支持台の動きが滑らかになるという効果を有する。
本発明の記憶媒体装着装置は、一体となった滑動部及び支持台の排出中に支持台のロックレバーが滑動部のロックを解除した後、アクチュエータが逆方向に作動することにより、作動レバーの移動にイジェクトレバーが連動してロックレバーを解除するので、ロックレバーを元のロック可能位置に戻すことができるという効果を有する。
以下、図面に基づき、本発明による記憶媒体装着装置の好適な実施の形態を説明する。
図1は本実施の形態に係る記憶媒体装着装置の裏面から視た外観斜視図である。図2は本実施の形態に係る記憶媒体装着装置の内部構成を示す斜視図である。
本実施の形態では、記憶媒体としてiVDR規格のリムーバブルハードディスク(以下、単に「iVDR」という)を例に挙げて説明する。
記憶媒体装着装置は、支持台であるスライドシャーシ4と、滑動部であるスライダー6という二重構造のトレイを備えるもので、シャーシであるベースシャーシ2に対してスライド可能に設けられた支持台であるスライドシャーシ4と、スライドシャーシ4に対してスライド可能に支持された滑動部であるスライダー6とを備え、PWBシャーシ3に設けられているコネクタ8(図13参照)に記憶媒体であるiVDR10のコネクタ接続部が接続される。スライドシャーシ4及びスライダー6は、同じ方向にスライドするようになっており、スライダー6は、スライドシャーシ4に、後述するロック機構60によりロックされている。
スライドシャーシ4は、底部であるスライドベース32と、延出部であるシャーシ摺動部36とを有する(図5参照)。
なお、後述する図7に示す部品以外は全て、ベースシャーシ2に取り付けられており、図2、図8、図9、図13、図14、図17及び図18ではベースシャーシを省略した。
シャーシ摺動部36は、三箇所に設けられた長孔58に、ベースシャーシ2に立設されたスライドシャーシガイド軸53、55、57で摺動可能に支持され、それぞれのスライドシャーシガイド軸53、55、57は、止め輪がされて抜け出ないようにしてある。
長孔58は、シャーシ摺動部36の両縁部にiVDR10の取出方向に沿って、つまりシャーシ摺動部36のスライド方向と同方向に設けられており、一方には連設された二つの長孔が、他方には一つの長孔が設けられている。
長孔の長さの範囲でシャーシ摺動部36の摺動距離、即ちスライドシャーシ4の摺動距離を制限している。
さらにシャーシ摺動部36は、アクチュエータであるモータ12で駆動されるギヤであるギヤ機構14の回動を直線運動に伝達する駆動部であるラック42と、ラック42の動きをロックする回動可能な掛止部であるラックロックレバー44とを備え、ラック42及びラックロックレバー44は、それぞれ一端がシャーシ摺動部36に係止された弾性部である複動バネ46と、バネ48とにより付勢されている。
このように、スライドシャーシ4は、ベースシャーシ2に対してモータ12(アクチュエータ)で駆動されるギヤであるギヤ機構14により移動可能になっており、スライドシャーシ4の移動に伴ってスライダー6も移動する。
なお、図2中、符号1はイジェクトボタンを示し、符号100は自動ロック解除機構を示す。
図3は本実施の形態に係る二重構造のトレイを示す斜視図である。図4は図3で示した本実施の形態に係るトレイの裏面斜視図である。図5は本実施の形態に係るスライドシャーシの斜視図である。図6は本実施の形態に係るスライダーの斜視図である。
図3及び図6に示すように、スライダー6は、記憶媒体であるiVDR10を搭載するスライダー本体25を囲むようにトレイカバー27と、後端壁29と、両側部をなすスライダーガイド22、23とを備える。
スライダーガイド22、23は、図4に示すように、スライドシャーシ4の両側部をなす一対のスライドガイド24、26にスライド可能に支持されている。
また、図6に示すように、一方のスライダーガイド22には、スライドガイド24から抜けでないようにスライダーストッパ28が取り付けられ、他方のスライダーガイド23には、ロックレバー64に係合してスライドシャーシ4をロックするロックピン20を立設し、スライドガイド26から抜け出ないようにスライダーストッパ30を設けてあるロックアングル21が取り付けられている。
図4及び図5に示すように、スライドシャーシ4は、両側部をなすスライドガイド24、26と、スライダー本体25の滑動域であるスライドベース32(底部)と、スライドベース32から当接壁34を介して設けられた延出部であるシャーシ摺動部36とを備える。スライドベース32とシャーシ摺動部36との段部をなす当接壁34は、略中央にコネクタ8が出入り可能な開口部38を有し、スライダー6の後端壁29と当接して、スライダー6の装着方向に対するストッパーの役目を果たす。
ラックロックレバー44は、略矩形状であり、矩形の一方の略二辺を囲う凸部47と、この凸部47と段部を介して形成された平坦な棚部43とを有し、掛止するようにバネ48で付勢され、ピン59で回動可能にシャーシ摺動部36に軸支され、ラック42と係合可能になっている。ラック42及びラックロックレバー44の係合部は、ラック42側がピン状に、ラックロックレバー44が爪状に形成されている(図15を参照)。棚部43は後述するピン45の移動域であり、ピン45は凸部47と係合可能になっている(図16参照)。
ラック42は、移動方向に沿った停止維持部である長孔49を例えば三個有し、シャーシ摺動部36にて各長孔49にラック42を摺動可能に支持して立設された係止部であるピン51、52、54により摺動距離が制限されている。中央の長孔49に立設するピン52には、止め輪がされ、ラック42がピン51、52、54から抜け出ないようにしてある。
ラック42の長孔49にピン51、52、54が係止して、ラック42の直線運動に伴いシャーシ摺動部36が摺動可能にしてあり、長孔49の長さの範囲でラック42だけが摺動可能にしてある。
したがって、長孔49の長さの範囲でラック42は移動するが、シャーシ摺動部36は停止したままになるようにしてある。
本実施の形態では、メインカム108の回転により(図16を参照)ラック42が移動しても、シャーシ摺動部36が摺動しないようにしてある複動機構50を設け、iVDR10をコネクタ8から離脱する際の力を必要とするところでは、ラックロックレバー44でラック42をロックして複動しないようにし、力を必要としないところでは、ラックロックレバー44のロックを解除して、ラック42の長孔49の長さ分だけラック42を摺動可能にして、ラック42の複動が可能なようにしてある。
一方のスライドガイド26は、スライダー6をロックするロック機構60を備える(図5参照)。ロック機構60は、スライドガイド26にバネ62で付勢され回動可能に設けられたロックレバー64によって、スライダー6の他方のスライダーガイド23に立設されたロックピン20と係合してロックするようにしてある。
図4及び図5に示すように、他方のスライダーガイド23の端部は、スライダー複動レバー65に設けられたスライダー複動バネ66によりスライドシャーシ4に対して記憶媒体の排出方向に付勢されている。
なお、図4及び図5中、符号56はギヤ機構14のメインカムが位置する開口部を示し、68はローディングエンドモードを検出するためのLEモード検出フォロアを示す。このLEモード検出フォロア68は、シャーシ摺動部36の裏面にてローディングエンドスイッチ84に対応する位置に設けられており(図7参照)、コネクタ8が出入りする開口部38の近傍にある。
図7は本実施の形態に係るPWBシャーシを示す斜視図である。
PWBシャーシ3には、iVDR10のコネクタ接続部と接続されるコネクタ8を固定したコネクタ基板72が配設されている。コネクタ基板72は、外部の基板と連結するコネクタ74と、モータ用コネクタ76と、イジェクトボタン基板90を結線するためのコネクタ78とを備え、所定位置にローディングスタートスイッチ82、ローディングエンドスイッチ84、イジェクトスイッチ86及びスタンバイスイッチ88を有する。コネクタ78とイジェクトボタン基板90とは、フラットケーブル92で接続されている。
さらにコネクタ基板72を間にして平行に、スライドシャーシ4を案内して移動範囲を制限するスライドシャーシガイド73及びスライドシャーシガイド75が設けられている。
なお、図7中、符号1はイジェクトボタンを示す。
次に、本実施の形態に係るギヤ機構を説明する。
図8は本実施の形態に係る記憶媒体装着装置における斜視図である。図9は本実施の形態に係るギヤ機構の要部斜視図である。
なお、図8は後述するスタンバイモードを示す。
本実施の形態に係るギヤ機構14は、モータ12の動力が、モータ軸に圧入されているウォーム102、ウォームホイル104、中継ギヤ106及びメインカム108と伝達されるようにしてある。メインカム108の回転は、ラック42により直線運動に変換され、コネクタ基板72に対して、即ちコネクタ基板72を固定してあるPWBシャーシ3に対してスライドシャーシ4を摺動可能にしてある。
さらにモータ12の駆動でギヤ機構14により自動ロック解除機構100を動作させてロック機構60を解除するようにしてある。
図9に示すように、自動ロック解除機構100は、モータ12及びギヤ機構14のメインカム108により駆動される作動レバーであるスイッチ検出レバー110と、連結レバー112と、ロック機構60のロックを解除するイジェクトレバー114とを備える。連結レバー112は、スイッチ検出レバー110とイジェクトレバー114とを連結してある。
連結レバー112は、略三角形状のプレートであり、頂角近傍に連結レバー軸116を支点として回動可能に支持されている。一方の底角近傍には、スイッチ検出レバー110に立設された連結ピン111を遊嵌する溝113を有し、他方の底角近傍には、イジェクトレバー114に立設された連結ピン115を遊嵌する溝117を有する(図10を参照)。
イジェクトレバー114は、連設された長孔118、120にイジェクトレバーガイド軸119、121で摺動可能に支持されており、両イジェクトレバーガイド軸119、121の間にあって、長孔120近傍にピンであるスライドシャーシロック解除軸122が設けられている。
スライドシャーシロック解除軸122は、イジェクトレバー114が摺動したとき、スライドシャーシ4に設けられたロック機構60のロックレバー64と係合して、ロックレバー64とロックピン20との係合を解除して、ロック機構60のロックを解除するものである。長孔118、120の長さの範囲でイジェクトレバー114の摺動範囲を制限してある。
なお、図9は矢印で示すB及びC方向に摺動完了した状態を示す。
図10は本実施の形態に係るギヤ機構裏面の斜視図である。図11は本実施の形態に係るメインカム裏面の斜視図である。図12は本実施の形態に係るスイッチ検出レバーの斜視図である。
なお、図10はコネクタ基板を省略して各部品又は部材との位置関係を示し、図11及び図12はモータ及び中継ギヤとメインカム又はスイッチ検出レバーとの位置関係を示し、スライドシャーシ、コネクタ基板等を省略した。
スイッチ検出レバー110は、同方向に設けられた長孔132、134、136にてそれぞれメインカム軸140、スライドシャーシガイド軸57及び検出レバーガイド軸144で摺動可能に軸支されている。
さらに図11に示すメインカム108のカム溝109と係合するカムフォロア146と、コネクタ基板72に設けられたイジェクトスイッチ86及びスタンバイスイッチ88間を移動して当接することにより(図7及び図10を参照)、それぞれのスイッチをオンするスイッチ検出フォロア148が設けられている。スイッチ検出フォロア148がイジェクトスイッチ86及びスタンバイスイッチ88のそれぞれと離れるとスイッチがオフとなる。
メインカム108のカム溝109は、メインカム108の中心からの距離が徐々に離れるように形成された略渦巻き型の溝であり、カム溝109の一端及び他端はメインカム108の中心を挟む位置で略対向している。
スイッチ検出レバー110は、長孔132、134、136の長さの範囲で摺動範囲が制限されており、メインカム108の回転によりカム溝109と係合するカムフォロア146が駆動されると、メインカム軸140が長孔132に沿って摺動することにより、スイッチ検出レバー110が各長孔134、136に沿って摺動し、連結レバー112を介してイジェクトレバー114を摺動するようにしてある。
次に、本実施の形態に係る記憶媒体装着装置の動作について説明する。
記憶媒体装着装置は、図8を参照して、先ず、記憶媒体のiVDR10を装着したスライダー6を手動でスライドシャーシ4に対して所定位置まで(図8で示す位置)スライドし、ロック機構60によりスライダー6をスライドシャーシ4にロックする。
このとき、スライダー6の後端壁29とスライドシャーシ4の当接壁34とは当接し、スライダー6とスライドシャーシ4とはロック機構60により一体となっている。
図13は本実施の形態に係る記憶媒体装着装置のローディングエンドモードを示す斜視図である。なお、装着されているiVDRは省略した。
スライダー6をスライドシャーシ4に対して当接させた後、モータ12及びギヤ機構14によりスライダー6及びスライドシャーシ4が一体としてコネクタ基板72に対して、即ちPWBシャーシ3に対して自動的にスライドし(図13の矢印A方向)、スライダー6に装着されたiVDR10のコネクタ接続部をPWBシャーシ3のコネクタ基板72に設けられているコネクタ8に接続し、装着が完了する。
このとき、スライドシャーシ4裏面に設けられているLEモード検出フォロア68がコネクタ基板72に実装されたローディングエンドスイッチ84を押すことによりローディングエンドモードを検出し(図9参照)、モータ12が止まる。
このようにして、本実施の形態の記憶媒体装着装置のローディングエンドモードに移行する。
図14は本実施の形態に係る記憶媒体装着装置のアンローディング時のスタンバイモードを示す斜視図である。図15は本実施の形態に係るラックロックレバーの動作を示す斜視図である。
ローディングエンドモードからスタンバイモードへ移行するには、先ず、イジェクトボタン1を押すと、モータ12が起動してギヤ機構14を駆動することによりメインカム108が回転し、ピン51、52、54と係合するラック42が移動して、シャーシ摺動部36が長孔58に沿って摺動し、即ちスライドシャーシ4が長孔58に沿って摺動し、例えば12mm移動して停止する。
このとき、12mmの移動量のうち、始めの8mmは、図15に示すように、ラックロックレバー44とラック42が係合した状態(図15で丸印で囲んだ部分を参照)、つまり複動しない状態で摺動し、iVDR10のコネクタ接続部がコネクタ基板72のコネクタ8から抜ける。
なお、図15中、符号45は記憶媒体装着装置のベースシャーシ2に立設されたピンであり、ラックロックレバー44の凸部47と係合可能になっている。
ところで、コネクタの脱着力は、単位面積当たり2kg以上の荷重が必要で、ラック42の複動が効いた状態、つまり、ラックロックレバー44が解除され、ラック42の長孔49の長さだけ摺動可能な状態にあって、複動バネ46で付勢力が作用可能な状態では、その荷重に打ち勝つ複動バネ46の荷重が必要になり、複動バネ46が大きくなる。
さらにバネの荷重がコネクタの脱着力に打ち勝つまで複動バネ46は伸び、打ち勝つと同時に複動バネ46にたまった荷重が開放されるためiVDR10を搭載したスライダー6及びスライドシャーシ4が飛び出る。
したがって、本実施の形態では、図15に示すように、ラック42の複動をラックロックレバー44で禁止し(図15の丸印で囲った部分を参照)、コネクタ8が抜けるまでラック42の複動をさせないようにしてある。
図16は本実施の形態に係る複動機構50を示す外観図である。
移動量12mmのうち8mm移動してコネクタ8の接続が外れ、残り4mmの距離をスライドシャーシ4が摺動していくと、スライドシャーシ4とともにラック42及びラックロックレバー44が移動していき、ピン45が移動域の棚部43を移動してラックロックレバー44の凸部47の段部と当接し、ラックロックレバー44がピン59を軸として回転して、ラックロックレバー44がラック42のロックを解除し始め、移動量が12mmに達したとき完全に解除する(図16の丸印で囲った部分を参照)。
このように、本実施の形態では始めの8mmの移動量でiVDR10のコネクタ接続部はコネクタ8から抜けているため(図13及び図14参照)、スライドシャーシ4の摺動による負荷は少なく、その負荷に打ち勝つ程度の複動バネ46の荷重としているので、スライドシャーシ4はラック42と一体で摺動する。
なお、スライドシャーシ4の移動量は12mmに設定されており、それ以上は動かないようにしてある。
したがって、図16に示すラック42とラックロックレバー44との係合が解除された状態で、スライドシャーシ4は停止し、イジェクトモードに移行する。
図17は本実施の形態に係るイジェクトモードを示す斜視図である。
スライドシャーシ4が12mm移動して停止したとき、ラックロックレバー44がラック42から外れており、さらにメインカム108が回転すると、ラック42が長孔49に沿って摺動し(図16参照)、ラック42が移動する間に、メインカム108のカム溝109と係合してあるスイッチ検出レバー110のカムフォロア146がカム溝109に沿って摺動する(図10、図11及び図12参照)。
そうすると、スイッチ検出レバー110が、長孔132、134、136に沿って、それぞれメインカム軸140、検出レバーガイド軸144及びスライドシャーシガイド軸57まで摺動する(図9のB方向)。このとき、スイッチ検出フォロア148がイジェクトスイッチ86を押す(図10及び図12参照)。
スイッチ検出レバー110の摺動に連動して連結レバー112が回動し、イジェクトレバー114が長孔118、120に沿って摺動し、スライドシャーシロック解除軸122がロックレバー64と当接してロックを解除する(図9のC方向)。
なお、図9及び図10はスイッチ検出レバー110及びイジェクトレバー114の摺動が完了してロック機構60のロックを解除した状態を示す。
そして、iVDR10の取出位置に向けて、スライダー複動バネ66の付勢力によりスライドシャーシ4に対してスライダー6が摺動し(図4及び図5を参照)、イジェクトモードになる(図17)。
スイッチ検出レバー110が摺動して、スイッチ検出フォロア148がイジェクトスイッチ86を押したとき、イジェクトモードを検出する(図10参照)。イジェクトモードを検出すると、モータ12が反転起動し、スイッチ検出レバー110は逆方向に摺動する(図9の矢印Bと逆方向)。
スイッチ検出レバー110の逆方向の摺動に連動して連結レバー112が反転し、イジェクトレバー114が逆方向に摺動し(図9の矢印Cと逆方向)、ロックレバー64との係止を解除して、ロックレバー64がバネ62の付勢力により元の位置に復帰する(図5参照)。
スイッチ検出レバー110が逆方向に摺動していくと、スイッチ検出レバー110に設けてあるスイッチ検出フォロア148がスタンバイスイッチ88を押して(図10参照)、スタンバイモードを検出し、モータ12が止まる。
以上のようにして、本実施の形態に係る記憶媒体装着装置は、iVDR10をアンローディングする。
次に、iVDRをローディングする動作について説明する。
図18は本実施の形態に係る記憶媒体装着装置のローディング時のスタンバイモードを示す一部斜視図である。
スライドシャーシ4及びスライダー6に設けてあるそれぞれのスライダー複動バネ66及びスライダー複動レバー65により(図4及び図5参照)、スライドシャーシ4に対して飛び出ているスライダー6にiVDR10を装着し(図8及び図17を参照)、手動でスライダー6をスライドシャーシ4に対してスライドし(図18の矢印A方向)、スライダー6のスライダーガイド22、23がスライドシャーシ4のスライドガイド24、26に対してスライドしていくと、スライダーガイド23のロックピン20(図6参照)がロックレバー64に当接し、ロックレバー64がロックバネ62に抗して回転して、ロックレバー64がロックピン20と係合してロックする。このときスライダー6の後端壁29とスライドシャーシ4の当接壁34とが当接し、当接壁34はスライダー6のストッパーの役目を果たす(図5及び図6参照)。
ロック機構60によりロックして一体となったスライドシャーシ4及びスライダー6を2mm程度押し込んでスライダー6が摺動すると(「ロックのオーバーストローク」という)、一方のスライダーガイド22の後端がコネクタ基板72のローディングスタートスイッチ82を押す(図7及び図9参照、図18のア部)。
ローディングスタートスイッチ82のオンにより、スライドシャーシ4及びスライダー6のロックを検出して、モータ12が起動し、一体となったスライドシャーシ4及びスライダー6が、図18の矢印A方向に摺動する。スライドシャーシ4及びスライダー6が12mm移動して、ローディングエンドモードに移行する(図13参照)。
なお、前述したように、スライドシャーシ4裏面に設けられているLEモード検出フォロア68がコネクタ基板72に実装されたローディングエンドスイッチ84を押すことによりローディングエンドモードを検出し、モータ12が止まる。
以上のようにして、本実施の形態に係る記憶媒体装着装置は、iVDR10をローディングする。
このような構成により、本実施の形態では、メインカムにより直接ラックを駆動するので、スライダー及びスライドシャーシ(トレイ)を一体としてスライド動作させるためのギヤ列の減速比を小さくすることができ、トレイの動作スピードが速い。
また本実施の形態では、複動機構を備えているので、各モードの検出スイッチのオン及びオフ位置又は取り付け精度に左右されることがなく、トレイ動作の信頼性が高い。
なお、本実施の形態では、記憶媒体としてiVDRを装着するものであるが、これに限るものではなく、他の記憶媒体を装着する装着装置に関しても同様の構成を適用することが可能である。
本実施の形態に係る記憶媒体装着装置の裏面から視た外観斜視図である。 本実施の形態に係る記憶媒体装着装置の内部構成を示す斜視図である。 本実施の形態に係る二重構造のトレイを示す斜視図である。 図3で示した本実施の形態に係るトレイの裏面斜視図である。 本実施の形態に係るスライドシャーシの斜視図である。 本実施の形態に係るスライダーの斜視図である。 本実施の形態に係るPWBシャーシを示す斜視図である。 本実施の形態に係る記憶媒体装着装置における斜視図である。 本実施の形態に係るギヤ機構の要部斜視図である。 本実施の形態に係るギヤ機構裏面の斜視図である。 本実施の形態に係るメインカム裏面の斜視図である。 本実施の形態に係るスイッチ検出レバーの斜視図である。 本実施の形態に係る記憶媒体装着装置のローディングエンドモードを示す斜視図である。 本実施の形態に係る記憶媒体装着装置のアンローディング時のスタンバイモードを示す斜視図である。 本実施の形態に係るラックロックレバーの動作を示す斜視図である。 本実施の形態に係る複動機構を示す斜視図である。 本実施の形態に係るイジェクトモードを示す斜視図である。 本実施の形態に係る記憶媒体装着装置のローディング時のスタンバイモードを示す一部斜視図である。
符号の説明
2 ベースシャーシ(シャーシ)
4 スライドシャーシ(支持台)
6 スライダー(滑動部)
8 コネクタ
10 iVDR(記憶媒体)
12 モータ(アクチュエータ)
14 ギヤ機構(ギヤ)
32 スライドベース(底部)
36 シャーシ摺動部(延出部)
42 ラック(駆動部)
44 ラックロックレバー(掛止部)
46 複動バネ(弾性部)
49 長孔(停止維持部)
50 複動機構
51、52、54 ピン(係止部)
60 ロック機構
64 ロックレバー
86 イジェクトスイッチ
110 スイッチ検出レバー(作動レバー)
114 イジェクトレバー
122 スライドシャーシロック解除軸(ピン)
148 スイッチ検出フォロア

Claims (9)

  1. 記憶媒体が装着される滑動部及び該滑動部を滑動可能に支持する支持台を備える記憶媒体装着装置において、
    アクチュエータに駆動されるギヤと、
    該ギヤと直結して前記支持台を移動させる又は前記支持台の停止を維持させる複動機構と、
    を備えることを特徴とする記憶媒体装着装置。
  2. 前記複動機構は、
    前記ギヤと直結して直線運動する駆動部と、
    該駆動部を前記支持台に係止する係止部と、
    該係止部と係合可能であり、前記駆動部の直線運動を吸収して前記支持台の停止を維持させる停止維持部と、
    前記駆動部を掛止する掛止爪が形成されてある掛止部と、
    を有しており、
    該掛止部は、前記支持台に回動可能に軸支されるとともに、前記記憶媒体の装着方向に付勢されてあることを特徴とする請求項1に記載の記憶媒体装着装置。
  3. 前記停止維持部は、前記駆動部に設けられており、前記支持台の移動方向に長い長孔であることを特徴とする請求項2に記載の記憶媒体装着装置。
  4. 前記滑動部及び前記支持台を一体的移動可能に支持するとともに、前記掛止部の掛止を解除する解除部が突設されたシャーシを有し、
    前記掛止部は、前記解除部に当接する段部を有し、
    前記支持台が移動する間、前記掛止爪が前記駆動部を掛止しており、
    前記段部が前記解除部に当接することにより前記掛止部が回動して前記駆動部の掛止を解除するようにしてあることを特徴とする請求項2又は3に記載の記憶媒体装着装置。
  5. 前記シャーシは前記記憶媒体に接続されるコネクタを有しており、
    前記支持台を前記記憶媒体の取出方向に移動させて前記コネクタが外れるまで、前記掛止部が前記駆動部を掛止してあることを特徴とする請求項4に記載の記憶媒体装着装置。
  6. 前記複動機構は、前記支持台を前記記憶媒体の取出方向に移動させて前記コネクタが外れた後、前記支持台の移動に連動して前記掛止部を回動させて前記駆動部の掛止を解除するようにしてあることを特徴とする請求項5に記載の記憶媒体装着装置。
  7. 前記複動機構は、前記駆動部を前記記憶媒体の装着方向に付勢してある弾性部を有しており、
    該弾性部は、前記記憶媒体のコネクタが外れている前記支持台の移動による負荷に打ち勝つ付勢力を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の記憶媒体装着装置。
  8. 前記支持台は、前記滑動部の該支持台に対する滑動域に設けられた底部と、該底部から延出して前記複動機構が配設された延出部とを有し、
    前記駆動部が前記延出部の略中央部に設けられていることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか一つに記載の記憶媒体装着装置。
  9. 前記シャーシは、
    イジェクトスイッチと、
    前記ギヤと係合可能で、前記イジェクトスイッチを作動させる作動レバーと、
    該作動レバーと連動して移動するイジェクトレバーと、
    該イジェクトレバーに突設されたピンと、
    を有し、
    前記支持台は、前記滑動部の滑動にロックをして該滑動部の滑動を禁止する禁止位置になるように付勢されたロックレバーを有し、
    前記支持台の移動と連動した前記作動レバーの移動により、前記イジェクトレバーが移動して、前記ピンが前記ロックレバーと係合して前記ロックを解除するようにしており、
    前記アクチュエータの一方向への作動が前記ギヤにより伝達されて前記作動レバーが移動して、前記イジェクトスイッチを作動させることにより、前記アクチュエータが逆方向に作動し、前記作動レバーの逆移動と連動して前記イジェクトレバーが逆移動して前記ピンと前記ロックレバーとの係合を解き、付勢力により前記ロックレバーが前記禁止位置に復帰するようにしてあることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか一つに記載の記憶媒体装着装置。
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