JP2008097177A - 鉄道車両用の優先席注意放送装置 - Google Patents

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充男 飯田
Seiji Murata
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Abstract

【課題】 従来の車内放送システムを改良し優先席注意放送兼用として使用する。
【解決手段】 携帯電話2からの送信電波を受信アンテナ4が捕らえて出力する携帯電話検知出力手段により動作する携帯電話の取扱い注意放送の音源1(15)と乗客が任意に操作できる押釦3の出力手段により動作する優先席注意放送の音源2(16)とを備えた優先席注意放送装置1において、乗客が押釦を操作した場合は音源2の放送を優先席スピーカ5から放送し、一方受信アンテナが携帯電話の電波を受信した場合は特に指定された列車内の優先席付近や携帯電話の取扱いが禁止されている付近に携帯電話があると判定しかつ乗客の押釦操作に優先して音源1の放送を優先席スピーカから放送し、更に車内放送装置が動作した場合は車内放送装置を動作する放送制御線26からの放送制御線出力手段により優先席スピーカを車内放送装置の車内スピーカ24側に接続変えする。
【選択図】図2

Description

本発明は列車・電車・モノレールなどの移動車両内において、特に指定された優先席付近や携帯電話の取扱いが禁止されている付近で使用される携帯電話の取扱者に対する注意放送に関するものである。
携帯電話や無線機等の電波を感知して警告等を表示又は警報などを発する装置は、例えば特開平10−222108等が公開されているが、鉄道にあっては特に指定された優先席付近や携帯電話の取扱いが禁止されている付近で使用される携帯電話取扱者に対する使用注意は、車内放送装置からのマイク放送又は自動放送装置からの取扱い注意放送などで直接携帯電話の取扱いには関係なく義務的に放送されているのが実情である。特に、優先席付近で携帯電話を取扱いされた場合には、携帯電話の受信範囲を特定してタイミング良く携帯電話を使用した乗客に対して注意放送をすることや列車内で特に指定された優先席に席を譲るべき健康者に対し、タイミング良く優先席への注意放送を行う設備がなく優先席付近に携帯電話の使用禁止マークや優先席マーク(ステッカー)などを貼って注意を促すのが現状であり、それがために乗客や事業者から早期の開発が望まれていた。
特開平10−222108号の公開公報 この発明は、人が多く集まり又は静かにする必要がある場所(学校・レストラン・劇場・セミナー会場等)やEMI(電磁干渉)が懸念される場所(病院等)において、携帯電話や無線機等の通話者に対し、その区域での使用禁止又は制限の警告等を促すために携帯電話や無線機等の送受信に反応して、前記警告等を表示する又は警報等を発する電波感知警告装置に関するものであり、その課題は携帯電話や無線機等の電波を感知して、通話者に注意を再喚起するところにある。具体的には図4と図5とに示すように、その解決手段は電波42を受信するアンテナ48と、前記受信電波42を検波して増幅信号を出力する電波処理部47と、前記増幅信号と所定閾値との比較により携帯電話や無線機等の送受信が確認された場合に作動信号を出力する電波判定部50と、前記作動信号により作動を開始して表示信号を出力する警告制御部51と、前記表示信号を受けて警告等を点灯表示する表示板52又は警報等を発する報知部61と、各部の電源54とから構成される電波感知警告装置41であり、表示板52には予め警告等を促す文字46とマーク43又はデザインを施しておき点灯表示により、特定の文字とマーク43又はデザインのみをハイライト表示にし電波判定部50には作動信号の外部との入出力端子59を備えることで解決することになっている。
このように構成されることによって、まず通常の警告等を促す標識又は看板として携帯電話や無線機等の使用禁止又は制限を通知し、次に感知対象となる電波を感知すると直ちに警告等を点灯表示したり又は警報を発することで通話者の視覚又は聴覚に訴えて改めて注意を再喚起するという2段構えの手段とにより、より確実な携帯電話や無線機等の使用禁止又は制限を実現することは可能であるが、この警告装置は一般的な警告システムであってこのシステムをそのまま鉄道車両用の放送システムに組み込むことは前記増巾信号と所定閾値との比較だけでは携帯電話の受信範囲を特定することが難しく不可能である。
かかる従来方法では、携帯電話を使用したと同時刻にタイミング良く放送があった場合は効果があったとしても、ただ義務的に流される放送は無視されることが多く優先席付近又は携帯電話の取扱いが禁止されている付近で携帯電話の受信範囲を特定して携帯電話の送信電波を受信アンテナが検知したら携帯電話の取扱い注意放送を行い、一方優先席付付近で優先席を必要としている人がいれば乗客が任意に操作できる押釦操作により、優先席への注意放送をタイミング良く放送を行うところに本発明の解決課題を有する。
本発明は、車内放送装置が設備された列車・電車・モノレールなど鉄道車両の指定された列車内の優先席付近や携帯電話の取扱いが禁止されている付近に携帯電話の送信電波を検知する受信アンテナ及び乗客が任意に操作できる押釦を備え、前記携帯電話からの送信電波を受信アンテナが捕らえて出力する携帯電話検知出力手段により動作する携帯電話の取扱い注意放送の音源1と前記乗客が任意に操作できる押釦の出力手段により動作する優先席注意放送の音源2を備えた優先席注意放送装置において、乗客が押釦を操作した場合は音源2の放送を優先席スピーカから放送し、一方受信アンテナが携帯電話の電波を受信した場合は特に指定された列車内の優先席付近や携帯電話の取扱いが禁止されている付近に携帯電話があると判定し、かつ乗客の押釦操作に優先して音源1の放送を優先席スピーカから放送し、更に車内放送装置が動作した場合は車内放送装置を動作する放送制御線からの放送制御線出力手段により、優先席スピーカを車内放送装置の車内スピーカ側に接続変えすることを特徴とした鉄道車両用の優先席注意放送装置の提供にある。
また本発明は、前記の鉄道車両の優先席注意放送装置において携帯電話検知出力手段により動作する音源1は携帯電話からの送信電波を受信アンテナが検知している間は数秒間隔単位で自動的に携帯電話の取扱いの注意放送を繰り返し行い受信アンテナが検知を停止した後、直ちに放送を停止することを特徴とした鉄道車両用の優先席注意放送装置の提供にある。
また本発明は、前記の鉄道車両の優先席注意放送装置において乗客が任意に操作できる押釦により動作する音源2の放送は押釦が押されてから数秒から数十秒程度の時間を経過してから動作しかつ優先席付近に少なくとも2個以上を列車の進行方向の座席両側に対角的に配置することを特徴とした鉄道車両用の優先席注意放送装置の提供にある。
また本発明は、前記鉄道車両の指定された列車の優先席付近や、携帯電話の取扱いが禁止されている付近に送信電波を検知する受信アンテナの配置が、列車長手方向の左右座席・ドアー側から列車貫通路に向かって、それぞれ2個の指向性アンテナをクロス状に配置して携帯電話の受信範囲を特定することを特徴とした鉄道車両用の優先席注意放送装置の提供にある。
更に本発明は、前記の鉄道車両の優先席注意放送装置において携帯電話が通話中に発する電波の磁界を検知して動作することを特徴とした鉄道車両用の優先席注意放送装置の提供にある。
本発明は、車内放送装置が設備された列車・電車・モノレールなど鉄道車両の指定された列車内の優先席付近や携帯電話の取扱いが禁止されている付近に携帯電話の送信電波を検知する受信アンテナ及び乗客が任意に操作できる押釦を備え、前記携帯電話からの送信電波を受信アンテナが捕らえて出力する携帯電話検知出力手段により動作する携帯電話の取扱い注意放送の音源1と前記乗客が任意に操作できる押釦の出力手段により動作する優先席注意放送の音源2を備えた優先席注意放送装置において、乗客が押釦を操作した場合は音源2の放送を優先席スピーカから放送し、一方受信アンテナが携帯電話の電波を受信した場合は特に指定された列車内の優先席付近や携帯電話の取扱いが禁止されている付近に携帯電話があると判定し、かつ乗客の押釦操作に優先して音源1の放送を優先席スピーカから放送し、更に車内放送装置が動作した場合は車内放送装置を動作する放送制御線からの放送制御線出力手段により、優先席スピーカを車内放送装置の車内スピーカ側に接続変えすることを特徴とした鉄道車両用の優先席注意放送装置であり、また携帯電話検知出力手段により動作する音源1は携帯電話からの送信電波を受信アンテナが検知している間は数秒間隔単位で自動的に携帯電話の取扱いの注意放送を繰り返し行い受信アンテナが検知を停止した後は直ちに放送を停止することを特徴とした鉄道車両用の優先席注意放送装置であり、また前記の鉄道車両の優先席注意放送装置において列車・電車・モノレールなど鉄道車両の指定された列車内の優先席付近や携帯電話の取扱いが禁止されている付近に携帯電話の送信電波を検知する受信アンテナの配置が列車長手方向の左右座席・ドアー側から列車貫通路に向かって、それぞれ2個の指向性受信アンテナをクロス状に配置して携帯電話の受信範囲を特定することを特徴とした鉄道車両用の優先席注意放送装置であり、また前記放送装置において乗客が任意に操作できる押釦により動作する音源2の放送は押釦が押されてから数秒から数十秒程度の時間を経過してから動作しかつ優先席付近に少なくとも2個以上を列車の進行方向の座席両側に対角的に配置する鉄道車両用の優先席注意放送装置であるから、優先席付近又は携帯電話の取扱いが禁止されている付近で携帯電話の送信電波を受信アンテナが検知したら携帯電話の取扱い注意放送を行い、一方優先席付近で優先席を必要としている人がいれば、乗客が任意に操作できる押釦操作により優先席への注意放送をタイミング良く放送を行うことができる。なお、本発明は鉄道車両用に限定されているが、例えば病院などにも利用できるので広範囲の分野でも同様な効果が得られ又電波の検知に替えて携帯電話が通話中に発する磁界を検知しても同様な効果が得られる。
本発明の最良な実施形態は、車内放送装置が設備された列車・電車・モノレールなど鉄道車両の指定された列車内の優先席付近や携帯電話の取扱いが禁止されている付近に携帯電話の送信電波を検知する受信アンテナ及び乗客が任意に操作できる押釦を備え、前記携帯電話からの送信電波を受信アンテナが捕らえて出力する携帯電話検知出力手段により動作する携帯電話の取扱い注意放送の音源1と前記乗客が任意に操作できる押釦の出力手段により動作する優先席注意放送の音源2を備えた優先席注意放送装置において、乗客が押釦を操作した場合は音源2の放送を優先席スピーカから放送し、一方受信アンテナが携帯電話の電波を受信した場合は特に指定された列車内の優先席付近や携帯電話の取り扱いが禁止されている付近に携帯電話があると判定し、かつ乗客の押釦操作に優先して音源1の放送を優先席スピーカから放送し、更に車内放送装置が動作した場合は車内放送装置を動作する放送制御線からの放送制御線出力手段により、優先席スピーカを車内放送装置の車内スピーカ側に接続変えすることを特徴とした鉄道車両用の優先席注意放送装置であるから、従来の鉄道車両用の優先席への注意放送装置では不可能・困難とされていた放送システムの改善が得られる。
また本発明の実施形態は、前記鉄道車両の優先席注意放送装置において携帯電話検知出力手段により動作する音源1は携帯電話からの送信電波を受信アンテナが検知している間は数秒間隔単位で自動的に携帯電話の取扱いの注意放送を繰り返し行い受信アンテナが検知を停止した後に直ちに放送を停止し、また前記鉄道車両の優先席注意放送装置において列車・電車・モノレールなど鉄道車両の指定された列車内の優先席付近や、携帯電話の取扱いが禁止されている付近に携帯電話の送信電波を検知する受信アンテナの配置が列車長手方向の左右座席・ドアー側から列車貫通路に向かって、それぞれ2個の指向性受信アンテナをクロス状に配置して携帯電話の受信範囲を特定し、更に乗客が任意に操作できる押釦により動作する音源2の放送は押釦が押されてから数秒から数十秒程度の時間を経過してから動作しかつ優先席付近に少なくとも2個以上を列車の進行方向の座席両側に対角的に配置することにより、押釦を押すことに勇気が必要とする人達に対しての配慮もでき、また従来の一般的な車内放送システムに付加設備を前提にしたシステムであるから、実施化においても何ら問題もなく簡単に利用することができる。
以下、本発明の実施例について図面によって説明する。
図1は先頭車と中間車とからなる鉄道編成車両に装備される車内放送装置・自動放送装置に、本発明の優先席注意放送装置を付加設備したシステム系統図である。また、図2は本発明の優先席注意放送装置の構成ブロック図であり、図3は本発明の2個の指向性受信アンテナをクロス状に配置した指向性受信アンテナを示す配置図である。なお、本実施例は本発明の1実施例を示したものであって、これに限定されることなく他の実施例にも応用することができる。
まず、車内放送装置のマイクロホン21の図示されないマイクロホン押釦スイッチが押されていない場合は、図2に示すように放送制御線26から放送制御出力手段により出力増幅器23には放送起動条件が与えられず、従って車内放送装置は動作しない状態の時に列車内の特に携帯電話の取り扱いが禁止されている優先席付近で不特定の乗客から携帯電話2が使われると、携帯電話2から発せられた電波f1〜f4内の1波(例えばf1:800MHz,f2:1.5GHz,f3:2GHz,f4:PHSの1.9GHz)は、優先席注意放送装置1の受信アンテナ4が検知し、携帯電話2からの電波は受信アンテナ4から帯域濾波器11を経て受信器12に入力される。受信器12に入力された携帯電話2の受信電波は受信出力回路13で検波され制御信号として2方向に分割される。一方は接続線31で制御器14に出力し、もう一方はリレー17に与えられリレー17の接点a・bは閉回路となる。前記接続線31で制御器14に入力された制御信号による携帯電話の検知出力手段により、制御器14では音源発生器15による音源1に対し放送内容及び繰り返し周期、放送間隔等を設定し接続線35より音源発生器15による音源1に起動条件を与える。接続線35により起動条件が与えられた音源発生器15による音源1からは、例えば制御器14で繰り返し周期2回、放送と放送の間隔を5秒と設定すれば音源発生器15による音源1は音源発生器15による音源1の接続線36からリレー17の接点b・aを通り、リレー18の接点cからaを経由して、優先席スピーカ5より例えば「優先席付近では携帯電話の電源をお切り下さい」を5秒置いて2回放送し、優先席付近で携帯電話を使用した乗客に対し注意を促すことができる。また、前記受信出力回路13は受信器12の受信レベルにより感度調整ができるようになっており、この感度調整で優先席付近のエリアの広さに応じて適宜エリア設定ができるようになっている。
また、優先席を必要とする乗客が優先席付近におり優先席を譲るべき健康な人が座っている場合のために手動押釦が優先席付近に2個設備されており、放送制御線26に放送起動条件がなく更に携帯電話2からの送信電話を受信アンテナ4が検知していない状態の時、優先席注意放送装置1に附属して設備された2個の乗客が任意に操作できる手動押釦3の内の一方の手動押釦3−1が押されると、押釦の出力手段により手動押釦3−1に接続された接続線32から制御器14に音源発生器16による音源2を動作させる起動条件が与えられる。その結果、押釦3−1から接続線32を経て音源発生器16による音源2を動作させる起動条件が与えられた制御器14は、音源発生器16による音源2に対し放送内容及び繰り返し周期、放送間隔等を設定し接続線34より音源発生器16による音源2に起動条件を与えることになる。そして、接続線34により起動条件が与えられた音源発生器16による音源2からは例えば制御器14で繰り返し周期2回、放送と放送の間隔を10秒と設定すれば、音源発生器16による音源2の接続線37からリレー17の接点c・aを通り、リレー18の接点cからaを経由して、優先席スピーカ5より例えば「おゆずり下さい。この席を必要としているお客様がいます。」を10秒程度置いて2回放送し、優先席に座っている席を譲るべき乗客に対し協力を呼びけけることができる。
次に、乗務員が車内放送用のマイクロホン21で図示されないマイクロホン押釦スイッチを押して車内放送を行っている時、優先席注意放送装置1が携帯電話2の電波を検知した場合を図1により説明すれば、乗務員がマイクロホン21の図示されないマイクロホン押釦スイッチを押すと放送制御線26が放送制御出力手段により加圧され各車両の出力増幅器23が動作状態になると同時に、優先席注意放送装置1の制御リレー18が同じく放送制手段により放送制御線26が加圧されて、リレー18の接点がb側になりマイクロホン21からの放送音声は制御増幅器22で増幅され、音声引き通し線27を経由して出力増幅器23で更に増幅された音声出力が車内スピーカ24と制御リレー18の接点bからaを経由して車内スピーカ24と優先席スピーカ5からアナウンスされる。この時、優先席注意放送装置1の制御リレー18の接点cは「断」となるので、優先席への注意放送は中断されて車内放送優先回路となる。また、前記制御リレー18の接点c・aとの間に図示されない音量調整用の抵抗減衰器を挿入して優先席への注意放送の音量のみを車内放送の音量より下げてアナウンスさせても良い。なお、図示されない抵抗減衰器の抵抗値を変えることで車内放送の音量と、注意放送の音量とを任意に変えることができることは可能となる。また本発明の鉄道車両の優先席注意放送装置は列車・電車・モノレールなど鉄道車両の指定された列車内の優先席付近や、携帯電話の取扱いが禁止されている付近に携帯電話の送信電波を検知する受信アンテナの配置が列車長手方向の左右座席・ドアー側から列車貫通路に向かって、それぞれ2個の指向性受信アンテナをクロス状に配置されているので優先席付近又は携帯電話の取扱いが禁止されている付近の携帯電話の受信範囲を特定し、携帯電話の送信電波を受信アンテナが検知したら携帯電話の取扱い注意放送を行い、一方優先席付近で優先席を必要としている人がいれば、乗客が任意に操作できる押釦操作により優先席への注意放送をタイミング良く放送を行うことができる。
なお、具体的な作用効果としては次のようなことが考えられる。
ア、乗客が任意に操作できる押釦3は、例示では2個としたが優先席付近に少なくとも2 個以上を列車の進行方向の座席両側に対角的に配置することが望ましい。
イ、車内放送・自動放送による放送制御出力手段と携帯電話検知出力手段と乗客が任意に 操作できる押釦の出力手段との優先関係は、表1に示す如く優先順位代1位を車内放送 ・自動放送、第2位を携帯電話、第3位を乗客が任意に操作できる押釦とすることが望 ましい。
ウ、注意放送は、例えば音源1及び音源2の単独又は組み合わせにしても良く表示器を新 たに設備して注意放送と表示器を組み合わせれば効果は更に向上する。
エ、図3の如く列車貫通路側の優先席側面に電波吸収材を使用するか貼り付けると、優先 席付近の携帯電話信号禁止範囲は、より明確に設定できる。
オ、例示は、電波の受信としたが携帯電話が発する磁界を検知センサーとしても良い。
本発明の優先席注意放送装置を示したシステム系統図。 本発明の優先席注意放送装置を示した構成ブロック図。 本発明の指向性受信アンテナを示した配置図。 従来の電波感知警告装置を示した構成ブロック図。 従来の警告装置の一例を示した正面図。
符号の説明
1 優先席注意放送装置 2 携帯電話
3 手動押釦 4 受信アンテナ
5 優先席スピーカ 11 帯域濾波器
12 受信器 13 受信出力回路
14 制御器 15 音源1
16 音源2 17、18 リレー
21 マイクロホン 22 制御増幅器
23 出力増幅器 24 車内スピーカ
25 自動放送装置 26 放送制御線
27 音声引通線 28 自動放送起動条件
31、32、33、34、35、36、37、38 接続線
41 電波感知警告装置 42 携帯電話の電波
43 使用禁止マーク 45 パネル面
46 警告文句 47 電波処理部
48 内蔵アンテナ 49 各種電波
50 電波判定部 51 警告制御部
52 表示板 53 枠部材
54 電源 59 入出力端子
61 報知部 62 スピーカ
63 カウンタ

Claims (5)

  1. 車内放送装置が設備された列車・電車・モノレールなど鉄道車両の指定された列車内の優先席付近や、携帯電話の取扱いが禁止されている付近に携帯電話の送信電波を検知する受信アンテナ及び乗客が任意に操作できる押釦を備え、前記携帯電話からの送信電波を受信アンテナが捕らえて出力する携帯電話検知出力手段により動作する携帯電話の取扱い注意放送の音源1と前記乗客が任意に操作できる押釦の出力手段により動作する優先席注意放送の音源2を備えた優先席注意放送装置において、乗客が押釦を操作した場合は音源2の放送を優先席スピーカから放送し、一方受信アンテナが携帯電話の電波を受信した場合は特に指定された列車内の優先席付近や携帯電話の取扱いが禁止されている付近に携帯電話があると判定し、かつ乗客の押釦操作に優先して音源1の放送を優先席スピーカから放送し、更に車内放送装置が動作した場合は車内放送装置を動作する放送制御線からの放送制御線出力手段により、優先席スピーカを車内放送装置の車内スピーカ側に接続変えすることを特徴とした鉄道車両用の優先席注意放送装置。
  2. 請求項1記載の鉄道車両の優先席注意放送装置において、携帯電話検知出力手段により動作する音源1は携帯電話からの送信電波を受信アンテナが検知している間は数秒間隔単位で自動的に携帯電話の取扱いの注意放送を繰り返し行い受信アンテナが検知を停止した後、直ちに放送を停止することを特徴とした請求項1記載の鉄道車両用の優先席注意放送装置。
  3. 請求項1記載の鉄道車両の優先席注意放送装置において、列車・電車・モノレールなど鉄道車両の指定された列車内の優先席付近や、携帯電話の取扱いが禁止されている付近に携帯電話の送信電波を検知する受信アンテナの配置が列車長手方向の左右座席・ドアー側から列車貫通路に向かって、それぞれ2個の指向性受信アンテナをクロス状に配置することを特徴とした請求項1記載の鉄道車両用の優先席注意放送装置。
  4. 請求項1記載の鉄道車両の優先席注意放送装置において、乗客が任意に操作できる押釦により動作する音源2の放送は押釦が押されてから数秒から数十秒程度の時間を経過してから動作し、かつ優先席付近に少なくとも2個以上を列車の進行方向の座席両側に対角的に配置することを特徴とした請求項1及び3記載の鉄道車両用の優先席注意放送装置。
  5. 請求項1記載の鉄道車両の優先席注意放送装置において、携帯電話が通話中に発する電波の磁界を検知して動作することを特徴とした請求項1及から4記載の鉄道車両用の優先席注意放送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010097580A (ja) * 2008-10-18 2010-04-30 K D K Kk 特定人物のみを着席可能とした優先座席
JP2018053663A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 新明和工業株式会社 動体検知装置及び機械式駐車設備
JP2020083191A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 川崎重工業株式会社 鉄道車両の警報装置

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