JP2008096394A - 流量計 - Google Patents

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Oaki Sato
大明 佐藤
Kazutsuka Yoshida
千束 吉田
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Abstract

【課題】 上ケースや下ケースの形状を変更することなく、流量指示ユニットを上ケースに容易に固定できる安価な流量計を提供する。
【解決手段】 流量計であって、流量計測部50を内包する下ケース20と筒状の上ケース10とがそれら内部にインナーケース60を狭圧保持した状態とし、流量指示ユニット30を、一部が上ケース10内部に収容される形でインナーケース60上に配置される。該流量指示ユニット30は上ケース10から上方に突出しており、これを固定する流量指示ユニット固定部材40は、突出した該流量指示ユニット30の上面側を上方より押圧する固定部材上面部411と、同時に上ケース10の露出下面100に下方から係合する固定部材係合部413とを有して形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は流量計に関する。
特開2005−300178号公報
従来、水道メーターは、水平方向に配置される管状の流体通路部の水平方向中間位置にて上面から筒状に立ち上がって上面に開口部を有する上端部が形成される下ケースと、該下ケースの開口部から流体通路部の内部に装着される流量計測部と、該流量計測部の上面に重ね配置される形で下ケースの開口部内に嵌合するとともに上面が開口した有底筒状形態を有するインナーケースと、該インナーケースの内側に載嵌されて上面に流量計測部により計測される流量指示値の指示面が形成された指示ユニットと、該指示ユニットの指示面を視認可能な状態で上方より下ケースの上端部の外周面と螺合するとともに該下ケースとの螺合状態でインナーケースを抜け止めする上ケースとを備えて構成されている。この場合、指示ユニットの固定は、上ケースと下ケースとの螺合によりそれら双方にて狭圧されることでなされていることが多い。そして、上ケース及び下ケースは、回収・再利用が可能となるよう法規によりその形状、特に最大寸法が規制されている。
ところが、近年、高性能化が進む指示ユニットにおいては、その外径寸法が変更される可能性があり、現時点においても現行機種と旧機種との間で外径寸法が大きく異なるものがある。例えば、ユニットの一部が上ケースの上端側開口から突出する形状の指示ユニットが存在する。このような指示ユニットの場合、法規範囲内で形成される上ケースでは高さ寸法が不足して、上ケースと下ケースとによる指示ユニットの狭圧固定が不可能となってしまう。
こうした状況に鑑み、現在行われている指示ユニットの固定方法は、まず、上ケースと下ケースとが締結固定されてなるケース本体に対し、上ケース上端の筒状開口部から内部に指示ユニットを嵌入する形で配置し、上ケースの上側から押えリングを被せることで、指示ユニットを該押えリングとケース本体とで挟む。そして、この状態で、ケース本体と押えリングとをねじ固定する方法がある。このような場合、指示ユニットの固定は可能であるが、ケース本体をなす上ケース又は下ケースに、指示ユニット固定部材である押えリングを固定するための固定部分(例えばねじ穴等)を形成する必要が生じ、その加工分だけコスト高となる。また、自治体によっては、上ケース又は下ケースへの加工を規制しているところもあるので、各自治体に応じた様々なバリエーションのものを作成する必要も生じ、コスト高となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、上ケースや下ケースの形状を変更することなく、指示ユニットを上ケースに容易に固定できる安価な流量計を提供することにある。
課題を解決するための手段及び作用・効果
上記の課題を解決するために、本発明の流量計は、
入口から流入して出口から流出する流体の流量を計測する流量計測部と、該流量計測部による計測内容を指示するとともに当該計測内容を視認可能な状態で組み込まれる指示ユニットと、指示ユニットを取り囲むように配置されるとともに下側に向く段部肩面を有する上ケースと、該上ケースに対し段部肩面を残した状態で締結固定されて少なくとも流体の流路を形成する下ケースとを備えた流量計において、
指示ユニットを上ケースに固定するために指示ユニット固定部材が設けられ、該指示ユニット固定部材は、指示ユニットを上側から拘束する上側拘束部と、該上側拘束部から下方に延出して上ケースの段部肩面に固定される下側固定部とを備えることを特徴とする。
上記本発明の構成によると、指示ユニット固定部材と上ケースとが固定状態となることで指示ユニットが狭持される。このとき、指示ユニット固定部材は、上ケースに従来設けられている上ケースの段部肩面に固定されるように構成されているので、上ケースに対し指示ユニット固定部材を固定するための加工を特に施すことなく取り付けることができる。
ただし、本発明において、流量計測部による計測内容が視認可能な状態とは、計測内容が露出して直接視認できる場合に限られず、指示ユニットが上ケースに固定された状態を維持した状態で、計測内容を視認可能な状況にできる構成であればよい。例えば、指示ユニットが上ケースに固定された状態において計測内容の表示が蓋等で覆われて隠された構成であっても、指示ユニットが固定された状態のままその蓋を取り外して計測内容が視認できるのであれば、この状態も本発明の視認可能な状態に含まれる。
上記本発明の構成において、指示ユニットには、外周面に沿って補助フランジ部を外向きに突出形成することができる。さらに、指示ユニット固定部材において、上側拘束部は、流量計測部の計測内容を指示する指示面を補助フランジ部よりも上方から視認可能となるように指示ユニットを取り囲む開口を有し、該開口周縁部分に補助フランジ部に上方から直接的にあるいは介装部材を介して重ね配置することができる。下側固定部は、上側拘束部よりも下側において、上ケースの段部肩面をなす下方に露出する露出下面に対し下側から係合する下面係合部を有して形成することができる。指示ユニット固定部材には、上側拘束部の下面外周縁から補助フランジ部の外周面を経て上ケースの外周面を覆う位置まで下向きに延出し、下端に下側固定部が形成された中間延出部を形成することができる。これにより、指示ユニット固定部材は、上ケースと下側係合部との係合により、上側拘束部が指示ユニットの補助フランジ部の上に位置して、下面係合部が上ケースの前記段部肩面の下に位置する形で、該指示ユニットを抜け止めした状態で固定することができる。そして、上ケースに対する加工も必要がない。
上記構成の場合、中間延出部を、上ケースの外周面を覆う形で、該外周面の周方向に予め定められた間隔を隔てて複数形成することができる。この構成によると、指示ユニット固定部材には、下端に下側固定部が形成される中間延出部が周方向に複数形成され、それら複数の下側固定部によって上ケースと複数箇所で固定されるので、指示ユニット固定部材を上ケースに対し安定して固定できる。
上記本発明の構成において、上ケースを治具により下ケースと螺合固定させるための治具係合部として、該上ケースの上ケースの外周面には、螺合時に該治具からの周方向の回転力を受ける突起部を該周方向に複数形成することができる。そして、中間延出部は、該突起部が形成される周方向位置を避けて形成できる。この構成によると、中間延出部を、突起部を考慮した特殊な形状ではなく、よりシンプルな形状にできる。
上記本発明の構成において、下側固定部は、中間延出部の内周面から内向きに突出する突出部として形成することができ、指示ユニット固定部材を上ケースに係合固定するために、該指示ユニット固定部材を上ケースの上方から嵌入する際に、中間延出部が、内向きに突出する突出部を弾性的に外向きに押し出しつつ下方に移動し、該突出部の上面が、上ケースの段部肩面の露出下面に対し下側から係合可能な係合位置に到達すると弾性復帰して、該突出部の上面が上ケースの露出下面と係合状態となり、指示ユニットの上下方向の抜けが阻止されるよう構成できる。この構成によると、指示ユニット固定部材の上ケースへの固定は、指示ユニット固定部材を指示ユニットの上方から被せる形で上ケースの外側に嵌合するだけで容易に行うことができる。
また、上記構成における下側固定部は、中間延出部の先端を内向きに折り返して形成された折り返し部として構成することもできる。この構成によると、指示ユニット固定部材の下側固定部及び中間延出部は、例えば曲げ加工により容易に形成できる。また、この構成の場合も、指示ユニット固定部材の上ケースへの係合固定は、指示ユニット固定部材を上ケースに対し上方から嵌入するだけで容易に行える。
上記本発明の構成における中間延出部は、上ケースの周方向に沿って予め定められた間隔で複数形成され、隣接する中間延出部の間に形成される周方向空隙を、上ケース側の突起部を収容する突起部収容空間とすることができる。この場合、下側固定部は、中間延出部の下端から周方向第一側に隣接する突起部収容空間に向けて延出して該突起部収容空間に収容される突起部の下面と係合する下面係合部を有して形成できる。これにより、該突起部下面係合部により指示ユニットの上下方向の抜けを阻止する構成とできる。さらに、下側固定部は、下面係合部の延出方向の先端側から上方に立ち上がって該突起部の該延出方向側の周方向側面にて係合する側面係合部を有し、該側面係合部は、係合する突起部の周方向側面とは反対側の周方向側面と係合する中間延出部の周方向側面とともに該突起部を周方向に挟むよう構成できる。これらの構成によると、指示ユニットと上ケースとの係合状態において、指示ユニットが上下方向に抜け止めされるとともに、上ケースに対する周方向の相対回転も阻止できるから、指示ユニットをより安定的に固定できる。
また、上記構成において、突起部収容空間を、下端側が下側固定部によりふさがれる第一側空間と、下端側が下側固定部によりふさがれず開放する第二側空間とを有するものとし、下側固定部の周方向先端面を、上ケースの突起部が、下側固定部を下向きに弾性変形させつつ側面係合部を乗り越えることをガイドするガイド傾斜面として形成することができる。この構成によると、指示ユニット固定部材の上ケースへの係合固定が、指示ユニット固定部材の上ケースへの嵌入と、その嵌入状態からの指示ユニット固定部材の周方向回転とだけで容易に行える。具体的には、まず、指示ユニット固定部材を上ケースに対し上側から被せる形で嵌入する。この嵌入操作は、上ケースの突起部を、指示ユニット固定部材の突起部収容空間の第二側空間に下側から収容する形で行う。続いて、その収容状態にて、上ケースの突起部が突起部収容空間の第二側空間から第一側空間に移動するよう、指示ユニット固定部材を上ケースに対し周方向に相対回転させる。この回転操作により、突起部によりガイド傾斜面が押圧され、下側固定部の側面係合部側が下方に弾性変形する。そして、上ケースの突起部がガイド傾斜面の上端を乗り越えて第一側空間に到達すると、下側固定部は弾性復帰して係合状態となり、指示ユニット固定部材は上ケースに固定される。
上記本発明の構成における指示ユニット固定部材は、上側拘束部を備える第一固定部材と、下側固定部を備える第二固定部材とを結合部により上下方向に結合して形成することができ、結合部は、上側拘束部の拘束面及び下側係合部の係合面の上下方向の配置間隔を、指示ユニットの補助フランジ部及び上ケースの高さ寸法に応じて、可変して結合可能に構成できる。上ケースの高さ寸法は、各製造メーカーで異なる場合がある。また、指示ユニットの補助フランジ部の高さ寸法も、今後新たに登場する機種では異なるものとなる可能性がある。これらの場合、指示ユニット固定部材と係合する上ケースの露出下面と、指示ユニットの補助フランジ部の上面との間の距離は、組み付けられる上ケース及び指示ユニットに応じて異なる。ところが、上記構成の指示ユニット固定部材は、そうした高さ寸法差があっても容易に取り付けることができるので、汎用性が高い。
また、上記構成における結合部を、第一固定部材及び第二固定部材の双方に設けられる、互いを上下方向に螺合するねじ部とすることができ、それらねじ部の螺合により第一固定部材及び第二固定部材が結合され、該螺合位置を上下方向にずらすことで互いの上下方向の位置間隔が可変可能とすることができる。この構成によると、上ケースの高さ寸法や、指示ユニットの補助フランジの高さ寸法が異なる場合であっても指示ユニット固定部材を上ケースに取り付けることができる。また、螺合位置の調整により指示ユニットを第一固定部材及び第二固定部材にて狭圧して保持できるので、取り付けられた指示ユニットのがたつきを防止できる。
また、上記結合部は、第一固定部材及び第二固定部材とは別に設けられた雄ねじ部材と、該雄ねじ部材と上下方向に螺合し、かつ第一固定部材及び第二固定部材の少なくとも一方に設けられた雌ねじ部とを有するものとすることもできる。そして、該雄ねじ部材が、第一固定部材及び第二固定部材のうち一方の固定部材を上下方向に貫通し、他方の固定部材に形成された雌ねじ部に螺合することで、第一固定部材及び第二固定部材が結合されるように構成できる。この構成によると、該螺合位置を上下方向にずらすことで互いの上下方向の位置間隔が可変可能とできる。従って、上ケースの高さ寸法や、指示ユニットの補助フランジの高さ寸法が異なる場合であっても指示ユニット固定部材を上ケースに取り付けることができる。また、雄ねじ部材と雌ねじ部との螺合位置の調整により指示ユニットを第一固定部材及び第二固定部材にて狭圧して保持できるので、取り付けられた指示ユニットのがたつきを防止できる。
上記本発明の構成において、指示ユニット固定部材が、上記の第一固定部材、第二固定部材、及び結合部とを有する形で形成されている場合に、第二固定部材は、周方向に複数形成された中間延出部を連結する環状の連結部を備えて構成できる。この構成によると、複数の固定部材延出部を第一固定部材に個別に結合するのではなく、複数の固定部材延出部が一体的に連結された1つの構造体(第二固定部材)を第一固定部材に対し結合できる。これにより、第一固定部材と第二固定部材との結合をより簡易に行える。
上記本発明の構成において、中間延出部が、上ケースの外周面を覆う形で、該外周面の周方向に予め定められた間隔を隔てて複数形成されている場合に、指示ユニット固定部材は、上側拘束部を備える第一固定部材と、下側固定部を備える第二固定部材とを結合部により上下方向に結合して形成される構成とすることができる。そして、その結合部は、指示ユニットを上下方向に抜け止めする上側拘束部の拘束面及び下側係合部の係合面の上下方向の配置間隔を、指示ユニットの補助フランジ部及び上ケースの高さ寸法に応じて、可変して結合可能な構成とすることができる。さらに、第二固定部材は、周方向に複数形成された中間延出部の下端と連結する環状の連結部を備えるとともに、その連結部を、露出下面をなす、上ケースの環状の下端面と係合する下側係合部として形成される構成とできる。この構成によると、連結部が下側係合部としても機能する構造となるので、構造を簡素化できる。
本発明において、上ケースの上面には刻印部を設け、指示ユニット固定部材における少なくとも該刻印部の上方に位置する部分を、該刻印部が透視可能な透視部とできる。これにより、上ケースの刻印部が確実に視認可能となる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を用いて詳しく説明する。
図1は、本発明の流量計をなす水道メーターの第一実施形態を示す斜視図であり、図2はその断面図である。図1及び図2に示す水道メーター1は、水平方向に配置される管状の流体通路部21と該流体通路部21の水平方向中間位置から上方に筒状に立ち上がって上面に開口部29を有する下ケース上端部22とが形成される下ケース20と、該下ケース20の開口部から流体通路部21の内部に装着される流量計測部50と、該流量計測部50の上面に重ね配置される形で下ケース20の開口部29内に嵌合するとともに上面が開口した有底筒状形態を有するインナーケース60と、該インナーケース60の内側に載嵌されて上面に流量計測部50により計測される流量指示値の流量指示部321a(図5参照)が形成された指示ユニット30と、該指示ユニット30を取り囲む形で下ケース上端部22の外周面22aに上方から螺合するとともに該下ケース20との螺合状態でインナーケース60を抜け止めする上ケース10とを備え、さらに、指示ユニット30を、流量指示部321aが視認可能となる状態で抜け止めし、固定する指示ユニット固定部材40を備えて構成されている。なお、本実施形態における流量指示部321aが視認可能な状態とは、流量指示部321aが露出して直接視認できる場合に限られず、指示ユニット30が上ケース10に固定された状態を維持したまま、流量指示部321aを視認可能な状況にできる構成であればよい。
下ケース20は、流体通路部21と、下端側が該流体通路部21と連通する下ケース上端部22と、を備えて形成される。流体通路部21は、水平方向に配置され、水道水が流れる管状に形成されており、第一端側に流量計測部50にて流量計測すべき水道水の入口21bを、第二端側に同じく出口21aを開口する形で形成されている。下ケース上端部22は、該流体通路部21の水平方向中間位置にて上面から筒状に立ち上がるとともに、下端側が該流体通路部21と連通し、上面に開口部29が形成されている。また、下ケース上端部22の外周面22aの上部には雄ねじ部220が形成されている。
流量計測部50は、下ケース上端部22の開口部29から流体通路部21の内部に装着され、上面に流量出力部51を有する。具体的には、測定対象の水道管に対し下ケース20の流体通路部21が接続され、該流体通路部21から流入する水の流量に応じて回転する羽根車52と、該羽根車52と一体回転する永久磁石51と、を備えて構成される。本実施形態においては、永久磁石51は流量出力部をなし、羽根車52の回転軸上部に固定されている。永久磁石51は、流体通路を流れる水道水により羽根車52が回転するに伴い回転し、磁界変化を生じさせる。該磁界変化は、後述する指示ユニット30において、流量計測部50からの流量出力として検出される。
インナーケース60は、上面が開口した有底筒状形態を有し、流量計測部50の上面に重ね配置される形で下ケース上端部22の内側に嵌合する。インナーケース60の上端部61は、下ケース上端部22の開口部29から上方に突出するとともに、その突出する上端部61の外周面61aに沿って下ケース上端部22の上端面22dの上方に向けて突出する固定用フランジ部として形成されている。
指示ユニット30は、上面に指示面320を有するユニット本体32と、該ユニット本体32の上端にて開閉可能に設けられ、閉状態にて指示面320を蓋う蓋部31とを有して構成されており、インナーケース60の内側に載嵌される。載嵌された指示ユニット30には、該インナーケース60の底部62を介して流量計測部50からの流量出力が入力される。具体的には、指示ユニット30の底部に設けられた磁気センサ32に、流量計測部50の永久磁石51の回転に伴い生ずる磁界変化が流量出力として入力(検出)される。また、内部には図示されない制御部が設けられ、該制御部が、磁気センサ32の検出出力に基づいて羽根車52の正逆の回転数を取得し、これを積算流量値に換算する。換算された積算流量値は、指示面320の流量指示部321aに表示される。
なお、制御部が取得する情報は、伝送コード90を介して外部に出力可能とされている。具体的には、遠隔に設置されて該伝送コード90と接続される図示されない遠隔装置に、羽根車52の正逆の回転数を反映する情報、あるいは換算された積算流量値を出力して、該遠隔装置の表示部に表示できる。
指示ユニット30の指示面320は、図4及び図5に示すように、流量指示部321aを含む液晶表示面321と銘板322とで構成されている。液晶表示面321には、流量計測部50が計測した流体(水道水)の積算流量を表示する流量指示部321aと、バッテリー残量が予め定められた値を下回った場合に点灯するバッテリー残量警告表示部321bと、流量計測部50が計測した流体(水道水)が予め定められた瞬間流量を上回る場合に点灯する過大流量警告表示部321cと、漏水を警告する漏水警告表示部321dと、水不使用日数が予め定められた設定日数以上となった場合に警告する水不使用警告表示部321eと、逆流を警告する逆流警告表示部321fと、環状に配置された複数の点灯部を有し瞬間流量に応じて点灯している点灯部が時計回りに移り変わり、かつその瞬間流量の大きい程移り変わる速度が増すように表示されるパイロット表示部321gと、を備える。一方、蓋部31の上面310には、図1及び図6に示すように、ユニット上面31は、刻印部310a,310b、310cが形成されている。
上ケース10は、上ケース上面部11と上ケース側壁部12とを備えて形成されている。上ケース上面部11は指示ユニット30の上端が突出するユニット突出開口19を上面に有する。上ケース側壁部12は、上ケース上面部11の下面外周縁から固定用フランジ部61の外周面61aを経て下ケース20におけるケース本体22の外周面22aの上部を覆う位置まで下向きに筒状に延出して形成される。この上ケース10は、上ケース上面部11の開口19の周縁部分が、インナーケース60の固定用フランジ部61に対し、介装部材である座金72を介して、上方から重ね配置されている。そして、上ケース側壁部12の内周面12bの下端側には雌ねじ部120が形成されており、該雌ねじ部120が、ケース本体22の外周面22a上部に形成された雄ねじ部220と螺合している。この螺合状態により、インナーケース60の固定用フランジ部61が、上ケース10の上ケース上面部11と下ケース20の上端面22dとの間で上下方向に狭圧されて固定される。つまり、この螺合状態となることで、上ケース上面部11が、インナーケース60の固定用フランジ部61を下方に押圧する状態となり、インナーケース60の上方向への抜け止めとして機能するのである。なお、上ケース10は、ユニット突出開口19の周縁部分が、インナーケース60の固定用フランジ部61に対し、上方から直接接触して重ね配置されていてもよい。
また、上ケース10と下ケース20との螺合は治具によりなされる。上ケース10の上ケース側壁部12の外周面12aには、螺合時に該治具からの周方向の回転力を受ける治具係合部をなす突起部17が該周方向に予め定められた間隔にて複数形成されている。本実施形態においては等間隔に4つ形成されている。
以上述べてきたように、本実施形態の水道メーター1は、下ケース20、流量計測部50、インナーケース60、指示ユニット30、及び上ケース10とを有する構成をなすが、これらが上記のごとく組み付けられた構造では、指示ユニット30が固定されておらず、上方への抜け止めがなされていない。本実施形態においては、指示ユニット固定部材40を上ケースに固定することにより、その指示ユニット30を抜け止めした状態で、固定する構成となっている。
本実施形態の指示ユニット30は、上ケース10の上ケース上面部11から上方に突出する突出ユニット部39を有する形状をなしており、その外周面に沿って補助フランジ部300が形成されている。なお、指示ユニット固定部材40により固定された状態において、指示ユニット30の指示面320は、図1及び図6に示すように蓋部31で覆われて隠されているが、この固定状態を維持したままその蓋部31を開状態とすることで、図3及び図4に示すように指示面320を視認可能な状態とすることができる。
指示ユニット固定部材40は、固定部材上面部(本発明の上側拘束部に相当する)411、固定部材延出部(本発明の中間延出部に相当する)412、及び固定部材係合部(本発明の下側固定部に相当する)413とを備えて構成されている。固定部材上面部411は、補助フランジ部300よりも上方にて指示ユニット30を突出させるユニット突出開口49を上面に有する。固定部材延出部412は、固定部材上面部411の下面外周縁から補助フランジ部300の外周面300aを経て上ケース10の外周面10aを覆う位置まで下向きに延出して形成されている。固定部材係合部413は、固定部材延出部412の下端に形成され、かつ上ケース側壁部12の段部肩面をなす下方に露出する下面(本発明の露出下面に相当する)100に対し下側から係合する下面係合部を有して形成されている。指示ユニット固定部材40は、固定部材上面部411のユニット突出開口49が形成される内周縁部にて指示ユニット30の補助フランジ部300に上方から、環状弾性部材80を介して重ね配置され、固定部材係合部413と上ケース10との係合状態において、固定部材上面部411が補助フランジ部300にて指示ユニット30を上下方向に抜け止めしている。環状弾性部材80は、水道メーター1に対し外部から作用する振動及び衝撃を吸収し、内部構造へのダメージを軽減するものである。
固定部材延出部412は、上ケース側壁部12の外周面を覆う形で、該外周面の周方向に予め定められた間隔を隔てて複数形成されている。そして、該固定部材延出部412は、該突起部が形成される周方向位置を避けて形成されている。なお、本実施形態においては、指示ユニット固定部材40の固定部材上面部411と指示ユニット30の補助フランジ部300との間には環状の弾性部材80が配置されているが、固定部材上面部411と補助フランジ部300とが直接的に接触していてもよい。
また、本実施形態における固定部材係合部413は、金属製の板状の固定部材延出部412が内向きに折り返された折り返し部として形成され、該折り返し部413の先端部が上ケース側壁部12の環状の下端面(露出下面)100と係合するよう構成されている。また、本実施形態における固定部材延出部412は、固定部材係合部413が設けられる下端側が該固定部材係合部413の突出方向とは逆の外向きに弾性変形可能に形成されている。なお、本実施形態における指示ユニット固定部材40は、後述する可視光透過部(透視部)45を除く部分が全て金属製にて形成されている。
次に、本実施形態における指示ユニット固定部材40の固定方法について説明する。まず、流量計測部50が内包された下ケース20と上ケース10とを、それらの内部にインナーケース60を狭圧した状態で締結し、その上で、指示ユニット30を上ケース上面部11の開口19から嵌入してインナーケース60の内側に載嵌させた状態とする。本実施形態における指示ユニット固定部材40の組付けは、この状態の構造体に対し、上方より上ケース10の外側に嵌入する形で行われる。
ここで、固定部材係合部をなす折り返し部413は、内側(上ケース側)の内周面413bが、下端から上端に向けて内側(上ケース側)に傾斜するガイド傾斜面413bとして形成されている。嵌入時に、このガイド傾斜面413bは上ケース10に接触して外向きに押し出され(押圧され)、折り返し部413あるいは該折り返し部413と固定部材延出部412との双方が、外向きに弾性変形する。そして、嵌入が進み、折り返し部413の上面が上ケース10の上ケース側壁部12の下端面100まで到達すると弾性復帰して、折り返し部413の上面と上ケース10の下端面100とが係合状態となる。これにより、指示ユニット固定部材40は上ケース10に固定される。
さらに、固定部材延出部412の外周面側には、図2に示すように、上方向外向きに突出する、上面が上ケース10の突起部17の下面よりも上方に位置する封印用線材固定部414が形成されている。これを利用して、針金等の弾性変形可能な線材を、該封印用線材固定部414の上面及び上ケース10の突起部17の下面に対し交互に引っ掛ける形で通して配置し、該線材の両端を結合してもよい。これにより、上ケース10と指示ユニット固定部材40との固定が一層強固なものとなる。本実施形態における封印用線材固定部414は、固定部材延出部412の外周面の周方向中央部に矩形状の切り込みを設けて、該切り込み内部を折り返し部413とは逆の外向きに折り曲げて形成されている。
なお、指示ユニット30の外周面とインナーケース60の内周面との間には上方が開口する環状の空隙79が形成されている。この空隙79の最下端部には、インナーケース60と接触する形で環状の弾性シール部材70が配置されるとともに、該弾性シール部材70の上側には、力伝達部材71,72が配置されている。本実施形態においては、空隙79の形状に合わせて力伝達部材71,72は二部材からなり、力伝達部材72は上記した介装部材として機能するものである。力伝達部材71,72は、上ケース10と下ケース20との締結に伴い該上ケース10に作用する下向きの押圧力を、弾性シール部材70に伝達するものである。弾性シール部材70は該締結状態において圧縮変形しており、指示ユニット30の外周側面とインナーケース60の内周側面との双方に密接して、インナーケース60の内部をシールしている。
また、上ケース10の上面には表示部をなす刻印部15が設けられている。そして、指示ユニット固定部材40において該刻印部15の上方に位置する部分45は、図6に示すように、該刻印部15を上方から視認可能となる可視光透過部(透視部)として形成されている。可視光透過部45は、透明な樹脂や無機材料等の透明部材により形成することができる。なお、指示ユニット固定部材40全体を該透明部材により形成してもよい。
以上、本発明の第一実施形態について説明したが、本発明は当該実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲にて種々の変形を加えることが可能である。以下、その他の実施形態を例示する。なお、これらの実施形態において上記第一実施形態と同様の機能を示すものについては上記第一実施形態と同じ符号が付されている。
図7は、本発明の第二実施形態に係る水道メーターを示す斜視図であり、図8はその一部を分解して説明する分解斜視図、図9は該第二実施形態おける指示ユニットと上ケースとの係合状態を示す断面図、図10は図9の蓋部31を開状態とした断面図である。これらの図に示す水道メーター1では、指示ユニット固定部材40が上記第一実施形態とは異なり、その他の、上ケース10、下ケース20、指示ユニット30、流量計測部50、及びインナーケース60の構造は、いずれも上記第一実施形態と同じである。以下、指示ユニット固定部材40についてのみ説明を行う。
第二実施形態における指示ユニット固定部材40は、固定部材上面部(上側拘束部)421を備える第一固定部材42と、固定部材延出部(中間延出部)432及び固定部材係合部(下面係合部を有する下側固定部)433を備える第二固定部材43とを、結合部44により上下方向に結合して形成される。
第一固定部材42は、補助フランジ部300よりも上方にて指示ユニット30を突出させるユニット突出開口49を上面に有し、かつ該開口49の周縁部分にて指示ユニット30の補助フランジ部300に直接又は環状の弾性部材80を介して重ね配置される固定部材上面部421と、該上面部421の外周縁下端より下方に延出する延出部422と、該延出部422の下端より内向きに突出する内向き突出部423とを備えて構成されている。内向き突出部423の突出方向側端面をなす内周面には雌ねじ部420が形成されている。
第二固定部材43は、外周面上部に雌ねじ部420と上下方向に螺合する雄ねじ部430が形成された上端部431と、該上端部431の下端外周縁から補助フランジ部300の外周面300aを経て上ケース10の外周面10aを覆う位置まで下向きに延出する上記の固定部材延出部432と、該固定部材延出部432の下端に形成され、かつ上ケース側壁部12に設けられた下方に露出する下面(段部肩面)100に対し下側から係合する固定部材係合部433とを備えて構成されている。固定部材延出部432は、下端部に固定部材係合部433が形成された形で周方向に複数形成されており、第二固定部材43には、これら固定部材延出部432を上端にて連結する環状の連結部434が形成されている(図8参照)。
固定部材係合部433は、固定部材延出部432の内周面よりも内向きに突出する突出部として形成され、該突出部の上面が上ケース側壁部12の環状の下端面(段部肩面)100と係合するよう構成されている。他方、固定部材延出部432は、固定部材係合部433が設けられる下端側が該固定部材係合部433の突出方向とは逆の外向きに弾性変形可能に形成されている。
なお、上記の結合部44とは、本実施形態においては、第一固定部材42及び第二固定部材43の双方に設けられた、互いを上下方向に螺合するねじ部420,430のことである。これらねじ部420,430の螺合により第一固定部材42及び第二固定部材43が結合されているが、その螺合位置は、例えば図11の位置から図12の位置へと、上下方向に任意にずらすことができるので、互いの上下方向の配置間隔を変更することができる。即ち、結合部44は、結合時における第一固定部材42と第二固定部材43との上下方向の配置間隔を、指示ユニット30において、固定部材上面部421が重ね配置される補助フランジ部300の上面位置と上ケース10において固定部材係合部433が係合する上ケース側壁部12の露出下面位置との間隔に応じて、可変して結合可能に構成されている。
次に、本実施形態における指示ユニット固定部材40の固定方法について説明する。まず、上記第一実施形態と同様、流量計測部50が内包された下ケース20と上ケース10とを、それらの内部にインナーケース60を狭圧した状態で締結し、その上で、上ケース上面部11の開口19から指示ユニット30を嵌入し、インナーケース60の内側に載嵌させた状態とする。本実施形態における指示ユニット固定部材40の組付けは、この状態の構造体に対し、まずは、二部材からなる指示ユニット固定部材40のうちの第二固定部材43を、上方から上ケース10の外側に嵌入することから行われる。
ここで、固定部材係合部433は、内周面433bが、上記第一実施形態のガイド傾斜面413bと同様、下端から上端に向けて内側(上ケース側)に傾斜するガイド傾斜面として形成されている。嵌入時に、このガイド傾斜面433bは上ケース10に接触して外向きに押圧され、固定部材係合部433側にて固定部材延出部432が外向きに弾性変形する。そして、嵌入が進み、突出部433の先端が上ケース10の上ケース側壁部12の下端面100まで到達すると弾性復帰して、該突出部433が上ケース10の下端面100の下方側に入り込む。これにより、第二固定部材43の上方への抜けが防止された状態となる。また、このとき第二固定部材43の上端部431の下面431dは、上ケース10の上ケース上面部11の上方に位置する。これにより、第二固定部材43の下方への抜けも防止されている。
続いて、このように抜け止め状態とされた第二固定部材43の上端部431に、第一固定部材42を固定する。具体的には、第二固定部材43の上端部431に設けられた雄ねじ部430に対し、第一固定部材42の内向き突出部423に設けられた雌ねじ部420を螺合することで行う。螺合が進むにつれ第一固定部材42と第二固定部材43とは近接し、固定部材係合433の上面と上ケース10の下端面100とが係合状態となって上ケース10が狭圧保持状態となったときに、指示ユニット固定部材40は上ケース10に固定された状態となる。
なお、第二実施形態における第一固定部材42と第二固定部材43との螺合は、第一固定部材42に対して専用の治具を係合させて、該第一固定部材42を周方向に回転させることで行うものである。そのため、第一固定部材42の固定部材上面部421の上面側には、上面外周縁部にて周方向に予め定められた間隔で、治具と係合するための凹部424が形成されている(図8参照)。
また、上記第一実施形態と同様に、固定部材延出部432の外周面に封印用線材固定部414を形成し、同じく線材を設けて、上ケース10と指示ユニット固定部材40との固定をより強固にしてもよい。
図13は、本発明の第三実施形態に係る水道メーターを示す斜視図であり、図14はその一部を分解して説明する分解斜視図、図15は該第三実施形態おける指示ユニットと上ケースとの係合状態を示す断面図、図16は図15の蓋部31を開状態とした断面図である。これらの図に示す水道メーター1において、指示ユニット固定部材40が上記第一及び第二実施形態とは異なり、その他の、上ケース10、下ケース20、指示ユニット30、流量計測部50、及びインナーケース60の構造は、いずれも上記第一実施形態と同じである。以下、指示ユニット固定部材40についてのみ説明を行う。
第三実施形態における指示ユニット固定部材40も、上記第二実施形態と同様に二部材からなり、固定部材上面部(上側拘束部)をなす環状部材451を備える第一固定部材42と、下端に固定部材延出部(中間延出部)462及び固定部材係合部(下面係合部を有する下側固定部)463を備える第二固定部材43とを、結合部44により上下方向に結合して形成される。
第一固定部材42は、補助フランジ部300よりも上方にて指示ユニット30を突出させるユニット突出開口49を上面に有し、かつ該開口49の周縁部分にて指示ユニット30の補助フランジ部300に直接又は環状の弾性部材80を介して重ね配置される環状部材451として形成されている。外周縁付近には、雄ねじ部材440を上下方向に貫通させる貫通孔450が、周方向に予め定められた間隔で複数形成されている。
第二固定部材43は、上ケース10の上ケース上面部11の上方に位置する上端部461と、該上端部461の下端外周縁から補助フランジ部300の外周面300aを経て上ケース10の外周面10aを覆う位置まで下向きに延出する上記の固定部材延出部462と、該固定部材延出部462の下端に形成され、かつ上ケース側壁部12に設けられた突起部17の露出下面(段部肩面)100に対し下側から係合する固定部材係合部463とを備えて構成されている。固定部材延出部462は、下端部に固定部材係合部463が形成された形で周方向に複数形成されており、第二固定部材43には、これら固定部材延出部462の上端と連結する環状の連結部464が形成されている。また、上端部461の外周縁付近には、第一固定部材42の貫通孔450に対応する周方向位置に、雄ねじ部材440が螺合する雌ねじ部460が形成されている。
また、上記の結合部44とは、本実施形態においては、第一固定部材42及び第二固定部材43とは別に設けられた雄ねじ部材440と、第一固定部材42に形成された貫通孔450と、第二固定部材43に設けられた雌ねじ部460とのことである。そして、本実施形態における雄ねじ部材440は、雄ねじ部と、該雄ねじ部よりも径大のねじ頭部とを備えており、第一固定部材42及び第二固定部材43との結合時には、ねじ頭部を上方にする形で、雄ねじ部を第一固定部材42の貫通孔450に貫通配置することで、該雄ねじ部の先端が第二固定部材43の雌ねじ部460に螺合する。その螺合位置は、上記第二実施形態と同様、上下方向に任意にずらすことができ、互いの上下方向の配置間隔を変更することができる。
なお、本実施形態における結合部44は、第一固定部材42及び第二固定部材43とは別に設けられた雄ねじ部材440と、雄ねじ部材440と上下方向に螺合し、かつ第一固定部材42及び第二固定部材43の少なくとも一方に設けられた雌ねじ部460とを有するものであればよい。例えば、第一固定部材42に雌ねじ部460、第二固定部材43に貫通孔450を形成し、ねじ頭部を下方にして雄ねじ部460を下方からねじ込む構成でもよい。
本実施形態における固定部材延出部462は、上ケース側壁部12の周方向に複数形成される各突起部17に対し、周方向に隣接する形で複数形成されている。また、これら突起部17を挟んで隣接する固定部材延出部462間には、突起部17を収容可能な突起部収容空間467が形成されている。他方、固定部材係合部463は、固定部材延出部462の下端から周方向第一側に隣接する突起部収容空間467に向けて周方向に延出して該突起部収容空間467に収容される突起部17の下面(段部肩面)100と係合する突起部下面係合部(下面係合部)464と、該突起部下面係合部464の延出方向の先端側にて上方に立ち上がって突起部17の延出方向側の側面101と周方向にて係合する突起部側面係合部(側面係合部)465と、を有して形成されている。また、突起部収容空間467は、周方向の一方に、下端側が固定部材係合部463によりふさがれる第一側空間467aと、該周方向の他方に、下端側が固定部材係合部463によりふさがれず開放されている第二側空間467bとを有する。
次に、本実施形態における指示ユニット固定部材40の固定方法について説明する。まず、上記第二実施形態と同様にして、まずは、二部材からなる指示ユニット固定部材40のうちの第二固定部材43を、上方から上ケース10の外側に嵌入することから行われる。
この嵌入は、上ケース側壁部12の突起部17を、指示ユニット固定部材40の突起部収容空間467の第二側空間467bに下側から収容する形で行う。ここで、固定部材係合部463は、固定部材延出部462から延出した延出方向の先端面をなす、突起部側面係合部465の突起部17と係合する面とは逆側の端面465bが、上端に、係合状態の突起部17に対し接近するガイド傾斜面465cを有して形成され、該突起部側面係合部465側が下方に弾性変形可能に形成されている。
嵌入後、今度は、突起部収容空間467の第二側空間467bに収容された上ケース10の突起部17が第一側空間467aに移動するよう、指示ユニット固定部材40を上ケース10に対し周方向に相対回転させる。この回転により、突起部17がガイド傾斜面465bを押圧し、固定部材係合部463の突起部側面係合部465側が下方に弾性変形する。そして、回転が進み、該突起部17がガイド傾斜面465bの上端を越えると固定部材係合部413は弾性復帰して、固定部材係合部463における突起部下面係合部464の上方に、上ケース10の突起部17の下端面100が入り込む。つまり、突起部17が第一側空間467aに収容される。これにより、第二固定部材43の上方への抜けが防止された状態となる。また、このとき第二固定部材43の上端部461の下面461dは、上ケース10の上ケース上面部11の上方に位置する。これにより、第二固定部材43の下方への抜けが防止されている。また、このとき、上ケース10の突起部17は、突起部側面係合部465の周方向側面465a及び固定部材延出部462における固定部材係合部463の延出方向側の周方向側面462bにより挟まれており、上ケース10に対し指示ユニット固定部材40との周方向の相対回転が阻止された状態となっている。
続いて、このように上下方向に抜け止めされ、かつ周方向の回転が阻止された仮固定状態にある第二固定部材43の上端部461に対し、第一固定部材42を固定する。この固定は、第一固定部材42の貫通孔450と、対応する第二固定部材43の雌ねじ部460とを位置を合わせし、その上で、雄ねじ部材440を貫通孔450に貫通し、雌ねじ部460に螺合させることで行う。螺合が進むにつれ第一固定部材42と第二固定部材43とは近接し、固定部材係合部463における突起部下面係合部464と上ケース10における突起部17の下端面100とが係合状態となって上ケース10が狭圧保持状態となったときに、指示ユニット固定部材40は上ケース10に固定された状態となる。
図17は、本発明の第四実施形態に係る水道メーターを示す斜視図であり、図18は該第四実施形態おける指示ユニットと上ケースとの係合状態を示す断面図であり、図19は図18の蓋部31を開状態とした断面図、図20は図17の蓋部31を開状態とした斜視図である。これらの図に示す水道メーター1において、指示ユニット固定部材40が上記第一〜第三実施形態とは異なり、その他の、上ケース10、下ケース20、指示ユニット30、流量計測部50、及びインナーケース60の構造は、いずれも上記第一実施形態と同じである。以下、指示ユニット固定部材40についてのみ説明を行う。
第四実施形態における指示ユニット固定部材40も、上記第二及び第三実施形態と同様に二部材からなり、固定部材上面部(上側拘束部)をなす環状部材471を備える第一固定部材42と、下端に固定部材延出部(中間延出部)482及び固定部材係合部(下側固定部)483を備える第二固定部材43とを、結合部44により上下方向に結合して形成される。
第一固定部材42は、補助フランジ部300よりも上方にて指示ユニット30を突出させるユニット突出開口49を上面に有し、かつ該開口49の周縁部分にて指示ユニット30の補助フランジ部300に直接又は環状の弾性部材80を介して重ね配置される環状部材471として形成されている。外周縁付近には、雄ねじ部材440を上下方向に貫通させる貫通孔470が、周方向に予め定められた間隔で複数形成されている。
第二固定部材43は、上ケース側壁部12に設けられた下方に露出する環状の下面(段部肩面)100に対し下側から係合する環状の固定部材係合部483と、該固定部材係合部483の下端外周縁から上ケース10の外周面10aを経て指示ユニット30の補助フランジ部300の外周面300aを覆う位置まで上向きに延出する固定部材延出部482と、板状にて形成された該固定部材延出部482の上端が外向きに折り曲げられた形状をなし、雄ねじ部材440と上下方向に螺合する雌ねじ部480が形成される上端部481とを備えて構成されている。固定部材延出部482は周方向に複数形成され、各固定部材延出部482の上端側には上端部481が形成されており、固定部材係合部483が、これら固定部材延出部482の下端と連結する環状の連結部(下面係合部)として機能している。
また、上記した結合部44とは、本実施形態においては、第一固定部材42及び第二固定部材43とは別に設けられた雄ねじ部材440と、第一固定部材42に形成された貫通孔470と、第二固定部材43に設けられた雌ねじ部480とからなる。そして、本実施形態における雄ねじ部材440は、雄ねじ部と、該雄ねじ部よりも径大のねじ頭部とを備え、第一固定部材42及び第二固定部材43の結合時には、ねじ頭部を上方にする形で、ねじ部が第一固定部材42の貫通孔470を貫通し、該ねじ部の下端が第二固定部材43の雌ねじ部480に螺合する。該螺合位置は、上記第二実施形態と同様、上下方向に任意にずらすことができ、互いの上下方向の配置間隔を変更することができる。
なお、本実施形態における結合部44は、上記第三実施形態と同様、第一固定部材42及び第二固定部材43とは別に設けられた雄ねじ部材440と、雄ねじ部材440と上下方向に螺合し、かつ第一固定部材42及び第二固定部材43の少なくとも一方に設けられた雌ねじ部480とを有するものであればよい。また、本実施形態においては、第一固定部材42を可視光透過部材により形成し、第一固定部材42全体を可視光透過部45として形成してもよい。
次に、本実施形態における指示ユニット固定部材40の固定方法について説明する。まず、流量計測部50が内包された下ケース20と上ケース10とをそれらの内部にインナーケース60を狭圧した状態で締結し、その上で、上ケース10の上ケース上面部11の開口19から指示ユニット30を嵌入してインナーケース60の内側に載嵌させた状態とする。ただし、上ケース10を下ケース20に締結する前に、第二固定部材43を予め下ケース上端部22の外周面側に嵌入しておき、その上で、下ケース20と上ケース10とを締結する。これにより、締結後、上ケース側壁部12の下方に、第二固定部材43の固定部材係合部483が位置するので、下ケース20とともに第二固定部材43の上下方向への抜けが阻止された状態となる。
この状態から、今度は、抜け止めされた第二固定部材43の上端部481に、第一固定部材42を固定する。具体的には、第一固定部材42の貫通孔470と、対応する第二固定部材43の雌ねじ部480とを位置合わせし、雄ねじ部材440により、貫通孔470を貫通した状態で雌ねじ部480に螺合させることで行う。螺合が進むにつれ第一固定部材42と第二固定部材43とは近接し、環状の固定部材係合部483と上ケース10の上ケース側壁部12の下端の環状下面100とが係合状態となって上ケース10が狭圧保持状態となったときに、指示ユニット固定部材40は上ケース10に固定された状態となる。
なお、上記した全ての実施形態における指示ユニット固定部材の各種構造を、異なる実施形態のものと取り替えた形に構造を変更して構成することもできる。また、本発明は、上記実施形態の水道メーターと同様の構造を有するその他の流量計に対しても、適用可能である。
本発明の第一実施形態に係る水道メーターの斜視図。 本発明の第一実施形態に係る水道メーターの断面図。 図2の指示ユニットの蓋を開状態とした場合の断面図。 指示ユニットの蓋を開状態とした場合の平面図。 図4の拡大図。 指示ユニットの蓋を閉状態とした場合の平面図。 本発明の第二実施形態に係る水道メーターの斜視図。 本発明の第二実施形態に係る水道メーターの一部を分解した斜視図。 本発明の第二実施形態に係る水道メーターの断面図。 図9の指示ユニットの蓋を開状態とした場合の断面図。 本発明の第二実施形態に係る水道メーターにおける高さ調整構造を説明する第一の断面図。 本発明の第二実施形態に係る水道メーターにおける高さ調整構造を説明する第二の断面図。 本発明の第三実施形態に係る水道メーターの斜視図。 本発明の第三実施形態に係る水道メーターの一部を分解した斜視図。 本発明の第三実施形態に係る水道メーターの断面図。 図15の指示ユニットの蓋を開状態とした場合の断面図。 本発明の第四実施形態に係る水道メーターの斜視図。 本発明の第四実施形態に係る水道メーターの第一断面図。 図18の指示ユニットの蓋を開状態とした場合の断面図。 本発明の第四実施形態に係る水道メーターの指示ユニットの蓋を開状態とした場合の斜視図。
符号の説明
1 水道メーター
10 上ケース
11 上ケース上面部
12 上ケース側壁部
17 突起部
19 ユニット突出開口
100 上ケースの下面(段部肩面)
20 下ケース
21 流体通路部
22 下ケース上端部
30 指示ユニット
31 蓋部
320 指示面
321a 流量指示部
39 突出ユニット部
300 補助フランジ部
40 指示ユニット固定部材
42 第一固定部材
43 第二固定部材
44 結合部
45 可視光透過部(透視部)
411、421、451、471 固定部材上面部(上側拘束部)
412、432、462、482 固定部材延出部(中間延出部)
413、433、463、483 固定部材係合部(下面係合部を有する下側固定部)
434、464、483 連結部
50 流量計測部
60 インナーケース

Claims (14)

  1. 入口から流入して出口から流出する流体の流量を計測する流量計測部と、該流量計測部による計測内容を指示するとともに当該計測内容を視認可能な状態で組み込まれる指示ユニットと、前記指示ユニットを取り囲むように配置されるとともに下側に向く段部肩面を有する上ケースと、該上ケースに対し前記段部肩面を残した状態で締結固定されて少なくとも前記流体の流路を形成する下ケースとを備えた流量計において、
    前記指示ユニットを前記上ケースに固定するために指示ユニット固定部材が設けられ、該指示ユニット固定部材は、前記指示ユニットを上側から拘束する上側拘束部と、該上側拘束部から下方に延出して前記上ケースの前記段部肩面に固定される下側固定部とを備えることを特徴とする流量計。
  2. 前記指示ユニットは、外周面に沿って補助フランジ部が外向きに突出形成されており、
    前記指示ユニット固定部材において、前記上側拘束部は、前記流量計測部の前記計測内容を指示する指示面を前記補助フランジ部よりも上方から視認可能となるように前記指示ユニットを取り囲む開口を有し、該開口周縁部分に前記補助フランジ部に上方から直接的にあるいは介装部材を介して重ね配置され、前記下側固定部は、前記上側拘束部よりも下側において、前記上ケースの前記段部肩面をなす下方に露出する露出下面に対し下側から係合する下面係合部を有して形成されるとともに、該指示ユニット固定部材には、前記上側拘束部の下面外周縁から前記補助フランジ部の外周面を経て前記上ケースの外周面を覆う位置まで下向きに延出し、下端に前記下側固定部が形成された中間延出部が形成されており、
    前記指示ユニット固定部材は、前記上ケースと前記下側係合部との係合状態において、前記上側拘束部が前記指示ユニットの前記補助フランジ部の上に位置して、前記下面係合部が前記上ケースの前記段部肩面の下に位置する形で、該指示ユニットが抜け止め状態で固定されてなる請求項1記載の流量計。
  3. 前記中間延出部が、前記上ケースの外周面を覆う形で、該外周面の周方向に予め定められた間隔を隔てて複数形成されてなる請求項2記載の流量計。
  4. 前記上ケースを治具により前記下ケースに螺合固定させるための治具係合部として、該上ケースの前記上ケースの外周面に、螺合時に該治具からの周方向の回転力を受ける突起部が該周方向に複数形成されており、前記中間延出部は、該突起部が形成される周方向位置を避けて形成されてなる請求項2又は請求項3記載の流量計。
  5. 前記下側固定部は、前記中間延出部の内周面から内向きに突出する突出部として形成されており、
    前記指示ユニット固定部材を前記上ケースに係合固定するために、該指示ユニット固定部材を前記上ケースの上方から嵌入する際に、前記中間延出部は、内向きに突出する前記突出部を弾性的に外向きに押し出しつつ下方に移動し、該突出部の前記上面が、前記上ケースの前記段部肩面の前記露出下面に対し下側から係合可能な係合位置に到達すると弾性復帰して、該突出部の上面が前記上ケースの前記露出下面と係合状態となり、前記指示ユニットの上下方向の抜けが阻止される請求項3又は請求項4に記載の流量計。
  6. 前記下側固定部は、前記中間延出部の先端を内向きに折り返して形成された折り返し部である請求項5記載の流量計。
  7. 前記中間延出部は、前記上ケースの周方向に沿って予め定められた間隔で複数形成され、隣接する前記中間延出部の間に形成される周方向空隙が前記上ケース側の前記突起部を収容する突起部収容空間とされており、
    前記下側固定部は、前記中間延出部の下端から第一側に隣接する前記突起部収容空間に向けて周方向に延出して該突起部収容空間に収容される前記突起部の下面と係合する前記下面係合部を有し、該下面係合部により前記指示ユニットの上下方向の抜けが阻止されており、さらに、前記下側固定部は、前記下面係合部の延出方向の先端側から上方に立ち上がって該突起部の該延出方向側の周方向側面にて係合する側面係合部を有し、該側面係合部は、係合する前記突起部の周方向側面とは反対側の周方向側面と係合する前記中間延出部の周方向側面とともに該突起部を周方向に挟み、前記指示ユニットの前記上ケースに対する周方向の相対回転が阻止されてなる請求項4記載の流量計。
  8. 前記突起部収容空間は、下端側が前記下側固定部によりふさがれる第一側空間と、下端側が前記下側固定部によりふさがれず開放する第二側空間とを有し、
    前記下側固定部の周方向先端面には、前記上ケースの前記突起部が、前記下側固定部を下向きに弾性変形させつつ前記側面係合部を乗り越えることをガイドするガイド傾斜面とされてなる請求項7記載の流量計。
  9. 前記指示ユニット固定部材は、前記上側拘束部を備える第一固定部材と、前記下側固定部を備える第二固定部材とを結合部により上下方向に結合して形成され、
    前記結合部は、前記指示ユニットを上下方向に抜け止めする前記上側拘束部の拘束面及び前記下側係合部の係合面の、上下方向の配置間隔を、前記指示ユニットの前記補助フランジ部及び前記上ケースの高さ寸法に応じて、可変して結合可能に構成されてなる請求項3ないし請求項8のいずれか1項に記載の流量計。
  10. 前記結合部は、前記第一固定部材及び前記第二固定部材の双方に設けられ、互いを上下方向に螺合するねじ部であり、それらねじ部の螺合により前記第一固定部材及び前記第二固定部材が結合され、該螺合位置を上下方向にずらすことで互いの上下方向の位置間隔が可変可能となっている請求項9記載の流量計。
  11. 前記結合部は、前記第一固定部材及び前記第二固定部材とは別に設けられた雄ねじ部材と、該雄ねじ部材と上下方向に螺合し、かつ前記第一固定部材及び前記第二固定部材の少なくとも一方に設けられた雌ねじ部とを有してなり、前記雄ねじ部材が、前記第一固定部材及び前記第二固定部材のうち一方の固定部材を上下方向に貫通し、他方の固定部材に形成された前記雌ねじ部に螺合することで、前記第一固定部材及び前記第二固定部材が結合され、該螺合位置を上下方向にずらすことで互いの上下方向の位置間隔が可変可能となっている請求項9記載の流量計。
  12. 請求項3記載の要件を備え、
    前記第二固定部材は、周方向に複数形成された前記中間延出部を連結する環状の連結部を備える請求項9ないし請求項11のいずれか1項に記載の流量計。
  13. 請求項3記載の要件を備え、
    前記指示ユニット固定部材は、前記上側拘束部を備える第一固定部材と、前記下側固定部を備える第二固定部材とを結合部により上下方向に結合して形成され、
    前記結合部は、前記指示ユニットを上下方向に抜け止めする前記上側拘束部の拘束面及び前記下側係合部の係合面の上下方向の配置間隔を、前記指示ユニットの前記補助フランジ部及び前記上ケースの高さ寸法に応じて可変して結合可能に構成され、
    前記第二固定部材は、周方向に複数形成された前記中間延出部の下端と連結する環状の連結部を備えるとともに、前記露出下面をなす、前記上ケースの環状の下端面と係合する前記下側係合部として形成されてなる請求項4記載の流量計。
  14. 前記上ケースの上面には刻印部が設けられ、前記指示ユニット固定部材において少なくとも該刻印部の上方に位置する部分を、該刻印部が透視可能な透視部とされてなる視認可能に形成されてなる請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の流量計。
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