JP7090282B2 - 水道メータの再生産方法及び水道メータ - Google Patents
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Description
流量計測部を内蔵し上方に開口し、前記開口の外周面に雄ネジ部が形成された下ケースと、前記下ケースの前記開口を塞ぐように前記下ケースに嵌めこまれるレジスターボックスと、前記レジスターボックス内に回転可能に収容され前記流量計測部で計測される積算流量を表示する指示ユニットと、を備える水道メータの再生産方法であって、
使用された水道メータから前記下ケースを取り外す取外し工程と、
前記下ケースを洗浄する洗浄工程と、
前記下ケースに前記レジスターボックスが嵌め込まれた状態で新たな上ケースで前記流量計測部を水密に封止する封止工程と、
前記指示ユニットと相対回転不能に直接係合して前記指示ユニットを前記レジスターボックス内で回転可能に保持するカバーを前記新たな上ケースに回転可能に装着する装着工程と、を含む、
ことを特徴とする。
前記封止工程は、前記下ケースの前記雄ネジ部に、雌ネジ部を有する前記新たな上ケースを螺合することにより、前記新たな上ケースで前記レジスターボックスを前記下ケースの前記開口の上端面に押圧して前記流量計測部を水密に封止する、
ことを特徴とする。
前記レジスターボックスの円形底面外側にその直径方向に沿って設けられた三角形断面の一対の抵抗リブは、その高さ及び角度が、前記使用された水道メータから取り外された前記下ケースに嵌め込まれていたレジスターボックスの円形底面外側に設けられた抵抗リブの高さ及び角度と互換性を有するように形成されている、
ことを特徴とする。
前記装着工程は、前記カバーを前記新たな上ケースの外側面にスナップフィットすることにより前記指示ユニットと一体的に回転可能に装着する、
ことを特徴とする。
前記使用された水道メータから取り外した前記下ケースを用いて、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の水道メータの再生産方法により再生産された、
ことを特徴とする。
尚、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は再生産される水道メータ1の全体構成を示す縦断面図である。以下、図面を参照しながら、本実施形態に係る再生産方法により再生産される水道メータ1の全体構成と動作について説明する。
水道メータ1は、使用された水道メータ1A(図3 参照)から取り外された下ケース10を有し、下ケース10の両端には流入口11および流出口12が形成されている。
この下ケース10の内部空間の下半部には流入口11および流出口12を有する流量計測部Rが画成され、流量計測部R内には、軸上部に駆動側マグネット22を有する羽根車20がピボット軸14で回転自在に支持されている。
そして、レジスターボックス30の底壁30bを挟んでマグネット歯車53のマグネット54と羽根車20の駆動側マグネット22とが対向して、磁気的に結合(以下、マグネットカップリングMと記す)されている。
また、カバー60は、レンズキャップ58と掛かり合うことで指示ユニット50とは一体的に回転可能となっている。
このように構成される水道メータ1は、その流入口11および流出口12が上流側の水道管および下流側の水道管(図示せず)に接続されて使用される。流入口11から流入した水道水はストレーナSで異物を取り除かれながら下ケース10内に流入し、水量に応じて羽根車20を回転させた後、流出口12から下ケース10外に流出する。
図2は使用された水道メータを再生産する工程の一例を示すフローチャート、図3は再生産される前の水道メータの全体構成を示す縦断面図、図4は再生産される前の水道メータの要部構成を示す分解断面図、図5(a)は下ケース10の平面図、(b)は下ケース10の縦断面図、図6(a)はレジスターボックスの縦断面図、(b)はレジスターボックス30の底面図、図7(a)は上ケース40の平面図、(b)は上ケース40の縦断面図、図8(a)は指示ユニット50の外観を示す斜視図、(b)は指示ユニット50の内部構成を示す縦断面図、図9(a)はカバー60及び蓋62の平面図、(b)はカバー60及び蓋62の縦断面図、図10は水道メータ1の組み立て方法を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら水道メータ1の再生産方法について説明する。
図3に示すように、使用された水道メータ1Aにおいては、指示ユニット50Aがレジスターボックス30A内でガラス板70を介して上ケース40Aで押圧固定され回転不能に組み込まれている。また、羽根車20を回転可能に支持した下ケース10は、開口の外周面に上ケース40Aの雌ネジ部41(図4 参照)と螺合する下ケース10の雄ネジ部16が形成されている。
その後、下ケース10のピボット軸14に回転支持されている羽根車20及びピボット軸14を取り外して、再生産に用いられる下ケース10が残る。
流量計測部Rの上部の内面側には、レジスターボックス30に設けられた鍔部33(図6 参照)を支持する支持段部15が形成され、外面側には、上ケース40が螺合される雄ネジ部16が形成されている。
洗浄工程S2においては、使用された水道メータ1Aから取り出された下ケース10に対して、硫酸又は過酸化水素及び硫酸に界面活性剤を添加した化学研磨液に浸漬させることにより、下ケース10の内部空間を形成する内面に形成された酸化皮膜を溶解除去する。
再生産に使用するレジスターボックス30は、図6に示すように、抵抗リブ31の高さH及び角度Θが、分解された水道メータ1Aに使用されていたレジスターボックス30Aの抵抗リブ31Aの高さH及び角度Θと互換性を有するように設計されて合成樹脂を用いて成形により作成される。
上ケース40の上部には、図7に示すように、径方向で内側に延びる鍔部43が形成されている。鍔部43は、上ケース40が雌ネジ部41で下ケース10の雄ネジ部16に螺合されるときに、下ケース10の上部開口から嵌め込まれたレジスターボックス30の鍔部33を上方から押圧してレジスターボックス30を下ケース10に固定して流量計測部Rを水密に封止する。
装着工程S4では、下ケース10に固定されたレジスターボックス30に対して、予め組み立てられた指示ユニット50を回転可能に挿入する。
これにより、カバー60の周壁外面に設けられた凸部64(図9(a)参照)を手掛けにしてカバー60を上ケース40に対して回転させることで、指示ユニット50がカバー60と一体的に回転し、検針時に指示ユニット50を見やすい方向に変更して視認性を向上させることができる。
取り外し工程S1、洗浄工程S2、封止工程S3、装着工程S4を経て組み立てられた水道メータ1に対して、調整工程S5においては、流量に対する器差が所定の許容範囲内に収まるように、水道メータ1に通水しながらレジスターボックス30の底面に設けられた抵抗板32(図1 参照)の位置を調節する。
例えば、本実施形態に係る水道メータの再生産方法は、図11に示すインナーケース18を備えた複箱式水道メータ1Bにおいても、使用された複箱式水道メータ1Bから下ケース10Bを取り外して再利用する際に適用することができる。
10、10B・・・下ケース
11・・・流入口
12・・・流入口
13・・・内底部
14・・・ピボット軸
16・・・雄ネジ部
20・・・羽根車
30、30A・・・レジスターボックス
31、31A・・・抵抗リブ
32・・・抵抗板
40、40A・・・上ケース
41・・・雌ネジ部
50、50A・・・指示ユニット
60・・・カバー
62・・・蓋
R・・・流量計測部
G1・・・ガスケット
Claims (5)
- 流量計測部を内蔵し上方に開口し、前記開口の外周面に雄ネジ部が形成された下ケースと、前記下ケースの前記開口を塞ぐように前記下ケースに嵌めこまれるレジスターボックスと、前記レジスターボックス内に回転可能に収容され前記流量計測部で計測される積算流量を表示する指示ユニットと、を備える水道メータの再生産方法であって、
使用された水道メータから前記下ケースを取り外す取外し工程と、
前記下ケースを洗浄する洗浄工程と、
前記下ケースに前記レジスターボックスが嵌め込まれた状態で新たな上ケースで前記流量計測部を水密に封止する封止工程と、
前記指示ユニットと相対回転不能に直接係合して前記指示ユニットを前記レジスターボックス内で回転可能に保持するカバーを前記新たな上ケースに回転可能に装着する装着工程と、を含む、
ことを特徴とする水道メータの再生産方法。 - 前記封止工程は、前記下ケースの前記雄ネジ部に、雌ネジ部を有する前記新たな上ケースを螺合することにより、前記新たな上ケースで前記レジスターボックスを前記下ケースの前記開口の上端面に押圧して前記流量計測部を水密に封止する、
ことを特徴とする請求項1に記載の水道メータの再生産方法。 - 前記レジスターボックスの円形底面外側にその直径方向に沿って設けられた三角形断面の一対の抵抗リブは、その高さ及び角度が、前記使用された水道メータから取り外された前記下ケースに嵌め込まれていたレジスターボックスの円形底面外側に設けられた抵抗リブの高さ及び角度と互換性を有するように形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の水道メータの再生産方法。 - 前記装着工程は、前記カバーを前記新たな上ケースの外側面にスナップフィットすることにより前記指示ユニットと一体的に回転可能に装着する、
ことを特徴とする請求項1に記載の水道メータの再生産方法。 - 前記使用された水道メータから取り外した前記下ケースを用いて、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の水道メータの再生産方法により再生産された、
ことを特徴とする水道メータ。
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JP2018101440A JP7090282B2 (ja) | 2018-05-28 | 2018-05-28 | 水道メータの再生産方法及び水道メータ |
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Family Applications (1)
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JP2008096394A (ja) | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Ricoh Elemex Corp | 流量計 |
US20110108136A1 (en) | 2009-06-11 | 2011-05-12 | Arad Ltd. | Meter Casing |
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