JP6890787B2 - 水道メータ - Google Patents

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Description

本発明は、水道メータに関する。
流量計測部を内蔵した下ケースの上部内側に受圧板をシール部材を介して載置した後、下ケースの上部内側に刻設した雌ねじ部に受圧板固定リングを螺着して該受圧板固定リングにより受圧板を押圧固定し、受圧板上には積算流量表示部を回転可能に載置し、該積算流量表示部を保持するカバーを下ケースの外周に回転可能に嵌着し、該カバーが下ケースから外れないように該カバーの外周にカバー固定リングを嵌着した乾式水道メータが知られている(特許文献1)。
積算表示部における上台板の上部に文字板を配置し、該文字板の上部に透明なキャップを配置し、文字板の上面とキャップの下面の間の隙間を0.1mm〜0.3mmの範囲に設定し、かつ、上台板に指示板嵌合穴を形成して該指示板嵌合穴に指示板を回転可能に嵌合した乾式水道メータも知られている(特許文献2)。
特許第4156732号明細書 特許第4377470号明細書
本発明は、検針時の視認性を向上させることができる水道メータを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の水道メータは、
流量計測部を内蔵し上方に開口した下ケースと、
前記下ケースの開口を塞ぐように前記下ケースに嵌めこまれるレジスターボックスと、
雌ネジ部を有し前記下ケースの前記開口の外周面に形成された雄ネジ部に螺合して前記レジスターボックスを前記下ケースの前記開口の上端面に押圧して固定する上ケースと、
前記レジスターボックス内に回転可能に収容され前記流量計測部で計測される積算流量を表示する指示ユニットと、
前記指示ユニットと相対回転不能に直接係合して前記指示ユニットを前記レジスターボックス内で回転可能に保持し前記上ケースの外周面に回転可能に嵌め込まれ前記指示ユニットを開閉自在に覆うカバーと、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の水道メータにおいて、
前記指示ユニットは、歯車列で回転駆動される数字車を含む指示機構部と、上方に開口する有底の凹部に前記指示機構部を収容し前記開口の周縁に外側に向けて延びる鍔部を有する下台板と、前記下台板の上部に配置された上台板と、前記上台板を覆い前記下台板の前記鍔部に溶着された状態で前記指示機構部を封止するレンズキャップと、を有する、
ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の水道メータにおいて、
前記レンズキャップは、環状オレフィン共重合樹脂を主成分とする合成樹脂で形成され、前記上台板と対向する領域の外側面は上方に凸のR形状である、
ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の水道メータにおいて、
前記下台板は、前記凹部の中央部が断面視で下方に突出した窪みを有し、前記流量計部に配置された羽根車の回転に応じて回転するように磁気的に前記羽根車に結合されているマグネット歯車を前記窪みに回転可能に収容する、
ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の水道メータにおいて、
前記窪みの中央部に、前記マグネット歯車を回転自在に支持する回転支持軸が前記窪みの底面から上方に向かって立設されている、
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の水道メータにおいて、
前記指示機構部は、歯車列で回転駆動される数字車を含み、前記数字車は回転軸線が断面視で前記下台板の中心軸線で区画される前記凹部の一方の領域に位置し、外周面の一端が前記凹部の他方の領域に位置している、
ことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、指示ユニットが回転可能に収容されていない構成に比して、検針時に指示ユニットを見やすい方向に変更して視認性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、指示ユニット内への水分の浸入を抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、レンズキャップへの汚れの付着を抑制することができる。
請求項4、5記載の発明によれば、下台板の内部スペースを拡大することができる。
請求項6記載の発明によれば、数字車を大型化して検針時の視認性を向上させることができる。
本実施形態に係る水道メータの全体構成を示す縦断面図である。 (a)は下ケースの平面図、(b)は下ケースの縦断面図である。 (a)は上ケースの平面図、(b)は上ケースの縦断面図である。 (a)は指示ユニットの外観を示す斜視図、(b)は指示ユニットの内部構成を示す縦断面図である。 (a)は下台板の平面図、(b)は下台板の縦断面図である。 (a)はレンズキャップの平面図、(b)はレンズキャップの縦断面図である。 (a)はカバー及び蓋の平面図、(b)はカバー及び蓋の縦断面図である。 本実施形態に係る水道メータの組み立て方法を示す断面模式図である。 従来例の水道メータの全体構成を示す縦断面図である。 複箱式水道メータの全体構成を示す縦断面図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施形態の具体例を説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
尚、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
(1)水道メータの構成
図1は水道メータ1の全体構成を示す縦断面図である。以下、図面を参照しながら、本実施形態に係る水道メータ1の全体構成と動作について説明する。
(1.1)水道メータの全体構成
水道メータ1は、両端に流入口11および流出口12が形成された流入部外箱としての下ケース10を有し、流入口11内にはストレーナSが取り付けられている。
この下ケース10の内部空間の下半部には流入口11および流出口12を有する計量室Aが画成され、計量室A内には、軸上部に駆動側マグネット22を有する羽根車20がピボット軸14で回転自在に支持されている。
下ケース10の内部空間の上半部には、レジスターボックス30が、ガスケットG1を介して上ケース40で押圧された状態で嵌め込まれ、羽根車20の軸部21の上端部が、レジスターボックス30の下面の中央部に形成された凹部31内に入り込んでいる。
レジスターボックス30内には、計量室Aと遮水した状態で歯車列からなる機械式の指示ユニット50が収容されている。指示ユニット50は、下台板51、上台板52、マグネット54が装着されたマグネット歯車53、歯車列55(一部 不図示)、指針56、数字車57、レンズキャップ58から構成されている。
そして、レジスターボックス30の底壁30aを挟んでマグネット歯車53のマグネット54と羽根車20の駆動側マグネット22とが対向して、磁気的に結合(以下、マグネットカップリングMと記す)されている。
指示ユニット50上には、カバー60が上ケース40に回転可能に嵌め込まれて設けられ、カバー60には、ピン61により蓋62が上下に開閉自在に取り付けられている。
(1.2)水道メータの動作
このように構成される水道メータ1は、その流入口11および流出口12が上流側の水道管および下流側の水道管(図示せず)に接続されて使用される。流入口11から流入した水道水はストレーナSで異物を取り除かれながら下ケース10内に流入し、水量に応じて羽根車20を回転させた後、流出口12から下ケース10外に流出する。
このとき、羽根車20の回転はマグネットカップリングMを介して指示ユニット50へ伝達され、歯車列55を介して指針56を回し、また数字車57を回転させて、指示ユニット50で水道メータ1内を通過した水道水の積算流量値が表示される。
(2)指示ユニットの保持構造
図2(a)は下ケース10の平面図、(b)は下ケース10の縦断面図、図3(a)は上ケース40の平面図、(b)は上ケース40縦断面図、図4(a)は指示ユニット50の外観を示す斜視図、(b)は指示ユニット50の内部構成を示す縦断面図、図5(a)は下台板51の平面図、(b)は下台板51の縦断面図、図6(a)はレンズキャップ58の平面図、(b)はレンズキャップ58の縦断面図、図7(a)はカバー60及び蓋62の平面図、(b)はカバー60及び蓋62の縦断面図、図8は水道メータ1の組み立て方法を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら指示ユニット50の保持構造について説明する。
(2.1)下ケース
下ケース10は、図2に示すように、内底部13を有し上端が開口された円筒状の筒体として形成され、羽根車20を収容する計量室Aと、一方で計量室Aに繋がる流入口11と、他方で計量室Aに繋がる流出口12とが、一体として形成されている。
内底部13の中心部には、雌ネジ部13aが形成され、ピボット軸14のネジ部14aが螺合されてピボット軸14が垂直に立設されている。
計量室Aの上部の内面側には、レジスターボックス30に設けられた鍔部32を支持する支持段部15が形成され、外面側には、上ケース40が螺合される雄ネジ部16が形成されている。
(2.2)上ケース
上ケース40は、図3に示すように、中央部が開口した環状体として形成され、内面側には、下ケース10の雄ネジ部16に螺合する雌ネジ部41が形成されている。上ケース40の外面側には、カバー60が嵌まり合う係合凸部42が径方向に突出するように形成されている。
上ケース40の上部には径方向で内側に延びる鍔部43が形成されている。鍔部43は、上ケース40が雌ネジ部41で下ケース10の雄ネジ部16に螺合されるときに、下ケース10の上部開口から嵌め込まれたレジスターボックス30の鍔部32を上方から押圧してレジスターボックス30を下ケース10に固定する。
(2.3)指示ユニット
指示ユニット50は、図4に示すように、指示機構部510を内部に収容する下台板51と、下台板51内で羽根車20からマグネットカップリングMで回転駆動力を受けて回転するマグネット歯車53と、マグネット歯車53の回転を指示機構部510に伝達する歯車列55(図4(b)において一部省略して示す)と、下台板51の上部開口を塞ぎ指示機構部510の表示窓を有する上台板52と、下台板51に溶着されて指示機構部510を封止するレンズキャップ58からなる。
下台板51は、図5に示すように、上方に開口し指示機構部510を内部に収容する有底の凹部51aを有し、開口の周縁には外側に向けて延びる鍔部51bが形成されている。
凹部51aの中央には断面視で下方に突出した窪み51cが形成され、窪み51cの中央部にはマグネット歯車53を回転自在に支持する回転支持軸51dが窪みの底面から上方に向かって立設されている。
凹部51aの一方の領域(図5において左側)には、歯車列55で回転駆動される数字車57の回転軸57aを支持する溝部51eが設けられ、凹部51aの下部外側には、下方に突出する突起部51fが形成されている(図5において右側)。
このように構成される下台板51には、図4(b)に示すように、マグネット歯車53を回転可能に収容する窪み51cが凹部51aの中央部で下方に突出するように形成されているために、マグネット歯車53は凹部51aの底部から上方側に大きく突出することがなく、凹部51aの内部スペースR(図4(b)中 破線で示すR領域)を拡大することができる。
そのために、凹部51aの一方の領域に設けられた溝部51eで回転支持された数字車57は、従来比、より大径化されてその外周面57bの一端が凹部51aの他方の領域に位置するようになっている。これにより、数字車57を大型化して検針時の視認性を向上させることができる。
レンズキャップ58は、図6に示すように、全体が円形状の透明な蓋体であり、周縁には外側に向けて延びる鍔部58aが形成されている。鍔部58aの一面側には凸リブ58bが円環状に設けられ、下台板51の鍔部51bと超音波溶着されて下台板51内を水密に封止する。そのために、レンズキャップ58の材料としては、環状オレフィン共重合樹脂を主成分とする合成樹脂が用いられ、水分の透過を抑制している。
レンズキャップ58の上台板52と対向する領域の外側面58cは上方に凸のR形状に形成されている。そのために、レンズキャップ58の外側面58cへの汚れの付着を抑制して、検針時の視認性を向上させることができる。
(2.4)カバー
カバー60は、図7に示すように、下部及び上部が開口した円筒状の筒体であり、上部の開口はピン61で開閉自在に取り付けられた蓋62で覆われている。
カバー60の周壁内面には、係合爪63が形成され、上ケース40の外面側に形成された係合凸部42に嵌まり合って上ケース40に対して回転可能に装着される。カバー60の周壁外面には、凸部64が周方向に沿って形成され、上ケース40に回転可能に装着されたカバー60を回転させる際の手掛け部となる。
カバー60の周壁部は内側に延出するように鍔部65が形成され、鍔部65の内面65aで指示ユニット50の下台板51に溶着されたレンズキャップ58の鍔部58aの上面と接触することで、レジスターボックス30に装着された指示ユニット50を上ケース40に圧接するようになっている。
また、鍔部65の内面65aには凹部(不図示)が設けられ、レンズキャップ58の鍔部58aの上面に設けられた突起(不図示)と嵌合して、指示ユニット50に対しては相対的に回転不能に装着される。
これにより、カバー60の周壁外面に設けられた凸部64を手掛けにしてカバー60を上ケース40に対して回転させることで、指示ユニット50がカバー60と一体的に回転し、検針時に指示ユニット50を見やすい方向に変更して視認性を向上させることができる。
(2.5)指示ユニットの組み込み
水道メータ1における指示ユニット50の組み込みに際しては、まず、下ケース10の内底部13の中心部に立接されたピボット軸14に羽根車20を回転可能に挿入した状態で、レジスターボックス30の鍔部32でガスケットG1を挟み込んで下ケース10にレジスターボックス30を嵌合する。このとき、下ケース10とレジスターボックス30はピン33(図8中 破線参照)で互いに回転不能に嵌合する。
次に、下ケース10にレジスターボックス30が嵌合した状態で、上ケース40の雌ネジ部41を下ケース10の雄ネジ部16に螺合してレジスターボックス30の鍔部32を上方からガスケットG1を介して押圧してレジスターボックス30を下ケース10に固定する。
そして、上ケース40で下ケース10に固定されたレジスターボックス30に予め組み立てられた指示ユニット50をレジスターボックス30の上方からレジスターボックス30に対して回転可能に挿入する。
レジスターボックス30に挿入された指示ユニット50は、下台板51の下面に突出するように設けられた突起部51fが、レジスターボックス30の周壁内面に立設されたリブ34に対して回転方向において相対するようにオーバーラップすることでレジスターボックス30内でリブ34と接触しない範囲(略360度)で回転可能になる。
次に、カバー60をカバー60の周壁内面に形成された係合爪63が上ケース40の外面側に形成された係合凸部42に嵌まり合うように、鍔部65で指示ユニット50のレンズキャップ58の鍔部58aを押圧しながら上ケース40に装着する。
これにより、カバー60は上ケース40に対して回転可能に嵌合し、カバー60の回転に伴って指示ユニット50が上ケース40に対して回転可能に保持される。その結果、指示ユニット50は、カバー60とともに回転し、下台板51から下方に突出する突起部51fが回転方向においてレジスターボックス30のリブ34に接触すると回転が停止する。
このように、下ケース10に指示ユニット50を保持するレジスターボックス30を上ケース40で押圧固定した状態で、カバー60を回転させることで、カバー60と相対的に回転不能に保持された指示ユニット50を回転させることができる。
(3)水道メータの作用効果
本実施形態に係る水道メータ1は、羽根車20を回転可能に支持した下ケース10の開口を塞ぐレジスターボックス30を、上ケース40の雌ネジ部41を下ケース10の開口の外周面に形成された雄ネジ部16にねじ込むことで下ケース10に押圧固定する。
次に、レジスターボックス30で遮水された状態で、指示ユニット50をレジスターボックス30に装着することで、指示ユニット50はレジスターボックス30内で回転可能に保持される。指示ユニット50は、上ケース40に対して回転可能に嵌合されるカバー60で上ケース40に圧接された状態でカバー60の回転操作に伴って一体的に回転する。これにより、検針時に指示ユニット50を見やすい方向に変更して視認性を向上させることができる。
図9には、従来例の水道メータ1Aの構成を示している。水道メータ1Aにおいては、指示ユニット50Aがレジスターボックス30A内でガラス板70を介して上ケース40Aで押圧固定され回転不能に組み込まれている。また、従来例の水道メータ1Aは、羽根車20を回転可能に支持した下ケース10は、本実施形態に係る水道メータ1と同様であり、開口の外周面に上ケース40Aの雌ネジ部41と螺合する雄ネジ部16が形成されている。
係る構成の従来例の水道メータ1Aにおいては、下ケース10をそのまま利用して、下ケース10に本実施例に係るレジスターボックス30を本実施形態に係る上ケース40で押圧固定した状態で、本実施形態に係る指示ユニット50をレジスターボックス30に装着することで、指示ユニット50はレジスターボックス30内で回転可能に保持される。これにより、検針時に指示ユニット50を見やすい方向に変更して視認性を向上させることができる。
本実施形態に係る水道メータ1の指示ユニット50においては、下台板51には、マグネット歯車53を回転可能に収容する窪み51cが凹部51aの中央部で下方に突出するように形成されている。これにより、マグネット歯車53は凹部51aの底部から上方側に大きく突出することがなく、凹部51aの内部スペースRを拡大することができる。
そのために、従来、凹部51aの一方の領域で回転支持された数字車57は、その外周面57bの一端が凹部51aの他方の領域に位置するように、従来比、より大径化され検針時の視認性を向上させることができる。
本実施形態に係る水道メータ1の指示ユニット50においては、指示機構部510の表示窓を有する上台板52の上方開口部は、環状オレフィン共重合樹脂を主成分とする合成樹脂からなるレンズキャップ58が下台板51に超音波溶着されて封止されている。そのために、外部から指示ユニット50内への水分の透過と浸入を抑制して曇りを防止し検針時の視認性を向上させることができる。
また、レンズキャップ58の外側面58cは上方に凸のR形状に形成されている。そのために、レンズキャップ58の外側面58cへの汚れの付着を抑制して、検針時の視認性を向上させることができる。
以上、本発明に係る実施形態として下ケース10が計量室Aを兼ねている単箱式水道メータについて詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の変更を行うことが可能である。
例えば、実施形態に係る水道メータ1は、単箱式水道メータのみならず、図10に示すインナーケース18を備えた複箱式水道メータ1Bにおいても適用することができる。
1、1A・・・水道メータ
10・・・下ケース
11・・・流入口
12・・・流入口
13・・・内底部
14・・・ピボット軸
16・・・雄ネジ部
20・・・羽根車
22・・・駆動側マグネット
30・・・レジスターボックス
40・・・上ケース
41・・・雌ネジ部
50・・・指示ユニット
51・・・下台板
52・・・上台板
53・・・マグネット歯車
55・・・歯車列
56・・・指針
57・・・数字車
58・・・レンズキャップ
60・・・カバー
62・・・蓋
A・・・計量室
S・・・ストレーナ
G1・・・ガスケット

Claims (6)

  1. 流量計測部を内蔵し上方に開口した下ケースと、
    前記下ケースの開口を塞ぐように前記下ケースに嵌めこまれるレジスターボックスと、
    雌ネジ部を有し前記下ケースの前記開口の外周面に形成された雄ネジ部に螺合して前記レジスターボックスを前記下ケースの前記開口の上端面に押圧して固定する上ケースと、
    前記レジスターボックス内に回転可能に収容され前記流量計測部で計測される積算流量を表示する指示ユニットと、
    前記指示ユニットと相対回転不能に直接係合して前記指示ユニットを前記レジスターボックス内で回転可能に保持し前記上ケースの外周面に回転可能に嵌め込まれ前記指示ユニットを開閉自在に覆うカバーと、を備えた、
    ことを特徴とする水道メータ。
  2. 前記指示ユニットは、歯車列で回転駆動される数字車を含む指示機構部と、上方に開口する有底の凹部に前記指示機構部を収容し前記開口の周縁に外側に向けて延びる鍔部を有する下台板と、前記下台板の上部に配置された上台板と、前記上台板を覆い前記下台板の前記鍔部に溶着された状態で前記指示機構部を封止するレンズキャップと、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の水道メータ。
  3. 前記レンズキャップは、環状オレフィン共重合樹脂を主成分とする合成樹脂で形成され、前記上台板と対向する領域の外側面は上方に凸のR形状である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の水道メータ。
  4. 前記下台板は、前記凹部の中央部が断面視で下方に突出した窪みを有し、前記流量計部に配置された羽根車の回転に応じて回転するように磁気的に前記羽根車に結合されているマグネット歯車を前記窪みに回転可能に収容する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の水道メータ。
  5. 前記窪みの中央部に、前記マグネット歯車を回転自在に支持する回転支持軸が前記窪みの底面から上方に向かって立設されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の水道メータ。
  6. 前記指示機構部は、歯車列で回転駆動される数字車を含み、前記数字車は回転軸線が断面視で前記下台板の中心軸線で区画される前記凹部の一方の領域に位置し、外周面の一端が前記凹部の他方の領域に位置している、
    ことを特徴とする請求項4に記載の水道メータ。
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