JP2008094435A - 食品容器の蓋体 - Google Patents

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Abstract

【課題】密閉用銀紙等の遮蔽紙を用いる必要がなく密閉することができ、かつ、外部から内容物の状態を確認することができる食品容器の蓋体の提供。
【解決手段】 開口20aの周縁に、外方に向かって延びるフランジ部20bを備えた容器本体20に用いる蓋体10であって、該蓋体10は、内蓋1と外蓋2と、これらの両蓋1、2を折り畳み自在に連結するヒンジ部3とからなり、 内蓋1は、その周縁部11が前記容器本体20のフランジ部20b上に重なり合って接着される形状とされ、かつ、容器本体20のフランジ部20b上に重なり合った周縁部11がフランジ部20bの上面か、フランジ部20bの外周部分において、その内周部11bが外周部11aと分離除去可能に形成され、外蓋2は、前記ヒンジ部3を介して、内蓋1上に二重重ね状に嵌合する姿勢と、内蓋1上から離れた起立姿勢とに姿勢変更自在に形成されているもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、味噌、バター、マーガリン、ジャム、マーマレード、大容量アイスクリーム及びその他の食品を保存する食品容器の開口部に装着される蓋体に関する。
図9は、従来の食品容器の蓋体の平面図であり、図10は、図9におけるB−B線の断面図である。また、図11は、容器本体と蓋体と遮蔽紙(例えば、密閉用銀紙)とを示す断面図である。容器本体20は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETともいう)からなるシート素材を圧空成形したものであり、開口部20aの全周縁には外方に向かって延びるフランジ部20bが形成された上面開放型の食品容器である。一方、蓋体30は、例えば、ポリプロピレンを射出成形したものであり、容器本体20に取り付けられ開口部30fを有する嵌着部30aと、嵌着部30aを覆うことができる外蓋30bと、嵌着部30aの一端部と外蓋30bの一端部とを連結するヒンジ部30cとからなる。これにより、外蓋30bは、ヒンジ部30cを軸として図示α1又はα2方向に回動可能となり、嵌着部30aの開口部30fを覆う姿勢と、嵌着部30aの開口部30fから離れた起立姿勢とに姿勢変更自在となる。
外蓋30bにおいて、ヒンジ部30cが連結されている一端部と反対側になる一端部には、取っ手30dが形成されている。また、嵌着部30aにおいて、ヒンジ部30cが連結されている一端部と反対側になる一端部にも、取っ手30gが形成されている。なお、外蓋30bの周縁の大きさは、嵌着部30aの周縁の大きさよりわずかに大きくなっているため、外蓋3と嵌着部30aとは密着して嵌装されることができる。
また、蓋体30の嵌着部30aを容器本体20のフランジ部20bに重ねることにより、嵌着部30aの周縁の大きさは、フランジ部20bの周縁の大きさよりわずかに大きくなっているため、蓋体30が容器本体20に嵌装される。その結果、蓋体30の外蓋30bをヒンジ部30cを軸として図示α2方向に回動すると、外蓋30bが嵌着部30aに嵌装されて、開口部30f(開口部20a)が閉塞される。これにより、容器本体20内の内容物と外部空気との接触をある程度防ぐことができるので、内容物の保存を行っている。
一方、外蓋30bを、嵌着部30aから取っ手30dをつかんで外し、外蓋30bを図示α1方向に回動することにより起立姿勢とし、嵌着部30aの開口部30f(開口部20a)を露出させることができる。よって、嵌着部30aの開口部30fを通じて、容器本体20の外部に内容物を取り出すことが可能となる。
ここで、容器本体20内に、例えば、空気(特に、酸素)との接触を嫌う味噌、バター等の内容物を収容した場合には、容器本体20の開口部20aでは、密閉用銀紙等の遮蔽紙31を接着層を介して接着して密閉する等の空気に全く触れないような処置が施され、その上に蓋体30が重ねられた状態で、内容物の長期保存を可能として販売される(図11参照)。
その後、味噌、バター等を購入した消費者が、蓋体30を容器本体20から取っ手30gをつかんで外すことにより、使用前に密閉用銀紙等の遮蔽紙31を剥がし、再び、蓋体30を容器本体20に取り付けている。そして、必要な量の味噌、バター等を取り出し終えた場合には、外蓋30bで開口部30f(開口部20a)を閉塞することにより閉蓋状態とし、残りの味噌、バター等と空気との接触をできる限り防ぎ、残りの味噌、バター等の保存を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−142749号公報
このように、容器本体20内に味噌、バター等を収容して販売するときには、外蓋30bで開口部20aを閉塞しただけでは、味噌、バター等と空気との接触をある程度は防ぐことができるが、味噌、バター等の長期保存は不可能であるため、味噌、バター等が空気に全く触れないように、容器本体20の開口部20aを密閉用銀紙等の遮蔽紙31で密閉する必要があった。また、容器本体20の開口部20aを密閉用銀紙等の遮蔽紙31で密閉した場合、密閉用銀紙等の遮蔽紙31が不透明であるため、購入しようとしている消費者が容器本体20の外部から味噌、バター等の状態をよく確認することができなかった。
そこで、本発明は、密閉用銀紙等の遮蔽紙を用いる必要がなく密閉することができ、かつ、外部から内容物の状態が確認されることができる食品容器の蓋体を提供するものである。
この課題を解決するために講じた本発明の構成を、実施例を示す図面に使用した符号を用いて説明すると、開口20aの周縁に、外方に向かって延びるフランジ部20bを備えた容器本体20に用いる蓋体10であって、該蓋体10は、内蓋1と外蓋2と、これらの両蓋1、2を折り畳み自在に連結するヒンジ部3とからなり、 内蓋1は、その周縁部11が前記容器本体20のフランジ部20b上に重なり合って接着される形状とされ、かつ、容器本体20のフランジ部20b上に重なり合った周縁部11がフランジ部20bの上面か、フランジ部20bの外周部分において、その内周部11bが外周部11aと分離除去可能に形成され、外蓋2は、前記ヒンジ部3を介して、内蓋1上に二重重ね状に嵌合する姿勢と、内蓋1上から離れた起立姿勢とに姿勢変更自在に形成されている構成としたものである。
また、第2構成の食品容器20の蓋体10は、内蓋1の周縁部11が、内周部11bと外周部11aとでミシン目11cにより分離可能に形成されている構成としたものである。
さらに、第3構成の容器本体20の蓋体10は、ポリエチレンテレフタレートのシート素材を膨出成形したものである構成としたものである。
本発明の食品容器の蓋体によれば、容器本体のフランジ部の上面かフランジ部の外周部分に、内蓋の周縁部をフランジ部上に重ね合って接着することにより、密閉用銀紙等の遮蔽紙を用いる必要がなく、容器本体の開口部を密閉することができる。よって、周囲からの汚染を受けることもない状態で内容物の長期保存を可能として販売されることができる。
また、密閉状態であっても、蓋体を透明なものとすることで、購入しようとしている消費者が容器本体や蓋体の外部から内容物の状態を確認することができるという効果を有する。
そして、購入した消費者は、内蓋の周縁部の内周部とその内側部とを取り外すことで、露出された内容物を取り出すことができ、必要な量の内容物を取り出し終えたときには、外蓋で開口部を閉塞することで、残りの内容物を閉蓋状態で保存しておくことができる。
さらに、第2構成の食品容器の蓋体にあっては、内周部11と外周部12とを容易に分離することができる効果を、上述した効果に合わせて更に有するものである。
また、第3構成の食品容器の蓋体にあっては、材料として、PETを用いているので、廃材リサイクルが可能であり、また、焼却処理の場合でも発熱量が少ないので、焼却炉の寿命を低下させることなく、かつ、ダイオキシン等の有害物質の発生がなく公害問題解決に対処することができる効果を、上述した効果に合わせて更に有するものである。さらに、PETは空気をほとんど透過させないので、内容物のより長期保存を可能として販売されることができる効果を、上述した効果に合わせて更に有するものである。
蓋体10は、例えば、PETのシート素材を周知の膨出成形手段を用いて成形されたものであり、内蓋1と、両蓋1、2を一端部で連結するヒンジ部3からなる。なお、蓋体10を形成するシート素材の厚さは、使用される容器本体20の厚さと大きさとに合わせたものが選定使用されればよいものであるが、例えば、味噌容器の蓋体10の肉厚は、0.4〜0.8mm程度のものとされる。
また、蓋体10は、内蓋1の周縁部11の内周部11bと外周部12aとで容易に分離可能とされる必要がある。そのためには、内周部11bと外周部11aとは、ミシン目11cにより分離可能に形成されていることが好ましい。さらに、容器本体20のフランジ部20bの上面かフランジ部20bの外周部分から、接着された内蓋1の周縁部11の内周部11bを容易に分離除去する必要もある。そのためには、フランジ部20bと内周部11bとの接着面積を適宜調整しなければならない。つまり、フランジ部20bと内周部11bとの接着面積を大きくすれば、分離除去することが困難となり、一方、フランジ部20bと内周部11bとの接着面積を小さくすれば、収容された内容物と空気との接触を防ぐことができない場合があることになる。よって、フランジ部20bと内周部11bとの接着面積の形や大きさの目安を例示すると、開口部20aより全周縁で約2〜8mm大きくなる枠形状としてもよい。
このとき、内周部11bの一角部に、外方に向かって延びる取っ手11eが形成される構成として実施することによって、消費者が取っ手11eを引き上げて引き千切ることで、内周部11bと外周部11aとを容易に分離することができる。この取っ手11eは、下方に向かって折り曲げてあるものとして実施することもできる。
また、容器本体20のフランジ部20bに、内蓋1の周縁部11を接着する接着手段としては、例えば、内蓋1の周縁部11の下面に接着層を形成し、接着層を介してフランジ部20bに接着することも可能であるが、接着の容易性の点から、加熱融着や、スポット溶接を行うことが挙げられる。
さらに、容器本体20のフランジ部20bの上面かフランジ部20bの外周部分から、接着された内周部11bを分離除去した後に、蓋体10で開口部20aを閉塞することにより、内容物と空気との接触をできる限り防ぎ、内容物の保存を行うための容器本体20と蓋体10との気密維持手段としては、例えば、内蓋1の周縁部11の外周部11aの周縁の大きさより外蓋2の周縁の大きさをわずかに大きくする構造とすること等が挙げられる。これにより、外蓋2が、外周部11aと密着して嵌装される。
以下、本発明の実施例を図示例とともに説明する。図1及び図2は、本願発明の第1実施例を示す図であって、図1は、実施例1に係る食品容器の蓋体の平面図であり、図2は、図1におけるA−A線の断面図である。また、図3〜図5は、容器本体と蓋体とを示す図であり、図6は、内蓋の周縁部の内周部とその内側部とを分離除去した後の容器本体と蓋体とを示す図である。なお、図3〜図6は、図示右端側を側面図、左端側を断面図としたものである。
容器本体20は、100mm×100mmの正方形状の開口部20aの全周縁には外方に向かって延びるフランジ部20bが形成された立方体形状の上面開放型の食品容器であり、PET製のシート素材を周知の真空成型手段や吸引成型手段又はその両方を合せた真空・吸引成型手段によって膨出成形された食品容器である。なお、容器本体20の肉厚は、味噌容器の場合、0.8mm程度である。また、開口フランジ部20bの水平方向の幅は、8mm程度である。
また、容器本体20の色彩は、無色透明である。ただし、容器本体20内に紫外線の進入を嫌う内容物を収容する場合には、容器本体20の素材中に紫外線吸収剤が練り込まれたり、容器本体20の色彩は褐色ないしは乳白色に着色されたりしていてもよい。
容器本体の蓋体10は、内蓋1と、外蓋2と、内蓋1と外蓋2とを折り畳み自在に連結するヒンジ部3とからなる。
なお、蓋体10は、熱可塑性樹脂であり、かつ、再生処理の容易なPETで形成されている。また、蓋体10の色彩は、無色透明である。
内蓋1は、平面視で、略正方形状の内側部12cと、内側部12cの周縁に段差をもって形成される周縁部11とを有する。さらに、周縁部11は、内周部11bと外周部11aとを有し、内周部11bと外周部11aとは、ミシン目11cにより分離可能に形成されている。
内周部11bは、平面視で開口部20aより全周縁で4mm大きくなる枠形状であって、さらに一角部には、外方に向かって延びる取っ手11eが形成されている。
また、外周部11aは、平面視で内周部11bより全周縁で4mm大きくなる枠形状であって、さらに周縁には外方に向かってフランジ部12dが形成されている。なお、内周部11bに取っ手11eが形成されているため、外周部11aの一角部一帯は欠けた形状となっている。
これにより、内周部11bの取っ手11eを引っ張り、内周部11bを外周部11aとミシン目11cで分離除去することにより、内蓋1の中央には略正方形状の開口部が形成されることになる。
外蓋2は、平面視で、略正方形状であって、全周縁に段差をもち、さらに全周縁には外方に向かって延びるフランジ部2fが形成されている。
また、外蓋2の周縁の大きさは、外周部11aの周縁の大きさよりわずかに大きくなっている。なお、フランジ部2fにおいて、内周部11bの取っ手11eに対応する位置は、欠けた形状となっている。よって、外蓋2を内蓋1に重ねることにより、内周部11bの取っ手11eを避けて、外蓋2と外周部11aとは密着して嵌装される。また、外蓋2と外周部11aとが密着することにより、外蓋2と外周部11aとの間を空気が通過することを防ぐことができる。
ヒンジ部3は、外周部11aの一端部と外蓋2の一端部とを連結するものであり、柔軟性を有するものである。これにより、外蓋2は、ヒンジ部3を軸として図示α1又はα2方向に回動自在となり、嵌合する姿勢と起立姿勢とで姿勢変更自在となる。つまり、外蓋2を外周部11aに嵌装する嵌合する姿勢には、ヒンジ部3は、略円形状の断面を有する曲面となり、一方、外蓋2を外周部11aから外している起立姿勢には、略円弧形状の断面を有する曲面となる。
ここで、実施例1に係る容器本体20の蓋体10の使用方法について説明する(図3〜図6参照)。
(1)販売前(内容物の長期保存時)
まず、容器本体20の開口部20aより、容器本体20内に味噌、バター等の内容物を収容する。
次に、蓋体10の内蓋1の周縁部11を、容器本体20のフランジ部20bに重ねることにより、内蓋1を容器本体20に嵌装する。このとき、内蓋1は、周縁部11が容器本体20のフランジ部20b上に重なり合って接着される形状とされ、さらに、外周部11aの周縁の大きさは、フランジ部20bの周縁の大きさよりわずかに大きくなっているため、密着して嵌装される(図4参照)。
次に、フランジ部20bの上面に接触している内蓋1の周縁部11の下面と、フランジ部20bの上面との間に接着層を形成して、接着層を介して加熱融着する。これにより、周囲からの汚染を受けることもない状態で内容物の長期保存を可能として販売されることができる。すなわち、内蓋1の周縁部11とフランジ部20bの上面とを加熱融着することにより、密閉用銀紙等の遮蔽紙を用いる必要がなく、容器本体20の開口部20aを密閉することができる。
最後に、外蓋2を外周部11aに重ねる嵌合する姿勢とすることにより、外蓋2を外周部11aに嵌装する。このとき、外蓋2の周縁の大きさは、外周部11aの周縁の大きさよりわずかに大きくなっているため、密着して嵌装される(図5参照)。
(2)販売時(内容物の長期保存時)
このときには、購入しようとしている消費者は、蓋体10を透明なものとしているので、容器本体20や蓋体10の外部から内容物の状態を確認することができる。
(3)販売後
まず、購入した消費者が、外蓋2を外周部11aから外す起立状態とすることにより、内蓋1を露出させる。このとき、外蓋2を外周部11aから容易に外すために、フランジ部12fを使用することになる。ここで、外周部11aの一角部一帯は、欠けた形状となっているので、フランジ部2dが形成されずフランジ部12fのみが形成されている。よって、フランジ部12fをつかみα1方向へ回動するだけで、容易に外蓋2と外周部11aとを開帳することができる。
次に、内蓋1の取っ手11eを引っ張り、内周部11bを外周部11aとミシン目11cで分離除去することにより、内蓋1の中央に略正方形状の開口部を形成する。よって、形成された開口部を通じて、容器本体20内から内容物を取り出すことが可能となる。また、取り外された内周部11bと内側部12cとはゴミ箱等に廃棄されることになる。
なお、フランジ部20bの上面において、内周部11bが外周部11aとミシン目11cで分離除去可能に形成されているので、内周部11bが外周部11aと分離除去される前の密閉状態には問題がない。
次に、必要な量の内容物を取り出し終えたときには、外蓋2を外周部11aに重ねる嵌合する姿勢とすることにより、開口部20aを閉塞することで、残りの内容物の保存を行う。このとき、外蓋2の周縁の大きさは、外周部11aの周縁の大きさよりわずかに大きくなっているため、密着して嵌装される(図6参照)。よって、容器本体20内の内容物の保存期間を長くすることが可能となる。
なお、本実施例の容器本体20の蓋体10を構成する内蓋1、外蓋2及びヒンジ部3の寸法及び形状は味噌容器を対象とした一例であって、内容物に適した容器本体に対応した適宜寸法の蓋体が形成されるものであることは言うまでもない。また、内蓋1の上面には、印刷が施されていてもよい。
本発明にいうところの内蓋1の開放操作に必要な切断線は、前記ミシン目11cのみに限らず他の手段でもよい。例えば、図1に示したミシン目11cに代えて、図8に拡大して示したように、内蓋1の肉厚内において、断面V字形とした切り込み線(A図)や、断面U字形とした切り込み線(B図)を、連続したカット線11dとして図7のように形成してもよい。また、前記のミシン目11cは、ミシン目に限らず長鎖線状や一点鎖線、二点鎖線状のものとしたり、これらの切断線間の部分に前記カット線11dを形成してあるものとして実施してもよい。
以上、本発明の代表例と思われる実施例について説明したが、本発明は、上述した実施例にのみ限定されるものではなく、その他本発明にいう構成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、本発明にいう効果を有する範囲内において、適宜改変して実施することができるものである。
本発明の食品容器の蓋体は、内容物と空気との接触を効果的に防ぐことができるため、密閉の必要なあらゆる食品容器に適用することができ、その活用範囲は広いものである。
実施例1に係る蓋体の平面図。 図1におけるA−A線の断面図。 実施例1に係る蓋体と容器本体とを示す図。 実施例1に係る蓋体と容器本体とを示す図。 実施例1に係る蓋体と容器本体とを示す図。 内蓋の周縁部の内周部とその内側部分を分離除去した後の容器本体と蓋体とを示す図。 別実施例の蓋体を示す図1相当の平面図。 図7におけるC−C線の拡大断面図。 従来の容器本体の蓋体の平面図。 図9におけるB−B線の断面図。 従来の蓋体と容器本体と遮蔽紙とを示す断面図。
符号の説明
1 内蓋
2 外蓋
2f、12d、20b フランジ部
3 ヒンジ部
10、30 蓋体
11a 外周部
11b 内周部
11c ミシン目
11d カット線
11e 取っ手
20 容器本体
20a 開口部

Claims (3)

  1. 開口部(20a)の周縁に、外方に向かって延びるフランジ部(20b)を備えた容器本体(20)に用いる蓋体(10)であって、
    該蓋体(10)は、内蓋(1)と外蓋(2)と、これらの両蓋(1)、(2)を折り畳み自在に連結するヒンジ部(3)とからなり、
    内蓋(1)は、その周縁部(11)が前記容器本体(20)のフランジ部(20b)上に重なり合って接着される形状とされ、
    かつ、容器本体(20)のフランジ部(20b)上に重なり合った周縁部(11)が、フランジ部(20b)の上面か、フランジ部(20b)の外周部分において、その内周部(11b)が外周部(11a)と分離除去可能に形成され、
    外蓋(2)は、前記ヒンジ部(3)を介して、内蓋(1)上に二重重ね状に嵌合する姿勢と、内蓋(1)上から離れた起立姿勢とに姿勢変更自在に形成されている食品容器の蓋体。
  2. 内蓋(1)の周縁部(11)が、内周部(11b)と外周部(11a)とにミシン目
    (11c)、又はカット線(11d)により分離可能に形成されている請求項1に記載の食品容器の蓋体。
  3. 蓋体(10)は、ポリエチレンテレフタレートのシート素材を膨出成形したものである請求項1又は2に記載の食品容器の蓋体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3195683U (ja) * 2014-11-14 2015-01-29 株式会社リョーユーパン 収納小箱及び当該収納小箱を取り付けた箱体

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