JP2008093853A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 電圧パルスを印加することによってインクを吐出する記録素子を、粘度の異なる複数のインク用に複数備えた記録ヘッドを用いて画像を形成するインクジェット記録装置であって、
   粘度の高いインクほど吐出速度が小さくなるように前記電圧パルスの形状を前記複数のインクを吐出する前記記録素子ごとに調整する駆動調整手段を具備することを特徴とするインクジェット記録装置。
2. 前記記録素子からは主滴と少なくとも１つのサテライトに分裂した滴としてインクが吐出され、
   前記駆動調整手段は、粘度の高いインクほど前記主滴の吐出速度を小さくすることによって、同一の前記記録素子から吐出された前記主滴と前記サテライトの速度差が少なくなるように、前記電圧パルスの形状を前記複数のインクを吐出する前記記録素子ごとに調整することを特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録装置。
3. 同一の前記記録素子から吐出された前記主滴と前記サテライトが記録媒体に着弾して形成するドット面積のばらつきが前記複数のインク間で平均値の±１０％以内に収まるように、前記電圧パルスの形状を前記複数のインクを吐出する前記記録素子ごとに調整することを特徴とする請求項２に記載のインクジェット記録装置。
4. 前記駆動調整手段は、前記電圧パルスのパルス幅と電圧値の少なくとも一方を変更することにより前記電圧パルスの形状を調整することを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
5. 前記複数のインクには、粘度が０．８ｍＰａ・ｓ以上異なる２種類のインクが含まれていることを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
6. 前記複数のインクには色材として顔料を含有するインクが含まれていることを特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
7. 前記記録素子は、該記録素子内に備えられたヒータに前記電圧パルスを印加することにより発生する発泡エネルギを用いて、インクを滴として吐出することを特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
8. 電圧パルスを印加することによってインクを吐出する記録素子を、粘度の異なる複数のインク用に複数備えた記録ヘッドを用いて画像を形成するインクジェット記録方法であって、
   粘度の高いインクほど吐出速度が小さくなるように前記電圧パルスの形状を前記複数のインクを吐出する前記記録素子ごとに調整する工程を有することを特徴とするインクジェット記録方法。