JP2008093071A - スクリーンパネル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上部フレームと左右1対の側部フレーム2bとを備える下向きコ字状のフレーム2に、張り材4を張設し、左右の側部フレーム2bにおける下端の対向面に、後向き凸状に折曲された左右方向を向く可動フレーム3の両側端部を、張り材4に張力を付与してこれを後向きに膨出させる使用状態と、側部フレーム2bと平行をなして上下方向を向く不使用状態とに、選択的に固定しうるようにして取付ける。
【選択図】 図1
Description
また、スクリーンパネル全体の前後寸法が比較的大きいので、これを梱包すると、荷姿も大きくなり、保管効率や運搬時の輸送効率が低下する。この問題をなくすために、各部材を分解して梱包し、設置現場で組立てようとすると、組立てに多くの時間を要し、作業能率が悪くなる。
また、張り材は、下端部の幅が大きい袋状をなしているので、圧迫感や重厚感があり、かつ見栄えも悪い。
また、スクリーンパネル単独では自立できないという問題もある。
(1)互いに離間する左右1対の側部フレームを備えるフレームに、伸縮自在な張り材を張設し、前記左右の側部フレームに、後向き凸状に折曲された左右方向を向く可動フレームの両側端部を、前記張り材に張力を付与して、これを後向きに膨出させる使用状態と、前記側部フレームと平行をなして上下方向を向く不使用状態とに、選択的に固定しうるようにして取付ける。
また、可動フレームを、使用状態と不使用状態とに選択的に固定するだけで、スクリーンパネルを、使用状態と不使用状態とに、形態の変更を容易に行うことができる。
また、張り材の下端が可動フレームに止着されているので、張り材は、下部側が後方に大きく膨らむ三次元的形状に見栄えよく張設されるとともに、スクリーンパネルの安定感も増す。
また、可動フレームは、パイプを折曲したものよりなっているため、軽量感がある。
また、可動フレームを使用状態に回動するだけで、簡単に張り材に張力を付与することができ、かつ不使用状態に回動すると、張り材はたるみ、余計な張力が加わらないので、それが長持ちする。
また、両連結部材の対向面に、被係合部と係合部を設けてあるので、例えば高さの高いスクリーンパネルとしたり、側部及び可動フレームを細めのパイプにより形成したりしても、側部フレームに対し、可動フレームを強固に回り止めして固定することができる。
図1は、本発明のスクリーンパネルの第1の実施形態の、使用状態を示す斜視図、図2は、同じく側面図、図3は、同じく、不使用状態の斜視図、図4は、同じく、不使用状態の正面図、図5は、同じく、不使用状態の側面図である。
張り材4は、例えば半透光性もしくは透光性の伸縮自在なクロス又はシート等よりなっている。
また、連結部材6における下端部の外側面に突設された、上記円筒突部5bと同径をなし、かつ中心にボルト挿通孔11を有する円形突部6bの外面には、上記被係合部10と補形をなして、それに嵌合可能な回り止め用の係合部12が突設されている。
また、可動フレーム3は、脚体としての機能を兼ねているので、別部材としての脚体を取り付ける必要はなく、スクリーンパネルを、単独で自立させることができる。
また、不使用状態としたとき、可動フレーム3と側部フレーム2bとは、互いに上下方向を向いて平行となるため、スクリーンパネルの前後(幅)寸法は、図5に示すように極めて小さくなる。従って、図6に示すように、アジャスタ14と接床部材17を取り外した状態(これらは別梱包とする)で、スクリーンパネルを段ボール箱等のケース18に収納して梱包する際に、コンパクトに梱包することができ、保管や輸送効率が向上する。
この第2の実施形態のスクリーンパネルは、上半部を上記第1の実施形態と同形をなすフレーム1とし、このフレーム1の下端に脚体19を取り付け、フレーム1と脚体19に張り材4を張設したものである。
第2の実施形態のように、下端に前後方向を向くベース脚25を有するスクリーンパネルにおいても、図14に示すように、可動フレーム3を、側部フレーム2bと平行をなすように下向き(上向きでもよい)に回動させるとともに、左右のベース脚25を、ねじ24を緩めて、左右方向を向くように回動させることにより、容易に不使用状態とすることができ、かつ全体の前後寸法が小さくなることにより、上記第1の実施形態と同様、コンパクトに梱包することができる。なお、ベース脚25は取外して梱包してもよく、このようにすれば、よりコンパクトに梱包することができる。
第1の実施形態のスクリーンパネルにおいては、接床させて使用するために、脚体を兼ねる可動フレーム3を、左右の側部フレーム2bの下端の対向面に回動可能に設けているが、机やテーブルの天板の側方などにスクリーンパネルを取り付ける際には、可動フレーム3は、側部フレーム2bの上下方向の中間部に、回動可能に設けてもよい。
この際には、例えばフレーム1を枠状とし、これに張設した張り材4の前面の中間部に可動フレーム3を押し当てて、張り材4に張力を付与するようにすればよい。
2 固定フレーム
2a 上部フレーム
2b 側部フレーム
3 可動フレーム
4 張り材
4a 袋状部
5 連結部材
5a 連結軸
5b 円筒突部
6 連結部材
6a 連結軸
6b 円形突部
7 めねじ孔
8 止めねじ
9 軸孔
10 被係合部
11 ボルト挿通孔
12 係合部
13 ボルト
14 アジャスタ
15 円形接床板
15a 球状凹孔
16 ねじ軸(ピボット軸)
16a 球形部
17 接床部材
18 ケース
19 脚体
20 脚柱
20a 雄ねじ部
21 ねじ
22 横連結杆
23 めねじ孔
24 ねじ
25 ベース脚
Claims (11)
- 互いに離間する左右1対の側部フレームを備えるフレームに、伸縮自在な張り材を張設し、前記左右の側部フレームに、後向き凸状に折曲された左右方向を向く可動フレームの両側端部を、前記張り材に張力を付与して、これを後向きに膨出させる使用状態と、前記側部フレームと平行をなして上下方向を向く不使用状態とに、選択的に固定しうるようにして取付けたことを特徴とするスクリーンパネル。
- 可動フレームの両側端部を、側部フレームの下端の対向面に取付けるとともに、張り材の下端を可動フレームに止着してなる請求項1記載のスクリーンパネル。
- フレームを、両側部フレームの上端に上部フレームを有する正面視下向きコ字状をなすものとし、このフレーム全体に張り材を張設してなる請求項1または2記載のスクリーンパネル。
- 可動フレームの中間部に、使用状態において接床する接床部材を取付けてなる請求項2または3記載のスクリーンパネル。
- 両側部フレームの下端に、ピボット軸を介して、接床板を取付けてなる請求項2〜4のいずれかに記載のスクリーンパネル。
- 可動フレームを、パイプよりなり、かつ全体を、平面視ほぼ後向き凸円弧状に湾曲させたものとしてなる請求項1〜5のいずれかに記載のスクリーンパネル。
- 可動フレームの側端部を、左右方向を向くねじにより、使用状態と不使用状態とに固定しうるようにするとともに、ねじを緩めることにより、可動フレームを、ねじを中心として回動操作させうるようにした請求項1〜6のいずれかに記載のスクリーンパネル。
- 側部フレームと可動フレームとの互いの取付部の対向面の一方に、可動フレームを使用状態と不使用状態とに回り止めする被係合部を、かつ他方に、被係合部と補形をなす係合部を設けてなる請求項1〜7のいずれかに記載のスクリーンパネル。
- 被係合部と係合部とを、可動フレームの回動中心から放射方向に延出する複数の山部と谷部を、円周方向に交互に形成してなるものとした請求項8記載のスクリーンパネル。
- 側部フレームと可動フレームとの取付部に、連結部材をそれぞれ固着し、一方の連結部材に設けた左右方向を向く挿通孔に挿入したボルトを、他方の連結部材に設けためねじ孔に螺合することにより、両連結部材同士を互いに固定可能とし、かつ両連結部材の対向面に、被係合部と係合部を設けてなる請求項8または9記載のスクリーンパネル。
- 左右の側部フレームの下端に、ベース脚を、前後方向を向く使用状態と、左右方向を向く不使用状態とに選択的に固定しうるように設けてなる請求項1〜10のいずれかに記載のスクリーンパネル。
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