JP2008092045A - 伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】パケットベースの通信とTDMベースの通信とを同一ネットワーク内で行える伝送システムを安価に提供ししかも信頼性を確保する。
【解決手段】SDH伝送の送受端のSDH伝送装置4の各々に対応するRPR伝送装置が二重化され、SDH伝送の伝送フレームをパケット化されたフレームに変換すると共にパケット化されたフレームをSDH伝送の伝送フレームに変換するI/F部3が二重化して送受端に設けられ、二重化されたI/F部の一方から二重化されたRPR伝送装置の各々に伝送され、二重化されたI/F部の他方から二重化されたRPR伝送装置の各々に伝送され、SDH伝送の両端の送受端間に、一方のI/F部から二重化されたRPR伝送装置の各々およびリング状伝送路を介して第1の系統の伝送路12が形成され、他方のI/F部から二重化されたRPR伝送装置の各々およびリング状伝送路を介して第2の系統の伝送路13が形成される。
【選択図】図2

Description

この発明は、パケットベースの通信とTDM(Time Division Multiplex)ベースの通信とを同一ネットワーク内で行える伝送システムに関するものであり、パケットベースの通信であるRPR(Resilient Packet Ring)ネットワークに、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)伝送装置を収容することで、RPRネットワークに非IP端末(音声4W、RS232C等、IP端末ではない端末)を収容可能とする伝送システムに関するものである。
従来の同一ネットワーク内でパケットベースの通信とSDH等のTDM(TimeDivision Multiplex)ベースの通信とを実現する技術は、第1光伝送路から波長多重化された複数チャネルの光信号を受信し、第2光伝送路に波長多重化された複数チャネルの光信号を送信するノード装置において、パケットフレーム処理部とTDMフレーム処理部と、上記パケットフレーム処理部とTDMフレーム処理部に異なる波長の光信号を割り当てる手段とを有し、同一光伝送路で、パケットフレーム伝送チャネルとTDMフレーム伝送チャネルとを波長多重化している。(例えば、特許文献1参照)
特開2003−259471号公報(図及びその説明)
前述のように、同一ネットワーク内で、SDHに代表されるTDMベースの通信とEthernet(登録商標)(登録商標)、RPRに代表されるパケットベースの通信を実現する技術は、従来方式では波長多重を用いているためノード装置が複雑化し、通信コストが高くなるという問題があった。
この発明は、前述のような実情に鑑みてなされたもので、パケットベースの通信とTDMベースの通信とを同一ネットワーク内で行える伝送システムを安価に提供することが可能でありしかも信頼性の高い通信が可能な伝送システムを実現することを目的とするものである。
この発明に係る伝送システムは、複数のRPR伝送装置が伝送路によってリング状に接続されて構築されたRPRネットワークにSDH伝送装置が収容された伝送システムであって、前記SDH伝送の送受端の前記SDH伝送装置の各々に対応する前記RPR伝送装置が二重化され、前記SDH伝送における伝送フレームをパケット化されたフレームに変換すると共にパケット化されたフレームを前記SDH伝送における伝送フレームに変換するI/F部が二重化して前記送受端に設けられ、前記二重化されたI/F部の一方から前記二重化されたRPR伝送装置の各々に伝送路が設けら、前記二重化されたI/F部の他方から前記二重化されたRPR伝送装置の各々に伝送路が設けられ、前記SDH伝送の両端の送受端間に、前記一方のI/F部から前記二重化されたRPR伝送装置の各々および前記リング状伝送路を介して第1の系統の伝送路が形成され、前記他方のI/F部から前記二重化されたRPR伝送装置の各々および前記リング状伝送路を介して第2の系統の伝送路が形成されるものである。
この発明は、複数のRPR伝送装置が伝送路によってリング状に接続されて構築されたRPRネットワークにSDH伝送装置が収容された伝送システムであって、前記SDH伝送の送受端の前記SDH伝送装置の各々に対応する前記RPR伝送装置が二重化され、前記SDH伝送における伝送フレームをパケット化されたフレームに変換すると共にパケット化されたフレームを前記SDH伝送における伝送フレームに変換するI/F部が二重化して前記送受端に設けられ、前記二重化されたI/F部の一方から前記二重化されたRPR伝送装置の各々に伝送路が設けられ、前記二重化されたI/F部の他方から前記二重化されたRPR伝送装置の各々に伝送路が設けられ、前記SDH伝送の両端の送受端間に、前記一方のI/F部から前記二重化されたRPR伝送装置の各々および前記リング状伝送路を介して第1の系統の伝送路が形成され、前記他方のI/F部から前記二重化されたRPR伝送装置の各々および前記リング状伝送路を介して第2の系統の伝送路が形成されるので、ノード装置を複雑化することなしにパケットの重複を回避できるため、波長多重を用いる装置構成より通信コストを安価にすることができ、また、SDH伝送装置およびRPR伝送装置を含めて伝送路の二重化が可能となるため、信頼性の高い通信ができる。
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1を図1〜図8により説明する。図1はこの発明の実施の形態1の伝送システムの事例を示すシステム構成図、図2は図1を詳細にした図で第1伝送路の回線データの流れを例示する図、図3は図1を詳細にした図で第2伝送路の回線データの流れを例示する図、図4はSDH伝送装置内で使用されるSDHフレーム(STM-1フレーム)の内部構造の事例を示す図、図5はこの発明の実施の形態1におけるEthernet(登録商標)フレームの内部構造の事例を示す図、図6はこの発明の実施の形態1におけるSTM-1フレームとEthernet(登録商標)フレームの変換を説明する図、図7はこの発明の実施の形態1におけるEthernet(登録商標)フレームとSTM-16フレームの変換を説明する図、図8はこの発明の実施の形態1に至る過程で案出された伝送システムを示すシステム構成図である。なお、各図中、同一符合は同一部分を示す。
この発明の実施の形態1であるディジタル伝送方式あるいはディジタル伝送システムを示す図1は、二重化されたリングネットワークにおける右回りのリングを収容するI/F部(インターフェース部)と左回りのリングを収容するI/F部(インターフェース部)とを持つSDH伝送装置をRPRネットワークに接続する際、送信経路と受信経路を二重化するRPR伝送装置の各々と接続するネットワークのシステム構成の事例を示す図である。
図1に示すように、RPR伝送装置1A、1B、1C、1D、1Eは、パケットベースのリングネットワーク技術であるRPR機能をサポートする。RPRネットワークの伝送路2Rは、第1のリング2R1と第2のリング2R2とで構成されて二重化されている。RPR伝送装置1A、1B、1C、1D、1Eは前記二重化構成の伝送路2Rにより、リング状に接続される。
なお、RPR伝送装置1A、1B、1C、1D、1Eは、それらを代表して総括して説明する場合は、RPR伝送装置1と記す。同様に、第1のリング2R1と第2のリング2R2は、それらを代表して総括して説明する場合は、伝送路2Rと記す。
非IP端末収容I/F部3A、3B、3C、3Dは、SDH伝送装置4A、4B内で、二重化して設けられている。
なお、非IP端末収容I/F部3A、3B、3C、3Dは、それらを代表して総括して説明する場合は、非IP端末収容I/F部3と記し、同様に、SDH伝送装置4A、4Bはそれらを代表して総括して説明する場合は、SDH伝送装置4と記す。
非IP端末収容I/F部3A、3B、3C、3Dは、同期通信であるSDH伝送を実現する網同期機能やSDH伝送装置4で使用されるSDHフレーム(STM-1フレーム)と、伝送路5A、5B、5C、5D、5E、5F、5G、5Hで使用されるEthernet(登録商標)フレームとの相互変換を行う機能などを有する。
なお、伝送路5A、5B、5C、5D、5E、5F、5G、5Hは、それらを代表して総括して説明する場合は、伝送路5と記す。
伝送路5の接続は、SDHの二重のリングを二重化RPRネットワークに収容させるため、二重化された非IP端末収容I/F部3の片方とRPR伝送装置1の2ノードが接続されるとともに、もう片方の非IP端末収容I/F部3とRPR伝送装置1の2ノードが接続されることで二重化を実現している。
伝送路5の通信方式は1000BASE-SX(IEEE 802.3Z)を用いる場合を想定しているが、ギガビットEthernet(登録商標)の方式であれば、他の形式でもよい。
コンピュータ等のIP端末6A、6B、6C、6D、6E、6Fは、RPR伝送装置1に収容される。音声4WやRS232C等の非IP端末7A、7Bは、SDH伝送装置4に収容される。前述のように二重化した伝送路2Rと二重化した伝送路5とからなり、伝送路を完全二重化したネットワークはネットワーク8として示してある。
図2は、図1を詳細にした図であり、第1伝送路の回線データの流れを示している。
図2において、SDH伝送装置4A、4BのSDH部9A、9Bは、ノード管理や非IP端末7とのI/Fなどを行う部分である。
RPR伝送装置1A、1B、1C、1D、1EのRPR部10A、10B、10C、10D、10Eは、Ethernet(登録商標)フレームとRPRパケットフレームの変換などを行う。
RPR伝送装置1A、1B、1C、1D、1Eの各々の光送受信部111、112は、RPR伝送装置1A、1B、1C、1D、1E間を光ケーブル2で接続する際のI/Fの役目を持つ。
第1伝送路の回線データの流れは、符号12A、12Bで示してある。
なお、SDH部9A、9Bは、それらを代表して総括して説明する場合は、SDH部9と記す。同様に、RPR伝送装置1A、1B、1C、1D、1Eの各々の光送受信部111、112は、それらを代表して総括して説明する場合は、光送受信部11と記す。
図3は、図2と同じく図1を詳細にした図であり、第2伝送路の回線データの流れを示している。第2伝送路の回線データの流れは、符号13A、13Bで示してある。
図4は、SDH伝送装置内で使用されるSDHフレーム(STM-1フレーム)の内部構造である。
図4において、STM-1フレームのセクションオーバーヘッド部14は、保守運用上必要な情報を格納するフィールドである。
パスオーバーヘッド部15は、各パスを識別するために必要な情報を格納するフィールドである。
ペイロード部16には、通信データが格納される。
図5は、RPR伝送装置、SDH伝送装置間の伝送路で使用されるEthernet(登録商標)フレームの内部構造である。
図5において、Ethernet(登録商標)フレームには、フィールド17、18、19、20が設けられており、アドレスを格納するフィールド17には、送信先、送信元のMACアドレスが格納される。フィールド18には、VLANタグが格納されている。フィールド19は、STM-1フレームを格納するフィールドであり、9行×270列の2430バイトが格納される。フィールド20には、FCS(FrameCheck Sequence)が格納されており、エラーを検出することを目的としている。
図5は、図示のように、前述のフィールド17、18、19、20を1パケットとするEthernet(登録商標)フレームを例示してある。
図6は、非IP端末7による通信に対応したSDHフレーム(STM-1フレーム)と、IP端末6による通信に対応したパケットベースのEthernet(登録商標)フレームの変換の事例を示している。
図6に例示してあるように、SDH伝送装置4内部で使用されるSDHフレーム(STM-1フレーム)は、MACアドレス、VLANタグ、FCSなどが付加されパケットベースのEthernet(登録商標)フレームに変換される。また、RPR伝送装置1、SDH伝送装置4間の伝送路で使用されるEthernet(登録商標)フレームは、MACアドレス、VLANタグ、FCSなどが除去され、SDHフレーム(STM-1フレーム)に復元される。これらの変換は、非IP端末収容I/F部3で、具体的には非IP端末収容I/F部3A、3B、3C、3Dの各々で行われる。
図7は、Ethernet(登録商標)フレームから伝送路2Rで使用されるSTM-16フレームへの多重、STM-16フレームからEthernet(登録商標)フレームへの分離の事例を示している。
図7において、フィールド21は、ペイロードにパスオーバーヘッドを付加したフィールドである。
フィールド22は、AUポインタであり、低速データが格納される位置を示すフィールドである。
セクションオーバーヘッド14の中で中継オーバーヘッドと呼ばれる部分23は、中間中継装置相互間あるいは中間中継装置と端局多重中継装置の間で使用される。
セクションオーバーヘッド14の中で多重オーバーヘッドと呼ばれる部分24は、端局多重中継装置間で使用される。
本来STM-16フレームへの多重化は、STM-1フレームからの多重で行われるが、この発明ではSTM-1フレームを含んだEthernet(登録商標)フレームを多重化し、STM-16フレームに変換する。STM-16フレームのペイロードにパスオーバーヘッドを付加したフィールド21に、AUポインタを除いたEthernet(登録商標)フレームが挿入され、22部分にAUポインタを挿入することによりSTM-16フレームが構成される。
またSTM-16フレームからEthernet(登録商標)フレームを分離する場合は、AUポインタ22によりEthernet(登録商標)フレームの位置を判断することで取り出すことができる。この発明では、STM-1フレームを含んだEthernet(登録商標)フレームとSTM-16フレームの変換方法を上記の方法で想定しているが、Ethernet(登録商標)フレームとSTM-16フレームの変換ができるのであれば、他の方法でもよい。これらの多重、分離は、RPR伝送装置1で、具体的にはRPR伝送装置1A、1B、1C、1Dの各々で行われる。
次に動作について説明する。
初期設定として、SDH伝送装置4は、例えばフレーム方式をSTM-1、伝送速度を155.52Mbpsとし、RPR伝送装置1とSDH伝送装置4とが伝送路5により非IP端末収容I/F部3を介して接続され、非IP端末7Aと7Bとが対向通信しているとする。第1伝送路12A(非IP端末7Aから非IP端末7Bへの第1の通信伝送路)での非IP端末7Aの通信データは、SDH伝送装置4AによりSTM-1フレームに多重され、非IP端末収容I/F部3AでEthernet(登録商標)フレームに変換される。Ethernet(登録商標)フレームは、伝送路5BによりRPR伝送装置1Bに送信される。RPR伝送装置1Bでは、受信したEthernet(登録商標)フレームをRPRパケットフレームに変換、さらにRPRパケットフレームをSTM-16フレームに変換し、RPRネットワークの伝送路2を用いて、RPR伝送装置1Eを中継し、RPR伝送装置1Cに送信する。RPR伝送装置1Cは、受信したSTM-16フレームをRPR部10DによりEthernet(登録商標)フレームに変換した後に、伝送路5Hを用いて非IP端末収容I/F部3Cに送信する。Ethernet(登録商標)フレームは、非IP端末収容I/F部3CでSTM-1フレームに変換され、SDH伝送装置4Bで非IP端末7Aの通信データに分離された後に非IP端末7Bに送信される。
逆に、第1伝送路12B(非IP端末7Bから非IP端末7Aへの第1の通信伝送路)での非IP端末7Bの通信データは、SDH伝送装置4BによりSTM-1フレームに多重され、非IP端末収容I/F部3CでEthernet(登録商標)フレームに変換される。Ethernet(登録商標)フレームは、伝送路5GによりRPR伝送装置1Dに送信される。RPR伝送装置1Dでは、受信したEthernet(登録商標)フレームをRPRパケットフレームに変換、さらにRPRパケットフレームをSTM-16フレームに変換し、RPRネットワークの伝送路2を用いて、RPR伝送装置1Aに送信する。RPR伝送装置1Aは、受信したSTM-16フレームをRPR部10AによりEthernet(登録商標)フレームに変換した後に、伝送路5Aを用いて非IP端末収容I/F部3Aに送信する。Ethernet(登録商標)フレームは、非IP端末収容I/F部3AでSTM-1フレームに変換され、SDH伝送装置4Aで非IP端末7Bの通信データに分離された後に非IP端末7Aに送信される。
第2伝送路13B(非IP端末7Aから非IP端末7Bへの第2の通信伝送路)での非IP端末7Aの通信データは、SDH伝送装置4AによりSTM-1フレームに多重され、非IP端末収容I/F部3BでEthernet(登録商標)フレームに変換される。Ethernet(登録商標)フレームは、伝送路5CによりRPR伝送装置1Aに送信される。RPR伝送装置1Aでは、受信したEthernet(登録商標)フレームをRPRパケットフレームに変換、さらにRPRパケットフレームをSTM-16フレームに変換し、RPRネットワークの伝送路2を用いて、RPR伝送装置1Dに送信する。RPR伝送装置1Dは、受信したSTM-16フレームをRPR部10EによりEthernet(登録商標)フレームに変換した後に、伝送路5Eを用いて非IP端末収容I/F部3Dに送信する。Ethernet(登録商標)フレームは、非IP端末収容I/F部3DでSTM-1フレームに変換され、SDH伝送装置4Bで非IP端末7Aの通信データに分離された後に非IP端末7Bに送信される。
逆に、第2伝送路13A(非IP端末7Bから非IP端末7Aへの第2の通信伝送路)での非IP端末7Bの通信データは、SDH伝送装置4BによりSTM-1フレームに多重され、非IP端末収容I/F部3DでEthernet(登録商標)フレームに変換される。Ethernet(登録商標)フレームは、伝送路5FによりRPR伝送装置1Cに送信される。RPR伝送装置1Cでは、受信したEthernet(登録商標)フレームをRPRパケットフレームに変換、さらにRPRパケットフレームをSTM-16フレームに変換し、RPRネットワークの伝送路2を用いて、RPR伝送装置1Eを中継し、RPR伝送装置1Bに送信する。RPR伝送装置1Bは、受信したSTM-16フレームをRPR部10BによりEthernet(登録商標)フレームに変換した後に、伝送路5Dを用いて非IP端末収容I/F部3Bに送信する。Ethernet(登録商標)フレームは、非IP端末収容I/F部3BでSTM-1フレームに変換され、SDH伝送装置4Aで非IP端末7Bの通信データに分離された後に非IP端末7Aに送信される。
次に、伝送路、ノード装置に単一障害が起きた場合のデータの流れを説明する。伝送路2、RPR伝送装置1Eは、RPR伝送方式であり障害が起きても二重リング2R1、2R2により障害を避けることが可能である。
伝送路5では、まず伝送路5Aに障害が起きた場合を想定すると、非IP端末7Aの通信データは、第2伝送路13Bを使用することにより非IP端末7Bに送信でき、非IP端末7Bの通信データは、第2伝送路13Aを使用することにより非IP端末7Aに送信できるため、通信障害の継続を回避できる。同様に考えて伝送路5B、5H、5Gに障害が起きた場合、通信障害の継続の回避が可能である。
次に伝送路5Cに障害が起きた場合を想定すると、非IP端末7Aの通信データは、第1伝送路12Aを使用することにより非IP端末7Bに送信でき、非IP端末7Bの通信データは、第1伝送路12Bを使用することにより非IP端末7Aに送信できるため、通信障害の継続を回避できる。同様に考えて、伝送路5D、5E、5Fに障害が起きた場合、通信障害の継続の回避が可能である。
次にRPR伝送装置1に単一故障が発生した場合を想定する。まずRPR伝送装置1Aが故障した場合を想定すると、非IP端末7Aの通信データは、第1伝送路12Aを使用することにより非IP端末7Bに送信でき、非IP端末7Bの通信データは、第2伝送路13Aを使用することにより非IP端末7Aに送信できるため、通信障害の継続を回避できる。同様に考えてRPR伝送装置1Dが故障した場合、通信障害の継続の回避が可能である。
さらにRPR伝送装置1Bが故障した場合を想定すると、非IP端末7Aの通信データは、第2伝送路13Bを使用することにより非IP端末7Bに送信でき、非IP端末7Bの通信データは、第1伝送路12Bを使用することにより非IP端末7Aに送信できるため、通信障害の継続を回避できる。同様に考えてRPR伝送装置1Cが故障した場合、通信障害の継続の回避が可能である。
次に非IP端末収容I/F部3に単一故障が発生した場合を想定する。まず非IP端末収容I/F部3Aが故障した場合を想定すると、非IP端末7Aの通信データは、第2伝送路13Bを使用することにより非IP端末7Bに送信でき、非IP端末7Bの通信データは、第2伝送路13Aを使用することにより非IP端末7Aに送信できるため、通信障害の継続を回避できる。同様に考えて非IP端末収容I/F部3Cに障害が起きた場合、通信障害の継続の回避が可能である。
さらに非IP端末収容I/F部3Bが故障した場合を想定すると、非IP端末7Aの通信データは、第1伝送路12Aを使用することにより非IP端末7Bに送信でき、非IP端末7Bの通信データは、第1伝送路12Bを使用することにより非IP端末7Aに送信できるため、通信障害の継続を回避できる。同様に考えて非IP端末収容I/F部3Dに障害が起きた場合、通信障害の継続の回避が可能である。
以上のように実施の形態1では、RPR伝送装置とSDH伝送装置間の接続を2重化、RPR伝送装置を2重化、SDH伝送装置内のRPR伝送装置とのI/F部を2重化し、SDHの二重リングをRPRネットワークに収容する構成としたため、ノード装置を複雑化することなしに同一ネットワーク内でTDMベースの通信とパケットベースの通信を実現でき、通信コストを安価にすることができる。また、第1伝送路と第2伝送路という完全に分離した2系統の伝送路があるため、2系統の伝送路に同一パケットを流しても伝送路上のどの個所でもパケットの重複がなくなり、単一の障害、故障による通信障害の継続の回避が可能となり、通信の信頼性が高くなる。
ここで、図8は、この発明の実施の形態1に至る過程で案出された伝送システムを示すシステム構成図であり、この図8に示すシステム構成であっても同一ネットワーク内でTDMベースの通信とパケットベースの通信を実現することはできるが、伝送路5A、伝送路5E、RPR伝送装置1A、RPR伝送装置1Dの何れか一つが故障すれば、非IP端末7A、非IP端末7B間の通信に障害が発生し通信の信頼性が低下する。これに対し、この図8を改善した前述の実施の形態1によれば、前述のように、同一ネットワーク内でTDMベースの通信とパケットベースの通信を安価に実現することができる上、通信の信頼性が前述のように格段に向上する。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図9および図10によって説明する。図9はEthernet(登録商標)フレームのVLANタグの内部構造の事例を示す図、図10はRPRネットワークの二重リングの様子とRPR伝送装置内部の詳細構成・機能の事例を示す図である。なお、図9および図10において、前述の図1〜図8と同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は前述の図1〜図8と異なる部分を主に説明し他については説明を割愛する。
前述の実施の形態1では、RPRネットワークに非IP端末を収容する際、RPR伝送装置、RPR伝送装置とSDH伝送装置間の接続(伝送路)、及びSDH伝送装置内のRPR伝送装置とのI/F部を二重化し、SDHの二重リングをRPRネットワークに収容することについて述べたが、この実施の形態2では、このネットワーク構成において、図5の18に格納されるVLANタグの値により2系統の伝送路12A,12B、13A,13Bの方向を定める方法について述べる。
図9はEthernet(登録商標)フレームのVLANタグを詳細に示した図である。
図9において、VLANタグ18は、4バイトからなり、最初の2バイトはTYPE18Aであり、残りの2バイトがタグ制御情報18Bである。18BAは、タグ制御情報18Bに含まれるVLANのID番号を示すVIDである。
図10はRPRネットワークの二重リングの様子とRPR伝送装置内部を詳細に示した図である。
図10において、伝送路2Rは、RPR伝送装置1A、1B、1E、1C、1Dの順にデータが送られる左回りリング2R2とその逆の1A、1D、1C、1E、1Bの順にデータが送られる右回りリング2R1の二重のリングで構成される。
次に動作について説明する。
例えば、あらかじめ左回りリングでデータが送られる伝送路2に対応するVLANの値を1、右回りリングでデータが送られる伝送路2に対応するVLANの値を2と定めておく。この時、第2伝送路13Bの非IP端末7Aの通信データは、SDH伝送装置4AによりSTM-1フレームに多重され、非IP端末収容I/F部3BにてEthernet(登録商標)フレームに変換され、VLANタグ18が付加される。この時VLANタグ18のVID18BAの値は、2と設定する。RPR伝送装置1Aに送信されたパケットフレームのVID18BAの値からRPR部10Aが伝送路2のどちらのリングに流すかを判定する。今回の場合、VID18BAの値は2であるため、RPR伝送装置1Aから1Dにパケットフレームが送信されることになる。同様にして、VLANの値が2の場合、RPR伝送装置1B、1C、1D内のRPR部10(10A、10B、10C、10D、10Eを代表して10とする)により、右回りリングの伝送路2R1にパケットフレームを流すことが判定される。
VLANの値を1に設定した場合は、RPR伝送装置1内のRPR部10により、左回りリング2R2の伝送路2Rにパケットフレームを流すことが判定される。
また、あらかじめVLANの値1により、非IP端末収容I/F部3Aに送信することをRPR部10Aで定めておけば、第1伝送路12Bの流れでパケットフレームがRPR伝送装置1Aに送られてきた場合に、RPR部10Aにて非IP端末収容I/F部3Aに送ることを判定できる。同様にして、VLANの値により、RPR伝送装置1B、1C、1D内のRPR部10で、どちらの非IP端末収容I/F部に送信するか判定が可能である。
このように、実施の形態2によれば、VLAN設定で2系統の伝送路を通すことが可能となる。このため、例えばネットワークの構成により完全に決められた伝送路しか通らないように設定するよりも、2系統の伝送路の方向を定める設定を容易化でき、運用管理をしやすくすることができる。
実施の形態3.
なお、上記実施の形態2では、RPRネットワークに非IP端末を収容する際、RPR伝送装置、RPR伝送装置とSDH伝送装置間の接続、SDH伝送装置内のRPR伝送装置とのI/F部を二重化し、SDHの二重リングをRPRネットワークに収容するネットワーク構成において、図5の18に格納されるVLANタグの値により2系統の伝送路の方向を定める方法について述べたが、同様にして図5の17に格納されるMACアドレスの値により2系統の伝送路の方向を定める設定をすることで、2系統の伝送路の方向を定める設定を容易化することが可能である。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を、SDH伝送装置内部、またはRPR伝送装置内部にあるCPU間で通信する管理パケットの流れの事例を示す図11によって説明する。なお、図11において、前述の図1〜図10と同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は前述の図1〜図10と異なる部分を主に説明し他については説明を割愛する。
前述の実施の形態1では、RPRネットワークに非IP端末を収容する際、RPR伝送装置、RPR伝送装置とSDH伝送装置間の接続、SDH伝送装置内のRPR伝送装置とのI/F部を二重化し、SDHの二重リングをRPRネットワークに収容することについて述べたが、本実施の形態4では、このネットワーク構成において、RPR伝送装置とSDH伝送装置のCPU間でやり取りする管理パケットを、図5の18のVLAN設定、または17のMACアドレス設定により他のパケットと識別する方法の事例について述べる。
図11は、SDH伝送装置内部、またはRPR伝送装置内部にあるCPU(Central Processing Unit)間で通信を行う故障情報などの情報を含んだ管理パケットの流れを示した図である。 図11において、25は、SDH伝送装置内部のCPU、26A、26BはRPR伝送装置内部のCPUである。12BAは、RPR伝送装置1D内のCPU26Bから、RPR伝送装置1A内のCPU26Aに送信される管理パケットの流れであり、13BAは、SDH伝送装置4A内のCPU25から、RPR伝送装置1A内のCPU26Aに送信される管理パケットの流れである。
次に動作について説明する。
例えば、RPR部10において、VLANの値が3の場合が管理パケット、VLANの値が4の場合、他のデータパケットと判定するようにする。12BAのデータの流れで、RPR伝送装置1D内のCPU26Bから管理パケットが送信されるとすると、第1伝送路12Bの他のデータパケットと同じ伝送路を使用して、RPR部10Aに送られる。ここでRPR部10Aでは、VLANの値が3である場合、RPR部10A内のCPU26Aにパケットを送信し、VLANの値が4の場合、非IP端末収容I/F部に送信する。
次に、13BAのデータの流れで、SDH伝送装置4A内のCPU25から管理パケットが送信されるとすると、第2伝送路13Bの他のデータパケットと同じ伝送路を使用して、RPR部10Aに送られる。ここでRPR部10Aでは、VLANの値が3である場合、RPR部10A内のCPU26Aにパケットを送信し、VLANの値が4の場合、光送受信部に送信する。
以上より、本実施の形態4によれば、CPU間でやり取りする管理パケットを、図5の18のVLANの値で設定することで、他のデータパケットとの判別が可能となる。同じようにして、17のMACアドレス設定により他のパケットフレームと識別することができるため、同様の効果が得られる。
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5を、IP端末をSDH伝送装置4を介して接続したディジタル伝送システムのシステム構成の事例を示す図12によって説明する。なお、図12において、前述の図1〜図11と同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は前述の図1〜図11と異なる部分を主に説明し他については説明を割愛する。
前述の実施の形態1では、RPRネットワークに非IP端末を収容する際、RPR伝送装置、RPR伝送装置とSDH伝送装置間の接続、SDH伝送装置内のRPR伝送装置とのI/F部を二重化し、SDHの二重リングをRPRネットワークに収容することについて述べたが、本実施の形態5では、IP端末をSDH伝送装置を介して接続することで、パケット網のI/F部を二重化することも可能である。
図12は、IP端末をSDH伝送装置4を介してRPR伝送装置と接続した図である。図1との違いは、IP端末をRPR伝送装置1に直接接続するか、SDH伝送装置4を介して接続するかの違いである。
次に動作について述べる。
例えば、IP端末6AとIP端末6Eが対向通信をしているとすると、非IP端末7Aと非IP端末7Bが対抗通信をしている場合と同様にして通信が可能である。すなわち、パケット網のI/F部も二重化が可能となる。
以上より、本実施の形態5によれば、TDM網のRPR伝送装置とのI/F部の二重化とともに、パケット網のRPR伝送装置とのI/F部の二重化が可能となるため、さらに信頼性の高い通信を行うことができる。
前述のように、この発明の実施の形態1〜5に例示される発明は、パケットベースの通信とTDM(Time Division Multiplex)ベースの通信とを同一ネットワーク内で行える伝送方式あるいは伝送システムであり、パケットベースの通信であるRPR(Resilient Packet Ring)ネットワークに、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)伝送装置を収容することで、RPRネットワークに非IP端末(音声4W、RS232C等、IP端末ではない端末)を収容可能とする伝送方式あるいは伝送システムであり、また、パケットベースの通信であるRPRネットワークに関するもので、特にSDH伝送装置をRPRネットワークに収容することで、RPRネットワークに非IP端末(音声4W、RS232C等、IP端末ではない端末)を収容可能とするディジタル伝送方式あるいは伝送システムに関するものである。
また、前述のように、この発明の実施の形態1〜5に例示される発明は、パケットベースの通信とTDMベースの通信とを同一ネットワーク内で行える伝送システムを安価に提供することが可能でありしかも信頼性の高い通信が可能な伝送システムを実現するものであり、また、UPSR(UnidirectionalPath Switched Ring)のSDHの二重リングをRPRネットワークに収容し、同一ネットワーク内で安価にTDMベースの通信とパケットベースの通信を実現するとともに、伝送路を完全二重化することにより信頼性の高い通信を提供するものである。
また、前述のように、この発明の実施の形態1〜5に例示される発明は、同一ネットワーク内でRPRネットワークに非IP端末を収容する技術であり、右回りのリングを収容するI/F部と左回りのリングを収容するI/F部を持つSDH伝送装置をRPRネットワークに接続する際、送信経路と受信経路を二重化するRPR伝送装置の各々と接続することで、第1伝送路と第2伝送路の2系統の伝送路を設けたものである。また、パケット伝送方法は、VLAN、またはMACアドレスによりパケットの方向を定め、異なる伝送路を通るように設定するものである。RPR伝送装置とSDH伝送装置間の接続を2重化、RPR伝送装置を二重化、SDH伝送装置内のRPR伝送装置とのI/F部を二重化することで、UPSRのSDHの二重リングをRPRネットワークに収容する構成とし、ノード装置を複雑化することなしにパケットの重複を回避できるため、波長多重を用いる装置構成より通信コストを安価にすることができるものであり、また、伝送路の完全二重化が可能となるため、信頼性の高い通信ができるものである。
また、前述のように、この発明の実施の形態1〜5に例示される発明は、以下の特徴点がある。
特徴点1A:ディジタル伝送方式あるいはディジタル伝送システムであって、前記ディジタル伝送方式あるいはディジタル伝送システムはIP端末を収容するRPR伝送装置がリング状に接続されRPRネットワークが構築されており、前記RPRネットワーク内にSDH伝送装置を収容することにより、非IP端末を収容するとともに、SDHフレームをパケット化し、RPRネットワークに伝送するディジタル伝送方式において、右回りのリングを収容するI/F部と左回りのリングを収容するI/F部を持つSDH伝送装置の送信経路と受信経路を、二重化したRPR伝送装置の各々に接続し、パケット重複のない第1、第2の2系統の伝送路を設けることを特徴とするディジタル伝送方式あるいはディジタル伝送システムである。
特徴点2A:特徴点1Aにおいて、パケット化されるSDHフレームのパケットの方向を、パケットに付加されるVLANにより設定することで、前記2系統の伝送路の方向設定を容易化するディジタル伝送方式あるいはディジタル伝送システムである。
特徴点3A:特徴点1Aにおいて、パケット化されるSDHフレームのパケットの方向を、パケットに付加されるMACアドレスにより設定することで、前記2系統の伝送路の方向設定を容易化するディジタル伝送方式あるいはディジタル伝送システムである。
特徴点4A:特徴点1Aにおいて、前記SDH伝送装置と前記RPR伝送装置のCPU間でやり取りする管理パケットにおいて、VLAN設定で他のパケットと識別することを特徴とするディジタル伝送方式あるいはディジタル伝送システムである。
特徴点5A:ディジタル伝送方式であって、前記ディジタル伝送方式はRPR伝送装置がリング状に接続されRPRネットワークが構築されており、前記RPRネットワーク内にSDH伝送装置を収容することにより、IP端末、非IP端末を収容するとともに、SDHフレームをパケット化し、RPRネットワークに伝送するディジタル伝送方式において、右回りのリングを収容するI/F部と左回りのリングを収容するI/F部を持つSDH伝送装置の送信経路と受信経路を、二重化したRPR伝送装置の各々に接続し、パケット重複のない第1、第2の2系統の伝送路を設けることを特徴とするディジタル伝送方式あるいはディジタル伝送システムである。
特徴点1B:複数のRPR伝送装置が伝送路によってリング状に接続されて構築されたRPRネットワークにSDH伝送装置が収容された伝送システムであって、前記SDH伝送の送受端の前記SDH伝送装置の各々に対応する前記RPR伝送装置が二重化され、前記SDH伝送における伝送フレームをパケット化されたフレームに変換すると共にパケット化されたフレームを前記SDH伝送における伝送フレームに変換するI/F部が二重化して前記送受端に設けられ、前記二重化されたI/F部の一方から前記二重化されたRPR伝送装置の各々に伝送され、前記二重化されたI/F部の他方から前記二重化されたRPR伝送装置の各々に伝送され、前記SDH伝送の両端の送受端間に、前記一方のI/F部から前記二重化されたRPR伝送装置の各々および前記リング状伝送路を介して第1の系統の伝送路が形成され、前記他方のI/F部から前記二重化されたRPR伝送装置の各々および前記リング状伝送路を介して第2の系統の伝送路が形成される伝送システムである。
特徴点2B:特徴点1Bにおいて、パケット化されるSDH伝送フレームのパケットの方向が、パケットに付加されるVLANにより設定されることを特徴とする伝送システムである。
特徴点3B:特徴点1Bにおいて、パケット化されるSDH伝送フレームのパケットの方向が、パケットに付加されるMACアドレスにより設定されることを特徴とする伝送システムである。
特徴点4B:特徴点1Bにおいて、前記SDH伝送装置と前記RPR伝送装置の各CPU間でやり取りする管理パケットが、VLAN設定により他のパケットと識別されることを特徴とするディジタル伝送システムである。
特徴点5B:特徴点1Bにおいて、IP端末は前記RPR伝送装置に接続されて前記RPRネットワークに収容され、非IP端末は前記SDH伝送装置を介して前記RPR伝送装置に接続されて前記RPRネットワークに収容されていることを特徴とするディジタル伝送システムである。
特徴点6B:特徴点1Bにおいて、IP端末および非IP端末の何れも前記SDH伝送装置を介して前記RPR伝送装置に接続されて前記RPRネットワークに収容されていることを特徴とするディジタル伝送システムである。
この発明の実施の形態1を示す図で、伝送システムの事例を示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、図1を詳細にした図であり、第1伝送路の回線データの流れを例示する図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、図1を詳細にした図であり、第2伝送路の回線データの流れを例示する図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、SDH伝送装置内で使用されるSDHフレーム(STM-1フレーム)の内部構造の事例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、Ethernet(登録商標)フレームの内部構造の事例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、STM-1フレームとEthernet(登録商標)フレームの変換を説明する図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、Ethernet(登録商標)フレームとSTM-16フレームの変換を説明する図である。 この発明の実施の形態1に至る過程で案出された伝送システムを示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、Ethernet(登録商標)フレームのVLANタグの内部構造の事例を示す図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、RPRネットワークの二重リングの様子とRPR伝送装置内部の詳細構成・機能の事例を示す図である。 この発明の実施の形態4を示す図で、SDH伝送装置内部、またはRPR伝送装置内部にあるCPU間で通信する管理パケットの流れの事例を示す図である。 この発明の実施の形態5を示す図で、IP端末をSDH伝送装置4を介して接続したディジタル伝送システムのシステム構成の事例を示す図である。
符号の説明
1A,1B,1C,1D,1E RPR伝送装置、
2R,2R1,2R2 RPRネットワーク伝送路、
3A,3B,3C,3D 非IP端末収容I/F部、
4A,4B SDH伝送装置、
5A,5B,5C,5D,5E,5F,5G,5H RPR伝送装置,SDH伝送装置間の伝送路、
6A,6B,6C,6D,6E,6F IP端末、
7A,7B 非IP端末、
9A,9B SDH部、
10A,10B,10C,10D,10E RPR部、
111,112 光送受信部、
12A,12B 第1伝送路の回線データの流れ、
12BA 第1伝送路の管理パケットの流れ、
13A,13B 第2伝送路の回線データの流れ、
13BA 第2伝送路の管理パケットの流れ、
14 セクションオーバーヘッド部、
15 パスオーバーヘッド部、
16 ペイロード部、
17 MACアドレス部、
18 VLANタグ、
18A TYPE、
18B タグ制御情報、
18BA VID、
19 ペイロード部(STM-1フレームの格納) 、
20 FCS、
21 ペイロード+パスオーバーヘッド部、
22 AUポインタ、
23 中継セクションオーバーヘッド部、
24 多重セクションオーバーヘッド部、
25 SDH伝送装置内のCPU、
26A,26B RPR伝送装置内のCPU。

Claims (6)

  1. 複数のRPR伝送装置が伝送路によってリング状に接続されて構築されたRPRネットワークにSDH伝送装置が収容された伝送システムであって、
    前記SDH伝送の送受端の前記SDH伝送装置の各々に対応する前記RPR伝送装置が二重化され、
    前記SDH伝送における伝送フレームをパケット化されたフレームに変換すると共にパケット化されたフレームを前記SDH伝送における伝送フレームに変換するI/F部が二重化して前記送受端に設けられ、
    前記二重化されたI/F部の一方から前記二重化されたRPR伝送装置の各々に伝送路が設けられ、
    前記二重化されたI/F部の他方から前記二重化されたRPR伝送装置の各々に伝送路が設けられ、
    前記SDH伝送の両端の送受端間に、前記一方のI/F部から前記二重化されたRPR伝送装置の各々および前記リング状伝送路を介して第1の系統の伝送路が形成され、前記他方のI/F部から前記二重化されたRPR伝送装置の各々および前記リング状伝送路を介して第2の系統の伝送路が形成される
    伝送システム。
  2. 請求項1に記載の伝送システムにおいて、
    パケット化されるSDH伝送フレームのパケットの方向が、パケットに付加されるVLANにより設定される
    ことを特徴とする伝送システム。
  3. 請求項1に記載の伝送システムにおいて、
    パケット化されるSDH伝送フレームのパケットの方向が、パケットに付加されるMACアドレスにより設定される
    ことを特徴とする伝送システム。
  4. 請求項1に記載の伝送システムにおいて、
    前記SDH伝送装置と前記RPR伝送装置の各CPU間でやり取りする管理パケットが、VLAN設定により他のパケットと識別される
    ことを特徴とするディジタル伝送方式。
  5. 請求項1に記載の伝送システムにおいて、
    IP端末は前記RPR伝送装置に接続されて前記RPRネットワークに収容され、
    非IP端末は前記SDH伝送装置を介して前記RPR伝送装置に接続されて前記RPRネットワークに収容されている
    ことを特徴とするディジタル伝送方式。
  6. 請求項1に記載の伝送システムにおいて、
    IP端末および非IP端末の何れも前記SDH伝送装置を介して前記RPR伝送装置に接続されて前記RPRネットワークに収容されている
    ことを特徴とするディジタル伝送方式。
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