JP2008091313A - 照明装置及び熱陰極蛍光管の保護方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】新たに部品を追加することなくフィラメント電極の異常を検知でき、異常検知時には熱陰極蛍光管を保護できる照明装置を提供する。
【解決手段】フィラメント電極11及び12を備えた熱陰極蛍光管10に交流高圧電圧を印加して点灯させる照明装置における、熱陰極蛍光管10の保護を行う場合において、フィラメント電極への予熱電圧を生成してフィラメント電極に印加し、フィラメント電極への予熱電圧を検出して、検出された電圧が、予め設定しておいた第1の基準電圧より低い場合にはフィラメント電極への予熱電圧印加及び高圧電圧印加を停止させ、検出電圧が予め設定しておいた第2の基準電圧より高い場合には前記フィラメント電極への高圧電圧印加を停止させるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】フィラメント電極11及び12を備えた熱陰極蛍光管10に交流高圧電圧を印加して点灯させる照明装置における、熱陰極蛍光管10の保護を行う場合において、フィラメント電極への予熱電圧を生成してフィラメント電極に印加し、フィラメント電極への予熱電圧を検出して、検出された電圧が、予め設定しておいた第1の基準電圧より低い場合にはフィラメント電極への予熱電圧印加及び高圧電圧印加を停止させ、検出電圧が予め設定しておいた第2の基準電圧より高い場合には前記フィラメント電極への高圧電圧印加を停止させるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、液晶画像表示装置のバックライト用照明装置に適用して好適な、熱陰極蛍光管を用いた照明装置照明装置及び熱陰極蛍光管の保護方法に関する。
従来、熱陰極蛍光管(HCFL: Hot Cathode Fluorescent Lamp)は、一般家庭における蛍光灯や、複写機やファクシミリ装置の読み取り用光源として広く使用されている。熱陰極蛍光管は、ランプの発光効率が高く光出力も高いため、幅広い用途での使用が期待されている。例えば、液晶画像表示装置のバックライト用照明装置としては、従来、冷陰極管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)が一般的に使用されているが、より発光効率を向上させることを目的として、熱陰極蛍光管をバックライト用照明装置として使用することについて研究、開発がなされている。熱陰極蛍光管の場合には、冷陰極蛍光管に比べて、点灯時の駆動電圧を低くすることができ、発光効率を冷陰極管よりも改善することが可能である。一方、熱陰極蛍光管は、電極にフィラメントを配置する必要があり、冷陰極管よりも管の直径が大きくなる問題がある。
図7は、一般的な熱陰極蛍光管の構成例を示す図である。図7において、熱陰極蛍光管100の管内壁には蛍光体101が塗布され、管の両端には電子放射性物質(エミッタ)を塗布したフィラメント102aと102bが電極として取り付けられている。図7においては、フィラメント102a側が陰極、フィラメント102b側が陽極である。管内には放電開始を容易にするために、適度の圧力のアルゴン103と微量の水銀104が封入されている。
点灯の際には、まずフィラメント102a及び102bに電流を流して予熱すると、フィラメント102a及び102bから熱電子105が管内に放出される。この状態で管両端の電極間に高電圧を印加すると、熱電子105が陽極側に引かれて高速に移動し、アルゴン103と衝突して放電が始まる。放電により移動する電子105は、管内の水銀原子104に衝突し、紫外線R1を発生させる。この紫外線R1が蛍光体101を励起し、可視光線R2を発光させる。
このような熱陰極蛍光管において、寿命末期にフィラメント電極に塗布されたエミッタが枯渇したり、熱陰極蛍光管の接続不良がある場合やフィラメント電極に不良がある場合などに、フィラメント電極がオープン状態になることがある。フィラメント電極にオープン状態が生じると、フィラメント電極がイオン衝撃を受け、これによりホットスポットが形成されて、そこから放電が開始されることにより、熱陰極蛍光管が異常発熱してしまう。フィラメント電極にショート(短絡)が発生した場合にも、電子が放出されない状態でフィラメント電極に高圧電圧が印加されることでフィラメント電極がイオン衝撃を受けホットスポットが形成され、オープン異常時と同様に熱陰極蛍光管が異常発熱してしまう。
特許文献1には、寿命末期に生ずる片エミッション状態を検知した場合に、蛍光管を流れる電流を下げることにより蛍光管を保護することについての開示がある。
特許文献2には、電流センサを設けて、この電流センサの出力値の大きさによって蛍光管の装着不備や寿命到来を検知し、検知した内容に応じて蛍光管への電圧印加停止や警告の発生等を行うことについての開示がある。
特開平3−205789号公報
特開平3−252098号公報
従来、蛍光管の保護を行う方式として種々のものが提案されているが、より簡単で確実な保護ができるようにすることが要請されている。例えば特許文献1に記載された保護を行うことで、寿命末期に生ずる片エミッション状態を検知できるが、この特許文献1に記載の構成は、フィラメント電極に流れる交流電流の正逆アンバランスを検出する構成であるため、アンバランスが生じない両側エミッション枯渇時の異常を検知することが難しい。
また、特許文献2には、蛍光管の装着不良や寿命到来を検知できる構成が記載されているが、検知のために新たに電流センサを設ける必要があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、新たに部品を追加することなくフィラメント電極の異常を検知でき、異常検知時には熱陰極蛍光管を保護できる照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、フィラメント電極を備えた熱陰極蛍光管に交流高圧電圧を印加して点灯させる照明装置における、熱陰極蛍光管の保護を行う場合において、フィラメント電極への予熱電圧を生成してフィラメント電極に印加し、フィラメント電極への予熱電圧を検出して平滑化し、検出された電圧が、予め設定しておいた第1の基準電圧より低い場合にはフィラメント電極への予熱電圧印加及び高圧電圧印加を停止させ、検出電圧が予め設定しておいた第2の基準電圧より高い場合にはフィラメント電極への高圧電圧印加を停止させるようにしたものである。
このようにしたことで、フィラメント電極への予熱電圧の大きさに応じて、熱陰極蛍光管への予熱電圧印加又は熱陰極蛍光管点灯のための高圧電圧印加が停止される。
本発明によると、新たに部品を追加することなくフィラメント電極の異常を検知でき、異常検知時には熱陰極蛍光管への電圧印加が停止されるため、熱陰極蛍光管の異常発熱を防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図6を参照して説明する。
本実施の形態においては、液晶画像表示装置のバックライトとして使用される、熱陰極蛍光管を備えた照明装置に適用したものである。図1は、本例の照明装置の構成例を示した図である。図1に示す照明装置は、熱陰極蛍光管10を備え、熱陰極蛍光管10の両端にはフィラメント電極11及びフィラメント電極12が取り付けてある。フィラメント電極11はホット側のフィラメント電極であり、蛍光管点灯回路20から、点灯用の交流高圧電圧が供給される。フィラメント電極12はクール側のフィラメント電極である。クール側のフィラメント電極12は接地させてある。フィラメント電極11及び12は、フィラメント予熱回路30に接続してあり、予熱用交流電圧が印加される。
フィラメント予熱回路30は、トランスの1次巻線32と、熱陰極蛍光管10のフィラメント電極11に接続されたトランスの2次巻線33、熱陰極蛍光管10のフィラメント電極12に接続されたトランスの3次巻線34とで構成される予熱電圧生成回路と、トランスの1次巻線32に直列に接続された抵抗31とで構成される。熱陰極蛍光管10のフィラメントを予熱させる際には、トランスの1次巻線32に電圧を印加し、印加された電圧により2次巻線33及び3次巻線34に発生した誘起電圧を予熱電圧としてフィラメント電極11及びフィラメント電極12に印加する。
フィラメント予熱回路30によってフィラメント電極11及びフィラメント電極12が十分に予熱されると、蛍光灯点灯回路20が交流高圧電圧を発生させ、発生させた交流高圧電圧がフィラメント電極11に印加されることにより熱陰極蛍光管10が点灯する。
フィラメント予熱回路30によるフィラメントへの予熱電圧印加は、熱陰極蛍光管10の点灯後も継続して行われ、フィラメント電極11又はフィラメント電極12においてオープン又はショートが発生した場合には、トランスの1次巻線32を流れる電流が増減する。よって、トランスの1次巻線32に直列に接続された抵抗31での電圧を検出することにより、フィラメント電極11又はフィラメント電極12での異常を検知することが可能となる。
抵抗31での電圧を検出するため、フィラメント予熱回路30には、電圧検出回路40が接続してある。電圧検出回路40としては、トランス1次巻線32と抵抗31との接続点に、ダイオード41の一端とダイオード45の一端が接続してある。ダイオード41は、マイナス方向の交流電圧を検出するように接続してあり、ダイオード45はプラス方向の交流電圧を検出するように接続してあり、ダイオード41とダイオード45では接続方向を逆にしてある。ダイオード41の他端は、抵抗42を介して比較回路50内の比較器51の一方の入力端に接続してある。抵抗42と比較器51との接続点は、フィラメント予熱回路30側と、コンデンサ43と抵抗44の並列回路が接続してある。これらの素子42、43、44により、ダイオード41で得られた交流電圧が平滑化され、直流電圧として後段の比較器51に供給される。
プラス方向の交流電圧を検出するダイオード45の他端も、抵抗46を介して比較回路50内の比較器54の一方の入力端に接続してある。抵抗46と比較器54との接続点は、コンデンサ47と抵抗48との並列回路を介して接地させてある。これらの素子46、47、48により、ダイオード45で得られた交流が平滑化され、直流電圧として後段の比較器54に供給される。
比較回路50においては、フィラメント予熱回路30の抵抗31における電圧と、予め設定しておいた基準電圧との比較を行うようにしてある。比較器51の他方の入力端には抵抗52及び抵抗53で分圧された基準電圧が印加されるようにしてある。基準電圧の電圧値の設定の詳細については後述する。
比較器51は、一方の入力端に供給されるフィラメント予熱回路30から検出した検出電圧と、基準電圧とを比較し、検出電圧が基準電圧より低かった場合に、フィラメント予熱回路30及び蛍光管点灯回路20を停止させる。
比較器54の他方の入力端には、抵抗55及び抵抗56で分圧された基準電圧が印加されるようにしてある。
比較器54は、一方の入力端に供給されるフィラメント予熱回路30から検出した検出電圧と、他方の入力端に印加された基準電圧とを比較し、検出電圧が基準電圧より高かった場合に、蛍光管点灯回路20を停止させる。
次に、図2と図3を参照して、本例の熱陰極蛍光管10のフィラメント電極がオープンになった場合の処理例について説明する。図2は、接地電位部に接続されたフィラメント電極12がオープンになった状態における照明装置のブロック図である。なお、図2ではフィラメント電極の片側がオープンになった場合を、フィラメント電極12′として示してある。ここでは、フィラメント電極12がオープンになった例に挙げて説明するが、他方のフィラメント電極11、或いは2つのフィラメント電極11、12が両方ともオープンになった場合でも同様の処理を行うものとする。
図2においては、接地電位部に接続された側のフィラメント電極12′がオープンとなっており、このような状態となると、トランスの3次巻線34の電極がオープンとなる。これにより、トランスの1次巻線32におけるインダクタンスL1が上昇し、1次巻線32を流れる交流電流I1は減少する。1次巻線32を流れる交流電流I1が減少すると、トランスの1次巻線32に接続された抵抗31の電圧降下が小さくなり、抵抗31における交流電圧Vrは定常状態の交流電圧よりも高くなる。
この交流電圧Vrは、電圧検出回路40のダイオード45で検出され、抵抗46、コンデンサ47、抵抗48で平滑化された上で直流電圧V1として比較器54の一方の入力端に印加される。比較器54の他方の入力端には基準電圧Va1が印加され、比較器54で検出電圧V1と基準電圧Va1とが比較される。
ここで、図3を参照して基準電圧について説明する。図3は縦軸に検出電圧V1をとってあり、熱陰極蛍光管10が正常に動作している定常状態において、検出される検出電圧V1の上限をVa1、下限をVb1として示してある。熱陰極蛍光管10のフィラメント電極がオープンになった場合には、検出電圧V1はVa1以上の値となり、熱陰極蛍光管10のフィラメント電極がショートになった場合には、検出電圧V1はVb1以下の値となる。このため、Va1を、フィラメント電極にオープン状態が発生しているか否かの判断基準としての基準電圧Va1(第2の基準電圧)とし、Vb1を、フィラメント電極にショート状態が発生しているか否かの判断基準としての基準電圧Vb1(第1の基準電圧)とする。
図2に戻って説明を続けると、比較器54は、検出電圧V1と、基準電圧Va1とを比較する。図2においては、熱陰極蛍光管10の片側のフィラメント電極12′がオープン状態であるため、検出電圧V1は基準電圧Va1を上回る。比較器54は、検出電圧V1が基準電圧Va1を上回る場合には蛍光灯点灯回路20を停止させるようにしてある。
図4は、フィラメント電極にオープンが発生した場合の比較回路50の処理例を示すフローチャートである。まず比較回路50の比較器54は、検出電圧V1と基準電圧Va1とを比較する(ステップS11)。検出電圧V1が基準電圧Va1未満である間はステップS11の判断を繰り返し、検出電圧V1が基準電圧Va1以上である場合に、フィラメント電極にオープン異常が発生したと判断し(ステップS12)、蛍光管点灯回路20を停止させる(ステップS13)。
次に、図5と図6を参照して、本例の熱陰極蛍光管10のフィラメント電極がショートになった場合の処理例について説明する。図5は、接地電位部に接続されたフィラメント電極12がショートになった状態における照明装置のブロック図である。なお、図5ではフィラメント電極の片側がショートになった場合を例に挙げて説明するが、フィラメント電極が両方ともショートになった場合でも同様の処理を行うものとする。
図5においては、接地電位部に接続された側のフィラメント電極がショートとなっており、このような状態となると、トランスの3次巻線34の電極がショートとなる。これにより、トランスの1次巻線32におけるインダクタンスL1が減少し、1次巻線32を流れる交流電流I1は増加する。1次巻線32を流れる交流電流I1が増加すると、トランスの1次巻線32に接続された抵抗31の電圧降下が大きくなり、抵抗31における交流電圧Vrは定常状態の交流電圧よりも低くなる。
この交流電圧Vrは、電圧検出回路40のダイオード41で検出され、抵抗42、コンデンサ43、抵抗44で平滑化された上で直流電圧V1として比較器51のマイナス側入力端子に印加される。
比較器51には基準電圧Vb1が印加され、比較器51で検出電圧V1と基準電圧Vb1とが比較される。図5においては、熱陰極蛍光管10のフィラメント電極の片側がショート状態であるため、検出電圧V1は基準電圧Vb1を下回る。比較器51は、検出電圧V1が基準電圧Vb1を下回る場合には、フィラメント予熱回路30及び蛍光灯点灯回路20を停止させるようにしてある。
図6は、フィラメント電極にショートが発生した場合の比較回路50の処理例を示すフローチャートである。まず比較回路50の比較器51は、検出電圧V1と基準電圧Vb1とを比較する(ステップS21)。検出電圧V1が基準電圧Vb1より上である間はステップS11の判断を繰り返し、検出電圧V1が基準電圧Vb1以下である場合に、フィラメント電極にショート異常が発生したと判断し(ステップS22)、蛍光管点灯回路20を停止させる(ステップS23)。
このように構成することで、フィラメント電極にオープンが発生した場合には蛍光管点灯回路20が停止されるため、フィラメント電圧から電子が放出されない状態で高圧電圧がかけられることがなくなり、熱陰極蛍光管10が異常発熱してしまうのを防ぐことが可能となる。
また、フィラメント電極にショートが発生した場合には、蛍光灯点灯回路20とフィラメント予熱回路30が停止されるため、ショート異常によりフィラメント予熱回路30における過電流の発生と、熱陰極蛍光管10における異常発熱の発生を防止することができる。
また、フィラメント予熱回路30を駆動するトランスの1次巻線における電圧を検出して、フィラメント電極でのショート異常又はオープン異常を検知する構成としてあるため、フィラメント電極での異常を検知するために新たに部品を追加する必要が無く、コストとスペースを節減することが出来る。
また、フィラメント予熱回路30を駆動するトランスの1次巻線における電圧を検出して、フィラメント電極でのショート異常又はオープン異常を検知する構成としてあるため、フィラメント電極の両方がショート又はオープン状態に陥って、両フィラメント電極でのアンバランスが発生していない状況であっても、フィラメント電極の異常を検知することが可能となる。
なお、ここまで説明した実施の形態で示した電圧値などの値は、一例を示したものであり、上述した値に限定されるものではない。
また、図1に示した例では、熱陰極蛍光管10は1本だけを示したが、複数本の熱陰極蛍光管を備えた照明装置として構成してもよい。このように複数本の熱陰極蛍光管を備えた照明装置として構成した場合、図1に示した電圧検出回路40や比較回路50などの電圧検出する構成は、いずれか1本の熱陰極蛍光管についてだけ設けて、その検出した電圧で全ての熱陰極蛍光管の点灯を制御するようにしてもよい。或いは、複数本用意された全ての熱陰極蛍光管について、図1に示した電圧検出回路40や比較回路50などの電圧検出する構成を設けて、それぞれの熱陰極蛍光管ごとに、正確な点灯制御をする構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、液晶画像表示装置用のバックライトとして使用される照明装置に適用した例について説明したが、その他の熱陰極蛍光管を備えた照明装置にも適用が可能であることは勿論である。例えば室内灯として使用される照明装置に、上述した実施の形態の構成の熱陰極蛍光管を備えた照明装置を適用してもよい。
10…熱陰極蛍光管、11、12…フィラメント電極、20…蛍光管点灯回路、30…フィラメント予熱回路、31…抵抗、32…トランス1次巻線、33…トランス2次巻線、34…トランス3次巻線、40…電圧検出回路、50…比較回路、51、54…比較器、L1…インダクタンス、101…蛍光体、102…フィラメント電極、103…アルゴン、104…水銀、105…熱電子、Vr…検出電圧、Va1、Vb1…基準電圧、R1…紫外線、R2…可視光線
Claims (4)
- フィラメント電極を備えた熱陰極蛍光管と、該熱陰極蛍光管に交流高圧電圧を印加して点灯させる蛍光管点灯回路とを備える照明装置において、
前記フィラメント電極の予熱電圧を前記フィラメント電極に印加するフィラメント予熱回路と、
前記フィラメント予熱回路における予熱電圧を検出する電圧検出回路と、
前記電圧検出回路で検出された電圧が、予め設定した第1の基準電圧より低い場合には、前記予熱電圧及び前記交流高圧電圧の前記熱陰極蛍光管への印加を停止させ、検出された電圧が第2の基準電圧より高い場合には、前記交流高圧電圧の前記熱陰極蛍光管への印加を停止させる制御部とを備えたことを特徴とする
照明装置。 - 請求項1記載の照明装置において、
前記第1の基準電圧は、当該照明装置の正常動作時における前記検出電圧の下限値を基に設定し、前記第2の基準電圧は、当該照明装置の正常動作時における上限値を基に設定したことを特徴とする
照明装置。 - 請求項1記載の照明装置において、
前記フィラメント予熱回路の予熱電圧生成部には抵抗が接続してあり、前記電圧検出回路は、前記抵抗での電圧を検出することを特徴とする
照明装置。 - フィラメント電極を備えた熱陰極蛍光管に交流高圧電圧を印加して点灯させる照明装置における、熱陰極蛍光管の保護を行う保護方法において、
前記フィラメント電極への予熱電圧を生成して前記フィラメント電極に印加し、
前記フィラメント電極への予熱電圧を検出して、
前記検出された電圧が、予め設定しておいた第1の基準電圧より低い場合には前記フィラメント電極への予熱電圧印加及び高圧電圧印加を停止させ、該検出電圧が予め設定しておいた第2の基準電圧より高い場合には前記フィラメント電極への高圧電圧印加を停止させることを特徴とする
熱陰極蛍光管の保護方法。
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