JP2008090687A - プログラム及び表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 既に発行されている書類に記入されている事項に関する入力作業の効率化を可能とする技術を提供すること。
【解決手段】 複数の書類の画像を参照しつつ前記書類に記載された項目の内容を入力するためのプログラムであって、表示すべき書類の画像のデータを読み出す書類読み出しステップ、書類の画像と書類の種類を示す文書区分とを対応付けて記憶する文書ファイル記憶装置から、表示すべき書類の画像に対応する文書区分を読み出す文書区分読み出しステップ、入力枠を表示すべき項目と文書区分とを対応付けて記憶する文書区分記憶装置から、文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する項目を読み出す項目読み出しステップと、書類読み出しステップにおいて読み出された書類の画像と、項目読みステップにおいて読み出された項目の内容を入力するための入力枠とを、画面に表示させる表示ステップを含む。
【選択図】 図4

Description

本発明は、書類に記入されている事項をコンピュータに入力するための技術に関する。
従来、領収書や請求書などの書類(証憑)に記入されている事項を、電子化して記録するためにコンピュータに入力する作業が行われており、これに関する技術も種々提案されている。例えば、電子文書法に関する法定要件項目の情報を含むシンボル情報が付加された証憑書類をスキャナで取り込み、シンボル情報を解析して元の法定要件項目を抽出し、証憑書類に記録されたデータと照合することによって、信頼性ある証憑情報のみをデータベース化する技術が提案されている(特許文献1参照)。また、分類分けした会計取引資料ごとにファイリングし、ファイリングされた会計取引資料の綴りを見ながら、コンピュータに読み込まれた会計処理ソフトに基づきデータを入力する方法も提案されている(特許文献2参照)。
特開2006−209588号公報 特開平11−175608号公報
ところで、このような入力作業の対象となる書類は、膨大な数になることが一般的である。このため、入力作業の効率化を図る技術の提案が望まれている。しかしながら、上述した従来の技術では、既に発行されている書類に記入されている事項に関する入力作業の効率化が適確に図られていない。例えば、特許文献1で提案されている技術では、作業の対象が、特有のシンボル情報が付加された書類に限定されるため、既に発行されている一般的な書類には対応できない。また、特許文献2で提案されている技術でも、入力作業の効率化の問題は解決されていない。
そこで、本発明は、既に発行されている書類に記入されている事項に関する入力作業の効率化を可能とする技術の提供を目的とする。
本発明は、情報処理装置を、複数の書類の画像を参照しつつ書類に記載された項目の内容を入力するための装置として動作させるためのプログラムであって、以下の各ステップを情報処理装置に実行させるためのプログラムである。
表示すべき書類の画像のデータを読み出す書類読み出しステップ。
書類の画像と、書類の種類を示す文書区分とを対応付けて記憶する文書ファイル記憶装置から、表示すべき書類の画像に対応する文書区分を読み出す文書区分読み出しステップ。
入力枠を表示すべき項目と文書区分とを対応付けて記憶する文書区分記憶装置から、文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する項目を読み出す項目読み出しステップ。
書類読み出しステップにおいて読み出された書類の画像と、項目読みステップにおいて読み出された項目の内容を入力するための入力枠とを、画面に表示させる表示ステップ。
「書類の画像」とは、発行された領収書や請求書などの書類(いわゆる証憑)の画像である。このプログラムによって入力される「項目の内容」とは、書類の発行元を示すID(取引先等コード)や、書類の発行された日付(文書日付)や、取引金額など、書類に記載されている項目の具体的な値を示す。
「表示すべき書類の画像」は、ユーザによって選択されても良いし、所定の基準(例えば書類に与えられた順番や、ソートされた順番など)に基づいて、情報処理装置によって自動的に判断されても良い。
入力処理の対象となる書類に応じて、入力すべき項目は異なる。従って、従来は、入力処理の対象となる書類に応じて入力すべき項目の取捨選択をユーザが行わなければならなかった。これに対し、本発明によれば、表示ステップにおいて画面に表示される入力枠は、入力処理の対象となる書類、即ち画面に画像が表示される書類に応じて変化する。このため、ユーザは、表示された入力項目について入力の要否を判断する必要が無く、表示された入力項目について単に入力作業をすれば良いのであり、入力作業の効率化が図られる。
本発明は、以下のように構成されても良い。まず、文書区分記憶装置は、入力枠を表示すべき項目の表示順を、文書区分及び入力枠を表示すべき項目に対応付けてさらに記憶する記憶装置として構成されても良い。そして、表示ステップにおいて、入力枠は、文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する表示順に従って表示されるように構成されても良い。
例えば、文書区分に対応する書類の画像に記載されている項目の順番に従って、表示順が設定されることにより、ユーザは書類の記載順に項目の内容を入力すれば良いのであり、入力作業の効率化が図られる。
本発明は、以下のように構成されても良い。まず、文書区分記憶装置は、入力枠を表示すべき項目の表示順を、文書区分及び入力枠を表示すべき項目に対応付けてさらに記憶する記憶装置として構成されても良い。そして、本発明に係るプログラムは、入力可能な入力枠であることを示す入力カーソルを、文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する表示順に従って移動させるステップをさらに含むように構成されても良い。
例えば、文書区分に対応する書類の画像に記載されている項目の順番に従って、表示順が設定されることにより、入力カーソルがその順番に従って勝手に移動するため、ユーザは書類の記載順に項目の内容を入力すれば良いのであり、入力作業の効率化が図られる。
本発明は、以下のように構成されても良い。まず、文書区分記憶装置は、対応する書類の画像の初期表示位置を、文書区分及び入力枠を表示すべき項目に対応付けてさらに記憶する記憶装置として構成されても良い。そして、表示ステップにおいて、書類の画像は、文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する初期表示位置に従って表示されるように構成されても良い。
入力処理の対象となる書類によって入力項目の表示位置は異なる。このため、初期表示として書類の画像を最上部から表示したのでは、必ずしも入力作業に適した部分が表示されるとは限らない。このような問題に対し、本発明では、初期表示位置として、各書類の入力作業に適した部分を設定することができる。このように設定がなされることにより、表示された書類の画像をユーザがわざわざスライドさせることなく、入力の対象となっている入力項目の表示位置の書類の画像が表示される。このため、入力作業の効率化を図ることができる。
本発明は、上記したプログラムが情報処理装置によって実行される際の表示方法として特定されても良い。また、本発明は、上記したプログラムがインストールされて実行可能な状態となった情報処理装置として特定されても良い。また、本発明は、上記したプログラムが記録された記録媒体として特定されても良い。また、本発明は、上記したプログラムがインストールされて実行可能な状態となった情報処理装置及び各記憶装置を含むシステムとして特定されても良い。
本発明によれば、既に発行されている書類に記入されている事項に関する入力作業を効率化できる。
図1は、本発明による文書入力システム100における入力画面の例を示す図である。図1の入力画面では、一つのウィンドウ内に、書類表示枠11及び入力項目表示枠12が表示される。書類表示枠11には、予めスキャナによって読み込まれた書類の画像が表示される。入力項目表示枠12には、各入力項目の項目名及び入力枠が表示される。本発明による文書入力システム100では、ユーザは、書類の画像を書類表示枠11にて参照しながら、入力項目表示枠12において入力作業を行う。
図1の書類表示枠11に表示されている書類は、○○商店が発行するお届け明細書である。文書入力システム100では、書類表示枠11に表示される書類の種類(文書区分)に応じて、入力項目表示枠12に表示される入力項目の種類や並び順が変わる。また、文書入力システム100では、上記した並び順に従って入力カーソルが移動する。同様に、入力画面が表示されたとき、並び順が最初である入力項目(図1では“文書番号”)の入力枠に、入力カーソルが表示される。また、文書入力システム100では、書類表示枠11に表示される書類の種類に応じて、画面特徴が変わる。例えば、書類の種類に応じて、その書類の画像の表示態様(表示される書類の位置、書類表示枠11の画面の分割の有無、拡大・縮小率など)が変わる。画面特徴の詳細については後述する。
図2は、文書入力システム100のシステム構成例を示す図である。以下、上述したような入力作業を実現させる文書入力システム100のシステム構成例について説明する。
〔システム構成〕
文書入力システム100は、入力部1、表示部2、文書ファイルDB3、文書情報DB4、文書区分DB5、ユーザDB6、DB制御部7及び表示制御部8を備える。文書入力システム100の具体的なハードウェア構成は、ネットワークの構成などに応じて複数の形を適用することが可能である。このため、まずは各機能ブロックについて説明し、具体的なハードウェア構成については後述する。
〈入力部〉
入力部1は、各入力項目の入力枠に、入力項目の値を入力するためにユーザによって使用される。入力部1は、どのような入力装置を適用して構成されても良い。例えば、キーボード、ポインティングデバイス(マウスやタブレット等)、ボタン、音声入力装置、ジョグダイヤル等の装置を用いて構成できる。入力部1を介して入力されたデータは、DB制御部7、表示制御部8へ渡される。
〈表示部〉
表示部2は、書類表示枠11及び入力項目表示枠12をユーザに対して表示する。表示部2は、どのような画像表示装置を適用して構成されても良い。例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、有機EL(Organic Electroluminescence)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示装置を用いて構成できる。表示部2は、表示制御部8から渡されるデータに従って表示を行う。
〈文書ファイルDB〉
文書ファイルDB3は、複数の文書ファイルのデータを、それぞれの文書区分と対応付けて記憶する。文書ファイルとは、書類の画像を示すデータファイルである。文書ファイルは、書類の画像をスキャナやカメラ等の画像入力装置を用いて電子化することによって作成できる。具体的には、文書ファイルは、TIFF(Tagged Image File Format)ファイルや、PDF(登録商標:Portable Document Format)ファイルや、JPEG(Joint Photographic Experts Group)ファイルなどを用いて作成できる。文書ファイルは、文書ファイルDB3又はDB制御部7によって暗号化された後に、文書ファイルDB3に記憶されても良い。
文書区分とは、その書類の種類を表す。文書区分の具体的な値の例として、契約書、領収書、請求書、納品書などがある。また、文書区分は、発行元などに応じて分類されても良い。すなわち、領収書も、○○商店の領収書と△△事務所の領収書とが別の文書区分として分類されても良い。
文書区分と文書ファイルとの対応付けは、予めユーザ、他の管理者又は設計者等によって決められ、文書ファイルDB3に登録される。すなわち、ユーザが文書入力システム100を使用して各入力項目への入力作業を行う際には、文書区分と文書ファイルとの対応付けは既になされている状態である。
〈文書情報DB〉
文書情報DB4は、ユーザによって入力された各入力項目の値を、それぞれの文書ファイルと対応付けて記憶する。
〈文書区分DB〉
文書区分DB5は、文書区分と対応付けて、各文書区分において入力すべき入力項目及び各入力項目の並び順を記憶する。入力画面の入力項目表示枠12には、この並び順に従って各入力項目の項目名と入力枠とが配置され表示される。さらに、ある入力枠に値が入力された後、所定のキーが押下されたときに、この並び順に従って次の入力枠にカーソルが移動する。この対応付けは、予めユーザによって自由に行われても良い。即ち、各文書区分に応じて、ユーザが所望の入力項目やその並び順を決定できる。この決定は、入力部1を操作することによって実施できる。なお、上記した対応付けは、管理者や設計者などによって行われても良い。
図3は、各文書区分における入力項目とその並び順をユーザが設定(この設定を「文書区分設定」と呼ぶ。)する際に、表示部2に表示される文書区分設定画面の例を示す図である。文書区分設定画面は、各文書区分を階層構造に従って表示する文書区分表示枠13、文書区分設定を行うための操作ボタン等が表示される文書区分設定操作枠14、設定内容を表示する設定内容表示枠15を含む。
ユーザは、まず、文書区分設定の対象となる文書区分を、文書区分表示枠13から選択する。選択がなされると、選択された文書区分(○○商店の契約書)の名称が四角で囲われる。そして、選択された文書区分の現在の設定内容が設定内容表示枠15に表示される。設定内容表示枠15では、入力すべき入力項目としてユーザに選択された入力項目には、そのチェックボックスにチェックがなされる。ユーザは、入力項目を選択する場合、例えばポインティングデバイスでチェックボックスをクリックすることで選択を実行できる。図3では、選択された入力項目の項目名の脇に表された四角形(チェックボックス)にレ点が表示されている。
また、設定内容表示枠15では、各入力項目の項目名は、ユーザによって指定された並び順で並べて表示される。ユーザは、入力項目の並び順を変更したい場合、文書区分設定操作枠14のボタンを操作すれば良い。例えば、“文書名”の入力項目を選択して、“上へ”のボタンを操作すると、この入力項目の並び順は一つ上位に移行し、もともと一つ上位にあった“相手先等文書番号”の入力項目の並び順が一つ下位に移行する。“下へ”のボタンは逆の動作を行う。“名称変更”のボタンは、選択された入力項目の名称を変更するための動作を行う。“並び順の初期化”のボタンは、ユーザによって変更された入力項目の並び順を、初期値に戻す動作を行う。初期値は、文書入力システム100の設計者や管理者などによって予め設定される。
なお、文書区分は、ツリー状に親子関係を有するように構成されても良い。このように文書区分が構成されることにより、文書ファイルを階層で分類することが可能となり、ユーザの便宜に資する。例えば、○○商店の領収書、○○商店の請求書、△△事務所の領収書などを全て同階層の文書区分として管理するのではなく、○○商店の領収書及び○○商店の請求書は“○○商店”という上階層の下に“領収書”と“請求書”という文書区分を設けることによって管理することができる。
〈ユーザDB〉
ユーザDB6は、各ユーザに対応付けて画面特徴を記憶する。この画面特徴は、各ユーザ及び文書区分毎の組み合わせに対応付けて記憶されても良い。以下、画面特徴の内容について説明する。
画面特徴とは、入力画面の構成の特徴を示す。画面特徴の具体例として、以下の内容が挙げられる。
・書類表示枠の数(図1の例では一つであるが、一つに限定される必要はなく複数であっても良い(図4参照)。)。
・書類表示枠が複数である場合の各書類表示枠の配置位置(各書類表示枠は、縦に並んでも良いし、横に並んでも良い。また、3以上の場合は縦及び横に並んでも良い。)。
・各書類表示枠における、書類の画像の表示拡大縮小率。
・各書類表示枠内における、書類の画像のスクロール位置(表示される書類の位置)。
・入力画面のウィンドウにおける書類表示枠及び入力項目表示枠の大きさ又は割合。
・入力画面のウィンドウにおける入力項目表示枠の配置位置。
・入力画面のウィンドウ位置情報(入力画面のウィンドウの位置や大きさの情報を含む。)。
次に、ユーザDB6に記憶される具体値の例を示す。なお、以下に示す例は、書類表示枠の数が1又は2のいずれかに限定され、さらに書類表示枠数が2の場合は縦に並ぶように限定されている場合である。図4は、このように限定された場合であって、書類表示枠の数が2である場合の入力画面の例を示す図である。
・入力画面のウィンドウの高さに対する書類表示枠の高さの比率(書類表示枠数が2の場合は、二つの高さの合計との比率。)。
・書類表示枠の分割の有無を示すフラグ(即ち、書類表示枠数が2か否かを示すフラグ。)。
・分割の場合の、書類表示枠全体の高さに対する、上側の書類表示枠11aの高さの比率。
・分割の場合の、書類表示枠全体の高さに対する、下側の書類表示枠11bの高さの比率。
・分割しない場合の、初期画面における書類表示枠11のスクロール位置(絶対値でも良いし、高さに対する比率でも良い。)。
・分割した場合の、初期画面における上側の書類表示枠11aのスクロール位置。
・分割した場合の、初期画面における下側の書類表示枠11bのスクロール位置。
なお、この例ではユーザに対応付けて画面特徴が記憶されているが、ユーザが使用するクライアントマシンに対応付けて画面特徴が記憶されるように構成されてもよい。また、ユーザ及びクライアントマシンの組み合わせに対応づけて画面特徴が記憶されるように構成されても良い。このような構成は、ユーザID及びクライアントマシンのID(例えばMACアドレスやマシン名など)を用いて実現できる。
〈DB制御部〉
DB制御部7は、入力部1を介して入力されたデータに従って、各DBの記憶内容を更新する。例えば、DB制御部7は、入力画面において、入力部1を介して入力されたデータに基づいて、文書情報DB4を更新する。また、例えば、DB制御部7は、文書区分設定画面において設定された内容に基づいて、文書区分DB5を更新する。また、例えば、DB制御部7は、入力画面において画面特徴が変更された場合には、最終的な画面特徴の状態に基づいて、ユーザDB6を更新する。
〈表示制御部〉
表示制御部8は、表示部2の表示内容を制御する。表示制御部8は、例えば入力画面や文書区分設定画面を、各DBの記憶内容に従って表示させる。表示制御部8の詳細な動作については、動作例の欄において説明する。
〔動作例〕
図5、6は、文書入力システム100の動作例を示すフローチャートである。以下、図5、6を用いて文書入力システム100の動作例について説明する。
まず、ユーザによって入力作業の開始が指示されると(S01)、入力作業の対象となる文書ファイルが選択される(S02)。文書ファイルの選択は、例えば表示部2に文書ファイルの一覧を表示させることによって、ユーザが所望の文書ファイルを選択できるように構成できる。
ユーザによって文書ファイルが選択されると、表示制御部8は、選択された文書ファイルに対応付けられた文書区分を、文書ファイルDB3から読み出す。次に、表示制御部8は、このユーザ及び選択された文書ファイルの組み合わせに対応付けられている画面特徴を、ユーザDB6から読み出す(S03)。このとき、表示制御部8は、本文書入力システム100へのログイン時にユーザによって入力されたユーザIDなどに基づいてユーザを判断しても良いし、この時点でユーザに対しユーザIDなどを入力させるように構成されても良い。
次に、表示制御部8は、読み出された画面特徴において、入力画面のウィンドウ位置情報が記憶されているか否か判断する(S04)。保存されている場合(S04−有り)、表示制御部8は、保存されているウィンドウ位置情報に基づいて、入力画面のウィンドウのサイズや位置を決定する(S05)。一方、保存されていない場合(S04−無し)、表示制御部8は、ウィンドウを最大化させることに決定する(S06)。
次に、表示制御部8は、選択された文書ファイルのデータを文書ファイルDB3から読み出す(S07)。次に、表示制御部8は、ユーザDB6から読み出した画面特徴に従って、書類表示枠11を入力ウィンドウ内に配置し、書類表示枠11内に文書ファイルの画像を表示させる(S08)。次に、表示制御部8は、入力項目表示枠12を入力ウィンドウ内に配置し、入力項目表示枠12内に入力項目の項目名と入力枠とを表示させる(S09)。例えば、表示制御部8は、並び順に従って、項目名及び入力枠を入力項目表示枠12内の左上から右上へ横方向に並べて配置し、横方向に入り切らなくなったら一段下に下がって(改行して)、再び左から右へ並べるという動作を繰り返して、設定されている全ての入力項目に関する項目名及び入力枠を表示しても良い。また、各入力枠の大きさは、入力項目毎に予め決められても良いし、全ての入力項目に共通する大きさであっても良い。
表示制御部8は、全ての入力項目について配置を終えると、並び順が最初の入力項目に係る入力枠に入力フォーカスを移動させる(S10)。すなわち、表示制御部8は、並び順が最初の入力枠に対してユーザが入力可能な状態にする。この後、表示制御部8は、文書情報入力ループを実施する(S11)。文書情報入力ループでは、表示制御部8は、入力部1を介して入力された各データを、そのデータに対応する入力枠内に表示する。また、文書情報入力ループでは、DB制御部7は、入力部1を介して入力された各データを、その項目名とともに一時的に記憶する。
文書情報入力ループにおいて、ユーザが文書区分を変更した場合には(S12−YES)、表示制御部8は、新たな文書区分とこのユーザの組み合わせに対応する画面特徴を、ユーザDB6から読み出す。またこのとき、表示制御部8は、新たな文書区分に対応する入力項目及びその並び順を、文書区分DB5から読み出す。そして、表示制御部8は、新たに読み出した情報に基づいて、入力画面のウィンドウ内の表示を変更し(S13)、S10以降の処理(又はS11以降の処理)が繰り返される。一方、ユーザが文書区分を変更しない場合は(S12−NO)、そのまま入力作業が完了するまで続けられる(S14−NO)。また、文書情報入力ループにおいて、ユーザがウィンドウ内の構成(例:書類表示枠の数や配置位置、入力画面のウィンドウの大きさ等)を変更した場合、表示制御部8は、その変更に従って入力画面のウィンドウを変更し、表示部2に表示させる。そして、DB制御部7は、変更後の画面特徴を一時的に記憶する。ユーザが入力部1を操作して入力作業の完了を指示すると、入力作業が完了する。
入力作業が完了すると(S14−YES)、DB制御部7は、各入力項目に対して入力されたデータを、作業対象となっていた文書ファイルに対応付けて文書情報DB4に書き込む(S15)。また、DB制御部7は、入力作業が完了した時点での画面特徴を、入力作業が完了した時点での文書区分及びこのユーザに対応付けて、ユーザDB6に記憶する(S16)。そして、表示制御部8は、次の文書ファイルを読み出し、S03以降の処理を繰り返す(S17)。このとき、次の文書ファイルは、S02の処理によってユーザによって選択されても良いし、文書ファイルDB3において文書ファイルに順番付けがなされている場合には、この順番にそって次の文書ファイルが自動的に選択されても良い。
〔ハードウェア構成〕
図7は、文書入力システム100のハードウェア構成例を示す図である。図7(a)では、データベースサーバ110に文書情報DB4、文書区分DB5、ユーザDB6が備えられ、ファイルサーバ120に文書ファイルDB3が備えられ、DB制御部7及び表示制御部8はWEBサーバ130に備えられ、入力部1及び表示部2は各クライアント140に備えられる。この場合、各クライアント140は、ネットワークを介してWEBサーバ130に接続し、WEBサーバ130の機能を介して入力作業を行う。
図7(b)では、データベースサーバ110及びファイルサーバ120の構成は図7(a)と同じであるが、WEBサーバ130が無くなり、DB制御部7及び表示制御部8は各クライアント150に備えられる。この場合、各クライアント150は、それぞれでデータベースサーバ110及びファイルサーバ120に接続して、入力作業を行う。
なお、WEBサーバ130及びクライアント140、150は、情報処理装置を用いて構成される。即ち、これらの装置は、バスを介して接続された記憶装置、演算装置及び通信制御装置を含み、記憶装置に記憶されたプログラムを演算装置において処理することによってプログラムに従って動作する。具体的には、WEBサーバ130は、パーソナルコンピュータやワークステーション等を用いて構成できる。クライアント140、150は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance)やパーソナルコンピュータやワークステーション等を用いて構成できる。
また、データベースサーバ110及びファイルサーバ120は、記憶装置又は情報処理装置を用いて構成される。
〔作用/効果〕
本発明の文書入力システム100によれば、各書類に予め文書区分を設定することによって、各書類のフォーマットに応じた入力項目及び入力画面配置がなされる。その作用・効果について、詳細に説明する。
第一に、文書区分DB5において文書区分に対応付けて記憶されている画面特徴に基づいて、入力画面の入力項目表示枠12の表示内容が決定される。このため、あらゆる入力項目が全て入力項目表示枠12に表示される場合に比べて、本当に入力作業が必要とされる入力項目のみが表示されるため、ユーザが入力作業の対象とする入力項目を文書区分毎に取捨選択する必要がない。このため、ユーザは入力の要否を判断することなく、入力項目表示枠12に表示された入力項目について単に入力作業をすれば良いのであり、入力作業の効率化が図られる。
また、入力項目表示枠12には、ユーザが設定した並び順に従って入力項目(即ち入力項目の項目名と入力枠)が表示される。このため、あらゆる書類に共通して並び順が決定されている場合に比べて、各書類の特徴に応じた順番で入力項目を表示させることができる。従って、入力作業の効率化をはかることができる。具体的には以下のような効果を期待できる。書類によって、各入力項目の配置のフォーマットが異なる。例えば、発行元によって、領収書の上部に合計金額を記載するフォーマットもあれば、下部に合計金額を記載するフォーマットもある。ユーザは、一般的に文書ファイルの上部から参照していくため、前者のフォーマットの場合は合計金額の入力枠が前半にあった方が便利である一方、後者のフォーマットの場合は合計金額の入力枠が後半にあったほうが便利である。従って、このようなフォーマットの違いに応じて、ユーザの入力の効率化を図ることが可能となる。このような効果は、並び順に従って入力フォーカスが自動的に移動することによって、さらに顕著に表れる。
第二に、ユーザ及び文書区分の組み合わせに応じて、入力画面のウィンドウ内の構成や配置が決定される。各ユーザによって、作業を行いやすいと感じる書類表示枠の数や配置(入力環境)は異なる。また、各ユーザは、作業対象となる書類によっても、好みとする入力環境は異なるのが一般的である。このような状況において、各ユーザの好みに従ったウィンドウ内の構成や配置を可能とすることで、ユーザの入力作業の効率化を図ることができる。
また、作業対象となる書類によって入力項目の表示位置が異なるということは前述した通りであるが、本文書入力システム100では、この表示位置に合わせて書類の初期表示位置を設定することができる。このように構成されることにより、書類表示枠には、書類の画像をわざわざスライドさせることなく、入力の対象となっている入力項目の表示位置の書類の画像が表示される。このため、入力作業の効率化を図ることができる。
〔変形例〕
文書区分DB5は、文書区分と対応付けて、各文書区分において入力すべき入力項目又は各入力項目の並び順のいずれか一方のみを記憶するように構成されても良い。この場合、採用されたいずれか一方に係る効果しか得られないものの、従来に比べて入力作業の効率化を図ることができる。
文書入力システムにおける入力画面の例を示す図である。 文書入力システムのシステム構成例を示す図である。 文書入力システムにおける文書区分設定画面の例を示す図である。 文書入力システムにおける入力画面の例を示す図である。 文書入力システムの動作例を示すフローチャートである。 文書入力システムの動作例を示すフローチャートである。 文書入力システムのハードウェア構成の例を示す図である。
符号の説明
1 入力部
2 表示部
3 文書ファイルDB
4 文書情報DB
5 文書区分DB
6 ユーザDB
7 DB制御部
8 表示制御部
11 書類表示枠
12 入力項目表示枠
13 文書区分表示枠
14 文書区分設定操作枠
15 設定内容表示枠
100 文書入力システム
110 データベースサーバ
120 ファイルサーバ
130 WEBサーバ
140 クライアント
150 クライアント

Claims (8)

  1. 情報処理装置を、複数の書類の画像を参照しつつ前記書類に記載された項目の内容を入力するための装置として動作させるためのプログラムであって、
    表示すべき書類の画像のデータを読み出す書類読み出しステップと、
    書類の画像と、前記書類の種類を示す文書区分とを対応付けて記憶する文書ファイル記憶装置から、前記表示すべき書類の画像に対応する文書区分を読み出す文書区分読み出しステップと、
    入力枠を表示すべき項目と文書区分とを対応付けて記憶する文書区分記憶装置から、前記文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する項目を読み出す項目読み出しステップと、
    前記書類読み出しステップにおいて読み出された書類の画像と、前記項目読みステップにおいて読み出された項目の内容を入力するための入力枠とを、画面に表示させる表示ステップとを、情報処理装置に実行させるためのプログラム。
  2. 前記文書区分記憶装置は、入力枠を表示すべき項目の表示順を、前記文書区分及び入力枠を表示すべき項目に対応付けてさらに記憶する記憶装置であり、
    前記表示ステップにおいて、前記入力枠は、前記文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する表示順に従って表示される、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記文書区分記憶装置は、入力枠を表示すべき項目の表示順を、前記文書区分及び入力枠を表示すべき項目に対応付けてさらに記憶する記憶装置であり、
    前記プログラムは、入力可能な入力枠であることを示す入力カーソルを、前記文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する表示順に従って移動させるステップをさらに含むことを特徴とする、
    請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記文書区分記憶装置は、対応する書類の画像の初期表示位置を、前記文書区分及び入力枠を表示すべき項目に対応付けてさらに記憶する記憶装置であり、
    前記表示ステップにおいて、前記書類の画像は、前記文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する初期表示位置に従って表示される、請求項1に記載のプログラム。
  5. 複数の書類の画像を参照しつつ前記書類に記載された項目の内容を入力するための画面を表示させる表示方法であって、
    表示すべき書類の画像のデータを読み出す書類読み出しステップと、
    書類の画像と、前記書類の種類を示す文書区分とを対応付けて記憶する文書ファイル記憶装置から、前記表示すべき書類の画像に対応する文書区分を読み出す文書区分読み出しステップと、
    入力枠を表示すべき項目と文書区分とを対応付けて記憶する文書区分記憶装置から、前記文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する項目を読み出す項目読み出しステップと、
    前記書類読み出しステップにおいて読み出された書類の画像と、前記項目読みステップにおいて読み出された項目の内容を入力するための入力枠とを、画面に表示させる表示ステップとを含む表示方法。
  6. 前記文書区分記憶装置は、入力枠を表示すべき項目の表示順を、前記文書区分及び入力枠を表示すべき項目に対応付けてさらに記憶する記憶装置であり、
    前記表示ステップにおいて、前記入力枠は、前記文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する表示順に従って表示される、請求項5に記載の表示方法。
  7. 前記文書区分記憶装置は、入力枠を表示すべき項目の表示順を、前記文書区分及び入力枠を表示すべき項目に対応付けてさらに記憶する記憶装置であり、
    前記表示方法は、入力可能な入力枠であることを示す入力カーソルを、前記文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する表示順に従って移動させるステップをさらに含むことを特徴とする、
    請求項5に記載の表示方法。
  8. 前記文書区分記憶装置は、対応する書類の画像の初期表示位置を、前記文書区分及び入力枠を表示すべき項目に対応付けてさらに記憶する記憶装置であり、
    前記表示ステップにおいて、前記書類の画像は、前記文書区分読み出しステップにおいて読み出された文書区分に対応する初期表示位置に従って表示される、請求項5に記載の表示方法。
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