JP2008090102A - 印刷システム、画像形成装置、制御装置およびプログラム - Google Patents

印刷システム、画像形成装置、制御装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷システムが緊急停止した際のユーザの回復処理の負担を軽減する。
【解決手段】連帳紙Pに画像を形成する第1プリンタ100Aにて連帳紙Pの搬送が開始されてから停止されるまでの連帳紙Pの搬送量と、同じ連帳紙Pに画像を形成する第2プリンタ100Bにて連帳紙Pの搬送が開始されてから停止されるまでの連帳紙Pの搬送量とに基づいて、第1プリンタ100Aの各構成部の動作開始タイミングと第2プリンタ100Bの各構成部の動作開始タイミングとを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、連帳紙に画像を形成する印刷システム等に関する。
従来より、例えば連帳紙を搬送しながら連帳紙の表面側に画像を印刷する第1の画像形成装置と、第1の画像形成装置よりも連帳紙搬送経路の下流側に配置され、連帳紙の裏面側に画像を印刷する第2の画像形成装置とを用いて、連帳紙の両面に画像を印刷する印刷システムが知られている。
このような印刷システムでは、例えば一方の画像形成装置に動作エラー等が生じて印刷システムが緊急停止されると、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との間に動作時間の差が生じる場合がある。その際に、連帳紙の破断等を防ぐために、通常、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との間に、所定量の連帳紙を保持しながら搬送するバッファ装置が配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−39750号公報(第3−4頁、図1)
本発明は、印刷システムが緊急停止した際のユーザの回復処理の負担を軽減することを目的する。
請求項1に係る発明は、帯状に形成された媒体に画像を形成する第1画像形成手段と、前記第1画像形成手段の前記媒体の搬送方向下流側にて当該媒体に画像を形成する第2画像形成手段と、前記第1画像形成手段にて前記媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該第1画像形成手段での当該媒体の搬送量を計測する第1搬送量計測手段と、前記第2画像形成手段にて前記媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該第2画像形成手段での当該媒体の搬送量を計測する第2搬送量計測手段と、前記第1搬送量計測手段にて計測された前記搬送量と前記第2搬送量計測手段にて計測された前記搬送量とに基づいて、前記第1画像形成手段の各構成部の動作開始タイミングと前記第2画像形成手段の各構成部の動作開始タイミングとを制御する制御手段とを備えた印刷システムであることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の印刷システムにて、制御手段は、前記第1画像形成手段における前記媒体を搬送する搬送部の動作開始タイミングと前記第2画像形成手段における当該媒体を搬送する搬送部の動作開始タイミングとを制御することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の印刷システムにて、前記第1画像形成手段と前記第2画像形成手段との間に、経路長が可変の通過経路を通過させながら前記媒体を搬送する媒体搬送手段をさらに備え、前記制御手段は、前記媒体搬送手段にて前記媒体が所定の経路長を保ちながら前記通過経路を搬送されるように、前記第1画像形成手段における当該媒体を搬送する搬送部の動作開始タイミングと前記第2画像形成手段における当該媒体を搬送する搬送部の動作開始タイミングとを制御することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1記載の印刷システムにて、前記制御手段は、前記第1画像形成手段における定着処理部の動作開始タイミングと前記第2画像形成手段における定着処理部の動作開始タイミングとを制御することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1記載の印刷システムにて、前記第1搬送量計測手段は、前記第1画像形成手段にて前記媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該第1画像形成手段での当該媒体の搬送時間により前記搬送量を計測し、前記第2搬送量計測手段は、前記第2画像形成手段にて前記媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該第2画像形成手段での当該媒体の搬送時間により前記搬送量を計測することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1記載の印刷システムにて、前記制御手段は、前記第1画像形成手段および前記第2画像形成手段のいずれか一方が画像形成動作中に緊急に停止した場合に、当該第1画像形成手段の各構成部の動作開始タイミングと当該第2画像形成手段の各構成部の動作開始タイミングとを制御することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、帯状に形成された媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記媒体に画像を形成する画像形成手段と、前記搬送手段にて前記媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該媒体の搬送量を計測する搬送量計測手段と、前記搬送量計測手段にて計測された前記搬送量を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記搬送量と、前記搬送手段にて搬送される前記媒体を同時に搬送する外部装置における当該媒体の搬送量とに基づいて、当該搬送手段および前記画像形成手段の動作開始タイミングを制御する制御手段とを備えた画像形成装置であることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項7記載の画像形成装置にて、前記制御手段は、前記外部装置と当該画像形成装置との間の前記媒体の長さが所定値を維持するように前記搬送手段の動作開始タイミングを制御することを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項7記載の画像形成装置にて、前記搬送量計測手段は、前記搬送手段にて前記媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの搬送時間により当該媒体の搬送量を計測することを特徴とする。
請求項10に係る発明は、帯状に形成された媒体に画像を形成する第1画像形成装置にて当該媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該媒体の搬送量と、当該第1画像形成装置の前記媒体の搬送方向下流側で当該媒体に画像を形成する第2画像形成装置にて当該媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該媒体の搬送量とを取得する搬送量取得手段と、前記搬送量取得手段にて取得した前記第1画像形成装置での前記媒体の搬送量と前記第2画像形成装置での当該媒体の搬送量とを比較する演算手段と、前記演算手段による前記搬送量の比較結果に基づいて、前記第1画像形成装置の各構成部の動作開始タイミングを制御する信号と、前記第2画像形成装置の各構成部の動作開始タイミングを制御する信号とを生成する制御信号生成手段とを備えた制御装置であることを特徴とする。
請求項11に係る発明は、請求項10記載の制御装置にて、前記制御信号生成手段は、通信手段を用いて前記信号を前記第1画像形成装置と前記第2画像形成装置とに送信することを特徴とする。
請求項12に係る発明は、請求項10記載の制御装置にて、前記制御信号生成手段は、前記第1画像形成装置における前記媒体を搬送する搬送部の動作開始タイミングを制御する前記信号と、前記第2画像形成装置における当該媒体を搬送する搬送部の動作開始タイミングを制御する前記信号とを生成することを特徴とする。
請求項13に係る発明は、請求項12記載の制御装置にて、前記制御信号生成手段は、前記第1画像形成装置と前記第2画像形成装置との間の前記媒体の長さが所定値を維持するように前記信号を生成することを特徴とする。
請求項14に係る発明は、コンピュータに、帯状に形成された媒体に画像を形成する第1画像形成装置にて当該媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該媒体の搬送量と、当該第1画像形成装置の前記媒体の搬送方向下流側で当該媒体に画像を形成する第2画像形成装置にて当該媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該媒体の搬送量とを取得する機能と、取得した前記第1画像形成装置での前記媒体の搬送量と前記第2画像形成装置での当該媒体の搬送量とを比較する機能と、前記第1画像形成装置での前記搬送量と前記第2画像形成装置での前記搬送量との比較結果に基づいて、前記第1画像形成装置の各構成部の動作開始タイミングを制御する信号と、前記第2画像形成装置の各構成部の動作開始タイミングを制御する信号とを生成する機能とを実現させるプログラムであることを特徴とする。
なお、このプログラムは、例えば、ハードディスクやDVD−ROM等に格納されたプログラムを、RAMにロードして実行される場合がある。また、予めROMに格納された状態にて、CPUで実行される形態がある。さらに、EEPROM等の書き換え可能なROMを備えている場合には、機器がアッセンブリされた後に、プログラムだけが提供されてROMにインストールされる場合がある。このプログラムの提供に際しては、インターネット等のネットワークを介してデータ記録装置を備えたコンピュータにプログラムが伝送され、データ記録装置の有するROMにインストールされる形態も考えられる。
本発明の請求項1によれば、本発明を採用しない場合に比べて、印刷システムが緊急停止した際のユーザの回復処理の負担を軽減することができる。
本発明の請求項2によれば、本発明を採用しない場合に比べて、ユーザが連帳紙の調整を行う負担を軽減することができる。
本発明の請求項3によれば、本発明を採用しない場合に比べて、連帳紙に破断や汚れが生じるのを抑制することができる。
本発明の請求項4によれば、本発明を採用しない場合に比べて、ユーザが連帳紙上の未定着部分の処理を行う負担を軽減することができる。
本発明の請求項5によれば、本発明を採用しない場合に比べて、搬送量を計測するデータ処理負担を軽減することができる。
本発明の請求項6によれば、本発明を採用しない場合に比べて、印刷システムが緊急停止した際にユーザが連帳紙の調整を行う負担を軽減することができる。
本発明の請求項7によれば、本発明を採用しない場合に比べて、画像形成装置が緊急停止した際のユーザの回復処理の負担を軽減することができる。
本発明の請求項8によれば、本発明を採用しない場合に比べて、連帳紙に破断や汚れが生じるのを抑制することができる。
本発明の請求項9によれば、本発明を採用しない場合に比べて、搬送量を計測するデータ処理負担を軽減することができる。
本発明の請求項10によれば、本発明を採用しない場合に比べて、印刷システムが緊急停止した際のユーザの回復処理の負担を軽減することができる。
本発明の請求項11によれば、本発明を採用しない場合に比べて、印刷システムが多数の装置から構成された場合におけるユーザの回復処理の負担を軽減することができる。
本発明の請求項12によれば、本発明を採用しない場合に比べて、ユーザが連帳紙の調整を行う負担を軽減することができる。
本発明の請求項13によれば、本発明を採用しない場合に比べて、連帳紙に破断や汚れが生じるのを抑制することができる。
本発明の請求項14によれば、本発明を採用しない場合に比べて、印刷システムが緊急停止した際のユーザの回復処理の負担を軽減することができる。
[実施の形態1]
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本実施の形態の印刷システム1の全体構成を示した図である。図1に示した印刷システム1は、画像形成装置として、帯状に形成された媒体である連帳紙Pに画像を形成する所謂連帳プリンタが2台連結されて構成されたものである。そして、連帳紙Pの搬送方向上流側から下流側に向かって、連帳紙給紙装置300、上流側に配置された第1画像形成手段(第1画像形成装置)の一例としての第1プリンタ100A、媒体搬送手段の一例としてのバッファユニット200、表裏反転ユニット500、下流側に配置された第2画像形成手段(第2画像形成装置)の一例としての第2プリンタ100B、連帳紙巻取装置400を備えている。
また、本実施の形態の印刷システム1には、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの動作を制御する制御手段(制御装置)の一例としての制御コンピュータ600が通信手段の一例としての通信ネットワーク700を介して第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bに接続されている。
連帳紙給紙装置300は、連帳紙ロール310を装着して、連帳紙Pを第1プリンタ100Aに供給する。
第1プリンタ100Aは、連帳紙給紙装置300から供給された連帳紙Pの表面に、制御コンピュータ600から送信された画像データに基づいて画像を印刷する。また、第1プリンタ100Aは、画像の印刷に先立って、連帳紙Pへの画像印刷時の位置ズレや色ズレ等を抑制するためのレジストマーク(後段参照)を印刷する。
バッファユニット200は、第1プリンタ100Aにて表面への印刷処理を終えた連帳紙Pを第2プリンタ100Bへ向けて搬送するに際して、連帳紙Pを規定の設定量だけ保持しながら搬送する。すなわち、バッファユニット200には、上流側張架ロール201、例えば上下方向(矢印方向)に移動可能に設置され、連帳紙Pに所定の張力を付与しながら搬送するテンションロール202、および下流側張架ロール203が配設されている。そして、連帳紙Pは、上流側張架ロール201→テンションロール202→下流側張架ロール203の順に搬送されることで、連帳紙Pを規定の設定量だけ保持するループが形成される。この連帳紙Pのループにより、連帳紙Pの張力の変動に応じてテンションロール202が上下方向に移動することで、連帳紙Pの張力の大きな変動を抑えている。それにより、第1プリンタ100Aと第2プリンタ100Bとの間で、連帳紙Pの張力が過度に高まって連帳紙Pが破断したり、連帳紙Pに弛みが生じて、連帳紙Pの搬送方向にズレが生じたり、シワが生じることを抑制する。
表裏反転ユニット500は、連帳紙Pの表裏を反転させて、連帳紙Pを第2プリンタ100Bへ供給する。すなわち、表裏反転ユニット500には、連帳紙Pの搬送方向に対して45°傾いて配置された表裏反転ロール501が設けられており、連帳紙Pを表裏反転ロール501に張架して搬送することで、連帳紙Pの表裏を反転させる。そのため、表裏反転ユニット500を通過した連帳紙Pの搬送方向は、90°向きを変えることとなる。したがって、第2プリンタ100Bは、第1プリンタ100Aとは90°変位した方向に向いて配置される。
第2プリンタ100Bは、第1プリンタ100Aと同様に構成され、第1プリンタ100Aにて表面への印刷処理を終えた連帳紙Pの裏面に、制御コンピュータ600から送信された画像データに基づいて画像を印刷する。
連帳紙巻取装置400は、第2プリンタ100Bにて裏面への印刷処理を終えた連帳紙Pを巻取ロール410に巻き取る。
なお、本実施の形態の印刷システム1では、第1プリンタ100Aが連帳紙Pの表面に、また第2プリンタ100Bが連帳紙Pの裏面にそれぞれ画像を形成するが、第1プリンタ100Aが連帳紙Pの裏面に、また第2プリンタ100Bが連帳紙Pの表面にそれぞれ画像を形成するように構成することもできる。
制御コンピュータ600は、通信ネットワーク700を介して第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bに対して、それぞれ表面側に印刷する画像データおよび裏面側に印刷する画像データを所定のタイミングで出力する。また、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの動作を制御する制御信号をそれぞれ出力する。
また、通信ネットワーク700は、通信回線やケーブルを利用して双方向に通信可能に構成され、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークにて構成されたものであってもよい。
本実施の形態の印刷システム1では、制御コンピュータ600の制御の下で、第1プリンタ100Aは、連帳紙給紙装置300から供給される連帳紙Pの表面側にフルカラー画像を印刷する。そして、第1プリンタ100Aにて表面側にフルカラー画像が印刷された連帳紙Pは、バッファユニット200に搬送され、バッファユニット200にて連帳紙Pが規定の設定量だけ保持されながら、表裏反転ユニット500に搬送される。表裏反転ユニット500は、搬送された連帳紙Pの表裏を反転させて、連帳紙Pを第2プリンタ100Bへ搬送する。
そして、表裏を反転された連帳紙Pが搬送された第2プリンタ100Bは、連帳紙Pの裏面側にフルカラー画像を印刷する。それにより、両面にフルカラー画像が形成された連帳紙Pは、連帳紙巻取装置400に送られ、巻取ロール410に巻き取られる。
次に、本実施の形態の第1プリンタ100Aについて説明する。
図2は本実施の形態の第1プリンタ100Aの構成を示した図である。図2に示した第1プリンタ100Aは、例えば電子写真方式の画像形成装置であって、連帳紙Pの搬送方向(図中矢印)上流側から下流側に向かって、連帳紙給紙装置300からの連帳紙Pを搬送駆動する搬送手段(搬送部)の一部を構成する用紙搬送ユニット20、画像形成手段の一例としての4つの画像形成ユニット、すなわち、連帳紙Pに黒(K)色のトナー像を形成するK色画像形成ユニット30K、連帳紙Pにシアン(C)色のトナー像を形成するC色画像形成ユニット30C、連帳紙Pにマゼンタ(M)色のトナー像を形成するM色画像形成ユニット30M、連帳紙Pにイエロー(Y)色のトナー像を形成するY色画像形成ユニット30Y、さらには、連帳紙Pに形成された各色トナー像を定着する定着ユニット40を備えている。
用紙搬送ユニット20は、連帳紙Pの搬送方向上流側から下流側に沿って、バックテンションロール24、アライニングロール22、メインドライブロール21、用紙搬送方向転換ロール25が配設されている。
メインドライブロール21は、連帳紙Pを所定の圧力でニップして、用紙搬送ユニット20に配置された不図示のメインモータからの駆動を受けて、所定の搬送速度で連帳紙Pを送り出す機能を有する。アライニングロール22は、メインドライブロール21よりも上流側にて、部分円筒状の案内部材23と協働して連帳紙Pの搬送経路を一定に保持する機能を有する。バックテンションロール24は、メインドライブロール21よりも上流側においてメインドライブロール21よりも低速で回転して、連帳紙Pに張力を付与する機能を有する。用紙搬送方向転換ロール25は、連帳紙Pが巻き掛けられて従動する従動ロールであって、メインドライブロール21から送り出された連帳紙Pの搬送方向を、K色画像形成ユニット30Kに向かう方向に変換する機能を有する。
K色画像形成ユニット30K、C色画像形成ユニット30C、M色画像形成ユニット30M、Y色画像形成ユニット30Yは、それぞれ像保持体としての感光体ドラム31、感光体ドラム31表面を所定の電位に帯電する帯電コロトロン32、感光体ドラム31表面を画像データに基づいて露光するレーザ露光器33、感光体ドラム31表面に形成された静電潜像を各色トナーにより現像する現像器34、感光体ドラム31表面に形成されたトナー像を連帳紙Pに転写する転写ロール35、転写ロール35の上流側と下流側とにそれぞれ配置され、連帳紙Pを感光体ドラム31に押圧する1対の転写案内ロール36,37を備えている。
定着ユニット40は、連帳紙Pに形成された各色トナー像をフラッシュ定着する定着処理部の一例であるフラッシュ定着器41、フラッシュ定着器41の下流側にて連帳紙Pに張力を付与する張力付与ロール部材42、張力付与ロール部材42の下流側にて連帳紙Pの経路を幅方向に補正するアライニング部材43、出口近傍にて連帳紙Pをニップし、連帳紙Pの搬送速度よりも速い周速で回転して連帳紙Pに張力を付与するテンションロール44を備えている。
第1プリンタ100Aは、さらに、第1プリンタ100A全体の動作を制御する総合制御部50、用紙搬送ユニット20を制御する用紙搬送制御部60、K色画像形成ユニット30Kの動作を制御するK色画像形成制御部70K、C色画像形成ユニット30Cの動作を制御するC色画像形成制御部70C、M色画像形成ユニット30Mの動作を制御するM色画像形成制御部70M、Y色画像形成ユニット30Yの動作を制御するY色画像形成制御部70Y、および定着ユニット40の動作を制御する定着制御部80を備えている。
そして、用紙搬送制御部60、K色画像形成制御部70K、C色画像形成制御部70C、M色画像形成制御部70M、Y色画像形成制御部70Y、および定着制御部80は、総合制御部50によって制御される。
印刷システム1が起動されると、制御コンピュータ600から通信ネットワークを介して第1プリンタ100Aの総合制御部50に画像データが入力される。総合制御部50は、入力された画像データをK色、C色、M色、Y色それぞれに対応する画像データに分解して、K色画像データをK色画像形成制御部70K、C色画像データをC色画像形成制御部70C、M色画像データをM色画像形成制御部70M、Y色画像データをY色画像形成制御部70Yにそれぞれ送信する。
また、総合制御部50に画像データが入力されるのに同期して、総合制御部50は、用紙搬送制御部60を介して用紙搬送ユニット20を制御し、定着制御部80を介して定着ユニット40を制御して、連帳紙Pに所定の張力を付与しながら、連帳紙Pを所定の搬送速度で搬送する。
そして、総合制御部50の制御の下で、K色画像形成制御部70K、C色画像形成制御部70C、M色画像形成制御部70M、およびY色画像形成制御部70Yは、K色画像形成ユニット30K、C色画像形成ユニット30C、M色画像形成ユニット30M、Y色画像形成ユニット30Yでの各色トナー像の形成を制御する。
すなわち、K色画像形成ユニット30K、C色画像形成ユニット30C、M色画像形成ユニット30M、Y色画像形成ユニット30Yでは、感光体ドラム31が回転を開始し、感光体ドラム31表面が帯電コロトロン32によって所定の電位(例えば、−500V)に帯電され、レーザ露光器33によって各色画像データに対応した静電潜像が形成される。そして、現像器34により感光体ドラム31の静電潜像が各色トナーにより現像されて各色トナー像が形成される。感光体ドラム31表面に形成された各色トナー像は、転写ロール35および転写案内ロール36,37によって連帳紙Pに転写される。ここで、連帳紙Pは、K色画像形成ユニット30K、C色画像形成ユニット30C、M色画像形成ユニット30M、Y色画像形成ユニット30Yを順に通過することから、各色トナー像は、K色トナー像、C色トナー像、M色トナー像、Y色トナー像の順に重畳されて、連帳紙P上にフルカラーのトナー像が形成される。
その後、フルカラーのトナー像が形成された連帳紙Pは、定着ユニット40に搬入されて、フラッシュ定着器41より連帳紙Pにトナー像が定着される。それにより、連帳紙Pの表面側にフルカラー画像が形成される。
ところで、第1プリンタ100Aでの画像データに基づく画像形成に先立って、連帳紙P上には、第1プリンタ100Aにて生成される画像と、第2プリンタ100Bにて生成される画像との位置合わせを行うためのページレジストマーク(ROF)と、第1プリンタ100AにおけるK色画像形成ユニット30K、C色画像形成ユニット30C、M色画像形成ユニット30M、Y色画像形成ユニット30Yにて形成される各色トナー像の位置合わせを行うためのカラーレジストマーク(ROC)とが形成される。
図3は、ページレジストマーク(ROF)およびカラーレジストマーク(ROC)の一例を示した図である。図3に示したページレジストマーク(ROF)およびカラーレジストマーク(ROC)は、第1プリンタ100Aにおいて画像データに基づいて形成される画像領域よりも上流側に形成される。
第1プリンタ100Aでは、K色のカラーレジストマーク(ROC_K1)と、C色のカラーレジストマーク(ROC_C1)との相対位置を不図示の光学センサで読み取ることで、ROC_K1に対するROC_C1の副走査方向の位置ズレ量が算出される。また、K色のカラーレジストマーク(ROC_K2)と、C色のカラーレジストマーク(ROC_C2)との相対位置を不図示の光学センサで読み取ることで、ROC_K2に対するROC_C2の主走査方向の位置ズレ量が算出される。そして、算出された主走査方向および副走査方向の位置ズレ量に基づいて、形成されるK色トナー像とC色トナー像との位置合わせが行われる。
同様にして、K色トナー像とM色トナー像との位置合わせ、Kトナー像とYトナー像との位置合わせが行われ、形成されたフルカラー画像における色ズレや色ムラ等の発生を抑制している。
また、第2プリンタ100Bでは、ページレジストマーク(ROF)を不図示の光学センサで読み取ることで、第1プリンタ100Aにて形成されたフルカラー画像のページ先端基準位置を検出する。そして、その検出値に基づいて、第2プリンタ100Bにおける連帳紙Pの裏面へのフルカラー画像の形成が行われ、連帳紙Pの表裏での画像の位置ズレの発生を抑制する。
なお、ページレジストマーク(ROF)やカラーレジストマーク(ROC)を読み取る光学センサとしては、例えばラインCCDが用いられる。
続いて、本実施の形態の印刷システム1での連帳紙Pの搬送制御について説明する。
本実施の形態の印刷システム1では、制御コンピュータ600、第1プリンタ100Aの総合制御部50(以下、総合制御部50Aと記す)、および第2プリンタ100Bの総合制御部50(以下、総合制御部50Bと記す)が協働して、連帳紙Pの搬送制御を行う。
図4は、制御コンピュータ600、総合制御部50A、および総合制御部50Bにおける搬送制御に関係する機能部の構成を示した図である。図4に示したように、制御コンピュータ600には、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bにおいて連帳紙Pを搬送する搬送系の動作を総合的に制御する動作制御部601、所定の演算処理を行う演算手段の一例としての演算処理部602、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bのそれぞれにおける連帳紙Pの搬送量を記憶する記憶部603、通信ネットワーク700を介して総合制御部50Aおよび総合制御部50Bとのデータの送受信を制御するインターフェース604が備えられている。
また、総合制御部50Aには、第1プリンタ100Aの搬送系の動作を制御する第1プリンタ動作制御部51A、第1プリンタ100Aの用紙搬送ユニット20に配置されたメインモータ(不図示)の動作を制御するメインモータ制御部52A、第1プリンタ100Aでの連帳紙Pの搬送量を計測する搬送量計測手段(第1搬送量計測手段)の一例としての搬送量計測部53A、搬送量計測部53Aにて計測された連帳紙Pの搬送量に関するデータを記憶する記憶手段の一例としての搬送量記憶部54A、通信ネットワーク700を介して制御コンピュータ600とのデータの送受信を制御するインターフェース55Aが備えられている。
総合制御部50Bには、第2プリンタ100Bの搬送系の動作を制御する第2プリンタ動作制御部51B、第2プリンタ100Bの用紙搬送ユニット20に配置されたメインモータ(不図示)の動作を制御するメインモータ制御部52B、第2プリンタ100Bでの連帳紙Pの搬送量を計測する搬送量計測手段(第2搬送量計測手段)の一例としての搬送量計測部53B、搬送量計測部53Bにて計測された連帳紙Pの搬送量に関するデータを記憶する搬送量記憶部54B、通信ネットワーク700を介して制御コンピュータ600とのデータの送受信を制御するインターフェース55Bが備えられている。
本実施の形態の印刷システム1では、総合制御部50Aの搬送量計測部53Aおよび総合制御部50Bの搬送量計測部53Bは、それぞれ第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの例えばメインモータの動作時間を計測することで、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれにおける連帳紙Pの搬送量を常時監視している。そして、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bが停止した際に、総合制御部50Aおよび総合制御部50Bは、動作開始から停止までに計測されたメインモータの動作時間に関するデータを制御コンピュータ600に送信するように構成されている。
ここで、図5は、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれのメインモータの動作時間を計測し、それを制御コンピュータ600に送信する際の処理の手順の一例を示したフローチャートである。図5に示したように、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bのメインモータが動作を開始すると(S101)、総合制御部50Aの搬送量計測部53Aおよび総合制御部50Bの搬送量計測部53Bは、メインモータの動作時間の計測を開始する。具体的には、搬送量計測部53Aおよび搬送量計測部53Bは、メインモータの動作時間をカウントする搬送管理カウンタで構成され、搬送管理カウンタのカウントアップを開始する(S102)。そして、搬送管理カウンタでカウントされた動作時間に関するカウント値を搬送管理カウントデータとしてそれぞれ搬送量記憶部54A,54Bに記憶する。
第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの動作中に、例えば、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bのいずれか一方または双方に動作エラー等のような不測の事態が発生すると(S103)、制御コンピュータ600の動作制御部601は、印刷システム1を緊急停止させる(S104)。一方、エラー等の不測の事態が発生しない場合には(S103)、印刷システム1は必要な印刷処理を終えるまで動作を継続し、その後、通常停止させる(S105)。
そして、ステップ104での緊急停止またはステップ105での通常停止により、メインモータの動作が停止されると、総合制御部50Aの搬送量計測部53Aおよび総合制御部50Bの搬送量計測部53Bは、それぞれメインモータ制御部52Aおよびメインモータ制御部52Bからメインモータの動作停止の通知を受け取り(S106)、動作時間の計測、すなわち搬送管理カウンタを停止する(S107)。
そして、メインモータの動作が停止すると、総合制御部50Aおよび総合制御部50Bは、それぞれ搬送量記憶部54A,54Bに記憶されている第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれの搬送管理カウントデータを読み出し、インターフェース55A,55Bおよび通信ネットワーク700を介して、制御コンピュータ600に送信する(S108)。
制御コンピュータ600は、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれからメインモータの搬送管理カウントデータが送信された場合には、動作制御部601が搬送管理カウントデータを受け取る。ここでの動作制御部601は、搬送量取得手段として機能する。
動作制御部601は、受け取った第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれの搬送管理カウントデータを記憶部603に記憶する(S109)。そして、演算処理部602は、記憶部603に記憶された搬送管理カウントデータを基に、第1プリンタ100Aでの連帳紙Pの搬送量と第2プリンタ100Bでの連帳紙Pの搬送量とを比較して、両搬送量の差を算出する(S110)。ステップ110にて算出された第1プリンタ100Aと第2プリンタ100Bとの連帳紙Pの搬送量の差に関するデータを、「インターバルパラメータ」と呼ぶこととする。
さらに、動作制御部601は、インターバルパラメータが所定値よりも大きいか否かを判断する(S111)。ステップ112にてインターバルパラメータが所定値よりも大きいと判断された場合は、インターバルパラメータが「有り」のデータとインターバルパラメータ値とが、記憶部603に記憶される(S112)。一方、ステップ112にてインターバルパラメータが所定値以下と判断された場合は、インターバルパラメータが「無し」のデータが、記憶部603に記憶される(S113)。
なお、ステップ111にてインターバルパラメータが「有り」か「無し」かを判断する基準となる所定値は、例えばバッファユニット200に設定される連帳紙Pの規定の保持量に対する影響の程度を考慮して定められる。例えば、ステップ111にて基準となる所定値を、バッファユニット200にて生じる連帳紙Pの規定の保持量の誤差範囲内の値に設定することができる。
その後、印刷システム1の画像形成動作を再開する際には、制御コンピュータ600の動作制御部601は、記憶部603に記憶された第1プリンタ100Aと第2プリンタ100Bとの連帳紙Pの搬送量の差に関するデータ、すなわちインターバルパラメータに基づいて、バッファユニット200(図1参照)での連帳紙Pの保持量が規定の設定量を維持するように、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの動作開始タイミングを制御する。
なお、図5での処理フローのステップ110では、演算処理部602は、記憶部603に記憶された搬送管理カウントデータを基に、第1プリンタ100Aでの連帳紙Pの搬送量と第2プリンタ100Bでの連帳紙Pの搬送量とを比較して、両搬送量の差を算出した。演算処理部602では、その他に、記憶部603に記憶された搬送管理カウントデータを基に、第1プリンタ100Aでの連帳紙Pの搬送量と第2プリンタ100Bでの連帳紙Pの搬送量との比較を行い、例えば搬送量の大小関係のみを求めることができる。すなわち、インターバルパラメータを搬送量の大小関係で表すデータとする。そして、インターバルパラメータに対応させて、後段で説明する印刷開始インターバルを設定するように構成することもできる。
このように、本実施の形態の印刷システム1では、第1プリンタ100Aでの連帳紙Pの搬送量と第2プリンタ100Bでの連帳紙Pの搬送量との比較結果を用いて、様々の形態で第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの動作開始タイミングを制御することができる。
図6は、印刷システム1が画像形成動作を再び開始する際に、制御コンピュータ600、総合制御部50A、および総合制御部50Bがそれぞれ第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの動作を制御する際の処理の手順の一例を示したフローチャートである。
図6に示したように、制御コンピュータ600の動作制御部601は、ユーザによる制御コンピュータ600の不図示の操作パネルから印刷開始の指示を受信すると(S201)、記憶部603に記憶されたインターバルパラメータを読み出す。そして、インターバルパラメータが「有り」か、または「無し」かを判断する(S202)。
ステップ202にてインターバルパラメータが「有り」と判断された場合には、インターバルパラメータ値に基づいて、バッファユニット200(図1参照)での連帳紙Pの保持量が規定の設定量を維持するように、第1プリンタ100Aと第2プリンタ100Bとの間において設ける印刷開始時間の差を算出し、印刷開始時間の差を表すデータを生成する(S203)。以下では、ステップ203にて算出され生成された第1プリンタ100Aと第2プリンタ100Bとの間において設ける印刷開始時間の差を表すデータを「印刷開始インターバル」とも呼ぶこととする。なお、ここでの動作制御部601は、制御信号生成部として機能する。
一方、ステップ202にてインターバルパラメータが「無し」と判断された場合には、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bにおいて印刷開始時間の差を設ける必要がないため、ステップ203の算出処理は行わない。
引き続いて、制御コンピュータ600の動作制御部601は、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bに対して印刷開始の指示を行う(S204)。なお、この図6の処理フローでは、第2プリンタ100Bが前回の印刷動作時に緊急停止されて、第2プリンタ100Bが第1プリンタ100Aよりも早く停止した場合を想定している。
第2プリンタ100Bは、前回の緊急停止時に、第1プリンタ100Aよりも早く停止しているので、第1プリンタ100Aよりも連帳紙Pの搬送量が少ない。そのため、制御コンピュータ600の動作制御部601から印刷開始の指示を受信すると(S301)、直ちに定着ユニット40が定着動作を開始し(S302)、連帳紙Pの搬送を開始する(S303)。すなわち、第2プリンタ100Bには、印刷開始インターバルに関するデータが送信されないので、待機することなく、直ちに定着動作および連帳紙Pの搬送を開始する。
その際には、第2プリンタ100Bの搬送量計測部53Bでは、搬送管理カウンタをクリアし、搬送量記憶部54Bに記憶された搬送管理カウントデータを消去する(S304)。そして、搬送管理カウンタのカウントアップを開始する(S305)。
それと同時に、第2プリンタ100Bは画像形成動作を開始する(S306)。
一方、第1プリンタ100Aは、前回の緊急停止時に、第2プリンタ100Bよりも遅く停止しているので、第2プリンタ100Bよりも連帳紙Pの搬送量が多い。そのため、制御コンピュータ600の動作制御部601から印刷開始の指示を受信する際には(S401)、第1プリンタ100Aには、印刷開始インターバルに関するデータが送信される。そして、第1プリンタ100Aは、送信された印刷開始インターバルだけ待機して(S402)、動作の開始を遅らせる。それにより、バッファユニット200での連帳紙Pの保持量が減少し、第1プリンタ100Aが、前回の緊急停止時に、第2プリンタ100Bよりも遅く停止したために、バッファユニット200に搬送された連帳紙Pの保持量の増加分が削減される。そして、印刷開始インターバルの待機により、バッファユニット200での連帳紙Pの保持量が規定の設定量に戻った時点で、第1プリンタ100Aの定着ユニット40が定着動作を開始し(S403)、連帳紙Pの搬送を開始する(S404)。
その際には、第1プリンタ100Aの搬送量計測部53Bでは、搬送管理カウンタをクリアし、搬送量記憶部54Bに記憶された搬送管理カウントデータを消去する(S405)。そして、搬送管理カウンタのカウントアップを開始する(S406)。
それと同時に、第2プリンタ100Bは画像形成動作を開始する(S407)。
その後、制御コンピュータ600の動作制御部601は、緊急事態が発生したり(緊急停止)、または画像形成処理が完了する(通常停止)ことにより、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bに対して動作停止を指示する(S205)。それにより、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bは、メインモータの動作を停止する(S307、S408)。なお、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの一方が緊急停止された場合、例えば第1プリンタ100Aが緊急停止された場合には、第1プリンタ100Aのメインモータの動作は直ちに停止される。そして、第1プリンタ100Aから制御コンピュータ600に緊急停止された旨の通知が行われ、制御コンピュータ600の動作制御部601は、それを受けて、ステップ205にて第2プリンタ100Bに対して動作停止を指示することとなる。
メインモータの動作が停止されると、第2プリンタ100Bの総合制御部50Bは、搬送量計測部53Bが搬送管理カウンタを停止し(S308)、搬送管理カウントデータを制御コンピュータ600に送信する(S309)。同様に、第1プリンタ100Aの総合制御部50Aは、搬送量計測部53Aが搬送管理カウンタを停止し(S409)、搬送管理カウントデータを制御コンピュータ600に送信する(S410)。
制御コンピュータ600の動作制御部601では、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれから搬送管理カウントデータを受信し(S206)、受け取った第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれの搬送管理カウントデータを基に、インターバルパラメータを算出する(S207)。
そして、インターバルパラメータが「有り」のデータおよびインターバルパラメータ値、または、インターバルパラメータが「無し」のデータが記憶部603に記憶される(S208)。
本実施の形態の印刷システム1では、図6に示した処理フローを実行することにより、バッファユニット200での連帳紙Pの保持量を規定の設定量に維持している。
ここで、図6の処理フローのステップ204において、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bに印刷開始指示を送信する際に、正負の符号を持った値と「0」値とで表されたインターバルパラメータ値を送信することで、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bのいずれに待機処理が設定されるか、またはいずれにも待機処理が設定されないかを設定することができる。
また、送信されたインターバルパラメータにより、緊急停止後の印刷再開か、通常停止後の印刷かを自動的に判断できるので、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bにおいて、例えば連帳紙Pの未定着部分の処理等といった印刷再開時に必要な処理を適宜行うことができる。したがって、例えば、送信されたインターバルパラメータに基づいて、連帳紙Pに未定着部分が残らないように、定着ユニット40の定着動作の開始タイミングを適宜設定することもできる。
なお、図6の処理フローでは、第2プリンタ100Bが前回の印刷動作時に緊急停止されて、第2プリンタ100Bが第1プリンタ100Aよりも早く停止した場合を想定している。これに対して、第1プリンタ100Aが前回の印刷動作時に緊急停止されて、第1プリンタ100Aが第2プリンタ100Bよりも早く停止した場合には、ステップ402の待機処理は、第2プリンタ100Bのステップ301にて実行される。
一方、通常停止の場合には、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bのいずれにおいても、図6の処理フローのステップ202にてインターバルパラメータが「無し」と判断され、ステップ402の待機処理は実行されない。
ところで、本実施の形態の印刷システム1では、総合制御部50Aの搬送量計測部53Aおよび総合制御部50Bの搬送量計測部53Bが搬送管理カウンタによりメインモータの動作時間tをカウントすることで、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれでの連帳紙Pの搬送量Dを計測している。
これは、本実施の形態の印刷システム1では、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれの連帳紙Pの搬送速度vはともに等しく設定される(v=一定)ことに基づくものである。すなわち、次式(1)が成立し、v=一定であるので、メインモータの動作時間tは、連帳紙Pの搬送量Dと同義として扱うことができる。そのため、メインモータの動作時間tから連帳紙Pの搬送量Dを把握することができる。
連帳紙Pの搬送量(D)=メインモータの動作時間(t)×搬送速度(v)…(1)
ここで、メインモータの動作開始時と停止時には、搬送速度vは変動するが、以下に示すように、動作開始時と停止時の搬送速度vの変動に拘わらず、メインモータの動作時間tの差によって、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bでの連帳紙Pの搬送量Dの差を正確に把握することができる。
図7は、第1プリンタ100Aが緊急停止した後に、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bを印刷再開させた場合の搬送時間tと連帳紙Pの搬送速度vとの関係を示した図である。図7に示したように、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bが停止する際には、メインモータが減速を開始してから完全に停止するまでの経過時間においては、図7のEaおよびEbの領域のように、搬送速度vは変動する。また、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bが搬送を再開する際には、メインモータが動作を開始してから搬送速度vに到達するまでの経過時間においては、図7のSaおよびSbの領域のように、搬送速度vは変動する。ここで、連帳紙Pの搬送量は、搬送速度を時間で積分したものであるから、各領域Ea,Eb,Sa,Sbの面積が、その領域での連帳紙Pの搬送量である。そこで、各領域Ea,Eb,Sa,Sbでの連帳紙Pの搬送量を、それぞれEa,Eb,Sa,Sbとする。
いま、第1プリンタ100Aが緊急停止した画像形成時に、第1プリンタ100Aと第2プリンタ100Bとの間の連帳紙Pの搬送量の差Dbは、図7から、次式(2)で表される。
Db=Tb×v+Eb−Ea …(2)
(2)式において、Tbは、第1プリンタ100Aが緊急停止してから第2プリンタ100Bが停止指示を受けるまでの時間である。そして、本実施の形態の印刷システム1では、第1プリンタ100Aと第2プリンタ100Bとに設置されるメインモータは、同一の仕様で構成されているので、Eb=Eaをしてよい。そうすると、(2)式は、次の(2´)で表される。
Db=Tb×v …(2´)
また、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bを印刷再開させた場合に、第1プリンタ100Aと第2プリンタ100Bとの間の連帳紙Pの搬送量の差Daは、図7から容易に理解できるように、次式(3)で表される。
Da=IB×v+Sa−Sb …(3)
(3)式において、IBは、図6のステップ203にて算出された第1プリンタ100Aと第2プリンタ100Bとの間において設ける印刷開始時間の差である印刷開始インターバルである。そして、本実施の形態の印刷システム1では、同様に、Sa=Sbをしてよい。そうすると、(3)式は、次の(3´)で表される。
Da=IB×v …(3´)
ここで、第1プリンタ100Aが緊急停止したことにより、第2プリンタ100Bがバッファユニット200から搬送した連帳紙Pの搬送量(=Db)と、印刷再開時における画像形成処理の前に、第1プリンタ100Aがバッファユニット200に送り込む連帳紙Pの搬送量(=Da)とを一致させれば、すなわちDa=Dbとすれば、バッファユニット200での連帳紙Pの保持量を規定の設定量に回復させることができる。したがって、(2´)式と(3´)式とを比較して、本実施の形態の印刷システム1での印刷再開時には、印刷開始インターバルIBを第1プリンタ100Aが緊急停止してから第2プリンタ100Bが停止指示を受けるまでの時間Tbに一致させるように(IB=Tb)設定している。
具体的には、本実施の形態の印刷システム1では、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれの搬送管理カウントデータの差分(=Tb)に基づいて、印刷開始インターバルIBを設定している。すなわち、搬送管理カウントデータの差分Tbに連帳紙Pの搬送速度v(=メインモータの速度)を乗算した値を印刷開始インターバルIBとする。
それにより、本実施の形態の印刷システム1の印刷再開時には、ユーザによる回復処理を必要とせず、自動的にバッファユニット200での連帳紙Pの保持量を規定の設定量に回復している。
なお、本実施の形態の印刷システム1において、制御コンピュータ600は、通信ネットワーク700を介して第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bに接続するように構成したが、制御コンピュータ600は、第1プリンタ100Aまたは第2プリンタ100Bのいずれかに配置するように構成することができる。
また、メインモータの動作時間を計測して連帳紙Pの搬送量を監視する方法の他に、メインモータの回転数を例えばロータリーエンコーダを用いて計測することで、連帳紙Pの搬送量を監視することもできる。その場合には、メインモータの回転数の総量差により、印刷開始インターバルIBが設定される。
以上説明したように、本実施の形態の印刷システム1では、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの例えばメインモータの動作時間を計測することで、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれにおける連帳紙Pの搬送量を常時監視している。そして、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bが停止した後に印刷を再開する際に、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれにおける連帳紙Pの搬送量の差に基づいて、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの各部の動作開始タイミングを制御している。
それにより、バッファユニット200での連帳紙Pの保持量を規定の設定量に自動的に維持し、印刷システム1が緊急停止した際のユーザの回復処理の負担を軽減する。また、連帳紙Pを前進させたり、後退させる等の処理を行う必要がないので、連帳紙Pに生じる汚れ等が少なく、連帳紙Pの無駄が生じにくい。さらには、連帳紙Pに破断等が生じるのを抑制する。加えて、連帳紙Pの定着部分の処理に関するユーザの負担を軽減できる。
また、連帳紙Pの搬送量に基づいて第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの各部の動作開始タイミングを制御するので、ハードウエア構成が複雑化せず、構成上の負担が少ない。特に、連帳紙Pの搬送時間に基づいて第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの各部の動作開始タイミングを制御すれば、搬送量を厳密に算出する処理負担を減らすことができる。
[実施の形態2]
実施の形態1の印刷システム1では、連帳紙Pの両面にそれぞれフルカラー画像を形成する第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの連帳紙Pの搬送量を常時監視して、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bが停止した後に印刷を再開する際に、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bそれぞれにおける連帳紙Pの搬送量の差に基づいて、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの動作開始タイミングを制御する構成について説明した。本実施の形態の印刷システム2では、連帳紙Pの片面に各色トナー像を形成する4つのプリンタにおける連帳紙Pの搬送量を常時監視して、印刷を再開する際に、4つのプリンタそれぞれにおける連帳紙Pの搬送量の差に基づいて、4つのプリンタの動作開始タイミングを制御する構成について説明する。なお、実施の形態1と同様な構成については同様な符号を用い、ここではその詳細な説明を省略する。
図8は本実施の形態の印刷システム2の全体構成を示した図である。図8に示した印刷システム2は、画像形成装置として連帳紙Pの一方の面に各色カラー画像を形成する所謂連帳プリンタが4台連結されて構成されたものであり、連帳紙Pの搬送方向上流側から下流側に向かって、連帳紙給紙装置300、連帳紙Pに黒(K)色のトナー像を形成する画像形成手段の一例としてのK色印刷プリンタ150K、媒体搬送手段の一例としての第1バッファユニット200A、連帳紙Pにシアン(C)色のトナー像を形成する画像形成手段の一例としてのC色印刷プリンタ150C、媒体搬送手段の一例としての第2バッファユニット200B、連帳紙Pにマゼンタ(M)色のトナー像を形成する画像形成手段の一例としてのM色印刷プリンタ150M、媒体搬送手段の一例としての第3バッファユニット200C、連帳紙Pにイエロー(Y)色のトナー像を形成する画像形成手段の一例としてのY色印刷プリンタ150Y、および連帳紙巻取装置400を備えている。
また、本実施の形態の印刷システム2には、K色印刷プリンタ150K、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yの動作を制御する制御コンピュータ600が通信ネットワーク700を介してK色印刷プリンタ150K、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yに接続されている。
次に、本実施の形態のK色印刷プリンタ150Kについて説明する。
図9は本実施の形態のK色印刷プリンタ150Kの構成を示した図である。図9に示したK色印刷プリンタ150Kは、例えば電子写真方式の画像形成装置であって、像保持体としての感光体ドラム31、感光体ドラム31表面を所定の電位に帯電する帯電コロトロン32、感光体ドラム31表面を画像データに基づいて露光するレーザ露光器33、感光体ドラム31表面に形成された静電潜像をK色トナーにより現像する現像器34、感光体ドラム31表面に形成されたトナー像を連帳紙Pに転写する転写ロール35、転写ロール35の上流側と下流側とにそれぞれ配置され、連帳紙Pを感光体ドラム31に押圧する1対の転写案内ロール36,37、連帳紙Pに形成されたトナー像をフラッシュ定着するフラッシュ定着器41を備えている。
また、給紙搬送系として、バックテンションロール24、不図示のメインモータからの駆動を受けるメインドライブロール21、搬送ベルト部材26を備えている。また、排紙搬送系として、連帳紙Pに張力を付与する張力付与ロール部材42、出口近傍にて連帳紙Pをニップし、連帳紙Pの搬送速度よりも速い周速で回転して連帳紙Pに張力を付与するテンションロール44を備えている。
さらに、K色印刷プリンタ150K全体の動作を制御するK色印刷制御部90Kを備えている。
なお、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yは、K色印刷プリンタ150Kと同様に構成されている。
また、K色印刷プリンタ150K全体の動作を制御するK色印刷制御部90K、C色印刷プリンタ150C全体の動作を制御するC色印刷制御部90C、M色印刷プリンタ150M全体の動作を制御するM色印刷制御部90M、およびY色印刷プリンタ150Y全体の動作を制御するY色印刷制御部90Yは、図4に示した実施の形態1の第1プリンタ100Aの総合制御部50Aや第2プリンタ100Bの総合制御部50Bと同様の機能部を備え、同様に制御コンピュータ600と通信ネットワーク700を介して接続されている。
本実施の形態のK色印刷プリンタ150Kは、K色印刷制御部90Kの制御の下で、連帳紙給紙装置300から供給される連帳紙PにK色画像を印刷する。
具体的には、本実施の形態の印刷システム2が起動されると、制御コンピュータ600から通信ネットワーク700を介してK色印刷プリンタ150KのK色印刷制御部90KにK色画像データが入力される。また、K色印刷制御部90KにK色の画像データが入力されるのに同期して、連帳紙Pが所定の搬送速度で搬送を開始し、感光体ドラム31が回転を開始する。そして、感光体ドラム31表面が帯電コロトロン32によって所定の電位(例えば、−500V)に帯電され、レーザ露光器33によってK色画像データに対応した静電潜像が形成される。そして、現像器34により感光体ドラム31の静電潜像がK色トナーにより現像されてK色トナー像が形成される。感光体ドラム31表面に形成された各色トナー像は、転写ロール35および転写案内ロール36,37によって連帳紙Pに転写される。それにより、K色トナー像が連帳紙P上に形成される。
その後、K色トナー像が形成された連帳紙Pは、フラッシュ定着器41より連帳紙PにK色画像が定着される。
そして、K色印刷プリンタ150KにてK色画像が印刷された連帳紙Pは、第1バッファユニット200Aに搬送され、第1バッファユニット200Aにて規定の設定量の連帳紙Pが保持されながら、C色印刷プリンタ150Cに搬送される。
C色印刷プリンタ150Cは、同様のプロセスにより、第1バッファユニット200Aから供給される連帳紙PにC色画像を印刷する。そして、C色印刷プリンタ150CにてK色画像に重畳してC色画像が印刷された連帳紙Pは、第2バッファユニット200Bに搬送され、第2バッファユニット200Bにて規定の設定量の連帳紙Pが保持されながら、M色印刷プリンタ150Mに搬送される。
M色印刷プリンタ150Mは、同様のプロセスにより、第2バッファユニット200Bから供給される連帳紙PにM色画像を印刷する。そして、M色印刷プリンタ150MにてK色画像およびC色画像に重畳してM色画像が印刷された連帳紙Pは、第3バッファユニット200Cに搬送され、第3バッファユニット200Cにて規定の設定量の連帳紙Pが保持されながら、Y色印刷プリンタ150Yに搬送される。
Y色印刷プリンタ150Yは、同様のプロセスにより、第3バッファユニット200Cから供給される連帳紙PにY色画像を印刷する。そして、Y色印刷プリンタ150YにてK色画像、C色画像、M色画像およびY色画像が重畳されて印刷され、フルカラー画像が形成された連帳紙Pは、連帳紙巻取装置400に送られ、巻取ロール410に巻き取られる。
また、K色印刷プリンタ150Kでは、K色画像の形成に先立って、連帳紙P上に画像形成の位置基準となるページレジストマーク(ROF)が形成される(図3参照)。そして、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yでは、このページレジストマークを基準として、それぞれC色画像、M色画像、およびY色画像が形成される。
次いで、本実施の形態の印刷システム2での連帳紙Pの搬送制御について説明する。
本実施の形態の印刷システム2では、制御コンピュータ600、K色印刷プリンタ150KのK色印刷制御部90K、C色印刷プリンタ150CのC色印刷制御部90C、M色印刷プリンタ150MのM色印刷制御部90M、およびY色印刷プリンタ150YのY色印刷制御部90Yが協働して、連帳紙Pの搬送制御を行う。その際に、制御コンピュータ600と、K色印刷制御部90K、C色印刷制御部90C、M色印刷制御部90M、およびY色印刷制御部90Y各々との間では、基本的には実施の形態1の図5および図6にて示した処理フローと同様のデータ処理が行われるが、本実施の形態の印刷システム2では、4台のK色印刷プリンタ150K、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yが連結されているので、いずれのプリンタが緊急停止するかにより、印刷システム2の動作が再開される際に、それぞれのプリンタにおける動作開始タイミングが異なることとなる。
図10は、本実施の形態の印刷システム2において、制御コンピュータ600、K色印刷制御部90K、C色印刷制御部90C、M色印刷制御部90M、およびY色印刷制御部90Yによる動作制御タイミングの一例を示した図である。図10では、一例として、通常停止(すなわち、すべてのプリンタのインターバルパラメータ値が「0」の状態)が行われた後の動作開始後にC色印刷プリンタ150Cが緊急停止され、その後、印刷システム2の動作が再開される場合を示している。
図10に示したように、まず、制御コンピュータ600の動作制御部601(図4参照)は、ユーザによる制御コンピュータ600の不図示の操作パネルから印刷開始の指示を受信すると、K色印刷プリンタ150K、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yに対して印刷開始の指示を行う(図10(1))。その際に、動作制御部601は、記憶部603に記憶されたインターバルパラメータを読み出すが(図6のステップ202参照)、上記したように、すべてのプリンタのインターバルパラメータ値が「0」であるので、K色印刷プリンタ150K、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yは、所定のタイミングで印刷を開始する(図6のステップ302〜306等参照)。
その後、例えばC色印刷プリンタ150Cに動作エラー等の緊急停止要因が発生し(図10(2))、C色印刷プリンタ150Cが緊急停止されると、C色印刷プリンタ150Cのメインモータの動作は直ちに停止され、C色印刷プリンタ150Cから制御コンピュータ600に緊急停止された旨の通知が行われる(図10(3))。さらには、C色印刷プリンタ150CのC色印刷制御部90Cは、搬送量計測部(図4参照)が搬送管理カウンタを停止し(図6のステップ308等参照)、搬送管理カウントデータを制御コンピュータ600に送信する(図10(2):図6のステップ309等参照)。
C色印刷プリンタ150Cから緊急停止通知を受け取った制御コンピュータ600は、K色印刷プリンタ150K、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yに対して、動作停止を指示する(図10(4):図6のステップ205参照)。それに対応して、K色印刷制御部90K、M色印刷制御部90M、およびY色印刷制御部90Yは、搬送量計測部(図4参照)が搬送管理カウンタを停止し(図6のステップ308等参照)、搬送管理カウントデータを制御コンピュータ600に送信する(図10(4):図6のステップ309等参照)。
ここで、C色印刷プリンタ150Cが緊急停止した際には、K色印刷プリンタ150Kの連帳紙Pの搬送量Kkと、C色印刷プリンタ150Cの連帳紙Pの搬送量Kcと、M色印刷プリンタ150Mの連帳紙Pの搬送量Kmと、Y色印刷プリンタ150Yの連帳紙Pの搬送量Kyとの間には、Kc<Kk≒Km≒Kyの関係が生じる。そのため、K色印刷プリンタ150KとC色印刷プリンタ150Cとの間に配置された第1バッファユニット200Aでの連帳紙Pの保持量は、通常の設定値よりも多くなる。その一方で、C色印刷プリンタ150CとM色印刷プリンタ150Mとの間に配置された第2バッファユニット200Bでの連帳紙Pの保持量は、通常の設定値よりも少なくなる。なお、M色印刷プリンタ150MとY色印刷プリンタ150Yとの間に配置された第3バッファユニット200Cでの連帳紙Pの保持量は、通常の設定値とほぼ変化しない。
制御コンピュータ600の動作制御部601では、K色印刷プリンタ150K、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yそれぞれから搬送管理カウントデータを受信し(図6のステップ206参照)、受け取ったK色印刷プリンタ150K、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yそれぞれの搬送管理カウントデータを基に、インターバルパラメータを算出する(図6のステップ207参照)。
そして、インターバルパラメータが「有り」のデータおよびインターバルパラメータ値が記憶部603に記憶される(図6のステップ208参照)。
引き続いて、印刷システム2にて印刷を再開する際には、制御コンピュータ600の動作制御部601は、ユーザによる制御コンピュータ600の不図示の操作パネルから印刷開始の指示を受信すると、K色印刷プリンタ150K、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yに対して印刷開始の指示を行う(図10(5))。
その際に、動作制御部601は記憶部603に記憶されたインターバルパラメータを読み出す。そして、インターバルパラメータが「有り」か、または「無し」かを判断する(図6のステップ202参照)。
この場合に、K色印刷プリンタ150K、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yに関しては、インターバルパラメータが「有り」と判断される。そして、K色印刷プリンタ150Kのインターバルパラメータ値に基づいて、印刷開始インターバルIkを算出する(図6のステップ203参照)。同様に、M色印刷プリンタ150Mのインターバルパラメータ値に基づいて、印刷開始インターバルImを算出する。また、Y色印刷プリンタ150Yのインターバルパラメータ値に基づいて、印刷開始インターバルIyを算出する。
一方、C色印刷プリンタ150Cに関しては、インターバルパラメータが「無し」と判断される。そのため、ステップ203の印刷開始インターバルの算出処理は行わない。
そして、印刷開始の指示を受信したC色印刷プリンタ150Cは、印刷開始インターバルデータが送信されないので、直ちに連帳紙Pの搬送および画像形成動作を開始する。
一方、印刷開始の指示を受信したK色印刷プリンタ150K、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yには、それぞれ印刷開始インターバルIk,Im,Iyを指定するデータが送信される。そして、K色印刷プリンタ150K、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yは、それぞれ印刷開始インターバルIk,Im,Iyだけ待機して(図6のステップ402参照)、動作の開始を遅らせる。
それにより、第1バッファユニット200Aでの連帳紙Pの保持量、および第2バッファユニット200Bでの連帳紙Pの保持量は、規定の設定値に回復する。
このように、本実施の形態の印刷システム2においては、K色印刷プリンタ150K、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yの例えばメインモータの動作時間を計測することで、それぞれのプリンタにおける連帳紙Pの搬送量を常時監視している。そして、印刷システム2が停止した後に印刷を再開する際に、それぞれのプリンタにおける連帳紙Pの搬送量の差に基づいて、K色印刷プリンタ150K、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yの動作開始タイミングを制御している。
それにより、K色印刷プリンタ150K、C色印刷プリンタ150C、M色印刷プリンタ150M、およびY色印刷プリンタ150Yに加えて、第1バッファユニット200A、第2バッファユニット200B、および第3バッファユニット200Cといった多数の装置が配置された場合にも、印刷システム2が緊急停止した際のユーザの回復処理の負担を軽減する。また、第1バッファユニット200A、第2バッファユニット200B、および第3バッファユニット200Cでの連帳紙Pの保持量を設定量に維持し、連帳紙Pに破断等が生じるのを抑制する。
本発明の一実施の形態である印刷システムの全体構成を示した図である。 第1プリンタの構成を示した図である。 ページレジストマークおよびカラーレジストマークの一例を示した図である。 制御コンピュータ、第1プリンタの総合制御部、および第2プリンタの総合制御部における搬送制御に関係する機能部の構成を示した図である。 第1プリンタおよび第2プリンタそれぞれのメインモータの動作時間を計測し、それを制御コンピュータに送信する際の処理の手順の一例を示したフローチャートである。 印刷システムが画像形成動作を再び開始する際に、制御コンピュータ、第1プリンタの総合制御部、および第2プリンタの総合制御部がそれぞれ第1プリンタおよび第2プリンタの動作を制御する際の処理の手順の一例を示したフローチャートである。 第1プリンタおよび第2プリンタを印刷再開させた場合の搬送時間tと連帳紙の搬送速度vとの関係を示した図である。 本発明の他の実施の形態である印刷システムの全体構成を示した図である。 K色印刷プリンタの構成を示した図である。 制御コンピュータ、K色印刷制御部、C色印刷制御部、M色印刷制御部、およびY色印刷制御部による動作制御タイミングの一例を示した図である。
符号の説明
1,2…印刷システム、30K…K色画像形成ユニット、30C…C色画像形成ユニット、30M…M色画像形成ユニット、30Y…Y色画像形成ユニット、53A,53B…搬送量計測部、54A,54B…搬送量記憶部、100A…第1プリンタ、100B…第2プリンタ、150K…K色印刷プリンタ、150C…C色印刷プリンタ、150M…M色印刷プリンタ、150Y…Y色印刷プリンタ、200…バッファユニット、200A…第1バッファユニット、200B…第2バッファユニット、200C…第3バッファユニット、300…連帳紙給紙装置、400…連帳紙巻取装置、500…表裏反転ユニット、600…制御コンピュータ、601…動作制御部、602…演算処理部、603…記憶部、700…通信ネットワーク

Claims (14)

  1. 帯状に形成された媒体に画像を形成する第1画像形成手段と、
    前記第1画像形成手段の前記媒体の搬送方向下流側にて当該媒体に画像を形成する第2画像形成手段と、
    前記第1画像形成手段にて前記媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該第1画像形成手段での当該媒体の搬送量を計測する第1搬送量計測手段と、
    前記第2画像形成手段にて前記媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該第2画像形成手段での当該媒体の搬送量を計測する第2搬送量計測手段と、
    前記第1搬送量計測手段にて計測された前記搬送量と前記第2搬送量計測手段にて計測された前記搬送量とに基づいて、前記第1画像形成手段の各構成部の動作開始タイミングと前記第2画像形成手段の各構成部の動作開始タイミングとを制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記制御手段は、前記第1画像形成手段における前記媒体を搬送する搬送部の動作開始タイミングと前記第2画像形成手段における当該媒体を搬送する搬送部の動作開始タイミングとを制御することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  3. 前記第1画像形成手段と前記第2画像形成手段との間に、経路長が可変の通過経路を通過させながら前記媒体を搬送する媒体搬送手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記媒体搬送手段にて前記媒体が所定の経路長を保ちながら前記通過経路を搬送されるように、前記第1画像形成手段における当該媒体を搬送する搬送部の動作開始タイミングと前記第2画像形成手段における当該媒体を搬送する搬送部の動作開始タイミングとを制御することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  4. 前記制御手段は、前記第1画像形成手段における定着処理部の動作開始タイミングと前記第2画像形成手段における定着処理部の動作開始タイミングとを制御することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  5. 前記第1搬送量計測手段は、前記第1画像形成手段にて前記媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該第1画像形成手段での当該媒体の搬送時間により前記搬送量を計測し、前記第2搬送量計測手段は、前記第2画像形成手段にて前記媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該第2画像形成手段での当該媒体の搬送時間により前記搬送量を計測することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  6. 前記制御手段は、前記第1画像形成手段および前記第2画像形成手段のいずれか一方が画像形成動作中に緊急に停止した場合に、当該第1画像形成手段の各構成部の動作開始タイミングと当該第2画像形成手段の各構成部の動作開始タイミングとを制御することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  7. 帯状に形成された媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記搬送手段にて前記媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該媒体の搬送量を計測する搬送量計測手段と、
    前記搬送量計測手段にて計測された前記搬送量を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記搬送量と、前記搬送手段にて搬送される前記媒体を同時に搬送する外部装置における当該媒体の搬送量とに基づいて、当該搬送手段および前記画像形成手段の動作開始タイミングを制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記外部装置と当該画像形成装置との間の前記媒体の長さが所定値を維持するように前記搬送手段の動作開始タイミングを制御することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記搬送量計測手段は、前記搬送手段にて前記媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの搬送時間により当該媒体の搬送量を計測することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  10. 帯状に形成された媒体に画像を形成する第1画像形成装置にて当該媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該媒体の搬送量と、当該第1画像形成装置の前記媒体の搬送方向下流側で当該媒体に画像を形成する第2画像形成装置にて当該媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該媒体の搬送量とを取得する搬送量取得手段と、
    前記搬送量取得手段にて取得した前記第1画像形成装置での前記媒体の搬送量と前記第2画像形成装置での当該媒体の搬送量とを比較する演算手段と、
    前記演算手段による前記搬送量の比較結果に基づいて、前記第1画像形成装置の各構成部の動作開始タイミングを制御する信号と、前記第2画像形成装置の各構成部の動作開始タイミングを制御する信号とを生成する制御信号生成手段と
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  11. 前記制御信号生成手段は、通信手段を用いて前記信号を前記第1画像形成装置と前記第2画像形成装置とに送信することを特徴とする請求項10記載の制御装置。
  12. 前記制御信号生成手段は、前記第1画像形成装置における前記媒体を搬送する搬送部の動作開始タイミングを制御する前記信号と、前記第2画像形成装置における当該媒体を搬送する搬送部の動作開始タイミングを制御する前記信号とを生成することを特徴とする請求項10記載の制御装置。
  13. 前記制御信号生成手段は、前記第1画像形成装置と前記第2画像形成装置との間の前記媒体の長さが所定値を維持するように前記信号を生成することを特徴とする請求項12記載の制御装置。
  14. コンピュータに、
    帯状に形成された媒体に画像を形成する第1画像形成装置にて当該媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該媒体の搬送量と、当該第1画像形成装置の前記媒体の搬送方向下流側で当該媒体に画像を形成する第2画像形成装置にて当該媒体の搬送が開始されてから停止されるまでの当該媒体の搬送量とを取得する機能と、
    取得した前記第1画像形成装置での前記媒体の搬送量と前記第2画像形成装置での当該媒体の搬送量とを比較する機能と、
    前記第1画像形成装置での前記搬送量と前記第2画像形成装置での前記搬送量との比較結果に基づいて、前記第1画像形成装置の各構成部の動作開始タイミングを制御する信号と、前記第2画像形成装置の各構成部の動作開始タイミングを制御する信号とを生成する機能と
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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