JP2008089933A - 画像投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】机上に設置してその机の表面に複数の画像を投射する画像投影装置において、投影される画像が画像投影装置の一辺に投影されるので、その反対側に位置する観察者からは投影された画像が見えにくいという課題があった。
【解決手段】机上に設置して、上方に投影された映像光を反射鏡により下方の机の表面に投射する画像投影装置であって、この反射鏡により反射される映像光は、画像投影装置の筐体を中心として対称な方向に複数投射されるように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データを光変調素子により映像光に変換し、スクリーン等の投影面に投射して画像表示を行う画像投影装置に関する。特に、画像投影装置を会議テーブル等に設置して、その会議テーブル上に複数の画像表示を行うものに関する。
近年、会議等において、パーソナルコンピュータと画像投影装置とを接続し、パーソナルコンピュータから送信される画像データを投影スクリーン上に投射して、多人数の聴衆に向けたプレゼンテーションが行われている。通常、数十人以上の聴衆に対して大きな投影スクリーン上に映像光を投影して行われている。
しかし、多くの場合、会議は、比較的小さな会議テーブルで配布された資料等を見ながら行われる。このような会議では、会議室が狭すぎて画像投影装置の投影スクリーンを設置できない場合がある。また、狭い会議室に投影スクリーン等を設置してプレゼンテーションを行うと、投影された画像が参加者の背中の方向となり、一部の参加者が不自然な姿勢をとらなければならない。また、手元の資料やノート型パソコンと投影される画像とが離れるので、投影された画像と資料とを比較し難い、等の不具合があった。
そこで、少人数用の会議テーブル上に設置し、複数の投影画像をその机上に投影する映像表示装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。図8はこの種の映像表示装置による投影状態を説明するための説明図である。机の上の設置面にハウジング110からなる映像表示装置が設置されている。ハウジング110は、光源111と、この光源から出射された光を透過型液晶デバイス117に照射するための照明光学系118と、イメージデータを映像光に変換するための透過型液晶デバイス117と、透過型液晶デバイス117からの映像光を反射する固定式マイクロミラーアレイ116と、この固定式マイクロミラーアレイ116から反射された映像光を投射する投影光学系115と、光源111及び透過型液晶デバイス117へイメージデータを送信する電気系112と、を備えている。そして投影像はハウジングが設置された設置面と略同一の表面である投影面へ投影される。
このように、この種の映像表示装置は、他の書類と同じ平面上に投影像を投影する。そのために、参加者は机上に広げている他の書類を見ていると同じ感覚で投影像を見ることができ、書類と投影像とを容易に比較することができる。この種の映像表示装置によれば、特定の方向に単一の画像を投射することができる他に、2人或いは3人の参加者に対して異なる複数の画像を投射することができる。
特開2003−280091号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された映像表示装置は、映像表示装置の一辺の方向に投影像を投影する。そのため、会議に複数の参加者が参加している場合に、参加者が一列に並んだ位置から投影像を見ることや、投影像を中心にして参加者が対象な位置から見ることを前提にしている。従って、当該映像表示装置が投影している方向と反対側の方向に位置する参加者からは、その投影像が見え難い。多くの参加者から投影像が見えるようにするためには、映像表示装置を会議テーブルの辺部に設置する必要があるが、そうすると利用者の人数が更に制限される、という不具合があった。
また、特許文献1の映像表示装置では、透過型液晶デバイスからの映像光をマイクロミラーアレイで特定の方向に反射させ、その反射された映像光が投影光学系により投射する、という構成である。従って、投射光学系が特定の方向を向いているために、その向いている方向と反対側の方向に映像光を投射することができない。
本発明においては上記課題を解決するために以下の手段を講じた。
請求項1に係る発明においては、光源と、前記光源から入射した光を変調して映像光を出射する光変調素子と、前記映像光を投影する投影レンズ部と、前記光源、前記光変調素子及び前記投影レンズ部を収納する筐体と、を備えた画像投影装置において、前記投影レンズ部により投射される映像光を反射する反射鏡を更に備え、前記反射鏡により反射される映像光は、前記筐体を中心として異なる方向に複数投影されることを特徴とする画像投影装置とした。
請求項2に係る発明においては、前記反射鏡により反射される映像光は、前記筐体を中心として異なる方向に対称に複数投影されることを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置とした。
請求項3に係る発明においては、前記反射鏡により反射される映像光は、前記筐体が設置された設置面と略同一の面に結像されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像投影装置とした。
請求項4に係る発明においては、前記複数投影される映像光によって、互いに異なる画像が投影されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像投影装置とした。
請求項5に係る発明においては、前記投影レンズ部を一つ有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像投影装置とした。
請求項6に係る発明においては、前記光変調素子を複数有し、前記光変調素子から出射される複数の映像光は、前記投影レンズ部の異なる光路を経由して投射されることを特徴とする請求項5に記載の画像投影装置とした。
請求項7に係る発明においては、前記反射鏡によって反射される映像光は、前記筐体によって遮られない、又は、前記筐体に投影されないことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像投影装置とした。
請求項8に係る発明においては、前記投影レンズ部の光軸と前記筐体の投影レンズ部側であって前記反射光が投影される方向の外延との間の距離をL、前記投影レンズ部側の前記筐体の外延と前記反射鏡との間の距離をD、前記投影レンズ部により投射される映像光のオフセット角をθとしたときに、2Dtanθ>Lの関係を満たすことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像投影装置とした。
請求項9に係る発明においては、前記反射鏡によって反射される映像光は、少なくとも前記筐体の一部に投影されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像投影装置とした。
請求項10に係る発明においては、前記少なくとも筐体の一部に投影される映像光の領域に対応する前記光変調素子の領域には、前記光変調素子の他の領域とは異なる画像が形成されることを特徴とする請求項9に記載の画像投影装置とした。
請求項11に係る発明においては、前記光変調素子を4つ有し、前記反射鏡により反射される映像光は前記筐体から見て前後左右に投影されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像投影装置とした。
請求項12に係る発明においては、前記4つの光変調素子は、前記投影レンズ部の光軸に対して対象に配置されていることを特徴とする請求項11に記載の画像投影装置とした。
請求項13に係る発明においては、前記光変調素子を少なくとも3つ有し、前記各光変調素子により形成される各投影画像は互いに隣接することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像投影装置とした。
請求項14に係る発明においては、前記光変調素子は台形形状を有し、前記光変調素子は台形の上辺を前記投影レンズ部の光軸側に向けて配置され、前記台形の斜辺を隣接する光変調素子の台形の斜辺に近接して配置されていることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載の画像投影装置とした。
本発明によれば、光源と、光源から入射した光を変調して映像光を出射する光変調素子と、この映像光を投影する投影レンズ部と、これらを収納する筐体とを備える画像投影装置であり、更に、投影レンズ部から投射された映像光を反射鏡により反射させるようにしたので、複数の投影レンズ部を用いなくとも複数の投影像を筐体を中心として異なる方向に投影可能な、軽量で簡便な画像投影装置を構成することができる、という利点を有する。
また、反射鏡により投影される映像光は、筐体を中心として異なる方向に対称に複数投影されるので、投影される画像が見やすいと共に、部品の共通化を図ることができ、設計が容易であり且つ低コストで製造することができる、という利点を有する。
また、反射鏡により反射される映像光は、筐体が設置された設置面と略同一の面に結像するので、会議テーブル等に設置して簡便に使用することができる、という利点を有する。
また、複数投射される映像光は、互いに異なる画像を有するようにしたので、多くの情報を投射することが可能になる、という利点を有する。
また、一つの投影レンズ部を使用して複数の映像光の投射を行うことができるので、画像投影装置の軽量化、小型化を図ることができる、という利点を有する。
また、複数の光変調素子を用い、各光変調素子からの映像光を投影レンズ部の複数の光路を経由して投射するようにしたので、投影する情報量が増加し、かつ、投影レンズ部を複数設ける必要がないので、小型化、軽量化を図ることができる、という利点を有する。
また、反射される映像光は筐体により遮られない、又は、筐体に投射されないようした。特に、投影レンズ部の光軸と筐体の投影レンズ部側であって反射光が投射される方向の外延との間の距離をL、投影レンズ部側の筐体の外延と反射鏡との間の距離をD、投影レンズ部により投射される映像光のオフセット角をθとしたときに、2Dtanθ>L、の関係を有するようにしたので、投射される映像光に欠けが生じない、という利点を有する。
また、反射鏡によって反射される映像光を、少なくとも筐体の一部に投影するようにして、投射する画像方向の調整等を不要とした。更に、上記筐体の一部に投影する投影像を形成する光変調素子の対応する領域は他の領域とは異なる画像、例えば映像光の照射を遮断する黒の画像を形成して、投影画像の欠けを防止した。これにより、映像光の方向の調整や、光変調素子の大きさ、形状の設計の自由度を確保することができる、という利点を有する。
また、4つの光変調素子を有し、反射鏡により反射される映像光を筐体の前後左右の周囲に投射するようにした。そのため、会議テーブル等の中心部に画像投影装置を設置すれば参加者全員のほぼ正面にそれぞれ独立した画像を投影することができる、という利便性を有する。
また、上記4つの光変調素子を、投影レンズ部の光軸に対して対象に配置したことにより、画像投影装置をコンパクトに構成することができる、という利点を有する。
また、少なくとも3つの光変調素子を有し、これらの光変調素子により投射される映像光による投影画像は互いに隣接するようにしたので、一つの光変調素子により形成される画像と、これに隣接する光変調素子により形成される画像とを連続的に構成することができる、という利点を有する。
また、複数の光変調素子を台形形状とし、台形の上辺を投影レンズの光軸側に向けて配置し、また、台形の斜辺を隣接する光変調素子の台形の斜辺と近接して配置した。これにより、各光変調素子から投影される投影像を略連続的に繋ぎ合わせることができる、という利点を有する。
以下、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像投影装置を机の上に設置して投影している状態を示す説明図であり、図1(a)は画像投影装置が投影している状態の模式的断面図であり、図1(b)その上面図である。同一の部分又は同一の機能を有する部分は同一の符号を付した。
画像投影装置は筐体1と反射鏡2と支柱3により構成されている。2本の支柱3は筐体1の上面の角部近傍に立設し、反射鏡2を保持している。支柱3が立設する領域は映像光の光路外なので、投射される投影像に影響を与えない。反射鏡2はプラスチック材料の表面にアルミニュウム薄膜を堆積したものを使用し、そのアルミニュウム薄膜の表面を反射面とした。プラスチック材料に代えてガラスや金属材料を使用することができる。筐体1は、光変調素子である透過型の第1液晶表示素子5a及び第2液晶表示素子5b、投影レンズ部4、また、図示しない光源、リレーレンズ、ライトパイプ、駆動回路等を収納する。第1液晶表示素子5a及び第2液晶表示素子5bは、投影レンズ部4の光軸8に対して対称の位置に配置されている。
2つの第1液晶表示素子5a及び第2液晶表示素子5bは映像光を投影レンズ部4に照射する。投影レンズ部4は、第1液晶表示素子5a及び第2液晶表示素子5bから出射された映像光をそれぞれ異なる光路を経由して上方の反射鏡2に向けて投射する。そして、反射鏡2により反射された映像光は、筐体1が設置された設置面と略同一面の左投射領域7a及び右投射領域7bに結像される。左投射領域7a及び右投射領域7bは筐体1を中心として対称な位置関係を有する。なお、映像光が結像する結像面は筐体1の設置面と必ずしも同一平面である必要はない。投影される画像を引き伸ばしたい場合には、所定の高さを有する台の上に筐体1をのせて投影させる。また、本実施の形態においては、反射される映像光は筐体1を中心として対称な方向であるが、これに限定されない。例えば互いに略90°異なる方向とすることができる。この場合は、第1液晶表示素子5aと第2液晶表示素子5bとを互いに略90°の位置に配置する。
ここで、反射鏡2により反射された映像光が筐体1により遮られない、又は、筐体1に映像光が照射されないようにする条件を説明する。投影レンズ部4の光軸8に対してオフセット角をθとし、投影レンズ部4側であって映像光が投射される方向の筐体の外延との間の距離をLとし、筐体1の投影レンズ部4側の外延と反射鏡2との間の距離をDとした場合に、オフセット角θが次式を満たすようにする。
2Dtanθ>L
これにより、投射される映像光は筐体1により遮られることがない。
図2は、第1液晶表示素子5a及び第2液晶表示素子5bから出射したそれぞれの映像光が、一つの投影レンズ部4の互いに異なる光路を通過して投射される状態を説明するための光路図である。同一の部分及び同一の機能を有する部分は同一の符号を付した。
光源12から出射した光はリフレクタ11により反射されて集光され、ライトパイプ13の入射面18からライトパイプ13内に導かれる。ライトパイプ13の出射面19からは面分布が均一化された光が出射し、拡大レンズ15により拡大されて第1液晶表示素子5a及び第2液晶表示素子5bに照射される。第1液晶表示素子5a及び第2液晶表示素子5bは光軸14に対して対称の位置に配置されている。透過型液晶素子は微細な画素がマトリクス状に配列しており、各画素は画像信号に基づいて光の透過光量を制御する。従って、ライトバルブとして機能する。マトリクス状に配列する画素の透過光量を制御することにより入射光を映像光に変換する。映像光に変換された光は投影レンズ部4に入射する。投影レンズ部4はリレーレンズ等の第1レンズとフォーカシングレンズの第2レンズとから構成されている。投影レンズ部4内においても、第1液晶表示素子5a及び第2液晶表示素子5bにより形成された各映像光はそれぞれ異なる光路を通過して、反射鏡2へ出射される。
このように、一つの投影レンズ部4を使用して複数の投影像を投影するので、画像装置の軽量化、小型化を図ることができる。また、投影レンズ部4により複数の映像光を投射した後に反射鏡2で反射させ、複数の方向に投影画像を形成する。そのために、映像光を投射する方向ごとに投影レンズ部4を設ける必要がない、という利点を有する。
なお、図2に示した光路は一例である。光源12、リフレクタ11及びライトパイプ13に代えて面発光源を用いても良い。第1液晶表示素子5a及び第2液晶表示素子5bとして、反射型液晶素子やDMD(digital maicromirror device)素子を使用することができる。DMD素子は多数のマイクロミラーを行列状に配置し、各マイクロミラーの角度を制御して入射した光の反射方向を変化させて入射光を映像光へ変換する。従って、投影レンズ部4側からDMD素子に光を照射し、反射される映像光を投影レンズ部4に導くようにする。この場合も、2つのDMD素子から出射する映像光は互いに異なる光路を通過する。
図3は、画像投影装置を駆動するための駆動回路20の回路ブロック図である。同一の部分又は同一の機能を有する部分は同一の符号を付した。
図3において、ビデオ信号等の画像データを入力し、同期信号等を抽出して画像データを処理する画像データ処理回路23と、一フレームの画像信号を一時的に記憶する第1フレームメモリ21a及び第2フレームメモリ21bと、画像データを入力して光変調素子5である第1液晶表示素子5a及び第2液晶表示素子5bをそれぞれ駆動するための第1変調素子駆動回路31a及び第2変調素子駆動回路31bと、パーソナルコンピュータ等からLANを経由して画像データの入力や制御信号等の通信を行うためのインターフェース(I/F)26と、画像投影装置の制御プログラム等を記憶するROM27と、CPU29の制御によりROM27から制御プログラム等を読み出して実行させるための作業領域となるRAM28と、プログラムの処理及び映像投影装置の制御を行うためのCPU29と、CPU29と入出力手段25との間を中継ぎするためのI/O24と、データ通信を行うためのバス30と、これらの光変調素子5やその他の回路に電源を供給するための電源回路22等により構成されている。
光変調素子である第1液晶表示素子5a及び第2液晶表示素子5bは、例えば次のようにして駆動することができる。画像データ処理回路23はビデオ信号である画像データを入力し、水平同期信号及び垂直同期信号を抽出して第1フレームメモリ21aを介して第1変調素子駆動回路31aに画像データを出力する。第1変調素子駆動回路31aは第1液晶表示素子5aに画像信号を出力してビデオ画像を表示させる。また、画像データ処理回路23は、外部のパーソナルコンピュータからI/F26、バス30を経由し、CPU29の制御のもとに他の画像データを入力し、第2フレームメモリ21bを介して第2変調素子駆動回路31bに他の画像データを出力する。第2変調素子駆動回路31bはこの画像データを変換した画像信号を第2液晶表示素子5bに出力して他の画像を表示させる。このようにして、左投射領域7aにはパーソナルコンピュータからの画像を投影し、右投射領域7bにはテレビやビデオデッキからのビデオ画像を投影することができる。
また、左投射領域7aと右投射領域7bとは投影画像の方向が互いに反転するように投射する。通常、画像投影装置は机の中心に据える。そして会議の参加者は対面している。対面する参加者が正立する画像を見ることができるように左投射領域7aと右投射領域7bに投影される画像は互いに上下が反転する必要がある。第1液晶表示素子5aと第2液晶表示素子5bとを光軸14を中心として対称の方向に設置すれば、反転画像を投影することができる。第1液晶表示素子5aと第2液晶表示素子5bとを光軸14に対して同じ方向を向けて設置した場合は投影される2つの画像は同じ方向を向くことになる。従って、対面するいずれかの参加者は倒立画像を観察することになる。また、フレームメモリ21aのデータをフレームメモリ21bに転送しても良い。
例えば、2つの液晶表示素子5a、5bに同じビデオ画像を表示させる場合に、一方の液晶表示素子に与える画像信号は一旦フレームメモリ21に記憶し、画像データ処理回路23はフレームメモリ21に書き込まれたデータの順番を逆転して読み出して変調素子駆動回路31a、31bへ出力するようにする。これにより、第1液晶表示素子5aと第2液晶表示素子5bとを同じ方向を向けて設置した場合でも、対面する参加者は成立像を見ることができる。画像データがLANを介して入力された場合でも、同様である。
図4は、他の実施の形態に係る画像投影装置を机の上に設置して投影している状態を示す説明図であり、図4(a)は1つの光変調素子により画像を投影している状態を表す模式的断面図であり、図4(b)はその上面図であり、図4(c)は反射鏡2を上部から吊り下げた場合の状態を表す上面図である。同一の部分又は同一の機能を有する部分は同一の符号を付した。
図4(a)において、画像投影装置は筐体1内に1つの光変調素子である第3液晶表示素子5cを有し、投影レンズ部4に映像光を投射し、投影レンズ部4が映像光を反射鏡2に投影し、反射鏡2から投影された映像光が投射領域7cに投影される。図2を参照すれば、第1液晶表示素子5aと第2液晶表示素子5bの代わりに1個の第3液晶表示素子5cを設置した場合である。従って、反射鏡2から反射される映像光は筐体1の上部にも投影され、そのために、筐体1の側部には筐体1による影9aが生じる。同様に、筐体1の上部の2つの角部近傍に設けた2本の支柱3による影9bも生じている。
図4(b)は、第3液晶表示素子5cが投射領域7cの各辺近傍にABCDの文字を投影している状態を表している。そして、各辺に投影される画像は各辺から見て正立画像となるように画像処理が施されている。このような画像処理は次のようにして行う。例えば、CPU29の制御によりLANを経由して他のパーソナルコンピュータから4つの画像データを入力してRAM28あるいは図示しない外部メモリに記憶させる。画像データ処理回路23は、第3液晶表示素子5cの4辺に対応させてフレームメモリ21を4つの領域に分割する。そして、各辺に対応する画像データをRAM28又は外部メモリから読み出し、フレームメモリ21の4つの領域にそれぞれ書き込む。この書き込む際に、各辺に応じて画像データを回転させるための座標変換を行う。
次に、画像データ処理回路23はフレームメモリ21から画像データを読み出して変調素子駆動回路31に出力し、変調素子駆動回路31は第3液晶表示素子5cに当該画像データに対応する画像信号を出力する。この場合に、筐体1に投射される筐体領域と第3液晶表示素子5cの表示領域とを対応付け、当該表示領域に対応するフレームメモリ21のアドレスを関連付けておく。そして、当該アドレスには特定の画像データ、例えば黒表示の画像データを割り当てておく。これにより、筐体1にかかる部分に映像光が照射されない黒表示、或いは予め定めた他の特定の色の光を投影させるようにすることができる。
また、図4(b)に示すように、反射鏡2を2本の支柱3により支持しているために、反射鏡2により反射される映像光には支柱3による影9bが生ずる。この支柱3による影9bは、反射鏡2を投射領域7cの外部から支持する上部支柱3bを用いることにより、図4(c)に示すように除去することができる。また、支柱3bを反射鏡2又は筐体1上面の斜め対角線方向に設置することにより、この支柱による影の影響がほとんどなくなり視認性が向上する。
図5は、他の実施の形態に係る画像投影装置を机の上に設置して投影している状態を示す説明図であり、図5(a)は3つの光変調素子により画像を投影している状態を表す模式的断面図であり、図5(b)は図5(a)の上面図であり、図5(c)は、3つの光変調素子から出射した映像光の光路を説明するための光路図である。同一の部分又は同一の機能を有する部分は同一の符号を付した。
図5(a)において、筐体1は3つの光変調素子である第1DMD素子40a、第2DMD素子40b、第3DMD素子40cを収納している。DMD素子は多数のマイクロミラーを行列状に配列した構造を有している。各マイクロミラーは電界により角度が制御される。例えば正電界が印加されたときはマイクロミラーの角度が−θとなり、負電界が印加されたときは+θをとる。マイクロミラーは角度−θと+θとの間を高速で切り替えることができる。多数のマイクロミラーを画像データに応じていずれかの角度に設定することにより、マイクロミラーを反射する反射光を映像光へ変換することができる。照射する光をR(赤)G(緑)B(青)に切り替えて時間混色によりフルカラーの映像光を生成する。そして、各DMD素子から出射した映像光は投影レンズ部4を互いに異なる光路で通過し、反射鏡2により反射されて机6の上の各投射領域に投影される。なお、反射鏡2は筐体1の上部側面近傍に設置した支柱3により支持されている。支柱3は映像光が投射されない領域に設置されているので、投影像には支柱による影が生じない。
図5(b)には各DMD素子により投影される画像の投射領域が示されている。即ち、第1DMD素子40aからの映像光は第1投射領域41aに投影され、第2DMD素子40bからの映像光は第2投射領域41bに投影され、第3DMD素子40cからの映像光は第3投射領域41cに投影される。画像投影装置の筐体1を机6の中心部に設置すれば、机6の3辺の観察者の手前に投影することができる。
図5(c)は、第1DMD素子40a、第2DMD素子40b及び第3DMD素子40cの光路を示している。第1光源43aから出射した光は、図示しないカラーホイールを通過してRGBのカラー光に変換され、第1レンズ42aを介して第1DMD素子40aに照射して映像光に変換される。この映像光は投影レンズ部4を通過して反射鏡2の方向の第1投射領域41aへ投影される。同様に、第2光源43bから出射した光は図示しないカラーホイールを通過してRGBのカラー光に変換され、第2レンズ42bを介して第2DMD素子40bに照射して映像光に変換される。この映像光は投影レンズ部4を通過して反射鏡2の方向の第2投射領域41bへ投影される。第3光源43cから出射した光は図示しないカラーホイールを通過してRGBのカラー光に変換され、第3レンズ42cを介して第3DMD素子40cに照射して映像光に変換される。この映像光は投影レンズ部4を通過して反射鏡2の方向の第3投射領域41cへ投影される。
ここで、投影レンズ部4は実際にはフォーカシングレンズやリレーレンズ等の複数のレンズから構成されている。図5(c)には各DMD素子から出射した映像光の光路を矢印で示しているが、各光路は光軸14に沿って互いに異なる光路を通過する。このようにすれば、1個の投影レンズ部4を使用して3つの異なる画像を投影することができる。そのため、画像投影装置全体を軽量でかつ小型に構成することができる。なお、本実施の形態においてDMD素子を用いたが、これを透過型液晶表示素子や反射型液晶表示素子を用いることができる。
図6は、他の実施の形態に係る画像投影装置を机の上に設置して投影している状態を示す説明図であり、図6(a)は4つの台形のDMD素子により筐体1の周囲全面に画像を投影している状態を表す模式的断面図であり、図6(b)はDMD素子に表示する画像に台形補正を施して投影している状態を表す上面図である。同一の部分又は同一の機能を有する部分は同一の符号を付した。
図6(a)において、図5(a)と異なる部分は、反射鏡2の支持を上部支柱3bにより行っている点と、光変調素子であるDMD素子を4つ使用している点である。即ち、投影レンズ部4の光軸14を中心にして、第1DMD素子40a、第2DMD素子40b、第3DMD素子40c及び第4DMD素子40dが配置される。この場合に、各DMD素子は上辺(短辺)を光軸に向けた台形形状を有しており、隣り合う各DMD素子は境界線を繋ぐように配置している。これら4つのDMD素子から出射された映像光は筐体1が設置される机6の上の周囲全面に投影され、各DMD素子から投影される投影像は略繋がって投影される。
図6(b)に示すように、第1DMD素子40aから第1投射領域41aに、第2DMD素子40bから第2投射領域41bに、第3DMD素子40cから第3投射領域41cに、第4DMD素子40dから第4投射領域41dに文字「ABCD」が投影されている。観察者が机6の中心に設置された画像投影装置の方向を向いているものとして、投影された画像は各観察者に対して正立像として見ることができるようにしている。これは、各DMD素子を最初に走査される側を光軸14側に位置するように配置すればよい。しかし、各DMD素子をこのように配置しないで、すべて同じ方向に向けて配置したときは、以下のようになる。
第1DMD素子40aから投射された第1投射領域41aの投影像が成立像「ABCD」であるとして、他のすべてのDMD素子から投射された投影像もこれと同じ方向を向くことになる。観察者から見れば、第2DMD素子40bから投射された第2投射領域41bの投影像は倒立し、第3DMD素子40cから投射された第3投射領域41cの投影像は90度右方向に回転し、第4DMD素子40dから投射された第4投射領域41dの投影像は90度左回転して見えることになる。
そこで、次のようにして画像データの変換を行う。まず、フレームメモリ21に4つの記憶領域を設ける。第1フレームメモリ21aは第1DMD素子40aの画像データを記憶し、第2フレームメモリ21bは第2DMD素子40bの画像データを記憶し、第3フレームメモリ21cは第3DMD素子40cの画像データを記憶し、第4フレームメモリ21dは第4DMD素子の画像データを記憶する。
第1DMD素子40aは正立投影像を投射するので画像変換を行う必要がない。従って、画像データ処理回路23はLAN等からI/F26を経由して入力した画像データを入力し、あるいは、RAM28等に記憶された画像データを入力して第1フレームメモリ21aへ書き込み、この書き込まれた画像データを変調素子駆動回路31へ出力し、変調素子駆動回路31は第1DMD素子40aへ対応する画像信号を出力する。または、入力した画像データを一旦第1フレームメモリ21aに書き込まないで直接変調素子駆動回路31へ当該画像データを出力するようにしてもよい。
第2DMD素子40bは第2投射領域41bに倒立像を投影する。そこで、画像データ処理回路23は画像データを入力すると、第2フレームメモリ21bにアドレスを逆転させて画像データを書き込む。即ち、通常第2フレームメモリ21bはm×n個の画像データを走査順にアドレス11、12、・・・(m−1)n、mnに記憶する。そこで、画像データ処理回路23はm×n個の画像データをアドレスmn、(m−1)n、・・・、21、11の順番で第2フレームメモリ21bに書き込む。あるいは、第2フレームメモリ21bへの画像データの書き込みを通常の順番で書き込み、画像データ処理回路23が画像データをアドレスmn、m(n−1)・・・12、11の順に読み出すようにしてもよい。これにより、第2DMD素子40bに倒立画像を表示させ、第2投射領域41bに観察者からみて成立像を投影することができる。
第3DMD素子40cは第3投射領域41cに90度右回転した画像を投影する。従って、第3DMD素子40c上には(投影レンズ部4により左右の回転が逆転するため)90度右回転した画像が表示されている。そこで、画像データ処理回路23は、第3フレームメモリ21cに対して入力したm×n個の画像データをアドレスm1、(m−1)1、(m−2)1・・・11、m2、(m−1)2・・・mn、(m−1)n、・・・1nのように90度左回転したアドレスに順次書き込む。あるいは、第3フレームメモリ21cには通常の走査順に画像データを書き込み、画像データ処理回路23がこの第3フレームメモリ21cから上記90度左回転したアドレスの順序で画像データを読み出し、変調素子駆動回路31へ出力する。これにより、第3DMD素子40cには90度左回転した画像を表示させ、第3投射領域41cには観察者から見て正立像を投影することができる。
第4DMD素子40dは第4投射領域41dに90度左回転した画像を投影する。従って、第4DMD素子40d上には90度右回転した画像が表示されている。そこで、画像データ処理回路23は、第4フレームメモリ21dに対して入力したm×n個の画像データをアドレス1n、2n、3n・・・mn、1(n−1)、2(n−1)のように90度左回転したアドレスに順次書き込む。あるいは、第4フレームメモリ21dには通常の走査順に画像データを書き込み、画像データ処理回路23がこの第4フレームメモリ21dから上記90度右回転したアドレスの順序で画像データを読み出し、変調素子駆動回路31へ出力する。これにより、第4DMD素子40dには90度右回転した画像を表示させ、第4投射領域41dには正立像を投影することができる。以上のような画像変換処理を行うことにより、図6(b)に示すように、机6の周囲に向かい合って座る観察者は、正立像を見ることができるようになる。なお、同図では同一画像を投影している状態を表しているが、それぞれ異なる画像を投影することができることはいうまでもない。
次に、第1投射領域41aと第3投射領域41cとは第1境界線46により画され、第2投射領域41bと第3投射領域41cとは第2境界線47により画され、第1投射領域41aと第4投射領域41dとは第3境界線48により画され、第2投射領域41bと第4投射領域41dとは第4境界線49により画されている。
台形歪処理は、例えば台形の上辺の長さを基準として底辺(下辺)に向かうに従い画像データを間引いて圧縮する。変調素子駆動回路31は第1DMD素子40aの表示エリアの上辺から下辺に向けて線順次に走査する。画像データ処理回路23は、入力した画像データの第1番目の走査ライン(以下第1走査ラインという)の画像データを第1フレームメモリ21aに書き込む際に、第1走査ラインの表示エリアに対応する画素数分の画像データに圧縮する。
例えば第1番目の走査ラインの画素数が1280である場合には画像データ処理回路23は1280個の画像データを受け取る。そして最後の走査ラインにおける表示エリアの画素数が例えば640個である場合には、1280個の画像データを2個に1個の割合で間引いて圧縮する。そして、画像データ処理回路23は第1フレームメモリ21aに321番目のアドレスから順次640画像データを書き込む。従って第1フレームメモリ21aの第1走査ラインに対応する記憶領域には、321番目のアドレスから960番目のアドレスまで画像データが書き込まれる。第1走査ラインのその他の画像データは背景の画像データが書き込まれる。同様なことを、第2番目の走査ラインから順次最下行の走査ラインまで繰り返す。このようにして第1フレームメモリ21aに台形歪処理を施した画像データを構成する。
図7は、本発明の他の実施の形態に係る画像投影装置を机の上に設置して投影している状態を示す説明図である。図7(a)は画像投影装置が投影している状態の模式的断面図であり、図7(b)は画像を投影している状態の上面図であり、図7(c)は当該画像に台形補正を施した状態を示す。同一の部分又は同一の機能を有する部分は同一の符号を付した。
図7(a)において図1(a)と異なる部分は、反射鏡2’が中心線2bを中心にして水平面(投影面)に対して傾斜するように折れ曲がっている点である。その他については図1と同一である。反射鏡2’の水平面に対する傾斜角を適当に設定することにより、投影画像の投影位置を変更することができる。
なお、図7(b)に示すように、投影される画像は筐体1から遠ざかるに従い拡大される。即ち、投影画像は台形状に歪むことになる。図7(c)は、図6において説明したように、画像データ処理回路23により台形歪処理を施して画像を投影した状態を示す。観察者から見て手前側が誇張して拡大されたのを修正して正常な画像として視認することができる。
本発明の実施形態に係る画像投影装置を机上に設置して投影する状態を表す説明図である。 本発明の実施形態に係る画像投影装置の光路を表す光路図である。 本発明の実施形態に係る画像投影装置の駆動回路を表す回路ブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る画像投影装置を机上に設置して投影する状態を表す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る画像投影装置を机上に設置して投影する状態を表す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る画像投影装置を机上に設置して投影する状態を表す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る画像投影装置を机上に設置して投影する状態を表す説明図である。 従来公知の映像表示装置を机上に設置して投影する状態を表す説明図である。
符号の説明
1 筐体
2 反射鏡
3 支柱
4 投影レンズ部
5 光変調素子
6 机
7a 左投射領域
7b 右投射領域
8 光軸
9a 筐体による影
9b 支柱による影

Claims (14)

  1. 光源と、前記光源から入射した光を変調して映像光を出射する光変調素子と、前記映像光を投影する投影レンズ部と、前記光源、前記光変調素子及び前記投影レンズ部を収納する筐体と、を備えた画像投影装置において、
    前記投影レンズ部により投射される映像光を反射する反射鏡を更に備え、
    前記反射鏡により反射される映像光は、前記筐体を中心として異なる方向に複数投影されることを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記反射鏡により反射される映像光は、前記筐体を中心として異なる方向に対称に複数投影されることを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記反射鏡により反射される映像光は、前記筐体が設置された設置面と略同一の面に結像されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像投影装置。
  4. 前記複数投影される映像光によって、互いに異なる画像が投影されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  5. 前記投影レンズ部を一つ有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  6. 前記光変調素子を複数有し、前記光変調素子から出射される複数の映像光は、前記投影レンズ部の異なる光路を経由して投射されることを特徴とする請求項5に記載の画像投影装置。
  7. 前記反射鏡によって反射される映像光は、前記筐体によって遮られない、又は、前記筐体に投影されないことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  8. 前記投影レンズ部の光軸と前記筐体の投影レンズ部側であって前記反射光が投影される方向の外延との間の距離をL、前記投影レンズ部側の前記筐体の外延と前記反射鏡との間の距離をD、前記投影レンズ部により投射される映像光のオフセット角をθとしたときに、
    2Dtanθ>L
    の関係を満たすことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  9. 前記反射鏡によって反射される映像光は、少なくとも前記筐体の一部に投影されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  10. 前記少なくとも筐体の一部に投影される映像光の領域に対応する前記光変調素子の領域には、前記光変調素子の他の領域とは異なる画像が形成されることを特徴とする請求項9に記載の画像投影装置。
  11. 前記光変調素子を4つ有し、前記反射鏡により反射される映像光は前記筐体から見て前後左右に投影されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  12. 前記4つの光変調素子は、前記投影レンズ部の光軸に対して対象に配置されていることを特徴とする請求項11に記載の画像投影装置。
  13. 前記光変調素子を少なくとも3つ有し、前記各光変調素子により形成される各投影画像は互いに隣接することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  14. 前記光変調素子は台形形状を有し、前記光変調素子は台形の上辺を前記投影レンズ部の光軸側に向けて配置され、前記台形の斜辺を隣接する光変調素子の台形の斜辺に近接して配置されていることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載の画像投影装置。
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