JP2010281932A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】画像のタイリングやスタックによるコストの増大を抑制することができるプロジェクターを提供すること。
【解決手段】本発明のプロジェクター1は、光源部から射出された光を画像信号に応じて変調して画像を形成させる複数の画像形成光学部40と、複数の画像形成光学部ごとに対応して設けられ、画像形成光学部で変調された光を屈折させる複数の第1光学系50と、複数の第1光学系で屈折された光が入射する位置に設けられ、入射した光を反射して被照射面に進行させる共通ミラー31を備える第2光学系と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、プロジェクター、特に被照射面に向けて光を反射するミラーを有するプロジェクターの技術に関する。
従来、光源装置から射出された光を、被照射面に向けて反射させるミラーを備えて、被照射面に画像を表示させるプロジェクターがある。例えば、光源装置から射出された光を、ミラーによって広角化させて、被照射面であるスクリーンに近い位置から光を投写して画像を表示することを可能にした、いわゆる近接投写型のプロジェクターがある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2006−235516号公報
近年、プロジェクターによって表示される画像に対して、大画面化や高輝度化が要望される場合がある。これらの要望に対して、複数のプロジェクターを用いる場合がある。例えば、複数のプロジェクターによって表示される画像を、並列させて表示させる(以下、タイリングという。)ことで大画面化を図ることや、重ねて表示させる(以下、スタックという。)ことで画像の高輝度化を図ることが行われる場合がある。
しかしながら、大画面化や高輝度化のためにプロジェクターを複数用意する必要があるため、コストの増大が問題となる。一般的に、プロジェクターのコストのうち、ミラー部分の占めるコストが比較的大きなものである場合が多い。複数のプロジェクターを用意した場合、プロジェクターごとにミラーを備える必要があるため、コストの増大を招きやすいという問題がある。
また、表示される画像同士のタイリングやスタックのために、プロジェクターの設置時に設置位置の調整が必要となる。観察者に違和感を生じさせないようなタイリングやスタックを行うために、スクリーンに実際に表示される画像を見ながら、プロジェクターの設置位置を調整することは困難である場合が多く、設置位置の調整負担が大きくなってしまう場合がある。また、設置後に一部のプロジェクターの位置がずれてしまった場合には、再度の調整が必要になってしまうという問題もある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、画像のタイリングやスタックによるコストの増大を抑制することができるプロジェクターを提供することを目的とする。また、画像のタイリングやスタックのための設置時の調整負担を軽減することのできるプロジェクターを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、光源部から射出された光を画像信号に応じて変調して画像を形成させる複数の画像形成光学部と、複数の画像形成光学部ごとに対応して設けられ、画像形成光学部で変調された光を屈折させる複数の第1光学系と、複数の第1光学系で屈折された光が入射する位置に設けられ、入射した光を反射して被照射面に進行させる共通ミラーを備える第2光学系と、を有することを特徴とする。
共通ミラーが、複数の第1光学系で屈折された光の入射する位置に設けられているので、第1光学系ごとに対応させて別個にミラーを設ける必要がなく、必要なミラーの数を減らすことができる。したがって、複数の画像形成光学部により、被照射面に対して複数の画像を表示可能としつつ、ミラーの数を減らしてコストの増大を抑制することができるプロジェクターを得ることができる。また、ミラーの数を減らすことで、部品点数を減らすことができ、プロジェクターの大型化を抑制することができる。
また、複数の画像形成光学部、複数の第1光学系、共通ミラーを予めプロジェクターが有しているので、プロジェクターの組立時に適切な位置にそれぞれを配置しておけば、プロジェクターの設置時におけるそれらの位置関係の調整負担を軽減することができる。また、複数の画像形成光学部、複数の第1光学系、共通ミラーを予めプロジェクターが有しているので、複数のプロジェクターを用いる場合に比べて、位置関係にずれが生じにくくなる。
また、本発明の好ましい態様としては、共通ミラーは、第1光学系で屈折された光を広角化させる凹面ミラーであることが望ましい。凹面ミラーにより光を広角化させることで、被照射面に近い位置から光を投写して画像を表示する、いわゆる近接投射型のプロジェクターを実現することができる。また、第2光学系と被照射面との間に射出瞳が形成されるので、プロジェクターの筐体に設ける射出口を小さなものとすることができる。また、射出口を覆う透光性のカバーも小さくすることができるので、コストの抑制に寄与することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、共通ミラーは、1光学系で屈折された光を広角化させる凸面ミラーであることが望ましい。凸面ミラーにより、光を広角化させることで、被照射面に近い位置から光を投写して画像を表示する、いわゆる近接投射型のプロジェクターを実現することができる。また、凸面ミラーを用いることで、凹面ミラーを用いるよりも、投写距離を短くすることができる。したがって、被照射面により近い位置から光を投写して画像を表示するプロジェクターとすることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、複数の画像形成光学部のうち少なくとも一の画像形成光学部によって形成される画像と、複数の画像形成光学部のうち他の画像形成光学部によって形成される画像とが、被照射面において並列させて表示されることが望ましい。
被照射面において画像が並列されるので、プロジェクターによって表示される画像をタイリングすることができる。また、複数の画像形成光学部、複数の第1光学系、共通ミラーを予めプロジェクターが有しているので、プロジェクターの組立時に適切な位置にそれぞれを配置しておけば、プロジェクターの設置時におけるタイリングのための位置関係の調整負担を軽減することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、複数の画像形成光学部のうち少なくとも一の画像形成光学部によって形成される画像と、複数の画像形成光学部のうち他の画像形成光学部によって形成される画像とが、被照射面において略重ねて表示されることが望ましい。
被照射面において画像が略重ねて表示されるので、プロジェクターによって表示される画像をスタックすることができる。また、複数の画像形成光学部、複数の第1光学系、共通ミラーを予めプロジェクターが有しているので、プロジェクターの組立時に適切な位置にそれぞれを配置しておけば、プロジェクターの設置時におけるスタックのための位置関係の調整負担を軽減することができる。また、同じ画像同士をスタックさせれば、画像の高輝度化を図ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、一の画像形成光学部によって形成される画像と、他の画像形成光学部によって形成される画像とが、互いに視差を有することが望ましい。画像形成光学部によって形成される画像が視差を有することで、観察者に立体的な画像として認識させることができる。複数の画像形成光学部を有しているので、それぞれに異なる画像を表示させることができ、互いの画像形成光学部に形成される画像に容易に視差を持たせることができる。
また、立体的な画像を表示させる方式として、例えばアクティブシャッター方式を用いた場合には、画像形成光学部を複数持たないプロジェクターであれば、画像のちらつきを抑えるために、大きな周波数(例えば、120Hz)で駆動する必要がある。一方、画像形成光学部を2つ持たせてプロジェクターを構成した場合には、それぞれの画像形成光学部を半分の周波数(60Hz)で駆動すれば、ちらつきを抑えた画像を表示させることができる。すなわち、プロジェクターの駆動部に要求される機能を抑えて、コスト抑制を図ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、一の画像形成光学部によって形成される画像と、他の画像形成光学部によって形成される画像とが、互いに異なる偏光状態の光によって表示されることが望ましい。画像形成光学部によって形成される画像が、異なる偏光状態の光によって表示されることで、観察者に立体的な画像として認識させることができる。例えば、観察者に、左右のレンズで異なる偏光状態の光を通過させるめがねを掛けさせ、一の画像形成光学部には右目のレンズを通過する偏光状態の光で画像を表示させ、他の画像形成光学部には左目のレンズを通過する偏光状態の光で画像を表示させることで、観察者に立体的な画像として認識させることができる。なお、画像形成光学部が、光を変調させるための液晶パネルを備える構成のものであれば、光の偏光状態は揃えられて出力されるので、光の偏光状態を揃えるための特別な構造を準備することなく、立体的な画像表示を実現することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、共通ミラーは、光源装置からの光を反射する反射領域において、所定の平面に対して対称な形状で形成されていることが望ましい。共通ミラーの反射領域が所定の平面に対して対称な形状となっているので、画像形成光学部および第1光学系も所定の平面に対して対称に配置することができる。これにより、プロジェクターの組立性が向上し、画像形成光学部等の組付位置の調整も容易となるので、製造コストの抑制を図ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1光学系は、第1光学系の光軸が所定の平面から所定方向にシフトして配置され、光軸がシフトされた第1光学系に対応する画像形成光学部は、その画像形成光学部に形成された像の像面の中心軸が所定の平面から所定方向にシフトするように配置されており、第1光学系のシフト量よりも像面のシフト量の方が大きいことが望ましい。第1光学系のシフト量よりも像面のシフト量の方が大きいので、共通ミラーへの光の入射位置を所定の平面方向にシフトさせることができる。さらに、共通ミラーの所望の位置に光を入射させやすくなる。また、共通ミラーへの光の入射位置をシフトさせるために第1光学系での無理な光の屈折を減らすことができ、光の利用効率の低下を抑えることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1光学系は、第1光学系の光軸が所定の平面から所定方向にシフトして配置され、光軸がシフトされた第1光学系に対応する画像形成光学部は、その画像形成光学部に形成された像の像面の中心軸が所定の平面から所定方向にシフトするように配置されており、第1光学系のシフト量よりも像面のシフト量の方が小さいことが望ましい。第1光学系のシフト量よりも像面のシフト量の方が小さいので、共通ミラーへの光の入射位置を所定の平面から離れる方向にシフトさせることができる。さらに、共通ミラーの所望の位置に光を入射させやすくなる。また、共通ミラーへの光の入射位置をシフトさせるために第1光学系での無理な光の屈折を減らすことができ、光の利用効率の低下を抑えることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1光学系は、第1光学系の光軸が所定の平面に対して傾きを有して配置されていることが望ましい。第1光学系の光軸の傾きによって、共通ミラーへの光の入射位置をシフトさせることができる。これにより、共通ミラーの所望の位置に光を入射させやすくなる。また、光軸の傾きにより、共通ミラーの所望の位置に光を入射させやすくなるので、第1光学系での光の屈折量を減らして、第1光学系を構成するレンズのサイズを小さくすることや、曲率を小さくすることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光軸が所定の平面に対して傾きを有して配置された第1光学系に対応する画像形成光学部は、その画像形成光学部に形成された像の像面の中心軸が、第1光学系の光軸からシフトするように配置されていることが望ましい。第1光学系の光軸の傾きに像面のシフトと組み合わせることで、共通ミラーへの光の入射位置がより一層制御しやすくなる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1光学系は、複数のレンズを備えて構成され、複数の第1光学系のうち一の第1光学系が備える複数のレンズの一部が、他の第1光学系が備える複数のレンズの一部と一体に形成されていることが望ましい。レンズの一部が一体に形成されるので、部品点数を減らして製造コストの抑制を図ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、画像形成光学部で変調された光を反射して、共通ミラーに向けて折り返す折り返しミラーをさらに有し、折り返しミラーは、画像形成光学部と第2光学系との間に配置されることが望ましい。折り返しミラーによって画像形成光学部で変調された光を折り返すので、光軸の折り曲げが可能となり、画像形成光学部等のプロジェクター内での配置位置の自由度が増す。例えば、プロジェクターの内部で画像形成光学部同士が干渉してしまい、うまく配置できない場合には、折り返しミラーを設けることで画像形成光学部同士を離して配置することが可能となり、それらの配置スペースを確保することが可能となる。なお、画像形成光学部で変調された光を反射するとは、画像形成光学部から射出された直後の光を反射する場合に限らず、画像形成光学部から射出されて第1光学系に入射したあとの光を反射する場合も含む概念である。すなわち、折り返しミラーは、第1光学系の途中や、第1光学系と共通ミラーとの間に配置されてもよい。
本発明の実施例1に係るプロジェクター内部の概略構成を示す横断面図。 像形成光学部の概略構成を示す図。 屈折光学部の概略構成を示す図。 プロジェクターの内部構成を説明するための平面図。 第1屈折光学部および第2屈折光学部のレンズ前群部分を拡大した部分拡大図。 実施例1の変形例1に係るプロジェクターの内部構成を説明するための平面図。 実施例1の変形例2に係るプロジェクターの内部構成を説明するための平面図。 実施例1の変形例3に係るプロジェクターの内部構成を説明するための平面図。 実施例1の変形例4に係るプロジェクターの内部構成を説明するための平面図。 一方のレンズ前群を拡大した部分拡大図。 実施例1の変形例4の比較例を示す図。 本発明の実施例2に係るプロジェクターの内部構成を説明するための平面図。 屈折光学部を構成するレンズ前群部分を拡大した部分拡大図。 実施例2の変形例1に係るプロジェクターの内部構成を説明するための平面図。 屈折光学部部分を拡大した部分拡大図。 本発明の実施例3に係るプロジェクターの内部構成を説明するための平面図。 実施例3の変形例1に係るプロジェクターの内部構成を説明するための平面図。 一方のレンズ前群を拡大した部分拡大図。 実施例3の変形例1の比較例を示す図。 実施例3の変形例2に係るプロジェクターの内部構成を説明するための平面図。 本発明の実施例4に係るプロジェクターの内部構成を説明するための平面図。 実施例4の変形例1に係るプロジェクターの内部構造を説明するための平面図。 屈折光学部を構成するレンズ前群部分を拡大した部分拡大図。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプロジェクター内部の概略構成を示す横断面図である。プロジェクター1はスクリーンに投写光を投写して画像を表示させるフロント投写型のプロジェクターである。観察者はスクリーンに表示された画像を観察する。プロジェクター1は、スクリーン10に近い位置から広角化された投写光を投写して画像を表示させる近接投写型のプロジェクターである。
スクリーン10は、反射型投影板であり、表側のスクリーン投写面(被照射面)10aに入射した入射光を拡散反射することにより画像を表示する。なお、スクリーン投写面10aの法線に沿う軸をZ軸とする。Z軸と直交し互いに垂直に交わる軸をX軸およびY軸とする。
プロジェクター1は、筐体2、像形成光学部(画像形成光学部)40、屈折光学部(第1光学系)50、反射光学部(第2光学系)55を有して大略構成される。像形成光学部40、屈折光学部50、反射光学部55は、筐体2の内部に備えられる。筐体2には、像形成光学部40から射出され、反射光学部55で反射された光を外部に射出させるための開口部(射出口)2aが形成されている。
<像形成光学部40について>
図2は、像形成光学部40の概略構成を示す図である。像形成光学部40は、プロジェクター1内に複数備えられ、本実施例1では、2つの像形成光学部40が備えられる(図4に示す、第1像形成光学部40aと第2像形成光学部40b。)。2つの像形成光学部40を構成する各要素は、各像形成光学部40に共通して設けられているので、同一の符号を付してまとめて説明する。なお、プロジェクター1が備える像形成光学部40は2つに限られず、より多くの像形成光学部40を備えていてもよい。
発光管70は、赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)光を含む光を射出する光源部であり、例えば、超高圧水銀ランプである。第1インテグレータレンズ71および第2インテグレータレンズ72は、アレイ状に配列された複数のレンズ素子を有する。第1インテグレータレンズ71は、発光管70からの光束を複数に分割する。第1インテグレータレンズ71の各レンズ素子は、発光管70からの光束を第2インテグレータレンズ72のレンズ素子近傍にて集光させる。第2インテグレータレンズ72のレンズ素子は、第1インテグレータレンズ71のレンズ素子の像を空間光変調装置上に形成する。
2つのインテグレータレンズ71、72を経た光は、偏光変換素子73にて特定の振動方向の直線偏光に変換される。重畳レンズ74は、第1インテグレータレンズ71の各レンズ素子の像を空間光変調装置上で重畳させる。第1インテグレータレンズ71、第2インテグレータレンズ72および重畳レンズ74は、発光管70からの光の強度分布を空間光変調装置上にて均一化させる。重畳レンズ74からの光は、第1ダイクロイックミラー75に入射する。第1ダイクロイックミラー75は、R光を反射し、G光およびB光を透過させる。第1ダイクロイックミラー75で反射したR光は、第1ダイクロイックミラー75、反射ミラー76でそれぞれ光路が折り曲げられ、R光用フィールドレンズ77Rへ入射する。R光用フィールドレンズ77Rは、反射ミラー76からのR光を平行化し、R光用空間光変調装置14Rへ入射させる。
R光用空間光変調装置14Rは、R光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置である。R光用空間光変調装置14Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム80へ入射する。
第1ダイクロイックミラー75を透過したG光およびB光は、第2ダイクロイックミラー81へ入射する。第2ダイクロイックミラー81は、G光を反射し、B光を透過させる。第2ダイクロイックミラー81で反射したG光は、第2ダイクロイックミラー81で光路が折り曲げられ、G光用フィールドレンズ77Gへ入射する。G光用フィールドレンズ77Gは、第2ダイクロイックミラー81からのG光を平行化し、G光用空間光変調装置14Gへ入射させる。G光用空間光変調装置14Gは、G光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置である。G光用空間光変調装置14Gで変調されたG光は、クロスダイクロイックプリズム80のうちR光が入射した面とは異なる面へ入射する。なお、各光用空間光変調装置14R,14G,14Bは、透過型変調素子であり、例えば、液晶パネルである。
第2ダイクロイックミラー81を透過したB光は、リレーレンズ82を透過した後、反射ミラー83での反射により光路が折り曲げられる。反射ミラー83からのB光は、さらにリレーレンズ84を透過した後、反射ミラー85での反射により光路が折り曲げられ、B光用フィールドレンズ77Bへ入射する。R光の光路およびG光の光路よりもB光の光路が長いことから、空間光変調装置における照明倍率を他の色光と等しくするために、B光の光路には、リレーレンズ82、84を用いるリレー光学系が採用されている。
B光用フィールドレンズ77Bは、反射ミラー85からのB光を平行化し、B光用空間光変調装置14Bへ入射させる。B光用空間光変調装置14Bは、B光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置である。B光用空間光変調装置14Bで変調されたB光は、クロスダイクロイックプリズム80のうちR光が入射する面、G光が入射する面とは異なる面へ入射する。
クロスダイクロイックプリズム80は、互いに略直交するように配置された2つのダイクロイック膜86、87を有する。第1ダイクロイック膜86は、R光を反射し、G光およびB光を透過させる。第2ダイクロイック膜87は、B光を反射し、R光およびG光を透過させる。クロスダイクロイックプリズム80は、それぞれ異なる方向から入射したR光、G光およびB光を合成し、屈折光学部50の方向へ射出する。クロスダイクロイックプリズム80から射出された光は、屈折光学部50を経て投写される。クロスダイクロイックプリズム80の出射面側には、仮想的に像面60が形成される。ここで、像面60の中心法線を像面中心軸AXとする。
<屈折光学部50について>
屈折光学部50は、像形成光学部40から射出された光を屈折させ、反射光学部55に入射させるためのものである。屈折光学部50は、プロジェクター1内に複数設けられ、本実施例1では、2つの像形成光学部40に対応して2つの屈折光学部50が設けられる(図4に示す、第1屈折光学部50aと第2屈折光学部50b。)。2つの屈折光学部50を構成する各要素は、各屈折光学部50に共通して設けられているので、同一の符号を付してまとめて説明する。なお、プロジェクター1が備える屈折光学部は2つに限られず、像形成光学部40の数に対応させて、より多くの屈折光学部を備えていてもよい。
図3は、屈折光学部50の概略構成を示す図である。屈折光学部50は、図1に示すスクリーン10の下方において、スクリーン投写面10aに対して垂直に延びる光軸OAに沿って配置された複数の屈折レンズで構成される。各レンズは、像面60側から反射光学部55に向かって配列されている。屈折光学部50を構成する各レンズは、像面60側のレンズ後群51bと反射光学部55側のレンズ前群51aとに分けられる。
レンズ後群51bを構成する各レンズは、光軸OAに対し回転対称になっている。なお、レンズ後群51bを構成する各レンズの全部または一部が非回転対称になっていても構わない。レンズ前群51aは、屈折光学部50を構成するレンズのうち、最も反射光学部55寄りに配置された2枚の自由曲面レンズで構成されている。ここで、最も反射光学部55寄りに配置されたレンズを自由曲面レンズとすることで、反射光学部55へ入射させる光の制御がしやすくなり、光学性能を高めることができる。
なお、レンズ前群51aを1枚のレンズで構成したり、3枚以上のレンズで構成したりしても構わない。また、レンズ前群51aを構成するレンズを自由曲面レンズでなく、球面レンズや非球面レンズ、あるいはそれらの組み合わせで構成しても構わない。また、レンズ後群51bを構成するレンズを自由曲面レンズで構成しても構わない。屈折光学部50を構成するレンズのうち少なくとも1枚のレンズが自由曲面レンズであることが望ましい。
各レンズの配置は、反射光学部55等の形状や配置との関係でスクリーン10に最適な投写ができるように調整されている。なお、光軸OAは、スクリーン投写面10aに対して垂直に延びる場合に限られない。
像面60上の各点からは、一定の広がりを有する複数の光束が射出される。像面60から射出した光束は、屈折光学部50を通過する際に屈折されて、光軸OAよりも下側方向に向かう。屈折光学系50を通過した光は、光軸OAよりも下側に設けられている反射光学部55で反射され、放射状の投写光としてスクリーン10に投写される。
<反射光学部55について>
反射光学部55は、1枚の共通ミラー31で構成される。この共通ミラー31は、反射面が非球面形状の凸面形状をなす凸面ミラーとなっている。共通ミラー31は、屈折光学部50を通過した光束を、スクリーン10のスクリーン投写面10aに向けて反射させる。屈折光学部50を通過した光束は、共通ミラー31によって拡散するように反射される。すなわち、共通ミラー31は、投写光を広角化させる機能を発揮する。このように、投写光を広角化する構成により、プロジェクター1を、スクリーン10に近い位置から広角化された投写光を投写して画像を表示させる近接投写型のプロジェクターとすることができる。
反射光学部55は、プロジェクター1が備える2つの屈折光学部50によって屈折された光が入射する位置に設けられている。すなわち、1つの共通ミラー31で、複数の屈折光学部50で屈折された光を反射させることができる。この構成により、屈折光学部50ごとに対応させて複数の共通ミラーを持たせる場合に比べて、プロジェクター1のコストを抑制することができる。
<像面60、屈折光学部50、共通ミラー31の平面的な位置関係について>
図4は、プロジェクター1の内部構成を説明するための平面図である。説明簡単のために、像形成光学部40を構成する各要素を省略する。また、屈折光学部50を構成する各レンズも省略する。以下、プロジェクター1が備える2つの像形成光学部40の一方を第1像形成光学部40aといい、他方を第2像形成光学部40bという。また、第1像形成光学部40aによって形成される像面60を第1像面60aといい、第2像形成光学部40bによって形成される像面60を第2像面60bという。また、第1像形成光学部40aに対応して設けられた屈折光学部50を第1屈折光学部50aといい、第2像形成光学部40bに対応して設けられた屈折光学部50を第2屈折光学部50bという。
共通ミラー31は、屈折光学部50で屈折された光を反射する反射領域において、X−Y平面に平行な所定の平面に対して対称な形状で形成されている。ここで、光軸OAと平行で、所定の平面に含まれて共通ミラー31と交差する軸をミラー中心軸BXとする。
第1屈折光学部50aは、その光軸OA1がミラー中心軸BXからX軸に沿った正の方向に偏芯(シフト)するように筐体2内に配置されている。また、第1像形成光学部40aは、第1像面60aの像面中心軸AX1がミラー中心軸BXからX軸に沿った正の方向にシフトするように筐体2内に配置されている。本実施例1では、第1屈折光学部50aのシフト量L1と、第1像面60aのシフト量L2とは等しくなっている。
第1屈折光学部50aを通過し、共通ミラー31に反射された光によって、像形成光学部40によって形成された画像がスクリーン投写面10aの略半分に表示される。第1屈折光学部50aを通過した光によって表示される画像を画像Aとする。画像Aのほとんどの部分は、ミラー中心軸BXに対して第1屈折光学部50aが配置された側、すなわち、X軸に沿う正の方向側のスクリーン投写面10aに表示される。それ以外の部分は、ミラー中心軸BXに対してX軸に沿う負の方向側のスクリーン投写面10aに表示される。
第2像形成光学部40bは、ミラー中心軸BXに対して第1像形成光学部40aと対称となるように配置されている。第2屈折光学部50bは、ミラー中心軸BXに対して第1屈折光学部50aと対称となるように配置されている。上述したように共通ミラー31は、ミラー中心軸BXを含む所定の平面に対称な形状で形成されているので、第2屈折光学部50bを通過した光によって表示される画像Bは、スクリーン投写面10aにおいて、ミラー中心軸BXに対して画像Aと対称となるように表示される。これにより、画像Aと画像Bは、スクリーン投写面10aの中央部分で一部の重なりを有するように並列させて表示され、画像Aと画像Bとのタイリングが実現される。
ここで、共通ミラー31が、第1屈折光学部50aおよび第2屈折光学部50bで屈折された光の入射する位置に設けられているので、光を広角化させるための共通ミラー31を1つ設ければよい。これにより、複数の像形成光学部により、スクリーン投写面10aに対して複数の画像を表示させつつ、共通ミラー31の数を減らしてコストの増大を抑制することができるプロジェクターを得ることができる。また、共通ミラー31の数を減らすことで、部品点数を減らすことができ、プロジェクターの大型化を抑制することができる。
また、複数の像形成光学部40a,40b、複数の屈折光学部50a,50b、共通ミラー31を、予めプロジェクター1が有しているので、プロジェクター1の組立時に適切な位置にそれぞれを配置しておけば、プロジェクター1の設置時におけるそれら各要素の位置関係の調整負担を軽減することができる。特に、画像Aと画像Bをタイリングして1つの大きな画像とするための上記各要素の位置関係の調整負担を軽減することができる。また、画像Aと画像Bは一部に重なりを有して表示されるので、画像Aと画像Bとの境界部分での表示を自然なものとし、観察者に違和感を感じさせにくくすることができる。
また、筐体2内に配置された屈折光学部50等の各要素は、所定の平面に対して対称に配置されるので、プロジェクター1の組立性が向上し、各要素の組付位置の調整も容易とり、プロジェクター1の製造コストの抑制を図ることができる。
<レンズ前群の一体化について>
図5は、第1屈折光学部50aおよび第2屈折光学部50bのレンズ前群51a部分を拡大した部分拡大図である。図5に示すように、レンズ前群51aを構成する各レンズは、第1屈折光学部50aを構成するレンズと第2屈折光学部50bを構成するレンズとが一体で成形されている。これにより、部品点数を削減し、プロジェクター1の製造コストを抑制することができる。
<変形例1>
図6は、本実施例1の変形例1に係るプロジェクター1の内部構成を説明するための平面図である。本変形例1では、屈折光学部50の光軸OAが、レンズ後群51bとレンズ前群51aとの間で略90度折り曲げられている。また、レンズ後群51bとレンズ前群51aとの間に折り返しミラー32が設けられている。折り返しミラー32は、像形成光学部40から射出され、レンズ後群51bを通過した光を反射して、レンズ前群51aに向けて折り返させる。これにより、光軸OAが折り曲げられていても、レンズ後群51bを通過した光を、レンズ前群51aに通過させて共通ミラー31に入射させることができる。
ここで、折り返しミラー32を設けることで、光軸OAの折り曲げが可能となり、プロジェクター1内での像形成光学部40の配置位置の自由度が増す。例えば、像形成光学部40同士が干渉してしまう場合でも、折り返しミラーを設けることで、図5に示すように、像形成光学40部同士を離して配置することが可能となり、それらの配置スペースを確保することができる。
なお、本変形例1では、第1屈折光学部50aと第2屈折光学部50bの両方の光軸OAを折り曲げるように構成したが、いずれか一方の光軸OAのみを折り曲げるように構成してもよい。光軸が折り曲げられた側に折り曲げミラー32を設ければ、第1像形成光学部40aと第2像形成光学部40bとの距離を離して、配置スペースの確保を図ることができる。
また、折り返しミラー32を設ける位置は、レンズ後群51bとレンズ前群51aとの間に限られない。折り曲げミラー31を設ける位置は、像形成光学部40と共通ミラー31との間であればよく、光軸OAの折り曲げ位置に合わせて、様々に変更可能である。例えば、像面60と屈折光学部50との間で光軸OAを折り曲げた場合には、像面60と屈折光学部50との間に折り返しミラー32を設ければよいし、屈折光学部50と共通ミラー31との間で光軸を折り曲げた場合には、屈折光学部50と共通ミラー31との間に折り返しミラー32を設ければよい。
<変形例2>
図7は、本実施例1の変形例2に係るプロジェクター1の内部構成を説明するための平面図である。本変形例2では、屈折光学部50のミラー中心軸BXからのシフト量L1よりも、ミラー中心軸BXからの像面60のシフト量L2の方が小さくなっている。
ここで、シフト量L1よりもシフト量L2の方が小さくなっているので、共通ミラー31への光の入射位置をミラー中心軸BXから離れる方向にシフトさせることができる。これにより、共通ミラー31の所望の位置に光を入射させやすくなる。また、共通ミラー31への光の入射位置をシフトさせるためのレンズ前群51a等での無理な光の屈折を減らすことができ、光の利用効率の低下を抑えることができる。また、シフト量L1とシフト量L2を調整することで、画像Aと画像Bとの重なり量を調節することもできる。
<変形例3>
図8は、本実施例1の変形例3に係るプロジェクター1の内部構成を説明するための平面図である。本変形例3では、屈折光学部50のミラー中心軸BXからのシフト量L1よりも、ミラー中心軸BXからの像面60のシフト量L2の方が大きくなっている。
ここで、シフト量L1よりもシフト量L2の方が大きくなっているので、共通ミラー31への光の入射位置をミラー中心軸BX方向にシフトさせることができる。これにより、共通ミラー31の所望の位置に光を入射させやすくなる。また、共通ミラー31への光の入射位置をシフトさせるためのレンズ前群51a等での無理な光の屈折を減らすことができ、光の利用効率の低下を抑えることができる。また、シフト量L1とシフト量L2を調整することで、画像Aと画像Bとの重なり量を調節することもできる。
なお、本変形例3のように、屈折光学部50から射出された光同士が共通ミラー31に入射する前に交差するように投写することを、以下、交差投写という。具体的には、屈折光学部50から射出される光線のうち、平面視において最もミラー中心軸BXに近い位置から射出される光線を最内光線iとし、最もミラー中心軸BXから離れた位置から射出される光線を最外光線jとする。この場合に、一方の屈折光学部50から射出された最内光線iが、他方の屈折光学部50から射出された最外光線jと交差してから共通ミラー31に入射しており、いずれの屈折光学部50側から見てもこの関係が成り立つ場合に交差投写という。
一方、図4に示すように、屈折光学部50から射出された光同士が共通ミラー31に入射する前に交差しないように投写することを、以下、平行投写という。具体的には、一方の屈折光学部50から射出された最内光線iが、他方の屈折光学部50から射出された最外光線jと交差する前に共通ミラー31に入射しており、いずれの屈折光学部50側から見てもこの関係が成り立つ場合に平行投写という。
なお、シフト量L1とシフト量L2とを等しくして交差投写を実現してもよい。この場合、シフト量L1よりもシフト量L2が大きい場合に比べて、屈折光学部50内での光の屈折量が大きくなる。
<変形例4>
図9は、本実施例1の変形例4に係るプロジェクター1の内部構成を説明するための平面図である。本変形例4では、共通ミラー31に対して交差投写を行う。また、屈折光学部50は、光軸OAがミラー中心軸BXを含む所定の平面に対して傾きを有して配置されている。ここで、ミラー中心軸BXと共通ミラー31との交点を中心に、ミラー中心軸BXをα度回転させて基準軸CXとする。光軸OAは、像形成光学部40の位置では、基準軸CXと平行とされ、さらにミラー中心軸BX方向にシフトされる。これにより、屈折光学部50は、光軸OAがミラー中心軸に対してα度の傾きを有する配置とされる。以下、光軸OAがミラー中心軸BXを含む所定の平面に対して傾きを有するとは、上記説明の配置をいう。また、像面中心軸AXは、光軸OAに対してミラー中心軸BXから離れる方向にシフトされる。
図10は、一方のレンズ前群51aを拡大した部分拡大図である。また、図11は、本実施例1の変形例4の比較例を示す図である。本変形例4では、交差投写を行っているため、共通ミラー31への光の入射位置を大きくシフトさせる必要がある。図11の比較例に示すように、屈折光学部50の光軸OAを、ミラー中心軸BXを含む所定の平面と平行にした場合には、光の入射位置を大きくシフトさせるために、像面60のシフト量が大きくなる場合や、レンズ前群51aを構成するレンズの曲率やサイズが大きくなる場合がある。
一方、図10に示すように、光軸OAを、ミラー中心軸BXを含む所定の平面に対して傾けることで、像面60のシフト量を大きくしたり、レンズ前群51aを構成するレンズの曲率やサイズを小さくしたりせずに、共通ミラー31への光の入射位置を大きくシフトさせることが可能となる。
このように、ミラー後群51aを構成するレンズの曲率やサイズを小さくすることが可能となるので、ミラーの加工が容易になり、高精度かつコストを抑えたレンズとすることができる。また、温度変化に対するレンズの歪み等も生じにくくなり、環境条件に左右されにくく、安定的に動作可能なプロジェクター1とすることができる。
また、光軸OAを傾けることで、第1像形成光学部40aと第2像形成光学部40bとの距離が離れるため、それらの配置スペースを確保しやすくなる。また、折り返しミラーを設けて配置スペースを確保する場合に比べて、部品点数の削減を図ることができ、コスト抑制に寄与することができる。また、光軸OAの回転角度αを変更することによっても、画像Aと画像Bとの重なり量を変更することができる。
図12は、本発明の実施例2に係るプロジェクター101の内部構成を説明するための平面図である。実施例1と同様の構成部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本実施例2に係るプロジェクター101が備える共通ミラー31は、反射面が非球面形状の凹面形状をなす凹面ミラーとなっている。また、屈折光学部50の光軸OAのシフト量L1よりも像面60のシフト量L2の方が小さくなっており、共通ミラー31に対して平行投写が行われる。また、画像Aと画像Bとは、スクリーン投写面10aに対してタイリングされる。
本実施例2では、凹面ミラーである共通ミラー31により、光を広角化させることで、スクリーン10に近い位置から光を投写して画像を表示する、いわゆる近接投射型のプロジェクターを実現することができる。また、共通ミラー31とスクリーン投写面10aとの間に射出瞳が形成されるので、図1に示す筐体2に形成された開口部2aを小さなものとすることができる。これにより、開口部2aを覆う透光性のカバーも小さくすることができるので、コストの抑制に寄与することができる。なお、シフト量L1とシフト量L2とが等しくなるように構成しても構わない。
図13は、屈折光学部50を構成するレンズ前群51a部分を拡大した部分拡大図である。本実施例2のように、共通ミラー31に凹面ミラーを用い、平行投写を行った場合には、通常のレンズの半分の領域で、第1屈折光学部50aを通過する光をそのレンズに入射させることができる。したがって、第1屈折光学部50aを構成するレンズ前群51aと、第2屈折光学部50bを構成するレンズ前群51aとが、一体で成形しやすい形状となる。例えば、二点鎖線で示した部分を含めてレンズ前群51aを一体に成形した場合にレンズの製造コストの一層の抑制を図ることができる。
<変形例1>
図14は、本実施例2の変形例1に係るプロジェクター101の内部構成を説明するための平面図である。本変形例1では、共通ミラー31に対して交差投写を行う。また、屈折光学部50は、光軸OAがミラー中心軸BXを含む所定の平面に対して傾きを有して配置されている。
図15は、屈折光学部50部分を拡大した部分拡大図である。実施例1の変形例4での説明と同様に、共通ミラー31が凹面ミラーであっても交差投写を行う場合には、像面60のシフト量が大きくなる場合や、レンズ前群51aを構成するレンズの曲率やサイズが大きくなる場合がある。
それに対し、本変形例1でも、光軸OAを、ミラー中心軸BXを含む所定の平面に対して傾けることで、像面60のシフト量を大きくしたり、レンズ前群51aを構成するレンズの曲率やサイズを小さくしたりせずに、共通ミラー31への光の入射位置を大きくシフトさせることが可能となる。
このように、レンズ前群51aを構成するレンズの曲率やサイズを小さくすることが可能となるので、ミラーの加工が容易になり、高精度かつコストを抑えたレンズとすることができる。また、温度変化に対するレンズの歪み等も生じにくくなり、環境条件に左右されにくく、安定的に動作可能なプロジェクター101とすることができる。
また、光軸OAを傾けることで、第1像形成光学部40aと第2像形成光学部40bとの距離が離れるため、それらの配置スペースを確保しやすくなる。また、折り返しミラーを設けて配置スペースを確保する場合に比べて、部品点数の削減を図ることができ、コスト抑制に寄与することができる。なお、第1屈折光学部50aを構成するレンズ前群51aと、第2屈折光学部50bを構成するレンズ前群51aとを一体成形しても構わない。
図16は、本発明の実施例3に係るプロジェクター151の内部構成を説明するための平面図である。上記実施例と同様の構成部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本実施例3に係るプロジェクター151が備える共通ミラー31は、反射面が非球面形状の凸面形状をなす凸面ミラーとなっている。また、共通ミラー31に対して平行投写が行われ、屈折光学部50の光軸OAのシフト量L1よりも像面60のシフト量L2の方が大きくなっている。また、画像Aと画像Bとは、スクリーン投写面10aに対して略重ねて表示されて、スタックされるようになっている。
ここで、凸面ミラーである共通ミラー31により、光を広角化させることで、スクリーン10に近い位置から光を投写して画像を表示する、いわゆる近接投射型のプロジェクターを実現することができる。
本実施例3では、画像Aと画像Bとが互いに視差を有するようになっている。すなわち、第1像面形成部40aと第2像面形成部40bとが、互いに視差を有する異なる画像を形成する。また、画像Aと画像Bとは、互いに異なる偏光状態の光によって表示される。
像形成光学部40から射出される光は、空間光変調装置14R,14G,14Bを通過する際に、その偏光状態が揃えられるようになっている。例えば、第1像形成光学部40aでは、偏光状態がS偏光に揃えられた光が射出され、第2像形成光学部40bでは、偏光状態がP偏光に揃えられた光が射出されるようにする。なお、光の偏光状態は、右回りの円偏光と、左回りの円偏光を含めて、画像Aと画像Bとで異なる偏光状態の光で形成されるようにすればよい。
そして、右目のレンズはS偏光の光を通過し、左目のレンズはP偏光の光を通過するめがねを観察者に掛けさせれば、観察者が右目で観る画像と左目で観る画像とに視差ができ、観察者は画像を立体的に認識することとなる。このように、光の偏光状態を揃えるための特別な構造を準備することなく、立体的な画像表示を実現することができる。
なお、立体的な画像を表示させる方式として、アクティブシャッター方式を用いた場合には、第1像形成光学部40aと第2像形成光学部40bとに、一定の周期で交互に画像を表示させる。ここで、画像Aと画像Bとは、互いに視差を有する光で形成されるものの、異なる偏光状態の光で形成される必要はない。観察者は、その周期に合わせて左右のレンズが交互に開閉されるめがねを掛けて画像を観察することで、右目と左目とで観る画像とに視差ができ、観察者は画像を立体的に認識することとなる。
像形成光学部40を複数持たないプロジェクターでアクティブシャッター方式を用いれば、画像のちらつきを抑えるために、大きな周波数(例えば、120Hz)で駆動する必要がある。一方、本実施例3では、第1像形成光学部40aと第2像形成光学部40bとを半分の周波数(例えば、60Hz)で駆動すれば、ちらつきを抑えた画像を表示させることができる。これにより、プロジェクター151の駆動部に要求される機能を抑えて、コスト抑制を図ることができる。
なお、画像Aと画像Bとに視差を持たせずに表示してもよいし、画像Aと画像Bとを同じ偏光状態の光で形成してもよい。この場合、同じ画像を重ねて表示することで、高輝度な画像を得ることができる。また、シフト量L1とシフト量L2とが等しくなるように構成しても構わない。また、第1屈折光学部50aを構成するレンズ前群と、第2屈折光学部50bを構成するレンズ前群とを一体成形しても構わない。また、屈折光学系50の光軸OAを途中で折り曲げ、その折り曲げ部分に折り返しミラーを設けるように構成しても構わない。
<変形例1>
図17は、本実施例3の変形例1に係るプロジェクター151の内部構成を説明するための平面図である。本変形例1では、共通ミラー31に対して平行投写を行う。また、屈折光学部50は、光軸OAがミラー中心軸BXを含む所定の平面に対して傾きを有して配置されている。
図18は、一方のレンズ前群51aを拡大した部分拡大図である。また、図19は、本実施例3の変形例1の比較例を示す図である。図19の比較例に示すように、屈折光学部50の光軸OAを、ミラー中心軸BXを含む所定の平面と平行にした場合には、レンズ前群51aを構成するレンズの一部に、光の通過しない無駄な領域が生じる。一方、本変形例1では、図18に示すように、光軸OAを、ミラー中心軸BXを含む所定の平面に対して傾けることで、レンズ前群51aを構成するレンズの略全面に光を通過させることができ、結果としてレンズ前群51aを構成するレンズのサイズを小さくすることができる。
また、実施例1の変形例4での説明と同様に、光軸OAをミラー中心軸BXを含む所定の平面に対して傾けることで、像面60のシフト量を大きくせずに、共通ミラー31への光の入射位置をシフトさせることが可能となり、レンズ前群51aを構成するレンズのサイズを小さくすることができる。
このように、ミラー後群51aを構成するレンズを小さくすることが可能となるので、ミラーの加工が容易になり、高精度かつコストを抑えたレンズとすることができる。また、温度変化に対するレンズの歪み等も生じにくくなり、環境条件に左右されにくく、安定的に動作可能なプロジェクター151とすることができる。
また、光軸OAを傾けることで、像形成光学部40同士の距離が離れるため、それらの配置スペースを確保しやすくなる。また、折り返しミラーを設けて配置スペースを確保する場合に比べて、部品点数の削減を図ることができ、コスト抑制に寄与することができる。
<変形例2>
図20は、本実施例3の変形例2に係るプロジェクター151の内部構成を説明するための平面図である。本変形例2では、共通ミラー31に対して交差投写を行う。また、屈折光学部50は、光軸OAがミラー中心軸BXを含む所定の平面に対して傾きを有して配置されている。
実施例1の変形例4での説明と同様に、交差投写を行うことにより、像面60のシフト量が大きくなる場合や、レンズ前群を構成するレンズの曲率やサイズが大きくなる場合がある。
それに対し、本変形例2でも、光軸OAを、ミラー中心軸BXを含む所定の平面に対して傾けることで、像面60のシフト量を大きくしたり、レンズ前群51aを構成するレンズの曲率やサイズを小さくしたりせずに、共通ミラー31への光の入射位置を大きくシフトさせることが可能となる。
このように、ミラー後群を構成するレンズの曲率やサイズを小さくすることが可能となるので、ミラーの加工が容易になり、高精度かつコストを抑えたレンズとすることができる。また、温度変化に対するレンズの歪み等も生じにくくなり、環境条件に左右されにくく、安定的に動作可能なプロジェクター151とすることができる。
また、光軸OAを傾けることで、第1像形成光学部40aと第2像形成光学部40bとの距離が離れるため、それらの配置スペースを確保しやすくなる。また、折り返しミラーを設けて配置スペースを確保する場合に比べて、部品点数の削減を図ることができ、コスト抑制に寄与することができる。なお、第1屈折光学部50aを構成するレンズ前群と、第2屈折光学部50bを構成するレンズ前群とを一体成形しても構わない。
図21は、本発明の実施例4に係るプロジェクター201の内部構成を説明するための平面図である。上記実施例と同様の構成部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本実施例4に係るプロジェクター201が備える共通ミラー31は、反射面が非球面形状の凹面形状をなす凹面ミラーとなっている。また、共通ミラー31に対して平行投写が行われ、屈折光学部50の光軸OAのシフト量L1よりも像面60のシフト量L2の方が小さくなっている。また、画像Aと画像Bとは、スクリーン投写面10aに対してスタックされる。
本実施例4では、凹面ミラーである共通ミラー31により、光を広角化させることで、スクリーン10に近い位置から光を投写して画像を表示する、いわゆる近接投射型のプロジェクターを実現することができる。また、共通ミラー31とスクリーン投写面10aとの間に射出瞳が形成されるので、図1に示す筐体2に形成された開口部2aを小さなものとすることができる。これにより、開口部2aを覆う透光性のカバーも小さくすることができるので、コストの抑制に寄与することができる。なお、シフト量L1とシフト量L2とが等しくなるように構成しても構わない。
<変形例1>
図22は、本実施例4の変形例1に係るプロジェクター201の内部構造を説明するための平面図である。本変形例1では、共通ミラー31に対して交差投写を行う。また、屈折光学部50は、光軸OAがミラー中心軸BXを含む所定の平面に対して傾きを有して配置されている。
図23は、屈折光学部50を構成するレンズ前群51a部分を拡大した部分拡大図である。本変形例1のように、共通ミラー31に凹面ミラーを用いて平行投写を行い、画像をスタックさせた場合には、通常のレンズの半分の領域で、屈折光学部50を通過する光をそのレンズに入射させることができる。したがって、例えば1つのレンズを半分に切断することで、レンズ前群51aを構成する2つのレンズとすることができるので、材料費の抑制、製造コストの抑制を図ることができる。
また、実施例1の変形例4での説明と同様に、共通ミラー31が凹面ミラーであっても交差投写を行う場合には、像面60のシフト量が大きくなる場合や、レンズ前群51aを構成するレンズの曲率やサイズが大きくなる場合がある。
それに対し、本変形例1でも、光軸OAを、ミラー中心軸BXを含む所定の平面に対して傾けることで、像面60のシフト量を大きくしたり、レンズ前群51aを構成するレンズの曲率やサイズを小さくしたりせずに、共通ミラー31への光の入射位置を大きくシフトさせることが可能となる。
このように、ミラー後群51aを構成するレンズの曲率やサイズを小さくすることが可能となるので、ミラーの加工が容易になり、高精度かつコストを抑えたレンズとすることができる。また、温度変化に対するレンズの歪み等も生じにくくなり、環境条件に左右されにくく、安定的に動作可能なプロジェクター201とすることができる。
また、光軸OAを傾けることで、第1像形成光学部40aと第2像形成光学部40bとの距離が離れるため、それらの配置スペースを確保しやすくなる。また、折り返しミラーを設ける場合に比べて、部品点数の削減を図ることができ、コスト抑制に寄与することができる。なお、第1屈折光学部50aを構成するレンズ前群51aと、第2屈折光学部50bを構成するレンズ前群51aとを一体成形しても構わない。
なお、上記実施例において、プロジェクターを、2つの像形成光学部、2つの屈折光学部を有して構成したが、これに限られない。例えば、ミラー中心軸を光軸とする屈折光学系とそれに対応する像形成光学部をさらに設けて、3つの像形成光学部、3つの屈折光学部を有してプロジェクターを構成してもよい。また、複数の像形成光学部、屈折光学部は対称に配置される場合に限られない。例えば、上記実施例で説明した2つの像形成光学部、2つの屈折光学部のうち一方のみを設け、さらにミラー中心軸を光軸とする屈折光学部とそれに対応する像形成光学部を設けることで、屈折光学部を非対称に配置してもよい。また、上記実施例では、フロント投写方式のプロジェクターとして説明したが、もちろんリア投写方式のプロジェクターであっても構わない。
AX,AX1 像面中心軸、BX ミラー中心軸、CX 基準軸、L1,L2 シフト量、OA,OA1,OA2 光軸、i 最内光線、j 最外光線、1,101,151,201 プロジェクター、2 筐体、2a 開口部(射出口)、10 スクリーン、10a スクリーン投写面、14R R光用空間光変調装置、14G G光用空間光変調装置、14B B光用空間光変調装置、31 共通ミラー、32 折り返しミラー、40 像形成光学部(画像形成光学部)、40a 第1像形成光学部、40b 第2像形成光学部、50 屈折光学部(第1光学系)、50a 第1屈折光学部、50b 第2屈折光学部、51a レンズ前群、51b レンズ後群、55 反射光学部(第2光学系)、60 像面、60a 第1像面、60b 第2像面、70 発光管、71 インテグレータレンズ、72 インテグレータレンズ、73 偏光変換素子、74 重畳レンズ、75 ダイクロイックミラー、76 反射ミラー、77R R光用フィールドレンズ、77G G光用フィールドレンズ、77B B光用フィールドレンズ、80 クロスダイクロイックプリズム、81 ダイクロイックミラー、82 リレーレンズ、83 反射ミラー、84 リレーレンズ、85 反射ミラー、86 ダイクロイック膜、87 ダイクロイック膜

Claims (15)

  1. 光源部から射出された光を画像信号に応じて変調して画像を形成させる複数の画像形成光学部と、
    前記複数の画像形成光学部ごとに対応して設けられ、前記画像形成光学部で変調された光を屈折させる複数の第1光学系と、
    前記複数の第1光学系で屈折された光が入射する位置に設けられ、入射した光を反射して前記被照射面に進行させる共通ミラーを備える第2光学系と、を有することを特徴とするプロジェクター。
  2. 前記共通ミラーは、前記第1光学系で屈折された光を広角化させる凹面ミラーであることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記共通ミラーは、前記1光学系で屈折された光を広角化させる凸面ミラーであることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
  4. 前記複数の画像形成光学部のうち少なくとも一の画像形成光学部によって形成される画像と、前記複数の画像形成光学部のうち他の画像形成光学部によって形成される画像とが、被照射面において並列させて表示されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のプロジェクター。
  5. 前記複数の画像形成光学部のうち少なくとも一の画像形成光学部によって形成される画像と、前記複数の画像形成光学部のうち他の画像形成光学部によって形成される画像とが、被照射面において略重ねて表示されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のプロジェクター。
  6. 前記一の画像形成光学部によって形成される画像と、前記他の画像形成光学部によって形成される画像とが、互いに視差を有することを特徴とする請求項5に記載のプロジェクター。
  7. 前記一の画像形成光学部によって形成される画像と、前記他の画像形成光学部によって形成される画像とが、互いに異なる偏光状態の光によって表示されることを特徴とする請求項5または6に記載のプロジェクター。
  8. 前記共通ミラーは、前記光源装置からの光を反射する反射領域において、所定の平面に対して対称な形状で形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のプロジェクター。
  9. 前記第1光学系は、前記第1光学系の光軸が前記所定の平面から所定方向にシフトして配置され、
    光軸がシフトされた前記第1光学系に対応する前記画像形成光学部は、その画像形成光学部に形成された像の像面の中心軸が前記所定の平面から所定方向にシフトするように配置されていることを特徴とする請求項8に記載のプロジェクター。
  10. 前記第1光学系のシフト量よりも前記像面のシフト量の方が大きいことを特徴とする請求項9に記載のプロジェクター。
  11. 前記第1光学系のシフト量よりも前記像面のシフト量の方が小さいことを特徴とする請求項9に記載のプロジェクター。
  12. 前記第1光学系は、前記第1光学系の光軸が前記所定の平面に対して傾きを有して配置されていることを特徴とする請求項8に記載のプロジェクター。
  13. 光軸が所定の平面に対して傾きを有して配置された前記第1光学系に対応する前記画像形成光学部は、その画像形成光学部に形成された像の像面の中心軸が、前記第1光学系の光軸からシフトするように配置されていることを特徴とする請求項12に記載のプロジェクター。
  14. 前記第1光学系は、複数のレンズを備えて構成され、
    前記複数の第1光学系のうち一の第1光学系が備える前記複数のレンズの一部が、他の第1光学系が備える前記複数のレンズの一部と一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載のプロジェクター。
  15. 前記画像形成光学部で変調された光を反射して、前記共通ミラーに向けて折り返す折り返しミラーをさらに有し、
    前記折り返しミラーは、前記画像形成光学部と前記第2光学系との間に配置されることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1つに記載のプロジェクター。
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