JP2008089011A - 水栓及びその製造方法 - Google Patents

水栓及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008089011A
JP2008089011A JP2006267837A JP2006267837A JP2008089011A JP 2008089011 A JP2008089011 A JP 2008089011A JP 2006267837 A JP2006267837 A JP 2006267837A JP 2006267837 A JP2006267837 A JP 2006267837A JP 2008089011 A JP2008089011 A JP 2008089011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
outer cylinder
water discharge
pipe cover
discharge pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006267837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4816382B2 (ja
Inventor
Hitoshi Nakao
仁 中尾
Hiroshi Kanamaru
宏 金丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2006267837A priority Critical patent/JP4816382B2/ja
Publication of JP2008089011A publication Critical patent/JP2008089011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4816382B2 publication Critical patent/JP4816382B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Valve Housings (AREA)

Abstract

【課題】吐水管カバーと水栓本体の外筒との間で隙間が生じにくく組立も簡単な水栓及びその製造方法コを提供する。
【解決手段】第1の方向に延在する外筒と、前記外筒の外周面に端部が当接し前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する吐水管カバーと、前記外筒の中に設けられた通水部と、一端が前記通水部に対して前記第1の方向と略平行な方向に圧接固定され、他端が前記吐水管カバーの中に挿入され前記吐水管カバーを貫通するネジにより前記吐水管カバーと締結されたエルボーと、を備えたことを特徴とする水栓を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗面台などに設けられる水栓及びその製造方法に関する。
水栓は、手洗いなどに用いる水の供給を制御するという基本的な役割のみならず、常に清潔性を維持でき、また見た目のすっきり感などが望まれる点で、構造上の観点から技術的な改良が必要とされている。
このような要求に応える水栓として、例えば、洗面台に固定され略鉛直方向に延びた水栓本体と、この水栓本体から前方に突設した吐水管と、を有する水栓が開示されている(特許文献1)。この水栓の場合、水栓本体の内部に設けられる吐水管取付ヘッドに対して、突設部に内蔵される吐水管が螺合して固定される。そして、吐水管を覆う吐水管カバーは、吐水管の先端に設けられたカバー係合鍔部と、水栓本体の外管と、の間で挟圧支持されるようになっている。
ただし、この構造の場合、吐水管の螺合による移動方向と吐水管カバーの挟圧方向とが同方向であるため、吐水管の螺合が十分でない場合や、螺合が緩んだ場合、吐水管カバーと外筒との間に隙間が生じやすい点で改良の余地があった。
特開平7−269763号公報
本発明は、吐水管カバーと水栓本体の外筒との間で隙間が生じにくく組立も簡単な水栓及びその製造方法を提供する。
本発明の一態様によれば、第1の方向に延在する外筒と、前記外筒の外周面に端部が当接し前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する吐水管カバーと、前記外筒の中に設けられた通水部と、一端が前記通水部に対して前記第1の方向と略平行な方向に圧接固定され、他端が前記吐水管カバーの中に挿入され前記吐水管カバーを貫通するネジにより前記吐水管カバーと締結されたエルボーと、を備えたことを特徴とする水栓が提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、通水部にその周囲を取り囲む外筒をはめ込む工程と、前記外筒の外周面に設けられた開口からエルボーの一端を挿入し、前記エルボーの一端を前記外筒の開放端からネジで前記通水部に締結する工程と、前記エルボーの他端からその周囲を取り囲む吐水管カバーをはめ込み、前記吐水管カバーの先端を前記外筒の外周面に当接させる工程と、前記吐水管カバーを貫通する孔を介して前記吐水管カバーを前記エルボーに締結する工程と、を備えたことを特徴とする水栓の製造方法が提供される。
本発明によれば、吐水管カバーと水栓本体の外筒との間で隙間が生じにくく組立も簡単な水栓及びその製造方法が提供される。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。なお、各図面において、同様の構成要素には同一の符号を付している。
図1は、本発明の実施の形態に係る水栓の外観及び取付例を表す模式図である。
図1に表した具体例は、本発明を自動水栓に適用したものである。すなわち、この自動水栓3は、例えば洗面台などの基部2などに取り付けられる。自動水栓3は、配管4を介して、水道水等の流入口5に接続されている。そして、この自動水栓3は、略円筒状の立設部3aと、この立設部3aから径外方向に延出して設けられた略円筒状の吐水部3bと、を有する。
そして、流入口5から流入し配管4を流れてきた水を、吐水部3bの先端付近に設けられた吐水口から吐水する。
図2は、本実施形態に係る自動水栓の内部構造を表す模式図である。すなわち、同図(a)は、自動水栓の縦断面図であり、同図(b)はそのA−A線断面図であり、同図(c)はその先端付近の斜め下方向からみた矢視図である。
また、図3は、この自動水栓のB−B線断面図である。
また、図4は、この自動水栓のC−C線断面図である。
洗面台などの基部2の下方に接続された配管4を介して外部から供給される水は、鋳物などで作られた通水部10に流入し、ここに内蔵されたフィルタ19(図3)、電磁弁8を流れ、エルボー20を介して吐水部3bに至る。吐水部3bにおいては、定流量弁55から発電機11を介して吐水口6に至る。電磁弁8は、給水流路を開閉し、定流量弁55は、吐水量を一定に制限する役割を有する。
なお、吐水口6には、泡沫キャップ66が設けられている。吐水口6は、吐水部3bに設けられた開口30に臨み、その上方にはセンサ7が設けられている。吐水口6から吐水される水の吐水方向とセンサ7の指向方向とをほぼ同一とすることで検知特性が向上し、使い勝手がよくなる。また、センサ7を開口30の開口端よりもやや内側に引っ込んだ位置に配置することにより、センサ7に対する外乱をおさえることができる。すなわち、外部からの光の入射などを抑制し、誤動作を防止できる。
また、立設部3aの背面側の下方には、排水レバー70が設けられ、その上下動作が、リンク72に設けられたレバー74に伝達される。リンク72には、図示しない「ワイヤー式」の伝達機構が結合される。「ワイヤー式」の伝達機構の先端には洗面台のボウルの排水弁が接続され、自動水栓3の排水レバー70の上下動作によりボウルの排水弁を開閉できる。
定流量弁55より下流側の吐水部3bの内部には、水栓用発電機(以下、単に「発電機」とも称する)11が内蔵されている。立設部3aの上部には、2次電池56及び制御部57が設けられた収容部3cが設けられている。また、制御部57には防水コネクタ50が設けられ、センサ7や電磁弁8などとの電気接続の防水性を維持しつつ電気配線の着脱が可能とされている。
以上のように構成された自動水栓3において、使用者が吐水口6の下に手をかざすと、これをセンサ7が感知して、制御部57が電磁弁8を開にする。これにより、発電機11に流水が供給され、発電機11において電力が発電されるとともに、発電機11の内部を流れた水は吐水口6から吐水される。発電された電力は、2次電池56へと充電された後、例えば、電磁弁8、センサ7、制御部57の駆動に使用される。そして、使用者が吐水口6の下から手を遠ざけると、電磁弁8が閉となり、自動で水が止まる。
そして、本実施形態においては、立設部3aには、通水部10や電磁弁8を収容する円筒状の外筒120が設けられ、一方、吐水部3bには、定流量弁55、発電機11、センサ7などを収容する円筒状の吐水管カバー130が設けられている。
外筒120は、基部2に取り付けられた通水部10を受け入れることにより、その位置が決められる。そして、通水部10にエルボー20をネジ22により固定し、このエルボー20に対して吐水管カバー130をネジ138で固定することにより、外筒120と吐水管カバー130とが当接した状態で固定される。
この時、エルボー20を通水部10に対してネジ22により固定する際の圧接力は、図2及び図3において下方に作用する。また、エルボー20に対して吐水管カバー130をネジ138により固定する際の圧接力は、図2及び図3において上方に作用する。
これに対して、外筒120と吐水管カバー130との当接状態は、図2及び図3において左右方向の力に依存する。つまり、本実施形態によれば、例えばネジ22が緩んで通水部10に対するエルボー20の締結力が低下したり、あるいはネジ138が緩んでエルボー20に対する吐水管カバー130の締結力(ネジ138)が低下したような場合でも、外筒120と吐水管カバー130との間に隙間が生じにくくなる。その結果として、見栄えが悪くなることもなく、また、隙間にゴミや汚れが溜まって衛生感を損なうこともない。
以下、本実施形態の水栓の組立方法を参照しつつ、その構造についてさらに詳細に説明する。
図5〜図11は、本実施形態の水栓の組立方法を表す工程図である。
まず、図5に表したように、鋳物などからなる通水部10に、電磁弁8や排水弁を駆動させるためのリンク72などを固定する。
次に、図6に表したように、円筒状の外筒120を上側から挿入する。通水部10の下方には、外周方向に延出した鍔部10Aが設けられている。外筒120の下端が鍔部10Aに当接することにより、外筒120の上下方向の位置が決定される。なお、外筒120には、吐水部3bに向けて開放された開口122が設けられている。
次に、図7に表したように、エルボー20を通水部10にネジ22によって固定する。この際には、エルボー20の取付部を外筒120の開口122から挿入し、ネジ止めする。図4に表したように、ネジ22は通水流路を取り囲む3箇所に設けられ、通水部10とエルボー20との接合部に略均一な圧接力を作用させることができる。なおこの工程においては、外筒120の上方は開放しているので、ネジ22を上方から挿入しドライバーで締め付ける作業を円滑に実施できる。
次に、図8に表したように、エルボー20の先端に、定流量弁55、発電機11、吐水継ぎ手16、センサ7をこの順にはめ込む。これら各要素同士の接合部には、O(オー)リングCが適宜設けられ、液密が維持される。
しかる後に、図9に表したように、円筒状の吐水管カバー130を吐水継ぎ手16の先端側から挿入し、その端部を外筒120の外周面に当接させた状態で、ネジ138によりエルボー20に対して固定する。また、吐水管カバー130の下方に設けられた貫通孔にストッパ202を挿入し、吐水継ぎ手16に嵌合させることにより、固定する。つまり、この状態においては、エルボー20はネジ22により通水部10に固定され、吐水管カバー130はネジ138によりエルボー20に固定され、定流量弁55、発電機11及び吐水継ぎ手16は、ストッパ202により吐水管カバー130に対して固定されている。そして、前述したように、ネジ22とネジ138の締め付け方向と、吐水管カバー130と外筒120との圧接方向と、は直交関係にあるので、ネジ22やネジ138が緩んでも、外筒120と吐水管カバー130との間に隙間が生じにくくなる。
また同様に、ネジ22やネジ138が緩んでも、ストッパ202の左右方向(例えば、図8において)のズレは生じにくいので、ストッパ202により押さえられている定流量弁55、発電機11、吐水継ぎ手16がエルボー20に対して、あるいは互いに緩むことも生じにくくなる。
なお、吐水継ぎ手16やセンサ7などの部材の径方向の突出量は、吐水管カバー130の内径の範囲内とされているので、吐水管カバー130を挿入する際にも、これらの部材に邪魔させることなく、円滑に外筒120までスライドさせることができる。
また、円筒状の吐水管カバー130の先端には、予めOリング134を介して蓋部132が取り付けられている。
次に、図10に表したように、吐水管カバー130の開口30から、吐水継ぎ手16の先端に泡沫キャップ66をはめ込む。
最後に、図11に表したように、収容部3cを外筒120にはめ込むことにより、自動水栓3が完成する。なおこの際には、まず、センサ7及び電磁弁8から引き出された配線の先端を収容部3cに設けられた制御部57の防水コネクタ50と接続する。しかる後に、収容部3cを外筒120にはめ込む。外筒120と収容部3cとの接合部には、Oリング320が設けられ、液密が確保される。
図12は、収容部3cの斜視図である。
また、図13は、収容部3cの組立図である。なお、図12及び図13においては、便宜上、防水手段60は省略した。
収容部3cは、中空リング状の枠部302と、枠部302に挿入される筺状の周側壁304と、を有する。周側壁304の内部底面には、ストッパ306が立設されている。一方、制御部57は、基板58と、その上に設けられた防水コネクタ50、2次電池56及びその他の電気部品59を有する。電気部品59は、例えば、ICチップやコンデンサ、抵抗などである。
基板58は、周側壁304の中に挿入可能な形状及びサイズを有し、その両端には切り欠き58Aが設けられている。これら切り欠き58Aは、周側壁304に設けられたストッパ306と係合して、制御部57を保持可能としている。
本具体例においては、筺状の周側壁304の中に制御部57を収容することにより、樹脂などを用いたポッティングが容易となる。すなわち、周側壁304が、制御部57を収容するポッティングケースとしての役割を果たし、制御部57を収容して樹脂を滴下することで、確実且つ容易に防水構造を実現できる。
また、防水手段60として、ポッティングの代わりに、防水カバーやワニス処理を採用する場合にも、周側壁304を設けることにより確実且つ容易に防水構造を実現できる。例えば、樹脂などの防水カバーを制御部57の上に設ける場合には、2次電池56の全体も覆い、周側壁304の内周壁に向けて圧接するようなカップ状の防水カバーを被せることにより、防水カバーの周囲から制御部57への液体の侵入を抑止できる。また、ワニス処理を施す場合にも、周側壁304の内部に防水剤を塗布すればよく、確実且つ容易に防水構造を実現できる。
図14は、収容部3cの他の具体例を表す斜視図である。
また、図15は、図14の収容部3cの組立図である。
本具体例においては、収容部3cにスイッチが設けられている。すなわち、周側壁304の底面304Aには、凹設部304Bが設けられ、ここに、スプリングを有するスイッチエレメント310が収容される。そして、その上を被覆カバー308にて覆う。被覆カバー308は、周側壁304の底面304Aに接着剤により貼り付けられ固定される。被覆カバー308が貼り付けられた状態で液密が維持され、スイッチエレメント310が収容された空間への液体の侵入を防ぐことができる。そして、被覆カバー308の中央付近を押すことにより、スイッチエレメント310を凹設部304Bの中で下方に移動させることができる。
一方、制御部57の基板58の裏面側には、接点素子54が設けられ、スイッチエレメント310が下方に移動すると、接点素子54が導通する。
このようにして形成されたスイッチは、例えば、スイッチを押すと電磁弁8が開いて吐水が開始され、もう一度スイッチを押すと電磁弁8が閉じて吐水が停止し待機状態になる。待機状態においては、センサ7の出力に応じて吐水を制御する自動開閉動作が実行される。
本具体例によれば、このようなスイッチ構造を制御部57と一体的に収容部3cに設けることができ、コンパクトな自動水栓を実現できる。しかも、これら電気要素に対する被水を抑制するとともに、確実な防水処理を施すことができる。
そして、図12〜図15に関して前述したいずれの具体例の収容部3cも、外筒120と吐水管カバー130とを組み付けた後に、上方から外筒120にはめ込むことにより、自動水栓3を完成させることができる。つまり、組立性がよく、かつ見栄えもよい水栓を提供できる。
また、本具体例によれば、2次電池56や制御部57を立設部3aの上部に設けた収容部3cに収容することにより、これらの電気部品に水がかかることを抑止できる。例えば、立設部3aの内部に水が侵入した場合、立設部3aに設けられた水抜き孔(図示せず)から排出されるが、水量によっては立設部3aの内部の水位が上昇する場合もあり得る。このように立設部3aの内部で水位が上昇したような場合でも、開口30に至るとそこから排出される。従って、この観点からは、2次電池56や制御部57が開口30の最下端よりも鉛直上方にあるようにすればよい。
また、2次電池56や制御部57を立設部3aの上部に設けた収容部3cに収容することにより、開口30から遠ざけることができる。その結果として、開口30から飛び込んだ水が制御部57などに達することを抑制できる。特に、本実施形態のように、立設部3aに対して吐水部3bが分岐して設けられているような場合、収容部3cを立設部3aの上部に設けると、吐水部3bの先端付近に設けられた開口30からみて制御部57は屈曲した経路の先にあるため、開口30から飛び込んだ水が制御部57にかかりにくくなる。
またさらに、本具体例によれば、防水手段60を設けることにより、2次電池56や制御部57に向けて水がかかったような場合でもこれらを保護することができる。すなわち、ただ単に制御部57などを立設部3aの上方に配置しただけでは、水が飛散した場合や内部の水位が異常に上昇した場合など、制御部57が被水してしまう。これに対して、本実施形態によれば、制御部57を保護する防水手段60を設けることにより、確実且つ容易に防水構造を実現できる。
なお、収容部3cに制御部57などを設けた場合、収容部3cの内壁面をポッティングケースあるいは防水カバーの取付壁として用いることができる。
これに対して、例えば制御部57を立設部3aに内蔵する場合には、基板状の制御部57をポッティングケースに収容し樹脂などによるポッティング処理を施す必要がある。しかし、このようにポッティングケースに収容した制御部57を収容するためには大きな空間が必要となり、立設部3aが大型化して見栄えが悪くなる。
これに対して、本実施形態によれば、防水手段60を設けるための余剰な構造やスペースが不要となり、自動水栓のサイズの大型化を防ぐことができる。
そしてさらに、2次電池56や制御部57を設けた収容部3cを立設部3aから着脱可能とすれば、これら電気部品の点検保守や修理、交換などが可能となる。またここで、センサ7や電磁弁8などからひきだされた電気配線の2次電池56や制御部57への接続部に防水コネクタ50を設けると、これら電気配線の接続部における防水性も確保しつつ、電気配線も着脱可能とすることができ、点検保守や修理、交換をより円滑に実施することができる。
なお、図1〜図15に表した実施形態の場合、収容部3cには、2次電池56と制御部57とが設けられているが、本発明はこれに限定されず、例えば制御部57のみを収容部3cに設けてもよい。この場合、2次電池56は、収容部3cよりも下方の立設部3aまたは吐水部3bの中に設けられることとなるが、防水処理を適宜施すことにより、水の侵入によるショートなどを防止できる。そして、2次電池56のサイズが大きい場合などには、このように立設部3aなどに2次電池56を収容することにより、収容部3cのサイズを小さくでき、自動水栓3のデザインに影響を与えることなく、サイズをコンパクトに維持でき、自動水栓の限られた内部スペースを有効に活用できる。
また、図1〜図15に表した実施形態の場合、発電機11が設けられているが、本発明はこれには限定されない。すなわち、発電機11を設けず、1次電池を内蔵して制御部57、センサ7、電磁弁8などを動作させる自動水栓であってもよい。この場合、2次電池56の代わりに1次電池を収容部3cに収容することができる。ただしその時には、電池の交換を容易にするために、防水手段60を着脱可能な防水カバーなどとすることが望ましい。また、1次電池を収容部3cには設けず、立設部3aなどに内蔵させてもよい。この場合も、防水コネクタなどを用いて防水処理を施せば、水に濡れた時のショートなどを防止でき、且つ交換も容易となる。そして、この場合にも、制御部57を収容部3cに設けることにより、制御部57の被水を回避し、且つ点検保守や修理、交換などの作業も可能となる。
またさらに、本発明は自動水栓には限定されず、手動により通水流路を開閉する水栓にも同様に適用して同様の作用効果を得ることができる。すなわち、これらいずれの場合も、外筒120と吐水管カバー130とが緩みにくく、且つ組立も容易な水栓を提供できる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。
しかし、本発明はこれらの具体例には限定されない。例えば、外筒と吐水管カバーとは必ずしも直交している必要はなく、斜めに当接している場合も、本発明を適用して同様の作用効果を得ることができる。
また、本発明の水栓を構成する通水部とエルボーの形状や構造、あるいは、これらの接合方法などについては、各種の変型を与えたものも本発明の要旨を含む限り本発明の範囲に包含される。同様に、エルボーと吐水管カバーとの結合方法について、各種の変型を与えたものも本発明の要旨を含む限り本発明の範囲に包含される。
また、制御部、電磁弁、定流量弁、発電機、吐水口、センサ、制御部、1次電池、2次電池、及び立設部や収容部の形状、構造、材質、サイズなどについて、当業者が適宜変更を加えたものであっても、本発明の要旨を有する限りにおいて、本発明の範囲に包含される。
本発明の実施の形態に係る水栓の外観及び取付例を表す模式図である。 本実施形態に係る自動水栓の内部構造を表す模式図である。 図2の自動水栓のB−B線断面図である。 図2の自動水栓のC−C線断面図である。 本実施形態の水栓の組立方法を表す工程図である。 本実施形態の水栓の組立方法を表す工程図である。 本実施形態の水栓の組立方法を表す工程図である。 本実施形態の水栓の組立方法を表す工程図である。 本実施形態の水栓の組立方法を表す工程図である。 本実施形態の水栓の組立方法を表す工程図である。 本実施形態の水栓の組立方法を表す工程図である。 収容部3cの斜視図である。 収容部3cの組立図である。 収容部3cの他の具体例を表す斜視図である。 図14の収容部3cの組立図である。
符号の説明
3 水栓、 3a 立設部、 3b 吐水部、 3c 収容部、 4 配管、 5 流入口、 6 吐水口、 7 センサ、 8 電磁弁、 10 通水部、 10A 鍔部、 11 水栓用発電機、 16 吐水継ぎ手、 19 フィルタ、 20 エルボー、 22 ネジ、 30 開口、 50 防水コネクタ、 54 接点素子、 55 定流量弁、 56 1次電池、 57 制御部、 58 基板、 58A 切り欠き、 59 電気部品、 60 防水手段、 66 泡沫キャップ、 70 排水レバー、 72 リンク、 74 レバー、120 外筒、122 開口、130 吐水管カバー、132 蓋部、134 リング、138 ネジ、202 ストッパ、302 枠部、304 周側壁、304A 底面、304B 凹設部、306 ストッパ、308 被覆カバー、310 スイッチエレメント、320 リング

Claims (9)

  1. 第1の方向に延在する外筒と、
    前記外筒の外周面に端部が当接し前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する吐水管カバーと、
    前記外筒の中に設けられた通水部と、
    一端が前記通水部に対して前記第1の方向と略平行な方向に圧接固定され、他端が前記吐水管カバーの中に挿入され前記吐水管カバーを貫通するネジにより前記吐水管カバーと締結されたエルボーと、
    を備えたことを特徴とする水栓。
  2. 前記第1の方向と前記第2の方向とは、略直交することを特徴とする請求項1記載の水栓。
  3. 前記ネジは、前記吐水管カバーの下方から貫通することを特徴とする請求項1または2に記載の水栓。
  4. 前記エルボーは、前記通水部に対して、複数のネジにより前記圧接固定されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の水栓。
  5. 前記通水部を流れる水の通水路を開閉する電磁弁と、
    前記吐水管カバーの中に設けられ使用者を検知するセンサと、
    を備え、
    前記センサの出力に基づいて前記電磁弁を制御可能としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の水栓。
  6. 前記センサからの出力に基づいて前記電磁弁を制御する制御部が付設され、前記外筒の上に着脱可能に設けられた収容部をさらに備えたことを特徴とする請求項5記載の水栓。
  7. 通水部にその周囲を取り囲む外筒をはめ込む工程と、
    前記外筒の外周面に設けられた開口からエルボーの一端を挿入し、前記エルボーの一端を前記外筒の開放端からネジで前記通水部に締結する工程と、
    前記エルボーの他端からその周囲を取り囲む吐水管カバーをはめ込み、前記吐水管カバーの先端を前記外筒の外周面に当接させる工程と、
    前記吐水管カバーを貫通する孔を介して前記吐水管カバーを前記エルボーに締結する工程と、
    を備えたことを特徴とする水栓の製造方法。
  8. 前記外筒は、第1の方向に延在し、
    前記外筒の前記外周面に当接した前記吐水管カバーは、前記第1の方向と略直交する方向に延在することを特徴とする請求項7記載の水栓の製造方法。
  9. 前記エルボーの前記一端を前記通水部に対して複数のネジで締結することを特徴とする請求項7または8に記載の水栓の製造方法。

JP2006267837A 2006-09-29 2006-09-29 水栓及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4816382B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006267837A JP4816382B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 水栓及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006267837A JP4816382B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 水栓及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008089011A true JP2008089011A (ja) 2008-04-17
JP4816382B2 JP4816382B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=39373387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006267837A Expired - Fee Related JP4816382B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 水栓及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4816382B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017057601A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 株式会社Lixil 水栓、水栓に取り付けられる吐水ヘッドおよび水栓組立方法
JP2017096031A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 株式会社Lixil 水栓および水栓に取り付けられる吐水ヘッド
JP2017096029A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 株式会社Lixil 水栓および水栓に取り付けられる吐水ヘッド
JP2017133316A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社Lixil 水栓および水栓に取付けられる吐水ヘッド
JP2021004452A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 Sanei株式会社 水栓

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH032059A (ja) * 1989-05-31 1991-01-08 Nec Corp ドットシリアルプリンタ制御方式
JPH07173862A (ja) * 1993-12-20 1995-07-11 Toto Ltd 水栓構造
JPH07269763A (ja) * 1994-03-28 1995-10-20 Toto Ltd バルブ等へのチューブ接続構造
JP2004162479A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 可撓管引き出し用ホルダの取付構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH032059A (ja) * 1989-05-31 1991-01-08 Nec Corp ドットシリアルプリンタ制御方式
JPH07173862A (ja) * 1993-12-20 1995-07-11 Toto Ltd 水栓構造
JPH07269763A (ja) * 1994-03-28 1995-10-20 Toto Ltd バルブ等へのチューブ接続構造
JP2004162479A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 可撓管引き出し用ホルダの取付構造

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017057601A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 株式会社Lixil 水栓、水栓に取り付けられる吐水ヘッドおよび水栓組立方法
JP2017096031A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 株式会社Lixil 水栓および水栓に取り付けられる吐水ヘッド
JP2017096029A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 株式会社Lixil 水栓および水栓に取り付けられる吐水ヘッド
JP2017133316A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社Lixil 水栓および水栓に取付けられる吐水ヘッド
JP2021004452A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 Sanei株式会社 水栓
JP7278885B2 (ja) 2019-06-25 2023-05-22 Sanei株式会社 水栓

Also Published As

Publication number Publication date
JP4816382B2 (ja) 2011-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7871057B2 (en) Sensor actuated faucet
JP4692507B2 (ja) 自動水栓
JP4816382B2 (ja) 水栓及びその製造方法
JP2010127010A (ja) 自動水栓
JP2008106593A (ja) 自動水栓
JP6869484B2 (ja) 小便器装置
JP2011137293A (ja) 自動水栓
JP2016033300A (ja) 排水弁駆動ユニット、この排水弁駆動ユニットを備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器
JP2007138654A (ja) 排水トラップ
JP2011099318A (ja) 自動水栓
JP2019173486A (ja) 水栓装置
JP2019173488A (ja) 水栓装置
JPH0637098Y2 (ja) 通水路自動開閉弁装置
JP7272650B2 (ja) 操作装置
JP7318497B2 (ja) 洗浄操作装置および洗浄水タンク装置
CN216920573U (zh) 一种具有臭氧消毒功能的下水器以及具有其的水槽
JP3699015B2 (ja) シャワーホースの収納構造
JP2020169460A (ja) 吐水装置
JPH02178431A (ja) 吐水装置
JP2016118021A (ja) タンクレス便器装置
JP2019173483A (ja) 水栓装置
JP2692709B2 (ja) 吐水具装置
JP2019173485A (ja) 水栓装置
JP2006046006A (ja) 自動水栓及び洗面システム
KR20240077272A (ko) 가전기기의 와이어 하네스 어셈블리

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110802

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4816382

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees