JP2008087793A - ポンプ付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体を不透明とした場合にも、内容物の残量を視覚的に確認することができるポンプ付き容器を提供する。
【解決手段】本発明は、内容物を充填する口部111を有し当該口部111が肩部112を介して胴部113に繋がる容器本体110と、この容器本体110の口部111に装着されるポンプ120と、このポンプ120に繋がりその押下げ及び復帰の繰り返しにより当該ポンプ120を動作させて内容物を噴出するノズルヘッド130と、胴部113内側に摺動可能に配置され内容物の噴出に伴って生じる負圧により内容物を押し上げつつ上昇する中皿140とを備えるポンプ付き容器100である。容器100は、胴部113内側に中皿140よりも口部111側に位置して当該中皿140との相互間に内容物の充填空間Rを形成し、中皿140の上死点直前で当該中皿140と接触しその押し上げによって上昇する上皿150を備え、この上皿150に、当該上皿150の上昇によって肩部112の開口部112aを貫通して当該肩部112から迫り上がる残量確認用の突起154を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、ポンプ動作により容器本体の内容物を噴出させるにあたり発生する負圧を解消すべく、当該容器本体の胴部内側に、かかる負圧により内容物を押し上げつつ上昇する中皿を備えたポンプ付き容器に関するものである。
こうした従来のポンプ付き容器には、容器本体の胴部を不透明することにより内容物の残量が確認できない問題を解消すべく、中皿の背面に球形の固体を取り外し可能に設け、この固体を中皿が上死点に達したタイミングで容器本体の底部に落下させることにより、聴覚的に残量確認できるものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−320886号公報
しかしながら、その一方で、容器本体を不透明にした場合の内容物の残量確認を聴覚的に行うのではなく、あくまで、視覚的に行うことができるものも、需要として大きいと考えられる。
本発明の解決すべき課題は、容器本体を不透明とした場合にも、内容物の残量を視覚的に確認することができるポンプ付き容器を提供することである。
本発明は、内容物を充填する口部を有し当該口部が肩部を介して胴部に繋がる容器本体と、この容器本体の口部に装着されるポンプと、このポンプに繋がりその押下げ及び復帰の繰り返しにより当該ポンプを動作させて内容物を噴出するノズルヘッドと、前記容器本体の胴部内側に摺動可能に配置され内容物の噴出に伴って生じる負圧により内容物を押し上げつつ上昇する中皿とを備えるポンプ付き容器であって、前記容器本体の胴部内側に前記中皿よりも口部側に位置して当該中皿との相互間に内容物の充填空間を形成し、前記中皿の上死点直前で当該中皿と接触しその押し上げによって上昇する上皿を備え、この上皿に、当該上皿の上昇によって前記容器本体の肩部を貫通して当該肩部から迫り上がる残量確認用の突起を設けたことを特徴とするものである。
上記発明にあっては、前記突起に、装飾用の表示を設けることもできる。なお、以下、本明細書において、「表示」とは、文字、図形、記号、色彩、模様又はこれらの結合等の視覚的に訴えるものをいう。また、表示を設ける方法としては、前記突起に直接、印刷やラベリング等により表示を施す方法が挙げられるが、前記突起に印刷等で装飾を施した別部材を取り付けることも含む。
また、本発明は、内容物を充填する口部を有し当該口部が肩部を介して胴部に繋がる容器本体と、この容器本体の口部に装着されるポンプと、このポンプに繋がりその押下げ及び復帰の繰り返しにより当該ポンプを動作させて内容物を噴出するノズルヘッドと、前記容器本体の胴部内側に摺動可能に配置され内容物の噴出に伴って生じる負圧により内容物を押し上げつつ上昇する中皿とを備えるポンプ付き容器であって、前記容器本体の胴部内側に前記中皿よりも口部側に位置して当該中皿との相互間に内容物の充填空間を形成し、前記中皿の上死点直前で当該中皿と接触しその押し上げによって上昇する上皿を備え、この上皿に、当該上皿の上昇によって前記容器本体の肩部を貫通して当該肩部から迫り上がる突起を設け、更に、前記容器本体の肩部に、前記上皿の上昇に伴い当該上皿の前記突起に接触し、その押し上げにより跳ね上げられる残量確認用の表示部材を設けたことを特徴とするものである。
更に本発明は、内容物を充填する口部を有し当該口部が肩部を介して胴部に繋がる容器本体と、この容器本体の口部に装着されるポンプと、このポンプに繋がりその押下げ及び復帰の繰り返しにより当該ポンプを動作させて内容物を噴出するノズルヘッドと、前記容器本体の胴部内側に摺動可能に配置され内容物の噴出に伴って生じる負圧により内容物を押し上げつつ上昇する中皿とを備えるポンプ付き容器であって、前記容器本体の胴部内側に前記中皿よりも口部側に位置して当該中皿との相互間に内容物の充填空間を形成し、前記中皿の上死点直前で当該中皿と接触しその押し上げによって上昇する上皿を備え、この上皿に、当該上皿の上昇によって前記容器本体の肩部を貫通して当該肩部から迫り上がる突起を設け、更に、前記ポンプに、前記容器本体の肩部を覆う外装カバーを設け、この外装カバーと前記突起との少なくとも一方に、残量確認用の表示を設け、少なくとも前記外装カバーの一部に、前記表示を可視可能な透明又は半透明な領域を設けたことを特徴とするものである。
なお、本発明において、前記突起は、前記肩部を全周に亘って包囲するものであっても、間欠的に包囲するものであってもよい。即ち、前記突起は、前記肩部周りの少なくとも1箇所から迫り上げるものであればよい。このため、前記表示部材も、前記肩部を全周に亘って包囲するものであっても、間欠的に包囲するものであってもよい。即ち、前記表示部材も、前記肩部周りの少なくとも1箇所で跳ね上がるものであればよい。
また、前記容器本体の肩部を覆う外装カバーを設け、この外装カバーと前記突起との少なくとも一方に、残量確認用の表示を設ける場合も、当該表示を設ける方法としては、前記突起や前記外装カバーに直接、印刷やラベリング等により表示を施す方法が挙げられるが、この場合も、前記突起に前記表示を設ける方法には既に表示を施した別部材を取り付けることも含む。更に、透明又は半透明とは無色に限らず有色の場合も含む。
本発明によれば、当該容器本体の肩部から突起が迫り上がることにより、この突起によって前記肩部に設けた表示部材が跳ね上げられることにより、又は、前記突起又は外装カバーの少なくとも一方に設けた残量確認用の表示により、内容物の残量を視覚的に確認することができる。
従って、本発明によれば、容器本体全体を不透明とした場合にも、内容物の残量を視覚的に確認することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第一の形態であるポンプ付き容器100の未使用状態を一部断面で示す側面図であり、図2は、同形態の使用済み状態を一部断面で示す側面図である。
図面において、符号110は、内容物を充填する筒状の口部111を有し当該口部111が平坦な肩部112を介して筒状の胴部113に繋がる容器本体である。容器本体110は、不透明な遮光性の色彩を有する合成樹脂からなり、口部111、肩部112及び胴部113とを一体に構成し、胴部113の口部111と対向する端部には、外気導入孔hを有する底蓋部114が別体に取り付けられている。
符号120は、口部111に装着されるポンプである。また、符号130は、ポンプ120に繋がりその押下げ及び復帰の繰り返しにより当該ポンプ120を動作させて内容物を噴出するノズルヘッドである。
詳細には、ポンプ120は、口部111外側で当該口部111に着脱可能にねじ止めされる装着筒部121aを有し、この装着筒部121aの内側には、天壁121bを介して口部111の内側を筒状に垂下するシール壁121cが一体に成形されている。天壁121bとシール壁121cとの相互間には、口部111の上端に配したシールリングSを介してシリンダ122が取り付けられている。シリンダ122は口部111の内側を垂下して肩部112の直下に吸引口120aを有する。
更に、シール壁121cは、当該シール壁121cの内側に、環状溝dを形成する内筒部121dが一体に成形されている。この内筒部121dは、シリンダ122の内側に嵌合し、環状溝dには、ノズルヘッド130を弾支するリターンスプリングSrが配置されている。
ノズルヘッド130は、その裏面から一体に垂下し、その内側に吐出口130aに通じる内部通路を形成する案内筒部131を一体に有する。この案内筒部131は、内筒部121dの内側にシール状態に嵌合し、その内側には、ピストン123が摺動可能に保持されている。更に、案内筒部131は、その内側に、ピストン123の抜け止めの機能を有し、ピストン123と共に、後述する充填空間Rの内容物を加圧するポンププランジャ124が嵌合保持されている。
一方、装着筒部121aの外側には、当該装着筒部121aとの相互間に環状溝を形成する筒状に起立した外装カバー121eが一体に成形されている。この外装カバー121eは、ノズルヘッド130を押下げない通常の状態において、その下端が肩部112との相互間に隙間Cを形成するように構成されている。
符号140は、胴部113内側に摺動可能に配置され容器本体110の実質上の底部となる中皿である。中皿140は、未使用状態では図1に示すように、底蓋部114から一体に立設された筒状の座壁114aに接触する最下部141と、この最下部141と一体に繋がり当該最下部141を包囲する環状の隆起部142と、この環状の隆起部142の外縁と一体に繋がり胴部113の内側に摺動可能に保持される外縁部143とからなる。
符号150は、容器本体110と同じ遮光性の色彩を有する合成樹脂からなり、中皿140よりも口部111側に位置して当該中皿140との相互間に内容物の充填空間Rを形成する上皿である。この上皿150は、その底面150fが中皿140の上死点(本形態では、最下部141がシリンダ122に当接して中皿の上昇が停止する位置。)直前で当該中皿140と接触しその押し上げによって上昇する。
詳細には、上皿150は、胴部113内側に摺動可能に保持される外縁部151と、ポンプ120のシリンダ122の外面に摺動可能に保持される内縁部152と、当該内縁部152と外縁部151との間より起立して口部111内側に摺動可能に保持される筒状部153とを一体に有する環状のディスク部材である。
更に、上皿150は、外縁部151と筒状部153との間に、かかる上皿150から一体に起立してその上面から見た形状がC字形の突起154を有する。これに対し、容器本体110の肩部112には、この突起154が摺動可能に貫通する開口部112aが形成されている。これにより、突起154は、図2に示すように、上皿150の上昇によって肩部112の開口部112aを貫通して当該肩部112から迫り上がってくることができる。
次に、本形態の作用を説明する。
先ず使用者がノズルヘッド130を押下げると、充填空間R内の空気は吸引口120aからシリンダ122内に入ってピストン123及びポンププランジャ124により加圧され、ノズルヘッド130の押下げによってその内圧が一定圧を超えると、ピストン123が案内筒部131の内側をスライドしてポンププランジャ124の側壁に形成した貫通孔124aを開放する。これにより、未使用時に充填空間R内にある空気が、貫通孔124aから案内筒部131内側の通路rを通ってノズルヘッドの吐出口130aから吐出される。
次に、使用者がノズルヘッド130から指を離すと、リターンスプリングSrの付勢力によって当該ノズルヘッド130が上昇し、ピストン123が案内筒部131の内側をスライドしてポンププランジャ124の貫通孔124aを閉じる。これにより、ノズルヘッド130が更に上昇すると、シリンダ122の内部及び充填空間Rに負圧が発生し、充填空間Rの内容物がシリンダ122の内部に導入される。
以後、ノズルヘッド130の押下げ及び復帰の繰り返せば、ポンプ120のポンプ動作により吐出口130aから内容物を噴出させることができ、これと同時に、中皿140は、内容物の噴出に伴って充填空間R内に生じる負圧により内容物を押し上げつつ胴部113の内側を軸線Oに沿って上昇する。これにより、中皿140は、内容物の噴出に伴って生じる負圧を充填空間Rの容量を減少させることで解消する。
そして、内容物が無くなり、中皿140の最下部141がシリンダの吸引口120aに当接して胴部113内側を上昇できなくなる直前、即ち、中皿140の上死点直前で、中皿140の隆起部142が上皿150の底面150fと接触し中皿140の押し上げによって上皿150は中皿140と共に上昇する。これにより、上皿の突起154は、肩部112の開口部112aを貫通して当該肩部112から迫り上がり、内容物の少なくなったことを警告し、図2に示すように、最下部141がシリンダ122に当接することにより、外装カバー121eとの間に形成した隙間Cが無くなったことで内容物が完全に無くなったことを表示する。
本形態によれば、当該容器本体110の肩部112から突起154が迫り上がることにより、内容物の残量を視覚的に確認することができる。従って、本形態によれば、容器本体110全体を不透明とした場合にも、内容物の残量を視覚的に確認することができる。
なお、本形態においては、口部111の内側であって、肩部112と略等しい位置に、係合突起111aが形成されていると共に、上皿150の筒状部153に、当該係合突起111aと係合する係合突起153aが形成されている。かかる構成によれば、上皿150の上昇に際しての案内となると共に、充填空間R内を浮遊することなく安定した状態に保つことができる。
また、本形態にあっては、突起154に、装飾用の表示を設けることもできる。なお、「表示」とは、文字、図形、記号、色彩、模様又はこれらの結合等の視覚的に訴えるものをいう。また、表示を設ける方法としては、突起154に直接、印刷やラベリング等により表示を施す方法が挙げられるが、突起154に印刷等で装飾を施した別部材を取り付けることも含む。
図3は、本発明の第二の形態であるポンプ付き容器200の未使用状態を一部断面で示す側面図であり、図4は、同形態の使用済み状態を一部断面で示す側面図である。なお、以下の説明において、図1等に示す第一の形態と同一の構成は、同一符号をもって、その説明を省略する。
本形態では、肩部112に、上皿150の上昇に伴い当該上皿150の突起154に接触し、その押し上げにより跳ね上げられる残量確認用の表示部材210が設けられている。
表示部材210も、容器本体110と同じ遮光性の色彩を有する合成樹脂からなり、口部111の外面に固定される筒状基部211と、この筒状基部211とヒンジ212を介して繋がる環状の表示部本体213とからなる。これにより、肩部112の開口部112aを貫通して当該肩部112から迫り上がった突起154が表示部本体213を押し上げることで、内容物の少なくなったことを警告し、図4に示すように、最下部141がシリンダ122に当接することにより、表示部本体213が完全に跳ね上がって隙間Cが無くなったことで内容物が完全に無くなったことを表示する。
本形態によれば、突起154によって表示部材210の表示部本体213が跳ね上げられることにより、内容物の残量を視覚的に確認することができる。従って、本形態によっても、容器本体110全体を不透明とした場合にも、内容物の残量を視覚的に確認することができる。
更に、本形態によれば、表示部本体213の裏面213fに装飾を施せば、その存在が一層強調されるため、残量を視覚的に確認するという点において有効である。
図5は、本発明の第三の形態であるポンプ付き容器300の未使用状態を一部断面で示す側面図であり、図6は、同形態の使用済み状態を一部断面で示す側面図である。なお、以下の説明において、他の形態と同一の構成は、同一符号をもって、その説明を省略する。
本形態では、容器本体110の口部111と装着筒部121aとは螺合により固定されるものではなく、突起と溝との係合により固定されている。更に、外装カバー121eは、小径部121e1と大径部121e2とからなり、大径部121e2の下端が容器本体110の肩部112まで垂下し、隙間Cをほぼ覆い隠している。
更に、外装カバー121eの一部である大径部121e2と、突起154とにはそれぞれ、互いに対をなす残量確認用の表示I1,I2が設けられ、外装カバー121eの大径部121e2は、表示I1,I2を可視可能な透明又は半透明な領域になっている。
具体例としては、図5,6に示すように、大径部121e2を透明又は半透明に成形すると共に、この大径部121e2の外表面又は裏面に、「残り0」という残量確認用の表示I1を印刷又はラベリングにより施す一方、突起154の上端に、「→」という残量確認用の表示I2を施した容器本体110と同じ遮光性の色彩を有する合成樹脂からなる表示部材310を固着させてある。更に詳細には、表示部材310は、突起154に保持される基部311と、この基部311から一体に起立する筒状の周壁312とからなり、この周壁312に、「→」という残量確認用の表示I2を印刷又はラベリングにより施している。
これにより、肩部112の開口部112aを貫通して当該肩部112から迫り上がった突起154が表示部材310を押し上げることで、内容物の少なくなったことを警告し、図6に示すように、表示部材310の表示I2「→」が外装カバーの表示I2「残り0」を指し示すことで内容物が完全に無くなったことを表示する。
本形態によれば、突起154が肩部112の開口部112aから迫り上がる際に突起154に設けた残量確認用の表示I2「→」が大径部121e2に設けた残量確認用の表示I1「残り0」と関係し合うことにより、内容物の残量を視覚的に確認することができる。従って、本形態によっても、容器本体110全体を不透明とした場合にも、内容物の残量を視覚的に確認することができる。
なお、第三の形態において、外装カバー121e2と突起154とにそれぞれ、互いに対をなす残量確認用の表示I1,I2を設ける場合も、当該表示I1,I2を設ける方法としては、突起154や外装カバー121e2に直接、印刷やラベリング等により表示を施してもよい。
また、第三の形態において、外装カバー121eは、その一部121e2のみ透明又は半透明としたが、外装カバー121e全体を透明又は半透明としてもよい。また、表示部材310は、突起154の外側面に、印刷等によって表示I2を施すことにより省略することもできる。
更に、第三の形態において、残量確認用の表示I1,I2は、例えば、外装カバー121e2にメモリ等の表示I1を施せば、突起154の迫り上がりのみで確認できるため、外装カバー121e2と突起154との少なくとも一方に設ければよい。
上述したところは、本発明の一形態を説明するものであるが、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、容器本体110は、遮光性の色彩を有する合成樹脂に限らず、遮光性の色彩を有するシュリンクラベルで覆われている場合には、その材質は問わない。また、本発明に係るポンプも、上述した形態のポンプに限らず、既存のものを使用してもよい。
更に、突起154及び表示部材210も、肩部112から迫り上がってきたことが確認できるものであれば、容器本体110と同じ遮光性の色彩を有するものに限らない。また、上述した形態の各構成はそれぞれ、目的及び用途に応じて適宜組み合わせることができる。
本発明の第一の形態であるポンプ付き容器の未使用状態を一部断面で示す側面図である。 同形態の使用済み状態を一部断面で示す側面図である。 本発明の第二の形態であるポンプ付き容器の未使用状態を一部断面で示す側面図である。 同形態の使用済み状態を一部断面で示す側面図である。 本発明の第三の形態であるポンプ付き容器の未使用状態を一部断面で示す側面図である。 同形態の使用済み状態を一部断面で示す側面図である。
符号の説明
100 ポンプ付き容器(第一の形態)
110 容器本体
111 口部
112 肩部
112a 開口部
113 胴部
114 底部
120 ポンプ
121a 装着筒部
121b 装着筒部
121c シール壁
121d 内筒部
121e 外装カバー
121e1 外装カバー小径部
121e2 外装カバー大径部
122 シリンダ
123 ピストン
124 ポンププランジャ
130 ノズルヘッド
131 案内筒部
140 中皿
141 中皿最下部
142 中皿隆起部
143 中皿外縁部
150 上皿
151 上皿外縁部
152 上皿内縁部
153 上皿筒状部
154 突起(残量確認用の突起)
200 ポンプ付き容器(第二の形態)
210 表示部材
211 筒状基部(表示部材)
212 ヒンジ(表示部材)
213 表示部本体(表示部材)
213f 表示部裏面(表示部材)
300 ポンプ付き容器(第三の形態)
310 表示部材
211 基部(表示部材)
312 周壁(表示部材)
I1 外装カバー側表示
I2 突起側表示

Claims (4)

  1. 内容物を充填する口部を有し当該口部が肩部を介して胴部に繋がる容器本体と、この容器本体の口部に装着されるポンプと、このポンプに繋がりその押下げ及び復帰の繰り返しにより当該ポンプを動作させて内容物を噴出するノズルヘッドと、前記容器本体の胴部内側に摺動可能に配置され内容物の噴出に伴って生じる負圧により内容物を押し上げつつ上昇する中皿とを備えるポンプ付き容器であって、
    前記容器本体の胴部内側に前記中皿よりも口部側に位置して当該中皿との相互間に内容物の充填空間を形成し、前記中皿の上死点直前で当該中皿と接触しその押し上げによって上昇する上皿を備え、
    この上皿に、当該上皿の上昇によって前記容器本体の肩部を貫通して当該肩部から迫り上がる残量確認用の突起を設けたことを特徴とするポンプ付き容器。
  2. 前記突起に、装飾用の表示を施した請求項1に記載のポンプ付き容器。
  3. 内容物を充填する口部を有し当該口部が肩部を介して胴部に繋がる容器本体と、この容器本体の口部に装着されるポンプと、このポンプに繋がりその押下げ及び復帰の繰り返しにより当該ポンプを動作させて内容物を噴出するノズルヘッドと、前記容器本体の胴部内側に摺動可能に配置され内容物の噴出に伴って生じる負圧により内容物を押し上げつつ上昇する中皿とを備えるポンプ付き容器であって、
    前記容器本体の胴部内側に前記中皿よりも口部側に位置して当該中皿との相互間に内容物の充填空間を形成し、前記中皿の上死点直前で当該中皿と接触しその押し上げによって上昇する上皿を備え、
    この上皿に、当該上皿の上昇によって前記容器本体の肩部を貫通して当該肩部から迫り上がる突起を設け、更に、
    前記容器本体の肩部に、前記上皿の上昇に伴い当該上皿の前記突起に接触し、その押し上げにより跳ね上げられる残量確認用の表示部材を設けたことを特徴とするポンプ付き容器。
  4. 内容物を充填する口部を有し当該口部が肩部を介して胴部に繋がる容器本体と、この容器本体の口部に装着されるポンプと、このポンプに繋がりその押下げ及び復帰の繰り返しにより当該ポンプを動作させて内容物を噴出するノズルヘッドと、前記容器本体の胴部内側に摺動可能に配置され内容物の噴出に伴って生じる負圧により内容物を押し上げつつ上昇する中皿とを備えるポンプ付き容器であって、
    前記容器本体の胴部内側に前記中皿よりも口部側に位置して当該中皿との相互間に内容物の充填空間を形成し、前記中皿の上死点直前で当該中皿と接触しその押し上げによって上昇する上皿を備え、
    この上皿に、当該上皿の上昇によって前記容器本体の肩部を貫通して当該肩部から迫り上がる突起を設け、更に、
    前記ポンプに、前記容器本体の肩部を覆う外装カバーを設け、この外装カバーと前記突起との少なくとも一方に、残量確認用の表示を設け、少なくとも前記外装カバーの一部に、前記表示を可視可能な透明又は半透明な領域を設けたことを特徴とするポンプ付き容器。
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