JP2008087746A - 収納箱の排水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車載用電気部品を収納する収納箱の内部に水が侵入しにくく、かつ、収納箱の内部に入った水を排出することができる排水構造を提供する。
【解決手段】 車載用電気部品を収納する収納箱13の底壁25に第1の孔51が形成されている。第1の孔51の近傍に排水用の第2の孔52が形成されている。弁部材53はゴム弾性を有する弾性材料からなり、第1の孔51に挿入される軸部60を有している。軸部60の上端に第1の孔51の内径よりも大きい係合部62が形成されている。軸部60の下部に薄膜状のシール部61が形成されている。シール部61は、第2の孔52を覆うことができる大きさを有している。このシール部61は、外力が加わらない自由状態において底壁25から離れて第2の孔52を開口させ、収納箱13の外部から第2の孔52に水が流れ込む際には、水の圧力によって底壁25に密接する方向に撓んで第2の孔52を塞ぐ。
【選択図】 図6

Description

本発明は、自動車等の車両に使用される車載用電気部品を収納する収納箱の排水構造に関する。
車両に搭載される車載用電気部品を収納する収納箱は、理想的には内部に水が浸入しないように完全な防水構造にすることが望まれる。しかし収納箱内の電気部品に接続される電気ケーブルの束(ハーネス)が収納箱の周壁を貫通するため、電気ケーブルの貫通部に防水対策が必要となり、コストが高くなる原因となる。またこの種の収納箱は、樹脂製の比較的大きな箱本体と蓋とからなるため、成形時あるいは使用環境等によって多少変形することは避けられない。このため収納箱を完全な防水構造とするには限界がある。
このような理由から、一般の車両では、冠水した道路を車両が走行する際など収納箱が水中に漬かったときに、収納箱の内部に多少の水が入ることを予想しておく必要がある。つまり、収納箱の内部に不可避的に浸入した水を支障なく排出できるようにすることが肝要である。
このため従来は収納箱の底壁に小さな排水孔を形成することにより、収納箱の内部に浸入した水を排出できるようにしているが、排水孔が大きすぎると水が入りやすくなり、逆に排水孔が小さすぎると、収納箱の内部に入った水を排出することができず、内部の電気部品に悪影響を与えることが懸念される。
また、下記特許文献1に記載されているように、ダクト等の排水穴に設ける常閉形の弁部材を電気部品用の収納箱の排水部に転用することにより、水の浸入を防ぐことが考えられる。あるいは下記特許文献2に記載されている排水装置の常閉形の弁部材を電気部品用の収納箱の排水部に転用することにより、水の浸入を防ぐことも考えられる。
特公平7−99236号公報 特開平2−115455号公報
特許文献1,2に記載されているように、排水部に常閉形の弁部材を設けることによって水の浸入を防ぐ構造では、汚れた水に含まれる不純物や油分などによって弁部材のシール部が相手面に密着することがあり、排水機能を果たせなくなるおそれがある。万一、水が収納箱の内部に残ると、収納箱内の電気部品に悪影響が生じるおそれがある。
従って本発明の目的は、車載用電気部品を収納する収納箱の内部に入った水を排出することができ、しかも水が収容箱の内部に侵入しにくい排水構造を提供する。
本発明は、車載用電気部品を収納する収納箱に設ける排水構造であって、前記収納箱の底壁に形成された第1の孔と、前記第1の孔の近傍に前記底壁を貫通して形成された排水用の第2の孔と、前記底壁の厚さよりも長さが大でかつ前記第1の孔に挿入された状態において上端部が前記底壁の上面側に突出する軸部を備えた弁部材とを有し、前記弁部材は、前記軸部の上端に形成され前記軸部が前記第1の孔に挿入された状態において前記底壁の上面側に係合することにより前記軸部の抜け止めをなす係合部と、前記軸部の下端に形成され前記第2の孔を覆うことができる大きさの薄膜状の弾性材料からなり、外力を与えない状態では前記底壁から離れて前記第2の孔を開口させ、該収納箱の外部から前記第2の孔に水が流れ込む際には水の圧力によって前記第2の孔を塞ぐ方向に撓んで前記底壁に密接し、該収納箱内の水を排出する際に水の重さによって前記底壁から離れる方向に撓んで前記第2の孔を開口させるシール部とを具備している。
本発明の好ましい形態では、前記第2の孔は、前記第1の孔を中心とする円周上に周方向に等間隔で複数箇所形成されている。
前記弁部材のシール部の一例は、外周が円形でかつ上面側に前記外周に向かって高くなる凹部が形成され水に浮くことが可能な形状であってもよい。
前記底壁の下面の前記第1の孔の周囲に、前記底壁から下方に突出して前記シール部の上面に当接可能な凸部が形成されていてもよい。この凸部は、車両が使用されている環境下において、前記シール部に触れる空気中あるいは泥水等に粘着性の物質が混入していたときに、前記シール部が前記底壁の下面に貼り付いてしまい、底壁上に溜まった少量の水を排水できなくなることを防止する機能を有している。
収納箱の底壁の上面は、前記第2の孔に向かって低くなるように傾斜した傾斜面、あるいは傾斜した排水溝を有しているとよい。また前記収納箱の底壁の下面には、少なくとも前記シール部を囲む位置に、底壁から下方に突出するリブが形成されているとよい。このリブによって底壁の剛性を高めることができるとともに、斜め下方からシール部に当る水流によって前記シール部がめくれることを防止でき、第2の孔に水が入ることをさらに効果的に防止できる。
本発明によれば、車載用電気部品を収納する収納箱が水に漬かったときに水が収納箱に浸入しにくくすることができ、また収納箱の内部に入った水を第2の孔から排出することができ、収納箱の内部に水が残ることを防止できる。
以下に本発明の第1の実施形態に係る排水構造を備えた収納箱について、図1〜図8を参照して説明する。図1は、車両10の一例として小型トラックを示している。この車両10のシャーシ11の下部に設けた支持部材12の上に、車載用電気部品を収納するための収納箱13が搭載されている。
図2に示すように収納箱13は、合成樹脂製で上面側が開口する箱本体20と、箱本体20の上面側の開口を塞ぐ合成樹脂製の蓋21とを有している。箱本体20は、ほぼ水平に置かれる底壁25と、底壁25の四周から立ち上がる周壁26とを有している。箱本体20の内部に、例えばヒューズやリレー等の車載用電気部品30が収納されている。
車載用電気部品30は、箱本体20の内部に形成された支持ベース31の上に設置されている。支持ベース31は底壁25の上面25a(図6に示す)よりも高い位置に形成され、底壁25と支持ベース31との間に高さHの空間Sが確保されている。
蓋21は箱本体20に対して着脱可能であり、クランプ機構35によって箱本体20に固定することができるようになっている。蓋21を開けると、箱本体20の上面側が開放されるため、箱本体20の内部の前記電気部品30の交換あるいは保守点検等を行なうことができる。箱本体20と蓋21との接合部に防水用のシール部材(図示せず)が設けられている。
箱本体20の周壁26の一部に形成されたハーネス挿通部40に、可撓性の蛇腹部41を有する筒状の防水カバー部材42が設けられている。この防水カバー部材42の内部に電気ケーブル43の束(ハーネス)が挿通されている。電気ケーブル43の一端側は前記電気部品30に接続され、他端側は車体側あるいはエンジン側の電装品用のコネクタ等に接続される。
図3に示すように、収納箱13の底壁25の四隅にそれぞれボルト44が設けられている。これらのボルト44と、ボルト44に螺合されるナット(図示せず)によって、箱本体20が前記支持部材12に固定される。
底壁25の下面25bに、格子状に縦横に延びるリブ45が形成されている。このリブ45は底壁25の下面25bから下方に突出している。リブ45は、互いに平行な複数の横リブ45aと、これら横リブ45aに対し直角な方向に延びる複数の縦リブ45bとによって構成されている。リブ45の一部(一対の横リブ45aと一対の縦リブ45b)によって囲まれる四角形の領域Gに、本発明に係る排水構造を備えた排水部50が設けられている。
排水部50は、底壁25に形成された第1の孔51と、第1の孔51の近傍に形成された排水用の第2の孔52と、ゴム弾性を有する弾性材料からなる弁部材53とを備えている。第1の孔51と第2の孔52は、それぞれ底壁25を上下方向に貫通している。
図4に示すように第1の孔51は底壁25の1箇所に形成されている。第2の孔52は、第1の孔51を中心とする円周上に、周方向に等間隔で複数箇所に形成されている。図4に示される第2の孔52は、前記横リブ45aと縦リブ45bによって囲まれる四角形の領域G内において、対角線方向に2箇所形成されている。
図5に示すように弁部材53は、前記第1の孔51に挿入される円柱形の軸部60と、軸部60の下端に軸部60と一体に成形されたシール部61と、軸部60の上端に形成された係合部62とを有している。軸部60の長さは底壁25の厚さよりも大きい。従って軸部60を第1の孔51に挿入した状態において、軸部60の上端が底壁25の上面25a側に突出する。なお、軸部60の外径を第1の孔51の内径よりも小さくすることにより、第1の孔51に対して軸部60が上下方向に移動できるようにしてもよい。
係合部62の外径は第1の孔51の内径よりも大きい。係合部62の先端は尖った形状であり、係合部62を第1の孔51に挿入しやすくしている。軸部60を第1の孔51に挿入する際に、係合部62が径方向に弾性的に縮むことにより、第1の孔51を通り抜けることができる。
図6に示すように係合部62が底壁25の上面25a側に出た状態において、係合部62が元の外径に弾性的に復帰することにより、係合部62が底壁25の上面25aに引っ掛かるようになっている。この係合部62によって、軸部60が第1の孔51から抜け出ないように固定される。
軸部60の下端部に、軸部60と一体に薄膜状のシール部61が形成されている。図6に示すように軸部60が第1の孔51に挿入された状態において、シール部61の上面が第2の孔52と対向している。シール部61は全ての第2の孔52を覆うことができる大きさを有している。そしてこのシール部61は、外力が加わらない自由状態において底壁25の下面25bから離れ、第2の孔52を開口させるようになっている。すなわちこの弁部材53は常開形の弁である。
この明細書で言う「薄膜状のシール部」とは、シリコーンゴムあるいは合成ゴム等のゴム弾性を有する弾性材料からなり、厚さが例えば0.3mm〜2.0mm程度であり、底壁25の下側から水が第2の孔52に流入しようとしたときに、シール部61に接する水の圧力によってシール部61が上方に容易に撓んで底壁25の下面25bに密接できる程度に変形可能であることを意味している。しかもこのシール部61は、収納箱13内の水を第2の孔52から排出する際に、水の重みによってシール部61が下方に撓んで排水できる程度に弾性変形可能である。そしてこのシール部61は、収納箱13内の水が排出された後は元の平坦な形状に弾性的に復帰することのできる復元力を有している。
本実施形態のシール部61は、横リブ45aと縦リブ45bとで囲まれる四角形の領域Gに対応した形状(四角形)に形成されているため、第2の孔52が領域Gの隅部に形成されていても、これら第2の孔52を十分覆うことができる。図6に示すように、底壁25の上面25aは、第2の孔52に向かって僅かに低くなるように傾斜した形状をなしている。なお底壁25の上面25aに、第2の孔52に向かって低くなるように傾斜した排水溝が形成されていてもよい。
第1の孔51の周りに凸部70が形成されている。この凸部70は第1の孔51を中心として環状に形成されている。シール部61が底壁25の下面25bに密接した状態、すなわちシール部61が第2の孔52を塞いだ状態において、シール部61の上面がこの凸部70に当接することによって、シール部61が下方に付勢されるようになっている。
底壁25の下面25bに形成されているリブ45は、底壁25の剛性を大きくする機能を果たしている。さらにこれらのリブ45のうち弁部材53を囲んでいる横リブ45aと縦リブ45bは、例えば洗車時あるいは冠水した道路を走行する際などに、図6に矢印A,Bで示すように斜め下方から水流が底壁25に当っても、シール部61がめくれないようにするための遮水壁としても機能することができる。すなわち、横リブ45aと縦リブ45bのそれぞれの下端と第2の孔52の外側の縁とを結ぶ線分L(図6に示す)の外側に、シール部61の外周61aが位置するようにシール部61を配置することにより、斜め下方(例えば矢印A,B方向)から水流が当っても、シール部61が開かないようにすることができる。
以下に本実施形態の排水部50の作用について説明する。
図6に示すように通常の使用状態(収納箱13が水に漬かっていない状態)では、弁部材53のシール部61が収納箱13の底壁25の下面25bから下方に離れている。このため第2の孔52が開口している。このように常時はシール部61が底壁25から離れ、第2の孔52が開口された状態が維持されるから、収納箱13の内部を乾燥させることができる。また、洗車時や冠水した道路を車両10が走行する際などに、弁部材53の下方あるいは斜め下方から第2の孔52に向かって水流が当っても、第2の孔52に水が直接入ることをシール部61および前記横リブ45aと縦リブ45bによって防止できる。
冠水した道路や深い水溜りを走行する際などに、図7に示すように収納箱13が水W1に漬かり、第2の孔52から収納箱13の内部に水W1が流入しようとすると、シール部61に触れる水の圧力によって、シール部61が底壁25の下面25bに向かって撓み、シール部61が第2の孔52を覆う。このため、収納箱13の内部に水W1が入ることを防止することができる。収納箱13の内部に多少の水が入ったとしても、収納箱13の内部の電気部品30は、底壁25よりも高い位置にある支持ベース31上に設けられているため、浸入した水が電気部品30に影響を与えることはない。
図8に示すように収納箱13の周りから水が引き、収納箱13の内部に浸入した水W2を排出する際には、収納箱13の内部の水の重さが第2の孔52を介してシール部61に作用する。このためシール部61が下方に撓むとともに、凸部70がシール部61を下方に押すため、シール部61が底壁25に密着することを防止でき、第2の孔52を確実に開口させることができる。このとき弁部材53の自重により弁部材53が少し下がることができれば、底壁25からシール部61がさらに離れやすくなる。
底壁25上の水が排出されたのち、シール部61が図6に示すように元の平坦な形状に弾性的に復元することにより、第2の孔52が開口した状態に維持される。このため収納箱13の内部に水が残ることを防止できる。
図9は本発明の第2の実施形態に係る弁部材53Aを示している。この弁部材53Aのシール部61の外周61aは軸部60を中心とする円形である。このため第1の実施形態で説明した四角形のシール部61と比較して、取付け方向に制約がなく、取付け作業が容易となる。それ以外の構成と作用効果は第1の実施形態の弁部材53と同様である。
図10は本発明の第3の実施形態に係る弁部材53Bを示している。この弁部材53Bは、軸部60の根元部分に凸部75を有している。この凸部75は、第1の実施形態の凸部70と同様の機能を果たす。すなわちこの凸部75は、シール部61が底壁25に接して第2の孔52を塞いだ状態において、シール部61を底壁25から離す方向に付勢する機能を有している。それ以外の構成と作用効果は第1および第2の実施形態の弁部材と同様である。
図11は本発明の第4の実施形態に係る弁部材53Cを示している。この弁部材53Cのシール部81は、上面側が窪んだ凹部82を有するトレイ状あるいは中空の円錐形をなし、水に浮くことができるようになっている。このシール部81は、底壁25の下側から水が上昇してきたときに、シール部81の浮力によって、早期の段階でシール部81が底壁25に密着することができる。その結果、第2の孔52がシール部81によって短時間で塞がれ、収納箱13の内部に浸入する水の量を少なくすることが可能である。
なお本発明の排水構造は、小型トラック以外の車両(例えば乗用車や中・大型トラック等)の車載用電気部品を収納する収納箱にも同様に適用することができる。また本発明を実施するに当たって、収納箱の具体的な構成や弁部材の軸部やシール部、係合部、底壁の第1の孔、第2の孔をはじめとして、本発明の構成要素を適宜に変形して実施できることは言うまでもない。
収納箱を備えた車両の側面図。 本発明の第1の実施形態に係る収納箱の斜視図。 図2に示された収納箱を底面側から見た斜視図。 図2に示された収納箱の排水部の一部の底面図。 図2に示された収納箱の排水部に使われる弁部材の斜視図。 図2に示された収納箱の排水部を示す縦断面図。 図6に示された排水部の弁部材が閉じた状態の縦断面図。 図6に示された排水部から水が排出される様子を示す縦断面図。 本発明の第2の実施形態に係る弁部材の斜視図。 本発明の第3の実施形態に係る弁部材の斜視図。 本発明の第4の実施形態に係る弁部材を備えた排水部の縦断面図。
符号の説明
13…収納箱
25…底壁
30…車載用電気部品
50…排水部
51…第1の孔
52…第2の孔
53…弁部材
53A,53B,53C…弁部材
60…軸部
61…シール部
62…係合部
70,75…凸部
81…シール部

Claims (4)

  1. 車載用電気部品を収納する収納箱に設ける排水構造であって、
    前記収納箱の底壁に形成された第1の孔と、
    前記第1の孔の近傍に前記底壁を貫通して形成された排水用の第2の孔と、
    前記底壁の厚さよりも長さが大でかつ前記第1の孔に挿入された状態において上端部が前記底壁の上面側に突出する軸部を備えた弁部材とを有し、
    前記弁部材は、
    前記軸部の上端に形成され前記軸部が前記第1の孔に挿入された状態において前記底壁の上面側に係合することにより前記軸部の抜け止めをなす係合部と、
    前記軸部の下端に形成され前記第2の孔を覆うことができる大きさの薄膜状の弾性材料からなり、外力を与えない状態では前記底壁から離れて前記第2の孔を開口させ、該収納箱の外部から前記第2の孔に水が流れ込む際には水の圧力によって前記第2の孔を塞ぐ方向に撓んで前記底壁に密接し、該収納箱内の水を排出する際に水の重さによって前記底壁から離れる方向に撓んで前記第2の孔を開口させるシール部と、
    を具備したことを特徴とする収納箱の排水構造。
  2. 前記第2の孔は、前記第1の孔を中心とする円周上に複数箇所形成されていることを特徴とする請求項1に記載の収納箱の排水構造。
  3. 前記弁部材の前記シール部は、外周が円形でかつ上面側に前記外周に向かって高くなる凹部が形成され水に浮くことが可能な形状であることを特徴とする請求項1に記載の収納箱の排水構造。
  4. 前記底壁の下面の前記第1の孔の周囲に、前記底壁から下方に突出して前記シール部の上面に当接可能な凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の収納箱の排水構造。
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