JP2008087622A - 下肢保護用エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搭載車種や周囲のデザインが変更されても、容易に対処して搭載可能な下肢保護用エアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】下肢保護用エアバッグ装置M1は、着座した乗員Dの下肢Lの前方側に配設されて、車両の衝突時に下肢Lを保護可能に作動されて、下肢Lの前方側に膨張したエアバッグ10を配設させる。エアバッグ10を収納して保持する収納部位20は、支持アーム29に支持される。支持アーム29は、サーボモータ38の作動により、収納部位20を待機位置P0からエアバッグ10を展開膨張させる作動位置P1まで繰り出すように、構成されている。収納部位20は、作動位置P1での膨張を完了させたエアバッグ20の下肢受け止め時における前面側12を支持可能な支持部26、を備えて構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、着座した乗員の下肢の前方側に配設されるとともに、車両の衝突時に下肢を保護可能に作動されて、下肢の前方側に膨張したエアバッグを配設させる構成の下肢保護用エアバッグ装置に関する。
従来、着座した乗員の下肢を保護可能なエアバッグ装置、例えば、膝保護用エアバッグ装置では、着座した乗員が前後に配置位置を変えても、エアバッグによって好適に保護できるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
このエアバッグ装置では、エアバッグやエアバッグを膨張させる装置の配置位置をその位置に固定させた構成として、膨張したエアバッグを支持する支持部材を別途配設させ、乗員の下肢の位置が前後に変化しても、その支持部材自体を移動させて、エアバッグの前面側を支持部材に支持させて、所定のクッション作用を確保して、エアバッグにより、乗員の下肢を保護するものであった。
特開2004−352037号公報
しかし、従来の下肢保護用エアバッグ装置では、搭載する車両に対応させて、エアバッグの展開膨張完了位置が、設定されており、車種が変わったり、周囲のの部材、例えば、インストルメントパネルのデザインが変更される等した場合には、エアバッグ装置や支持部材の搭載位置とともに、エアバッグの膨張完了形状も設計変更する必要が生ずる場合があり、搭載車種や周囲のデザインの変更等に、容易に対処できなかった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、搭載車種や周囲のデザインが変更されても、容易に対処して搭載可能な下肢保護用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る下肢保護用エアバッグ装置は、着座した乗員の下肢の前方側に配設されて、車両の衝突時に下肢を保護可能に作動されて、下肢の前方側に膨張したエアバッグを配設させる構成の下肢保護用エアバッグ装置であって、
エアバッグを収納して保持する収納部位が、繰出手段に支持され、
繰出手段が、作動時、収納部位を待機位置からエアバッグを展開膨張させる作動位置まで繰り出すように、構成され、
収納部位が、作動位置での膨張を完了させた前記エアバッグの下肢受け止め時における前面側を支持可能な支持部、を備えて構成されていることを特徴とする。
本発明に係る下肢保護用エアバッグ装置では、作動時、繰出手段によって収納部位が、待機位置から作動位置まで繰り出された後、乗員の下肢を保護可能に、エアバッグが収納部位から突出して膨張する。そして、エアバッグが下肢を受け止めて前方移動しようとしても、収納部位に配設された支持部により、エアバッグが支持され、クッション作用を確保して、エアバッグが的確に下肢を保護することができる。
そして、本発明に係る下肢保護用エアバッグ装置では、膨張を完了させたエアバッグが、待機位置から所定の作動位置まで繰り出した収納部位に設けられている支持部に、支持される構成であり、下肢保護用エアバッグ装置を搭載した周囲の車両の部位に、支持される構成でない。そのため、搭載車種や周囲のインストルメントパネル等のデザインが変更されても、エアバッグの膨張完了形状を変更することなく、繰出手段における収納部位の待機位置から所定の作動位置まで収納部位を繰り出す方向や繰出移動量を、調整するだけで、容易に対処することができる。すなわち、エアバッグの膨張完了形状を一定として標準化すれば、膨張用ガスを供給するインフレーターや折り畳んだエアバッグを収納するケースを共用できて、搭載車種や周囲のインストルメントパネル等のデザインが変更されても、繰出手段における収納部位の待機位置から所定の作動位置まで収納部位を繰り出す方向や繰出移動量を、調整するだけで、容易に対処することができる。そして、繰出方向の調整は、例えば、繰出手段の取付角度を調整するだけで簡単に行える。また、繰出移動量の調整は、例えば、駆動源の動力をギヤを利用して、繰出移動量に変換しているような場合、そのギヤ比を変更したり、あるいは、ピストンシリンダ機構を利用しているような場合、シリンダ内に供給する流体の量を増減させて、ピストンのストロークを調整する等すれば、簡単に行える。
したがって、本発明に係る下肢保護用エアバッグ装置では、搭載車種や周囲のデザインが変更されても、容易に対処して搭載することができる。
また、本発明に係る下肢保護用エアバッグ装置では、エアバッグを収納した収納部位が、待機位置から所定の作動位置まで繰り出されて、エアバッグを膨張させる構成である。そのため、待機位置から作動位置までの繰出空間分、室内側のスペースを広くすることができ、車室内、特に、下肢側の部位のスペースにゆとりを確保することができる。さらに、車両の衝突予測時に、作動位置まで繰り出し、その後、車両の衝突が回避された場合には、待機位置に復帰させておき、次回の作動時に再利用することも可能となる。さらにまた、繰出空間分、エアバッグ自体の容積を小さくすることが可能となり、エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターやエアバッグを収納する部位をコンパクトに構成できる。
ちなみに、繰出手段は、繰出作動時に収納部位を後方側へ直線的に移動させるように構成したり、あるいは、繰出作動時に前記収納部位の周囲に軸方向を左右方向に沿わせて設けた回動軸の軸回り方向の後方側へ回転移動させるように構成することができる。そして、繰出手段が、収納部位を後方側に直線的に移動させる構成では、繰出移動量の調整は、例えば、前後方向の繰出ストロークの調整を行えばよく、繰出手段が、収納部位を回動軸の軸回り方向の後方側へ回転移動させる構成では、繰出移動量の調整は、例えば、回動軸の軸回り方向の回転角度の調整を行えばよい。
また、繰出手段が、制御装置に作動を制御されるとともに、制御装置が、下肢の配置位置を検知可能な位置検知センサからの信号を入力させ、下肢の配置位置に対応させて、繰出移動量を調整可能に構成してもよい。このような構成では、車両への搭載後においても、前後にずれた下肢の配置位置に対応して、調整された作動位置で膨張するエアバッグにより、的確に下肢を保護することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、第1実施形態の下肢保護用エアバッグ装置M1は、図1に示すように、運転席用のものであり、さらに、ステアバイワイヤタイプのステアリング装置SWを搭載したインストルメントパネル(以下、インパネと略す)1の下部2側に搭載されて、運転席に着座した乗員(運転者)Dの下肢Lの前方側に配設されている。
そして、下肢保護用エアバッグ装置M1は、エアバッグ10、エアバッグ10に膨張用ガスを供給するインフレーター15、折り畳まれたエアバッグ10を収納する収納部位としてのケース20、収納部位としてのケース20を待機位置P0から所定の作動位置P1まで繰り出す繰出手段28、及び、インフレーター15と繰出手段28の駆動源としてのサーボモータ38との作動を制御する制御装置40、を備えて構成されている。
制御装置40は、車両Vの被衝突物との衝突を予測可能なミリ波レーダ等からなる衝突予知センサ41と、車両Vの実際の衝突時の減速度を検知可能な加速度センサ等からなる衝突検知センサ42とからの信号を入力させるように構成されている。そして、制御装置40は、衝突予知センサ41からの信号に基づいて車両Vの被衝突物との衝突を予測した際、サーボモータ38を作動させ、さらに、衝突検知センサ42からの信号に基づいて車両Vの衝突を検知した際には、インフレーター15を作動させることとなる。なお、実施形態の場合、サーボモータ38を作動させてケース20を待機位置P0から作動位置P1に繰り出した後、一定時間経過しても、衝突検知センサ42からの車両Vの衝突検知信号が入力されない場合には、制御装置40は、作動前の待機位置P0にケース20を復帰させるように、サーボモータ38を作動させる。
エアバッグ10は、図3,4に示すように、膨張完了時の形状を横長の長方形板状として構成されて、長方形状の同形とした乗員側壁部11と車体側壁部12との外周縁相互を結合させた袋状に形成されている。車体側壁部12には、上下左右の中央付近に、左右方向に沿って並設された二つの取付孔13が形成されている。また、エアバッグ10内には、板形状を維持可能に厚さを規制する複数のテザー14が、乗員側壁部11と車体側壁部12とを連結するように配設されている。
インフレーター15は、図1,2に示すように、略円柱状の本体16と、本体16をケース20に取り付ける取付ブラケット17と、を備えて構成されている。本体16には、作動時に、膨張用ガスを吐出する複数のガス吐出口16aが形成されている。取付ブラケット17は、本体16を挟持して保持する円環状の保持部17aと、保持部17aから突出するボルト17bと、から構成されている。このインフレーター15は、保持部17aに本体16を保持させた状態で、インフレーター15をエアバッグ10内に挿入させ、ボルト17bを、取付孔13を経てエアバッグ10外へ突出させた状態で、さらに、貫通孔22aからケース20外へ突出させ、そして、ボルト17bにナット18を締結させることにより、インフレーター15が、エアバッグ10とともに、ケース20に取り付けられている。
ケース20は、図1,2に示すように、箱形状のケース本体21と、ケース本体21の開口21aを塞ぐエアバッグカバー24と、を備えて構成されている。ケース本体21は、剛性を有した板金製として、底壁22と、底壁22の外周縁から外開きの四角筒形状に延びる周壁23と、を備えて構成され、底壁22には、インフレーター15の各ボルト17bを貫通させる貫通孔22aが形成されている。エアバッグカバー24は、周壁23の周縁に取り付けられて、周囲のインパネ1と同様に、合成樹脂製としている。エアバッグカバー24は、膨張するエアバッグ10に押されて下開きに開く扉部24aを備えて構成されている。エアバッグカバー24は、ケース20が待機位置P0に配置されている状態では、インパネ1に形成された開口3に収納されるように、配置されて、開口3の周縁と面一としている。
そして、このケース20では、作動位置P1(図1の二点鎖線、図5のB,C参照)でのエアバッグ10の展開膨張時、周囲のインパネ1に支持されることなく、エアバッグ10の車体側壁部12に接触し、かつ、エアバッグ10の前方移動を規制してエアバッグ10を支持するように、支持部26が形成されている。実施形態の場合、ケース20における底壁22の後面22b、開口21a側に向かって広がるテーパ状の周壁23の内周面23a、及び、エアバッグカバー24の扉部24aの開いた開口24bの周縁24cから、支持部26が構成されている。
繰出手段28は、図1,2に示すように、ケース20を支持する支持アーム29、ギヤ機構34、及び、駆動源としてのサーボモータ38を備えて構成されている。なお、これらの支持アーム29、ギヤ機構34、及び、サーボモータ38は、ケース20の左右両側にそれぞれ配設されている。各支持アーム29は、ケース本体21の周壁23における左右両側の部位に、下端側を連結固定させる連結杆30と、連結杆30の上端で左右方向のケース本体21から離れる外方へ延びる回動軸31と、を備えて構成され、回動軸31は、軸方向を左右方向に沿わせるように配置させて、車両Vのボディ5側に固定される軸支部32に回動自在に支持されている。各ギヤ機構34は、回動軸31に設けられるウォームホイール35と、サーボモータ38の回動駆動軸38aに固定されてウォームホイール35に噛合するウォーム36と、から構成されている。各サーボモータ38は、制御装置40により作動を制御されて、正転・逆転を可能として、ボディ5側に固定されている。
なお、エアバッグ10を展開膨張させるケース20の作動位置P1は、エアバッグ10の展開膨張完了形状に対応させて、展開膨張を完了させたエアバッグ10が、下肢保護用エアバッグ装置M1を搭載する車両Vで一般的な位置に着座する運転者Dの下肢Lを受け止める際に、最も好適な位置となるように、設定されている。
そして、第1実施形態の下肢保護用エアバッグ装置M1では、制御装置40が、衝突予知センサ41からの信号に基づいて車両Vの被衝突物との衝突を予測した際、サーボモータ38,38を作動させる。ついで、左右の各サーボモータ38が、回動駆動軸38aを正転側に回転させれば、ギヤ機構34を介在させて、支持アーム29が回動軸31の軸回り方向で、連結杆30の下端側を後方側へ所定角度回転させることから、図5のA,Bに示すように、ケース20が、回動軸31を回転中心として、作動位置P1まで後方側に回転移動することとなる。さらに、制御装置40が、衝突検知センサ42からの信号に基づいて車両Vの衝突を検知した際には、インフレーター15を作動させる。そのため、図5のB,Cに示すように、エアバッグ10が、インフレーター15からの膨張用ガスによって膨張し、エアバッグカバー24の扉部24aを押し開いて、ケース本体21から突出し、膨張を完了させることとなる。そして、エアバッグ10が下肢Lを受け止めて前方移動しようとしても、ケース20に配設された支持部26により、エアバッグ10が支持され、クッション作用を確保して、エアバッグ10が的確に下肢Lを保護することができる。
そして、第1実施形態の下肢保護用エアバッグ装置M1では、膨張を完了させたエアバッグ10が、待機位置P0から所定の作動位置P1まで繰り出したケース20に設けられている支持部26に、支持される構成であり、下肢保護用エアバッグ装置M1を搭載した周囲の車両Vのインパネ1等の部位に、支持される構成でない。そのため、搭載車種や周囲のインパネ1等のデザインが変更されても、繰出手段28におけるケース20の待機位置P0から作動位置P1までケース20を繰り出す方向や繰出移動量を、調整するだけで、容易に対処することができる。すなわち、エアバッグ10の膨張完了形状を一定として標準化すれば、膨張用ガスを供給するインフレーター15や折り畳んだエアバッグ10を収納するケース20のケース本体21を共用できて、搭載車種や周囲のインパネ1等のデザインが変更されても、繰出手段28におけるケース20の待機位置P0から所定の作動位置P1までケース20を繰り出す方向や繰出移動量を、調整するだけで、容易に対処することができる。そして、繰出方向の調整は、例えば、繰出手段28の支持アーム29における連結杆30の取付角度を調整するだけで簡単に行える。また、繰出移動量としての第1実施形態の連結杆30の回転角度の調整は、例えば、サーボモータ38のギヤ機構34を利用して、繰出移動量に変換しているような場合、そのウォームホイール35を小径にしたり、あるいは、回動駆動軸38aの回転数を変更する等すれば、簡単に行える。
したがって、第1実施形態の下肢保護用エアバッグ装置M1では、搭載車種や周囲のデザインが変更されても、容易に対処して搭載することができる。
また、第1実施形態の下肢保護用エアバッグ装置M1では、エアバッグ10を収納した収納部位としてケース20が、待機位置P0から所定の作動位置P1まで繰り出されて、エアバッグ10を膨張させる構成であるため、待機位置P0から作動位置P1までの繰出空間分、室内側のスペースを広くすることができ、車室内、特に、下肢L側の部位のスペースにゆとりを確保することができる。
さらに、第1実施形態の下肢保護用エアバッグ装置M1では、衝突予知センサ41からの信号を入力している制御装置40が、車両Vの衝突予測時に、繰出手段28のサーボモータ38を作動させて、図5のA,Bに示すように、ケース20を作動位置P1まで繰り出し、その後、車両Vの衝突が回避された場合には、図5のB,Aの順として、待機位置P0に復帰させるように、サーボモータ38を作動させることから、次回の作動時に再利用することも可能となる。
さらにまた、第1実施形態の下肢保護用エアバッグ装置M1では、ケース20の繰出空間分、エアバッグ10自体の容積を小さくすることが可能となり、エアバッグ10に膨張用ガスを供給するインフレーター15やエアバッグ10を収納するケース本体21をコンパクトに構成できる。
また、繰出手段としては、ケース20を回転移動させる他、図6〜9に示す第2実施形態の下肢保護用エアバッグ装置M2のように、ケース20Aを直線的に後方側へ繰り出すように構成してもよい。なお、第2実施形態では、繰出手段48が、ケース20Aを直線的に後方移動させる構成の他、制御装置40が、運転席の前方のインパネ1に配設されて、運転者Dの下肢Lの前後位置を検知するCCDカメラ等からなる位置検知センサ43からの信号も入力させるように構成されている。そして、第2実施形態では、制御装置40が、繰出手段48の作動時、位置検知センサ43からの信号を入力させ、下肢Lの配置位置に応じて、ケース20Aの繰出移動量を調整している。なお、第2実施形態では、繰出手段48の構成と、ケース20Aが底壁22を周壁23の上部側の壁面に対して直交交差させて鉛直方向に沿わせるように配置させている構成と、位置検知センサ43と、を除いて、他のエアバッグ10、インフレーター15、エアバッグ10の支持部26等は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様な部位・部材には、同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態の繰出手段48は、リンク機構50、ギヤ機構53、及び、駆動源としてのサーボモータ60を備えて構成されて、ボディ5側に保持されている。リンク機構50は、合計で8本のリンク50aから構成されるパンタグラフ式のものであり、ケース20Aの底壁22の前面22cに設けた軸支部49に軸支される後方側のリンク50aとしての4本の後リンク51と、各後リンク51に対して回動自在に軸着されるリンク50aとしての前リンク52とを備えて、左右方向で対向する2本ずつの前リンク52が、左右方向に配設される回動軸54に固定されている。ギヤ機構53は、上下に2本配設された回動軸54、各回動軸54に固定されているウォームホイール56、各ウォームホイール56に噛合するウォーム57、及び、各ウォーム57を固定させている回動軸58を備えて構成されている。上下のウォームホイール56相互、及び、上下のウォーム57相互は、それぞれ、歯溝を逆方向として構成されている。各前リンク52を固定させて左右方向に延びる上下で2本の回動軸54は、左右両端を軸受55により支持され、上下のウォーム57を固定させた上下方向に延びる1本の回動軸58は、上下両端を軸受59に支持されてサーボモータ60の回動駆動軸60aに連結されている。サーボモータ60は、回動駆動軸60aを正転・逆転させることができるものであり、制御装置40により作動を制御される。すなわち、制御装置40が、衝突予知センサ41から信号を入力して車両Vの被衝突物との衝突を予測し、かつ、位置検知センサ43からの信号に基いて着座した運転者Dの下肢Lの前後位置を検知した際に、制御装置40は、回動駆動軸60aを所定回転数で正転させるように、サーボモータ60を作動させる。
そして、このサーボモータ60の回動駆動軸60aの正転時、回動駆動軸60aに連結された回動軸58が正転し、回動軸58に固定されている上下の各ウォーム57が正転して、各ウォーム57に噛合している上下の各ウォームホイール56を正転させる。各ウォームホイール56が正転すれば、相互に軸着されている後リンク51と前リンク52とを直線状に延ばすように、各回動軸54が正転して、各回動軸54に固定させた前リンク52を正転させる。その結果、図9のA,Bに示すように、下肢Lの配置位置に対応する繰出移動量として、ケース20Aが待機位置P0から作動位置P1に繰り出されることとなる。
なお、第2実施形態の場合でも、エアバッグ10を展開膨張させるケース20Aの作動位置P1は、エアバッグ10の展開膨張完了形状に対応させて、展開膨張を完了させたエアバッグ10が、下肢保護用エアバッグ装置M2を搭載する車両Vで一般的な位置に着座する運転者Dの下肢Lを受け止める際に、最も好適な位置を基準位置として、設定されている。そして、第2実施形態では、位置検知センサ43からの信号に基いて制御装置40が、その基準位置から下肢Lの配置位置に応じて、繰出移動量を調整し、作動位置P1の位置を調整している。
そして、ケース20Aを作動位置P1に配置させた後、制御装置40が、衝突検知センサ42からの信号に基いて車両Vの衝突を検知した際には、インフレーター15を作動させる。そのため、図9のCに示すように、エアバッグ10が、インフレーター15からの膨張用ガスによって膨張し、エアバッグカバー24の扉部24aを押し開いて、ケース本体21から突出し、膨張を完了させることとなる。そして、エアバッグ10が下肢Lを受け止めて前方移動しようとしても、ケース20Aに配設された支持部26により、エアバッグ10が支持され、クッション作用を確保して、エアバッグ10が的確に下肢Lを保護することができる。
そして、第2実施形態の下肢保護用エアバッグ装置M2でも、膨張を完了させたエアバッグ10が、待機位置P0から作動位置P1まで繰り出したケース20Aに設けられている支持部26に、支持される構成で、下肢保護用エアバッグ装置M2を搭載した周囲の車両Vのインパネ1等の部位に、支持される構成でない。そのため、搭載車種や周囲のインパネ1等のデザインが変更されても、繰出手段48におけるケース20Aの待機位置P0から作動位置P1までケース20Aを繰り出す方向や繰出移動量を、調整するだけで、容易に対処することができる。すなわち、エアバッグ10の膨張完了形状を一定として標準化すれば、膨張用ガスを供給するインフレーター15や折り畳んだエアバッグ10を収納するケース20Aのケース本体21を共用できて、搭載車種や周囲のインパネ1等のデザインが変更されても、繰出手段48におけるケース20Aの待機位置P0から所定の作動位置P1までケース20Aを繰り出す方向や繰出移動量を、調整するだけで、容易に対処することができる。そして、繰出方向の調整は、例えば、繰出手段48のサーボモータ60や軸受59の取付角度を調整するだけで簡単に行える。また、繰出移動量は、サーボモータ60の回動駆動軸60aの回転数の増減により、簡単に行える。
したがって、第2実施形態の下肢保護用エアバッグ装置M2でも、搭載車種や周囲のデザインが変更されても、容易に対処して搭載することができ、第1実施形態と同様な作用・効果を得ることができる。
勿論、この第2実施形態の場合でも、衝突予知センサ41からの信号を入力している制御装置40が、車両Vの衝突予測時に、繰出手段48のサーボモータ60を作動させて、図9のA,Bに示すように、ケース20Aを作動位置P1まで繰り出し、その後、車両Vの衝突が回避された場合には、図9のB,Aの順として待機位置P0に復帰させるように、サーボモータ60を作動させることから、次回の作動時に再利用することも可能となる。
さらに、第2実施形態では、制御装置40が、下肢Lの配置位置を検知可能な位置検知センサ43からの信号を入力させて、下肢Lの配置位置に対応させて、繰出移動量を調整可能に構成している。そのため、下肢Lが、図10に示すように、図9に示す場合よりも後方位置に配置されている場合には、その下肢Lの配置位置に対応して、サーボモータ60の正転時の回転数を所定数多くして、図10のA,Bに示すように、後リンク51と前リンク52とを直線状に配置させるようにリンク機構50の前後方向の長さ寸法を伸ばして、ケース20Aを図9のBに示す場合よりも後方位置に配置可能となって、その後、インフレーター15を作動させれば、図10のCに示すように、膨張したエアバッグ10によって、的確に後方に位置する下肢Lを保護することが可能となる。
なお、繰出手段としては、リンク機構50を使用する他、図11に示す第3実施形態の下肢保護用エアバッグ装置M3の繰出手段68のように、往復直線運動を可能として後方移動するピストン70を有した油圧や空気圧等を利用するシリンダ69から構成してもよい。なお、シリンダ69は、ケース20Aの底壁22の前面22c側に、二つ配設され、それぞれ、各ピストン70の後端70aが、それぞれ、底壁22の前面22c側における左右の両縁付近に連結されている。シリンダ69は、制御装置40に作動を制御され、その作動時期は、第1,2実施形態のサーボモータ38,60と同様であり、この第3実施形態も第1,2実施形態と同様な作用・効果を得ることができる。
なお、第1,3実施形態においても、下肢Lの配置位置を検知可能な位置検知センサ43を配設して(図1,5,11の二点鎖線参照)、位置検知センサ43からの信号に基き、制御装置40が、下肢Lの配置位置に応じて、サーボモータ38の回転駆動軸38aの回転数やピストン70のストロークを調整し、ケース20,20Aの作動位置P1を調整してもよい。
また、各実施形態では、運転席用のものを例示したが、助手席用に本発明の下肢保護用エアバッグ装置を利用してもよい。
さらに、下肢Lの配置位置を検知可能な位置検知センサとしては、着座したシートの配置位置を検知するものを利用してもよい。
さらにまた、繰出手段の駆動源は、第1〜3実施形態で利用したサーボモータの他、マイクロガスジェネレータや油圧・空気圧を利用したモータ等のアクチュエータを利用でき、その場合の作動完了は、インフレーター15の作動前に移動を完了させればよいことから、エアバッグ10のように迅速に作動を完了しなくともよい。
さらに、各実施形態では、展開膨張を完了させたエアバッグ10を支持する支持部26として、ケース20,20Aの底壁22の後面22bや周壁23の内周面23a、さらには、エアバッグカバー24の開口24bの周縁24cを例示したが、上記の支持部26の他に、膨張を完了させたエアバッグ10の少なくとも一部を、ケース20と同様に繰り出されてケース20と別体とした支持板等の支持部材、あるいは、繰り出されたケース20,20Aの周囲に配置されたインパネ1等の部位に、支持させるように構成してもよい。
本発明における第1実施形態の下肢保護用エアバッグ装置の使用状態を示す車両前後方向の概略縦断面図である。 第1実施形態の下肢保護用エアバッグ装置の概略横断面であり、図1のII-II部位に対応する。 第1実施形態に使用するエアバッグの正面図である。 第1実施形態に使用するエアバッグの縦断面図であり、図3のIV-IV部位に対応する。 第1実施形態の下肢保護用エアバッグ装置の作動時を順に示す図である。 第2実施形態の下肢保護用エアバッグ装置の概略縦断面図である。 第2実施形態の繰出手段を説明する拡大縦断面図である。 第2実施形態の繰出手段を説明する拡大縦断面図であり、図7のVIII-VIII部位に対応する。 第2実施形態の作動時を順に説明する図である。 第2実施形態の下肢の配置位置が変化している場合の作動時を説明する図である。 第3実施形態の下肢保護用エアバッグ装置の作動時を説明する図である。
符号の説明
10…エアバッグ、
20・20A…(収納部位)ケース、
26…支持部、
28・48・68…繰出手段、
40…制御装置、
41…衝突予知センサ、
42…衝突検知センサ、
43…位置検知センサ、
P0…待機位置、
P1…作動位置、
D…(乗員)運転者、
L…下肢、
M1・M2・M3…下肢保護用エアバッグ装置。

Claims (4)

  1. 着座した乗員の下肢の前方側に配設されて、車両の衝突時に下肢を保護可能に作動されて、下肢の前方側に膨張したエアバッグを配設させる構成の下肢保護用エアバッグ装置であって、
    前記エアバッグを収納して保持する収納部位が、繰出手段に支持され、
    該繰出手段が、作動時、前記収納部位を待機位置から前記エアバッグを展開膨張させる作動位置まで繰り出すように、構成され、
    前記収納部位が、作動位置での膨張を完了させた前記エアバッグの下肢受け止め時における前面側を支持可能な支持部、を備えて構成されていることを特徴とする下肢保護用エアバッグ装置。
  2. 前記繰出手段が、繰出作動時に前記収納部位を後方側へ直線的に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の下肢保護用エアバッグ装置。
  3. 前記繰出手段が、繰出作動時に前記収納部位の周囲に軸方向を左右方向に沿わせて設けた回動軸の軸回り方向の後方側へ回転移動させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の下肢保護用エアバッグ装置。
  4. 前記繰出手段が、制御装置に作動を制御されるとともに、
    該制御装置が、下肢の配置位置を検知可能な位置検知センサからの信号を入力させ、下肢の配置位置に対応させて、繰出移動量を調整可能に構成されていることを特徴とする下肢保護用エアバッグ装置。
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