JP2008086214A - トマトジュースの製造法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 純粋な透明成分のみから成るトマトジュースを効率良く生産する。
【解決手段】 本発明は上記課題を解決するために生トマト1を細かく刻み、又は該細かく刻んだ生トマト1の細片3をジューサーやミキサー4にて粉砕し、該粉砕した生トマトの粉砕片5を上面開放の容器6上面に張設した絹地7上に載置して3時間乃至6時間放置し、該粉砕された生トマト1の粉砕片5から前記絹地7のメッシュを介して液分を自然落下させることにより、該生トマト1の粉砕片5から着色成分及び食物繊維分が除去されて透明成分のみから成るトマトジュース8を生成するトマトジュースの製造法を提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は、トマトジュースの製造法に関するものであり、特に、従来公知の透明体からなるトマトジュースの改良された製造法に関するものである。
従来、此種透明なトマトジュースの製造方法として特許文献1に記載のものが知られている。該特許文献1に記載されたトマトジュースの製造法は、トマトの実からトマトジュースを製造する方法において、トマトを洗浄してからその水気を取る洗浄管理工程と、トマトの蔕を取り、ミキサーに投入してトマトの果肉を粉砕する粉砕工程と、前記粉砕工程で粉砕して得られたトマトの粉砕物を鍋に入れ、混ぜながら加熱して果肉と果汁とに分離させる加熱分離工程と、前記加熱分離工程で分離した果汁を、目の細かい濾紙で濾過して容器に取る濾過採取工程から成る。
特許第3561516号公報
上記該特許文献1に記載のトマトジュースの製造法は、(1)トマトの蔕を取り、(2)ミキサーにて果肉を粉砕する粉砕工程と、(3)該粉砕工程で得られたトマトの粉砕物を鍋に入れ、そして、混合し乍ら加熱して果肉と果汁とを分離する加熱分離工程と、(4)該加熱分離工程で分離した果汁を、目の細かい濾紙で濾過して容器に取る濾過採取工程から構成されている。
従って、ミキサーにて果肉が粉砕されたトマト粉砕物を鍋に入れ、そして、攪拌混合し乍ら加熱して果肉と果汁とを分離するとき、果汁中には透明成分と着色成分(カロチン)が緻密に混在し、濾過紙で濾過しても十分に該着色成分を除去することができず、純粋な透明成分のみから成るトマトジュースとして製造できないおそれがある。
更に又、鍋にて混合攪拌し乍ら十分に煮込んだ状態では果肉中の食物繊維分も極めて細かい粒子状に形成され、之も濾過紙で濾過するとき、該濾過紙のメッシュから濾過される成分も混在し、従って、純粋な透明成分のみから成るトマトジュースを得ることはできない。
そこで、純粋な透明成分のみから成るトマトジュースを効率良く得るために解決せられるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案せられたものであり、生トマトを細かく刻み、又は該細かく刻んだ生トマトの細片をジューサーやミキサーにて粉砕し、該粉砕した生トマトの粉砕片を上面開放の容器上面に張設した絹地上に載置して3時間乃至6時間放置し、該粉砕された生トマトの粉砕片から前記絹地のメッシュを介して液分を自然落下させることにより、該生トマトの粉砕片から着色成分及び食物繊維分が除去されて透明成分のみから成るトマトジュースを生成するトマトジュースの製造法を提供するものである。
この製法によれば、生トマトはそのままの状態で切断具にて細かく刻む。又は、細かく刻んだ生トマトの細片をジューサーやミキサー等にて更に細かく粉砕する。このように粉砕された生の状態の粉砕片を上面開放の容器上面に張設された絹地上に載置する。そして、3時間乃至6時間位、そのままの状態で放置しておけば、生トマトの粉砕片から前記絹
地のメッシュを介して液分が自然落下して容器内に貯留する。このとき、該液分は赤色成分及び食物繊維分が該絹地によって自然滴下が遮断され、純粋な透明成分から成るトマトジュースのみが自然落下する。
本発明は生トマトの粉砕片を生のままで絹地上面に載置し、そして、適正時間放置することにより、該生トマトの粉砕片から該絹地を介して自然落下した液分はトマトの赤色成分及び食物繊維分が前記絹地によって自然滴下が遮断されて除去され、下部の容器に純粋の透明成分のみから成るトマトジュースを蒐集することにより、該トマトジュースが製造される。
斯くの如く本発明は、トマトの粉砕物を鍋等で煮込み、同時に攪拌混合等の操作を施さないで赤色成分(カロチン)及び又は食物繊維分とが純粋な透明成分と緻密に混在して、純粋なる透明成分のみから成るトマトジュースが得られなくなると云う欠陥が解消される。而も、煮沸することにより液分が蒸発し、蒐集する純粋な液分をロスすると云うこともなくなり、生産工程の簡素と相俟って効率良く透明成分のみから成るトマトジュースを製造することができると共に、経済的にも有利となる等、正に著大なる効果を奏する発明である。
この発明は、純粋な透明成分のみから成るトマトジュースを効率良く製造すると云う目的を生トマトを細かく刻み、又は該細かく刻んだ生トマトの細片をジューサーやミキサーにて粉砕し、該粉砕した生トマトの粉砕片を上面開放の容器上面に張設した絹地上に載置して3時間乃至6時間放置し、該粉砕された生トマトの粉砕片から前記絹地のメッシュを介して液分を自然落下させることにより、該生トマトの粉砕片から着色成分及び食物繊維分が除去されて透明成分のみから成るトマトジュースを生成するトマトジュースの製造法を提供することにより達成した。
以下、本発明の好適な実施例を図1乃至図6に従って説明する。図1において、生トマト1は蔕2が除去され、そして、図2に示すように包丁等を用いて細かく刻んで細片3,3…を生成し、又は、細かく刻んだ細片3,3…をミキサー4にて更に細かく粉砕して生の状態の粉砕片5,5…を生成する。該粉砕片5,5…は図5に示すように、上面開放の容器6上面に張設された絹地7の上面に載置される。そして、載置された生トマト1の粉砕片5,5…はその状態で3時間乃至6時間位放置される。このとき、該粉砕片5,5…は上面からの押圧力等の負荷は一切なく、該粉砕片5,5…から透明成分から成る液成分のみが自重によって前記絹地7のメッシュから下方へ濾過流下して容器6に貯留する。該容器6内に貯留した液分が着色成分及び食物繊維分が除去された純粋な透明成分のみから成るトマトジュース8を形成することになる。
従って、赤色のトマトジュースや食物繊維分によるどろどろした食感を嫌がる人にとってもトマトジュースとしての食感を味わいながら、赤色及びどろどろに対する嫌気感がなくなって美味なトマトジュースを飲料することが可能となるのである。
又、前記容器6に貯留した純粋な透明成分のみから成るトマトジュース8は冷凍され、又は防腐剤等を投入することによって長期保存に供することができる。更に又、前記容器6に貯留したままでも3時間乃至は7時間位は腐敗しないことが判明した。従って、例えば、顧客の面前で本発明のトマトジュースを製造し、そして、直ちに、その場で該トマトジュースを顧客に提供すれば、顧客は新鮮なトマトジュースを飲料することができ、業務用として最適のサービス役務を提供することも可能となる。
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
生トマトの斜視図。 図1のトマトを細かく刻んだ状態を示す解説図。 図2の細片をミキサーに投入した状態を示す一部切欠斜視図。 図3に示す状態でミキサーにてトマトの細片が更に細かく粉砕された状態を示 す一部切欠斜視図。 図4の状態で粉砕された生トマトの粉砕片を容器上に張設された絹地上に載置 し、そして、該粉砕片から自重により液分が自然落下している状態を示す一部切 欠斜視図。 図5に示す生トマトの粉砕片から絹地のメッシュを通過して下部の容器に純粋 な透明成分のみから成るトマトジュースを生成した状態を示す一部切欠斜視図。
符号の説明
1 生トマト
2 蔕
3 生トマトの細片
4 ミキサー
5 生トマトの粉砕片
6 容器
7 絹地
8 トマトジュース

Claims (1)

  1. 生トマトを細かく刻み、又は該細かく刻んだ生トマトの細片をジューサーやミキサーにて粉砕し、該粉砕した生トマトの粉砕片を上面開放の容器上面に張設した絹地上に載置して3時間乃至6時間放置し、該粉砕された生トマトの粉砕片から前記絹地のメッシュを介して液分を自然落下させることにより、該生トマトの粉砕片から着色成分及び食物繊維分が除去されて透明成分のみから成るトマトジュースを生成することを特徴とするトマトジュースの製造法。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07304679A (ja) * 1994-05-12 1995-11-21 Koji Furuhashi アロエとマムシエキスを主成分とする健康増進剤
JPH11113542A (ja) * 1997-10-09 1999-04-27 Saburo Masuda 透明トマトジュースおよびその製造方法
JP2004129639A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Yoneyama Mototsune リンゴ搾液からポリフェノールを含むエキスの製造法
JP2004194568A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Tachibana Morimitsu 透明なトマトジュースの製造方法

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