JP2008085013A - 圧着装置 - Google Patents

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Mitsuhiro Takano
光裕 高野
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】加圧流体機器の性能上のばらつきや配管抵抗などの影響を受けることなく、被圧着体に対して毎回正確な荷重がかけられるようにする。
【解決手段】加圧流体源から供給される加圧流体により往復的に駆動されるピストン11を有する加圧シリンダ10と、ピストン11のピストンロッド12に取り付けられた圧着ヘッド20とを含み、所定の被圧着体Wに対して圧着ヘッド20により圧力を加えて、被圧着体Wを圧着する圧着装置において、ピストンロッド12と圧着ヘッド20との間に、圧着ヘッド20の上方への移動を自在として圧着ヘッド20の重さにより係合するロストモーション的な係合手段30を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばヒートシールコネクタを所定の回路基板に重ね合わせて圧着したり、回路基板の電極部間を異方性導電フィルムを介して接続する際に用いられる圧着装置に関し、さらに詳しく言えば、被圧着体(ワーク)に対して正確な荷重が加えられるようにした圧着装置に関するものである。
加圧流体による圧着装置では、加圧シリンダ内のピストンにピストンロッドを介して圧着ヘッドを取り付け、加圧流体源からの加圧流体を電磁切換弁を介して加圧シリンダのいずれか一方のシリンダ室に供給することにより、圧着ヘッドを被圧着体である積層体(例えば、ヒートシールコネクタと回路基板の積層体)に押し付けるようにしている。
その場合、被圧着体に過大な圧力を加えないようにする方法の一つとして、シリンダの推力を圧縮バネで低減させて低荷重とする方法があるが、圧縮バネの反発力はストロークによって変化するため、被圧着体にかけられる荷重を正確にコントロールすることが困難である。
そこで、本出願人は、特許文献1として、ピストンの両側のシリンダ室内に異なる圧力に制御された加圧流体を供給し、その差圧によりシリンダの推力を調整して、被圧着体に所定の低荷重が加えられるようにした圧着装置を提案している。
上記特許文献1の差圧方式による圧着装置によれば、シリンダの推力をピストンの全ストロークにわたってほぼ同じとすることができるため、被圧着体にかけられる荷重を正確にコントロールすることができる。
特開2001−336506号公報
しかしながら、上記特許文献1の差圧方式の場合、極端な低荷重を得ようとすると、シリンダやスライドガイドのシールパッキンの摩擦,加圧流体の配管抵抗などにより、ピストンの移動速度がきわめて低速となりマシンタクトが低下してしまうことがある。
差圧方式を維持しながらマシンタクトを上げるには、低荷重用の差圧シリンダを動作が高速なアクチュエータに支持させ、そのアクチュエータにより差圧シリンダを高速に移動させたのち、差圧シリンダを動作させるようにすればよいのであるが、これによると、装置が大掛かりとなりコストも嵩むため、好ましい解決策ではない。
また、圧力調整弁や電磁切替弁などの種々の加圧流体機器を使用しているが、各加圧流体機器には固有の性能上のばらつきがあることから、繰り返し精度が±200gf程度で、特に低荷重時には誤差の割合が大きくなる。
したがって、本発明の課題は、加圧流体機器の性能上のばらつきや配管抵抗などの影響を受けることなく、被圧着体に対して毎回正確な荷重がかけられるようにした特に低荷重圧着に好適な圧着装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、加圧流体源から供給される加圧流体により往復的に駆動されるピストンを有する加圧シリンダと、上記ピストンのピストンロッドに取り付けられた圧着ヘッドとを含み、所定の被圧着体に対して上記圧着ヘッドにより圧力を加えて、上記被圧着体を圧着する圧着装置において、上記ピストンロッドと上記圧着ヘッドとの間に、上記圧着ヘッドの上方への移動を自在として上記圧着ヘッドの重さにより係合する係合手段が設けられていることを特徴としている。
本発明において、上記圧着ヘッドにその重さを調整する重さ調整手段が設けられていることが好ましく、上記重さ調整手段としては、上記圧着ヘッドの上方に配置されている滑車に掛け渡されたベルトを介して上記圧着ヘッドに連結されるカウンターウェイトが好ましく採用される。
本発明によれば、ピストンロッドと圧着ヘッドとの間に、圧着ヘッドの上方への移動を自在として圧着ヘッドの重さにより係合する係合手段が設けられていることにより、圧着ヘッドが被圧着体上の所定高さ位置にあるときは、圧着ヘッドがその重さにより係合手段を介してピストンロッドに吊り下げられ、ピストンロッドの下降により圧着ヘッドが被圧着体に当接した時点で上記係合手段が解かれて、圧着ヘッドがピストンロッドより切り離されることになるため、圧着ヘッドだけの重さにより被圧着体に荷重がかけられることになる。したがって、加圧流体機器の性能上のばらつきや配管抵抗などの影響を受けることなく、被圧着体に対して毎回正確な荷重をかけることができる。
この場合、圧着ヘッドにその重さを調整する重さ調整手段を設けることにより、被圧着体に対する荷重を適宜変えることができるが、上記重さ調整手段として、圧着ヘッドの上方に配置されている滑車に掛け渡されたベルトを介して圧着ヘッドに連結されるカウンターウェイトを用い、そのカウンターウェイトにて圧着ヘッドの重さを減少させることにより、被圧着体に対する所定の低荷重が得られ、1つの差圧シリンダで高いマシンタクトを維持しながら、低荷重圧着を実現することができる。
次に、図1および図2により、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1は本発明の圧着装置の初期状態を示す模式図,図2は上記圧着装置の圧着動作状態を示す模式図である。
図1に示すように、この圧着装置は、加圧流体源から電磁切替弁(ともに図示しない)を介して供給される加圧流体により駆動されるピストン11を有する加圧シリンダ10を備えている。加圧シリンダ10は、被圧着体W上の所定高さ位置に配置されている支持フレーム1上に垂直として設置されている。なお、被圧着体Wは図示しない水平なワークテーブル上に置かれている。
加圧流体源は空圧,油圧のいずれであってもよいが、この例では空圧源としている。また、電磁切替弁には、圧力供給ステージと排気ステージとを有する公知のシングルソレノイド型電磁切替弁が用いられてよい。
すなわち、加圧シリンダ10内のピストン11の上方空間を往路側シリンダ室10a、下方空間を復路側シリンダ室10bとすると、ピストン11の下降時には、往路側シリンダ室10aが電磁切替弁の圧力供給ステージを介して空圧源に接続され、復路側シリンダ室10bは電磁切替弁の排気ステージを介して大気と連通される。
これに対して、ピストン11の上昇時には、往路側シリンダ室10aが電磁切替弁の排気ステージを介して大気と連通され、復路側シリンダ室10bは電磁切替弁の圧力供給ステージを介して空圧源に接続される。
ピストン11には、ピストンロッド(作動軸)12を介して圧着ヘッド20が取り付けられるが、本発明では、ピストンロッド12と圧着ヘッド20との間に係合手段30が設けられる。
この係合手段30は、圧着ヘッド20の上方への移動を自在として圧着ヘッド20の重さにより係合する解離可能なロストモーション的な係合手段であり、この例では、ピストンロッド12側の第1鉤31と、圧着ヘッド20側の第2鉤32とからなる。
第1鉤31は、ピストンロッド12の下端に固定されるほぼ水平な基部片31aと、基部片31aの端部からほぼ垂直に立ち下がる中間片31bと、中間片31bの下端から基部片31aと対向するようにほぼ水平に折り曲げられた係合片31cとを含むほぼコ字状の鉤である。
これに対して、第2鉤32は、圧着ヘッド20上からほぼ垂直に立ち上がる支持ロッドの先端から、第1鉤31の基部片31aと係合片31cとの間に入り込むように逆L字状に折り曲げられている。
ここで、第1鉤31の基部片31aと係合片31cとの間の距離をL1,第2鉤32の幅(厚さ)をL2とするとL1>L2に設定され、したがって、第2鉤32は基部片31aと係合片31cとの間で、L1−L2の差ΔLだけ上下方向に移動可能である。
なお、第1鉤31をコ字状としているのは、圧着ヘッド20の重心をピストンロッド12の軸線に合わせるためである。
圧着ヘッド20は、被圧着体Wが例えばヒートシールコネクタなどの場合、それに応じて適宜ヒータを備えるが、本発明の好ましい態様によれば、圧着ヘッド20には、その重さ(自重)を調整するための重さ調整手段が設けられる。
この例では、重さ調整手段としてカウンターウェイト40が用いられている。カウンターウェイト40は、圧着ヘッド20の上方の所定高さ位置に設置されている滑車41に掛け渡されたベルト42を介して圧着ヘッド20に連結される。
次に、この圧着装置の動作について説明する。図1に示すように、加圧シリンダ10の復路側シリンダ室10bが加圧されピストン11が上限位置にある初期状態では、圧着ヘッド20の自重により第2鉤32が第1鉤31に係合し、圧着ヘッド20はピストンロッド12に吊り下げられ、被圧着体Wの上方位置に支持される。
この状態から、電磁切替弁を切り替えて加圧シリンダ10の往路側シリンダ室10aを加圧してピストン11を下降させる。この下降過程で、圧着ヘッド20が被圧着体Wに当接すると、図2に示すように、第2鉤32と第1鉤31との係合が解かれるため、被圧着体Wには圧着ヘッド20の自重による荷重がかけられることになる。
なお、圧着ヘッド20が被圧着体Wに当接してからのピストンの下降ストロークは上記差ΔL以内とし、第1鉤31の基部片31aが第2鉤32に当接しないようにする。圧着終了後は、再度加圧シリンダ10の復路側シリンダ室10bを加圧してピストン11を上昇させ、圧着ヘッドを図1の初期状態に戻す。
このように、本発明によれば、圧着ヘッド20の自重のみによって被圧着体Wに所定の荷重をかけることができる。例えば、圧着ヘッド20の重さW1が7.5kgfの場合、カウンターウェイト40の重さW2を5.0kgfとすることにより、被圧着体Wに2.5kgfの荷重をかけることができる。
なお、圧着ヘッド20は図示しない直進ガイドにより案内されて昇降するが、その直進ガイドにほとんど摩擦抵抗がない例えばリニアブッシュを用い、また、滑車41に低摩擦のボールベアリングを採用することにより、繰り返し精度を±50gf程度まで高めることができる。
したがって、本発明の圧着装置は、例えば液晶パネルの端子部に異方性導電接着材を介してフレキシブル基板を低荷重でバラツキを抑えて圧着する場合に特に好適である。
なお、上記実施形態では、カウンターウェイト40により圧着ヘッド20の重さを減じるようにしているが、これとは反対に、例えば圧着ヘッド20に所定の重さ単位の重りを付加して圧着ヘッド20による荷重を調整するようにしてもよい。
本発明の圧着装置は、上記実施形態で説明したヒートシールコネクタやこれに類する異方性導電フィルムなどの圧着ばかりでなく、例えば包装分野でのヒートシール,繊維分野での布材同士の圧着など、各分野に広く利用することができる。
本発明の圧着装置の初期状態を示す模式図。 本発明の圧着装置の動作状態を示す模式図。
符号の説明
10 加圧シリンダ
10a 往路側シリンダ室
10b 復路側シリンダ室
11 ピストン
12 ピストンロッド
20 圧着ヘッド
30 係合手段
31 第1鉤
32 第2鉤
40 カウンターウェイト
41 滑車
42 ベルト

Claims (3)

  1. 加圧流体源から供給される加圧流体により往復的に駆動されるピストンを有する加圧シリンダと、上記ピストンのピストンロッドに取り付けられた圧着ヘッドとを含み、所定の被圧着体に対して上記圧着ヘッドにより圧力を加えて、上記被圧着体を圧着する圧着装置において、
    上記ピストンロッドと上記圧着ヘッドとの間に、上記圧着ヘッドの上方への移動を自在として上記圧着ヘッドの重さにより係合する係合手段が設けられていることを特徴とする圧着装置。
  2. 上記圧着ヘッドに、上記圧着ヘッドの重さを調整する重さ調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の圧着装置。
  3. 上記重さ調整手段が、上記圧着ヘッドの上方に配置されている滑車に掛け渡されたベルトを介して上記圧着ヘッドに連結されるカウンターウェイトからなることを特徴とする請求項2に記載の圧着装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06137968A (ja) * 1992-10-26 1994-05-20 Sanyo Electric Co Ltd 緩衝機構における外力測定装置
JPH11309831A (ja) * 1998-04-30 1999-11-09 Seiko Epson Corp 圧着装置、圧着方法及び液晶装置の製造方法
JP2001088012A (ja) * 1999-09-27 2001-04-03 Speedfam Co Ltd 研磨装置

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