JP2008084952A - 配線板接続方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な接続強度を維持しつつ、接続に使用するためのスペースを減少させる。
【解決手段】リジット配線板11の端面11aに端面接点群22が形成されている。端面接点群22は、接点23a〜dからなる。フレキシブル配線板12の一方の面には、4個の接点26a〜dからなる接点群25が形成されている。端面接点群22を覆う位置に異方導電性フィルム13をセットし、さらにこのACF13を挟んで端面接点群22にフレキシブル配線板12の接点群25を対面させる。そしてACF13を挟み込んだ状態のまま端面22と垂直な方向Xに沿って加圧、さらに所定の温度で加熱すると電気的及び物理的に接続状態となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、配線板同士を接続する配線板接続方法に関する。
従来、リジット配線板とフレキシブル配線板とを接続するときには、リジット配線板上に実装したコネクタにフレキシブル配線板を挿入して接続するのが一般的であったが、小型化、薄型化の限界がある。そこで最近では、例えば特許文献1に記載されているように、異方導電性フィルム(Anisotropic Conductive Film;ACF)を用いて接続する方法が普及してきている。このACFを用いた接続方法では、リジット配線板に配線された電極接点を覆うようにACFをセットし、リジット配線板上の電極接点と、フレキシブル配線板の電極接点とが重なるように位置決めし、ACFを間に挟み込んだ状態で加圧及び加熱する。加圧によって、ACF中の導電粒子がリジット配線板とフレキシブル配線板の接点同士の間で押し潰されて両者を電気的に接続し、さらに加熱によって熱硬化樹脂性のACF自身が硬化してリジット配線板とフレキシブル配線板とを接着する。
また、従来のACFを用いた接続方法では、例えば図15に示すように、リジット配線板151の表面に形成された接点152と、フレキシブル配線板153の一方の面に形成された接点154とをACF155を介して接続する場合、接点152の反対側の面に治具156などを当接させてACF155を加圧するためのスペースが必要である。また、リジット配線板151及びフレキシブル配線板153の電極接点同士を正確に位置決めするために両者にマーキング157,158を施すことが一般的である。
特開2003−243821号公報
しかしながら、上述したように従来のACFを用いた接続方法では、リジット配線板に加圧用のスペースが必要であったり、位置決めマーキング用のスペースが必要となるなど、接続を行うためのスペースによってリジット配線板上の実装面積が限定されるため、効率良く配線及び部品を実装することができない。また、リジット配線板の端面に掛かるようにフレキシブル配線板が配されると、端面にフレキシブル配線板が当接して剥離してしまうといった問題があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、ACFを介したリジット配線板とフレキシブル配線板との接続で、良好な接続強度を維持しつつ、接続に使用するためのリジット配線上のスペースを減少させることが可能な配線板接続方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の配線板接続方法は、可撓性を有するフレキシブル配線板を、剛性を有するリジット配線板に異方導電性フィルムを介して接続する配線板接続方法において、前記リジット配線板は、板状に形成され、その端面に位置する端面接点を少なくとも設けており、前記フレキシブル配線板は、その一方の面に第1の接点を設けており、前記端面接点と、前記第1の接点との間に前記異方導電性フイルムを挟み込んで加圧、及び加熱することにより接続を行うことを特徴とする。
可撓性を有するフレキシブル配線板と、剛性を有するリジット配線板とを異方導電性フィルムを介して接続する配線板接続方法において、前記リジット配線板は、板状に形成され、前記端面接点と、表裏面の導電層の一方に少なくとも形成され、前記端面の近傍に位置する導電層接点とを設けており、前記フレキシブル配線板は、少なくともその一方の面に、前記第1の接点と、この第1の接点から所定の間隔を置いた第2の接点を設けており、前記端面接点と前記第1の接点との間、および前記導電層接点と前記第2の接点との間に前記異方導電性フイルムを挟み込んで加圧及び加熱することにより接続を行うことを特徴とする。
可撓性を有するフレキシブル配線板と、剛性を有するリジット配線板とを異方導電性フィルムを介して接続する配線板接続方法において、前記リジット配線板は、板状に形成され、前記端面接点と、表裏面の導電層にそれぞれ形成され、前記端面の近傍に位置する表面側導電層接点及び裏面側導電層接点とを設けるとともに、前記表面側及び裏面側導電層接点を間に置いて前記端面から所定間隔の位置に形成されたスリットを有しており、前記フレキシブル配線板は、帯状に形成された帯状部を少なくとも含み、その一方の面に、前記帯状部の端部に向って順に並び、且つ互いに所定間隔を置いて配された第1、第2及び第3の接点を設けており、前記リジット配線板の裏面側から前記フレキシブル配線板の端部を前記スリットに挿入して表面側へ貫通させ、前記表側導電層接点と前記第3の接点との間、前記裏面側導電層接点と前記第2の接点との間、および前記端面接点と前記第1の接点との間に前記異方導電性フイルムを挟み込んで加圧及び加熱することにより接続を行うことを特徴とする。
剛性を有し、板状に形成されたリジット配線板と、可撓性を有するフレキシブル配線板とを異方導電性フィルムを介して接続する配線板接続方法において、前記リジット配線板は、その端面から周囲よりも一段凹となるように切り欠かれた切り欠き部と、表面側の導電層に設けられ、前記切り欠き部の近傍に位置する導電層接点と、前記切り欠き部の端面に位置する前記端面接点を有しており、前記フレキシブル配線板は、その端部に周囲よりも一段凸となる突出形状に形成された接続部を有し、この接続部の一方の面に第1の接点と、この第1の接点と所定間隔を置いた第2の接点とを設けており、前記切り欠き部に前記嵌合部を嵌合させた後、前記端面接点と前記第1の接点との間、及び前記導電層接点と、前記第2の接点との間に前記異方導電性フィルムを挟み込んで加圧及び加熱することにより接続を行うことを特徴とする。
本発明の配線板接続方法によれば、少なくとも、リジット配線板の端面に位置する端面接点と、フレキシブル配線板の一方の面に設けた第1の接点との間に前記異方導電性フイルムを挟み込んで加圧、及び加熱することにより接続を行っているので、良好な接続強度を維持しつつ、接続に使用するための基板上のスペースを減少させることができる。
以下、本発明の第1の実施形態を図面を引用しながら説明する。本実施形態は、図1〜図3に示すように、異方導電性フィルム(以下、ACF)13を用いてリジット配線板11と、フレキシブル配線板12とを接続させるための配線板接続方法に適用したものである。
リジット配線板11は、図1及び図3に示すように、多層積層型の配線板であり、銅張積層板をコア材とし、また、基材に樹脂含浸したプリプレグをコア材の接着剤として、コア材とプリプレグとを交互に積層し、熱プレスにより一体化し、矩形板状に形成したものである。このリジット配線板11では、表裏の導電層13,14(図3参照)の他,内層にも導電層16〜19を有し,かつドリルによって各々の層を貫通するスルーホール21を形成し、このスルーホール21の内壁を銅メッキすることによって各導電層間を電気的に接続している。なお、図1においては、図面の煩雑化を防ぐため、表裏面の導電層13,14の図示を省略している。
本実施形態では、リジット配線板11の4辺に位置する端面のうち、1つの端面11aに、多数の接点からなる端面接点群22が形成されている。この端面接点群22の各接点は、各導電層16〜19を端面11aまで到達するように、あるいは、端面11aから若干突出するようにして形成されたものであり、各導電層16〜19毎に4箇所の接点23a〜dが、計16箇所の位置に形成されている。なお、リジット配線板11の構成はこれに限定されるものではなく、板状に形成され、その端面に接点を有する構成であればよい。また、図3においては、リジット配線板11の表裏両面に電子部品27が実装されているが、これに限らず片面だけの実装でもよく、内部に部品を実装する構造にしてもよい。
フレキシブル配線板12の一方の面には、4個の接点26a〜dからなる接点群25が形成されている。この接点26a〜dは、リジット配線板11の接点23a〜dにそれぞれ合わせた位置に配置されている。さらに接点26a〜dは、4層分の接点23a〜dに合わせた長矩形状に形成されている。
上記構成のリジット配線板11及びフレキシブル配線板12をACF13を介して接続する工程について説明する。先ず、端面11aの端面接点群22を覆う位置にACF13をセットし、さらにこのACF13を挟んで端面接点群22にフレキシブル配線板12の接点群25を対面させる。そしてACF13を挟み込んだ状態のまま端面22と垂直な方向Aに沿って加圧、さらに所定の温度で加熱する。これによって、ACF13が加熱硬化するとともに、接点23a〜dと接点26a〜dとの間にそれぞれ挟まれたACF13の各部分が押し潰されて導通可能な状態となり、ACF13を介してリジット配線板11とフレキシブル配線板12とが電気的及び物理的に接続される。
上述のように、端面11aに接点23a〜dを形成したリジット配線板11と、フレキシブル配線板12とを接続するときにACFを加圧するための加圧方向は、端面11aと垂直な方向となるため、リジット配線板11の表裏層には、接続を行うための加圧用スペースなどが不要である。よって、この加圧用スペースが無くなった分を部品実装や配線パターンに用いることができるため、効率良く配線及び部品実装することができる。
上記第1実施形態においては、フレキシブル配線板と接続するのは、リジット配線板の端面のみであるが、本発明はこれに限らず、以下の第2実施形態では、リジット配線板の端面に加えて表裏面の導電層のいずれか一方をフレキシブル配線板に接続する例を示す。この第2実施形態を適用したリジット配線板41、フレキシブル配線板42、ACF13を図4に示す。
リジット配線板41は、矩形板状に形成された多層積層型の配線板であり、表裏面の導電層43,44(図6参照)、及び内層の導電層46〜49を有し,各々の層を貫通するスルーホール51内壁を銅メッキすることによって各導電層間を電気的に接続している。本実施形態では、リジット配線板41は、1つの端面41aに接点群52が、表面側の導電層45に表面側導電層接点群53が設けられている。端面接点群52は、上記第1実施形態の接点群23と同様に内側の各導電層46〜49毎に4箇所の接点54a〜dが、計16箇所の位置に形成されている。また、表面側導電層接点群53は、4箇所の接点56a〜dからなり、端面41aの近傍に位置する。
フレキシブル配線板42は、一方の面に、互いに所定の間隔を置いて設けられた第1及び第2の接点群57,58を有する。接点群57,58は、それぞれ接点61a〜d、62a〜dからなり、接点群57は、リジット配線板41の接点群52に、接点群58は、リジット配線板41の接点群53に合わせた位置及び形状に形成されている。
上記構成のリジット配線板41及びフレキシブル配線板42をACF43を介して接続する工程について説明する。先ず、図7(A)に示すように、フレキシブル配線板42及びACF43をリジット配線板41の端縁に合わせて略直角に折り曲げつつ、接点群52,53を覆う位置にACF43をセットし、さらに図7(B)に示すように、このACF43を挟んで端面接点群52に第1の接点群57を、表面側導電層接点群53に第2の接点群58をそれぞれ対面させる。そしてACF43を挟み込み、且つフレキシブル配線板42及びACF43を略直角に折り曲げた状態のまま、端面41a及び各導電層に対して垂直な方向X及びYに沿って加圧、及び所定の温度で加熱する。これによって、ACF43が加熱硬化するとともに、それぞれの接点に挟まれたACF43の各部分が押し潰されて導通可能な状態となり、ACF13を介してリジット配線板41とフレキシブル配線板42とが電気的及び物理的に接続される。
上述の接続工程を行う際、方向X、Yに沿って加圧するためのスペースが接点群の反対側に必要となり、すなわち、接点群53の反対側となる裏面側の導電層44と同一面に加圧用のスペースを必要とするが、接点群52の反対側は、リジット配線板41の他方側の端面となる。よって、上記第1実施形態と同様に、従来の配線板接続方法で接続する場合よりも端面41aに設けた接点群52の分だけリジット配線板上の配線及び実装スペースを効率良く配置することが可能である。
さらに、以下で説明する本発明の第3実施形態では、リジット配線板の端面に加えて、表裏両面の導電層をフレキシブル配線板に接続する例を示す。この第3実施形態を適用したリジット配線板61、フレキシブル配線板62、ACF63を図8に示す。
リジット配線板61は、矩形板状に形成された多層積層型の配線板であり、図9に示すように表裏面の導電層63,64、及び内層の導電層66〜68を有し,各々の層を貫通するスルーホール71内壁を銅メッキすることによって各導電層間を電気的に接続している。本実施形態では、リジット配線板61は、1つの端面61aに端面接点群72が、表面側の導電層63に表面側導電層接点群73が、裏面側の導電層64に裏面側導電層接点群74が設けられている。端面接点群72は、上記第1実施形態の接点群23と同様に内側の各導電層66〜68毎に3箇所の接点76a〜cが、計9箇所の位置に形成されている。また、表面側導電層接点群73は、4箇所の接点77a〜dからなり、接点群72の近傍に位置する。さらにまた、裏面側導電層接点群74は、4箇所の接点78a〜dからなり、接点群72の近傍に位置する。
このリジット配線板61には、表裏面を貫通するスリット80を有する。スリット80は、表面側及び裏面側導電層接点73,74を間に置いて端面61aから一定の間隔を置いた位置に形成されている。スリット80は、フレキシブル配線板62の幅及び厚み寸法に合わせて形成されている。
フレキシブル配線板62は、帯状の外形に形成され、その一方の面に、第1〜第3の接点群81〜83を設けている。第1〜第3の接点群81〜83は、端部62aへ向かって順に並んでおり、互いに所定間隔を置いて配されている。接点群81〜83は、それぞれ接点86a〜d、87a〜d、88a〜dからなり、第1の接点群81は、リジット配線板61の端面接点群72に、第2の接点群82は、リジット配線板61の裏面側導電層接点群74に、第3の接点群83は、リジット配線板61の表面側導電層接点群73に合わせた位置及び形状で設けられている。なお、フレキシブル配線板62の形状は、これに限らず、少なくとも一部が帯状に形成されており、その帯状部の一方の面に3列に並んだ接点が形成されていればよい。
上記構成のリジット配線板61、フレキシブル配線板62をACF63を介して接続する工程について説明する。先ず、図10(A)に示すように、ACF83を端面61aの縁に合わせてコの字状に折り曲げつつ、リジット配線板61の接点群72〜74を覆う位置にセットする。次に、リジット配線板61のスリット80へ、フレキシブル配線板62を接点群81〜83を端面61a側に向けて端部62a側から挿入する。そして、図10(B)に示すように、表面側の導電層63、スリット80、裏面側の導電層64、及び端面61aに沿ってフレキシブル配線板61を矩形の角筒状に折り曲げて、ACFを間に挟み込みつつ第1〜第3の接点群81〜83をリジット配線板61の端面接点群72、裏面側導電層74、及び表面側導電層73にそれぞれ対面させ、この状態を保持したまま加圧及び加熱する。これによって、ACF63を介してリジット配線板61とフレキシブル配線板62とが電気的及び物理的に接続される。
上述のように、リジット配線板61の端面61a及び表裏面の導電層63、64に設けた接点を、フレキシブル配線板62の接点と接続しているので、接続用の接点を多数設ける必要がある場合でも、3箇所の接点群に振り分けることができるため、接続に要するフレキシブル配線板の幅寸法を減少させることができる。すなわち、多数の接続用接点(例えば、第3実施形態と同数の11個)をフレキシブル配線板に設ける場合、従来の配線板接続方法では、1列に接続用接点を配列させるとフレキシブル配線板の幅寸法が広くなる。よって、接続工程で加圧するためのスペースも広くする必要があるため、リジット配線板上の配線及び実装スペースの効率が悪くなるが、第3実施形態では、上述のようにリジット配線板の幅寸法を狭くしているため、そのようなことがなく、少ない加圧スペースで加圧して接続を行うことができる。
以下では、本発明の第4の実施形態を説明する。本実施形態は、図11,12に示すようにACF103を介してリジット配線板101とフレキシブル配線板102とを接続する配線板接続方法に適用するものである。
リジット配線板101は、多層積層型の配線板であり、略矩形板状で切り欠き部105を有する形状に形成されている。この切り欠き部105は、フレキシブル配線板102を嵌合させるために形成されており、リジット配線板101の1つの端面101aの略中央付近からフレキシブル配線板102の厚さに合わせた奥行き寸法となるように切り欠かれている。本実施形態では、リジット配線板101は、表面側導電層106に接点群107を設けており、この接点群107は、切り欠き部105の近傍で幅方向に沿って配されている。接点群107は、6箇所の接点108a〜108fからなる。
フレキシブル配線板102は、一部が帯状に形成されており、その先端部にリジット配線板101との接続に用いる接続部110を有する。接続部110は、その両側の端面102a,102bよりも一段凸となる突出形状となっており、突出方向と直交する幅方向の寸法WFが、上述した切り欠き部105の幅WRに合わせた寸法となっている。接続部110には、一方の面に接点群111が設けられている。接点群111は、接点112a〜112fからなり、リジット配線板61の接点群107に合わせた位置及び形状で配されている。
上記のリジット配線板101及びフレキシブル配線板102を接続する工程について図12を参照して説明する。先ず、リジット配線板101の接点群107を覆う位置にACF103をセットする(図12(A))。次にリジット配線板101の裏面側から切り欠き部105にフレキシブル配線板102の接続部110を挿入して切り欠き部105に接続部110を嵌合させる(図12(B))。これによって、リジット配線板101に対してフレキシブル配線板102の幅方向の位置が正確に位置決めされる。またこのとき、端面102a,102bがリジット配線板101に当接する位置までフレキシブル配線板102を挿入する。これによって、フレキシブル配線板102は、幅方向と直交する挿入方向でも正確に位置決めされる。そして、リジット配線板101の縁に沿ってフレキシブル配線板102を折り曲げてACF103を挟み込みつつ、接点群111をリジット配線板101の接点群107に対面させ(図12(C))、この状態を保ちながら加圧及び加熱する。これによって、ACF93を介してリジット配線板101とフレキシブル配線板102とが電気的及び物理的に接続される。
上述のように、切り欠き部105に接続部110を嵌合させて位置決めを行っているので、リジット配線板101に対してフレキシブル配線板102を正確な位置に接続させることができる。よって、従来の配線板接続方法のようにマーキングを形成する必要が無く接続に使用するスペースを削減することができる。
なお、この第4の実施形態の変形例を図13に示す。この図13に示す例では、リジット配線板101の切り欠き部105の端面105aに端面接点群113を設けており、接点群113は複数の接点114a〜114fからなる。そして、フレキシブル配線板102には、接点群111から所定間隔置いた位置に接点群115を設ける。接点群115は、接点116a〜116fからなり、リジット配線板101の接点群113に位置及び形状を合わせている。そして、接点群107,111の間とともに、接点群113,115の間にACF93を挟み込んで加圧及び加熱し、接続を行う。これにより、上記第1〜第3実施形態と同様にリジット配線板の端面で接続を行っているので、接続のために使用するスペースを削減することが可能となり、リジット配線板101のスペース効率がさらに向上する。
以下では、本発明の第5の実施形態を説明する。本実施形態は、図14に示すようにACFを介し、2つのリジット配線板121,122の間を繋ぐようにフレキシブル配線板123を接続する配線板接続方法に適用するものである。
リジット配線板121は、表面側の導電層に接点126が形成されており、リジット配線板122は、裏面側の導電層に接点12が形成されている。フレキシブル配線板123は、一方の面、且つ両側の端部に接点131,132が形成されている。なお、接点126,127,131,132の個数は、それぞれ複数ずつ設けても良いし、1つずつでも良い。
リジット配線板121,122とフレキシブル配線板123とを接続する工程について説明する。先ず接点126,127にACF133,134をセットする。この際、ACF133,134がそれぞれリジット配線板121,122の端面121a,122aまで掛かるようにする。そして、ACF133,134を挟み込みつつ、接点126,127の位置に接点131,132を対面させて加圧及び加熱を行う。これによって、ACF133,134を介してリジット配線板121,122とフレキシブル配線板123とがそれぞれ電気的及び物理的に接続される。上述のように接続に使用するACF133,134をリジット配線板121,122の端面121a,122aまで掛かるように配置しているので、端面121,122からフレキシブル配線板が受ける力をACF133,134によって緩衝することができるので、接続部分の剥離を防止することが可能となる。なお、従来の配線板接続方法では、リジット配線板の端面とフレキシブル配線板との間に補強部材を設ける必要があったが、本実施形態では、上述のように、ACF133,134を端面121、122に掛けることによって接続部分の剥離防止が可能となるため、補強部材の必要が無い。よって、補強部材を設けるためのスペースが不要になり、効率が上昇するとともにコストダウンを図ることが可能となる。
第1の実施形態を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の構成を示す斜視図である。 フレキシブル配線板の第1の接点を示す平面図である。 第1の実施形態を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の接続状態を示す要部断面図である。 第2の実施形態を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の構成を示す斜視図である。 フレキシブル配線板の第1、第2の接点を示す平面図である。 第2の実施形態を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の接続状態を示す要部断面図である。 第2の実施形態を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の接続工程を示す説明図である。 第3の実施形態を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の構成を示す斜視図である。 第3の実施形態を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の接続状態を示す要部断面図である。 第3の実施形態を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の接続工程を示す説明図である。 第4の実施形態を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の構成を示す斜視図である。 第4の実施形態を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の接続工程を示す説明図である。 第4の実施形態を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の変形例の構成を示す斜視図である。 第5の実施形態を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の構成を示す斜視図である。 従来の配線板接続方法を適用したリジット配線板及びフレキシブル配線板の構成を示す斜視図である。
符号の説明
11,41,61,101,121,122 リジット配線板
12,42,62,102,123 フレキシブル配線板
13,43,63,103,133,134 異方導電性フィルム
22,52,72 端面接点群
53,73 表側導電層接点群
74 裏側導電層接点群

Claims (4)

  1. 可撓性を有するフレキシブル配線板を、剛性を有するリジット配線板に異方導電性フィルムを介して接続する配線板接続方法において、
    前記リジット配線板は、板状に形成され、その端面に位置する端面接点を少なくとも設けており、前記フレキシブル配線板は、その一方の面に第1の接点を設けており、前記端面接点と、前記第1の接点との間に前記異方導電性フイルムを挟み込んで加圧、及び加熱することにより接続を行うことを特徴とする配線板接続方法。
  2. 可撓性を有するフレキシブル配線板と、剛性を有するリジット配線板とを異方導電性フィルムを介して接続する配線板接続方法において、
    前記リジット配線板は、板状に形成され、前記端面接点と、表裏面の導電層の一方に少なくとも形成され、前記端面の近傍に位置する導電層接点とを設けており、前記フレキシブル配線板は、少なくともその一方の面に、前記第1の接点と、この第1の接点から所定の間隔を置いた第2の接点を設けており、前記端面接点と前記第1の接点との間、および前記導電層接点と前記第2の接点との間に前記異方導電性フイルムを挟み込んで加圧及び加熱することにより接続を行うことを特徴とする請求項1記載の配線板接続方法。
  3. 可撓性を有するフレキシブル配線板と、剛性を有するリジット配線板とを異方導電性フィルムを介して接続する配線板接続方法において、
    前記リジット配線板は、板状に形成され、前記端面接点と、表裏面の導電層にそれぞれ形成され、前記端面の近傍に位置する表面側導電層接点及び裏面側導電層接点とを設けるとともに、前記表面側及び裏面側導電層接点を間に置いて前記端面から所定間隔の位置に形成されたスリットを有しており、前記フレキシブル配線板は、帯状に形成された帯状部を少なくとも含み、その一方の面に、前記帯状部の端部に向って順に並び、且つ互いに所定間隔を置いて配された第1、第2及び第3の接点を設けており、前記リジット配線板の裏面側から前記フレキシブル配線板の端部を前記スリットに挿入して表面側へ貫通させ、前記表側導電層接点と前記第3の接点との間、前記裏面側導電層接点と前記第2の接点との間、および前記端面接点と前記第1の接点との間に前記異方導電性フイルムを挟み込んで加圧及び加熱することにより接続を行うことを特徴とする請求項1記載の配線板接続方法。
  4. 剛性を有し、板状に形成されたリジット配線板と、可撓性を有するフレキシブル配線板とを異方導電性フィルムを介して接続する配線板接続方法において、
    前記リジット配線板は、その端面から周囲よりも一段凹となるように切り欠かれた切り欠き部と、表面側の導電層に設けられ、前記切り欠き部の近傍に位置する導電層接点と、前記切り欠き部の端面に位置する前記端面接点を有しており、前記フレキシブル配線板は、その端部に周囲よりも一段凸となる突出形状に形成された接続部を有し、この接続部の一方の面に第1の接点と、この第1の接点と所定間隔を置いた第2の接点とを設けており、前記切り欠き部に前記嵌合部を嵌合させた後、前記端面接点と前記第1の接点との間、及び前記導電層接点と、前記第2の接点との間に前記異方導電性フィルムを挟み込んで加圧及び加熱することにより接続を行うことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の配線板接続方法。
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