JP2008084006A - ウェブページ表示更新方法及び情報通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ウェブブラウザ機能の実行に際して、利用者の利便性を向上する。
【解決手段】
フレームイン表示が行われている特定フレームページに含まれるハイパーリンクを、携帯電話装置の利用者が選択することによってハイパーリンク選択イベントが発生すると、このハイパーリンク選択イベントの発生を検出部36が検出する。こうして、検出部36によりハイパーリンク選択イベントの発生が検出されると、表示更新部37が、選択イベントに対応して選択された特定ハイパーリンクが指し示す選択ウェブページが、特定フレームページが属する特定フレームに含まれるウェブページであるか否かの判定を行う。この判定の結果が否定的であった場合には、表示更新手段が、フレームイン表示状態を解除する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ウェブページ表示更新方法及び情報通信端末装置に係り、より詳しくは、フレーム表示機能を有するウェブブラウザを備えた情報通信端末装置において使用されるウェブページ表示更新方法、及び、当該ウェブページ表示更新方法を使用する情報通信端末装置に関するものである。
従来から、携帯電話装置等の情報通信端末装置が広く普及している。近年においては、情報通信端末装置の機能向上とともに、通話機能や電子メール送受信機能に加えて、インターネット上に公開されたウェブページを閲覧するためのウェブブラウザ機能を備えた情報通信端末装置の普及が進んでいる。
こうしたウェブブラウザ機能には、パーソナルコンピュータ等の一般的な情報通信端末装置において採用されているフルブラウザ機能と、携帯電話装置等の小型な情報通信端末装置の多くで採用されている簡易ブラウザ機能とがあるが、携帯電話装置等においてもフルブラウザ機能の搭載が進展しつつある。かかる簡易ブラウザ機能とフルブラウザ機能との相違の1つとして、フレーム機能のサポートの有無がある。ここで、「フレーム」とは、ウェブブラウザ機能による表示領域を複数の領域に分割し、分割されたそれぞれの領域内に別々のウェブページが表示されるようなレイアウトが施されている場合において、分割された各領域をいう。
前述のフルブラウザ機能を備えた携帯電話装置等の小型な情報通信端末装置において、複数のフレームに分割されたウェブページを閲覧する場合、情報端末装置が備える表示領域が小さいことから、一般的に見づらいことが多い。そのため、フレーム内に表示されている複数のウェブページのうち、任意のウェブページのみを選択し、選択されたウェブページを表示領域全体に拡大して表示する(以下、「フレームイン」という)技術を使用したフルブラウザが開発されている。(非特許文献1参照;以下、「従来例」という)。
NetFront(登録商標)Browser、[online]、[平成18年9月8日検索]、インターネット<URL:http://www.access.co.jp/products/nf.html>
上述した従来例の技術は、表示領域が小さい携帯電話装置等の小型な情報通信端末装置において、フレーム表示されたウェブページのうち任意のウェブページを選択し、拡大表示する。このため、利用者の可視性を向上できるという点において優れている。
ところで、現状におけるフレームイン技術では、一度フレームイン表示状態となると、当該フレームイン表示状態を解除(フレームアウト)するには、そのための明示の指令が必要であった。このため、現状におけるフレームイン技術では、フレームイン表示状態の管理については非常に単純なものを想定している。例えば、フレームイン表示状態における利用者の操作としてカーソル移動操作等のフレームページが変化しない表示変更は想定されているが、フレームイン表示状態におけるハイパーリンクの選択等といった、表示内容が別ウェブページに変化するような操作は想定されていない。
しかしながら、フレームページにはハイパーリンクの選択が可能なものが数多くある。このため、フレームイン表示状態におけるハイパーリンクの選択時にフレームイン表示状態の管理を合理的に行うことができる技術が待望されている。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、ウェブブラウザ機能の実行に際して、利用者の利便性を向上することができるウェブページ表示更新方法、及び、情報通信端末装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1の観点からすると、フレーム表示機能を有するウェブブラウザを備えた情報通信端末装置において使用されるウェブページ表示更新方法であって、フレーム構成が指定された複数のウェブページ内の1つである特定フレームページが拡大表示された状態であるフレームイン表示状態で、前記特定フレームページにおけるハイパーリンク案内に従ってハイパーリンク選択が行われた場合に発生するハイパーリンク選択イベントを検出する検出工程と;前記検出工程において検出されたハイパーリンク選択イベントに対応して選択された特定ハイパーリンクが指し示す選択ウェブページが、前記特定フレームページが属する特定フレームに含まれるウェブページであるか否かを判定する判定工程と;前記判定工程における判定の結果が否定的であった場合に、前記フレームイン表示状態を解除するフレームイン解除工程と;を備えることを特徴とするウェブページ表示更新方法である。
このウェブページ表示更新方法では、例えば、携帯電話装置等の情報通信端末装置が標準的に備えるカーソル移動キーやテンキー等を操作し、フレームイン表示が行われている特定フレームページに含まれるハイパーリンクを、携帯電話装置の利用者が選択することによってハイパーリンク選択イベントが発生することを想定している。こうして発生したハイパーリンク選択イベントは、検出工程において検出される。
引き続き、判定工程において、検出されたハイパーリンク選択イベントに対応して選択された特定ハイパーリンクが指し示す選択ウェブページが、特定フレームページが属する特定フレームに含まれるウェブページであるか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合には、フレームイン解除工程において、フレームイン表示状態が解除される。
このため、本発明のウェブページ表示更新方法では、フレームイン表示状態において、フレームイン表示状態を維持することが適当ではない表示内容の変化が予想される表示中フレームページとは属するフレームが異なるウェブページの表示が必要な場合には、フレームイン表示状態の解除を自動的に行うことができる。したがって、本発明のウェブページ表示更新方法によれば、ウェブブラウザ機能の実行に際して、利用者の利便性を向上することができる。
本発明のウェブページ表示更新方法では、前記フレームイン解除工程の後、前記フレームイン表示状態となる前の前記特定フレームページの表示領域に前記特定フレームページを表示するとともに、前記特定フレームページの表示領域以外の表示領域に前記選択ウェブページを表示するフレームイン解除後表示工程を更に備えるようにすることができる。この場合には、フレームイン解除後表示工程において、フレームイン表示状態となる前の前記特定フレームページの表示領域に特定フレームページが表示されるとともに、特定フレームページの表示領域以外の表示領域に選択ウェブページが表示される。このため、フレームイン表示状態の解除後において、ハイパーリンクの選択を行った特定フレームページと、ハイパーリンクの選択結果である選択ウェブページとの双方が、違和感の無い態様で同時に表示される。
また、本発明のウェブページ表示更新方法では、前記判定工程における判定の結果が肯定的であった場合に、前記フレームイン表示状態を維持しつつ、前記特定フレームページの表示領域に前記選択ウェブページを表示するフレームイン継続表示工程を更に備えるようにすることができる。この場合には、判定工程における判定の結果が肯定的であったときに、フレームイン継続表示工程において、フレームイン表示状態が維持されつつ、特定フレームページの表示領域に選択ウェブページが表示される。このため、フレームイン表示状態における特定フレームページの表示における可視性が確保されつつ、特定フレームページとの関連性が高い選択ウェブページが表示される。
本発明は、第2の観点からすると、画像を表示する表示手段と;フレーム構成が指定された複数のウェブページ内の1つである特定フレームページが拡大表示された状態であるフレームイン表示状態で、前記特定フレームページにおけるハイパーリンク案内に従ってハイパーリンク選択が行われた場合に発生するハイパーリンク選択イベントを検出する検出手段と;前記検出手段により検出されたハイパーリンク選択イベントに対応して選択された特定ハイパーリンクが指し示す選択ウェブページが、前記特定フレームページが属する特定フレームに含まれるウェブページであるか否かの判定を行い、前記判定の結果が否定的であった場合に、前記フレームイン表示状態を解除する表示更新手段と;を備える情報通信端末装置である。
この情報通信端末装置では、フレームイン表示が行われている特定フレームページに含まれるハイパーリンクを、携帯電話装置の利用者が選択することによってハイパーリンク選択イベントが発生すると、このハイパーリンク選択イベントの発生を検出手段が検出する。なお、例えば、ハイパーリンク選択イベントは、情報通信端末装置が標準的に備えるカーソル移動キーやテンキー等を操作することにより発生する。
こうして、検出手段によりハイパーリンク選択イベントの発生が検出されると、表示更新手段が、選択イベントに対応して選択された特定ハイパーリンクが指し示す選択ウェブページが、特定フレームページが属する特定フレームに含まれるウェブページであるか否かの判定を行う。この判定の結果が否定的であった場合には、表示更新手段が、フレームイン表示状態を解除する。
すなわち、本発明の情報通信端末装置は、上述した本発明のウェブページ表示更新方法を使用して、ウェブページ表示の更新を行うことができる。したがって、本発明の情報通信端末装置によれば、ウェブブラウザ機能の実行に際して、利用者の利便性を向上することができる。
本発明の情報通信端末装置では、前記表示更新手段が、前記フレームイン表示状態の解除後、前記フレームイン表示状態となる前の前記特定フレームページの表示領域に前記特定フレームページを表示するとともに、前記特定フレームページの表示領域以外の表示領域に前記選択ウェブページを表示するようにすることができる。この場合には、フレームイン表示状態の解除後において、ハイパーリンクの選択を行った特定フレームページと、ハイパーリンクの選択結果である選択ウェブページとの双方を、違和感の無い態様で同時に表示することができる。
また、本発明の情報通信端末装置では、前記表示更新手段が、前記判定の結果が肯定的であった場合に、前記フレームイン表示状態を維持しつつ、前記特定フレームページの表示領域に前記選択ウェブページを表示するようにすることができる。この場合には、フレームイン表示状態における特定フレームページの表示における可視性を確保しつつ、特定フレームページとの関連性が高い選択ウェブページを表示することができる。
また、本発明の情報通信端末装置では、移動通信網の基地局との間で無線通信を行う無線通信手段を更に備えるようにすることができる。すなわち、本発明の情報通信端末装置を、携帯電話装置等の移動通信端末装置とすることができる。
以上説明したように、本発明のウェブページ表示更新方法によれば、情報通信端末装置におけるウェブブラウザ機能の実行に際して、利用者の利便性を向上することができるという効果を奏する。
また、本発明の情報通信端末装置によれば、ウェブブラウザ機能の実行に際して、利用者の利便性を向上することができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図8を参照しつつ説明する。なお、これらの図においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[構成]
図1には、移動端末装置である携帯電話装置10の外観構成が概略的に示されている。ここで、図1(A)には、携帯電話装置10の外観の正面図が示され、図1(B)には、携帯電話装置10の外観の背面図が示されている。
図1(A)、図1(B)に総合的に示されるように、携帯電話装置10は、(a)携帯電話本体11と、(b)電話番号を入力するためのテンキー、ウェブブラウザ内に表示されるカーソルに対する移動指示を入力するための十字キー、及び、動作モードの切り替え等の各種指令を、後述する制御部21(図2参照)に入力するためのファンクションキーを有する操作入力手段としての操作部12と、(c)操作案内、動作状況、受信メッセージ等を表示する液晶表示装置を有する表示手段としての表示部13とを備えている。また、携帯電話装置10は、(d)通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生する通話用スピーカ14と、(e)集音時に音を入力したり、通話時に音声を入力したりするためのマイクロフォン15と、(f)着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ16と、(g)基地局との間で無線信号を授受するためのアンテナ17とを備えている。
携帯電話本体11の内部には、図2に示されるように、(i)携帯電話装置10全体の動作を統括制御する制御部21と、(ii)アンテナ17を介して、基地局との間で無線信号の送受信を行う送受信部22と、(iii)制御部21で実行されるプログラムや各種データを格納する、読出専用メモリ(ROM)素子やランダムアクセスメモリ(RAM)素子を有する記憶手段としての記憶部25とを備えている。
制御部21は、中央処理装置(CPU)、デジタル信号処理装置(DSP)等を備えており、一般的な携帯電話機能を実現するために、様々なプログラムを実行することにより、様々なデータ処理を行うとともに、上述した他の構成要素の動作制御を行うようになっている。こうした制御部21において実行されるプログラムには、ウェブサイトにアクセスするためのアプリケーションプログラムであるウェブブラウザプログラム30が含まれる。
ウェブブラウザプログラム30は、図3に示されるように、通信部31と、表示制御部33と、ブラウザ制御部34とを備えている。
通信部31は、送受信部22を介し、ウェブサーバとの間で、HTTP(HyperText Transfer Protocol)を使用した通信を行い、ウェブページを表示するための情報を含むHTML(HyperText Markup Language)ファイル及び付随する画像データ等の送受信を行う。また、通信部31は、ウェブサーバより受信した情報をブラウザ制御部34へ報告する。
表示制御部33は、ブラウザ制御部34から受けたウェブページ表示情報に基づいて、表示部13への表示を制御する。
ブラウザ制御部34は、ウェブブラウザ機能を実現するために、各種の制御処理を行う。より詳細には、ブラウザ制御部34は、操作部12からのウェブページを特定した当該ウェブページへのアクセス指令に応答して、通信部31による送受信部22を介した当該ウェブページを保持するウェブサーバとの間の通信を制御する。
また、ブラウザ制御部34は、操作部12における指令入力、及び、通信部31から報告されたウェブサーバより受信した情報に基づいて、表示部13に表示すべきウェブページ画像のデータを作成し、表示制御部33へ送る。かかる表示すべきウェブページ画像のデータを作成するために、ブラウザ制御部34は、検出部36と、表示更新部37とを備えている。
検出部36は、操作部12における利用者の操作によって、フレームイン表示状態においてハイパーリンクが選択されたことを検出する。この検出結果及び操作部12における利用者の操作内容は、検出部36から表示更新部37へ報告される。
表示更新部37は、検出部36からの報告内容及び表示部13における表示内容に基づいて、選択されたハイパーリンクが指し示すリンク先が現在表示中のフレームページが属するフレームに含まれるウェブページを指し示しているか否かの判定を行う。この判定の結果が肯定的であった場合には、表示更新部37は、フレームイン表示状態を維持しつつ、ハイパーリンク選択が行われたフレームページ(以下、「特定フレーム」とも呼ぶ)の表示領域(すなわち、表示部13におけるウェブブラウザ表示領域(後述の図5又は図6参照)の全領域)に、選択されたウェブページ(以下、「選択ウェブページ」とも呼ぶ)を表示する。
一方、上記の判定の結果が否定的であった場合には、表示更新部37は、フレームイン表示状態を解除する。引き続き、表示更新部37は、フレームイン表示状態となる前の特定フレームページの表示領域に特定フレームページを表示するとともに、特定フレームページの表示領域以外の表示領域に選択ウェブページを表示するようにする。
図2に戻り、記憶部25には、上述したように、フレーム構成情報26が記憶される。このフレーム構成情報26には、表示部13におけるウェブブラウザ表示領域に表示されている個々のフレーム内に表示されているウェブページを示す情報、及び、個々のフレームの表示領域を示す情報が記憶されている。
例えば、ウェブブラウザ表示領域が図5に示されるように、FR1とFR2の2つのフレームに分割され、XY座標系が定義されている場合、フレーム構成情報26には、図4に示されるように、各フレームの領域を示す番号、各フレーム領域に表示されているフレームページのURL(Uniform Resource Locator)、各フレーム領域の最小X座標、最小Y座標、最大X座標、最大Y座標を示す情報が2次元配列として記憶される。なお、本実施形態においては、各フレームの形状は矩形であるものとしている。
[動作]
次に、以上のように構成された携帯電話装置10において実行される、フレームイン表示状態におけるハイパーリンク選択に伴うウェブページ表示更新処理に主に着目して説明する。なお、ウェブブラウザプログラム30は既に処理を開始しているものとし、表示部13には図6に示されているように、図5で示されるFR2の領域に表示されているフレームページがフレームインされた状態で表示されているものとする。また、上述のFR1とFR2に対応するフレーム構成情報26は、図4に示される状態で既に記憶されているものとする。
なお、後述する図6及び図8で示される「リンク1」はフレームFR2に含まれるページ(ページB)内の移動を示すいわゆるアンカータグを含んだハイパーリンクであり、フレームFR2に含まれるウェブページを指し示しているものとする。一方、図6及び図8で示される「リンク2」は、フレームに含まれないウェブページ(ページC)へのハイパーリンクであるものとする。
携帯電話装置10における当該ウェブページ表示更新処理は、ブラウザ制御部34の検出部36が、利用者による操作部12の操作によって、フレームインされた状態で表示されているウェブページに含まれるハイパーリンクのうちの一つが選択された場合に発生するハイパーリンク選択イベントを検知したと同時に処理が開始される。
このウェブページ表示更新処理では、図7に示されるように、ステップS11において表示更新部37が、選択されたハイパーリンクが指し示すリンク先がフレームに含まれるウェブページを指し示しているか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合(ステップS11:Y)には、処理はステップS14へ進む。このステップS14では、表示更新部37が、フレームイン表示状態を維持しつつ、「リンク2」の選択が行われたフレームページの表示領域(すなわち、表示部13におけるウェブブラウザ表示領域の全領域)に、選択ウェブページであるページB内の所定位置部分を表示する。この後、当該ウェブページ表示更新処理が終了する。
一方、ステップS11における判定の結果が否定的であった場合(ステップS11:N)には、処理はステップS12へ進む。このステップS12では、表示更新部37が、フレームイン表示状態を解除(フレームアウト)し、フレーム構成情報26に記憶されている情報を基にして元のフレーム表示(図5参照)に表示を復帰させる。
引き続き、ステップS13において、表示更新部37が、選択されたハイパーリンクが指し示す選択先ウェブページであるページCを、通信部31及び送受信部22を介してウェブサーバから取得する。そして、表示更新部37が、フレームイン表示されたウェブページであるページBが表示されていたフレーム領域とは異なるフレーム領域(図5においては、FR1)にページCを表示させる。この処理により、すなわち、ステップS13における処理が行われた後の表示部13におけるウェブブラウザ表示領域の状態は、例えば、図8に示されるように、フレームイン表示されたウェブページが表示されていたフレーム領域とは異なるフレーム領域であるFR1に選択先のウェブページ(ページC)が表示され、FR2にはフレームイン表示されたウェブページ(ページB)が表示される。この後、当該ウェブページ表示更新処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態では、フレームイン表示が行われている特定フレームページに含まれるハイパーリンクを、携帯電話装置の利用者が選択することによってハイパーリンク選択イベントが発生すると、このハイパーリンク選択イベントの発生を検出部36が検出する。こうして、検出部36によりハイパーリンク選択イベントの発生が検出されると、表示更新部37が、選択イベントに対応して選択された特定ハイパーリンクが指し示す選択ウェブページが、特定フレームページが属する特定フレームに含まれるウェブページであるか否かの判定を行う。この判定の結果が否定的であった場合には、表示更新手段が、フレームイン表示状態を解除する。
このため、フレームイン表示状態において、フレームイン表示状態を維持することが適当ではない表示内容の変化が予想される表示中フレームページとは属するフレームが異なるウェブページの表示が必要な場合には、フレームイン表示状態の解除を自動的に行うことができる。したがって、本実施形態によれば、ウェブブラウザ機能の実行に際して、利用者の利便性を向上することができる。
また、本実施形態では、表示更新部37が、フレームイン表示状態の解除(フレームアウト)の後、フレームイン表示状態となる前の特定フレームページの表示領域に特定フレームページを表示するとともに、特定フレームページの表示領域以外の表示領域に選択ウェブページを表示する。このため、フレームイン表示状態の解除後において、ハイパーリンクの選択を行った特定フレームページと、ハイパーリンクの選択結果である選択ウェブページとの双方を、違和感の無い態様で同時に表示することができる。
また、本実施形態では、表示更新部37が、上記の判定の結果が肯定的であった場合に、フレームイン表示状態を維持しつつ、特定フレームページの表示領域に選択ウェブページを表示する。このため、フレームイン表示状態における特定フレームページの表示における可視性を確保しつつ、特定フレームページとの関連性が高い選択ウェブページを表示することができる。
[実施形態の変形]
なお、上記の実施形態では、表示部13に表示されたフレームの数はFR1とFR2の2つであったが、フレームの分割数は3つ以上でもよい。
また、フレーム構成情報26に記憶される情報は、フレームの分割数に応じて3つ以上の数を記憶できるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、フレーム構成情報26に記憶されるフレーム番号は0〜2の整数であったが、各フレームに対応して割り当てられる数はこれ以外の種類の数を用いてもよい。
また、上記の実施形態では、フレーム構成情報26に記憶される情報の種類は、各フレームの領域を示す番号、各フレーム領域に表示されているウェブページのURL(Uniform Resource Locator)、各フレーム領域の最小X座標、最小Y座標、最大X座標、最大Y座標の6種類であったが、記憶される情報の種類の数はこれに限られない。
また、上記の実施形態では、フレーム構成情報26に記憶される情報群は2次元配列として記憶されたが、これ以外の記憶構成手法、例えば、ポインタや構造体等を用いて情報を記憶できるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、フレームインが解除された後にリンク2が示すウェブページはフレームFR1の領域に表示されたが、表示領域が3つ以上に分割されている場合は、分割されているフレームの中で最も参照されていないウェブページが表示されているフレーム領域に表示するようにしてもよいし、任意のフレーム領域に表示するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、本発明を携帯電話装置に適用したが、携帯電話装置以外の情報通信端末装置に本発明を適用することができるのは、勿論である。
以上説明したように、本発明のウェブページ表示更新方法は、フレーム表示機能を有するウェブブラウザを備えた携帯電話等の情報通信端末装置におけるウェブページの表示更新処理に適用することができる。また、本発明の情報通信端末装置は、フレーム表示機能を有するウェブブラウザを備えた移動通信端末に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る携帯電話装置の外観構成を概略的に示す図である。 図1の装置の内部構成を説明するためのブロック図である。 図2の制御部で動作するウェブブラウザプログラムの構成を概略的に示す図である。 図2のフレーム構成情報内に格納される情報を説明するための図である。 本実施形態におけるフレームの概念を説明するための図である。 本実施形態におけるフレームインの概念を説明するための図である。 図2の装置のフレームイン解除動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態におけるフレームイン解除動作後の状態を説明するための図である。
符号の説明
10…携帯電話装置(情報通信端末装置)、11…携帯電話本体、12…操作部(操作入力手段)、13…表示部(表示手段)、14…通話用スピーカ、15…マイクロフォン、16…案内用スピーカ、17…アンテナ、21…制御部、22…送受信部、25…記憶部、26…フレーム構成情報、30…ウェブブラウザプログラム、31…通信部、33…表示制御部、34…ブラウザ制御部、36…検出部(検出手段)、37…表示更新部(判定手段及び表示更新手段)、FR1〜FR2…フレーム。

Claims (7)

  1. フレーム表示機能を有するウェブブラウザを備えた情報通信端末装置において使用されるウェブページ表示更新方法であって、
    フレーム構成が指定された複数のウェブページ内の1つである特定フレームページが拡大表示された状態であるフレームイン表示状態で、前記特定フレームージにおけるハイパーリンク案内に従ってハイパーリンク選択が行われた場合に発生するハイパーリンク選択イベントを検出する検出工程と;
    前記検出工程において検出されたハイパーリンク選択イベントに対応して選択された特定ハイパーリンクが指し示す選択ウェブページが、前記特定フレームページが属する特定フレームに含まれるウェブページであるか否かを判定する判定工程と;
    前記判定工程における判定の結果が否定的であった場合に、前記フレームイン表示状態を解除するフレームイン解除工程と;を備えることを特徴とするウェブページ表示更新方法。
  2. 前記フレームイン解除工程の後、前記フレームイン表示状態となる前の前記特定フレームページの表示領域に前記特定フレームページを表示するとともに、前記特定フレームページの表示領域以外の表示領域に前記選択ウェブページを表示するフレームイン解除後表示工程を更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載のウェブページ表示更新方法。
  3. 前記判定工程における判定の結果が肯定的であった場合に、前記フレームイン表示状態を維持しつつ、前記特定フレームページの表示領域に前記選択ウェブページを表示するフレームイン継続表示工程を更に備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のウェブページ表示更新方法。
  4. 画像を表示する表示手段と;
    フレーム構成が指定された複数のウェブページ内の1つである特定フレームページが拡大表示された状態であるフレームイン表示状態で、前記特定フレームページにおけるハイパーリンク案内に従ってハイパーリンク選択が行われた場合に発生するハイパーリンク選択イベントを検出する検出手段と;
    前記検出手段により検出されたハイパーリンク選択イベントに対応して選択された特定ハイパーリンクが指し示す選択ウェブページが、前記特定フレームページが属する特定フレームに含まれるウェブページであるか否かの判定を行い、前記判定の結果が否定的であった場合に、前記フレームイン表示状態を解除する表示更新手段と;を備える情報通信端末装置。
  5. 前記表示更新手段は、前記フレームイン表示状態の解除後、前記フレームイン表示状態となる前の前記特定フレームページの表示領域に前記特定フレームページを表示するとともに、前記特定フレームページの表示領域以外の表示領域に前記選択ウェブページを表示する、ことを特徴とする請求項4に記載の情報通信端末装置。
  6. 前記表示更新手段は、前記判定の結果が肯定的であった場合に、前記フレームイン表示状態を維持しつつ、前記特定フレームページの表示領域に前記選択ウェブページを表示する、ことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報通信端末装置。
  7. 移動通信網の基地局との間で無線通信を行う無線通信手段を更に備える、ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の情報通信端末装置。
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