JP2005251137A - コンテンツ閲覧システム、通信制御ユニット、携帯通信端末及びコンテンツ閲覧方法 - Google Patents

コンテンツ閲覧システム、通信制御ユニット、携帯通信端末及びコンテンツ閲覧方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
ブラウザ機能付き携帯電話において、ブラウジング中にキャッシュに保存されているページを閲覧した場合に、ネットワーク側で更新に係る部分のデータ送信に際してのダウンリンクのデータ量を減らし、携帯端末側の処理負荷の軽減を図る。
【解決手段】 携帯通信端末においてコンテンツデータを一時的にメモリ8に記憶しておき、次のページ遷移操作に応じて、コンテンツデータがメモリ8内に記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合には、コンテンツデータを通信ネットワークから取得させ、記憶されている場合には、ファイル情報を送信し、これに応じて、通信ネットワーク側では、ページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データを抽出し、携帯通信端末に送信し、携帯通信端末において、通信ネットワーク側から受信されたコンテンツデータ又は構成データと、メモリ装置に記憶されたコンテンツデータ又は構成データとを合成し、出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネット等の通信ネットワーク上に配置されたコンテンツサーバから配信される、HTMLなどのページ形式のコンテンツデータを、携帯通信端末により閲覧するコンテンツ閲覧システム、通信制御ユニット、携帯通信端末及びコンテンツ閲覧方法に関する。
従来、インターネット等の通信ネットワーク上に配置されたコンテンツサーバから配信されるサイトページを、携帯電話やPDA等の通信端末に内蔵されたブラウザ機能により閲覧する技術が開発されている。このサイトページは、通常、HTML(Hyper Text Markup Language)など、相互にリンクが張られ、このリンクを辿ってページを遷移させることができるページ形式となっている。
ところが、携帯電話等の携帯通信端末でブラウザ機能を使用するとき、無線という性質上、下りの転送レートが有線と比較してまだ十分ではないことから、一ページを閲覧するのに時間がかかることが多い。そのため従来から、一度閲覧したページを携帯電話内部のメモリに保存しておき、再度閲覧する場合にそれを参照することで高速化を図る、いわゆるキャッシュ機能が備えられているのが一般的である。
しかしながら、上述した従来のキャッシュ機能では、閲覧しているページのコンテンツがいつ更新されるか、携帯電話側では判別できないため、通常はバックボタンを押下して戻った場合のみキャッシュを参照し、それ以外の場合は通常の処理と同様に全てダウンロードするのが一般的である。したがって、ダウンロードは有料であるため、ユーザーは全く同じページを閲覧しているにもかかわらず、そのパケット代金を支払わなければならない。
これに対して、例えば、特許文献1に開示された技術がある。この特許文献1に開示された技術によれば、携帯端末側にキャッシュされたウェブデータを解析し、このウェブデータ内に予め指定された更新領域、及び非更新領域を判定し、更新領域のデータのみをウェブサーバから取得する。これにより、サーバからダウンロードするデータ量を縮減させ、トラフィック負荷のや端末側の処理の軽減を図っている。
特開2003−162472号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された技術では、ウェブデータを制作する際に予め非更新領域と更新領域を指定しておかなければならず、ウェブデータの制作や更新に制約が生じる惧れがある。さらに、この技術では、非更新領域の有無を、携帯端末側で処理するため、その処理負荷が過大となるという問題もある。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、ブラウザ機能付き携帯電話において、ブラウジング中にキャッシュに保存されているページを閲覧した場合に、ネットワーク側で更新に係る部分のデータ送信の要否判断及び送信に係る構成データの抽出を行い、ダウンリンクのデータ量を減らし、携帯端末側の処理負荷の軽減を図ることのできるコンテンツ閲覧システム、通信制御ユニット、携帯通信端末及びコンテンツ閲覧方法を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、通信ネットワーク上から配信されるページ形式のコンテンツデータを携帯通信端末により閲覧する際に、携帯通信端末においてコンテンツデータのページ遷移を操作し、このページ遷移に応じ、通信ネットワークからコンテンツデータ又は構成データを取得し、これら取得したコンテンツデータ又は構成データを識別するデータ識別子とともに、コンテンツデータを一時的にメモリ装置に記憶しておく。
そして、携帯通信端末において、次のページ遷移操作に応じて、このページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データがメモリ装置内に記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合には、ページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データを通信ネットワークから取得させ、記憶されている場合には、当該コンテンツデータ又は構成データのデータ識別子をファイル情報に含ませて通信ネットワークに送信させる。
これに応じて、通信ネットワーク側では、ファイル情報を取得し、ファイル情報に基づいて、ページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データを抽出し、携帯通信端末に送信し、携帯通信端末において、通信ネットワーク側から受信されたコンテンツデータ又は構成データと、メモリ装置に記憶されたコンテンツデータ又は構成データとを合成し、出力する。
このような本発明によれば、携帯通信端末側で一度閲覧したコンテンツデータをメモリ装置にキャッシュしておき、次回の閲覧に際し、閲覧に係るコンテンツデータがキャッシュされているかを判断し、キャッシュされている場合には、当該キャッシュされたコンテンツデータや、これを構成するファイルのURL(データ識別子)など、必要なファイルの情報を記述したファイル情報をサーバに送信することによって、必要なファイルのみをダウンロードすることができる。
この結果、本発明によれば、キャッシュされたデータを利用するに際し、携帯通信端末と通信ネットワーク間で相互に情報の交換を行い、キャッシュされたデータをそのまま使用するか、必要なデータのみを新規にダウンロードするかを判断することが可能となり、ダウンロードするデータ量を縮減させることができるとともに、古いキャッシュデータを用いることによる弊害を回避することができる。
上記発明において、メモリ装置には、コンテンツデータ又は構成データに関連付けて、当該コンテンツデータ又は構成データを取得した時刻がキャッシュ時刻として記憶され、キャッシュ時刻からの経過時間を算出し、この算出された経過時間と、所定の閾値とを比較し、この比較結果に応じてファイル情報を送信することが好ましい。
この場合には、キャッシュ時刻を管理することによって、前回データをダウンロードした時刻からの経過時間に応じて、キャッシュされたデータを使用するか否かを判断することが可能となり、上記ファイル情報を送信するか否かの判断を予め行うことにより、不要なデータの送受を省略することができる。
上記発明では、メモリ装置に記憶されているコンテンツデータに包含される画像、映像又は音声のファイルデータを構成データとして抽出し、抽出されたファイルデータのデータ識別子をファイル情報に含ませて送信させることが好ましい。
この場合には、ファイルサイズが多くなる傾向がある画像や映像、音声のファイルの再ダウンロードを回避し、その他のデータ、例えば更新頻度が高く且つデータサイズの量が小さいテキストファイルのみを優先的に再ダウンロードするなどの制御が可能となる。この結果、ファイルサイズの大きいデータの再ダウンロードが頻繁に発生するのを防止することができる。
上記発明では、メモリ装置に記憶されているコンテンツデータ又は構成データが取得されたキャッシュ時刻を取得するとともに、ページ遷移にかかるコンテンツデータ又は構成データの更新時刻を取得し、キャッシュ時刻と、更新時刻とを比較し、この比較結果に基づいて、コンテンツデータ又は構成データを抽出し、抽出されたコンテンツデータ又は構成データを特定する情報をファイル情報に含ませて送信させることが好ましい。
この場合には、サーバ側での更新時刻と、携帯端末側でのキャッシュ時刻とを比較することによって、前回のキャッシュした後に更新されていないファイルを再ダウンロードするのを防止することができ、不要なデータ送受を省略することができる。
上記発明において、メモリ装置では、コンテンツデータ又は構成データに関連付けて、当該コンテンツデータ又は構成データの重要度が記憶され、これらのコンテンツデータ又は構成データの重要度と、所定の閾値とを比較し、この比較結果に応じてファイル情報を送信させることが好ましい。
この場合には、重要なファイルのみを再ダウンロードすることができ、不要なデータ送受を省略することができる。なお、この重要度や閾値は、ユーザーが任意に設定するようにしてもよく、また、サーバ側で予めコンテンツデータ毎に設定するようにしてもよい。
以上説明したように本発明のコンテンツ閲覧システム、通信制御ユニット、携帯通信端末及びコンテンツ閲覧方法によれば、ブラウザ機能付き携帯電話において、ブラウジング中にキャッシュに保存されているページを閲覧した場合に、ネットワーク側で更新に係る部分のデータ送信の要否判断及び送信に係る構成データの抽出を行い、ダウンリンクのデータ量を減らし、携帯端末側の処理負荷の軽減を図ることができる。
(コンテンツ閲覧システムの構成)
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るコンテンツ閲覧システムの概略構成図である。
同図に示すように、本実施形態に係るコンテンツ閲覧システムは、ユーザーが使用する携帯通信端末1と、この携帯通信端末1との間で無線通信を行う無線基地局21に備えられた通信制御部2と、通信制御部2に接続され通信ネットワーク4に接続可能な制御部3と、通信ネットワーク4を通じてコンテンツの配信を行うコンテンツサーバ5とから概略構成される。
コンテンツサーバ5は、インターネットプロトコル等によりデータの送受信を行い、HTMLファイル等のデータを配信するWebサーバであり、通信ネットワーク4上に複数分散配置され、各サーバ固有のドメインと、ファイルのアドレスにより構成されたURLによって特定されるデータを配信する。
制御部3は、通信制御部2と通信ネットワーク4との間でデータの中継を行うデータ送受部31と、この中継に係るデータの判定を行うデータ判定部32とを備えている。
このデータ判定部32は、通信ネットワーク4において、携帯通信端末1から送信されたファイル情報を取得し、このファイル情報に基づいて、ページ遷移に係るコンテンツデータを構成する構成データを抽出して、コンテンツサーバ5から携帯通信端末1に送信させるように指示するモジュールである。なお、このデータ判定部32内には、各コンテンツサーバで配信されているコンテンツデータのURLや更新時刻、重要度等が記述されたテーブルデータT2を格納するデータベースが備えられている。
携帯通信端末1は、例えばTDMA方式やCDMA方式、PHS方式などの無線通信を行う端末であり、通話機能の他データ通信機能を備えている。なお、この携帯通信端末1としては、PDA等のモバイル端末も含まれる。
具体的に、この携帯通信端末1は、無線基地局21と無線通信を行う通信制御部6と、ユーザーインターフェースであるキー91と、液晶モニタ等の表示装置92と、音声を出力するスピーカー93と、記憶装置であるメモリ8と、これらの動作を制御するとともに各種の演算処理を行うCPU7とを有している。
キー91は、ユーザー操作を操作信号としてCPU7に入力する操作デバイスの1つであり、テンキー等のボタンの他、ジョグダイヤルや、タッチパネル等であってもよい。そして特に本実施形態においてキー91は、コンテンツデータのページ遷移を操作する操作部として機能する。
メモリ8は、携帯通信端末1に固有の識別子である電話番号や、機種識別子、ユーザー情報等を記憶するとともに、CPU7で実行される各種プログラムを記憶する。また、メモリ8には、キャッシュ領域が設けられており、このキャッシュ領域に、既に閲覧されたコンテンツデータ及びその構成データが記憶される。また、このキャッシュ領域には、後述するインデックステーブルT1が記憶されている。このインデックステーブルT1では、当該キャッシュ領域に記憶されているコンテンツデータと、各コンテンツデータを識別するURL(データ識別子)や、各コンテンツデータを取得した時刻、重要度等とが関連付けられている。
(CPUの構成)
CPU7は、メモリ8に保持されたプログラムを読み出して実行する演算装置であり、本実施形態では、ブラウジングプログラムを起動して、コンテンツサーバ5から配信されるHTML形式のファイルなどを閲覧する機能を実現する。また、CPU7は、通信制御部2を介してデータの送受信を行うデータ送受部71と、データの内容を解析するデータ判定部73と、表示装置92にデータの表示・出力をさせるデータ合成部74及び出力処理部72とを実現する。また、CPU7は、メモリ8に対するキャッシュの書き込み及び読み出しを行うキャッシュ書込部76やキャッシュ読出部75の機能も実現する。
データ送受部71は、通信制御部6を通じてIPパケット等のデータ送受信を行うモジュールであり、キー91によるページ遷移操作に応じ、通信ネットワーク4上のコンテンツサーバ5からコンテンツデータを取得し、データ合成部74及び出力処理部72を通じて表示装置92やスピーカー93から出力する。また、このデータ送受部71は、通信ネットワーク4から取得したコンテンツデータを、キャッシュ書込部76を通じて、メモリ8のキャッシュ領域に記憶させるとともに、データ判定部73に取得したコンテンツデータのURLを送出する。さらに、データ送受部71は、データ判定部73が生成したファイル情報を取得し、通信制御部6を通じて、制御部3に送信する。
データ合成部74は、データ送受部71が受信したコンテンツデータや、コンテンツデータを構成する構成データを取得するとともに、必要に応じてキャッシュ読出部75を通じて、キャッシュ領域に記憶されているデータを読み出し、これらを合成して、出力処理部72に出力するモジュールである。出力処理部72は、データ合成部74から入力されたデータを、所定の映像信号や音声信号に変換し、表示装置92やスピーカー93に出力するモジュールである。
キャッシュ読出部75は、データ合成部74やデータ判定部73からの要求に応じて、メモリ8のキャッシュ領域に記憶されたデータ、すなわち既に閲覧されたコンテンツデータやその一部である構成データを読み出し、出力するモジュールである。一方、キャッシュ書込部76は、データ送受部71が取得したデータ、すなわち一度閲覧されたコンテンツデータをメモリ8のキャッシュ領域に記憶させるモジュールである。
(端末側データ判定部の構成)
前記データ判定部73は、データ送受部71が受信したコンテンツデータのURL等に基づいて、当該コンテンツデータの内容を解析するモジュールである。図2は、かかるデータ判定部73の機能を示すブロック図である。なお、図2では、データ判定部73との関係において、メモリ8内のキャッシュ領域に格納されたインデックステーブルT1と、制御部3内のデータ判定部32内に格納されたテーブルデータT2とを示しており、他の装置等は省略して示している。
データ判定部73は、ユーザー操作によるページ遷移に応じ、ページ遷移に係るコンテンツデータがメモリ8内に記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合には、ページ遷移に係るコンテンツデータを通信ネットワーク4から取得させ、一方、ページ遷移に係るコンテンツデータがメモリ8内に記憶されている場合には、コンテンツデータのURLをファイル情報に含ませて通信ネットワーク4側に送信させるモジュールである。
具体的に、データ判定部73は、キャッシュ領域に対するインターフェースとして、インデックス解析部73d及びページ構成解析部73eを有し、サーバ側のインターフェースとしてサーバ側データ解析部73a及びファイル情報生成部73cを有している。
インデックス解析部73dは、コンテンツデータと、各コンテンツデータのURLや、各コンテンツデータを取得した時刻、重要度等とを関連付けるインデックステーブルT1を読み出し、解析するモジュールであり、この解析結果は、タイムスタンプ比較部73h、更新頻度算出部73i、及び重要度判定部73jに出力される。
ページ構成解析部73eは、既に閲覧されキャッシュ領域に記憶されているコンテンツデータの実データ、例えばHTMLファイルのタグデータなどを解析し、当該コンテンツデータのページ構成や、当該コンテンツデータ内に映像データや音声データが含まれているか否か等を抽出する。ここで解析されたページ構成は、送信情報決定部73fやCRC演算部73gに出力される。
上記タイムスタンプ比較部73hは、時計部73kから現在時刻を取得するとともに、インデックス解析部73dが解析した、メモリ8内に格納されているコンテンツデータが取得された時刻とを比較し、格納されているコンテンツデータがダウンロードされてからどの程度の期間が経過しているかを算出するモジュールである。また、このタイムスタンプ比較部73hは、サーバ側コンテンツの更新時刻をサーバ側データ解析部73aから取得し、この更新時刻と現在時刻とを比較し、サーバ側コンテンツが更新されてからどの程度の期間が経過しているかを算出する機能も備えている。
更新頻度算出部73iは、インデックス解析部73dの解析結果に基づいて、同一のコンテンツデータがどの程度の頻度でダウンロードされているかを算出するモジュールである。また、重要度判定部73jは、インデックステーブルT1に格納されているデータに基づいて、ページ遷移に係るコンテンツデータの重要度を判定するモジュールである。
そして、これらタイムスタンプ比較部73h、更新頻度算出部73i及び重要度判定部73jにおける処理結果は、送信情報決定部73fに出力される。一方、ページ構成解析部73eから出力された解析結果は、CRC演算部73gに出力され、CRC演算部73gにおいて、コンテンツデータのCRCが算出される。
送信情報決定部73fは、タイムスタンプ比較部73hにより算出された経過時間、更新頻度及び重要度と、所定の各閾値(例えば、経過時間が24時間以上、重要度のランク、更新頻度が24時間以上など)とをそれぞれ比較し、この比較結果に応じて、サーバ側からコンテンツデータをダウンロードするか否かを決定するモジュールである。また、送信情報決定部73fは、ダウンロードすべき構成データ(例えば、コンテンツデータに包含される更新頻度が高い映像データや音声データ)を特定する情報(URLやフィル名)をページ構成解析部73eから取得し、コマンド出力部73b及びファイル情報生成部73cに通知する。
ファイル情報生成部73cは、制御部3内のデータ判定部32に送信するファイル情報を生成するモジュールであり、いずれのコンテンツデータ、或いはいずれの構成データを受信したいかをデータ判定部32に通知する。例えば、コンテンツデータに包含されるファイルデータのデータ識別子(URLやファイル名)をファイル情報に含ませて送信する。
また、コマンド出力部73bは、送信情報決定部73fの決定に応じて、他のモジュールや装置に命令を出力するモジュールであり、例えば、ダウンロードした構成データとキャッシュ領域に記憶されているデータとを合成する場合などには、キャッシュ読出部75にキャッシュの読み出しを指示し、データ送受部71にデータのダウンロードを指示し、データ合成部74にデータの合成を指示する。ファイル情報生成部73cも、このコマンド出力部73bの命令に従って、ファイル情報の送信を実行する。
(コンテンツ閲覧システムの動作)
以上の構成を有するコンテンツ閲覧システムの動作について説明する。先ず、携帯通信端末1側における動作処理について説明する。図3は、携帯通信端末1側の動作を示すフローチャート図である。
先ず、ユーザーは、表示装置92を見ながらキー91を操作し、閲覧を希望するコンテンツデータのアドレス(URL)を入力しブラウジング(ページ遷移)を行う(S301)。この操作に伴って、データ判定部73は、ページ遷移に係るコンテンツデータが、メモリ8にキャッシュされているか否かを判断する(S302)。
このステップS302において、キャッシュされていないと判断した場合には、URLを基地局に送信し、一般的なダウンロード処理を実行する(S310)。この一般的なダウンロード処理に際しては、通常と同様の配信要求を携帯通信端末1から送信する。そして、データ送受部71においてコンテンツデータが受信された場合(S311)には、受信されたコンテンツデータを表示(出力)し(S308)、キャッシュ領域に保存する(S309)。一方、ステップS302において、キャッシュされていると判断した場合には、キャッシュ読出部75によりキャッシュ領域から該当するコンテンツデータを読み出し(S303)、データ判定部73において、データの判定を行う(S304〜S306)。
詳述すると、ステップS304においては、図4に示すように、キャッシュ領域に記憶されているインデックステーブルT1を参照し、ダウンロードに係るコンテンツデータのURLの関連情報(キャッシュされた時刻、重要度、更新頻度)を取得し(S401)、各閾値と比較する。すなわち、キャッシュされた時間が24時間以上経過しているか(S402)、重要なページであるか(S403)、更新頻度算出部73iで算出された統計更新頻度が24時間以上であるか(S404)について、順次判断する。そして、各ステップにおいて閾値を超えていると判断した場合(ステップS402〜S404における”Y”)には、上記ステップS310〜S309に移行し、一般的な処理を実行する。一方、各ステップにおいて閾値を超えていると判断した場合(ステップS402〜S404における”N”)には、次のステップS305に移行する。
ステップS305では、図5に示すように、ページ構成解析部73eにおいて、キャッシュ領域にキャッシュされたコンテンツデータに包含されている画像や映像ファイルを抽出し(S501)、抽出したファイル数をカウントし(S502)、カウントした結果を送信情報決定部73fに出力し、後段のステップS306に移行する。
ステップS306では、図6に示すように、先ず、サーバ側データ解析部73aにより、ダウンロードすべきURLのみを制御部3に送信し(S601)、基地局(通信ネットワーク4側)のテーブルデータT2を参照し、コンテンツデータが最後に更新された時間Tを受信する(S602)。なお、ここではコンテンツデータに複数のファイルが包含されているものとする。
そして、上記複数のファイルから1つを選択し(S603)、タイムスタンプ比較部73hにより、そのファイルのタイムスタンプは上記Tより古いか否かを判定する(S604)。このステップS604において、タイムスタンプが新しいと判断した場合(ステップS604における”N”)には、そのファイルをダウンロードし、キャッシュ領域に一時保存し、そのまま使用し表示する(S610)。一方、ステップS604において、タイムスタンプが古いと判断した場合(ステップS604における”Y”)には、CRC演算部73gにおいて16bitCRCを計算し(S605)、ページ構成解析部73eにおいて、キャッシュされているファイルのファイル名、タイムスタンプ、サイズ情報を抽出する(S606)。
次いで、ループ処理により繰り返すことにより、全てのファイルについて上記ステップS603〜S606及びS610の処理を実行し(S607)、ファイル情報生成部73cにおいて抽出された情報及びCRCをファイル情報に含めて、基地局側に送信する(S608)。基地局側では、このファイル情報に従ってデータの配信を開始する。携帯通信端末1では、基地局側からのデータを受信し(S609)、前記ステップS307に移行する。
そして、図3に示すように、受信したデータと、既にキャッシュされているデータとを合成して再構成を行い(S307)、再構成されたデータを表示(出力)し(S308)、キャッシュ領域に保存する(S309)。
次いで、コンテンツサーバ5側における動作処理について説明する。図7は、コンテンツサーバ5側における動作処理を示すフローチャート図である。
同図に示すように、携帯通信端末1からページ遷移に係るコンテンツデータの配信要求及びURLが受信されると(S701)、該当するコンテンツサーバ5の読み出しを開始する(S702)。このとき、制御部3に格納されているテーブルデータT2を参照する。そして、データ判定部32において、配信すべきコンテンツデータが通常処理によるものか否かについて判断を行う(S703)。この判断は、携帯通信端末1から受信されたデータが、通常処理の配信要求であるか否かを識別することにより行う。
ステップS703において、通常処理であると判断した場合(ステップS703における”Y”)には、上記URLにより特定されたコンテンツデータを携帯通信端末1に送信する(S712)。一方、通常処理でないと判断した場合(ステップS703における”N”)には、後段のステップS704に移行する。
ステップS704では、ダウンロードに係るコンテンツデータの最終更新時間を携帯通信端末1に送信する。これに応じて、携帯通信端末1は、上記ファイル情報生成部73cで生成したファイル情報を送信する。サーバ側では、ファイル情報を受信し(S705)、ファイル情報により特定されたファイル(コンテンツデータに包含されるファイル、或いはコンテンツデータを構成する構成データ)について、以下のステップS706〜S711の処理を実行する。
すなわち、ファイル情報により特定されたファイルに基づいて、コンテンツサーバからファイルを読み出し、そのうちの1つを選択する(S706)。そして、該当ファイルが画像、映像ファイルであるかを判断し(S707)、画像、映像ファイルでないとき(ステップS707における”N”)、すなわち該当ファイルがテキストデータであるときには、常に最新のファイルを送信する。一方、該当ファイルが画像、映像ファイルであるとき(ステップS707における”Y”)には、携帯通信端末1から受信したファイル情報に該当するファイルが含まれているか否かについて判断する(S708)。
ステップS708において、該当するファイルがない場合(ステップS708における”N”)には、全て送信する。一方、ステップS708において、該当するファイルがある場合(ステップS708における”Y”)には、そのファイルが更新されているか否かについて判断し(S709)、更新されていないとき(ステップS709における”N”)には、コンテンツサーバから読み出したファイルを破棄し(S713)、更新されているときにはバイナリ差分情報を作成する(S710)。
そして、ループ処理により繰り返すことにより、全てのファイルについて上記ステップS706〜S710及びS713の処理を実行し(S711)、廃棄されていないファイル、及びバイナリ差分情報により特定された構成データを端末に送信する(S712)。
以上説明した携帯通信端末1側の動作処理及びサーバ側の動作処理により、図8に示すように、これら携帯通信端末1及びサーバ間において各種データが送受される。
すなわち、上記ステップS601及びS701により、先ず、ページ遷移に係るコンテンツデータのURLが携帯通信端末1から基地局側に送信され、これに応じて、上記ステップS602及びS704により、基地局側から携帯通信端末1に対して、該当するコンテンツが最後に更新された時刻が通知される。
そして、携帯通信端末1側においてファイル情報が生成され、上記ステップS608及びS705により、このファイル情報がキャッシュ内容に関する情報として基地局側に通知され、上記ステップS609及びS712により、基地局側から必要なファイル及び構成データ(バイナリ差分)が配信される。
(コンテンツ閲覧システムによる作用・効果)
以上説明したコンテンツ閲覧システムによれば、キャッシュされたデータを利用するに際し、携帯通信端末1と通信ネットワーク4間で相互に情報の交換を行い、キャッシュされたデータをそのまま使用するか、必要なデータのみを新規にダウンロードするかを判断することが可能となり、ダウンロードするデータ量を縮減させることができるとともに、古いキャッシュデータを用いることによる弊害を回避することができる。
特に、本実施形態では、携帯通信端末1のインデックステーブルT1により、コンテンツデータ又は構成データに関連付けてキャッシュ時刻を管理するため、前回データをダウンロードした時刻からの経過時間に応じて、キャッシュされたデータを使用するか否かを判断することが可能となり、上記ファイル情報を送信するか否かの判断を予め行うことにより、不要なデータの送受を省略することができる。
また、本実施形態では、ページ構成解析部73eにより、キャッシュされているコンテンツデータに包含される画像、映像又は音声のファイルデータを解析し、テキストデータのみを再ダウンロードするため、ファイルサイズの大きいデータの再ダウンロードが頻繁に発生するのを防止することができる。
さらに、本実施形態では、携帯通信端末1とコンテンツサーバ5との間で情報の送受を行うことによって、重要度判定部73jにより、キャッシュ時刻と更新時刻とを比較し、この比較結果に基づいて、再ダウンロードを決定するため、前回のキャッシュした後に更新されていないファイルを再ダウンロードするのを防止することができ、不要なデータ送受を省略することができる。また、携帯通信端末1側でインデックステーブルT1によりキャッシュされているコンテンツデータの重要度を管理するため、重要なファイルのみを再ダウンロードすることができ、不要なデータ送受を省略することができる。
実施形態に係るコンテンツ閲覧システムの概略構成図である。 実施形態に係るデータ判定部73の機能を示すブロック図である。 実施形態に係る携帯通信端末1側の動作を示すフローチャート図である。 実施形態に係るステップS304における動作を示すフローチャート図である。 実施形態に係るステップS305における動作を示すフローチャート図である。 実施形態に係るステップS306における動作を示すフローチャート図である。 実施形態に係るコンテンツサーバ5側における動作処理を示すフローチャート図である。 実施形態に係る端末及びサーバ間におけるデータ送受のシーケンス図である。
符号の説明
T1 インデックステーブル、T2 テーブルデータ、1 携帯通信端末、2,6 通信制御部、3 制御部、4 通信ネットワーク、5 コンテンツサーバ、7 CPU、8 メモリ、21 無線基地局、31 データ送受部、32 データ判定部、71 データ送受部、72 出力処理部、73 データ判定部、73a サーバ側データ解析部、73b コマンド出力部、73c ファイル情報生成部、73d インデックス解析部、73e ページ構成解析部、73f 送信情報決定部、73g CRC演算部、73h タイムスタンプ比較部、73i 更新頻度算出部、73j 重要度判定部、73k 時計部、74 データ合成部、75 キャッシュ読出部、76 キャッシュ書込部、91 キー、92 表示装置、93 スピーカー

Claims (16)

  1. 通信ネットワーク上から配信されるページ形式のコンテンツデータを、携帯通信端末により閲覧するシステムであって、
    前記携帯通信端末において、前記コンテンツデータのページ遷移を操作する操作部と、
    前記携帯通信端末において、前記操作部によるページ遷移に応じ、前記通信ネットワークから前記コンテンツデータ、又は該コンテンツデータを構成する構成データを取得するデータ受信部と、
    前記携帯通信端末において、取得した前記コンテンツデータ又は前記構成データを識別するデータ識別子とともに、該コンテンツデータを一時的に記憶するメモリ装置と、
    前記携帯通信端末において、前記操作部によるページ遷移に応じ、該ページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データが前記メモリ装置内に記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合には、該ページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データを前記通信ネットワークから取得させ、記憶されている場合には、当該コンテンツデータ又は構成データのデータ識別子をファイル情報に含ませて前記通信ネットワークに送信させる端末側データ判定部と、
    前記通信ネットワークにおいて、前記ファイル情報を取得し、該ファイル情報に基づいて、ページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データを抽出し、前記携帯通信端末に送信させるサーバ側データ判定部と、
    前記携帯通信端末において、前記サーバ側データ判定部から受信されたコンテンツデータ又は構成データと、前記メモリ装置に記憶されたコンテンツデータ又は構成データとを合成するデータ合成部と、
    前記携帯通信端末において、前記データ合成部で合成されたデータを出力する出力処理部と
    を有することを特徴とするコンテンツ閲覧システム。
  2. 前記メモリ装置では、前記コンテンツデータ又は構成データに関連付けて、当該コンテンツデータ又は構成データを取得した時刻がキャッシュ時刻として記憶され、
    前記端末側データ判定部は、前記キャッシュ時刻からの経過時間を算出し、この算出された経過時間と、所定の閾値とを比較し、この比較結果に応じて前記ファイル情報を送信させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ閲覧システム。
  3. 前記端末側データ判定部は、前記メモリ装置に記憶されているコンテンツデータに包含される画像、映像又は音声のファイルデータを前記構成データとして抽出し、抽出されたファイルデータのデータ識別子を前記ファイル情報に含ませて送信させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ閲覧システム。
  4. 前記端末側データ判定部は、
    前記メモリ装置に記憶されているコンテンツデータ又は構成データが取得された時刻をキャッシュ時刻として取得するとともに、前記ページ遷移にかかるコンテンツデータの更新時刻を取得し、
    前記キャッシュ時刻と、前記更新時刻とを比較し、この比較結果に基づいて、コンテンツデータ又は構成データを選択し、選択されたコンテンツデータ又は構成データを特定する情報を前記ファイル情報に含ませて送信させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ閲覧システム。
  5. 前記メモリ装置では、前記コンテンツデータ又は構成データに関連付けて、当該コンテンツデータの重要度が記憶され、
    前記端末側データ判定部は、前記コンテンツデータの重要度と、所定の閾値とを比較し、この比較結果に応じて前記ファイル情報を送信させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ閲覧システム。
  6. 携帯通信端末に対してページ形式のコンテンツデータを、通信ネットワーク上のコンテンツサーバから配信させる通信制御ユニットであって、
    前記携帯通信端末における前記コンテンツデータのページ遷移に応じ、前記コンテンツサーバから前記コンテンツデータ又は該コンテンツデータを構成する構成データを取得するデータ受信部と、
    取得した前記コンテンツデータ又は構成データの更新時刻を前記携帯通信端末に通知するデータ送信部と、
    前記更新時刻に基づいて前記携帯通信端末において選択された、前記コンテンツデータ、又は前記構成データを通知するファイル情報を取得し、このファイル情報により特定された該コンテンツデータ又は該構成データを、前記コンテンツサーバから取得したコンテンツデータから抽出し、抽出されたデータを該携帯通信端末に配信させるサーバ側データ判定部と
    を有することを特徴とする通信制御ユニット。
  7. 通信ネットワーク上から配信されるページ形式のコンテンツデータを、閲覧する携帯通信端末であって、
    前記コンテンツデータのページ遷移を操作する操作部と、
    前記操作部によるページ遷移に応じ、前記通信ネットワークから前記コンテンツデータ又は該コンテンツデータを構成する構成データを取得するデータ受信部と、
    前記データ受信部により取得した前記コンテンツデータ又は構成データを識別するデータ識別子とともに、該コンテンツデータ又は構成データを一時的に記憶するメモリ装置と、
    前記操作部によるページ遷移に応じ、該ページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データが前記メモリ装置内に記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合には、該ページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データを前記通信ネットワークから取得させ、記憶されている場合には、当該コンテンツデータ又は構成データのデータ識別子をファイル情報に含ませて前記通信ネットワークに送信させる端末側データ判定部と、
    前記ファイル情報に基づき前記通信ネットワーク側で抽出された、ページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データを受信し、これらコンテンツデータ又は構成データと、前記メモリ装置に記憶されたコンテンツデータ又は構成データとを合成するデータ合成部と、
    合成されたデータを出力する出力処理部と
    を有することを特徴とする携帯通信端末。
  8. 前記メモリ装置では、前記コンテンツデータ又は構成データに関連付けて、当該コンテンツデータ又は構成データを取得した時刻が記憶され、
    前記端末側データ判定部は、前記コンテンツデータ又は構成データを取得したキャッシュ時刻からの経過時間を算出し、この算出された経過時間と、所定の閾値とを比較し、この比較結果に応じて前記ファイル情報を送信させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯通信端末。
  9. 前記端末側データ判定部は、前記メモリ装置に記憶されているコンテンツデータに包含される画像、映像又は音声のファイルデータを前記構成データとして抽出し、抽出されたファイルデータのデータ識別子を前記ファイル情報に含ませて送信させることを特徴とする請求項7に記載の携帯通信端末。
  10. 前記端末側データ判定部は、
    前記メモリ装置に記憶されているコンテンツデータ又は構成データが取得された時刻をキャッシュ時刻として取得するとともに、前記ページ遷移にかかるコンテンツデータの更新時刻を取得し、
    前記キャッシュ時刻と、前記更新時刻とを比較し、この比較結果に基づいて、前記構成データを抽出し、抽出された構成データを特定する情報を前記ファイル情報に含ませて送信させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯通信端末。
  11. 前記メモリ装置では、前記コンテンツデータ又は前記構成データに関連付けて、当該コンテンツデータ又は構成データの重要度が記憶され、
    前記端末側データ判定部は、前記コンテンツデータ又は構成データの重要度と、所定の閾値とを比較し、この比較結果に応じて前記ファイル情報を送信させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯通信端末。
  12. 通信ネットワーク上から配信されるページ形式のコンテンツデータを、携帯通信端末により閲覧する方法であって、
    前記携帯通信端末において、前記コンテンツデータのページ遷移を操作するステップ(1)と、
    前記携帯通信端末において、前記ページ遷移に応じ、前記通信ネットワークから前記コンテンツデータ又は該コンテンツデータを構成する構成データを取得するステップ(2)と、
    前記携帯通信端末において、取得した前記コンテンツデータ又は構成データを識別するデータ識別子とともに、該コンテンツデータを一時的にメモリ装置に記憶するステップ(3)と、
    前記携帯通信端末において、前記ページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データが前記メモリ装置内に記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合には、該ページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データを前記通信ネットワークから取得させ、記憶されている場合には、当該コンテンツデータ又は構成データのデータ識別子をファイル情報に含ませて前記通信ネットワークに送信させるステップ(4)と、
    前記通信ネットワーク側において、前記ファイル情報を取得し、該ファイル情報に基づいて、ページ遷移に係るコンテンツデータ又は構成データを抽出し、前記携帯通信端末に送信させるステップ(5)と、
    前記携帯通信端末において、前記通信ネットワーク側から受信されたコンテンツデータ又は構成データと、前記メモリ装置に記憶されたコンテンツデータ又は構成データとを合成するステップ(6)と、
    前記携帯通信端末において、前記ステップ(6)により合成されたデータを出力するステップ(7)と
    を有することを特徴とするコンテンツ閲覧方法。
  13. 前記メモリ装置では、前記コンテンツデータ又は構成データに関連付けて、当該コンテンツデータ又は構成データを取得した時刻がキャッシュ時刻として記憶され、
    前記ステップ(4)では、前記キャッシュ時刻からの経過時間を算出し、この算出された経過時間と、所定の閾値とを比較し、この比較結果に応じて前記ファイル情報を送信させる
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ閲覧方法。
  14. 前記ステップ(4)では、前記メモリ装置に記憶されているコンテンツデータに包含される画像、映像又は音声のファイルデータを前記構成データとして抽出し、抽出されたファイルデータのデータ識別子を前記ファイル情報に含ませて送信させる
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ閲覧方法。
  15. 前記ステップ(4)では、
    前記メモリ装置に記憶されているコンテンツデータ又は構成データが取得されたキャッシュ時刻を取得するとともに、前記ページ遷移にかかるコンテンツデータ又は構成データの更新時刻を取得し、
    前記キャッシュ時刻と、前記更新時刻とを比較し、この比較結果に基づいて、前記コンテンツデータ又は構成データを抽出し、抽出されたコンテンツデータ又は構成データを特定する情報を前記ファイル情報に含ませて送信させる
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ閲覧方法。
  16. 前記メモリ装置では、前記コンテンツデータ又は構成データに関連付けて、当該コンテンツデータ又は構成データの重要度が記憶され、
    前記ステップ(4)は、前記コンテンツデータ又は構成データの重要度と、所定の閾値とを比較し、この比較結果に応じて前記ファイル情報を送信させる
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ閲覧方法。
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