JP2008083802A - 中継部材、外部機器及び中継端子台ユニット - Google Patents

中継部材、外部機器及び中継端子台ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】接続不良を防止でき、設備機器の美観を向上させることができる安価な中継部材及び中継端子台ユニットを提供する。
【解決手段】エアシリンダ2と、エアシリンダ2を制御する制御装置との間に配置され、エアシリンダ2からの位置信号を送受信する信号線8b,9bが接続される中継部材10であって、中継部材本体に、信号線8b,9bが接続される信号線接続部S0,S1と、エアシリンダ2に接続された電源線8a,9aが接続される電源線接続部13,13と、エアシリンダ2に接続されたGND線8c,9cが接続されるGND線接続部14,14と、信号線接続部S0,S1と電気的に接続された信号線中継部S0’,S1’と、電源線接続部13,13と電気的に接続された単一の電源線中継部15と、GND線接続部14,14と電気的に接続された単一のGND線中継部16とを設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、シーケンサ、パソコン等、各種制御系に用いられる制御装置における中継部材、外部機器及び中継端子台ユニットに関するものである。
従来から、各種設備機器に設けられる外部機器を制御装置を用いて制御する場合において、中継端子台ユニットを介して外部機器に設けられたセンサと制御装置とを電気的に接続する場合がある。この中継端子台ユニットは、センサの配線が接続される外部機器接続用端子台と、制御装置からの配線が接続される制御装置用中継端子台とを備えたものである。
例えば、設備機器にエアシリンダ(外部機器)を使用し、このエアシリンダに設けられたセンサと制御装置とを中継端子台ユニットを介して電気的に接続する場合には、センサに接続されている信号線や電源線等は一端中継端子台ユニットに接続される。そして、この中継端子台ユニットと制御装置とを配線等で接続することによって、エアシリンダと制御装置とを電気的に接続するようになっている。
このように構成された設備機器は、エアシリンダに設けられたセンサの信号線や電源線等を直接制御装置に接続する場合と比較して、センサに接続された信号線や電源線の長さを短くすることができると共に、配線を容易にすることができる。
また、特許文献1に開示されているように、エアシリンダに設けられたセンサの信号線や電源線等をエアチューブに内蔵することによって、配線の手間を低減させると共に、信号線や電源線等の配線を露出させないようにすることで設備機器の美観を向上させる技術が知られている。
特開平2−38705号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、エアチューブにセンサの信号線や電源線等を内蔵するため、エアシリンダのエアチューブ差込口に、エアチューブが差込まれた際に信号線や電源線等とセンサとを電気的に接続する構造を設ける必要がある。このため、エアシリンダが複雑な構造となり高価なものになってしまうだけでなく、接続不良を起こす原因となる虞があるという課題がある。
また、エアチューブ上に配線が露出しない点では優れているが、中継端子台ユニットには、各々センサに必要な配線分だけ外部機器接続用端子台(シリンダに設けられた各センサの信号線や電源線等を接続する端子台)が必要となるため、中継端子台ユニットを小型化できないという課題がある。その結果、設備機器の美観を向上させる有効な手段とはなり得ないという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、接続不良を防止でき、設備機器の美観を向上させることができる安価な中継部材、外部機器及び中継端子台ユニットを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、外部機器と、外部機器を制御する制御装置との間に配置され、前記外部機器からの位置信号を送受信する信号線が複数接続される外部機器の中継部材であって、中継部材本体に、前記信号線が接続される複数の信号線接続部と、前記外部機器に接続された複数の電源線が接続される複数の電源線接続部と、前記外部機器に接続された複数のGND線が接続される複数のGND線接続部と、前記複数の信号線接続部と電気的に接続された複数の信号線中継部と、前記複数の電源線接続部と電気的に接続された単一の電源線中継部と、前記複数のGND線接続部と電気的に接続された単一のGND線中継部と、を設けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載した発明は、外部機器と、外部機器を制御する制御装置との間に配置され、前記外部機器からの位置信号を送受信する信号線が複数接続される外部機器の中継部材であって、中継部材本体に、前記信号線が接続される複数の信号線接続部と、前記外部機器に接続された複数のGND線が接続される複数のGND線接続部と、前記信号線接続部と電気的に接続された複数の信号線中継部と、前記複数のGND線接続部と電気的に接続された単一のGND線中継部と、を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、外部機器に何ら加工を施すことなく、外部機器に接続された複数の電源線及び/又は複数の二本のGND線を、中継部材を介すことによってそれぞれ纏めて一本の電源線、GND線にして中継端子台ユニットへ配線することができる。
請求項3に記載した発明は、前記中継部材本体に、前記外部機器に前記中継部材本体を取付けるための取付け部を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、中継部材を外部機器に取付けることが可能になる。
請求項4に記載した発明は、前記中継部材本体に、前記信号線、前記電源線及び前記GND線、又は前記信号線及び前記GND線を弾性保持するための保持部を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、中継部材に信号線、電源線及びGND線、又は信号線及びGND線を容易、且つ確実に接続することができる。
請求項5に記載した発明は、外部機器に設けられ、前記外部機器の第一停止位置の検出信号を送受信する第一の信号線、電源線及びGND線を有する第一の信号送受信部と、 前記外部機器に設けられ、前記外部機器の第二停止位置の検出信号を送受信する第二の信号線、電源線及びGND線を有する第二の信号送受信部と、前記第一の信号送受信部及び前記第二の信号送受信部に接続され、前記外部機器を制御する制御装置を中継する外部機器の中継部材であって、中継部材本体に、前記第一の信号線が接続される第一の信号線接続部と、前記第二の信号線が接続される第二の信号線接続部と、前記第一の信号送受信部と前記第二の信号送受信部の前記電源線がそれぞれ接続される二つの電源線接続部と、前記第一の信号送受信部と前記第二の信号送受信部の前記GND線がそれぞれ接続される二つのGND線接続部と、前記第一の信号線接続部と電気的に接続された第一の信号線中継部と、前記第二の信号線接続部と電気的に接続された第二の信号線中継部と、前記二つの電源線接続部と電気的に接続された単一の電源線中継部と、前記二つのGND線接続部と電気的に接続された単一のGND線中継部と、を設けたことを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、外部機器に設けられ、前記外部機器の第一停止位置の検出信号を送受信する電源線を含む第一の信号線とGND線とを有する第一の信号送受信部と、前記外部機器に設けられ、前記外部機器の第二停止位置の検出信号を送受信する電源線を含む第二の信号線とGND線とを有する第二の信号送受信部と、前記第一の信号送受信部及び前記第二の信号送受信部に接続され、前記外部機器を制御する制御装置を中継する外部機器の中継部材であって、中継部材本体に、前記第一の信号線が接続される第一の信号線接続部と、前記第二の信号線が接続される第二の信号線接続部と、前記第一の信号送受信部と前記第二の信号送受信部の前記GND線が接続される二つのGND線接続部と、前記第一の信号線接続部と電気的に接続された第一の信号線中継部と、前記第二の信号線接続部と電気的に接続された第二の信号線中継部と、前記二つのGND線接続部と電気的に接続された単一のGND線中継部と、を設けたことを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記中継部材本体に、前記外部機器に前記中継部材本体を取付けるための取付け部を設けたことを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、請求項5〜請求項7の何れかに記載の中継部材が設けられ、制御装置からの信号に基づいて複数個所に移動、停止する可動子を備えたことを特徴とする。
このように構成することで、外部機器に予め第一の信号送受信部及び第二の信号送受信部を有する中継部材を設けることができる。このため、それぞれの部品(外部機器、第一、第二信号送受信部及び中継部材)を別々に梱包することなく、セットで梱包することが可能になり、部品梱包を簡易化できる。
請求項9に記載した発明は、請求項1〜請求項7の何れかに記載の中継部材と接続するべく前記中継部材からの配線が接続される中継部材接続用端子台と、前記制御装置からの配線が接続される制御装置用中継端子台とを備えたことを特徴とする。
このように構成することで、
本発明によれば、外部機器に何ら加工を施すことなく、外部機器に接続された複数の電源線及び/又は複数のGND線を、中継部材を介すことによってそれぞれ纏めて一本の電源線、GND線にして中継端子台ユニットへ配線することができる。このため、中継部材から中継端子台ユニットまでの配線の数を外部機器から直接中継端子台ユニットへ配線する場合の数と比較して減少させることができる。このように、外部機器から中継端子台ユニットへの配線の数を減少させることができるため、外部機器接続用の端子台、つまり、中継部材接続用端子台の個数を減少させることができる。よって、中継部材接続用端子台を備えた中継端子台ユニットの小型化を図ることができると共に、美観を向上させることができ、コストを低減することができる。
さらに、中継部材を外部機器に取付けることが可能になるため、中継部材と外部機器とを一体化することができ、省スペース化を実現することができる。
そして、中継部材に信号線、電源線及びGND線、又は信号線及びGND線を容易、且つ確実に接続することができるため、容易且つ確実に接続不良を防止することができる。
次に、この発明の第一実施形態を図1、図2に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、設備機器1は、外部機器としてのエアシリンダ2と、このエアシリンダ2と制御装置(不図示)との間に設けられる中継端子台ユニット3とを備え、エアシリンダ2に設けられた位置検出センサ6,7が中継部材10を介して中継端子台ユニット3に電気的に接続されている。
エアシリンダ2は、筒状の密閉体であるシリンダチューブ4内にシリンダチューブ4に対して進退自在に設けられた可動子である棒状のピストンロッド5を備えたものである。そして、ここでは図示しないが、このピストンロッド5は、シリンダチューブ4に接続されるエアチューブを介して圧縮空気がシリンダチューブ4内に供給されると、軸方向に沿って往復運動するようになっている。
シリンダチューブ4の周方向表面には、ピストンロッド5の原点位置(ピストンロッド5の後退位置、第一停止位置)に対応する位置に位置検出センサ6(第一の信号送受信部)が、ピストンロッド5の移動完了位置(ピストンロッド5の前進位置、第二停止位置)に対応する位置に位置検出センサ7(第二の信号送受信部)がそれぞれ設けられている。尚、図示しないが、シリンダチューブ4上には位置検出センサ6,7を固定するための固定溝が形成されており、この固定溝にはナットが設けられている。位置検出センサ6,7は、このナットを利用してシリンダチューブ4上に締結固定できるようになっている。
位置検出センサ6,7は、ピストンロッド5の原点位置及び移動完了位置を検出するセンサであって、それぞれケーブル8,9の一端が接続されている。これらケーブル8,9は、それぞれ電源を位置検出センサ6,7に供給するための電源線8a,9aと、検出結果に基づいて信号を送受信する信号線8b,9bと、GND線8c,9cとで構成され、各々電源線8a,9a、信号線8b,9b及びGND線8c,9cをチューブ状の被覆で覆っている。すなわち、位置検出センサ6,7は、電源線8a,9a、信号線8b,9b、GND線8c,9cの3線を有する、いわゆる3線式の位置検出センサである。
各ケーブル8,9の他端側は、各々電源線8a,9a、信号線8b,9b及びGND線8c,9cが被覆から露出した状態で中継部材10に接続されている。
この中継部材10は、設備機器1に設けられた中継端子台ユニット3とエアシリンダ2に設けられた位置検出センサ6,7との間に設けられるものであって、図2に詳示するように、平面視略矩形の立方体状に形成された中継部材本体11を有している。
中継部材本体11内には、二列横隊の端子台12が設けられている。この端子台12は、位置検出センサ6,7からのケーブル8,9が接続される一方の端子台12aと、中継端子台ユニット3からのケーブル21が接続される他方の端子台12bとで構成されている。
一方の端子台12aには、ケーブル8,9の電源線8a,9aが接続される二つの電源線接続部13,13と、ケーブル9の信号線9bが接続される信号線接続部S0と、ケーブル8の信号線8bが接続される信号線接続部S1と、各GND線8c,9cが接続される二つのGND線接続部14,14とがこの順で合計6極設けられている。
また、他方の端子台12bには、電源線中継部15と、信号線中継部S0’,S1’と、GND線中継部16とがこの順で合計4極設けられ、長手方向両端に後述する取付け孔25が設けられている。つまり、端子台12は、6列10極で構成されている。
ここで、電源線中継部15は、電源線接続部13,13に短絡線50を介して電気的に接続されている。また、各信号線中継部S0’,S1’は、それぞれ信号線接続部S0,S1に短絡線50を介して電気的に接続されている。さらに、GND線中継部16は、GND線接続部14,14に短絡線50を介して電気的に接続されている。このように構成することで、二つの電源線接続部13,13を一つの電源線中継部15に纏め、また、二つのGND線接続部14,14を一つのGND線中継部16に纏めるようになっている。
中継部材本体11の上面17(図2における上側)には、この端子台12のそれぞれ接続部13,14,S0,S1、中継部15,16,S0’,S1’に対応する部分に端子台12に連通する挿入孔20が設けられている。この挿入孔20には端子台12に接続される各配線8a,9a,8b,9b,8c,9c,22を保持する保持部19が設けられている。この保持部19は、弾性部材(不図示)を備えており、この弾性部材によって配線8a,9a,8b,9b,8c,9c,22が弾性保持されるようになっている。
さらに、挿入孔20の両側には、保持部19の弾性保持状態を解除するための操作孔18がそれぞれの挿入孔20に対応するように設けられている。この挿入孔20に所定の工具(不図示)を挿入することによって、保持部19の弾性保持状態を解除できるようになっている。
中継部材本体11の下面側(図2における下側)には、フランジ状に形成された一対の取付け部23,23が長手方向両側に設けられている。この取付け部23,23は、中継部材10をエアシリンダ2のシリンダチューブ4上に取付けるためのものであって、取付け部23,23の幅方向略中央には切り欠き部24,24が設けられている。中継部材10は、この切り欠き部24,24を利用してエアシリンダ2のシリンダチューブ4上に取付けられるようになっている。具体的には、中継部材10は、取付け部23,23の切り欠き部24,24にボルト(不図示)を介在させ、シリンダチューブ4上に形成された固定溝に設けられているナットを利用して締結固定できるようになっている。
尚、図1においては、説明の都合上エアシリンダ2と中継部材10とが互いに離反した状態となっているが、このように中継部材10をエアシリンダ2から離反した位置に固定してもよいし、中継部材10をシリンダチューブ4上に取付けてもよい。
また、図1に示すように、端子台12の他方の端子台12bは、一方の端子台12aと比較して2極少なくなっている。つまり、端子台12bの両端側にはスペース30,30が設けられている。このスペース30,30には、中継部材10をシリンダチューブ4上に取付けるための取付け孔25,25が形成されている。そして、中継部材本体11には、この取付け孔25,25に対応する部分に厚さ方向(図2の上下方向)に貫通する取付け孔26,26が形成されている。したがって、この取付け孔26,26から工具等を挿入して中継部材10をシリンダチューブ4上に締結固定することもできる。
また、取付け孔25,25,26,26を形成する場合には、これを取付け部として構成することができるため、中継部材本体11に取付け部23を設けなくてもよい。この場合、さらに中継部材10を小型化することができる。
端子台12の中継部15,16,S0’,S1’には、ケーブル21の四本のリード線22,22,22,22の一端がそれぞれ接続されている。一方、リード線22,22,22,22の他端は、中継端子台ユニット3を構成する回路基板28に組み込まれた中継部材接続用端子台46に接続されている。
中継部材接続用端子台46は、16列32極の接続部が二列横隊で構成されたものである。すなわち、この中継部材接続用端子台46には、一列飛ばしで0から15までの16個の信号線接続部が8列に渡って16極設けられ、それぞれ信号線接続部S0,S1,…,S15に対応するように電源線接続部50とGND線接続部51とが8列16極設けられている。したがって、この中継端子台ユニット3には16個分の位置検出センサが接続可能となっている。
また、回路基板28には、規格化された20ピン型の受けコネクタ27が組み込まれている。この受けコネクタ27は、図示しないフラットケーブルの一端部に設けられたコネクタが着脱自在に接続される構成となっており、前記フラットケーブルの他端部に設けられたコネクタを制御装置となるシーケンサ(不図示)側に接続することにより、受けコネクタ27と制御装置との間でパラレル信号が送受信できるように設定されている。
さらに、回路基板28には電源端子台29が設けられている。この電源端子台29には、受けコネクタ27に接続されるフラットケーブルとは別個に配線された電源用リード線が接続されるようになっている。そして、外部電源(不図示)から電源端子台29を介して回路基板28上に組み込まれた中継部材接続用端子台46の電源線接続部50へと電力が供給されるようになっている。また、電源端子台29と中継部材接続用端子台46のGND線接続部51とが電気的に接続されている。
このように構成された設備機器1は、エアシリンダ2に設けられた位置検出センサ6,7による検出信号が中継部材10を介して中継端子台ユニット3の中継部材接続用端子台46へと送受信され、この検出信号に基づいて制御装置(不図示)がエアシリンダ2のピストンロッド5の往復運動を制御するようになっている。
したがって、上述の第一実施形態によれば、エアシリンダ2に設けられた位置検出センサ6,7に接続されている二本のケーブル8,9を中継部材10を介すことによって一本のケーブル21で中継端子台ユニット3に配線することができる。このため、中継端子台ユニット3への配線ケーブルの本数を半減することができる。よって、中継部材10をエアシリンダ2に設けるか、中継部材10をエアシリンダ2に取り付けることで、一本のケーブル21のみ中継端子台ユニット3に配線すればよく、配線の手間を低減することができる。また、配線本数を半減することによって、エアシリンダ2から直接中継端子台ユニット3へと配線する場合と比較して美観を向上させることができる。
さらに、中継端子台ユニット3への配線本数(リード線22の本数)を従来と比較して減少させることができるため、回路基板28に組み込まれた中継部材接続用端子台46を小さくすることができる。つまり、従来の接続用端子台であれば、16個分の位置検出センサの接続を満足するためには、信号線接続部S0,S1,…,S15一つ毎に電源線接続部とGND線接続部が必要となり、合計24列48極の接続端子台が必要であったが、この第一実施形態においては、中継部材10を介すことによって16個分の位置検出センサの接続を満足するために必要な中継部材接続用端子台46は16列32極でよい。このため、従来の接続端子台に比較して中継接続用端子台26を小さくすることができる。よって、中継端子台ユニット3を小型化することが可能となり設備機器1の美観を向上させると共に、中継端子台ユニット3のコストを低減することができる。
そして、中継部材本体11には、中継部材10をエアシリンダ2のシリンダチューブ4に取付けるための取付け部23及び/又は取付け孔25,25,26,26が設けられているため、中継部材10をエアシリンダ2のシリンダチューブ4に取付けることができ、エアシリンダ2と中継部材10を一体とすることができる。このため、例えば、エアシリンダ2に取付けられている位置検出センサ6,7と中継部材10とをケーブル8,9で接続させた状態でこれらを一体化することが可能になる。
また、ケーブル8,9の長さを短く設定することができるため、余長を殆ど考慮する必要がない。つまり、直接ケーブル8,9を中継端子台ユニット3へ接続する場合には、位置検出センサ6,7から中継端子台ユニット3までの配線距離に応じて、配線距離の誤差を考慮したケーブル8,9長さが設備機器の設計上必要となるが、この第一実施形態においては、ケーブル8,9の長さを位置検出センサ6,7から中継部材10までの距離を考慮すればよいため、余長を殆ど考慮する必要がない。
ここで、一般に、設備機器に多く使用されているエアシリンダは、位置検出センサとセットで使用されることが多い。しかしながら、位置検出センサは各々型式登録され、それぞれ別々に収納箱(ダンボール箱等)に収納して販売されているのが現状である。そのため、設備機器製作の際には、機械系の組み立てを終了した後に位置検出センサを収納箱から取り出し、組み立てた後のエアシリンダに取り付けを行っている。この作業は時間を要し設備製作工数を長引かせるだけでなく、収納箱の廃棄作業も発生する。また、センサから接続する中継端子台ユニットまでの長さが不確定であるため、余長を考慮し、長いケーブルが付属している位置検出センサを購入するので、余る廃棄線材も多くなっている。現在、国際的に環境負荷低減活動を進めている状況もあり、廃棄物の低減が強く求められている。
さらに、位置検出センサとエアシリンダとを予めセットした状態で梱包することも考え得るが、その位置検出センサに付属するケーブル長さに様々な種類があり、その長さによって収納体積に大きな差が生じる。このため、エアシリンダと位置検出センサとをセットとして収納する収納箱も各種用意する必要が生じてしまう。また、エアシリンダ自体が金属物で構成されていることが多いため、エアシリンダ自体の重量が重く、位置検出センサと一緒に梱包すると挟まれ等によるケーブルの断線等のトラブルが生じやすい。
これに対し、この第一実施形態によれば、エアシリンダ2に取付けられている位置検出センサ6,7と中継部材10とをケーブル8,9で接続させた状態でこれらを一体化することが可能になると共に、ケーブル8,9の長さを位置検出センサ6,7から中継部材10までの距離を考慮すればよいため、余長を殆ど考慮する必要がなくなる。
このため、エアシリンダ2、位置検出センサ6,7及び中継部材10を一つのセットとして梱包することができると共に、ケーブル8,9に無駄な余長を考慮する必要がなくなる。よって、部品梱包を簡易化することができるばかりか、梱包材料を減少させることが可能になり、廃棄物を低減することができると共に、ケーブル8,9のコスト低減が図れる。
尚、中継部材10から中継端子台ユニット3までの配線は、長尺巻線(例えば、長さ100mの4芯/ケーブル)を必要に応じて切断して使用すればよいため、無駄なケーブル(線)が発生し難い。
また、エアシリンダ2に中継部材10を取り付けることによって、結果的にエアシリンダ2と位置検出センサ6,7をセットにすることが可能になるため、エアシリンダ2、位置検出センサ6,7及び中継部材10をセットで販売する方法がとれるようになる。一般に、エアシリンダと位置検出センサとはセットで使用されることが多いため、販売時点でセットされた形態(エアシリンダに位置検出センサが固定され、ユニットとしての配線が完了している状態)であることが、ユーザー側から切望されている。
尚、一般的に、端子台12のそれぞれ接続部13,14,S0,S1、中継部15,16,S0’,S1’は3.5mmピッチで設けられていることが多く、これに中継部材本体11の肉厚分を考慮すると、中継部材本体11の全長は、(3.5mm×6列)+2mm(肉厚)=23mm程度にすることができるため、容易にエアシリンダ2に取付けることが可能である。
さらに、位置検出センサ6,7を交換する際に、中継部材10からケーブル8,9を脱着すればよいため、直接ケーブル8,9が中継端子台ユニット3へ接続されている場合と比較して、容易に交換することができる。
特に、中継部材10をエアシリンダ2のシリンダチューブ4に取付けた場合においては、ケーブル8,9の必要長さを極端に短くできるばかりか、位置検出センサ6,7の交換時に他の配線を考慮する必要がなく、さらに位置検出センサ6,7の交換が容易になる。
ここで、一般に、エアシリンダ2に取付けられる複数の位置検出センサの配線を、エアシリンダに接続されているエアチューブ等に沿って結束バンド等を用いて複数本纏めて固定する場合がある。この場合、複数の位置検出センサのうち一つの位置検出センサを交換する際には、一旦結束バンド等を切断した後、位置検出センサを交換し、再度複数の配線を纏めて結束バンド等で固定している。しかしながら、中継部材10がシリンダチューブ4上に取付けられている場合においては、位置検出センサ6,7に接続されているケーブル8,9を結束バンド等で固定する必要がないため、位置検出センサ6,7の交換が容易になる。
そして、中継部材本体11に設けられた各配線8a,9a,8b,9b,8c,9c,22を挿通する挿入孔20には、配線8a,9a,8b,9b,8c,9c,22を保持する保持部19が設けられているため、確実に端子台12の接続部13,14,S0,S1、中継部15,16,S0’,S1’と配線8a,9a,8b,9b,8c,9c,22を接続、保持することができる。
また、挿入孔20の両側に保持部19の弾性保持状態を解除するための操作孔18が設けられているため、中継部材10に接続されるケーブル8,9,21の着脱作業を容易に行うことができる。
次に、この発明の第二実施形態を図3に基づいて説明する。尚、図3において、図1と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する(以下の実施形態でも同様)。
この第二実施形態において、設備機器31は、エアシリンダ2と、エアシリンダ2と制御装置(不図示)との間に設けられる中継端子台ユニット35とを備えている点、エアシリンダ2のシリンダチューブ4に位置検出センサ33(第一の信号送受信部),34(第二の信号送受信部)がピストンロッド5の原点位置(第一停止位置)、移動完了位置(第二停止位置)に対応する位置に設けられている点、各位置検出センサ33,34が中継部材35を介して中継端子台ユニット35の回路基板36に電気的に接続されている点等の基本的構成は前記第一実施形態と同様である。
ここで、位置検出センサ33,34は、第一実施形態の位置検出センサ6,7が3線式の位置検出センサであるのに対し、検出結果に基づいて信号を送受信する信号線33a,34aが電源を位置検出センサ33,34に供給するための電源線を兼用している、いわゆる2線式の位置検出センサである。
したがって、中継部材37には、4列7極の二列横隊の端子台38が設けられている。具体的には、端子台38には電源線接続部がなく、端子台38の一方の端子台38aには、信号線33a,34aが接続される信号線接続部S0,S1と、各GND線33b,34bが接続される二つのGND線接続部39,39とがこの順で合計4極設けられている。また、他方の端子台38bには、信号線中継部S0’ ,S1’と、GND線中継部40とがこの順で合計3極設けられ、GND線中継部40の長手方向一端に設けられたスペース41に取付け孔42が設けられている。各信号線中継部S0’,S1’は、それぞれ信号線接続部S0,S1に短絡線50を介して電気的に接続されている。また、GND線中継部40は、GND線接続部39,39に短絡線50を介して電気的に接続されている。このように構成することで、二つのGND線接続部39,39を一つのGND線中継部40に纏めるようになっている。
尚、中継部材37の端子台38は、第一実施形態の端子台12が6列10極であるのに対して4列7極であるが、その他の中継部材37の態様(中継部材37の中継部材本体に、端子台38のそれぞれ接続部S0,S1,39、中継部S0’,S1’,40に対応する部分に端子台38に連通する挿入孔が設けられている点等)は、第一実施形態の中継部材10と同様である。
中継端子台ユニット35を構成する回路基板36には、中継部材37に接続されているケーブル43の一端と接続される中継部材接続用端子台44が組み込まれている。この中継部材接続用端子台44には、一列飛ばしで0から15までの16個の信号接続部が8列に渡って16極設けられ、それぞれ信号線接続部S0,S1,…,S15に対応するようにGND線接続部51が4列8極設けられている。また、この中継部材接続用端子台44には電源線接続部50が2列4極設けられている。この電源線接続部50は位置検出センサ33,34が2線式であるため、特に必要はないが、光電センサ(不図示)等を使用する場合も考慮して、より汎用性の向上を図る意味で設けられている。よって、電源線接続部50を必要としない場合においては、中継部材接続用端子台44に電源線接続部50を設けなくてもよい。
また、回路基板36には、規格化された20ピン型の受けコネクタ27が組み込まれている。これら受けコネクタ45と中継部材接続用端子台44との間には二つの抵抗(ブリーダ抵抗)R,Rが組み込まれている。
ここで、2線式の位置検出センサである位置検出センサ33,34は、信号線33a,34aが電源線を兼用するため、信号線33a,34aに微電流(漏れ電流)が常時流れる構成となっている。このため、制御装置では、位置検出センサ33,34の検出結果の判断(位置検出センサ33,34のON−OFF切換え状態の判断)が正確になされなくなる(誤動作が生じる)ことがある。このような場合に鑑みて、適宜値に設定された抵抗(ブリーダ抵抗)Rを制御装置に対して並列になる関係で接続して制御装置側に流れる漏れ電流を少なくするようになっている。このため、漏れ電流による制御装置での誤動作を防止できるようになっている。
したがって、上述の第二実施形態によれば、前述した第一実施形態と同様の効果に加え、16個分の位置検出センサの接続を満足するためには、中継部材接続用端子台44を14列28極(電源線接続部を含まない場合には12列24極)であればよく、さらに中継端子台ユニット35を小型化することができ、設備機器31の美観をさらに向上させることができると共に、中継端子台ユニット35のコストを低減することができる。
因みに、従来の接続端子であれば、16個分の位置検出センサ(2線式)の接続を満足するためには、信号線接続部S0,S1,…,S15一つ毎にGND線接続部が必要となり、合計16列32極の接続端子台が必要であったが、従来の2線式位置検出センサ用の中継端子台ユニットにこの第二実施形態の中継部材接続用端子台44を用いることで、その余剰になったスペースに抵抗Rを組み込むことも可能となる。
また、中継部材37に設けられた端子台38は、接続部S0,S1,39、中継部S0’,S1’,40で構成された4列7極であるため、これらのピッチ間隔を3.5mmとすれば、中継部材本体の全長を(3.5mm×4列)+2mm(中継部材本体の肉厚)=16mm程度にすることができ、さらに中継部材37を小型化することができる。
次に、この発明の第三実施形態を図4、図5に基づいて説明する。
この第三実施形態において、設備機器61は、エアシリンダ2と、このエアシリンダ2と制御装置(不図示)との間に設けられる中継端子台ユニット62とを備えている点、エアシリンダ2のシリンダチューブ4に3線式の位置検出センサ6(第一の信号送受信部),7(第二の信号送受信部)がピストンロッド5の原点位置(第一停止位置)、移動完了位置(第二停止位置)に対応する位置に設けられている点、各位置検出センサ6,7が中継部材10を介して中継端子台ユニット62に電気的に接続されている点等の基本的構成は前記第一実施形態と同様である。
第一実施形態との相違点は、中継端子台ユニット62を構成する回路基板28に中継部材接続用端子台46に代えてe−CON(Easy&Economy Connector)のソケット63が設けられている点である。尚、e−CONとは、別名「RITS Connector」とも呼ばれるもので、コントローラーメーカー、センサーメーカー及びコネクタメーカーで規格化されたセンサーコネクタである。
中継端子台ユニット62の回路基板28には、0から7まで8個のソケット63が一列横隊で設けられている。一方、中継部材10に一端が接続されているケーブル21の四本のリード線22,22,22,22の他端には、ソケット63に対応するe−CONのプラグ64が接続されている。
図5に示すように、e−CONのソケット63及びプラグ64には、電源接続部65、信号線接続部S1、GND線接続部66、信号線接続部S0がこの順で4極設けられている。このため、この中継端子台ユニット62には16個分の位置検出センサが接続可能となっている。
ここで、e−CONのソケット63及びプラグ64には4極設けられ、このうち3極が信号線接続部、GND線接続部及び電源線接続部として用いられているが、残りの1極は空きとして使用されていないのが一般的である。
しかしながら、この第三実施形態によれば、2つの位置検出センサ6,7の電源線8a,9a、信号線8b,9b及びGND線8c,9cをそれぞれ中継部材10を介して4本のリード線22,22,22,22とすることができる。このため、一般的に使用されていないソケット63、プラグ64の空き極を有効利用することができる。また、2つの位置検出センサ6,7を一つのe−CON(ソケット63、プラグ64)に接続することができるため、e−CONを使用する個数を通常使用する場合と比較して半減させることができる。
したがって、上述の第三実施形態によれば、前述した第一実施形態と同様の効果に加え、16個分の位置検出センサの接続を満足するためには、e−CON(ソケット63、プラグ64)を8個設ければよく、e−CONが用いられる中継端子台ユニット62を小型化することができ、設備機器61の美観をさらに向上させることができると共に、中継端子台ユニット62のコストを低減することができる。
尚、この第三実施形態においては、位置検出センサが3線式である場合について説明したが、2線式の位置検出センサであればさらにe−CONを使用する個数を低減させることができる。
すなわち、2線式の位置検出センサにおいては、信号線が位置検出センサに電源を供給するための電源線を兼用しているため、電源接続部が不要になる(図3参照)。このため、図6に示すように、e−CON(ソケット、プラグ)の4極をそれぞれ信号線接続部S2、信号線接続部S1、GND線接続部66、信号線接続部S0をこの順で設けることができる。よって、3つの位置検出センサを一つのe−CON(ソケット、プラグ)に接続することができるため、e−CONを使用する個数を通常使用する場合と比較して1/3に減少させることができる。
したがって、2線式の位置検出センサをこの第三実施形態に適用する場合においては、さらにe−CONが用いられる中継端子台ユニットを小型化することができ、設備機器の美観をより向上させることができると共に、中継端子台ユニットのコストを低減することができる。
尚、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
また、上述の実施形態では、パラレル式配線の場合について説明したが、パラレル式配線に代えてシリアル式配線としてもよい。
さらに、上述の実施形態では、外部機器としてエアシリンダ2を使用した場合について説明したが、外部機器はエアシリンダ2に限られるものではない。
そして、上述の実施形態では、中継部材10は二つの3線式の位置検出センサ6,7を接続するものである場合について、また、中継部材37は二つの2線式の位置検出センサ33,34を接続するものである場合について説明したが、中継部材10,37は、複数の位置検出センサと接続可能なものであってもよい。この場合、中継部材10,37は、複数の電源線接続部が単一の電源線中継部と電気的に接続され、複数のGND線接続部が単一のGND線中継部と電機的に接続された構成となっている。
さらに、上述の実施形態では、各位置検出センサ6,7,33,34に、それぞれ一つの信号線8b,9b,33a,34aが接続されている場合について説明したが、位置検出センサ毎の信号線の本数は一つに限られるものではない。この場合、各中継部材10,37の信号線接続部及び信号線中継部の配置数は信号線の本数に対応する。
また、上述の実施形態では、中継部材10と位置検出センサ6,7、及び、中継部材37と位置検出センサ33,34をそれぞれ別個に構成したものである場合について説明したが、中継部材10に位置検出センサ6,7を含んだ構成としてもよいし、中継部材37に位置検出センサ33,34を含んだ構成としてもよい。
さらに、上述の実施形態では、中継端子台ユニット3,35は、16個分の位置検出センサが接続可能なものである場合について説明したが、中継端子台ユニット3,35の位置検出センサ接続可能個数は16個に限られるものではない。
また、保持部19により弾性保持状態で線を保持しているが、ねじ止めによりケーブル8,9,21を保持する構成にしてもよい。
そして、上述の第一実施形態において、中継部材接続用端子台46に、一列飛ばしで0から15までの16個の信号線接続部を8列に渡って16極設け、それぞれ信号線接続部S0,S1,…,S15に対応するように電源線接続部50とGND線接続部51とを設けた場合について説明したが、各接続部の配列形態はこれに限られるものではない。
また、上述の第二実施形態において、中継部材接続用端子台44に、一列飛ばしで0から15までの16個の信号接続部を8列に渡って16極設け、それぞれ信号線接続部S0,S1,…,S15に対応するようにGND線接続部51を設けた場合について説明したが、各接続部の配列形態はこれに限られるものではない。
さらに、上述の第三実施形態において、e−CONのソケット63及びプラグ64には、電源接続部65、信号線接続部S1、GND線接続部66、信号線接続部S0をこの順で4極設けた場合、又は、2線式位置検出センサの場合において、e−CONのソケット及びプラグに信号線接続部S2、信号線接続部S1、GND線接続部66、信号線接続部S0をこの順で設けた場合について説明したが、これらに限られるものではない。
本発明の第一実施形態における設備機器の構成を示す説明図である。 本発明の第一実施形態における中継部材の斜視図である。 本発明の第二実施形態における設備機器の構成を示す説明図である。 本発明の第三実施形態における設備機器の構成を示す説明図である。 本発明の第三実施形態におけるe−CONの詳細図である。 本発明の第三実施形態におけるe−CONの詳細図である。
符号の説明
1, 31,61 設備機器
2 エアシリンダ(外部機器)
2, 35,62 中継端子台ユニット
5 ピストンロッド(可動子)
6,33 位置検出センサ(第一の信号送受信部)
7,34 位置検出センサ(第二の信号送受信部)
8,9 ケーブル
8a,9a 電源線
8b,9b,33a,34a 信号線
8c,9c,33b,34b GND線
10,37 中継部材
11 中継部材本体
12,38 端子台
13 電源線接続部
14,39 GND線接続部
15 電源線中継部
16,40 GND線中継部
19 保持部
23 取り付け部
27 受けコネクタ(制御装置用中継端子台)
44,46 中継部材接続用端子台
S0,S1 信号線接続部
S0’,S1’ 信号線中継部

Claims (9)

  1. 外部機器と、外部機器を制御する制御装置との間に配置され、
    前記外部機器からの位置信号を送受信する信号線が複数接続される外部機器の中継部材であって、
    中継部材本体に、
    前記信号線が接続される複数の信号線接続部と、
    前記外部機器に接続された複数の電源線が接続される複数の電源線接続部と、
    前記外部機器に接続された複数のGND線が接続される複数のGND線接続部と、
    前記複数の信号線接続部と電気的に接続された複数の信号線中継部と、
    前記複数の電源線接続部と電気的に接続された単一の電源線中継部と、
    前記複数のGND線接続部と電気的に接続された単一のGND線中継部と、
    を設けたことを特徴とする外部機器の中継部材。
  2. 外部機器と、外部機器を制御する制御装置との間に配置され、
    前記外部機器からの位置信号を送受信する信号線が複数接続される外部機器の中継部材であって、
    中継部材本体に、
    前記信号線が接続される複数の信号線接続部と、
    前記外部機器に接続された複数のGND線が接続される複数のGND線接続部と、
    前記信号線接続部と電気的に接続された複数の信号線中継部と、
    前記複数のGND線接続部と電気的に接続された単一のGND線中継部と、
    を設けたことを特徴とする外部機器の中継部材。
  3. 前記中継部材本体に、前記外部機器に前記中継部材本体を取付けるための取付け部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中継部材。
  4. 前記中継部材本体に、前記信号線、前記電源線及び前記GND線、又は前記信号線及び前記GND線を弾性保持するための保持部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の中継部材。
  5. 外部機器に設けられ、前記外部機器の第一停止位置の検出信号を送受信する第一の信号線、電源線及びGND線を有する第一の信号送受信部と、
    前記外部機器に設けられ、前記外部機器の第二停止位置の検出信号を送受信する第二の信号線、電源線及びGND線を有する第二の信号送受信部と、
    前記第一の信号送受信部及び前記第二の信号送受信部に接続され、前記外部機器を制御する制御装置を中継する外部機器の中継部材であって、
    中継部材本体に、
    前記第一の信号線が接続される第一の信号線接続部と、
    前記第二の信号線が接続される第二の信号線接続部と、
    前記第一の信号送受信部と前記第二の信号送受信部の前記電源線がそれぞれ接続される二つの電源線接続部と、
    前記第一の信号送受信部と前記第二の信号送受信部の前記GND線がそれぞれ接続される二つのGND線接続部と、
    前記第一の信号線接続部と電気的に接続された第一の信号線中継部と、
    前記第二の信号線接続部と電気的に接続された第二の信号線中継部と、
    前記二つの電源線接続部と電気的に接続された単一の電源線中継部と、
    前記二つのGND線接続部と電気的に接続された単一のGND線中継部と、
    を設けたことを特徴とする中継部材。
  6. 外部機器に設けられ、前記外部機器の第一停止位置の検出信号を送受信する電源線を含む第一の信号線とGND線とを有する第一の信号送受信部と、
    前記外部機器に設けられ、前記外部機器の第二停止位置の検出信号を送受信する電源線を含む第二の信号線とGND線とを有する第二の信号送受信部と、
    前記第一の信号送受信部及び前記第二の信号送受信部に接続され、前記外部機器を制御する制御装置を中継する外部機器の中継部材であって、
    中継部材本体に、
    前記第一の信号線が接続される第一の信号線接続部と、
    前記第二の信号線が接続される第二の信号線接続部と、
    前記第一の信号送受信部と前記第二の信号送受信部の前記GND線が接続される二つのGND線接続部と、
    前記第一の信号線接続部と電気的に接続された第一の信号線中継部と、
    前記第二の信号線接続部と電気的に接続された第二の信号線中継部と、
    前記二つのGND線接続部と電気的に接続された単一のGND線中継部と、
    を設けたことを特徴とする中継部材。
  7. 前記中継部材本体に、前記外部機器に前記中継部材本体を取付けるための取付け部を設けたことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の中継部材。
  8. 請求項5〜請求項7の何れかに記載の中継部材が設けられ、制御装置からの信号に基づいて複数個所に移動、停止する可動子を備えたことを特徴とする外部機器。
  9. 請求項1〜請求項7の何れかに記載の中継部材と接続するべく前記中継部材からの配線が接続される中継部材接続用端子台と、
    前記制御装置からの配線が接続される制御装置用中継端子台と、
    を備えたことを特徴とする中継端子台ユニット。

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