JP2008082920A - 検査ユニット群の制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】検査ユニット毎の位置調整等の便宜を図る一方で、複数の検査手段の位置の一括制御をも可能とした検査ユニット群の制御システムを提供する。
【解決手段】複数の検査ユニット(1a〜1c)に対して共通して設けられ、オペレータの操作に対応して各ユニット内の駆動機構に対する動作指示及び被検査物BTの種類を各検査ユニットに向けて出力するスイッチボックス30と、オペレータの操作に対応してカメラ3の位置調整に関する指示を出力するユニット毎のタッチパネル20と、スイッチボックス30からの指示に応答して、カメラ3が被検査物BTの種類に対応付けられた検査位置に配置されるように駆動機構の動作を制御するとともに、タッチパネル20からの指示に応答して駆動機構の動作を制御するユニット毎の個別制御装置22と、を制御システムに設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の検査ユニットのそれぞれを制御するための制御システムに関する。
工場の生産ライン等に設置される検査機として、カメラ等の検査手段と、その検査手段を被検査物に対して適正な位置に移動させるための駆動機構とをユニット化した検査機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3195759号公報
例えば飲料の充填ラインでは、飲料容器の検査等を目的として複数の検査ユニットが設けられることがある。飲料容器は種類に応じて形状、大きさ等が異なるため、容器の種類が変更されると、それに合わせて複数の検査ユニットのそれぞれで検査手段の高さを調整する必要がある。こうした手間を省くため、複数の検査ユニットのそれぞれの駆動機構を共通の制御装置と接続し、全ての駆動機構の動作を一括して制御することも従来試みられている。しかしながら、このような一括制御型の制御システムを構築した場合、検査ユニットの台数が増えるほど制御装置及びその操作盤を検査ユニットの近傍に設置することが困難となり、検査手段と被検査物との位置関係を目視しながら検査手段の位置を調整することが困難又は不可能になる。制御装置が検査ユニットから離れることにより、制御装置と駆動機構との間の配線距離が増加し、検査ユニットの追加、入れ替え等にも手間がかかるといった問題も生じる。
そこで、本発明は、検査手段の近傍に位置調整のための操作部及び制御手段を配置することを可能として、検査ユニット毎の位置調整、検査ユニットの追加、入れ替えといった諸作業の便宜を図る一方で、複数の検査手段の位置の一括制御をも可能として、検査手段の位置調整に関するオペレータの負担を軽減できる検査ユニット群の制御システムを提供することを目的とする。
本発明の制御システムは、被検査物(BT)の搬送経路に沿って複数の検査ユニット(1a〜1c)が設置され、各検査ユニットには、前記被検査物を検査する検査手段(3)と、該検査手段と前記被検査物との位置関係を調整すべく前記検査手段の位置を変化させる駆動機構(6)とが設けられた検査ユニット群の制御システムであって、前記複数の検査ユニットに対して共通して設けられ、オペレータの操作に対応して前記駆動機構に対する動作指示及び前記被検査物の種類を各検査ユニットに向けて出力する共通指示手段(30)と、前記複数の検査ユニットのそれぞれに個別に設けられ、オペレータの操作に対応して前記検査手段の位置調整に関する指示を出力する複数の個別指示手段(20)と、前記複数の検査ユニットのそれぞれに個別に設けられ、前記共通指示手段からの指示に応答して、前記検査手段が前記被検査物の種類に対応付けられた検査位置に配置されるように前記駆動機構の動作を制御するとともに、前記個別指示手段からの指示に応答して前記駆動機構の動作を制御する複数の個別制御手段(22)と、を備えることにより、上述した課題を解決する。
本発明の制御システムにおいては、オペレータが共通指示手段を操作すると、これに対応して共通指示手段から各検査ユニットに向けて動作指令及び被検査物の種類が出力される。その出力に応答して、各検査ユニットの個別制御手段は、共通指示手段から与えられた被検査物の種類に応じて予め設定された検査位置に検査手段が配置されるように駆動機構の動作を制御する。これにより、共通指示手段を操作するだけで複数の検査手段を適正な位置に移動させることができる。一方、オペレータがいずれかの検査ユニットの個別指示手段を操作すると、その検査ユニットの個別制御手段に対して検査手段の位置調整に関する指示が出力され、その出力を受けた個別制御手段が、駆動機構の動作を制御する。これにより、検査手段の位置を検査ユニット毎に個別に調整することができる。
しかも、本発明の制御システムによれば、個別指示手段及び個別制御手段が検査ユニット毎に設けられているので、検査手段の近傍で検査手段と被検査物との位置調整に適した位置、例えば検査手段と被検査物との位置関係を目視可能な位置に個別指示手段を配置することが可能であり、かつ、個別制御手段についても検査手段の近傍に配置して、駆動機構と個別制御手段との間の配線距離を短縮することができる。これにより、検査ユニット毎の位置調整、検査ユニットの追加、入れ替えといった諸作業の便宜を図ることができる。
本発明の制御システムの一形態において、前記個別指示手段は、該個別指示手段を操作するオペレータが前記検査手段と前記被検査物との位置関係を目視できる位置に設置されてもよい。この形態によれば、オペレータが検査手段と被検査物との位置関係を目視しつつ個別指示手段を操作して検査手段の位置を調整することが可能となる。
本発明の制御システムの一形態において、前記被検査物の種類と前記検査位置との対応関係を記述したデータが前記個別制御手段に記憶され、該データが前記個別指示手段の操作によって設定されてもよい。この形態によれば、被検査物の種類と検査位置との対応関係を検査ユニット毎に検査手段の近傍にて設定することが可能となる。
さらに、上記の形態において、前記共通指示手段には、前記駆動機構の動作を指示する動作指示操作部材(31)と、前記被検査物の種類を設定するための種類設定操作部材(32)とが設けられ、前記動作指示操作部材により前記駆動機構の動作が指示された場合に、前記種類設定操作部材によって設定された種類が前記動作指示とともに前記検査ユニットに向けて出力され、前記個別制御手段は、前記個別指示手段の操作によって設定された前記データに基づいて前記共通指示手段から出力された種類に対応する検査位置を特定し、その特定された検査位置に前記検査手段が移動するように前記駆動機構の動作を制御してもよい。この場合には、被検査物の種類と検査位置との対応関係については、予め個別指示手段を操作することにより、個別制御手段毎に個別に設定することができる。一方、特定の種類の被検査物を検査する場合には、共通指示手段の種類設定操作部材を操作して被検査物の種類を選択し、動作指示操作部材により駆動機構の動作を指示すればよい。
本発明の制御システムの一形態において、前記共通指示手段には、前記個別制御手段の動作制御モードを遠隔モードと手元モードとの間で切換えるモード切換え操作部材(33)が設けられ、前記モード切換え操作部材の操作に基づいて前記個別制御手段の動作制御モードが前記遠隔モード又は前記手元モードに切換えられ、前記遠隔モードが選択された状態で前記共通指示手段から前記動作指令及び前記種類が出力された場合には、前記個別制御手段が前記検査手段を前記検査位置に移動させるべく前記駆動機構の動作を制御し、前記手元モードが選択された場合には、前記個別制御手段が前記個別指示手段からの指示に基づいて前記駆動機構を制御する、ものとしてもよい。
この形態によれば、共通指示手段にてモードを選択することにより、共通指示手段からの指示に従って各検査ユニットの駆動機構を一括して動作制御するか、あるいは個別指示手段からの指示に従って検査ユニットの駆動機構を個別に動作制御するかを切換えることができる。
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
以上に説明したように、本発明の制御システムによれば、検査ユニット毎に個別指示手段及び個別制御手段を設け、個別指示手段からの位置調整に関する指示に対応して個別制御手段が駆動機構の動作を制御する一方で、複数の検査ユニットに共通して設けられた共通指示手段からの指示によっても各個別指示手段が駆動機構の動作を制御して検査手段を被検査物の種類に対応した位置に移動させるようにしたので、検査手段の近傍に個別指示手段及び個別制御手段を配置して検査ユニット毎の位置調整、検査ユニットの追加、入れ替えといった諸作業の便宜を図りつつ、複数の検査手段の位置の一括制御を可能として、検査手段の位置調整に関するオペレータの負担を軽減することができる。
図1は、本発明の一形態に係る制御システムが適用された工場等の生産ラインの一例を示している。図示の生産ラインにおいては、被検査物としての飲料壜(以下、壜と略称する。)BTを搬送する搬送装置2が設置され、その搬送装置2による壜BTの搬送経路に沿って複数の検査ユニット1a〜1c(以下、参照符号1で代表することがある。)が設置されている。検査ユニット1は壜BTの外観等を検査するためのものである。なお、検査ユニット1a〜1cは、一台の検査機の内部にその検査機の構成要素の一部としてそれぞれ組み込まれてもよいし、複数の検査機のそれぞれに分けて設置されてもよい。
図2は検査ユニット1の一例を示している。検査ユニット1は、壜BTの外観を撮影する検査手段としてのカメラ3と、搬送装置2を挟んでカメラ3と対向するように配置されて壜BTを照明するライト4と、カメラ3及びライト4を吊り下げた状態で支持する支持部材5と、支持部材5を昇降させる駆動機構6と、駆動機構6を支持するフレーム7とを備えている。
駆動機構6は、壜BTの種類(以下、壜種と呼ぶことがある。)に応じてカメラ3を適切な高さに移動させるために設けられたものであり、支持部材5に固定されたねじ軸10a及びそのねじ軸10aと噛み合った状態でフレーム7に回転自在に装着されたナット10bを備えた送りねじ機構10と、支持部材5を上下方向に案内する複数の直線案内軸受11と、ナット10bを回転駆動する動力源としての電動モータ12と、ねじ軸10aの回転量を検出するセンサ13とを備えている。モータ12にてナット10bを回転駆動すると、ねじ軸10aが軸線方向に移動し、それに伴って支持部材5が直線案内軸受11に案内されつつ上下方向に移動する。これにより、壜BTに対するカメラ3の位置が上下方向に変化する。センサ13には、一例としてモータ12の回転量に対応した信号を出力するロータリーエンコーダを使用することができる。支持部材5が上下方向において所定の位置(高さ)にあるときを基準として、センサ13が検出した回転量をモータ12の回転方向に応じて加算又は減算することにより、壜BTに対するカメラ3の位置を検出することができる。
検査ユニット1には、オペレータの操作に対応した信号を出力するタッチパネル20と、検査ユニット1の設定条件等を表示する表示装置21と、タッチパネル20及びセンサ13のそれぞれからの出力信号に基づいて駆動機構6の動作を制御する個別制御装置22とが設けられている。これらのタッチパネル20、表示装置21及び個別制御装置22は検査ユニット1に1:1に対応付けて設けられる(図1参照)。タッチパネル20には、カメラ3の上方又は下方への移動を指示するための位置調整指示部(不図示)が設けられる。オペレータがその位置調整指示部を操作すると、タッチパネル20からは、カメラ3の位置調整に関する指示として、モータ12の動作及びその動作の方向を指示する信号が個別制御装置22に出力される。タッチパネル20は、これを操作するオペレータが壜BTとカメラ3との位置関係を目視できる位置に設置され、表示装置21はそのタッチパネル20を操作するオペレータが目視できる位置に設置される。
図1に示すように、各個別制御装置22は、シーケンサ23とリレー24とを備えている。シーケンサ23は、マイクロプロセッシングユニットを備えたコンピュータユニットの一種であり、記憶装置に記憶されたプログラムに従ってモータ12をシーケンス制御する専用コントローラとして構成されている。リレー24は、不図示の電源とモータ12との間に介装され、シーケンサ23からの指示に基づいてモータ12への電力供給を制御する。
シーケンサ23には、上述したセンサ13及びタッチパネル20の他に、スイッチボックス30が接続されている。スイッチボックス30には、スタートスイッチ31と、壜種選択スイッチ32と、モード切換えスイッチ33とが設けられている。スタートスイッチ31は各検査ユニット1に対してカメラ3の高さ調整を指示するために操作され、壜種選択スイッチ32は壜種を選択するために操作され、モード切換えスイッチ33はシーケンサ23の動作制御モードを切換えるために操作される。シーケンサ23の動作制御モードとしては、遠隔モード及び手元モードの2種類が存在する。遠隔モードではスイッチボックス30からの指示に従って各シーケンサ23がカメラ3の高さを制御し、手元モードでは各シーケンサ23が対応するタッチパネル20からの指示に従ってカメラ3の高さを制御する。なお、シーケンサ23によるカメラ3の高さ制御はいずれの場合でもセンサ13の検出信号を利用したフィードバック制御である。
スイッチボックス30は、これらのスイッチ31〜33の操作状態に基づく信号をシーケンサ23に出力し、シーケンサ23はスイッチボックス30から与えられた信号に応じてモータ12の動作を制御する。スイッチボックス30の設置場所は適宜でよい。例えば検査ユニット1a〜1cが同一の検査機内に組み込まれる場合には、その検査機の全体の動作を制御するための操作盤上にスイッチボックス30が設置されてもよい。検査ユニット1a〜1cが複数の検査機に分けて設けられる場合には、各検査機から離れた工場の集中管理室等にスイッチボックス30が設置されてもよい。
次に、シーケンサ23によるモータ12の制御を説明する。図3はスイッチボックス30における処理とシーケンサ23における処理とを示すフローチャートである。スイッチボックス30では、スタートスイッチ31、壜種選択スイッチ32及びモード切換えスイッチ33がそれぞれ操作されたか否かが繰り返し判断される(ステップS1〜S3)。スタートスイッチ31が操作されると、その操作に対応してスタート指令及び検査対象の壜種を指定する情報(以下、壜種情報と呼ぶ。)が各シーケンサ23に送信される(ステップS4)。壜種選択スイッチ32が操作された場合には検査対象の壜種情報が壜種選択スイッチ32によって選択された壜種に対応した内容に設定される(ステップS5)。ここで設定された壜種情報はスイッチボックス30の内部に保持され、スタートスイッチ31の操作に応じてシーケンサ23に送信される(上述したステップS4参照)。モード切換えスイッチ33が操作された場合には、そのスイッチ33で選択された遠隔モード又は手元モードへの切換えを指示する信号がシーケンサ23に出力される(ステップS6)。
一方、シーケンサ23では、スイッチボックス30からモード切換えを指示する信号が出力されたか否かが判断され(ステップS11)、出力されていないときは現在の動作制御モードが遠隔モードか否か判断される(ステップS12)。遠隔モードであればスイッチボックス30からスタート指令が与えられたか否か判断される(ステップS13)。スタート指令が与えられている場合には、その指令に併せて送られる壜種情報によって検査対象の壜種が特定され、その特定された壜種に対応した高さにカメラ3が移動するように、駆動機構6のモータ12の動作が制御される(ステップS14)。その後にステップS11へ戻る。壜種とカメラ3の高さ、すなわち検査位置との対応関係はシーケンサ23の内部に予めデータとして与えられている。また、スイッチボックス30から送られた壜種情報に対応する壜種は、新たな壜種がスイッチボックス30から指定されない限りシーケンサ23の内部に現在の壜種として保持される。
ステップS13でスタート指令が与えられていない場合はステップS14がスキップされてステップS11へ処理が戻る。ステップS11でスイッチボックス30からモード切換えを指示する信号が出力された場合は、現在の、シーケンサ23の動作制御モードが遠隔モードと手元モードとの間で切換えられる。すなわち、遠隔モードのときは手元モードへと変更され、手元モードのときは遠隔モードへと変更される(ステップS15)。ステップS12で遠隔モードではない、つまり現在の動作制御モードが手元モードである場合には、同一ユニット1のタッチパネル20からカメラ3の高さ調整を指示する信号が出力されたか否か判断され(ステップS16)、出力されていればその信号に対応してカメラ3が上方又は下方に移動するようにモータ12の動作が制御される(ステップS17)。
なお、壜種とカメラ3の検査位置との対応関係は、シーケンサ23の動作制御モードを手元モードに切換えて、タッチパネル20から入力することにより設定することができる。ステップS17で調整された後のカメラ3の高さを、シーケンサ23の内部に保持されている現在の壜種に対応するカメラ3の高さとして記憶してもよい。つまり、シーケンサ23の内部に保持されている壜種とカメラ3の高さとの対応関係を記述したデータを、ステップS17による高さ調整結果に応じて更新してもよい。
以上の形態によれば、スイッチボックス30の壜種選択スイッチ32にて検査対象の壜種を指定してスタートスイッチ31を操作すると、スイッチボックス30から各シーケンサ23にスタート指令及び壜種情報が与えられる。これを受けて、各シーケンサ23は、カメラ3が検査対象の壜種に対応した検査位置へ移動するようにモータ12を動作させる。これにより、スイッチボックス30の操作だけで、全ての検査ユニット1a〜1cのカメラ3を検査対象の壜BTの検査に適した検査位置に一斉に移動する。一方、スイッチボックス30のモード切換えスイッチ33を操作してシーケンサ23を手元モードに切換えた状態で、いずれかの検査ユニット1のタッチパネル20を操作すれば、そのタッチパネル20に対応するカメラ3の高さのみを調整することができる。これにより、例えば遠隔モードで設定されたカメラ3の高さが壜BTに適していない場合、検査ユニット1毎にカメラ3の高さを個別に調整することができる。オペレータは、壜BTとカメラ3との位置関係を目視しながらタッチパネル20を操作できるので調整を容易に行うことができる。調整後のカメラ3の高さを壜種と対応付けてシーケンサ23内に保持した場合には、その後の遠隔モードでは調整後の位置にカメラ3が移動するので、手元モードによる調整を何度も繰り返す必要がない。
タッチパネル20及び個別制御装置22が検査ユニット1毎に分けて設けられているので、それらを検査ユニット1の近傍に配置して検査ユニット1と一体化することができる。これにより、個別制御装置22と駆動機構6との間の配線距離を短縮することができる。これにより、リレー24とモータ12との間の電源線、あるいはセンサ13とシーケンサ23との配線を短縮し、それらの引き回しを容易に行えるようになる。従って、検査ユニット1の追加、入れ替えと言った作業も容易に行える。
上述した形態では、スイッチボックス30が共通指示手段に、タッチパネル20が個別指示手段に、個別制御装置22が個別制御手段にそれぞれ相当する。また、スイッチボックス30のスタートスイッチ31が動作指示操作部材に、壜種選択スイッチ32が種類設定操作部材に、モード切換えスイッチ33がモード切換え操作部材にそれぞれ相当する。
本発明は上述した形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。例えば、共通指示手段はスイッチボックスに限らず、シーケンサあるいはパーソナルコンピュータといったコンピュータユニットの機能を利用して実現されてもよい。個別制御手段についても、シーケンサとリレーとの組み合わせに限らず適宜に変更可能である。被検査物は飲料壜に限らず、各種の物品を被検査物としてよい。検査手段はカメラに限らず、光電センサ等の各種の手段を検査手段として利用してもよい。検査手段の位置調整は高さ方向に限らず、様々な方向を対象としてよい。駆動機構もねじ機構を利用したものに限らず、回転運動、直線運動等を単独又は組み合わせて検査手段の位置を変更するものであれば置換可能である。
本発明の一形態に係る制御システムが適用された工場等の生産ラインの一例を示す平面図。 検査ユニットの正面図。 制御システムにおける処理を示すフローチャート。
符号の説明
1a、1b、1c 検査ユニット
2 搬送装置
3 カメラ(検査手段)
6 駆動機構
20 タッチパネル(個別指示手段)
21 表示装置
22 個別制御装置(個別制御手段)
30 スイッチボックス(共通指示手段)
31 スタートスイッチ(動作指示操作部材)
32 壜種選択スイッチ(種類設定操作部材)
33 モード切換えスイッチ(モード切換え操作部材)
BT 飲料壜(被検査物)

Claims (5)

  1. 被検査物の搬送経路に沿って複数の検査ユニットが設置され、各検査ユニットには、前記被検査物を検査する検査手段と、該検査手段と前記被検査物との位置関係を調整すべく前記検査手段の位置を変化させる駆動機構とが設けられた検査ユニット群の制御システムであって、
    前記複数の検査ユニットに対して共通して設けられ、オペレータの操作に対応して前記駆動機構に対する動作指示及び前記被検査物の種類を各検査ユニットに向けて出力する共通指示手段と、
    前記複数の検査ユニットのそれぞれに個別に設けられ、オペレータの操作に対応して前記検査手段の位置調整に関する指示を出力する複数の個別指示手段と、
    前記複数の検査ユニットのそれぞれに個別に設けられ、前記共通指示手段からの指示に応答して、前記検査手段が前記被検査物の種類に対応付けられた検査位置に配置されるように前記駆動機構の動作を制御するとともに、前記個別指示手段からの指示に応答して前記駆動機構の動作を制御する複数の個別制御手段と、
    を備えたことを特徴とする検査ユニット群の制御システム。
  2. 前記個別指示手段は、該個別指示手段を操作するオペレータが前記検査手段と前記被検査物との位置関係を目視できる位置に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記被検査物の種類と前記検査位置との対応関係を記述したデータが前記個別制御手段に記憶され、該データが前記個別指示手段の操作によって設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御システム。
  4. 前記共通指示手段には、前記駆動機構の動作を指示する動作指示操作部材と、前記被検査物の種類を設定するための種類設定操作部材とが設けられ、前記動作指示操作部材により前記駆動機構の動作が指示された場合に、前記種類設定操作部材によって設定された種類が前記動作指示とともに前記検査ユニットに向けて出力され、
    前記個別制御手段は、前記個別指示手段の操作によって設定された前記データに基づいて前記共通指示手段から出力された種類に対応する検査位置を特定し、その特定された検査位置に前記検査手段が移動するように前記駆動機構の動作を制御する、ことを特徴とする請求項3に記載の制御システム。
  5. 前記共通指示手段には、前記個別制御手段の動作制御モードを遠隔モードと手元モードとの間で切換えるモード切換え操作部材が設けられ、前記モード切換え操作部材の操作に基づいて前記個別制御手段の動作制御モードが前記遠隔モード又は前記手元モードに切換えられ、前記遠隔モードが選択された状態で前記共通指示手段から前記動作指令及び前記種類が出力された場合には、前記個別制御手段が前記検査手段を前記検査位置に移動させるべく前記駆動機構の動作を制御し、前記手元モードが選択された場合には、前記個別制御手段が前記個別指示手段からの指示に基づいて前記駆動機構を制御する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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