JP7188407B2 - 工作機械と工作機械の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、工作機械と工作機械の制御方法に関する。
工作機械は搬送装置を備える。搬送装置は工作機械が加工する被削材を搬送可能である。工作機械は教示装置を外部接続することによって、該教示装置で受け付けた動作指示に基づき搬送装置の動作を制御する。教示装置を使用する作業として、例えば、教示作業、ジョグ操作、プログラミング、各種パラメータ変更、入出力データの確認等がある。特許文献1に記載の機器システムは複数の機器と教示装置を備える。複数の機器は機器毎に独立した動作プログラムで動作する。教示装置は複数の機器から選択する機器に接続し、該機器を動作する為に必要な動作プログラムを特定し、機器に対応して個性化する。
特開2017-13153号公報
工作機械を複数台配置した状態において、教示装置の運用として、使用者によっては全ての搬送装置に教示装置を設置しない場合もある。その場合、使用者は一台の教示装置を持ち運び、搬送装置一台一台に接続し、前述の作業を行う必要がある。使用者は並行して作業できないので作業効率の低下、接続待ちの非効率な時間が発生する場合がある。
本発明の目的は、教示装置が無くても、操作部を用いて教示装置と同様に搬送装置の動作指示を入力できる工作機械と工作機械の制御方法を提供することである。
請求項1の工作機械は、被削材を切削加工する機械と、前記機械の動作指示を入力可能な操作部と、前記被削材を搬送可能な搬送装置とを備え、教示装置を外部接続することによって、前記教示装置で受け付けた前記搬送装置の動作指示に基づき、前記搬送装置の動作を制御可能な工作機械において、前記教示装置で入力可能な前記搬送装置の動作指示を、前記操作部で入力可能とする特殊モードを設定可能なモード設定部と、前記モード設定部が前記特殊モードを設定した場合、前記搬送装置の動作指示の入力を前記操作部で受け付ける入力受付部と、前記入力受付部が受け付けた前記入力に基づき、前記搬送装置の動作を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。工作機械は、教示装置が無い状態であっても、特殊モードを設定することにより、操作部において、教示装置と同様に、搬送装置の動作指示を入力できる。故に使用者は、工作機械を複数台並行して効率よく作業できる。使用者は特殊モードを用いて操作部で搬送装置の動作指示を入力することで、教示装置の接続に要する時間を省略できるので作業を効率的に行える。
請求項2の工作機械の前記操作部は、情報の入力と表示が可能なタッチパネルを備え、前記教示装置と同一の表示構成のデータである表示データを記憶する記憶部と、 前記モード設定部が前記特殊モードを設定した場合、前記記憶部に記憶する前記表示データを前記タッチパネルに表示する教示装置表示制御部とを備え、前記入力受付部は、前記表示制御部により前記タッチパネルに表示した前記表示データにおけるタッチ操作に基づき、前記搬送装置の動作指示の入力を受け付けてもよい。工作機械は、操作部のタッチパネルに、教示装置と同一の表示構成の表示データを表示するので、タッチ操作を行う際に、教示装置使用時と操作感覚にズレを生じない。
請求項3の工作機械の制御方法は、被削材を切削加工する機械と、前記機械の動作指示を入力可能な操作部と、前記被削材を搬送可能な搬送装置とを備え、教示装置を外部接続することによって、前記教示装置で受け付けた前記搬送装置の動作指示に基づき、前記搬送装置の動作を制御可能な工作機械の制御方法において、前記教示装置で入力可能な前記搬送装置の動作指示を、前記操作部で入力可能とする特殊モードを設定可能なモード設定ステップと、前記モード設定ステップにて前記特殊モードを設定した場合、前記搬送装置の動作指示の入力を前記操作部で受け付ける入力受付ステップと、前記入力受付ステップで受け付けた前記入力に基づき、前記搬送装置の動作を制御する制御ステップとを備えたことを特徴とする。工作機械は上記各ステップを行うことで、請求項1に記載の効果を得ることができる。
工作機械1と教示装置の斜視図。 操作盤7の正面図。 教示装置8の正面図。 工作機械1の電気的構成を示すブロック図。 サポート制御処理の流れ図。 タッチパネル71に表示したモード選択画面170を示す図。 タッチパネル71に表示した表示データ180を示す図。
本発明の実施形態を説明する。以下説明は図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。図1に示す工作機械1の左右方向、前後方向、上下方向は、夫々、工作機械1のX軸方向、Y軸方向、Z軸方向である。
図1,図2を参照し工作機械1の構造を説明する。図1に示す工作機械1は主軸(図示略)がZ軸方向に延びる縦型工作機械である。工作機械1は、基台2、機械部3、カバー5、搬送装置10を備える。基台2は工作機械1の下部に設ける。機械部3は基台2上部に設け、工具を装着した主軸を回転し、工作台(図示略)上に固定した被削材の切削加工を行う。工作台は基台2上部に設ける。カバー5は基台2上部に設け、機械部3周囲を取り囲み、切粉と切削液の周囲への飛散を防止する。カバー5は前面中央に開口部(図示略)と扉4を備える。扉4は左右方向に移動し、開口部を開閉する。カバー5は扉4の右側に操作盤7を備える。
図2に示すように、操作盤7は正面視縦長矩形状である。操作盤7は、前面上半分にタッチパネル71、前面下半分に操作部72を備える。タッチパネル71は正面視縦長矩形状であり、各種画面を表示可能で、且つ画面上の表示を押すことで各種情報を入力可能な入力装置である。操作部72は、設定キー721、軸移動キー722、文字キー723、テンキー724、カーソルキー725、スイッチ群726、非常停止ボタン727等を備える。スイッチ群726は、各種切替スイッチを備える。非常停止ボタン727は、工作機械1の動作を強制停止する。操作盤7は、タッチパネル71と操作部72で工作機械1の各種動作指示の入力を受け付ける。
図1に示すように、カバー5は右側壁51に、開口部511、壁部512、扉6を備える。開口部511は、右側壁51の中央よりも前側に設け略矩形状に形成する。壁部512は開口部511の周囲に設ける。扉6は、壁部512の内面に沿ってY軸方向に滑動自在に設け開口部511を開閉する。搬送装置10は、基台2の右側面に設ける。搬送装置10は、後述の数値制御部60からの制御信号に基づき、被削材の搬送と扉6の開閉を行う。搬送装置10の具体的構成は後述する。カバー5は背面に制御箱9を備える。制御箱9は数値制御部60(図4参照)を格納する。数値制御部60は工作機械1の動作を統括制御する。
搬送装置10の構成を説明する。搬送装置10は、移動部11、腕装置12、移動機構14等を備える。移動部11は移動機構14でY軸方向に滑動する。腕装置12は移動部11上部に設け、X軸方向とZ軸方向に伸縮可能で、且つ被削材を把持可能である。故に腕装置12は扉6を開いた状態で、カバー5内の工作台上に保持する被削材の交換を行える。
移動機構14は基台2の右側面に設け、枠体部15、移動モータ16(図4参照)、ボール螺子17、一対の走行軸18A,18B、蛇腹カバー19等を備える。枠体部15は基台2の右側面に固定する。移動モータ16は枠体部15の後部から後方に突出するように固定する。移動モータ16の出力軸は枠体部15内を前方に突出する。ボール螺子17は、枠体部15内にてY軸方向に延びるように配置し、回転可能に支持する。ボール螺子17は移動モータ16の出力軸と同軸上に連結する。
走行軸18A,18Bは、枠体部15の内側にてボール螺子17を上下方向から挟むように、且つY軸方向に延びるように互いに平行に設ける。走行軸18A,18Bは、移動部11をY軸方向に案内可能に支持する。以下説明は、走行軸18A,18Bを総称する場合、走行軸18と呼ぶ。移動部11はボール螺子17に取り付ける。蛇腹カバー19は、枠体部15の開口する右側を覆い、且つY軸方向に伸縮可能に枠体部15に固定する。蛇腹カバー19の後端部は移動部11の前側部に固定する。蛇腹カバー19と同じものを移動部11の後部にも設ける。蛇腹カバー19は移動部11のY軸方向への移動に従い伸縮する。故に移動機構14は枠体部15内に切粉等が侵入するのを防止できる。移動モータ16が駆動すると、ボール螺子17は回転する。ボール螺子17の回転に伴い、移動部11はY軸方向に移動するので、腕装置12はY軸方向に移動する。
腕装置12は、本体部121と腕部122を備える。本体部121は移動部11上部に立設し、上下方向に長い略直方体状に形成する。本体部121は前面上部に第一関節部41を備える。第一関節部41は、Y軸方向に延びる軸心を中心に、腕部122の後述する第一腕21を回転可能に支持する。本体部121は内部に腕用モータ91(図4参照)を格納する。腕用モータ91は第一腕21を回転駆動する。本体部121は上面部に連結機構30を備える。連結機構30は連結棒(図示略)を備える。連結棒は左右方向に延びる。連結棒は連結用エアシリンダ31(図4参照)を駆動源とし、カバー5側である左方向に対し進退可能に駆動する。連結棒は、扉6の外面の前端部に設けた連結穴(図示略)に挿入して係合可能である。連結棒が連結穴に挿入して係合すると、腕装置12は連結棒を介して扉6と一体化する。故に扉6は、腕装置12と一体してY軸方向に移動することで、右側壁51の開口部511を開閉できる。
腕部122は、第一腕21と第二腕22を折り畳み可能に備える。本体部121の第一関節部41は、第一腕21の一端部を回動可能に支持する。第一腕21は他端部に第二関節部42を備える。第二関節部42は、Y軸方向に延びる軸心を中心に、第二腕22の一端部を回動可能に支持する。第二腕22は他端部に第三関節部43を備える。第三関節部43は、Y軸方向に延びる軸心を中心に、二つの把持部(図示略)を回動可能に支持する。二つの把持部は、第三関節部43の軸心を中心とする周方向に90°離間する位置に夫々支持する。各把持部は被削材を把持可能である。
第一腕21は内部に腕用モータ92(図4参照)を格納する。腕用モータ92は第二関節部42のギア(図示略)を介して第二腕22を駆動する。第二腕22は内部に腕用モータ93(図4参照)を格納する。腕用モータ93は第三関節部43のギアを介して二つの把持部を回転駆動する。二つの把持部は把持用エアシリンダ45(図4参照)を夫々備える。把持用エアシリンダ45は、対応する把持部の被削材の把持動作を行う為の駆動源である。
工作機械1は操作盤7の下側に外部接続部75を備える。教示装置8は、ケーブル55を介して外部接続部75に接続可能である。使用者は教示装置8又は工作機械1の操作盤7で搬送装置10の各種作業を行える。各種作業とは、例えば、教示作業、ジョグ操作、プログラミング、各種パラメータの設定又は変更、入出力データの確認等である。使用者は教示装置8を持ち運びながら操作できる。教示作業とは、搬送装置10の動作を記憶する作業である。なお、操作盤7を用いた搬送装置10の各種作業については後述する。
図3を参照し、教示装置8の構成を説明する。教示装置8は、平面視横長略矩形状である。教示装置8は、タッチパネル81、キー操作部82、切替スイッチ83、非常停止ボタン84等を備える。タッチパネル81は教示装置8の上面略中央部に設け、平面視横長略矩形状である。タッチパネル81は各種画面を表示可能で、且つ画面上の表示にタッチ操作することで各種情報を入力可能な入力装置である。なお、タッチ操作とは、画面上の表示を「押す」又は「触れる」の両方を含む概念である。キー操作部82は、教示装置8の上面右側に設ける。キー操作部82は、複数の+キー85と-キー86を備える。切替スイッチ83は、教示装置8の上面右上に設ける。切替スイッチ83は、搬送装置10の操作権を取得又は解放するスイッチである。操作権を取得した場合、上記の各種作業が可能になる。非常停止ボタン84は、教示装置8の上面左上に設ける。非常停止ボタン84は、搬送装置10の動作を強制停止する。
図4を参照し、工作機械1の電気的構成を説明する。工作機械1は、数値制御部60、機械部3、搬送装置10、操作盤7等を備える。数値制御部60は、CPU61、ROM62、RAM63、記憶装置64、入出力部67等を備える。CPU61は、工作機械1の動作を統括制御する。ROM62は、サポート制御プログラム等の各種プログラム等を記憶する。サポート制御プログラムは、後述するサポート制御処理(図5参照)を実行する。RAM63は各種情報を一時的に記憶する。記憶装置64は不揮発性であり、後述の表示データ180を含む各種情報を記憶する。入出力部67は、外部装置とのデータの入出力を行う。入出力部67には、機械部3、搬送装置10、操作盤7、外部接続部75等が接続する。
搬送装置10は、搬送制御部101を備える。搬送制御部101は、数値制御部60のCPU61からの制御信号に基づき、搬送装置10の動作を制御する。搬送制御部101は、移動モータ16、エンコーダ16A、腕用モータ91~93、エンコーダ91A~93A、連結用エアシリンダ31、把持用エアシリンダ45等と夫々接続する。エンコーダ16Aは、移動モータ16の回転位置を検出し、該検出信号を搬送制御部101に出力する。エンコーダ91Aは腕用モータ91の回転位置を検出し、該検出信号を搬送制御部101に出力する。エンコーダ92Aは腕用モータ92の回転位置を検出し、該検出信号を搬送制御部101に出力する。エンコーダ93Aは腕用モータ93の回転位置を検出し、該検出信号を搬送制御部101に出力する。移動モータ16、腕用モータ91~93、連結用エアシリンダ31、把持用エアシリンダ45は、搬送制御部101からの制御信号に基づき駆動する。
外部接続部75は、ケーブル55を介して教示装置8と接続可能である。CPU61は、教示装置8で受け付けた動作指示の入力情報を外部接続部75と入出力部67を介して受信する。CPU61は受信した各種入力情報に基づき、搬送制御部101に制御信号を送信する。搬送制御部101はCPU61から受信した制御信号に基づき、搬送装置10の動作を制御する。
図5~図7を参照し、サポート制御処理を説明する。例えば3台の工作機械1を設置する工場において、3台の工作機械1に対して1つの教示装置8しか持たない場合を想定する。3台全ての工作機械1の夫々に対して、搬送装置10の教示作業を行う場合、1つの教示装置8で3台の工作機械1に順次接続して作業を行うと時間がかかる。本実施形態では、例えば3名の使用者が3台の工作機械1の操作盤7を用いて搬送装置10の教示作業を並行して行える。
各工作機械1において、操作盤7を用いて搬送装置10の教示作業を行う場合、使用者は操作盤7の操作部72でサポートアプリを選択する操作を行う。サポートアプリは、使用者の作業を支援する為のアプリケーションソフトである。CPU61は操作盤7においてサポートアプリの選択操作を受け付けると、ROM62からサポート制御プログラムを読み出し、本処理を実行する。
図6に示すように、操作盤7のタッチパネル71は、上から順に、表示領域171~173を備える。表示領域171はモード選択画面170上部において左右方向に延びる細長い矩形領域であり、各種情報を表示可能である。表示領域172はモード選択画面170中央部に設けたメインの矩形領域であり、各種情報を表示可能である。表示領域173はモード選択画面170下部において左右方向に延びる細長い矩形領域であり、各種情報を表示可能である。通常、CPU61は表示領域172にメインの操作画面(図示略)を表示する。
CPU61は表示領域172にモード選択画面170を表示する(S11)。モード選択画面170は、使用者を支援する為の各種モードを選択可能である。モード選択画面170は、例えば11個のモード選択ボタン7A~7Kを上下左右方向に整列して表示する。モード選択ボタン7A~7Kは使用者のタッチ操作で選択可能である。
ボタン7Aは、加工パラメータを調整するモードを受け付ける。加工パラメータは、機械部3による切削加工に必要なパラメータである。ボタン7Bは、工具交換可能な工具を設定するモードを受け付ける。ボタン7Cは、工具寿命を表示するモードを受け付ける。ボタン7Dは、工作機械1の消費電力を表示するモードを受け付ける。ボタン7Eは、設定期間内の生産実績を表示するモードを受け付ける。ボタン7Fは、PLCの設定画面を表示するモードを受け付ける。ボタン7Gは、トルク波形を線形表示するモードを受け付ける。トルク波形は機械部3の主軸モータ(図示略)のトルク波形である。ボタン7Hは、エラー状態からの復帰を支援するモードを受け付ける。ボタン7Iは、ホーム画面を編集するモードを受け付ける。ボタン7Jは、使用者が構成したカスタム画面を表示するモードを受け付ける。ボタン7Kは、教示装置モードを受け付ける。教示装置モードは、教示装置8で行える各種作業を操作盤7で行うモードである。
CPU61はボタン7A~7Kの何れかの選択が有るか判断する(S12)。ボタン7A~7Kの何れかの選択が無い場合(S12:NO)、CPU61は操作盤7においてサポートアプリ終了の操作が有るか判断する(S13)。サポートアプリ終了の操作は、操作盤7に設けたホームキー(図示略)の押下で行う。サポートアプリ終了の操作が有った場合(S13:YES)、CPU61は本処理を終了する。サポートアプリ終了の操作が無い場合(S13:NO)、CPU61はS12に戻り、ボタン7A~7Kの選択を監視する。
ボタン7A~7Kの何れかの選択が有った場合(S12:YES)、CPU61は使用者がボタン7Kを選択したか判断する(S14)。ボタン7Kの選択の有無の判断は、タッチパネル71がボタン7Kのタッチ操作を検出したか否かで行う。ボタン7Kを選択した場合(S14:YES)、CPU61は教示装置モードを設定する(S15)。CPU61は、教示装置8の表示データ180を記憶装置64から読み込み(S16)、表示領域172に表示する(S17)。
図7に示すように、表示データ180は、図3に示す教示装置8のタッチパネル81、キー操作部82、切替スイッチ83のレイアウトを模した教示装置8と略同一の表示構成の画像データである。表示データ180は、パネル部181、キー操作部182、切替スイッチ部183を備える。パネル部181は、教示装置8のタッチパネル81に対応する。パネル部181は、タッチパネル81に表示する各種画面と同一画面を表示する。キー操作部182は、教示装置8のキー操作部82に対応し、複数の+キー部185と-キー部186を備える。+キー部185は教示装置8の+キー85に対応し、-キー部186は教示装置8の-キー86に対応する。切替スイッチ部183は、教示装置8の切替スイッチ83に対応する。パネル部181、キー操作部182、切替スイッチ部183は、何れも操作盤7のタッチパネル71上に表示するので、画面上の表示にタッチ操作することで、タッチパネル71は各種操作を受け付ける。
CPU61は、タッチパネル71上で操作を受け付けたか判断する(S18)。操作を受け付けていない場合(S18:NO)、CPU61は操作盤7においてサポートアプリ終了の操作が有るか判断する(S20)。サポートアプリ終了の操作が有るまで(S20:NO)、CPU61はS18に戻り、操作を受け付けたか監視する。例えば、表示領域172上の表示データ180において、パネル部181、キー操作部182、切替スイッチ部183の何れかの操作を受け付けた場合(S18:YES)、CPU61は受け付けた操作に対応する制御信号を搬送装置10に送信し、搬送装置10において受け付けた操作を実行する(S19)。搬送装置10の搬送制御部101は、CPU61から出力する制御信号に基づき動作する。例えばパネル部181において搬送装置10の教示作業を受け付けた場合、CPU61は搬送装置10の教示作業を実行する。なお、切替スイッチ部183の操作は、例えばタッチ操作を繰り返すことによって切替可能としてもよい。サポートアプリ終了の操作が有った場合(S20:YES)、CPU61は本処理を終了する。
一方、ボタン7K以外のボタンを選択した場合(S14:NO)、CPU61は選択したボタンに対応するモードを設定する(S21)。CPU61は選択したボタンに対応するモードの表示データを記憶装置64から読み込み(S22)、表示領域172に表示する(S23)。CPU61はタッチパネル71上で操作を受け付けたか判断する(S24)。操作を受け付けていない場合(S24:NO)、CPU61は操作盤7においてサポートアプリ終了の操作が有るか判断する(S26)。サポートアプリ終了の操作が有るまで(S26:NO)、CPU61はS24に戻り、操作を受け付けたか監視する。操作を受け付けた場合(S24:YES)、CPU61は受け付けた操作を実行する(S25)。サポートアプリ終了の操作が有った場合(S26:YES)、CPU61は本処理を終了する。
上記のように、上記工場内においては、3名の使用者が3台の工作機械1の操作盤7を用いて搬送装置10の教示作業を並行して行えるので、一つの教示装置8を用いて行う方法に比べて短時間で作業ができる。記憶装置64は教示装置8の表示データ180を記憶するので、教示装置8のように接続に時間を要することが無く、非効率な時間を削減できる。表示データ180は教示装置8と同様のユーザインタフェース(UI)なので、操作感覚にズレが生じない。工作機械1は、教示装置8が無くても搬送装置10について教示作業等の各種作業が可能である。
以上説明したように、本実施形態の工作機械1は、機械部3、操作盤7、搬送装置10を備える。機械部3は被削材を切削加工する。操作盤7は、機械部3の動作指示を入力可能である。搬送装置10は、被削材を搬送可能である。工作機械1の数値制御部60は、教示装置8を外部接続することによって、教示装置8で受け付けた搬送装置10の動作指示に基づき、搬送装置10の動作を制御可能である。工作機械1の数値制御部60のCPU61は、教示装置8で入力可能な搬送装置10の動作指示を、操作盤7で入力可能とする教示装置モードを設定可能である。CPU61は、教示装置モードを設定した場合、搬送装置10の動作指示の入力を操作盤7で受け付ける。故に工作機械1は操作盤7において、教示装置8と同様に、搬送装置10の動作指示を入力できる。故に使用者は、工作機械1を複数台並行して効率よく作業できる。使用者は教示装置モードを用いて操作盤7で搬送装置10の動作指示を入力することで、教示装置8の接続に要する時間を省略できるので作業を効率的に行える。
操作盤7は、情報の入力と表示が可能なタッチパネル71を備える。工作機械1は記憶装置64を備える。記憶装置64は、教示装置8と同一の表示構成のデータである表示データ180を記憶する。CPU61は、教示装置モードを設定した場合、記憶装置64に記憶する表示データ180を読み込んでタッチパネル71に表示する。CPU61はタッチパネル71に表示した表示データ180におけるタッチ操作に基づき、搬送装置10の動作指示の入力を受け付ける。故に、使用者がタッチ操作を行う際に、教示装置8使用時と操作感覚にズレを生じない。
上記説明において、操作盤7は本発明の操作部の一例である。記憶装置64は本発明の記憶部の一例である。図5に示すサポート制御処理において、S15の処理を実行するCPU61は本発明のモード設定部の一例である。教示装置モードは本発明の特殊モードの一例である。S18の処理を実行するCPU61は本発明の入力受付部の一例である。S19の処理を実行するCPU61は本発明の制御部の一例である。S17の処理を実行するCPU61は本発明の表示制御部の一例である。
本発明は上記実施形態に限らず各種変形が可能である。図5に示すサポート制御処理において、CPU61は教示装置モードを設定した場合(S15)、教示装置8と同一の表示構成のデータである表示データ180を読み込んでタッチパネル71に表示する(S16,S17)が、タッチパネル71に表示する表示データは、教示装置8のレイアウトとは無関係であってもよい。表示データは、少なくとも教示装置8と同様の操作が行える操作画面の表示データであるのが好ましい。
教示装置8はタッチパネル81を備えるが、単なる表示部でもよい。タッチパネル81の代わりに物理的な操作部であってもよい。
工作機械1は縦型工作機械であるが、主軸が水平方向に延びる横型工作機械でもよい。
1 工作機械
3 機械部
7 操作盤
8 教示装置
10 搬送装置
60 数値制御部
61 CPU
64 記憶装置
71 タッチパネル
180 :表示データ

Claims (3)

  1. 被削材を切削加工する機械と、前記機械の動作指示を入力可能な操作部と、前記被削材を搬送可能な搬送装置とを備え、教示装置を外部接続することによって、前記教示装置で受け付けた前記搬送装置の動作指示に基づき、前記搬送装置の動作を制御可能な工作機械において、
    前記教示装置で入力可能な前記搬送装置の動作指示を、前記操作部で入力可能とする特殊モードを設定可能なモード設定部と、
    前記モード設定部が前記特殊モードを設定した場合、前記搬送装置の動作指示の入力を前記操作部で受け付ける入力受付部と、
    前記入力受付部が受け付けた前記入力に基づき、前記搬送装置の動作を制御する制御部と
    を備えたこと
    を特徴とする工作機械。
  2. 前記操作部は、情報の入力と表示が可能なタッチパネルを備え、
    前記教示装置と同一の表示構成のデータである表示データを記憶する記憶部と、
    前記モード設定部が前記特殊モードを設定した場合、前記記憶部に記憶する前記表示データを前記タッチパネルに表示する表示制御部と
    を備え、
    前記入力受付部は、前記表示制御部により前記タッチパネルに表示した前記表示データにおけるタッチ操作に基づき、前記搬送装置の動作指示の入力を受け付けること
    を特徴とする請求項1に記載の工作機械。
  3. 被削材を切削加工する機械と、前記機械の動作指示を入力可能な操作部と、前記被削材を搬送可能な搬送装置とを備え、教示装置を外部接続することによって、前記教示装置で受け付けた前記搬送装置の動作指示に基づき、前記搬送装置の動作を制御可能な工作機械の制御方法において、
    前記教示装置で入力可能な前記搬送装置の動作指示を、前記操作部で入力可能とする特殊モードを設定可能なモード設定ステップと、
    前記モード設定ステップにて前記特殊モードを設定した場合、前記搬送装置の動作指示の入力を前記操作部で受け付ける入力受付ステップと、
    前記入力受付ステップで受け付けた前記入力に基づき、前記搬送装置の動作を制御する制御ステップと
    を備えたこと
    を特徴とする工作機械の制御方法。
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