JP2008082435A - スラストころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造工程中で変形を生じにくく、剛性の高い軌道輪を有するスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受11は、複数のころ12と、複数のころ12を保持する保持器13と、円環状部材の厚み方向一方側の壁面にころ12と接触する軌道面14b,15b、円環状部材の外径面および内径面のうちの一方側に厚み方向の軌道面14b,15b側に延びる円筒形状の鍔部14c,15c、および他方側に厚み方向の軌道面14b,15b側に屈曲する屈曲部14e,15eを有する第1および第2軌道輪14,15とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、オートマチックトランスミッションやコンプレッサ等に使用されるスラストころ軸受に関するものである。
自動車のオートマチックトランスミッションやコンプレッサ等に使用されるスラストころ軸受は、例えば、実開平7−12627号公報(特許文献1)に記載されている。図7を参照して、同公報に記載されているスラストころ軸受101は、複数の針状ころ102と、針状ころ102を保持する保持器103と、複数の針状ころ102を保持器103の軸方向から挟持する一対の第1および第2軌道輪104,105とを備える。
第1軌道輪104は、厚み方向の一方側の壁面に針状ころ102と接触する第1軌道面104aと、第1軌道面104aの外縁部から軸方向に延びる外周鍔部104bと、外周鍔部104bの先端から径方向内側に突出する第1ステーキング104cとを有する。同様に第2軌道輪105は、第2軌道面105aと、第2軌道面105aの内縁部から軸方向に延びる内周鍔部105bと、内周鍔部105bの先端から径方向外側に突出する第2ステーキング105cとを有する。
上記構成のスラストころ軸受101は、第1および第2ステーキング104c,105cが保持器103の周縁部と係合するので、互いの相対回転を自在としつつ非分離に結合することができる。
なお、この第1および第2軌道輪104,105は、円環形状の平板の外縁部または内縁部を軸方向に折り曲げることにより外周鍔部104bおよび内周鍔部105bを形成する。そして、外周鍔部104bまたは内周鍔部105bの先端部分を加締めることにより第1および第2ステーキング104c,105cを形成するのが一般的である。
実開平7−12627号公報
近年、オートマチックトランスミッションやコンプレッサ等のコンパクト化が進んでおり、それに伴って、これらの機器に使用されるスラストころ軸受101の軸方向の厚み寸法削減の要望が強くなっている。スラストころ軸受の厚み寸法を削減する1つの方法としては、第1および第2軌道輪104,105の板厚を薄くすることが考えられる。
しかし、板厚を薄くすると、軌道面にソリやうねり等の変形を生じるおそれがある。特に、円環状部材の外縁部および内縁部のいずれか一方にのみ荷重を加えて鍔部を形成する工程、および熱処理工程において変形を生じやすい。これにより製品の不良品率が高まるので、結果として製品価格の上昇を招く。また、この問題は、スラストころ軸受101の直径が大きくなる程顕著になる。
そこで、この発明の目的は、製造工程中で変形を生じにくく、剛性の高い軌道輪を有するスラストころ軸受を提供することである。
この発明に係るスラストころ軸受は、複数のころと、複数のころを保持する保持器と、円環状部材の厚み方向一方側の壁面にころと接触する軌道面、円環状部材の外縁部および内縁部のうちの一方側に厚み方向の軌道面側に延びる円筒形状の鍔部、および他方側に厚み方向の軌道面側に屈曲する屈曲部を有する軌道輪とを備える。
上記構成のように、軌道輪の外縁部および内縁部の一方側に鍔部を、他方側に屈曲部を設けたことにより軌道輪の剛性が向上する。その結果、スラストころ軸受の厚み寸法を削減するために軌道輪の板厚を減じても、軌道輪の変形や破損を防止することができる。
好ましくは、屈曲部は、ころの端面に当接してころの径方向の移動を規制する。これにより、スラストころ軸受の厚み寸法を削減するために保持器の板厚を減じても、保持器の変形や破損を防止することができる。
一実施形態として、軌道輪は、円環状部材の厚み方向一方側の壁面にころと接触する第1軌道面、外縁部から第1軌道面側に延びる外周鍔部、および内縁部から第1軌道面側に屈曲する内周屈曲部を有する第1軌道輪と、円環状部材で厚み方向一方側の壁面にころと接触する第2軌道面、内縁部から第2軌道面側に延びる内周鍔部、および外縁部から第2軌道面側に屈曲する外周屈曲部を有する第2軌道輪とを含む。
この発明は、保持器と、第1および第2軌道輪とを備える三位一体のスラストころ軸受に適用することにより、軌道輪の剛性を維持しつつ、厚み寸法を削減したスラストころ軸受を得ることができる。また、この発明は、保持器と、第1および第2軌道輪のうちのいずれか一方のみを備える二位一体のスラストころ軸受に適用した場合でも、同様の効果を得ることができる。
この発明によれば、軌道輪の外縁部および内縁部の一方側に鍔部を、他方側に屈曲部を設けたことにより、軌道輪の剛性を維持しつつ、厚み寸法を削減したスラストころ軸受を得ることができる。
図1〜図5を参照して、この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受11を説明する。なお、図1はスラストころ軸受11を示す図、図2および図3は第1軌道輪14の断面図および平面図、図4および図5は第2軌道輪15の断面図および平面図である。
まず、図1を参照して、スラストころ軸受11は、複数のころ12と、複数のころ12を保持する保持器13と、複数のころ12を保持器13の厚み方向から挟持する第1および第2軌道輪14,15とを備える。
図2および図3を参照して、第1軌道輪14は、中央に貫通孔14aを有する円環形状の部材である。そして、厚み方向一方側の壁面にころ12と接触する第1軌道面14bと、円環状部材の外縁部に厚み方向の第1軌道面14b側に延びる円筒形状の外周鍔部14cと、外周鍔部14cの先端に径方向内側に突出する第1ステーキング14dと、円環状部材の内縁部に厚み方向の第1軌道面14b側に屈曲する内周屈曲部14eとを含む。
この第1軌道輪14は、例えばみがき鋼板によって形成されている。みがき鋼板は、製造時点で既に表面が平滑となっている。したがって、みがき鋼板によって形成される第1軌道輪14は、研削加工を施さなくとも平滑な第1軌道面14bを得ることができる。これにより、第1軌道輪14の製造工程から研削加工工程を省略することができると共に、ころ12のスムーズな回転を維持することができる。なお、これは、後述する第2軌道面15bについても同様である。
外周鍔部14cは、スラストころ軸受11を組み立てた際に、保持器13の外径面のさらに外側に位置する。また、第2軌道面15との接触を避けるために、外周鍔部14cの第1軌道面14bからの突出高さは、ころ12の直径より僅かに小さく設定されている。
第1ステーキング14dは、外周鍔部14cの円周方向の4箇所に等間隔で設けられている。この第1ステーキング14dは、保持器13の外縁部に係合して保持器13が第1軌道輪14から分離するのを防止する。
なお、4つの第1ステーキング14dの先端を通る円をOとすると、第1ステーキング14dの突出量は、円Oの直径が保持器13の外径寸法より小さくなるように調整されている。したがって、保持器13の第1軌道輪14への組み込みは、保持器13の外縁部および外周鍔部14cを弾性変形させた状態で行う。
内周屈曲部14eは、第1軌道輪14の内縁部から外周鍔部14dと同一方向に屈曲している。なお、内周屈曲部14eの突出高さは、保持器13のスムーズな回転を阻害しない範囲に設定されている。このような内周屈曲部14eを設けることにより、第1軌道輪14の剛性がさらに向上する。
図4および図5を参照して、第2軌道輪15は、中央に貫通孔15aを有する円環形状の部材である。そして、厚み方向一方側の壁面にころ12と接触する第2軌道面15bと、円環状部材の内縁部に第2軌道面15b側に延びる円筒形状の内周鍔部15cと、内周鍔部15cの先端に径方向外側に突出する第2ステーキング15dと、円環状部材の外縁部に第2軌道面15b側に屈曲する外周屈曲部15eとを含む。
内周鍔部15cは、スラストころ軸受11を組み立てた際に、保持器13の内径面のさらに内側に位置する。また、第1軌道面14との接触を避けるために、内周鍔部15cの第2軌道面15bからの突出高さは、ころ12の直径より僅かに小さく設定されている。
第2ステーキング15dは、内周鍔部15cの円周方向の4箇所に等間隔で設けられている。この第2ステーキング15dは、保持器13の内縁部に係合して保持器13が第2軌道輪15から分離するのを防止する。
なお、4つの第2ステーキング15dの先端を通る円をOとすると、第2ステーキング15dの突出量は、円Oの直径が保持器13の内径寸法より大きくなるように調整されている。したがって、保持器13の第2軌道輪15への組み込みは、保持器13の内縁部および内周鍔部15cを弾性変形させた状態で行う。
外周屈曲部15eは、第2軌道輪15の外縁部から内周鍔部15dと同一方向に屈曲している。なお、外周屈曲部15eの突出高さは、保持器13のスムーズな回転を阻害しない範囲に設定されている。このような外周屈曲部15eを設けることにより、第2軌道輪15の剛性がさらに向上する。
また、図1を参照して、内周屈曲部14eおよび外周屈曲部15eは、ころ12の端面に当接する位置に設けられている。具体的には、内周屈曲部14eは、ころ12の径方向内側の端面に当接する位置に、外周屈曲部15eは、ころ12の径方向外側の端面に当接する位置にそれぞれ設けられている。これにより、ころ12の径方向の移動を規制することができる。
ころ12は、スラストころ軸受11の回転に伴って生じる遠心力によって径方向外側に移動しようとする。従来のスラストころ軸受では、保持器によってころの径方向の移動を規制していた。しかし、スラストころ軸受11の厚み寸法を削減するために保持器13の板厚を減じた場合、保持器13の強度が低下してころ12との衝突によって保持器13が破損するおそれがある。そこで、特に、外周屈曲部15eによってころ12の径方向外側への移動を規制することにより、保持器13の破損を防止することができる。
なお、上記の実施形態における第1軌道輪14において、第1ステーキング14dの位置、および個数は任意に決定することができる。なお、第1ステーキング14dの数が少ないと、保持器13を適切に保持できないおそれがある。一方、第1ステーキング14dの数が多すぎると、保持器13を組み込むのが困難となる。また、保持器13を適切に保持する観点からは、第1ステーキング14dは、等間隔に配置するのが望ましい。したがって、上記の実施形態のように、90°の間隔で4箇所に設けるのが適当である。これは、第2軌道輪15についても同様である。
また、上記の実施形態における保持器13は、任意の構成のものを採用することができる。例えば、鋼板等の金属材料をプレス加工して得られるプレス保持器であってもよいし、樹脂材料を射出成型して得られる樹脂製保持器であってもよい。ただし、コンパクト化の観点からは、厚み寸法を削減しても強度を維持可能な金属製保持器であることが望ましい。
また、保持器13は、円環形状の平板にポケットを形成した平型保持器であってもよいし、鋼板を厚み方向に折り曲げて断面形状を略W型としたW型保持器であってもよい。しかし、W型保持器は、保持器の厚み寸法に対して鋼板の板厚を薄くしなければならないので、保持器の剛性を維持しつつ厚み寸法を削減するのは困難である。したがって、コンパクト化の観点からは、厚み寸法を削減しても強度を維持可能な平型保持器であることが望ましい。
また、上記の実施形態においては、保持器13、第1軌道輪14、および第2軌道輪15を有する三位一体のスラストころ軸受11の例を示したが、これに限ることなく、この発明は、第1および第2軌道輪14,15のうちのいずれか一方のみを有する二位一体のスラストころ軸受にも適用することができる。
また、この発明は、ころとして針状ころ、棒状ころ、または円筒ころを有するあらゆる形式のスラストころ軸受に適用することができる。ただし、厚み寸法を削減する観点からは、スラスト針状ころ軸受であることが望ましい。
さらに、この発明に係るスラストころ軸受は、オートマチックトランスミッションやコンプレッサの他、あらゆる機器に使用することができる。
次に、図6を参照して、この発明の一実施形態に係る第1および第2軌道輪14,15の製造方法を説明する。なお、図6は第1および第2軌道輪14,15の製造工程の一部を示すフロー図である。また、第2軌道輪15の製造方法は第1軌道輪14とほぼ同じであるので、相違部分のみ説明する。
まず、第1工程は、鋼板を打ち抜き加工して円環状部材を得る(S11)。この円環状部材は外周鍔部14cおよび内周屈曲部14eとなる部分を含んでいるので、完成品の第1軌道輪14の直径より大きく、かつ貫通孔15aの直径が小さくなっている。この工程は、第2軌道輪15を製造する場合も同様である。
次に、第2工程は、絞り加工によって円環状部材の外縁部を厚み方向に折り曲げて外周鍔部14cを形成すると共に、内縁部を外周鍔部14cと同一方向に折り曲げて内周屈曲部14eを形成する(S12)。なお、第2軌道輪15を製造する場合は、内縁部を厚み方向に折り曲げて内周鍔部15cを形成すると共に、外縁部を内周鍔部15cと同一方向に折り曲げて外周屈曲部14eを形成する。
次に、第3の工程は、外周鍔部14cの複数箇所に第1ステーキング14dを形成する(S13)。具体的には、外周鍔部14cの先端を径方向外側から径方向内側に向けて加締めることによって、第1ステーキング14dを形成する。なお、第2軌道輪15を製造する場合は、内周鍔部15cの先端を径方向内側から径方向外側に向けて加締めることによって、第2ステーキング15dを形成する。
次に、第4の工程は、軌道輪に必要な機械的性質を得るために、第1軌道輪14に熱処理を施す(S14)。具体的には、浸炭焼入れおよび焼戻し、またはこれらに代えて、浸炭窒化処理等を施して完成品を得る。また、この熱処理工程によって、第1軌道輪14中の残留応力を除去することができる。その結果、これ以降の工程で第1軌道輪14にソリやうねり等の変形が生じるのを防止することができる。なお、第2軌道輪15についても同様である。
次に、第5の工程は、第1軌道輪14にみがき加工を施す(S15)。みがき加工としては、例えばバレル処理が挙げられる。この工程によれば、熱処理工程(S14)によって表面に生じた酸化被膜(スケール)を除去することができると共に、第1軌道輪14のバリ取りや表面粗さの改善効果も期待できる。
ここで、「バレル処理」とは、容器(バレル)に第1軌道輪14、コンパウンド、およびメディアを入れた状態で、容器を回転若しくは振動させる処理である。また、第2軌道輪15についても同様である。
なお、この工程において、外周鍔部14cと内周屈曲部14eとは、同時に形成してもよいし、順番に形成してもよい。ただし、円環状部材の全域で加工時の応力バランスを均一化する観点からは、外縁部と内縁部を同時に加工するのが望ましい。
また、上記の第1の工程から第5の工程は、この発明に係る第1および第2軌道輪14,15の製造方法の一例であって、各工程をさらに細分化してもよいし、必要な工程をさらに追加することもできる。また、加工工程の順番も任意に入れ替えることができるものとする。
さらに、上記の各工程は、それぞれ別々の工程として単能プレスで行ってもよいが、順送プレス、または、トランスファプレスによって行うこととしてもよい。これにより、各工程を連続的に行うことができる。さらに、上記の各工程の全部または一部に相当する加工部を有する第1および第2軌道輪14,15の製造装置を使用することにより、生産性を高めることができ、結果としてスラストころ軸受11の製品価格を抑えることができる。
なお、本明細書中で「順送プレス」とは、プレス内に複数の加工工程を持ち、材料をプレス入口のフィーダにより各工程を移動させることによって、材料を連続的に加工する方法を指すものとする。また、本明細書中で「トランスファプレス」とは、複数の加工工程を必要とする場合に、各工程を行うステージを必要数分設け、搬送装置によって工程品を移動させながら、各ステージで加工を行う方法を指すものとする。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明は、オートマチックトランスミッションやコンプレッサ等に使用されるスラストころ軸受に有利に利用される。
この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受を示す図である。 第1軌道輪の断面図である。 第1軌道輪の正面図である。 第2軌道輪の断面図である。 第2軌道輪の正面図である。 この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受用軌道輪の製造工程の一部を示すフロー図である。 従来のスラストころ軸受を示す図である。
符号の説明
11,101 スラストころ軸受、12,102 ころ、13,103 保持器、14,104 第1軌道輪、15,105 第2軌道輪、14a,15a 貫通孔、14b,15b,104a,105a 軌道面、14c,15c,104b,105b 鍔部、14d,15d,104c,105c ステーキング,14e,15e 屈曲部。

Claims (3)

  1. 複数のころと、
    前記複数のころを保持する保持器と、
    円環状部材の厚み方向一方側の壁面に前記ころと接触する軌道面、
    前記円環状部材の外縁部および内縁部のうちの一方側に厚み方向の前記軌道面側に延びる円筒形状の鍔部、
    および他方側に厚み方向の前記軌道面側に屈曲する屈曲部を有する軌道輪とを備える、スラストころ軸受。
  2. 前記屈曲部は、前記ころの端面に当接して、前記ころの径方向の移動を規制する、請求項1に記載のスラストころ軸受。
  3. 前記軌道輪は、
    円環状部材の厚み方向一方側の壁面に前記ころと接触する第1軌道面、外縁部から前記第1軌道面側に延びる外周鍔部、および内縁部から前記第1軌道面側に屈曲する内周屈曲部を有する第1軌道輪と、
    円環状部材で厚み方向一方側の壁面に前記ころと接触する第2軌道面、内縁部から前記第2軌道面側に延びる内周鍔部、および外縁部から前記第2軌道面側に屈曲する外周屈曲部を有する第2軌道輪とを含む、請求項1または2に記載のスラストころ軸受。
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