JP2008082153A - サイフォン排水システム及びその改良方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理可能流量とサイフォン開始時間の二つの数値をふまえ、更にサイフォン起動水頭Hpを小さくすることにより、貯留槽自体の大きさを小さくし、また縦方向の寸法も制限し、更には施工可能領域の拡大ができるサイフォン排水システムの改良。
【解決手段】サイフォン起動水頭Hpを小さくするため、水廻り機器3と、この水廻り機器3に備えられたトラップ4と、このトラップ4に接続したサイフォン排水管7と、当該サイフォン排水管7がスラブS面と実質的に平行に無勾配で敷設され、かつ垂直に落とし込まれて水頭Hsをもって排水されるサイフォン排水システムであって、前記サイフォン排水管7の落とし込み部Rの断面積Drを落とし込み前の部位の断面積Daよりも小さくしてサイフォン起動水頭Hpを小さくした排水システム。
【選択図】図2

Description

本発明はサイフォン排水システム及びその改良に関するものであり、更に詳しくは、サイフォン起動水頭Hpの改良にかかるものである。
従来の排水システムは排水管に勾配をつけて主として押水の圧力によって排水するいわゆる勾配排水システムであるが、この勾配排水システムに対して、サイフォン排水システムが提案されており(特許文献1、2)、貯留槽を排水回路中に備えたシステムの開発も行われている。
特開2000−297447号公報
特開2003−201727号公報
図1は集合住宅用に適したサイフォン排水システムの概要を示す図であり、図1の(a)はパイプシャフトスぺ−ス1中に排水立て管2が配置されている。水廻り機器3にあっては、トラップ4が備えられ、これに排水導管5が繋がれ、更に、サイフォン排水管7が接続されており、スラブS上に這わされ(長さLh)、水頭差Hsをもって排水立て管2の合流部2aにサイフォン排水管7aが接続されている。8は通気管である。又、図1の(b)は排水導管5とサイフォン排水管7の間に貯留槽6を備えた例の図である。尚、符号7aはサイフォン排水管7の垂直部であり、9はスラブSに形成した貫通穴である。
以下、問題のない限り、本発明を図1の(b)にて示す貯留槽6を備えたサイフォン排水システムを例にとって説明するが、図1の(a)にて示す貯留槽を備えていないサイフォン排水システムにも同様に適用できることは言うまでもない。かかるサイフォン排水システムの配管設計を行うにあたって、二つの重要な管理項目がある。
一つ目は処理可能流量で、二つ目はサイフォン開始時間である。一つ目の処理可能流量とは、サイフォン排水管にフルにサイフォンがかかった場合に、単位時間あたりにどれだけの流量が処理できるかという数字であり、この数字が器具から排出される流量より小さいと処理が追いつかず、器具側に水が溢れてくることになる。
二つ目のサイフォン開始時間とは、器具から排水が開始してからサイフォンが発生するまでタイムラグがあり、そのタイムラグの時間のことである。そのタイムラグの間に器具から排出された水に関しては、トラップ内や配管内、貯留槽内に溜まっている状態になるが、この時間が遅いと溜めきれられず、サイフォン開始前に器具側に水が溢れてくることになる。
上記したサイフォン排水システムにあって、これらの二つの課題をクリアする必要があるところであり、サイフォン排水管中の水は満流となって流れ、水頭差Hsにて落下する際の吸引力が排水管内の水にかかることによってサイフォン力が生じ、これによって排水が行われる。
しかるに、最近の研究により、サイフォン排水システムにあって、サイフォン起動水頭Hpの存在も重要であることが分かってきた。これは、サイフォン排水管中への水の押し込みの圧力として、ある程度の水位にならないと、どれだけ時間が経過してもサイフォンが発生しないという現象である。貯留槽を用いたシステムにあっては、サイフォン排水管の入口と貯留槽内の水位の差Hpが重要な要素をなすものであり、一度貯留槽内に排水を開放していることにより、押し込みとしてかかる圧力は貯留槽内の水位がサイフォン起動水頭Hpとなる。しかるに、貯留槽はできるだけ容量が小さい方が収まりが良いことから、特に背丈の低い貯留槽にあっては、サイフォン起動水頭Hpが確保できないような設計となってしまうケ−スがあった。
更に、サイフォン起動水頭Hpは、さまざまな条件(例えば、サイフォン排水管径、サイフォン排水管の横引き長さ)により異なってくることも分かっており、これが大きくなると貯留槽の縦方向の大きさも大きくしなくてはならず、床下の空間が限られている中では施工可能領域が制限されることとなった。
サイフォン排水の設計を行うにあたって、処理可能流量とサイフォン開始時間の二つの数値をふまえた上で、更にサイフォン起動水頭Hpを小さくする工夫が必要であり、これにより貯留槽自体の大きさを小さくし、また縦方向の寸法も制限し、更には施工可能領域の拡大を行うことができるサイフォン排水システムの改良を行う必要がある。
本発明の第1はサイフォン起動水頭Hpを小さくするための発明であって、水廻り機器3と、この水廻り機器3に備えられたトラップ4と、このトラップ4に接続したサイフォン排水管7と、当該サイフォン排水管7がスラブS面と実質的に平行に無勾配で敷設され、かつ垂直に落とし込まれて水頭Hsをもって排水されるサイフォン排水システムであって、前記サイフォン排水管7の落とし込み部Rの断面積Drを落とし込み前の部位の断面積Daよりも小さくしてサイフォン起動水頭Hpを小さくしたサイフォン排水システムの改良方法を提供するものである。
本発明の第2は、水廻り機器3と、この水廻り機器3に備えられたトラップ4と、このトラップ4に接続したサイフォン排水管7と、当該サイフォン排水管7がスラブS面と実質的に平行に無勾配で敷設され、かつ垂直に落とし込まれて水頭Hsをもって排水されるサイフォン排水システムであって、前記サイフォン排水管7の落とし込み部Rの断面積Drを落とし込み前の部位の断面積Daよりも小さくしてサイフォン起動水頭Hpを小さくしたサイフォン排水システムを提供するものである。
そして、具体的には、サイフォン排水管7の管径が15〜30Aであり、サイフォン排水管7の断面積Drと断面積Daの比、Dr/Da=0.95〜0.4、好ましくは0.8〜0.64としたもので、通常は、サイフォン排水管7の断面積Drと断面積Daの断面部位の形状はほぼ円形であるのがよい。
本発明の第1(請求項1)及び第2(請求項11)にあって、サイフォン排水管7の落とし込み部Pの断面積Dpを落とし込み前の部位の断面積Daよりも小さくしたことによって、サイフォン起動水頭Hpを小さくしたものであり、これによって、貯留槽の大きさを小さくでき、特に背丈を小さくすることによってスラブとフロアの間の収まりを良くしたものであり、横引きの長さも延長可能としたものである。
請求項5〜10にあっては、本発明の第1における最適値を示したものであり、これによってサイフォン排水システムをその設置建物に適したシステムとすることができたものである。
サイフォン排水システムにあって、サイフォン排水管の先端に水頭Hsを備えただけではサイフォンの発生はなく、サイフォン排水管内の水に対してある程度の押し込み水圧がかからないとサイフォン起動は行われないことは前記した通りである。かかる押し込み水圧をかけるための上流側の水頭をサイフォン起動水頭Hpと称するが、この水頭をなるべく小さくすることで、備えられた貯留槽容量・背丈を小さくし、更には施工可能領域の拡大を狙ったものである。
そして、貯留槽を用いたサイフォン排水システムのサイフォン起動水頭Hpについて検討を加えている際、サイフォン排水管の管径がサイフォン起動水頭Hpに大きく関係していることを知見し、本発明に至ったものであり、特にサイフォン排水システムにおいて、サイフォン排水管の落とし込み部Rで縮径することによって、サイフォン起動水頭Hpを小さくすることに至ったものである。それにより、貯留槽自体の大きさを小さくし、また縦方向の寸法も制限し、施工可能領域の拡大を実現できたものである。
尚、本発明にあって、縮径とは、サイフォン排水管7の落とし込み部Rの断面積Drを落とし込み前の部位の断面積Daよりも小さくすることを意味しており、本来の管の管径を相似的に縮径して断面積を小さくすることが含まれることは勿論であるが、管径を相似的に縮径するのではなく、断面形状を非相似形に変化させて断面積を小さくすることも含まれるものである。
一般に、サイフォン排水管7の管径が細過ぎると処理流量が小さくなり、太過ぎるとサイフォン起動時間が遅くなるという欠点があり、その管径は15〜30Aが好ましく、又、サイフォン排水管7の断面積Drと断面積Daの比(Dr/Da)の値は0.95〜0.4であるのがサイフォン起動水頭Hpを低くするのに好適であることが分かった。尚、通常はサイフォン排水管7の前記落とし込み部Rの断面と前記落とし込み前の部位の断面は、ほぼ円形であり、R部位の縮径は水平部の30cm以内での縮径が効果があることも判明した。
以下、本発明を実施例をもって更に詳細に説明する。
図2は、本発明の第1実施例を示す、特にサイフォン排水管7の落とし込み部R近傍の側断面図である。即ち、スラブS上に這わしたサイフォン排水管7(断面積Da)にあって、落とし込み部Rに至ってサイフォン排水管7の前記落とし込み部Rの断面と前記落とし込み前の部位の断面は、下側内面を一致させて縮径(断面積Dr)したもので、この断面積Drを保ってサイフォン排水管7aとしたものである。この例にあっては、サイフォン排水管7内に残水が残りにくく、その後のサイフォン起動に対して影響がないという特徴がある。
図3は、本発明の第2実施例を示す落とし込み部R近傍の側断面図である。この実施例では、スラブS上に這わしたサイフォン排水管7(断面積Da)にあって、落とし込み部Rに至ってサイフォン排水管7の前記落とし込み部Rの断面と前記落とし込み前の部位の断面は、上側内面を一致させて縮径(断面積Dr)したもので、この断面積Drを保ってサイフォン排水管7aとしたものである。この例にあっては、スラブSに形成した貫通穴9が比較的小さくて済むという特徴がある。
図4は、本発明の第3実施例を示す落とし込み部R近傍の側断面図である。この実施例では、スラブS上に這わしたサイフォン排水管7(断面積Da)にあって、落とし込み部Rに至ってサイフォン排水管7の前記落とし込み部Rの断面と前記落とし込み前の部位の断面は、中心を一致させつつ縮径(断面積Dr)したもので、この断面積Drを保ってサイフォン排水管7aとしたものである。この例にあっては、従来ある継手をそのまま採用することができることから、より経済的な構造であるといえる。
図5は、本発明の第4実施例を示す落とし込み部R近傍の側断面図である。この実施例では、スラブS上に這わしたサイフォン排水管7(断面積Da)を、落とし込み部Rに至って排水管を徐々に縮径(断面積Dr)したもので、この断面積Drを保ってサイフォン排水管7aとしたものである。この例にあっては、特別な曲がり管を用いる必要があるが、排水はよりスム−ズに行われることとなる。
上記の各例にあって、縮径部分は内径(断面積)を変化させたいわゆる縮径継手10aが用いられるもので、図2の例にあっては、サイフォン排水管7、7aの他に、曲がり管10b、継手10cにて構成される。勿論、その構成のパ−ツの数は任意であって、図5の例にあって、内径(断面積)を徐々に変化させた曲がり管10bを用い、その両端に継手機能を持たせた場合のものでは、サイフォン排水管7、7a以外に一つのパ−ツで構成されることとなる。尚、各パ−ツの材質は金属やプラスチック等の排水システムに許容される材料であれば任意であるが、場合によっては、ブロ−成形にてパ−ツ部位を一体に成形することも可能である。
(実験例1〜3)
実験例としての集合住宅用フォン排水システムは図1の(b)に示す通りであり、Hsが2.5m、Lhは3m、4m、5mとし、Lh部分のサイフォン排水管7の管径は20A、25Aを用いた。
そして、実験例1及び2にあっては、管径が夫々20A、25Aであり、落とし込み部Rも同じ断面形状のものであるが、実験例3は落とし込み部Rで20Aに縮径し、Hs部の管径も20Aとした。かかる実験例3のDr/Daの比は0.64であった。
各実験例におけるHpの測定値(単位:mm)を表1に示す。
Figure 2008082153
ここで、Lh=5mの場合を例にとって説明すると、サイフォン排水管7の管径を25Aとし、これをそのまま落とし込み部Rまで使用した実験例2の場合には、サイフォン起動水頭Hp(即ち、貯留槽内の水位)は71mmであったのに対し、R部の手前で20Aに縮径した実験例3の場合にはHpが47mmとなった。尚、全て20Aのサイフォン排水管を用いた場合には57mmであった。
そして、Lhが3m、4mの場合も、実験例3が最も好ましいことが判明した。
(実験例4〜8)
上記の実験例とは異なる集合住宅用サイフォン排水システムの条件下で、Dr/Daの比を変えて実施例4〜8を行った。実験例4の管径は20A、実験例5の管径は25Aであった。そして、実験例6にあっては、サイフォン排水管7のR部手前の管径は25A、R部の管径を20A(Dr/Da=0.64)、実験例7にあっては、サイフォン排水管7のR部手前の管径は20A、R部の管径を16A(Dr/Da=0.64)、実験例8にあっては、サイフォン排水管7のR部手前の管径は25A、R部の管径を16A(Dr/Da=0.41)としたものである。
実験例4〜8におけるHpの測定値(単位:mm)を表2に示す。
Figure 2008082153
以上の実験例からもDr/Daの小さい方がサイフォン起動水頭Hpが小さくなることが分かる。
サイフォン排水システムにおいて、R部或いはその手前でサイフォン排水管の管径を縮径して断面積を小さくすることによって、サイフォン起動水頭Hpを小さくすることができるようになったもので、それにより、貯留槽自体の大きさを小さくし、また縦方向の寸法も制限し、施工領域の拡大が可能となったものである。床下の空間が限られている中での貯留槽の施工もその自由度を増すこととなったものである。そして、縮径の効果として、横引き管が伸びても処理流量の低下が少ないという特徴を合わせもつものである。
図1は本発明に適用されるサイフォン排水システムの全体図である。 図2は本発明の第1実施例を示すサイフォン排水管7の落とし込み部R近傍の側断面図である。 図3は本発明の第2実施例を示すサイフォン排水管7の落とし込み部R近傍の側断面図である。 図4は本発明の第3実施例を示すサイフォン排水管7の落とし込み部R近傍の側断面図である。 図5は本発明の第4実施例を示すサイフォン排水管7の落とし込み部R近傍の側断面図である。
符号の説明
1‥パイプシャフトスぺ−ス、
2‥排水立て管、
2a‥合流部、
3‥水廻り機器、
4‥トラップ、
5‥排水導管、
6‥貯留槽、
7‥サイフォン排水管、
7a‥サイフォン排水管の垂直部、
8‥通気管、
9‥スラブ貫通穴、
10a、10b、10c‥各パ−ツ、
Da‥サイフォン排水管のLh部の断面積、
Dr‥サイフォン排水管の落とし込み部の断面積、
Hp‥サイフォン起動水頭、
Hs‥水頭差、
Lh‥サイフォン排水管の水平長さ、
R‥サイフォン排水管の落とし込み部、
S‥スラブ。

Claims (11)

  1. 水廻り機器3と、この水廻り機器3に備えられたトラップ4と、このトラップ4に接続したサイフォン排水管7と、当該サイフォン排水管7がスラブS面と実質的に平行に無勾配で敷設され、かつ垂直に落とし込まれて水頭Hsをもって排水されるサイフォン排水システムであって、前記サイフォン排水管7の落とし込み部Rの断面積Drを落とし込み前の部位の断面積Daよりも小さくしてサイフォン起動水頭Hpを小さくしたことを特徴とするサイフォン排水システムの改良方法。
  2. 排水立て管2が備えられ、サイフォン排水管7が水頭Hsをもって当該排水立て管2に接続された請求項1記載のサイフォン排水システムの改良方法。
  3. 水廻り機器3に備えられたトラップ4とサイフォン排水管7の間に貯留槽6が備えられた請求項1又は2記載のサイフォン排水システムの改良方法。
  4. サイフォン排水管7の管径が、15〜30Aである請求項1乃至3いずれか1記載のサイフォン排水システムの改良方法。
  5. サイフォン排水管7の断面積Drと断面積Daの比(Dr/Da)が、0.95〜0.4である請求項1乃至4いずれか1記載のサイフォン排水システムの改良方法。
  6. サイフォン排水管7の前記落とし込み部Rの断面と前記落とし込み前の部位の断面の形状は、ほぼ円形である請求項1乃至5いずれか1記載のサイフォン排水システムの改良方法。
  7. サイフォン排水管7の前記落とし込み部Rの断面と前記落とし込み前の部位の断面は、下側内面を一致させた請求項1乃至5いずれか1記載のサイフォン排水システムの改良方法。
  8. サイフォン排水管7の前記落とし込み部Rの断面と前記落とし込み前の部位の断面は、上側内面を一致させた請求項1乃至5いずれか1記載のサイフォン排水システムの改良方法。
  9. サイフォン排水管7の前記落とし込み部Rの断面と前記落とし込み前の部位の断面は、各断面の中心を一致させた請求項1乃至5いずれか1記載のサイフォン排水システムの改良方法。
  10. サイフォン排水管7の前記落とし込み部Rは、縮径した曲がり管をもって構成した請求項1乃至5いずれか1記載のサイフォン排水システムの改良方法。
  11. 水廻り機器3と、この水廻り機器3に備えられたトラップ4と、このトラップ4に接続したサイフォン排水管7と、当該サイフォン排水管7がスラブS面と実質的に平行に無勾配で敷設され、かつ垂直に落とし込まれて水頭Hsをもって排水されるサイフォン排水システムであって、前記サイフォン排水管7の落とし込み部Rの断面積Drを落とし込み前の部位の断面積Daよりも小さくしてサイフォン起動水頭Hpを小さくしたことを特徴とするサイフォン排水システム。
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