JP2008080291A - 基板洗浄方法及び装置 - Google Patents

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輝隆 佐原
Nobuo Tsumaki
伸夫 妻木
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広志 正木
Yoshimitsu Kitada
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Abstract

【課題】少ない洗浄液で効率よく基板を洗浄でき、コンパクトな構成の基板洗浄方法及び装置を提供する。
【解決手段】垂直な姿勢で保持されたガラス基板Gに向けてノズル列32をから超音波が印加された洗浄液を噴射しながら、ノズル列32をガラス基板Gに沿って昇降させる。超音波は、ガラス基板Gの表面で集束するように印加する。これにより、少ない洗浄液で効率よく基板を洗浄することができる。また、大型のガラス基板を洗浄する場合であっても装置構成をコンパクトにすることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、基板洗浄方法及び装置に係り、特にフォトマスク用の大型ガラス基板を洗浄する基板洗浄方法及び装置に関する。
フォトマスク用のガラス基板は、高い平坦性を確保するため、基板成形後、研磨処理が施される。そして、研磨後のガラス基板は、表面に付着した研磨剤等の汚れを除去するため、洗浄処理が施される。従来、ガラス基板の洗浄は、ディップ方式やスクラブ方式などで行われていた。
ディップ方式は、洗浄液を満たした洗浄槽にガラス基板を浸漬し、超音波による振動などを併用しながら汚れを除去する(たとえば、特許文献1)。
一方、スクラブ方式は、ガラス基板の表面に洗浄液を供給しながら、回転するブラシを接触させて汚れを除去する(たとえば、特許文献2)。
特開2001−276759号公報 特開2003−29394号公報
しかしながら、スクラブ方式は、ブラシの擦れにより発塵し、この発塵によりガラス基板が汚れるという欠点がある。
一方、ディップ方式は、このような発塵の問題はないが、処理するガラス基板の大きさに応じた洗浄槽を用意しなければならないという問題がある。このため、処理するガラス基板が大型化すると、それに伴い装置も大型化するという欠点がある。また、装置が大型化すると、洗浄液も大量に必要になるという欠点もある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、少ない洗浄液で効率よく基板を洗浄でき、コンパクトな構成の基板洗浄方法及び装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、基板を垂直な姿勢で保持し、該基板に超音波が印加された洗浄液を噴射して、該基板を洗浄することを特徴とする基板洗浄方法を提供する。
請求項1に係る発明によれば、基板は垂直な姿勢で保持され、この状態で各面に超音波が印加された洗浄液が噴射されて洗浄される。このように噴流で基板を洗浄することにより、洗浄槽が不要になり、装置構成をコンパクトにすることができるとともに、洗浄液の消費量を抑えることができる。また、噴流に超音波を印加することにより、汚れを効率よく除去することができる。さらに、垂直な姿勢で保持して洗浄することにより、両面を同じ条件で洗浄することができる。なお、本発明でいう垂直な姿勢には、厳密な意味での垂直に限られず、本発明の効果が達成される限りにおいて、垂直と同視される状態が含まれる。
請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記洗浄液は、前記基板の周囲を取り囲むようにして配置されたノズル列から噴射し、該ノズル列を前記基板に沿って昇降させることにより、前記基板の全面に供給することを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄方法を提供する。
請求項2に係る発明によれば、基板の周囲を取り囲むようにしてノズル列を配置し、このノズル列を基板に沿って昇降(いわゆる走査)させながら、洗浄液を噴射することにより、基板の全面に洗浄液が供給されるようにする。これにより、大型の基板を洗浄する場合でも装置構成をコンパクトにすることができる。
請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記超音波は、前記基板の表面で集束するように印加することを特徴とする請求項1又は2に記載の基板洗浄方法を提供する。
請求項3に係る発明によれば、超音波が基板の表面で集束するように印加される。これにより、より効果的に基板を洗浄することができる。なお、本発明でいう基板の表面には、厳密な意味での基板の表面に限られず、本発明の効果が達成される限りにおいて、その近傍位置が含まれる。
請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、薬液洗浄された基板を洗浄処理する基板洗浄方法であって、薬液洗浄された前記基板を垂直な姿勢で保持し、該基板に超音波が印加されたリンス液を噴射して、前記基板をリンスする第1リンス工程と、リンスされた前記基板を垂直な姿勢で保持し、該基板に超音波が印加された洗剤液を噴射して、前記基板を洗剤洗浄する洗剤洗浄工程と、洗剤洗浄された前記基板を垂直な姿勢で保持し、該基板に超音波が印加されたリンス液を噴射して、前記基板をリンスする第2リンス工程と、を含むことを特徴とする基板洗浄方法を提供する。
請求項4に係る発明によれば、薬液洗浄された基板は、まず、垂直な姿勢で各面に超音波が印加されたリンス液が噴射されてリンスされる(第1リンス工程)。次いで、基板は、垂直な姿勢で各面に超音波が印加された洗剤液が噴射されて洗剤洗浄され(洗剤洗浄工程)、その後、第2リンス工程で垂直な姿勢で各面に超音波が印加されたリンス液が噴射されてリンスされる(第2リンス工程)。このように、各工程において、噴流で基板をリンス、洗浄することにより、洗浄槽が不要になり、装置構成をコンパクトにすることができる。また、噴流に超音波を印加することにより、汚れを効率よく除去することができる。さらに、垂直な姿勢で保持して洗浄することにより、両面を同じ条件で洗浄することができる。なお、本発明でいう垂直な姿勢には、厳密な意味での垂直に限られず、本発明の効果が達成される限りにおいて、垂直と同視される状態が含まれる。
請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、薬液洗浄された前記基板を垂直な姿勢で前記第1リンス工程に搬送するとともに、リンスされた前記基板を垂直な姿勢で前記洗剤洗浄工程に搬送し、洗剤洗浄された前記基板を垂直な姿勢で保持して、前記第2リンス工程に搬送することを特徴とする請求項4に記載の基板洗浄方法を提供する。
請求項5に係る発明によれば、基板は、垂直な姿勢のまま第1リンス工程、洗剤洗浄工程、第2リンス工程へと搬送される。これにより、効率よく各工程の処理を行うことができる。
請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、前記リンス液及び前記洗剤液は、前記基板の周囲を取り囲むようにして配置されたノズル列から噴射し、該ノズル列を前記基板に沿って昇降させることにより、前記基板の全面に供給することを特徴とする請求項4又は5に記載の基板洗浄方法を提供する。
請求項6に係る発明によれば、基板の周囲を取り囲むようにしてノズル列を配置し、このノズル列を基板に沿って昇降(いわゆる走査)させながら、リンス液、洗剤液を噴射することにより、基板の全面にリンス液、洗剤液が供給されるようにする。これにより、大型の基板を洗浄する場合でも装置構成をコンパクトにすることができる。
請求項7に係る発明は、前記目的を達成するために、前記超音波は、前記基板の表面で集束するように印加することを特徴とする請求項4、5又は6に記載の基板洗浄方法を提供する。
請求項7に係る発明によれば、超音波が基板の表面で集束するように印加される。これにより、より効果的に基板を洗浄することができる。なお、本発明でいう基板の表面には、厳密な意味での基板の表面に限られず、本発明の効果が達成される限りにおいて、その近傍位置が含まれる。
請求項8に係る発明は、前記目的を達成するために、基板を垂直な姿勢で保持する保持手段と、前記保持手段に保持された前記基板に超音波が印加された洗浄液を噴射する洗浄液噴射手段と、を有することを特徴とする基板洗浄装置を提供する。
請求項8に係る発明によれば、基板は保持手段によって垂直な姿勢で保持され、この状態で各面に洗浄液噴射手段から超音波が印加された洗浄液が噴射されて洗浄される。このように噴流で基板を洗浄することにより、洗浄槽が不要になり、装置構成をコンパクトにすることができる。また、噴流に超音波を印加することにより、汚れを効率よく除去することができるとともに、洗浄液の消費量を抑えることができる。さらに、垂直な姿勢で保持して洗浄することにより、両面を同じ条件で洗浄することができる。なお、本発明でいう垂直な姿勢には、厳密な意味での垂直に限られず、本発明の効果が達成される限りにおいて、垂直と同視される状態が含まれる。
請求項9に係る発明は、前記目的を達成するために、前記超音波は、前記基板の表面で集束するように印加されることを特徴とする請求項8に記載の基板洗浄装置を提供する。
請求項9に係る発明によれば、超音波が基板の表面で集束するように印加される。これにより、より効果的に基板を洗浄することができる。なお、本発明でいう基板の表面には、厳密な意味での基板の表面に限られず、本発明の効果が達成される限りにおいて、その近傍位置が含まれる。
請求項10に係る発明は、前記目的を達成するために、前記洗浄液噴射手段は、前記保持手段に保持された基板の周囲を取り囲むように配置されたノズル列と、前記ノズル列を前記保持手段に保持された基板に沿って昇降させる昇降手段と、からなることを特徴とする請求項8又は9に記載の基板洗浄装置を提供する。
請求項10に係る発明によれば、基板の周囲を取り囲むようにして配置されたノズル列を基板に沿って昇降させることにより、基板の全面に洗浄液を噴射する。これにより、大型の基板を洗浄する場合でも装置構成をコンパクトにすることができる。
本発明に係る基板洗浄方法及び装置によれば、コンパクトな構成で効率よく基板を洗浄することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る基板洗浄方法及び装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明に係る基板洗浄方法の一例を示す模式図であり、フォトマスク用の大型ガラス基板を洗浄する場合が示されている。
フォトマスク用のガラス基板は、高い平坦性を確保するため、その製造過程で研磨処理が施され、研磨後に研磨時の汚れを除去するため洗浄が行われる。
図1に示すように、本実施の形態の洗浄方法では、薬液洗浄工程S1→第1リンス工程S2→洗剤洗浄工程S3→第2リンス工程S4→乾燥工程S5という五つの工程でフォトマスク用のガラス基板Gを洗浄する。
薬液洗浄工程S1は、ガラス基板Gの表面に付着している有機物等の汚れを除去する工程であり、硫酸や硫酸過水の薬液を満たした槽にガラス基板Gを浸漬させて、ガラス基板Gを洗浄する。
第1リンス工程S2は、薬液洗浄工程後のガラス基板Gの表面に付着している薬液を洗い流すための工程であり、ガラス基板Gを垂直な姿勢(ほぼ垂直な状態を含む)で保持し、その表面に超音波が印加されたリンス液(たとえば、純水)を噴射して、噴流でガラス基板Gをリンスする。
洗剤洗浄工程S3は、第1リンス工程後のガラス基板Gの表面に付着している異物を除去するための工程であり、ガラス基板Gを垂直な姿勢で保持し、その表面に超音波が印加された洗剤液(たとえば、純水に洗剤を添加したもの)を噴射して、噴流でガラス基板Gを洗浄する。
第2リンス工程S4は、洗剤洗浄工程後のガラス基板Gの表面に付着している洗剤液を洗い流すための工程であり、ガラス基板Gを垂直な姿勢で保持し、その表面に超音波が印加されたリンス液(たとえば、純水)を噴射して、噴流でガラス基板Gをリンスする。
乾燥工程S5は、第2リンス工程後のガラス基板Gを乾燥させるための工程であり、たとえば、イソプロピルアルコール(IPA)蒸気を溜めた槽の中にガラス基板Gを入れて、ガラス基板Gを乾燥させる。
上記のように、第1リンス工程S2と洗剤洗浄工程S3と第2リンス工程S4では、ガラス基板Gを垂直な姿勢で保持し、この状態でガラス基板Gの表面に超音波が印加されたリンス液及び洗剤液を噴射して、噴流でガラス基板Gを洗浄する。
リンス液及び洗剤液は、ガラス基板Gの周囲を取り囲むようにして配置されたノズル列から噴射し、そのノズル列をガラス基板Gに沿って昇降(いわゆる走査)させることにより、ガラス基板Gの全面を洗浄する。これにより、大型のガラス基板Gを洗浄する場合であっても、装置構成をコンパクトにすることができ、また、リンス液及び洗剤液の消費量も抑えることができる。
また、リンス液及び洗剤液に印加する超音波は、ガラス基板Gの表面(その近傍を含む)で集束するように印加する。これにより、超音波による洗浄効果をより高めることができる。
以下、この第1リンス工程S2、洗剤洗浄工程S3及び第2リンス工程S4で用いられる基板洗浄装置の構成について詳説する。
図2、図3は、それぞれ基板洗浄装置10の構成を示す正面図と側面図である。
同図に示すように、基板洗浄装置10は、洗浄対象のガラス基板Gを垂直な姿勢で保持する保持ユニット12と、その保持ユニット12で保持されたガラス基板Gに超音波が印加された洗浄液(第1リンス工程S2及び第2リンス工程S4で使用する場合はリンス液、洗剤洗浄工程S3で使用する場合は洗剤液)を噴射する洗浄液噴射ユニット14とで構成されている。
保持ユニット12は、上下一対のローラ列16A、16Bと、左右一対のサイド支持アーム50、左右一対の底面支持アーム52とで構成されており、上下一対のローラ列16A、16Bでガラス基板Gの上辺部及び下辺部を支持して、ガラス基板Gを垂直な姿勢で保持する。
各ローラ列16A、16Bは、それぞれ一定の間隔をもって配設された複数個のローラ対18A、18Bによって構成されている。このローラ対18A、18Bは、互いに対向する面にテーパ状のガイド面18a、18bが形成されており、このガイド面18a、18bにガラス基板Gの上縁部及び下縁部を当接させて、ガラス基板Gを垂直な姿勢で保持する。
また、このローラ対18A、18Bは、図2に示すように、互いに近づく方向及び離れる方向に進退移動自在に設けられており、図示しない駆動手段(たとえば、シリンダ等)に駆動されて、保持位置と退避位置との間を移動可能に設けられている。各ローラ対18A、18Bは、それぞれ保持位置に移動することにより、そのガイド面18a、18bがガラス基板Gの上縁部及び下縁部に当接して、ガラス基板Gを垂直に保持する。また、退避位置に移動することにより、ガラス基板Gの支持を解除する。
また、このローラ対18A、18Bには、図示しないモータが連結されている。ローラ対18A、18Bは、このモータを駆動することにより回転し、これにより、保持されたガラス基板Gが垂直な姿勢のまま搬送される。
ここで、このローラ列16A、16Bへのガラス基板Gの搬入及び搬出は、ローラ列16A、16Bの前後に連続して設けられた前ローラ列20A、20Bと後ローラ列22A、22Bとによって行われ、この前ローラ列20A、20Bと後ローラ列22A、22Bを介してガラス基板Gが垂直な姿勢を維持したまま保持ユニット12のローラ列16A、16Bに搬入、搬出される。すなわち、垂直な姿勢を維持したまま前ローラ列20A、20Bを介して前工程から保持ユニット12のローラ列16A、16Bにガラス基板Gが搬入され、後ローラ列22A、22Bを介して洗浄後のガラス基板Gが垂直な姿勢を維持したまま次工程に搬出される。
この前ローラ列20A、20Bと後ローラ列22A、22Bは、それぞれ所定の搬送経路に沿って配設された複数個のガイドローラ24A、24B、26A、26Bによって構成されており、保持ユニット12を構成するローラ列16A、16Bと同一直線上に配置されている。
各ガイドローラ24A、24B、26A、26Bは、図4に示すように、それぞれその周面にV字状のガイド溝24a、24b、26a、26bが形成されており、このガイド溝24a、24b、26a、26bの内壁面にガラス基板Gの上縁部及び下縁部を当接させて、ガラス基板Gを垂直な姿勢で走行可能に保持する。
また、このガイドローラ24A、24B、26A、26Bには、図示しないモータが連結されている。ガイドローラ24A、24B、26A、26Bは、このモータを駆動することにより回転し、これにより、保持されたガラス基板Gが垂直な姿勢のまま搬送される。
サイド支持アーム50は、図示しない駆動手段に駆動されて拡縮可能に設けられている。洗浄位置に位置したガラス基板Gは、上側のローラ列16Aによる支持が解除された際、このサイド支持アーム50に挟持されて、転倒しないように保持される。
なお、このサイド支持アーム50は、図示しない駆動手段に駆動されて前後方向(ガラス基板Gの搬送方向に対して直交する方向)に移動可能に設けられており、非使用時は所定の待機位置(ガラス基板Gの搬送路から退避した位置)に位置して、ガラス基板Gの搬送に干渉しないようされている。
底面支持アーム52は、図示しない駆動手段に駆動されて、下側のローラ列16Bの間から出没可能に設けられている。洗浄位置に位置したガラス基板Gは、下側のローラ列16Bによる支持が解除された際、この底面支持アーム52の上に載置されて、転倒しないように支持される。
洗浄液噴射ユニット14は、保持ユニット12によって洗浄位置に保持されたガラス基板Gに超音波が印加された洗浄液を噴射する。
図5は、この洗浄液噴射ユニット14の平面図であり、図6は、図5の6−6断面図、図7は、図6の7−7断面図である。
図5〜7に示すように、洗浄液噴射ユニット14は、矩形の枠状に形成された本体フレーム30の内周部にノズル列32を配列して構成されている。
本体フレーム30は、内周部にガラス基板Gを挿通可能な矩形の枠状に形成されており、図示しない昇降手段に駆動されて昇降可能に設けられている。
本体フレーム30の上面及び下面の内側四隅には、本体フレーム30をガラス基板Gに沿って昇降させるためのガイドローラ34が配置されている。各ガイドローラ34は、それぞれ所定角度傾斜して設けられており、本体フレーム30の内周部に挿通されたガラス基板Gの四隅の辺に当接するように配置されている。本体フレーム30は、このガイドローラ34が、ガラス基板Gの四隅の辺に当接しながら昇降することにより、その内周部に挿通されたガラス基板Gに対して一定の間隔を保ちながら昇降する。すなわち、ガラス基板Gの外周部と本体フレーム30の内周部との隙間を一定に保ちながらガラス基板Gに沿って昇降する。
ノズル列32は、複数個のノズル36を本体フレーム30の内周部に一定の間隔をもって配置することにより枠状に構成されている。このノズル列32を構成する各ノズル36は、それぞれその噴射口37が本体フレーム30の内周部に挿通されたガラス基板Gの外周面と対向するように取り付けられている。また、その噴射口37からガラス基板Gの外周面までの距離が所定距離になるように調整されて取り付けられている。
図8は、ノズル36の構成を示す側面断面図である。同図に示すように、ノズル36は、ノズル本体38と、そのノズル本体38に内蔵された超音波発振ユニット40とで構成されている。
ノズル本体38は、基部38Aが円筒状に形成されるとともに、先端部38Bが円錐状に絞られて形成されている。このノズル本体38の外周部には、内部に連通された洗浄液供給口42が形成されている。洗浄液は、この洗浄液供給口42からノズル本体38の内部に供給され、ノズル本体38の先端部中央に形成された噴射口37から噴流としてガラス基板Gに噴射される。
なお、洗浄液供給口42には、図示しない洗浄液供給パイプが接続され、この洗浄液供給パイプを介して図示しない洗浄液供給タンクからポンプに送液されて、洗浄液供給口42に洗浄液が供給される。
超音波発振ユニット40は、超音波を発振する超音波振動子44と、その超音波振動子44から発振された超音波を集束させる音響レンズ46とで構成されている。
超音波振動子44は、ノズル本体38の内周部底面に取り付けられており、その前段に音響レンズ46が取り付けられている。音響レンズ46は、噴射口37と同軸上に配置されており、超音波振動子44から発振された超音波を超音波振動子44から所定距離離れた集束点に集束させる。
本実施の形態の基板洗浄装置10では、この超音波振動子44から発信される超音波の集束点が、ガラス基板Gの表面(その近傍を含む)に位置するように、各ノズル36が位置調整されて本体フレーム30に取り付けられている。
洗浄液噴射ユニット14は、以上のように構成される。なお、本体フレーム30は、上記のように、図示しない昇降手段に駆動されて昇降する。昇降手段の構成は、特に限定されないが、たとえば、垂直に配置されたシリンダによって昇降させる構成としてもよいし、また、垂直に配設されたネジ棒をモータで回転駆動し、このネジ棒に螺合されたナット部材に本体フレーム30を接続して、昇降させる構成としてもよい。この他、ロボットアームの先端に本体フレーム30を取り付けて、昇降させる構成としてもよい。なお、図5において、符号48は、昇降手段に連結されたアームであり、このアーム48を介して本体フレーム30が上端の待機位置と下端の洗浄完了位置との間を垂直に昇降する。なお、ローラ対18A、18Bは、このアーム48に干渉しないように設けられている。
以上のように構成された本実施の形態の基板洗浄装置10の作用は次のとおりである。
図9は、本実施の形態の基板洗浄装置10によるガラス基板Gの洗浄動作の手順を示す動作説明図である。
前段での洗浄処理が完了したガラス基板Gは、前ローラ列20A、20Bに搬送されて基板洗浄装置10に搬入される。すなわち、基板洗浄装置10のローラ列16A、16Bに受け渡される。この際、ガラス基板Gは、図9(a)に示すように、垂直な姿勢で前ローラ列20A、20Bに搬送され、垂直な姿勢のままローラ列16A、16Bに受け渡される。
ローラ列16A、16Bに受け渡されたガラス基板Gは、図9(b)に示すように、垂直な姿勢を維持したままローラ列16A、16Bによって所定の洗浄位置(待機位置に位置した洗浄液噴射ユニット14の真下の位置)まで搬送される。そして、洗浄位置まで搬送されると、サイド支持アーム50によって両側部が支持される。
ガラス基板Gがサイド支持アーム50によって支持されると、上側のローラ列16Aのローラ対18Aが退避位置に移動する。これにより、図9(c)に示すように、ガラス基板Gの上部が開放される(図3参照)。なお、このように上側のローラ列16Aのローラ対18Aが退避位置に移動することにより、ガラス基板Gは、上部の支持が解除されるが、両側部をサイド支持アーム50によって支持されているため転倒することはない。
上側のローラ列16Aのローラ対18Aが退避位置に移動して、ガラス基板Gの上部が開放されると、洗浄液噴射ユニット14の各ノズル36に洗浄液が供給され、各ノズル36から洗浄液が噴射される。また、これと同時に各ノズル36に内蔵された超音波振動子44が駆動され、ノズル36から噴射する洗浄液に超音波が印加される。
各ノズル36から超音波が印加された洗浄液の噴射が開始されると、図示しない昇降手段が駆動され、洗浄液噴射ユニット14が所定の待機位置から下降を開始する。
洗浄液噴射ユニット14は、所定位置まで下降すると、その本体フレーム30の内周部にガラス基板Gが挿通される。洗浄液噴射ユニット14は、その本体フレーム30の内周部にガラス基板Gが挿通された状態で下降し、その下降過程(走査過程)でガラス基板Gの各面に超音波が印加された洗浄液を噴射して、ガラス基板Gを洗浄する。
なお、退避位置に退避した上側のローラ列16Aのローラ対18Aは、洗浄液噴射ユニット14が、ガラス基板Gの上端部を通過すると、図9(d)に示すように、元の保持位置に復帰する。
また、この上側のローラ列16Aのローラ対18Aが保持位置に復帰すると、サイド支持アーム50による支持が解除され、サイド支持アーム50は、所定の待機位置に退避する。
これにより、ガラス基板Gの転倒を回避できるとともに、サイド支持アーム50への洗浄液噴射ユニット14の接触を回避できる。
また、洗浄液噴射ユニット14が、所定位置まで下降すると、図9(e)に示すように、底面支持アーム52が所定の退避位置から突出し、ガラス基板Gの底面部を支持する。そして、ガラス基板Gの底面部が、底面支持アーム52によって支持されると、下側のローラ列16Bのローラ対18Bが退避位置に退避し、ガラス基板Gの下部が開放される。
これにより、ガラス基板Gの転倒を回避できるとともに、下側ローラ列16Bへの洗浄液噴射ユニット14の接触を回避できる。
洗浄液噴射ユニット14は、所定の洗浄完了位置まで下降すると停止し、これと同時に洗浄液の噴射及び超音波の印加が停止される。そして、退避位置に退避していた下側のローラ列16Bのローラ対18Bが、図9(f)に示すように、元の保持位置に復帰するとともに、図9(g)に示すように、底面支持アーム52が退避する。
以上により洗浄が完了し、この後、ガラス基板Gは、ローラ列16A、16Bに搬送されて、後ローラ列22A、22Bに受け渡され、その後ローラ列22A、22Bによって次工程へと搬送される。
また、洗浄液噴射ユニット14は、上昇して待機位置に復帰し、次の洗浄に待機する。
このように、本実施の形態の基板洗浄装置10では、垂直に保持したガラス基板Gに洗浄液を噴射して、ガラス基板Gを洗浄するので、大型のガラス基板Gを洗浄する場合であっても装置構成をコンパクトにすることができる。すなわち、大型のガラス基板Gを洗浄する場合であっても、ディップ方式のように大型の洗浄槽を用意する必要がないので、装置構成をコンパクトにすることができる。また、ディップ方式のようにガラス基板Gを吊り上げたりする必要がないので、高さ方向の設置スペースもコンパクトにすることができる。
また、超音波を印加した洗浄液を噴射して洗浄することにより、少ない洗浄液で効率的に汚れを除去することができる。これにより、洗浄液の消費を抑えることができる。特に、本実施の形態の基板洗浄装置10では、ガラス基板Gの表面(その近傍を含む)で集束するように超音波を印加しているので、少ない洗浄液でも効果的に汚れを除去することができる。すなわち、超音波をガラス基板Gの表面に集束させると、ガラス基板Gの表面に高密度で細かな気泡の気泡群を発生させることができる。この高密度で細かな気泡の気泡群は、崩壊時に強力な衝撃力を発生し、その強力な衝撃力により、表面に付着した微細な粒子や膜状の汚れを効果的に除去することができる。また、その強力な衝撃力により効率的にラジカルを生成することができるので、ラジカルによる化学的な洗浄効果も高めることができる。
また、垂直な状態でガラス基板Gを保持して、その周囲から洗浄液を噴射することにより、各面を同じ条件で洗浄することができる。
また、各工程で使用する基板洗浄装置を並列して配置することにより、各工程での洗浄処理を流れ作業として連続的に行うことができる。たとえば、たとえば本例の場合、第1リンス工程S2で使用する基板洗浄装置と、洗剤洗浄工程S3で使用する基板洗浄装置と、第2リンス工程S4で使用する基板洗浄装置とを並列して配置することにより、第1リンス工程後のガラス基板Gを垂直な姿勢のまま洗剤洗浄工程に搬送して、洗剤洗浄処理することができ、また、洗剤洗浄工程後のガラス基板Gを垂直な姿勢のまま第2リンス工程S4に搬送して、リンス処理することができる。これにより、効率よく洗浄作業を行うことができる。また、装置の設置スペースもコンパクトにすることができる。
なお、本実施の形態の基板洗浄装置10では、矩形の枠状に形成された本体フレームの内周部にノズル36を配置して枠状のノズル列32を形成しているが、ノズル列の形成方法は、これに限定されるものではない。たとえば、図10に示すように、垂直に保持されたガラス基板Gを挟んでその前後に板状の本体フレーム30A、30Bを配置し、その板状の本体フレーム30A、30Bの互いに対向する面にノズル36を配列してノズル列32を形成するようにしてもよい。なお、本実施の形態の基板洗浄装置10のように矩形の枠状に形成された本体フレームの内周部にノズル36を配置して枠状のノズル列32を形成することにより、ガラス基板Gの側面についても十分に洗浄することができる。また、上下の面についても、ノズル列が通過する際に洗浄液が与えられるので、十分に洗浄することができる。
また、本実施の形態の基板洗浄装置10では、複数のノズル36を配列したノズル列32からガラス基板Gに向けて超音波が印加された洗浄液を噴射する構成としているが、ガラス基板Gに向けて洗浄液を噴射する構成は、これに限定されるものではない。たとえば、図11に示すように、スリット状の噴射口37Aを有するノズル36Aを用いて超音波が印加された洗浄液をガラス基板Gに向けて噴射する構成としてもよい。この場合、同図に示すように、噴射口37Aの幅がガラス基板Gの幅以上になるように設定する。
また、本実施の形態では、超音波を集束させる手段として、音響レンズ46を用いているが、超音波振動子44の発振面を円弧状に形成することにより、発振した超音波を所定の集束点に集束させるようにしてもよい。
また、超音波の集束は、一点に集束させるのではなく、ライン状に集束させるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ガラス基板Gの表面に集束するように超音波を印加しているが、その近傍に集束させた場合であっても十分に洗浄力を確保することができるので、本発明でいうところの表面には、その近傍も含まれるものとする。
なお、ノズルをガラス基板Gに対して前後移動可能に保持し、超音波の集束位置を調整できるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、被洗浄物としてフォトマスク用の大型ガラス基板を洗浄する場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではなく、この他、液晶用ガラス基板や半導体基板等の基板を洗浄する場合にも同様に適用することができる。
なお、フォトマスク用のガラス基板は、全面においてサブミクロンオーダでの清浄化が要求されることから、少ない洗浄液で効果的に洗浄できる本発明は有効に作用する。特に、近年フォトマスク用のガラス基板は、大型化の傾向にあるので、装置構成もコンパクト化できる本発明は、特に有効に作用する。
本発明に係る基板洗浄方法の一例を示す模式図 基板洗浄装置の構成を示す正面図 基板洗浄装置の構成を示す側面図 前ローラ列及び後ローラ列の構成を示す側面図 洗浄液噴射ユニットの平面図 図5に示した洗浄液噴射ユニット6−6断面図 図6に示した洗浄液噴射ユニット7−7断面図 ノズルの構成を示す側面断面図 基板洗浄装置によるガラス基板の洗浄動作の手順を示す動作説明図 洗浄液噴射ユニットの他の例を示す平面断面図 ノズルの他の例を示す斜視図
符号の説明
G…ガラス基板、10…基板洗浄装置、12…保持ユニット、14…洗浄液噴射ユニット、16A、16B…ローラ列、18A、18B…ローラ対、18a、18b…ガイド面、20A、20B…前ローラ列、22A、22B…後ローラ列、30…本体フレーム、32…ノズル列、34…ガイドローラ、36…ノズル、38…ノズル本体、40…超音波発振ユニット、42…洗浄液供給口、44…超音波振動子、46…音響レンズ、50…サイド支持アーム、52…底面支持アーム

Claims (10)

  1. 基板を垂直な姿勢で保持し、該基板に超音波が印加された洗浄液を噴射して、該基板を洗浄することを特徴とする基板洗浄方法。
  2. 前記洗浄液は、前記基板の周囲を取り囲むようにして配置されたノズル列から噴射し、該ノズル列を前記基板に沿って昇降させることにより、前記基板の全面に供給することを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄方法。
  3. 前記超音波は、前記基板の表面で集束するように印加することを特徴とする請求項1又は2に記載の基板洗浄方法。
  4. 薬液洗浄された基板を洗浄処理する基板洗浄方法であって、
    薬液洗浄された前記基板を垂直な姿勢で保持し、該基板に超音波が印加されたリンス液を噴射して、前記基板をリンスする第1リンス工程と、
    リンスされた前記基板を垂直な姿勢で保持し、該基板に超音波が印加された洗剤液を噴射して、前記基板を洗剤洗浄する洗剤洗浄工程と、
    洗剤洗浄された前記基板を垂直な姿勢で保持し、該基板に超音波が印加されたリンス液を噴射して、前記基板をリンスする第2リンス工程と、
    を含むことを特徴とする基板洗浄方法。
  5. 薬液洗浄された前記基板を垂直な姿勢で前記第1リンス工程に搬送するとともに、リンスされた前記基板を垂直な姿勢で前記洗剤洗浄工程に搬送し、洗剤洗浄された前記基板を垂直な姿勢で保持して、前記第2リンス工程に搬送することを特徴とする請求項4に記載の基板洗浄方法。
  6. 前記リンス液及び前記洗剤液は、前記基板の周囲を取り囲むようにして配置されたノズル列から噴射し、該ノズル列を前記基板に沿って昇降させることにより、前記基板の全面に供給することを特徴とする請求項4又は5に記載の基板洗浄方法。
  7. 前記超音波は、前記基板の表面で集束するように印加することを特徴とする請求項4、5又は6に記載の基板洗浄方法。
  8. 基板を垂直な姿勢で保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持された前記基板に超音波が印加された洗浄液を噴射する洗浄液噴射手段と、
    を有することを特徴とする基板洗浄装置。
  9. 前記超音波は、前記基板の表面で集束するように印加されることを特徴とする請求項8に記載の基板洗浄装置。
  10. 前記洗浄液噴射手段は、
    前記保持手段に保持された基板の周囲を取り囲むように配置されたノズル列と、
    前記ノズル列を前記保持手段に保持された基板に沿って昇降移動させる昇降手段と、
    からなることを特徴とする請求項8又は9に記載の基板洗浄装置。
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