JP2008079438A - プログラマブルコントローラおよびプログラマブルコントローラのデータバックアップ方法 - Google Patents

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【課題】プログラマブルコントローラのバックアップ電池消耗によるデータ消失を起こりにくくする。
【解決手段】プログラマブルコントローラは、データを保持し得るSRAM3と、SRAM3に電流を供給し得る電源回路1と、電源回路1がSRAM3に電流供給していない時にSRAM3に電流を供給し得るバックアップ電池ユニット7と、バックアップ電池ユニット7からの電池電圧が所定値以下になると警告を発し得る警告発生回路4とを備え、バックアップ電池ユニット7は、電源回路1からSRAM3への電流供給が停止した時にSRAM3に電流を供給し得る主電池2と、警告発生回路4から警告が発せられた後にのみSRAM3への電流供給を開始し得る補助電池8とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、プログラマブルコントローラ(PLC: Programmable Logic Controller)、より詳細には、メモリのデータを電池にて保持するプログラマブルコントローラに関し、さらにPLCにおけるデータバックアップ方法に関する。
PLCは、リレー回路の代替装置として開発された制御装置であり、工業機械、一般家庭用機械等、幅広い分野の機械制御に用いられている。PLCのデータ保存には、例えばスタティックRAM(SRAM)などの、バッテリーバックアップされたメモリが広く使われている。
従来のPLCの一例として、SRAMを備えたPLCのバックアップ構成の電源構成を図1に図示する。図1のPLCは、データバックアップを必要とするSRAM103と、PLCの動作中にSRAM103に電源を供給する電源回路101と、電池102を含み電源回路101の停止中にSRAM103中のデータをバックアップするためのバックアップ電池ユニット107と、バックアップ電池ユニット107の残容量をチェックし容量が少なくなった時点で警告を発生する警告発生回路104と、電源回路101の動作中にバックアップ電池ユニット107に充電電流が流れないようにする充電防止ダイオード106と、電源回路101の停止中にバックアップ以外の電流が流れないようにするための電源系統分離ダイオード105とを備えている。
一般に警告発生回路104は、バックアップ電池ユニット107の電圧低下を検出することによってバックアップ電池ユニット107の電池残容量が少なくなったことを検出する。一般に警告発生回路104は、電源回路101を動作電源とし、電源回路101に電源が入ると、電源回路101の電圧から作る基準電圧と電池ユニット107の電池電圧とを比較し、電池電圧が基準電圧を下回っている場合に警告を発生するようになっている。PLCのユーザーは、この警告に応じて電池ユニット107を交換することによって、電源回路101が停止している間でもデータをバックアップできる状態を維持する。
主電池102を始めとするバックアップ電池ユニット107内の電池としては、放電電流が少ない用途に適しているリチウム電池が一般的に用いられる。リチウム電池の一般的な放電特性カーブの概略を図2に示す。
図2に示すように、リチウム電池の出力電圧は、電池の残容量が十分な間はほぼ一定値であるが、一旦電池の残容量が少なくなり電圧が下がり始めると、短時間でバックアップ可能最低電圧(例えば2V)以下まで低下してしまう。つまり、電圧が警告閾値の基準電圧まで下がり警告が発生されてからバックアップ不可能な電圧にまでさらに下がってしまうまでの時間(図2のt1)が短く、警告を感知したユーザーが時間内に電池交換することができない、もしくは警告が発生される前に電圧がバックアップ不可能な電圧にまで下がってしまいデータを消失してしまう、という問題があった。
また近年、SRAMのバックアップに要する電流が増大する傾向にある。そこで、バックアップ電池ユニット107に大容量電池を使用する、複数個の電池を並列接続する等の処置がとられている。しかし、図2に示すような電圧降下時点での放電特性カーブは、電池サイズや電池の接続形態を変更してもほぼ変化がないことが一般に知られている。従って、電池容量が大きい電池を使用しても、電池を並列接続しても、上記問題を回避することは困難である。
その他、バックアップ用のバッテリーの交換時期検出器としては、バッテリー使用開始からの使用時間を計数することによりバッテリー交換時期を検出する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−89101号公報(要約)
上記のように、SRAMをバックアップする電池としては、リチウム電池など、放電電流が小さく電池容量がなくなる寸前まで高い電圧を維持できる特性を持つものが一般的に利用される。このため、電池の電圧降下によって電池の残量が少なくなったことを検出し警告を発生するプログラマブルコントローラでは、警告発生後、バックアップ不可能なまでに電池電圧が低下するまでの時間、つまりユーザーが警告に対して対応することができる時間t1が短い。さらに近年、SRAMのバックアップ電流が大きくなってきていることから、この時間t1がさらに短くなってきている。このため、例えばユーザーが休業中に電池電圧が低下し、警告が発出されることなく電池電圧がバックアップ不可能な値まで下がり、データが消失されてしまう危険が大きい。
上記特許文献1に開示のバッテリー交換時期検出器は、バッテリー使用開始時からの使用時間を計数し、バッテリー交換時期を報知するものである。この場合、バッテリー交換警告を発するためのバッテリー使用時間閾値を短く設定すれば、ユーザーに早めにバッテリー交換警告を出すことになり、メモリのデータ消失の可能性は減る。しかし、バッテリーを必要以上に早く交換することになりがちであり、エネルギー資源が無駄になってしまう。一方、バッテリー使用時間閾値を長く設定した場合、バッテリーをより有効に使いきることができるが、バッテリー交換警告が発出されてから電池電圧がバックアップ不能なまでに降下するまでの時間t1が短くなってしまう。したがって、バッテリーが切れ、データが消失する可能性が増大してしまう。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、メモリのバックアップ用バッテリー消耗によるデータ消失の頻度を減らすプログラマブルコントローラおよびデータバックアップ方法を提供することにある。
本発明は、上記のような課題を解決することを目的とし、請求項1に記載の発明は、データのバックアップ機能を有するプログラマブルコントローラであって、データを保持し得るメモリと、前記メモリに電流を供給し得る電源回路と、前記電源回路がメモリに電流供給していない時にメモリに電流を供給し得るバックアップ電池ユニットと、前記バックアップ電池ユニットの電池電圧が所定の警告閾値以下である間、警告を発する警告発生回路とを備え、前記バックアップ電池ユニットは、前記電源回路からメモリへの電流供給が停止した時にメモリに電流を供給する主電池と、前記バックアップ電池ユニットの電池電圧が前記警告閾値以下になった後にのみメモリへの電流供給を開始する補助電池とを有することを特徴とするものである。
この構成によれば、主電池からの電池電圧、つまり主電池の電池残容量が警告閾値以下まで少なくなると、補助電池がメモリへの電流供給を開始し、かつ警告発生回路は警告を発生する。ユーザーは、警告発生回路からの警告を受けた後、主電池と補助電池との電池電圧が降下しバックアップが不可能になるまでに電池ユニットを交換すればよい。従って結果的に、ユーザーが警告に対応できる時間t1を延ばすことがきる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプログラマブルコントローラであって、バックアップ電池ユニットは電圧低減回路をさらに有し、補助電池と電圧低減回路とは互いに直列接続され、かつ共に主電池と並列に接続されていることを特徴とする。
この構成によれば、主電池の電圧が警告閾値電圧以下まで下がった後は、主電池と補助電池とのいずれか電圧の高い方がメモリに電流を供給するようになる。ユーザーは、主電池と補助電池との電池電圧が降下しバックアップが不可能になるまでに、警告発生回路の警告を受け電池ユニットを交換すればよく、結果的にユーザーが警告に対応できる時間を延ばすことがきる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のプログラマブルコントローラであって、電圧低減回路は3端子レギュレータであることを特徴とする。
この構成によれば、電圧低減回路として3端子レギュレータを利用するため、簡単な構造で本発明の目的を達成することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のプログラマブルコントローラであって、バックアップ電池ユニットは切り替え回路をさらに有し、バックアップ電池ユニットの電池電圧が前記警告閾値以下になると、バックアップ電池ユニットは切り替え回路により主電池からの電流供給を停止し補助電池からの電流供給を開始することを特徴とする。
この構成によれば、主電池の電圧が所定の警告閾値電圧以下まで下がった後は、主電池からの電流供給が停止され補助電池からメモリに電流が供給されるようになる。ユーザーは、補助電池の電池電圧が降下しバックアップが不可能になるまでに、警告発生回路の警告を受けて電池ユニットを交換すればよい。従って結果的に、ユーザーが警告に対応できる時間を延ばすことがきる。
請求項5に記載の発明は、請求項2または3に記載のプログラマブルコントローラであって、警告閾値は、補助電池の初期出力電圧から電圧低減回路による電圧降下を差し引いた電圧よりも高いことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載のプログラマブルコントローラであって、メモリはスタティックRAMであることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、データのバックアップ機能を有するプログラマブルコントローラであって、データを保持するメモリ手段と、メモリ手段に電流供給する主電源手段と、主電源手段がメモリ手段に電流供給していない時にメモリ手段に電流供給するバックアップ電池手段と、バックアップ電池手段の電池電圧が所定の警告閾値以下である間、警告を発する警告発生手段とを備え、バックアップ電池手段は、主電源手段からメモリ手段への電流供給が停止した時にメモリ手段に電流供給する主電池手段と、前記バックアップ電池手段の電池電圧が前記警告閾値以下になった後にのみメモリ手段への電流供給を開始する補助電池手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、主電池手段の電池残容量が少なくなったことを警告発生手段が検知し警告を発すると、補助電池手段がメモリ手段への電流供給を開始する。ユーザーは、警告発生手段からの警告を受けた後、主電池手段と補助電池手段との電池電圧が降下しバックアップが不可能になるまでに主電池手段と補助電池手段とを交換すればよい。従って結果的に、ユーザーが警告に対応できる時間を延ばすことがきる。
請求項8に記載の発明は、データを保持し得るメモリと、メモリに電流を供給し得る電源回路と、電源回路がメモリに電流供給していない時にメモリに電流を供給し得るバックアップ電池ユニットと、バックアップ電池ユニットの電池電圧が所定の警告閾値以下の間警告を発する警告発生回路とを有するプログラマブルコントローラにおいてデータのバックアップをする方法であって、電源回路がメモリへの電流供給を停止するに従いバックアップ電池ユニットの主電池がメモリに電流供給を始めるステップと、バックアップ電池ユニットの電池残容量が所定値以下になった後にバックアップ電池ユニットの補助電池がメモリに電流供給を始めるステップと、前記電源回路がメモリへの電流供給を再開するステップと、前記電源回路がメモリへ電流供給を再開した後、前記バックアップ電池ユニットの電池残容量が前記警告閾値以下であれば警告発生回路が警告を発するステップとを有することを特徴とする。
この方法によれば、主電池の電池残容量が少なくなったことを警告発生回路が検知し警告を発すると、補助電池がメモリへの電流供給を開始する。ユーザーは、警告発生回路からの警告を受けた後、主電池と補助電池との電池電圧が降下しバックアップが不可能になるまでに電池ユニットを交換すればよい。従って結果的に、ユーザーが警告に対応できる時間を延ばすことがきる。
以上説明したように、本発明に係るプログラマブルコントローラでは、ユーザーがバックアップ電池消耗に対応できる時間を延ばすことができるため、バックアップ電池消耗によるデータ消失の頻度を少なくすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態に関わるPLCのバックアップ構成の電源構成を示している。PLCは、データバックアップを必要とするSRAM(メモリの一例)3と、PLCの動作中にSRAM3に電源を供給する電源回路(主電源手段の一例)1と、電源回路1の停止中にSRAM3中のデータをバックアップするためのバックアップ電池ユニット(バックアップ電池手段の一例)7と、バックアップ電池ユニット7の電池電圧、つまりバックアップ電池ユニット7の残容量をチェックし、電池電圧が所定の警告閾値以下である間は警告を発する警告発生回路(警告発生手段の一例)4と、電源回路1の動作中にバックアップ電池ユニット7に充電電流が流れないようにする充電防止ダイオード6と、電源回路1の停止中にバックアップ以外の電流が漏れないようにするための電源系統分離ダイオード5とを備えている。バックアップ電池ユニット7は、単独の電池または並列接続の複数の電池からなる主電池2と、電圧低減回路9と補助電池8とを備えている。電圧低減回路9と補助電池8とは互いに直接接続され、かつ共に主電池2に対して並列に接続されている。図4は、本発明に係るバックアップ電池ユニット7の一例の回路構成を示す。バックアップ電池ユニット7は、図4に図示されている電源系統分離ダイオード11,12を有している。また、本実施例では警告発生回路4の動作電源は電源回路1であり、警告発生回路4は、電源回路1の電源が入っている間にバックアップ電池ユニット7の電池電圧と警告閾値とを比較し、電池電圧が警告閾値以下である場合は警告を発出する。
本実施例の回路動作は以下の通りである。
補助電池8の初期出力電圧をV1、警告検出基準電圧(警告閾値)をV2とし、電圧低減回路9によって初期電圧V1から降下する電圧の幅をV3としたとき、V2>V1-V3が満たされるようにV3を設定する。つまり、電圧低減回路9の設定出力電圧はV1-V3と表現され、警告検出基準電圧V2よりも低く設定されている。
また、図4に図示されている電源系統分離ダイオード12により、主電池2からのバックアップ電流供給中、補助電池8への逆電圧負荷が保護される。警告発生後、主電池2からの供給電圧が(V1−V3)以下にまで降下すると、電流供給源が主電池2から補助電池8へと変わるため、補助電池8の容量分だけ、ユーザーが主電池を取り替えることのできる期間が確保される。
本発明のより具体的な実施例を図4に示す。
本実施例では、電圧低減回路9として3端子レギュレータ10を使用している。この実施例では、3端子レギュレータ10の出力電圧を警告検出基準電圧V2よりも小さく設定しており、これにより、警告発生前に補助電池8から電流が供給されることがなくなる。このように設定することにより、主電池2と補助電池8との間の切り替え信号を必要としないため、電池接続ピンを+極、−極だけしか持っていない従来のPLCへの使用が可能となる。
さらに本実施例では、図4に示すように主電池2の出力と3端子レギュレータ10の出力とのそれぞれに電源系統分離ダイオード11、12を挿入し、各素子を保護している。より具体的には、電源系統分離ダイオード11は補助電池8による電流供給中に主電池2への充電を防止し、電源系統分離ダイオード12は主電池2からの電流供給中3端子レギュレータ10への逆電圧負荷を保護することを目的としている。
図5は、電池ユニット7の出力電圧の変遷を示すグラフである。
電源回路1による電流供給が停止されると、バックアップ電池ユニット7がバックアップ電流をSRAM3に提供し始める。このときのバックアップ電池ユニット7の初期電圧はV0である。バックアップ電池ユニット7は、まずは電位の高い主電池2から電流を供給する(図5の期間A)。主電池2は次第に消耗され、電圧が降下する。さらに主電池2の電圧が警告検出基準電圧(V2)以下まで降下する。もしこの時点で電源回路1がオンになれば、警告発生回路4は警告を発出する。ここでは電源回路1をオンにせず、電池ユニット7による電流供給を続けたとする。その後、電池ユニット電圧はさらに降下し、ついには電圧低減回路9の出力電圧V1-V3と同じになる。この段階で、主電池2と補助電池8との双方から電流が供給され始めるが、主電池2の電流供給能力は下がっているため、実質的にはほとんどの電流が補助電池8から供給される(期間B)。(マクロ的には定常的に主電池2の供給電位が低い状態になっている。)さらに、補助電池8が消耗し供給電圧が次第に下がると、主電池2と補助電池8との電流供給能力が同程度となる。したがって、主電池2との補助電池8との両方から電流が供給されるようになる(期間C)。
図5から明らかなように、警告が発生されてからSRAM3に供給される電圧がバックアップ可能最低電圧に達するまでの時間t1は、補助電池8を使用しない場合(図2)と使用する場合(図5)とで大きく異なる。補助電池8を使用する場合、主電池2が消耗した後も補助電池8によりデータの電流供給のバックアップが行われ、補助電池8の容量分だけ、ユーザーがバックアップ電池の消耗に対応できる期間が延びる。従って、バックアップ電池の消耗によるデータ消失が起こりにくくなる。
以上のように、電池残量が警告発生閾値以下にまで下がった後でも長時間データのバックアップをすることができるプログラマブルコントローラが提供される。なお、電池残量が警告閾値以下になった後のバックアップ期間は、補助電池8の電池容量を変更することにより、容易に変更することができる。
なお、上記実施例では、バックアップ電池ユニット7に電圧低減回路9を使用しているが、バックアップ電池ユニット7は図6に示すように電圧低減回路の代わりに主電池と補助電池との電流供給を切り替える切り替え回路9’を設けていてもよい。その場合、主電池2の電圧が警告閾値以下になると、切り替え回路9’は主電池2からの電流供給を停止し補助電池8からの電流供給を開始する。このような切り替え回路9’は、配線が複雑になりがちである。
バックアップ電池ユニットの残容量が警告閾値以下にまで下がった後、バックアップ電池ユニットがデータバックアップを継続し得る期間を長くすることにより、バックアップ電池の消耗によるデータ消失を起こりにくくすることができる。
プログラマブルコントローラのバッテリーバックアップ回路の従来例を示す回路構成図である。 バックアップ電池の電圧特性を示す説明図である。 本発明の第1実施形態にかかるプログラマブルコントローラのバッテリーバックアップ回路を示す回路構成図である。 本発明の第1実施形態にかかるプログラマブルコントローラのバックアップ電池ユニットの一例を示す回路構成図である。 バックアップバックアップ電池ユニット7の電圧の変遷を示す概念図である。 本発明の別の実施形態にかかるプログラマブルコントローラのバッテリーバックアップ回路を示す回路構成図である。
符号の説明
1、101 電源回路
2、102 主電池
3、103 SRAM
4、104 警告発生回路
5、11、12、105 電源系統分離ダイオード
6、106 充電防止ダイオード
7、107 バックアップ電池ユニット
8 補助電池
9 電圧低減回路
9’ 切り替え回路
10 3端子レギュレータ

Claims (8)

  1. データのバックアップ機能を有するプログラマブルコントローラであって、
    データを保持し得るメモリと、
    前記メモリに電流を供給する電源回路と、
    前記電源回路がメモリに電流供給していない時にメモリに電流を供給するバックアップ電池ユニットと、
    前記バックアップ電池ユニットの電池電圧が所定の警告閾値以下である間、警告を発する警告発生回路と、
    を備え、
    前記バックアップ電池ユニットは、前記電源回路からメモリへの電流供給が停止した時にメモリに電流を供給する主電池と、前記バックアップ電池ユニットの電池電圧が前記警告閾値以下になった後にのみメモリへの電流供給を開始する補助電池とを有することを特徴とする、プログラマブルコントローラ。
  2. 前記バックアップ電池ユニットは電圧低減回路をさらに有し、前記補助電池と電圧低減回路とは互いに直列接続され、かつ共に前記主電池と並列に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載のプログラマブルコントローラ。
  3. 前記電圧低減回路は3端子レギュレータであることを特徴とする、請求項2に記載のプログラマブルコントローラ。
  4. 前記バックアップ電池ユニットは切り替え回路をさらに有し、
    前記バックアップ電池ユニットの電池電圧が前記警告閾値以下になると、前記バックアップ電池ユニットは切り替え回路により前記主電池からの電流供給を停止し前記補助電池からの電流供給を開始することを特徴とする、請求項1に記載のプログラマブルコントローラ。
  5. 前記警告閾値は、前記補助電池の初期出力電圧から前記電圧低減回路による電圧降下を差し引いた電圧よりも高いことを特徴とする、請求項2または3に記載のプログラマブルコントローラ。
  6. 前記メモリはスタティックRAMであることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
  7. データのバックアップ機能を有するプログラマブルコントローラであって、
    データを保持するメモリ手段と、
    メモリ手段に電流供給する主電源手段と、
    主電源手段がメモリ手段に電流供給していない時にメモリ手段に電流供給するバックアップ電池手段と、
    前記バックアップ電池手段の電池電圧が所定の警告閾値以下である間、警告を発する警告発生手段と、
    を備え、
    前記バックアップ電池手段は、主電源手段からメモリ手段への電流供給が停止した時にメモリ手段に電流供給する主電池手段と、前記バックアップ電池手段の電池電圧が前記警告閾値以下になった後にのみメモリ手段への電流供給を開始する補助電池手段とを有することを特徴とする、プログラマブルコントローラ。
  8. データを保持するメモリと、メモリに電流を供給する電源回路と、電源回路がメモリに電流供給していない時にメモリに電流を供給するバックアップ電池ユニットと、バックアップ電池ユニットの電池電圧が所定の警告閾値以下の間警告を発する警告発生回路とを有するプログラマブルコントローラにおいてデータのバックアップをする方法であって、
    電源回路がメモリへの電流供給を停止するに従いバックアップ電池ユニットの主電池がメモリに電流供給を始めるステップと、
    バックアップ電池ユニットの電池残容量が所定の警告閾値以下になった後にバックアップ電池ユニットの補助電池がメモリに電流供給を始めるステップと、
    前記電源回路がメモリへの電流供給を再開するステップと、
    前記電源回路がメモリへ電流供給を再開した後、前記バックアップ電池ユニットの電池残容量が前記警告閾値以下であれば警告発生回路が警告を発するステップと、
    を有することを特徴とする、プログラマブルコントローラのデータバックアップ方法。
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