JPH059144U - 電動操作装置 - Google Patents

電動操作装置

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JPH059144U
JPH059144U JP054712U JP5471291U JPH059144U JP H059144 U JPH059144 U JP H059144U JP 054712 U JP054712 U JP 054712U JP 5471291 U JP5471291 U JP 5471291U JP H059144 U JPH059144 U JP H059144U
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electric
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真治 足立
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】予備電源のメンテナンスが特に必要がなく、従
来困難とされていた場所への設置が可能となった電動操
作装置を提供するにある。 【構成】停電検知回路4は商用電源ACが停電して監視
電圧が一定以下に低下したときに停電検知信号をマイク
ロコンピュータ3に出力するようになっている。予備電
源用コンデンサC0 は通常時にあっては充電され、停電
時にはモータMの電源として使用される。マイクロコン
ピュータ3は停電検知回路4の停電検知信号に基づい
て、リレー駆動回路7を制御し、採光窓が閉成される安
全側にモータMを回転させるようにリレー接点r1 、r
2 を接点b側に切り換える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電動採光窓や、電動ガラスルーバ窓、電動物干し竿等の住宅用電動 機器を制御する電動操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、住宅用電動機器を制御する電動操作装置では、停電時の安全対策のため に、予備電源として蓄電池を備え、商用電源の停電時には蓄電池を用いて住宅用 電動機器のモータを安全使用側に駆動するようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、蓄電池を使用している場合、蓄電池の寿命によるメンテナンスが必要 となるため、高所のようにメンテナンスが困難な場所には蓄電池を設置すること が困難であった。 本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは予備 電源のメンテナンスが特に必要がなく、従来困難とされていた場所への設置が可 能となった電動操作装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の目的を達成するために、住宅用電動機器を制御する電動操作 装置において、商用電源の通電中充電される予備電源用コンデンサと、商用電源 の停電を検知する停電検知手段と、停電検知手段の停電検知時に住宅用電動機器 のモータを安全使用側に上記予備電源用コンデンサの電荷の放電により駆動する 制御手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】
本考案によれば、商用電源が通電されている通常時においては予備電源用コン デンサを充電する。そして商用電源の停電を停電検知手段が検知すると、この停 電検知手段の検出出力で制御手段は予備電源用コンデンサの充電電荷の放電によ り住宅電動機器用のモータを安全使用側に駆動して、住宅電動機器を安全使用側 に設定することができる。このように予備電源にコンデンサを用いるため、過充 電防止回路が不要となり、しかも蓄電池のように化学反応を伴なわないため、寿 命が長くてメンテナンスを特に必要としない。
【0006】
【実施例】
以下本考案を実施例により説明する。 図1は本考案電動操作装置を電動採光窓に用いた実施例の回路構成を示してお り、商用電源AC電圧を電源トランスTrで所定電圧に降圧し、更に全波整流器 DB1 で全波整流して平滑コンデンサC1 で平滑し、この平滑出力をトランジス タQ1 、ツェナーダイオードZD1 、コンデンサC2 からなる安定化電源部1で 安定化した直流電圧をモータMの駆動用電源として得、またマイクロコンピュー タ3と、停電検知手段を構成する停電検知回路4との電源を、安定化電源部1の 出力を更に降圧安定化する3端子レギュレータIC2により得ている。
【0007】 更に充電電圧が、安定化電源部1を通じてモータMに対して定格電圧を与える ことができるように複数の電気2重層コンデンサ〔大容量コンデンサで、例えば ゴールドキャパシタ(商品名、松下電子部品株式会社)〕を直列接続した予備電 源用コンデンサC0 を充電用抵抗R2 を介して平滑コンデンサC1 に並列に接続 してあり、商用電源ACの停電時にはダイオードD0 を介して安定化電源部1に 電源を供給する。
【0008】 停電検知回路4は電源トランスTrの2次出力を全波整流器DB2 と平滑コン デンサC3 で整流平滑して得た直流電圧を監視し、商用電源ACが停電して監視 電圧が一定以下に低下したときに停電検知信号をマイクロコンピュータ3に出力 するようになっている。 マイクロコンピュータ3は外部操作部6からの操作信号、上記停電検知信号、 更に後述するロック検知回路5のロック検知信号によりモータMを正方向、逆方 向に切換駆動する制御信号や停止させる制御信号をリレー駆動回路7に与えるよ うになっている。
【0009】 リレー駆動回路7はリレーの通電制御を行って、リレー接点r1 、r2 を接点 a側と、接点b側、或いは中性位置nとに切り換えるようになっており、接点b 側の状態では、安定化電源部1の正極、リレー接点r1 の接点b、モータM、リ レー接点r2 の接点b、ロック電流検知用の抵抗R1 、安定化電源部1の負極の 回路を構成して、モータMを正方向に回転させる。
【0010】 また接点a側の状態では、安定化電源部1の正極、リレー接点r2 の接点a、 モータM、リレー接点r1 の接点a、ロック電流検知用の抵抗R1 、安定化電源 部1の負極の回路を構成して、上記の正方向回転とは逆方向にモータMに電流を 流し、モータMを逆方向に回転させる。 また中性位置nではモータMへの通電を停止し、電動機器、実施例では採光窓 の開閉状態を維持する。
【0011】 ここでロック検知用抵抗R1 はモータMが過負荷でロック状態となった場合に 流れる過大な電流を検知するためのもので、この過大な電流により両端電圧が所 定電圧を越えると、ロック検知回路5がロック検知信号を出力するようになって いる。 而して図2に示すように採光窓Aにて開閉される開口部周辺に電源トラ ンスTr及びモータMを含む駆動部B、そして図1において一点鎖線の枠で囲ま れた回路を内蔵した制御器Cとを配置している。
【0012】 駆動部BはモータMにより採光窓Aを持ち上げたり、下げたりする駆動機構を 備えたものである。 次に図1の回路の動作に付いて説明する。 通常時にあっては、商用電源ACが通電され、予備電源用コンデンサC0 は充 電される。
【0013】 停電検知回路4は商用電源ACが通電されているため、停電検知信号を出力し ない。 マイクロコンピュータ3は停電検知信号及びロック検知信号が入力しない状態 では外部操作部6からの外部操作信号に基づいてリレー駆動回路7を制御し、例 えば開成信号であれば、採光窓Aを開成する方向、つまりモータMを逆方向に回 転させるようにリレー接点r1 、r2 を中性点nから接点aに切り換える。
【0014】 そして開成信号が入力しなくなれば、リレー接点r1 、r2 を中性点nに戻す ようにリレー駆動回路7を制御する。 逆に閉成信号が入力すれば、採光窓Aを閉成する方向、つまりモータMを正方 向に回転させるためにリレー接点r1 、r2 を接点b側に切り換えるようにリレ ー駆動回路7を制御する。
【0015】 閉成信号が入力しなくなれば、リレー接点r1 、r2 を中性点nに戻すように リレー駆動回路7を制御する。 ここで駆動機構の故障等によりモータMに異常な負荷が加わってロック状態と なったときには、このロック状態をロック検知回路5が、抵抗R1 の両端電圧で 検知し、ロック検知信号をマイクロコンピュータ3へ出力する。
【0016】 マイクロコンピュータ3はこのロック検知信号が入力すると、リレー接点r1 、r2 を中性点nに戻すようにリレー駆動回路7を制御し、モータMの回転を停 止させ、モータMの焼損を防ぐ。 次に、待機時或いはモータMの駆動中に商用電源ACが停電すると、停電検知 回路4は入力電圧が一定値以下に低下した時点で停電検知信号をマイクロコンピ ュータ3へ出力する。マイクロコンピュータ3はこの停電検知信号に基づいて、 リレー駆動回路7を制御し、採光窓Aが閉成される安全側にモータMを回転させ るようにリレー接点r1 、r2 を接点b側に切り換える。
【0017】 一方停電により、安定化電源部1への電源は予備電源用コンデンサC0 から供 給されることになり、モータMはこの予備電源用コンデンサC0 の放電による電 力で駆動され、採光窓Aを閉成する。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、住宅用電動機器を制御する電動操作装置において、商用電源の通電 中充電される予備電源用コンデンサと、商用電源の停電を検知する停電検知手段 と、停電検知手段の停電検知時に住宅用電動機器のモータを安全使用側に上記予 備電源用コンデンサの電荷の放電により駆動する制御手段とを備えたものである から、停電時には予備電源用コンデンサの充電電荷の放電により住宅用電動機器 のモータを安全使用側に駆動させることができるものであって、予備電源として コンデンサを使用するため、過充電防止の制御回路を必要とせず、しかもコンデ ンサの容量をモータを安全使用側に駆動できるのに必要な容量に限定することが でき、そのため予備電源が小型となって省スペース化が可能となり、更に蓄電池 のようなメンテナスが必要ないため、従来メンテナンスの為に設置が困難な高所 等にも設置することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図である。
【図2】本考案の一実施例を使用した採光窓の斜視図で
ある。
【符号の説明】
3 マイクロコンピュータ 4 停電検知回路 7 リレー駆動回路 C0 予備電源用コンデンサ M モータ r1 リレー接点 r2 リレー接点 AC 商用電源

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】住宅用電動機器を制御する電動操作装置に
    おいて、商用電源の通電中充電される予備電源用コンデ
    ンサと、商用電源の停電を検知する停電検知手段と、停
    電検知手段の停電検知時に住宅用電動機器のモータを安
    全使用側に上記予備電源用コンデンサの電荷の放電によ
    り駆動する制御手段とを備えたことを特徴とする電動操
    作装置。
JP1991054712U 1991-07-15 1991-07-15 電動採光窓開閉装置 Expired - Lifetime JP2586135Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991054712U JP2586135Y2 (ja) 1991-07-15 1991-07-15 電動採光窓開閉装置

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JP1991054712U JP2586135Y2 (ja) 1991-07-15 1991-07-15 電動採光窓開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPH059144U true JPH059144U (ja) 1993-02-05
JP2586135Y2 JP2586135Y2 (ja) 1998-12-02

Family

ID=12978419

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JP2008079438A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd プログラマブルコントローラおよびプログラマブルコントローラのデータバックアップ方法

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JP2586135Y2 (ja) 1998-12-02

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